JP2015032352A - 防水用押釦スイッチ部材およびそれを備える電子機器 - Google Patents

防水用押釦スイッチ部材およびそれを備える電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2015032352A
JP2015032352A JP2013158710A JP2013158710A JP2015032352A JP 2015032352 A JP2015032352 A JP 2015032352A JP 2013158710 A JP2013158710 A JP 2013158710A JP 2013158710 A JP2013158710 A JP 2013158710A JP 2015032352 A JP2015032352 A JP 2015032352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
push button
waterproof
switch
pushbutton
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013158710A
Other languages
English (en)
Inventor
健正 渋井
Kensho Shibui
健正 渋井
知彦 桑原
Tomohiko Kuwabara
知彦 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd, Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
Priority to JP2013158710A priority Critical patent/JP2015032352A/ja
Publication of JP2015032352A publication Critical patent/JP2015032352A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

【課題】
電子機器の筺体の小型化あるいは薄型化に対応でき、筺体の強度を低下させることなく防水性能を発揮できる防水用押釦スイッチ部材およびそれを備える電子機器を提供する。
【解決手段】
本発明は、電子機器1における押圧キーの部位からの防水を図るための防水用押釦スイッチ部材5であって、電子機器1の筺体2に形成される貫通孔10に固定される弾性部材30と、筺体2より電子機器1の内方に配置されるスイッチ40に対して貫通孔10を挟んで反対側に配置される押釦20とを備え、弾性部材30を筒形状とし、弾性部材30にはその筒の内部31を閉塞させる閉塞壁32を備え、押釦20が閉塞壁32を介してスイッチ40を押圧可能であって、押釦20を閉塞壁32の外側に配置した防水用押釦スイッチ部材5およびそれを備える電子機器1に関する。
【選択図】図2

Description

本発明は、防水用押釦スイッチ部材およびそれを備える電子機器に関する。
最近では、防水性の高い電子機器(例えば、携帯電話)の需要が高くなってきている。押釦などの駆動部位を有する電子機器の防水性を高めるには、当該駆動部位を動かしてもシール性を維持できる構造が要求される。従来から、このような要求に応えるために、駆動部位における様々な防水構造が提案されている。その一つに、電子機器の筺体に形成された貫通孔に、カップ形状の弾性部材をはめ込む防水構造が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
上記公知の防水構造は、より詳細には、次のような構造である。図8に、従来から公知の防水構造を構成する各部材の断面図(8A)および当該各部材を組み立てた後の断面図(8B)を示す。図8に示す防水構造100は、電子機器の筺体101と、当該筺体101を貫通形成して成る貫通孔102の直下に配置されるスイッチ103と、スイッチ103と反対側(外側)から貫通孔102にはめ込まれるカップ部材104と、カップ部材104の内部105に一部を挿入される押釦106とから主に構成される。カップ部材104は、シリコーンゴム等の伸縮性に富む弾性材料から成り、貫通孔102の外側で係止されるフランジ部107と、貫通孔102の内側面と接する突出部108と、スイッチ103と接する底部109とを備える。フランジ部107は、その内部に金属あるいは硬質樹脂から成る筒状の補強部材110を備えている。このような補強部材110を埋設することにより、フランジ部107は、押釦106をスイッチ103に向けて駆動したときに貫通孔102に引き込まれない。底部109は薄肉状に形成されているので、カップ部材104の開口側から押釦106の軸部111を底部109に接触させて押し込むことにより、スイッチ103を押すことができる。また、カップ部材104を貫通孔102の中に強く押し込んでセッティングすることにより、突出部108と貫通孔102の内側面との間からの浸水を効果的に防止できる。
特開2006−344528号公報
