JP2015032942A - 非接触読取機能を備えた画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
原稿台に載置された原稿の非接触メモリの位置を検出することで、原稿のサイズや非接触メモリの位置に関わらず、非接触リーダと非接触メモリを確実に近接し通信する。
【解決手段】
原稿読取装置1は、原稿台10に戴置され、非接触メモリ2が埋め込まれた原稿100の画像を読み取るキャリッジユニット20と、キャリッジユニット20に備えられ、非接触メモリ2と近距離無線通信を行うための非接触リーダ30と、非接触リーダ30に備えられ、無線通信の通信強度を測定する測定手段と、非接触リーダ30を主走査方向および副走査方向に移動させる移動手段とを有する。この構成で、非接触リーダ30を副走査方向に移動させたときの通信強度と、主走査方向に移動させたときの通信強度とに基づいて、原稿台10に戴置された非接触メモリ2の位置を検出する。
【選択図】 図1
原稿台に載置された原稿の非接触メモリの位置を検出することで、原稿のサイズや非接触メモリの位置に関わらず、非接触リーダと非接触メモリを確実に近接し通信する。
【解決手段】
原稿読取装置1は、原稿台10に戴置され、非接触メモリ2が埋め込まれた原稿100の画像を読み取るキャリッジユニット20と、キャリッジユニット20に備えられ、非接触メモリ2と近距離無線通信を行うための非接触リーダ30と、非接触リーダ30に備えられ、無線通信の通信強度を測定する測定手段と、非接触リーダ30を主走査方向および副走査方向に移動させる移動手段とを有する。この構成で、非接触リーダ30を副走査方向に移動させたときの通信強度と、主走査方向に移動させたときの通信強度とに基づいて、原稿台10に戴置された非接触メモリ2の位置を検出する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、近距離無線装置によって非接触で情報を読み取る機能を備えた画像読取装置に関連する。
従来、原稿読取装置であるキャリッジユニットに近距離無線装置を備えた画像形成装置について、特許文献1においては、原稿幅を検知して原稿の中央を非接触リーダが通過するように、非接触リーダを移動させるという制御方法を開示している。
しかしこの場合、従来技術では原稿の中心部に非接触メモリが配置していることを前提としており、原稿側の非接触メモリが原稿の端部にあったり、また端部に無くとも原稿が大きかったり(A3等)とすると、リーダとメモリの距離が離れすぎ、通信が確立しないという課題があった。
例えば、NFC(NearField Communication:近距離無線の通信規格のひとつ)では、通信距離が100 mm程度である。特許文献1の構成において、原稿がA4Rのサイズであった場合、主走査方向の用紙長さは210 mmであり、原稿端から原稿の中央(すなわち非接触リーダの移動経路)までの距離は210/2= 105 mmである。つまりこのとき、非接触メモリが原稿の端にあった場合、非接触リーダと非接触メモリとの距離が100 mm以上となり、通信が確立しない。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、原稿台に載置された原稿の非接触メモリの位置を検出することで、原稿のサイズや非接触メモリの位置に関わらず、非接触リーダと非接触メモリを確実に近接し通信することが可能な画像読取装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像読取装置は、原稿台に戴置され、非接触メモリが埋め込まれた原稿の画像を読み取るキャリッジユニットと、キャリッジユニットに備えられ、非接触メモリと近距離無線通信を行うための非接触リーダと、非接触リーダに備えられ、無線通信の通信強度を測定する測定手段と、非接触リーダを主走査方向および副走査方向に移動させる移動手段とを有した画像読取装置において、非接触リーダを副走査方向に移動させたときの通信強度と、主走査方向に移動させたときの通信強度とに基づいて、原稿台に戴置された非接触メモリの位置を検出することを特徴としている。
この構成によると、原稿の任意の位置に設けられた非接触メモリを読み取る場合において、非接触メモリの位置を自動的に検出することで、原稿のサイズや非接触メモリの位置に関わらず、非接触リーダと非接触メモリを確実に近接させ、最適な位置関係で通信を確立することができる。
