JP2015032172A - 紙葉類取扱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙葉類の種類や破損状態に関わらず搬送路センサによって紙葉類の搬送を監視する装置を提供する。
【解決手段】外部から紙葉類が投入される入金口と、前記紙葉類の判別情報を取得する判別部と、前記紙葉類を一時的に集積する一時保管庫と、前記一時保管庫から放出された前記紙葉類を収納する収納庫と、前記入金口と、前記一時保管庫と、前記判別部と、前記収納庫とを接続する搬送路と、前記搬送路上に該搬送路の幅方向に並列して設けられ、前記紙葉類の存在を検出する複数の検出部と、前記判別情報及び前記検出部により取得された情報より、搬送障害の発生を判断する制御部と、を備え、前記制御部は、前記判別部で取得された前記判別情報に基づいて、前記搬送障害の発生を判断する際に用いる前記検出部を変更する。
【選択図】図8

Description

本発明は、紙葉類取扱装置に関する。
紙葉類取扱装置において、紙葉類を搬送先まで搬送する際に、紙葉類が破れやすい状態であるなど様々な要因で異常が発生することがある。そのため、紙葉類取扱装置には、紙葉類の搬送が正しく行われているかを監視するために搬送路センサや判別部を設けている。
判別部で紙葉類の種類が特定できた破損のない紙葉類は、形状が既知であるため、搬送方向に対して垂直に複数並んだ搬送路センサの全てを紙葉類が通過しない場合、搬送途中で破れて分裂していることを検知することができる。
特許文献1では、紙葉類が判別部を通る度、紙葉類の画像を記憶しておき、前回の紙葉類の画像と比較することで、破れによる紙葉類の分裂及び判別部に残留している紙葉類の片割れを検知している。
特開平06−08027号公報
紙葉類取扱装置は、大きさが異なる紙葉類、一部が透明な素材で構成された紙葉類、一部が折れ曲がった紙葉類、一部が欠損している紙葉類などが搬送されることがある。そのため、紙葉類取扱装置は、そのような紙葉類が搬送されたとしても監視する必要がある。
このとき、紙葉類の詳細な情報を取得できる判別部では、特殊な紙葉類が搬送されても搬送状態を監視することが可能である一方、単に紙葉類が通過したことを検出できるに過ぎない搬送路センサでは、折れや破損している紙葉類や搬送されることが想定されていない紙葉類などのリジェクト券は搬送状態を監視することができず、正券が搬送された場合と同様に監視すると、紙葉類の残留や紙葉類の破れを誤検知する場合がある。
すなわち、判別部で破損していないと判断された紙葉類に対する搬送異常の判断と異なり、判別部で破損していると判断された紙葉類に対する搬送異常の判断においては、搬送路センサにより、搬送異常と判断する条件を変える必要がある。
本発明では、紙葉類の種類や破損状態に関わらず搬送路センサによって紙葉類の搬送を監視する装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、外部から紙葉類が投入される入金口と、前記紙葉類の判別情報を取得する判別部と、前記紙葉類を一時的に集積する一時保管庫と、前記一時保管庫から放出された前記紙葉類を収納する収納庫と、前記入金口と、前記一時保管庫と、前記判別部と、前記収納庫とを接続する搬送路と、前記搬送路上に該搬送路の幅方向に並列して設けられ、前記紙葉類の存在を検出する複数の検出部と、前記判別情報及び前記検出部により取得された情報より、搬送障害の発生を判断する制御部と、を備え、前記制御部は、前記判別部で取得された前記判別情報に基づいて、前記搬送障害の発生を判断する際に用いる前記検出部を変更することを特徴とする。
本発明によれば、リジェクト券や、折れや破損した正券の残留や破れによる紙葉類の分裂を検知することができ、紙葉類搬送装置が搬送路上の紙葉類を取り除くための動作や搬送路に残留している紙葉類の除去を係員に案内することできる。これにより、リジェクト券や分裂した紙葉類を紙葉類搬送装置から確実に除去することが可能となり、残留している紙葉類の湧き出しの防止や、残留している紙葉類同士の衝突によるジャムの防止を可能としている。