しかし、上記従来の防水構造は、次のような問題を有する。カップ部材104を筺体101に正確に位置決めし、かつカップ部材104が貫通孔102の内方に抜けるのを防止するには、フランジ部107が必須となる。このため、筺体101の外側に、フランジ部107の占有スペースが発生する。これは、電子機器の筺体のさらなる小型化や薄型化の障害となる。また、貫通孔102からの浸水の防止は、カップ部材104の筒部の外側面に形成された突出部108を貫通孔102の内側面に押圧して潰すことによって実現される。このため、突出部108の肉厚を大きくしないと、貫通孔102の内側面に対する高い押圧を得ることが困難となり、その結果、防水性能が低下する。これを防止するために、突出部108の肉厚を大きくし、貫通孔102をカップ部材104に合わせて大きくすると、筺体101自体の強度が低下する。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、電子機器の筺体の小型化あるいは薄型化に対応でき、筺体の強度を低下させることなく防水性能を発揮できる防水用押釦スイッチ部材およびそれを備える電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための一実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材は、電子機器における押圧キーの部位からの防水を図るための部材であって、電子機器の筺体に形成される貫通孔に固定される弾性部材と、筺体より電子機器の内方に配置されるスイッチに対して、貫通孔を挟んで反対側に配置される押釦とを備え、弾性部材を筒形状とし、弾性部材にはその筒の内部を閉塞させる閉塞壁を備え、押釦を、閉塞壁を介してスイッチを押圧可能に、閉塞壁の外側に配置する。
別の実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材は、さらに、閉塞壁を、弾性部材の筒の長さ方向の所定位置に形成される平面形状の平面壁とする。
別の実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材は、さらに、閉塞壁を、上述の平面壁と、筒の長さ方向に沿って平面壁の表面および裏面の少なくともいずれか一方から延出する第一ロッドとを一体に構成する。
別の実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材は、また、閉塞壁を、上述の平面壁と、筒の長さ方向に沿って、平面壁の裏面からスイッチ側に延出して押釦側に開口する第一カップ部とを一体に構成し、押釦を、その一部を構成する軸部が第一カップ部に挿入されるように配置する。
別の実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材は、また、閉塞壁を、弾性部材の筒の長さ方向の所定位置に形成される湾曲状の曲面壁とする。
別の実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材は、さらに、スイッチには、貫通孔に向けて突出するドーム部を備え、曲面壁を、ドーム部と同じ側に突出してドーム部と接して配置する。
別の実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材は、また、曲面壁には、押釦側に延出する第二ロッドを備える。
別の実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材は、さらに、第二ロッドには、押釦側に開口する第二カップ部を備え、押釦を、その一部を構成する軸部が第二カップ部に挿入されるように配置する。
また、一実施の形態に係る電子機器は、上述のいずれかの防水用押釦スイッチ部材を備える。
本発明によれば、電子機器の筺体の小型化あるいは薄型化に対応でき、筺体の強度を低下させることなく防水性能を発揮できる防水用押釦スイッチ部材およびそれを備える電子機器を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電子機器の部分分解斜視図を示す。 図2は、図1の電子機器に備えられる防水用押釦スイッチ部材を構成する各部材の組み立て前の断面図(2A)および当該各部材の組み立て後の断面図(2B)を示す。 図3は、第2の実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材を構成する各部材の組み立て前の断面図(3A)および当該各部材の組み立て後の断面図(3B)を示す。 図4は、第3の実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材を構成する各部材の組み立て前の断面図(4A)および当該各部材の組み立て後の断面図(4B)を示す。 図5は、第4の実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材を構成する各部材の組み立て前の断面図(5A)および当該各部材の組み立て後の断面図(5B)を示す。 図6は、第5の実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材を構成する各部材の組み立て前の断面図(6A)および当該各部材の組み立て後の断面図(6B)を示す。 図7は、第6の実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材を構成する各部材の組み立て前の断面図(7A)および当該各部材の組み立て後の断面図(7B)を示す。 図8は、従来から公知の防水構造を構成する各部材の断面図(8A)および当該各部材を組み立てた後の断面図(8B)を示す。