本発明の一態様では、キャリッジユニットはホームポジションから副走査方向に往復動され、キャリッジユニットの往動時に副走査方向における通信強度が測定され、キャリッジユニットの復動時に主走査方向における通信強度が測定される。
この構成によると、原稿画像の読取動作のなかで、原稿の任意の位置に設けられた非接触メモリの位置を自動的に検出することで、原稿読取動作と別の動作をさせる必要がない。
本発明の別の態様では、キャリッジユニットはホームポジションから副走査方向に往復動され、原稿の画像は前記キャリッジユニットの往動時に読み取られ、無線通信の通信強度は前記キャリッジの復動時に測定される。具体的には、キャリッジの復動時に非接触リーダを主走査方向に往復動させて無線通信の通信強度を測定する。
この構成によると、原稿の任意の位置に設けられた非接触メモリを読み取る場合において、キャリッジのリターン時は光源やCCD(ライセンサー)が動作していないため、非接触メモリの位置を測定する際に光源やCCDからの磁気干渉の影響を少なくすることができ、測定精度を高めることが可能となる。
この場合、原稿のサイズによって非接触リーダの移動経路を最適化することにより、原稿台に載置された原稿をくまなく走査できる。よって、非接触メモリが原稿の任意の位置にあっても確実に非接触メモリの位置を算出することができる。
この発明によると、原稿台に載置された原稿の非接触メモリの位置を検出することで、原稿のサイズや非接触メモリの位置に関わらず、非接触リーダと非接触メモリを確実に近接し通信することが可能となる。
以下に、この発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1は本発明の原稿読取装置の概略構成を示す斜視図である。原稿読取装置はスキャナユニットとして複写機に搭載されることが想定されるが、スキャナ装置として単独で用いられる場合もある。本発明の原稿読取装置はどちらにも適用が可能である。
本発明では、原稿に非接触メモリを埋め込み、原稿読取装置で原稿読取時に同期して非接触メモリに記憶された情報を読み取ることを想定している。原稿は一枚ものには限られず、書籍などの冊子になったものの場合もある。このような原稿読取装置の用途としては、例えば、図書館などで貸し出し用の書籍に非接触メモリを埋め込み、当該書籍の管理情報を記憶させておき、館内の複写機で当該書籍をコピーした場合に複写機が備える原稿読取装置のキャリッジユニットに非接触リーダを設置し、読取時に非接触メモリに記憶された情報を読み取るようにすることが考えられる。非接触メモリに記憶される情報としては、書籍の貸し出し回数やコピー回数などが挙げられる。
原稿読取装置1は、原稿台10、キャリッジユニット20、非接触リーダ30、測定手段(不図示。)および移動手段(不図示。)を有する。
原稿台10は透光性を有する硬質板材(例えば、プラテンガラスなど。)で構成され、不図示の支持枠によって水平姿勢に支持される。原稿台10には上述したように原稿読取装置1で画像情報が読み取られる各種の原稿100が載置される。この発明では、非接触メモリ2が埋め込まれたタイプの原稿100を対象とする。
非接触メモリ2としてICタグ、特に自ら電源を持たないパッシブタイプのICタグが好適に用いられる。このようなICタグはおサイフケータイ(登録商標)やICカードリーダなどで実用化されている。
キャリッジユニット20は原稿台10の下方に配置される。キャリッジユニット20は原稿台10に載置される原稿100の幅方向(図1で矢印Sc2に直交する方向。)に延びる形状であり、透光性の原稿台10の下方からキャリッジユニット20の延在方向に一様な光を原稿100の載置面に照射し、反射光を受け取る。反射光は図示しないCCDに入射し、1ラインの画素データに変換される。したがって、後述するようにキャリッジユニット20をホームポジション(図1における左端。)から矢印Sc2の往動(図1では左から右。矢印R方向参照。)に移動させることにより原稿100の全体の画像が読み取られることになる。
本発明では、キャリッジユニット20が非接触リーダ30を備える。非接触リーダ30は非接触メモリ2と近距離無線通信を行う。近距離無線通信は、電磁誘導現象などの原理を用いて動作し、電波を受信・発信することが可能である。非接触リーダ30から非接触メモリ2が遠ざかると通信が確立しないため、空間的な適用範囲は狭い。通信エリアは、およそ1m〜数センチ程度の極短距離である。このような近距離無線通信はFelica、IISO/IEC 14443 (MIFARE)、ISO/IEC 18092などとして実用化されている。