ATMの外観斜視図 ATMの制御関係を示すブロック図 紙葉類取扱機構の内部構成を示す側面図 紙葉類取扱機構の制御関係を示すブロック図 入金計数処理における紙葉類の搬送ルート 入金収納処理における紙葉類の搬送ルート 記憶部に記憶される情報 搬送される紙葉類の状態、搬送された紙葉類の搬送路センサ通過の有無 搬送障害の発生を判断する際に用いる搬送路センサを変更する処理 紙葉類が破れて分裂して搬送された状態 搬送路センサを紙葉類が通過するか否かを推測する際に曖昧さを設けた処理 紙葉類が搬送路センサを通過した際の検出パターン 搬送路センサの予測検出パターンと実測検出パターンとを比較する処理 紙葉類の画像情報と搬送路センサの予測検出パターン
(実施例1)
A.紙葉類取扱装置及び紙葉類取扱機構
以下、本実施例について、図1〜図9を用いて説明する。まず、紙葉類取扱装置(以下、ATMとする)について説明する。図1は、ATMの外観斜視図である。ATM101は、カード/明細票処理機構102、通帳処理機構103、筐体104、利用者操作/表示部105、紙葉類取扱機構1を備えている。
カード/明細票処理機構102は、カード挿入口/明細票発券口102aを介して、取引時に使用されるキャッシュカードなどの挿入及び排出や、取引明細が印字された明細票の排出を実行する。また、カードに付加された磁気ストライプの情報の読取・磁気ストライプへの情報の書込、取引明細の印字を実行する。
通帳処理機構103は、通帳挿入口103aを介して、取引時に使用される通帳の挿入及び排出を実行する。また、挿入された通帳への印字を実行する。さらに、通帳に貼付された磁気ストライプの情報の読取や、磁気ストライプへの情報の書込を実行する。
利用者操作/表示部105は、取引情報を表示すると共に利用者の操作により取引情報の入力を受け付ける。また、利用者操作/表示部105は、金融機関などの係員の利用にも供される物であり、ATM101の運用に関する情報を表示すると共に、係員の操作により入力を受け付ける。なお、利用者操作/表示部105と別途に備えられる係員操作/表示部(図2参照)は、筐体104の内部に備えられる。
紙葉類取扱機構1は、入出金口2を介して、紙葉類の入金処理、出金処理、鑑別処理などを実行する。紙葉類取扱機構1の詳細な構成については、後述する。
なお、ATM101は、硬貨の入出金処理、鑑別処理などを実行する硬貨処理部や、視覚障害者、高齢者などの利用に供するハンドセットや、生体認証用の生体情報読取装置などを備えても良い。
図2は、ATM101の制御関係を示すブロック図である。ATM101は、カード/明細票処理機構102と、通帳処理機構103と、利用者操作/表示部105と、インタフェース部106と、係員操作/表示部107と、外部記憶装置108とを備えている。これらのカード/明細票処理機構102と、通帳処理機構103と、利用者操作/表示部105と、インタフェース部106と、係員操作/表示部107と、外部記憶装置108とは、バス109を介して本体制御部110と接続されており、本体制御部110の制御の下に必要な動作を行う。また、上記各機構及び構成部分は、電源部111により電力を供給される。
利用者操作/表示部105は、タッチパネル等の操作部と、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示部とから構成されており、ATM101の利用者に対して、取引内容の選択画面や各種取引の実行画面等を表示し、利用者の選択を受け付ける。なお、本実施例では、利用者操作/表示部105は、タッチパネルとLCDとを重ね合わせた構造であるが、例えば、ボタン式の操作部をLCD(表示部)の外部に配置した構造としても良い。
係員操作/表示部107は、タッチパネル等の操作部と、LCDなどの表示部とから構成されており、係員に対して、保守画面等を表示し、係員の選択を受け付ける。なお、本実施例では、係員操作/表示部107は、タッチパネルとLCDとを重ね合わせた構造であるが、例えば、ボタン式の操作部をLCD(表示部)の外部に配置した構造としても良い。