以下、本発明に係る防水用押釦スイッチ部材およびそれを備える電子機器の各実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電子機器の部分分解斜視図を示す。図2は、図1の電子機器に備えられる防水用押釦スイッチ部材を構成する各部材の組み立て前の断面図(2A)および当該各部材の組み立て後の断面図(2B)を示す。
この実施の形態に係る電子機器1は、機器本体の外側を覆う筐体2および筐体2の開口側に配置される表示面4を備える。表示面4は、表示のみの部位、あるいは表示と操作を可能とする部位であっても良い。本明細書では、「外側」とは、特に定義の無い限り、電子機器1の機器本体あるいは筺体2を基準として外方向を意味する。また、「内側」は、上記の「外側」と反対方向を意味する。筐体2は、その側面に、押圧キーを備え、その外側を柔軟性に富むカバー3にて覆われている。かかる構成により、操作者は、カバー3越しに押圧キーの操作を行うことができる。なお、カバー3は、この実施の形態では、電子機器1の表示面4以外の面を覆うトレイ形状であるが、かかる形状に限定されない。例えば、上記カバー3に代えて、筐体2の側面の一部若しくは全面を覆うテープ形状のカバーでも良い。また、カバー3は必須の構成ではなく、押圧キーが外方向に容易に抜けない構造を実現できる限り、別の方法を採用しても良い。筐体2は、好適には、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂などの樹脂、セラミックス、ガラス、金属、カーボンなどの比較的硬度の高い材料から構成される。この実施の形態では、筐体2は、成形性に優れ、硬度も比較的高い樹脂、例えば、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ABSなどの樹脂から構成される。
図1および図2に示すように、防水用押釦スイッチ部材5は、電子機器1における押圧キーの部位からの防水を図るための部材であって、筺体2に形成される貫通孔10に固定される弾性部材30と、筺体2より電子機器1の内方に配置されるスイッチ40に対して、貫通孔10を挟んで反対側に配置される押釦20とを備える。スイッチ40は、ここでは、金属性の平板41の一部を貫通孔10側に湾曲状に突出させたドーム部42を有するドームスイッチであるが、押圧式であれば、タクタイルスイッチ等の他種のスイッチでも良い。また、スイッチ40の詳細な構成は説明しないが、ドーム部42に対して貫通孔10側から押圧を与えることによってオンになり、当該押圧を解放することによりオフになるような接点を配置した構成を有する。スイッチ40は、導電性に優れた金属、例えば、SUSなどから好適に構成されるが、弾性変形可能な限り、他の材料で構成することもできる。例えば、スイッチ40は、後述する押釦20の好適な樹脂材料の内側に導電性コーティングを施したものでも良い。
押釦20は、弾性部材30を介してスイッチ40を押圧可能な部材である。より具体的には、押釦20は、後述の閉塞壁の一例としての底壁32を介してスイッチ40を押圧可能に、筺体2の外側に配置されている。この実施の形態では、押釦20は、貫通孔10の一方(筐体2の外側)から弾性部材30の筒内31に挿入されてスイッチ40の上方に配置される軸部21と、当該軸部21の筺体2と反対側の端部に形成され、軸部21よりも幅の大きな天面部22とを備える。ただし、天面部22は必須の構成ではない。また、電子機器1に、使用者がスイッチを操作するための操作部材として天面部22を備える場合であっても、軸部21と独立して設けることもできる。押釦20は、好適には、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂などの樹脂、セラミックス、ガラス、金属、カーボンなどの比較的硬度の高い材料から構成され、例えば、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ABSなどの樹脂から構成される。