測定手段は非接触リーダ30に備えられ、通信強度の測定に用いられる。通信強度の測定手法は、例えば、非接触リーダ30のアンテナコイルに流している定電流が、非接触リーダ30と非接触メモリ2との通信距離に応じて変化する変化量を計測し、通信強度に換算するような簡便な手法を採用できる。この場合は、測定手段として、電流計などが好適に用いられる。
移動手段は非接触リーダ30を図1の矢印Fw方向および矢印Bw方向に往復動させる主走査方向(矢印Sc1方向参照。)移動手段(不図示。)と、非接触リーダ30を同図矢印L方向および矢印R方向に往復動させる副走査方向(矢印Sc2方向参照。)移動手段と、から構成される。「主走査」および「副走査」の用語はキャリッジユニット20を基準とした概念である。
非接触リーダ30はキャリッジユニット20に内蔵される。このため、非接触リーダ30を主走査方向に移動させる手段はキャリッジユニット20内に設置される。キャリッジユニット20内の原稿読取用の機構部品(LEDアレイ、ミラーなど。)の邪魔にならないよう、キャリッジユニット20の底部などに配置されることが望ましい。
また非接触リーダ30がキャリッジユニット20に内蔵されることにより、非接触リーダ30を副走査方向に移動させる手段は、キャリッジユニット20の移動手段で兼用が可能である。キャリッジユニット20の移動方向は非接触リーダ30の副走査方向に一致しているからである。
非接触リーダ30の主走査方向移動手段および副走査方向移動手段は、例えば、リニアアクチュエータやボールネジなどを好適に利用できる。
測定手段は非接触リーダ30を副走査方向に移動させたときの通信強度と、主走査方向に移動させたときの通信強度とに基づいて、原稿台10に載置した原稿100に埋め込まれた非接触メモリ2の位置を検出する。
また原稿読取装置1は原稿サイズ検知センサ(不図示)を備える。原稿サイズ検知センサは、原稿台10に載置された原稿100のサイズ(主走査方向および副走査方向。)を検出するものである。
通信強度の測定手段、原稿サイズ検知センサは原稿読取装置の制御部(不図示。)に接続される。制御部は通信強度の測定手段や原稿サイズ検知センサからの信号に基づいて非接触リーダの移動手段の動作を制御する。制御部は具体的にはCPUやマイコンなどで構成される。
以下に、非接触メモリ2の位置検出の具体的な実施形態を説明する。
<非接触メモリ位置検出の第1の実施形態>
非接触メモリ位置検出の第1の実施形態を、図2のフローチャートに基づき、さらに図1、図3を参照しながら説明する。
非接触メモリ位置検出の第1の実施形態を、図2のフローチャートに基づき、さらに図1、図3を参照しながら説明する。
図1に示すように、非接触メモリ2が埋め込まれた原稿100が原稿台10の左上隅を基準として載置される。このとき、非接触メモリ2は一例として図示のように原稿100の右下の隅部に位置している。キャリッジユニット20はホームポジション(同図左端。)に待機している。
まず、原稿サイズ検知センサにより原稿100の主走査方向長さを検出する(ステップS1)。なお、原稿100の副走査方向の長さについては必ずしも検知する必要はない。
次に、検出された原稿100の主走査方向長さに基づいて主走査方向移動手段により非接触リーダ30を原稿100の下部に移動する。非接触リーダ30の初期位置は原稿100の主走査方向の範囲内にあれば任意の位置で良い。
キャリッジユニット20を副走査方向に往動させながら、非接触リーダ30が備える測定手段によって通信強度を測定する(ステップS3)。このとき、図3(A)に示すように、通信強度を縦軸に、非接触リーダの副走査方向における位置(図1におけるX座標。)を横軸にとってグラフ化すると、非接触リーダ30が非接触メモリ2と最短距離となる位置をピークとする分布が得られる。非接触リーダ30の位置の基準(原点)はホームポジションである。
ステップS1〜S3の動作は、キャリッジユニット20による原稿100の画像読取動作と並行して行われる。
この測定結果に基づき、制御部は、キャリッジユニット20を副走査方向に復動させながら、上記通信強度ピーク点で停止させる(ステップS4)。この位置で、非接触リーダ30を主走査方向へ移動させ、非接触リーダ30が備える測定手段によって主走査方向における通信強度ピーク点(図1におけるY座標。)を測定する(ステップS5)。このとき、図3(B)に示すように、通信強度を縦軸に、非接触リーダの主走査方向における位置(図1におけるY座標。)を横軸にとってグラフ化すると、非接触リーダ30が非接触メモリ2と最短距離となる位置をピークとする分布が得られる。非接触リーダ30の位置の基準(原点)はホームポジションである。そしてステップS4とステップS5の検出位置で無線通信を実施する(ステップS6)。