外部記憶装置108は、例えば、HDD(Hard Disk)、SSD(Solid State Disk)、DVDなどである。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)などのハードウェア構成と、ATM101の制御プログラム等のソフトウェア構成とを総称したものであり、ATM101の各部を制御する機構である。
続いて、紙葉類取扱機構1について説明する。図3は、紙葉類取扱機構1の内部構成を示す側面図である。紙葉類取扱機構1の上部には、その前面側(利用者に面する側:図3の上部右側)に入出金口2が配置される。当該入出金口2は、前面側(図3の右側)に設けられ、外部から投入された紙葉類を受け付ける入金部2aと、背面側(前面側の反対側:図3の左側)に設けられ、外部に放出する紙葉類が収納される出金部2bとを備える。
本実施例では、入出金口2は、少なくとも入金部2aを備えた入金口であれば足り、後述する入金処理時に発生した異常紙葉類を入金部2aに収納する構成とすれば、本発明を実現することは可能である。ここで、異常紙葉類とは、判別部3により金種の判別が不能であったり、紙葉類の寸法が適切でない等、紙葉類取扱機構1の内部に収納することが不適切と判別された紙葉類のことである。
なお、出金処理においても本発明を適用することは容易であるため、図3に示す通り出金部2bを備え、入金処理時に発生した異常紙葉類を出金部2bに収納しても良い。本実施例では、出金部2bを備えた構成について説明するものとする。
紙葉類取扱機構1の中央部には、搬送された紙葉類の判別情報を取得する判別部3が配置される。ここで、紙葉類の判別情報とは、例えば、紙葉類の金種情報、真偽情報(真性であるか、偽造であるか、又は偽造と疑わしいか等)、紙葉類の状態情報(破れがあるか、しわがあるか等)を含む情報である。
また、判別部3は、上記判別情報とは異なる、各々の紙葉類の固有情報(例:紙葉類に印刷された記番号など)を読み取ることにより、同一の金種、真偽若しくは状態の紙葉類が複数であっても、別個の紙葉類として認識することが可能である。
紙葉類取扱機構1の背面側(図3の上部左側)の上側には、入金された紙葉類を取引成立までの間、一時的に保管する一時保管庫4が配置される。ここで、「入金された紙葉類」とは、本実施例の場合、入出金口2の入金部2aに投入された紙葉類の内、判別部3での判別後に出金部2bに搬送される紙葉類以外の紙葉類のことである。なお、判別部3での判別後に出金部2bに搬送される紙葉類を、一時保管庫4に一時的に保管しても良い。
紙葉類取扱機構1の下部には、その前面側から背面側に向かって、紙葉類の収納のみを行う入金庫5と、紙葉類の収納及び放出を行う還流庫6、7、8、9とが配置される。
入金庫5は、入金処理時に発生したリジェクト紙葉類を収納する収納庫である。ここで、「リジェクト紙葉類」とは、判別部3で、紙葉類取扱機構1の内部に収納することは適切であるが、例えば折れや破れ等により、出金処理時の搬送に適さないと判断された紙葉類のことである。
還流庫6〜9は、入金された紙葉類であって出金に適した紙葉類、すなわち、上記異常紙葉類及び上記リジェクト紙葉類以外の紙葉類を収納する収納庫である。還流庫6〜9には、入金処理時に金種別に紙葉類が収納され、出金処理時に指定された枚数の紙葉類が放出される。
なお、ソフトウェアによる設定や、ディップスイッチ(図示せず)の設定等により、入金庫5、還流庫6〜9の設定を変更することは可能であり、例えば、入金庫5を還流庫としたり、還流庫6を入金庫として運用しても良い。また、還流庫6〜9に収納する紙葉類の金種も、ソフトウェアによる設定や、ディップスイッチの設定等により可能であり、複数の還流庫に同一金種の紙葉類を収納しても良い。例えば、還流庫6、7、8、9にそれぞれ10ユーロ札、50ユーロ札、100ユーロ札、200ユーロ札を収納しても良く、また、還流庫6、7、8、9に50ユーロ札、50ユーロ札、100ユーロ札、100ユーロ札を収納しても良い。