弾性部材30は、筒形状であって、その筒の内部(筒内)31を閉塞させる閉塞壁として機能する底壁32を備えた、いわゆるカップ形状の部材である。底壁32は、弾性部材30の長さ方向のスイッチ40側の端部に形成される平面形状の平面壁である。ただし、平面壁は、その縦断面形状を平面とし、かつ軸部21からの押圧を受けてスイッチ40をオンさせることが可能な限り、スイッチ40側の端部に形成される底壁32には限定されず、当該端部よりも押釦20側に近い所定位置に形成されていても良い。ここで、「平面」とは、完全に平らな面のみを意味するものではなく、ドーム部42と比べて平らな面であれば含まれるように解釈される。底壁32の筒内31側の面は、この実施の形態では軸部21と接しているが、軸部21と離れていても良い。さらに、底壁32のスイッチ40側の面は、この実施の形態ではドーム部42と接しているが、ドーム部42と離れていても良い。弾性部材30は、押釦20側からの押圧とその解放によってその構成部位である底壁32が弾性的に変形する特性を利用し、スイッチ40のオン・オフを実現する部材である。したがって、弾性部材30は、好適には、伸縮性に富む比較的柔らかい材料から成る。弾性部材30の好適な材料としては、例えば、シリコーンゴム、ウレタンゴム、イソプレンゴム、エチレンプロピレンゴム、天然ゴム、エチレンプロピレンジエンゴムあるいはスチレンブタジエンゴム等の熱硬化性エラストマー、ウレタン系、エステル系、スチレン系、オレフィン系、ブタジエン系あるいはフッ素系等の熱可塑性エラストマー、あるいはそれらの複合物等を挙げることができる。
弾性部材30は、筐体2に一体成形によって好適に形成される。一体成形により貫通孔10に弾性部材30を備え、かつ筐体2と弾性部材30との接着性が低いような場合には、貫通孔10の内壁にプライマーなどを予め付与し、弾性部材30の未硬化材料をそこに流し込むことにより、貫通孔10と弾性部材30との接着強度を向上させるのが好ましい。なお、弾性部材30を貫通孔10に固定する方法は、上述の一体成形に限定されず、例えば、予め、弾性部材30を成形しておき、貫通孔10の内壁との間に接着剤を介在させて、弾性部材30と貫通孔10とを固定しても良い。また、弾性部材30が貫通孔10から容易に抜けないようにできれば、予め成形した弾性部材30を貫通孔10内に嵌め込んで固定しても良い。
以上説明したように、電子機器1における押圧キーの部位からの防水を図るため、防水用押釦スイッチ部材5は、その主要構成部として、筺体2に形成される貫通孔10に固定される弾性部材30と、筺体2より電子機器1の内方に配置されるスイッチ40に対して、貫通孔10を挟んで反対側に配置される押釦20とを備える。弾性部材30は筒形状であって、弾性部材30には、その筒内31を閉塞させる閉塞壁としての底壁32を備える。また、押釦20を、底壁32を介してスイッチ40を押圧可能に底壁32の外側に配置する。このような構成によれば、従来のスイッチ部材を構成するカップ部材に備えるようなフランジを必要としない。このため、スイッチ部材のスペースをより小さくできる。また、フランジに埋設される補強部材も不要となるため、スイッチ部材の構成部品を減らすことができる。さらに、肉厚のカップ部材を備える必要がないので、筐体2の貫通孔10を従来よりも小さくでき、筐体2の強度をより高めることができる。また、弾性部材30は貫通孔10に固定され、底壁32は弾性部材30の底を閉塞しているので、筺体2の内側の防水性をより高めることができる。
<第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態に係る電子機器および防水用押釦スイッチ部材について説明する。電子機器の構成は、第1の実施の形態と共通する部分が多いので、第1の実施の形態と共通する説明を省略する。また、第2の実施の形態において、第1の実施の形態と共通する部分についても、重複した説明を省略する。
図3は、第2の実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材を構成する各部材の組み立て前の断面図(3A)および当該各部材の組み立て後の断面図(3B)を示す。
この実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材5aは、第1の実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材5と異なり、弾性部材50にスイッチ40を押圧する軸を形成し、押釦20aに長い軸を形成していない。具体的な構成は、次の通りである。
貫通孔10に固定される弾性部材50は、筒形状であって、その筒内51を閉塞させる閉塞壁を備える。閉塞壁は、中間壁52と第一ロッド53とを一体化して備える。中間壁52は、弾性部材50の筒の長さ方向の略中央に形成される平面形状の平面壁の一例である。中間壁52は、弾性部材50の長さ方向の正確な中央位置に形成される必要は無く、筒内51の長さ方向のいずれかの位置に形成されていれば良い。この実施の形態では、第一ロッド53は、筒内51の長さ方向に沿って、中間壁52の表面(外側の面)および裏面(内側の面)の両面から延出する軸であるが、中間壁52の表面のみ、あるいは裏面のみから延出する軸であっても良い。また、この実施の形態では、第一ロッド53は、弾性部材50の内側端面の位置から、外側端面よりも押釦20a側に突出した位置まで直立形成されている。このため、押釦20aに、筒内51に挿入する長い軸部を形成しなくても良い。したがって、構成部品を減らすことができ、あるいは押釦20aの成形が容易になる。この実施の形態では、天面部22の内側の面に、第一ロッド53に接する短い突出部23を形成しているが、突出部23を形成しなくても、あるいは天面部22の内側の面に凹部を形成して第一ロッド53の端面を嵌め込むことができるようにしても良い。第一ロッド53の長さは、上述の長さに限定されず、押釦20aからの押圧を受けて、スイッチ40にその押圧を伝達できる柱状部材であればよい。例えば、第一ロッド53のスイッチ40側の端部および/または押釦20a側の端部は、筒内51にあっても良い。