以上の処理フローにより、非接触リーダ30と非接触メモリ2が最適な位置関係で通信することができる。
<非接触メモリ位置検出の第2の実施形態>
非接触メモリ2の位置検出の第2の実施形態を、図5のフローチャートに基づき、さらに図4、図6、図7、図8を参照しながら説明する。
非接触メモリ2の位置検出の第2の実施形態を、図5のフローチャートに基づき、さらに図4、図6、図7、図8を参照しながら説明する。
図4に示すように、非接触メモリ2が埋め込まれた原稿100が原稿台10に図示のように原稿台10の左上隅を基準として載置される。このとき、非接触メモリ2は一例として図示のように原稿100の右下の隅部に位置している。キャリッジユニット20はホームポジション(同図左端。)に待機している。
まず、原稿サイズ検知センサにより原稿100の主走査方向および副走査方向の長さを検出する(ステップS11)。
次に、検出された主走査方向長さに基づいて非接触リーダ30を原稿100の同方向一端下部(同図原稿100の下端。)に移動する(ステップS12)。
キャリッジユニット20を副走査方向に往動させながら、画像読取動作を行う(ステップS13)。これは通常の画像読取動作である。
キャリッジユニット20を副走査方向に復動時に測定手段によって通信強度を測定する(ステップS14)。その際、非接触リーダ30を主走査方向に往復動させる。
図7はキャリッジユニット20の復動時の非接触リーダ30の移動経路の一例を示し、非接触リーダ30が主走査方向に2往復するパターンを示している。キャリッジユニット20を基準にすると非接触リーダ30は相対的に、原稿100の主走査方向一端下部から主走査方向に2往復することになるが、キャリッジユニット20が副走査方向へ移動することに伴い非接触リーダ30も同方向に移動することにより、絶対的には非接触リーダ30はノコギリ歯状の移動経路A→B→C→Dを辿ることになる。すなわち、1往復目の往路が移動経路Aで復路が移動経路Bである。2往復目の往路が移動経路Cで復路が移動経路Dである。
このとき、図6に示すように、通信強度を縦軸に、各移動経路に沿った非接触リーダの位置を横軸にとってグラフ化すると、4つの経路それぞれについて非接触リーダ30が非接触メモリ2と最短距離となる位置をピークとする分布が得られる。
この測定結果に基づき、制御部は非接触メモリ2の位置を推定する。図7は位置推定手順の一例を示すものである。1往復目の往路である移動経路Aに沿った通信強度のピーク点と2往復目の往路である移動経路Cに沿った通信強度のピーク点とを結ぶ直線を引き、さらに1往復目の復路である移動経路Bに沿った通信強度のピーク点と2往復目の復路である移動経路Dに沿った通信強度のピーク点とを結ぶ直線を引き、その2直線の交点を非接触メモリ2の位置と推定している。
また、図8に示すように、非接触リーダ30の往復回数およびキャリッジユニット20と非接触リーダ30の移動速度、すなわち非接触リーダ30が辿る移動経路は、原稿台10に載置された原稿をくまなく走査できるように、原稿100のサイズに応じて最適化されるものとする。
制御部は推定された非接触メモリ2の位置へキャリッジユニット20および非接触リーダ30を移動させ、該位置で無線通信を実施する(ステップS16)。
以上の処理フローにより、非接触リーダ30と非接触メモリ2が最適な位置関係で通信することが可能となる。
<非接触メモリ位置検出の第3の実施形態>
図7はキャリッジユニット20の復動時の非接触リーダ30の移動経路の一例を示し、非接触リーダ30が主走査方向に2往復するパターンを示している。キャリッジユニット20を基準にすると非接触リーダ30は相対的に、原稿100の主走査方向一端下部から主走査方向に2往復することになるが、キャリッジユニット20が副走査方向へ移動することに伴い非接触リーダ30も同方向に移動することにより、絶対的には非接触リーダ30はノコギリ歯状の移動経路A→B→C→Dを辿ることになる。すなわち、1往復目の往路が移動経路Aで復路が移動経路Bである。2往復目の往路が移動経路Cで復路が移動経路Dである。