上記入出金口2と、判別部3と、一時保管庫4と、入金庫5と、還流庫6〜9とは、紙葉類を搬送する搬送路10(10a〜10f)により接続される。これらの搬送路10a〜10fは、図4に示す搬送路駆動部10Xにより駆動される。なお、搬送路駆動部10Xは単一の駆動源であるが、各搬送路10a〜10fの駆動源を別個の駆動源としたり、搬送路10a〜10fの内、複数の搬送路を纏めて一つの駆動源により駆動しても良い。
搬送路10aは、入出金口2の入金部2aと判別部3との間で紙葉類を搬送する搬送路である。搬送路10b、10cは、判別部3と一時保管庫4との間で紙葉類を搬送する搬送路であって、搬送路10bは判別部3側に配置され、搬送路10cは一時保管庫4側に配置される。搬送路10dは、搬送路10bから分岐され、入出金口2の出金部2bに紙葉類を搬送する搬送路である。搬送路10eは、搬送路10aと搬送路10dとの間で紙葉類を搬送する搬送路である。搬送路10fは、搬送路10aと入金庫5、還流庫6〜9との間で紙葉類を搬送する搬送路である。
搬送路10a〜10fのうち、搬送路10aの内、搬送路10fとの分岐点から判別部3までの区間と、搬送路10bと、搬送路10cと、搬送路10fとは、紙葉類を双方向に搬送する双方向搬送路である。一方、搬送路10aのうち、入出金口2の入金部2aから搬送路10fとの分岐点までの区間と、搬送路10dとは、紙葉類を一方向に搬送する一方向搬送路である。
なお、一方向搬送路は、構造上一方向にしか紙葉類を搬送できない搬送路としても、構造上は双方向に搬送可能であるが、一方向にしか紙葉類を搬送しない設定とした搬送路でも良い。また、後者の場合、搬送路10a〜10fを全て双方向搬送路にしても良い。
搬送路10上には、紙葉類の存在を検出するための搬送路センサ(検出部)11(11a〜11l)を備えている。搬送路センサ11a〜11lは、例えば赤外光発光部と赤外光発光部に対向する位置に設けられた赤外光受光部とから構成され、赤外光受光部のダーク/ライトを検出することにより、紙葉類の存在を検出する。なお、搬送路センサ11a〜11lは、図3に示す配置に限られるものではない。
図4(a)は、紙葉類取扱機構1の制御関係を示すブロック図である。紙葉類取扱機構1は、入出金口2と、判別部3と、一時保管庫4と、入金庫5と、還流庫6〜9と、搬送路10(10a〜10f)を駆動する搬送路駆動部10Xと、搬送路センサ11(11a〜11l)と、記憶部12と、計測部13とを備えている。これらの各機構及び構成部分は、制御部14と接続されており、制御部14の制御の下に必要な動作を行う。すなわち、制御部14は、搬送路センサ11からの検出パターンを受信する。また、制御部14は、本体制御部110とATM101のバス109を介して接続され、本体制御部110からの指令を受信し、当該指令に基づき各機構及び構成部分を制御する。すなわち、本体制御部110からの指令および紙幣入出金装置1の状態検出に応じて紙葉類取扱機構1の制御を行い、紙葉類取扱機構1の状態を必要に応じて本体制御部110に送信する。
搬送路センサ11(11a〜11l)は、それぞれ搬送路10の幅方向に並列して設けられた複数の搬送路センサ(検出部)から構成される。
記憶部12は、例えば、RAM(Random Access Memory)等であり、判別部3により判別された紙葉類の判別情報(金種情報、真偽情報、状態情報)や、各々の紙葉類に固有の情報(例:紙葉類に印刷された記番号など)がテーブル形式として格納される。
図4(b)に示すように、記憶部12は、複数の記憶エリア12a〜12hから構成される。第1の記憶エリア12aには、一時保管庫4に一時的に保管された紙葉類について、制御部14が決定した紙葉類の搬送先へ紙葉類を搬送する際に、判別部3が判別した判別情報(紙葉類の金種、真偽、状態)や固有情報、入金順番情報(紙葉類の搬送順序)が記憶される。