第一ロッド53は、その径が大きいほど、押釦20aからの押圧を受けても途中で曲がらず、スイッチ40側に伝達できる反面、中間壁52の変形部位が短くなるため、第一ロッド53の上下動のストロークが短くなる。よって、押釦20aからの押圧を、第一ロッド53を介してスイッチ40側に伝達しやすく、かつスイッチ40を押圧するのに十分なストロークを確保する観点で、第一ロッド53の太さ、中間壁52における第一ロッド53の外側面から筒内51の内壁までの距離、中間壁52の厚さおよび弾性部材50の弾性率などを設計するのが好ましい。閉塞壁を構成する第一ロッド53と中間壁52とは、好適には、継ぎ目なく一体形成されている。この結果、筺体2の外側と内側とは閉塞壁によって完全に遮断されているので、筺体2の内側の防水性をより高めることができる。かかる高い防水性は、以下の各実施の形態においても同様に実現される。
<第3の実施の形態>
次に、本発明の第3の実施の形態に係る電子機器および防水用押釦スイッチ部材について説明する。電子機器の構成は、第1の実施の形態と共通する部分が多いため、第1の実施の形態と共通する説明を省略する。また、第3の実施の形態において、上述の各実施の形態と共通する部分については、重複した説明を省略する。
図4は、第3の実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材を構成する各部材の組み立て前の断面図(4A)および当該各部材の組み立て後の断面図(4B)を示す。
この実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材5bは、第2の実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材5aと異なり、弾性部材60の筒内61に形成される中間壁62に、軸を設けるのではなく、押釦20の軸部21を挿入可能な凹部を形成している。具体的な構成は、次の通りである。
貫通孔10に固定される弾性部材60は、筒形状であって、その筒内61を閉塞させる閉塞壁を備える。閉塞壁は、中間壁62と第一カップ部63とを一体化して備える。中間壁62は、弾性部材60の筒の長さ方向の略中央に形成される平面形状の平面壁の一例であり、第2の実施の形態の中間壁52と同様、弾性部材60の長さ方向の正確な中央位置に形成される必要は無い。第一カップ部63は、中間壁62の裏面からスイッチ40側に延出して押釦20側に開口する構成部である。押釦20は、軸部21が第一カップ部63の開口側から挿入され、第一カップ部63の底面を介してスイッチ40のドーム部42を押圧できるように、配置される。この実施の形態では、第一カップ部63のスイッチ40側の端面は、弾性部材60の内側端面と同じ高さである。ただし、押釦20からの押圧を第一カップ部63で受けてその押圧をスイッチ40に伝達できる限り、第一カップ部63のスイッチ40側の端面を、スイッチ40の方向にさらに突出させ、あるいは逆に筒内61側に入った位置にしても良い。
また、第一カップ部63の内部は、軸部21を挿入可能な大きさであれば、その大きさに限定は無い。ただし、第一カップ部63は、押釦20の押圧およびその解放動作によって、軸部21が第一カップ部63から容易に抜けないような内径と深さを備える方が好ましい。このように、軸部21を第一カップ部63内に挿入配置することにより、押釦20を固定でき、押釦20の位置決めの機構を設ける必要が無くなる。第一カップ部63の底面の厚さは、軸部21およびスイッチ40との接触により容易に破れない程に十分な厚さを有し、かつクリック感を良好にするのに十分な薄さを有するように設計されるのが好ましい。閉塞壁を構成する第一カップ部63と中間壁62とは、好適には、継ぎ目なく一体形成されている。この結果、筺体2の外側と内側とは閉塞壁によって完全に遮断されているので、筺体2の内側の防水性をより高めることができる。
<第4の実施の形態>
次に、本発明の第4の実施の形態に係る電子機器および防水用押釦スイッチ部材について説明する。電子機器の構成は、第1の実施の形態と共通する部分が多いので、第1の実施の形態と共通する説明を省略する。また、第4の実施の形態において、上述の各実施の形態と共通する部分については、重複した説明を省略する。
図5は、第4の実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材を構成する各部材の組み立て前の断面図(5A)および当該各部材の組み立て後の断面図(5B)を示す。
この実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材5cは、第1の実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材5と異なり、弾性部材70の閉塞壁を、スイッチ40のドーム部42の面に沿って湾曲させた形状を持つ曲面壁72としている。具体的な構成は、次の通りである。