図7はキャリッジユニット20の復動時の非接触リーダ30の移動経路の一例を示し、非接触リーダ30が主走査方向に2往復するパターンを示している。キャリッジユニット20を基準にすると非接触リーダ30は相対的に、原稿100の主走査方向一端下部から主走査方向に2往復することになるが、キャリッジユニット20が副走査方向へ移動することに伴い非接触リーダ30も同方向に移動することにより、絶対的には非接触リーダ30はノコギリ歯状の移動経路A→B→C→Dを辿ることになる。すなわち、1往復目の往路が移動経路Aで復路が移動経路Bである。2往復目の往路が移動経路Cで復路が移動経路Dである。
<非接触メモリ位置検出の第4の実施形態>
原稿100をくまなく走査できるように、キャリッジユニット20がホームポジションに戻ったときに非接触リーダ30が主走査方向の元の位置(原稿100の下端。)に戻っていることが好ましい。このため、キャリッジユニット20の復動行程で非接触リーダ30がちょうど整数回数だけ主走査方向に往復動するようにキャリッジユニット20または非接触リーダ30の移動速度を調整してもよい。
原稿100をくまなく走査できるように、キャリッジユニット20がホームポジションに戻ったときに非接触リーダ30が主走査方向の元の位置(原稿100の下端。)に戻っていることが好ましい。このため、キャリッジユニット20の復動行程で非接触リーダ30がちょうど整数回数だけ主走査方向に往復動するようにキャリッジユニット20または非接触リーダ30の移動速度を調整してもよい。
図9は、キャリッジユニット20の移動速度を一定にして、非接触リーダ30の移動速度を調整する例を示している。この例では、非接触リーダ30が主走査方向の両端に位置するときに所定時間だけ非接触リーダ30を停止させている。この場合、非接触リーダ30が辿る移動経路はノコギリ歯の先をカットしたような経路となる。
図10は、非接触リーダ30の移動速度を一定にして、キャリッジユニット20の移動速度を調整する例を示している。この例では、非接触リーダ30が辿る移動経路は正弦波のような曲線の経路となる。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1…原稿読取装置
2…非接触メモリ
10…原稿台
20…キャリッジユニット
30…非接触リーダ
100…原稿
2…非接触メモリ
10…原稿台
20…キャリッジユニット
30…非接触リーダ
100…原稿
Claims (5)
- 原稿台に戴置され、非接触メモリが埋め込まれた原稿の画像を読み取るキャリッジユニットと、該キャリッジユニットに備えられ、前記非接触メモリと近距離無線通信を行うための非接触リーダと、該非接触リーダに備えられ、無線通信の通信強度を測定する測定手段と、前記非接触リーダを主走査方向および副走査方向に移動させる移動手段とを有した画像読取装置において、
前記非接触リーダを副走査方向に移動させたときの通信強度と、主走査方向に移動させたときの通信強度とに基づいて、原稿台に戴置された非接触メモリの位置を検出する画像読取装置。 - 前記キャリッジユニットはホームポジションから前記副走査方向に往復動され、前記キャリッジユニットの往動時に前記副走査方向における通信強度を測定し、前記キャリッジユニットの復動時に前記主走査方向における通信強度を測定する、請求項1に記載の画像読取装置。
- 前記キャリッジユニットはホームポジションから前記副走査方向に往復動され、前記原稿の画像は前記キャリッジユニットの往動時に読み取られ、前記無線通信の通信強度は前記キャリッジの復動時に測定される、請求項1に記載の画像読取装置。
- 前記キャリッジの復動時に前記非接触リーダを前記主走査方向に往復動させて無線通信の通信強度を測定する、請求項3に記載の画像読取装置。
- 前記非接触リーダの移動経路は、原稿のサイズによって最適化される、請求項4に記載の画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013160294A JP2015032942A (ja) | 2013-08-01 | 2013-08-01 | 非接触読取機能を備えた画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017158070A (ja) * | 2016-03-03 | 2017-09-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像読取装置及びプログラム |
-
2013
- 2013-08-01 JP JP2013160294A patent/JP2015032942A/ja active Pending
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