貫通孔10に固定される弾性部材70は、筒形状であって、その筒内71を閉塞させる閉塞壁を備える。閉塞壁は、弾性部材70の筒の長さ方向の所定位置に形成される湾曲状の曲面壁72である。曲面壁72は、ドーム部42と同じ側(筺体2の外方向)に突出し、その窪んだ側の凹面73をドーム部42と接して配置される。曲面壁72の凹面73の三次元形状は、これと接するドーム部42の凸面の三次元形状とほぼ同一であるのが好ましい。この実施の形態では、曲面壁72は、弾性部材70のスイッチ40側の端面から筒内71に向けて突出形成されているが、弾性部材70の筒内71の所定位置から押釦20c側に突出するように形成されていても良い。また、この実施の形態では、曲面壁72の凹面73は、単にドーム部42に接しているだけであるが、凹面73を、接着剤等を介してドーム部42に接着しても良い。なお、スイッチ40をドームスイッチ以外のスイッチとするような場合、あるいはドームスイッチとする場合であっても、曲面壁72をドーム部42と接するように配置することは必須ではなく、曲面壁72は、スイッチ40から離れていても良い。
押釦20cは、軸部21を筒内71に挿入し、軸部21の端面により曲面壁72を介してドーム部42を押圧可能に、弾性部材70の外側に配置されている。ドーム部42の少なくとも押圧部位は、筒内71に入りこんでいるので、軸部21を短くでき、その結果、防水用押釦スイッチ部材5cにおける押釦20cの外面からスイッチ40の平板41までの厚さをさらに小さくでき、かつ押釦20cの横ぶれも低減できる。
<第5の実施の形態>
次に、本発明の第5の実施の形態に係る電子機器および防水用押釦スイッチ部材について説明する。電子機器の構成は、第1の実施の形態と共通する部分が多いので、第1の実施の形態と共通する説明を省略する。また、第5の実施の形態において、上述の各実施の形態と共通する部分については、重複した説明を省略する。
図6は、第5の実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材を構成する各部材の組み立て前の断面図(6A)および当該各部材の組み立て後の断面図(6B)を示す。
この実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材5dは、第4の実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材5cと異なり、弾性部材80の曲面壁82の外側に軸を備え、押釦20aに長い軸を形成していない。具体的な構成は、次の通りである。
貫通孔10に固定される弾性部材80は、筒形状であって、その筒内81を閉塞させる閉塞壁を備える。閉塞壁は、弾性部材80の筒の長さ方向の所定位置に形成される湾曲状の曲面壁82と、曲面壁82の略頂部から押釦20a側に延出する第二ロッド83とを備える。曲面壁82は、ドーム部42と同じ側(筺体2の外方向)に突出し、その窪んだ側の凹面84をドーム部42と接して配置される。曲面壁82の凹面84の三次元形状は、これと接するドーム部42の凸面の三次元形状とほぼ同一であるのが好ましい。曲面壁82の構成は、第二ロッド83の存在を除き、第4の実施の形態で説明した曲面壁72の構成と同様である。第二ロッド83は、筒内81より上方まで突出して、押釦20aの突出部23に接する。ただし、第二ロッド83の長さは、筒内81の上方に突出せず、筒内81の所定位置まで延出する長さでも良い。第二ロッド83の長さは、押釦20aからの押圧を受けて、スイッチ40にその押圧を伝達できる柱状部材であればよい。
第二ロッド83は、その径が大きいほど、押釦20aからの押圧を受けても途中で曲がらず、スイッチ40側に伝達できる反面、曲面壁82の変形部位が小さくなるため、第二ロッド83の上下動のストロークが短くなる。よって、押釦20aからの押圧を、第二ロッド83を介してスイッチ40側に伝達しやすく、かつスイッチ40を押圧するのに十分なストロークを確保する観点で、第二ロッド83の太さ、曲面壁82における第二ロッド83の外側面から筒内81の内壁までの距離、曲面壁82の厚さおよび弾性部材80の弾性率などを設計するのが好ましい。
弾性部材80に第二ロッド83を形成すると、押釦20aに、筒内81に挿入する長い軸部を形成しなくても良い。したがって、構成部品を減らすことができ、あるいは押釦20aの成形が容易になる。また、ドーム部42の少なくとも押圧部位は、筒内81に入りこんでいるので、防水用押釦スイッチ部材5dにおける押釦20aの外面からスイッチ40の平板41までの厚さをさらに小さくでき、かつ押釦20aの横ぶれも低減できる。
<第6の実施の形態>
次に、本発明の第6の実施の形態に係る電子機器および防水用押釦スイッチ部材について説明する。電子機器の構成は、第1の実施の形態と共通する部分が多いため、第1の実施の形態と共通する説明を省略する。また、第6の実施の形態において、上述の各実施の形態と共通する部分については、重複した説明を省略する。
図7は、第6の実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材を構成する各部材の組み立て前の断面図(7A)および当該各部材の組み立て後の断面図(7B)を示す。
この実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材5eは、第5の実施の形態に係る防水用押釦スイッチ部材5dと異なり、第二ロッド93に第二カップ部95を形成し、押釦20eの軸部21を第二カップ部95に挿入している。具体的な構成は、次の通りである。
貫通孔10に固定される弾性部材90は、筒形状であって、その筒内91を閉塞させる閉塞壁を備える。閉塞壁は、弾性部材90の筒の長さ方向の所定位置に形成される湾曲状の曲面壁92と、曲面壁92の略頂部から押釦20e側に延出する第二ロッド93とを備える。曲面壁92は、ドーム部42と同じ側(筺体2の外方向)に突出し、その窪んだ側の凹面94をドーム部42と接して配置される。曲面壁92の凹面94の三次元形状は、これと接するドーム部42の凸面の三次元形状とほぼ同一であるのが好ましい。第二ロッド93は、その頂部に、押釦20e側に開口する第二カップ部95を有する。第二ロッド93は、筒内91の所定位置までの長さであるが、筒内91より上方まで突出して形成されていても良い。ただし、防水用押釦スイッチ部材5eの厚さをできるだけ薄くする観点では、第二ロッド93を筒内91の所定位置までの長さにする方が好ましい。押釦20eは、その軸部21を第二カップ部95に挿入して配置される。曲面壁92および第二ロッド93の各構成は、第二ロッド93の頂部に第二カップ部95を備える以外、第5の実施の形態で説明した曲面壁82および第二ロッド83の各構成とそれぞれ同様である。
このように、第二ロッド93に第二カップ部95を形成して、軸部21を第二カップ部95内に挿入配置することにより、押釦20eを固定でき、押釦20eの位置決めの機構を設ける必要が無くなる。また、ドーム部42の少なくとも押圧部位は、筒内91に入りこんでいるので、防水用押釦スイッチ部材5eにおける押釦20eの外面からスイッチ40の平板41までの厚さをさらに小さくでき、かつ押釦20eの横ぶれも低減できる。
<その他の実施の形態>
以上、本発明の好適な各実施の形態について説明したが、本発明は、上述の各実施の形態に限定されず、種々変形実施可能である。
例えば、第3の実施の形態において、押釦20は、軸部21を第一カップ部63に挿入して配置されているが、軸部21を第一カップ部63に単に挿入するだけでなく、嵌め込みあるいは接着等の手法を用いて、軸部21と第一カップ部63とをより強固に一体化しても良い。同様に、第6の実施の形態において、押釦20eの軸部21を第二カップ部95に嵌め込みあるいは接着等の手法を用いて、軸部21と第二カップ部95とをより強固に一体化しても良い。
上述の各種実施の形態は、互いにその構成を組み合わせ得る限り、任意に組み合わせることができる。例えば、第2の実施の形態と第6の実施の形態とを組み合わせ、第一ロッド53の頂部に第二カップ部95と同様のカップ部を形成し、かつ押釦20aに軸部21を設けて、軸部21を当該カップ部に挿入しても良い。
本発明は、例えば、防水用の電子機器に利用できる。
1 電子機器
2 筐体
5,5a,5b,5c,5d,5e 防水用押釦スイッチ部材
10 貫通孔
20,20a,20c,20e 押釦
21 軸部
22 天面部
30,50,60,70,80,90 弾性部材
31,51,61,71,81,91 筒内
32 底壁(平面壁の一例、閉塞壁の一部)
40 スイッチ
42 ドーム部
52 中間壁(平面壁の一例、閉塞壁の一部)
53 第一ロッド
62 中間壁(平面壁の一例、閉塞壁の一部)
63 第一カップ部
72 曲面壁(閉塞壁の一部)
82 曲面壁(閉塞壁の一部)
83 第二ロッド
92 曲面壁(閉塞壁の一部)
93 第二ロッド
95 第二カップ部

Claims (9)

  1. 電子機器における押圧キーの部位からの防水を図るための防水用押釦スイッチ部材であって、
    上記電子機器の筺体に形成される貫通孔に固定される弾性部材と、
    上記筺体より上記電子機器の内方に配置されるスイッチに対して、上記貫通孔を挟んで反対側に配置される押釦と、
    を備え、
    上記弾性部材は、筒形状であって、その筒の内部を閉塞させる閉塞壁を備え、
    上記押釦は、当該閉塞壁を介して上記スイッチを押圧可能に、当該閉塞壁の外側に配置されていることを特徴とする防水用押釦スイッチ部材。
  2. 前記閉塞壁は、前記弾性部材の前記筒の長さ方向の所定位置に形成される平面形状の平面壁であることを特徴とする請求項1に記載の防水用押釦スイッチ部材。
  3. 前記閉塞壁は、前記平面壁と、前記筒の長さ方向に沿って、前記平面壁の表面および裏面の少なくともいずれか一方から延出する第一ロッドとを一体にして成ることを特徴とする請求項2に記載の防水用押釦スイッチ部材。
  4. 前記閉塞壁は、前記平面壁と、前記筒の長さ方向に沿って、前記平面壁の裏面から前記スイッチ側に延出して前記押釦側に開口する第一カップ部とを一体にして成り、
    前記押釦は、その一部を構成する軸部を上記第一カップ部に挿入して配置されることを特徴とする請求項2に記載の防水用押釦スイッチ部材。
  5. 前記閉塞壁は、前記弾性部材の前記筒の長さ方向の所定位置に形成される湾曲状の曲面壁であることを特徴とする請求項1に記載の防水用押釦スイッチ部材。
  6. 前記スイッチは、前記貫通孔に向けて突出するドーム部を備え、
    前記曲面壁は、上記ドーム部と同じ側に突出し、上記ドーム部と接して配置されることを特徴とする請求項5に記載の防水用押釦スイッチ部材。
  7. 前記曲面壁は、前記押釦側に延出する第二ロッドを備えることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の防水用押釦スイッチ部材。
  8. 前記第二ロッドは、前記押釦側に開口する第二カップ部を備え、
    前記押釦は、その一部を構成する軸部を上記第二カップ部に挿入して配置されることを特徴とする請求項7に記載の防水用押釦スイッチ部材。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の防水用押釦スイッチ部材を備える電子機器。
JP2013158710A 2013-07-31 2013-07-31 防水用押釦スイッチ部材およびそれを備える電子機器 Pending JP2015032352A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013158710A JP2015032352A (ja) 2013-07-31 2013-07-31 防水用押釦スイッチ部材およびそれを備える電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013158710A JP2015032352A (ja) 2013-07-31 2013-07-31 防水用押釦スイッチ部材およびそれを備える電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015032352A true JP2015032352A (ja) 2015-02-16

Family

ID=52517544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013158710A Pending JP2015032352A (ja) 2013-07-31 2013-07-31 防水用押釦スイッチ部材およびそれを備える電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015032352A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110944070A (zh) * 2018-09-25 2020-03-31 苹果公司 内部输入控件

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110944070A (zh) * 2018-09-25 2020-03-31 苹果公司 内部输入控件

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4881465B2 (ja) 押しボタンスイッチ構造及びそれを備えた電子機器
US8008591B2 (en) Key button structure for electronic device
KR102318935B1 (ko) 방수 케이스
KR102010009B1 (ko) 방수 케이스
JP4352178B2 (ja) 押釦スイッチの防水構造及び電子機器
US9520253B2 (en) Button, button arrangement and electronic device employing same
US7759592B2 (en) Seal for electrical switch pad
JP4816150B2 (ja) 送信機
CN107068459B (zh) 按键结构和电子设备
JP5653321B2 (ja) 保護カバーおよびそれを備える電子機器
JP2015032352A (ja) 防水用押釦スイッチ部材およびそれを備える電子機器
JP5945456B2 (ja) 携帯電子機器
WO2013044586A1 (zh) 电子设备的按钮
JP5477732B2 (ja) 携帯電子機器
JP2015032417A (ja) 防水用押釦スイッチ部材およびそれを備える電子機器
JP2015022908A (ja) 防水用押釦スイッチ部材およびそれを備える電子機器
JP5722199B2 (ja) 防水用押釦スイッチ部材およびそれを備える電子機器
US9536688B2 (en) Press button device and audio equipment having the press button device
JP2013168234A (ja) 防水型スライドスイッチ装置
US9870882B2 (en) Push button for motor vehicle key module
JP2006147158A (ja) キーパッドおよびこれを備えた電子機器
KR102526494B1 (ko) 차량용 트렁크 스위치 유닛
JP6744022B2 (ja) スイッチ機構、及びその製造方法
WO2016181616A1 (ja) 電子機器
KR20140001107A (ko) 키 조립체 및 이것을 갖는 전자 장치