第2の記憶エリア12bには、入出金口2に搬送した紙葉類について、搬送する際に判別部3が判別した判別情報(紙葉類の金種、真偽、状態)や固有情報、入金順番情報(紙葉類の搬送順序)が記憶される。同様に、第3〜第7の記憶エリア12c〜12gには、入金庫5、還流庫6〜9の各カセットに収納された紙葉類ついて、搬送する際に判別部3が判別した判別情報(紙葉類の金種、真偽、状態)や固有情報、入金順番情報(紙葉類の搬送順序)がそれぞれ記憶される。
また、第8の記憶エリアには、搬送路駆動部10Xの駆動量および駆動方向を計測部13によって計測した計測情報と各紙葉類の搬送位置情報とを記憶する。
B.紙葉類取扱装置を用いた代表的な取引
次に、紙葉類取扱機構1を用いた代表的な取引について説明する。紙葉類取扱機構1を用いた代表的な取引として、紙葉類取扱機構1の内部に利用者から投入された紙葉類を収納する入金取引と、紙葉類取扱機構1の内部に収納された紙葉類を利用者に対して放出する出金取引とがある。
入金取引時は、利用者により入出金口2の入金部2aに投入された紙葉類は、図示しないローラにて1枚ずつ分離され、搬送路10a上に搬送される。搬送路10aを搬送される各紙葉類は、判別部3にてその判別情報(紙葉類の金種情報、真偽情報、状態情報)及び固有情報が取得される。
このとき、制御部14は、判別部3による紙葉類の判別結果である判別情報に基づき、紙葉類の搬送先を決定する。
次に、紙葉類取扱機構1を用いた代表的な取引について説明する。紙葉類取扱機構1を用いた代表的な取引として、紙葉類取扱機構1の内部に利用者から投入された紙葉類を収納する入金取引と、紙葉類取扱機構1の内部に収納された紙葉類を利用者に対して放出する出金取引とがある。
入金取引時は、利用者により入出金口2の入金部2aに投入された紙葉類は、判別部3にて紙葉類の判別情報(紙葉類の金種情報、真偽情報、状態情報)及び固有情報が取得された後、一時保管庫4へ一時的に収納されると共に(図5(a)参照)、利用者操作/表示部105に判別結果が表示され、利用者に確認が促される。なお、一部の紙葉類は、入出金口2の出金部2bに搬送される場合もある(図5(a)参照、詳細は後述する)。そして、利用者によって判別結果が確認されると、一時保管庫4に収納された紙葉類は、入金庫5又は還流庫6〜9へ収納され(図5(b)参照)、一連の入金取引が実行される。また、利用者操作/表示部105に判別結果が表示された際に、利用者によって入金取引が取り消された場合、一時保管庫4に収納された紙葉類は入出金口2の出金部2bに搬送される(図5(b)参照)。
上記の動作のうち、判別部3にて紙葉類の判別情報及び固有情報を取得された紙葉類を一時保管庫4に収納する動作を「入金計数動作」と称し、一時保管庫4から入金庫5又は還流庫6〜9へ紙葉類を収納する動作を「入金収納処理」と称し、入金取引が取り消された場合における紙葉類の返却処理を「入金返却処理」と称する。
また、出金取引時は、出金金額に応じて、還流庫6〜9から所定の枚数ずつ繰り出された紙葉類について、判別部3にて紙葉類の判別情報(紙葉類の金種情報、真偽情報、状態情報)及び固有情報が取得された後、入出金口2の出金部2bに搬送される。なお、判別部3にて取得された紙葉類の判別情報から、出金に適さないと判定されたリジェクト紙葉類は、利用者には払い出さないように一時保管庫4へ収納し、出金取引の終了後に一時保管庫4から入金庫5に搬送される。
C.入金計数処理における詳細な処理
続いて、入金計数処理における紙葉類の搬送処理について、図5(a)を参照しつつ、詳細に説明する。利用者により入出金口2の入金部2aに紙葉類が投入されると、入出部2aから紙葉類を1枚ずつ分離し、搬送路10a上に搬出する。搬送路10aを通過した紙葉類について、判別部3によって判別情報(紙葉類の金種情報、真偽情報、状態情報)及び固有情報が取得されると共に、記憶制御部14cは、記憶部12の第8の記憶エリア12hを構成する、搬送位置情報記憶エリア12haにこれらの情報を格納する。
その後、制御部14は、判別部3にて取得された判別情報に基づき、紙葉類の搬送先を設定し、紙葉類を一時保管庫4又は入出金口2の出金部2bに搬送する。紙葉類が異常紙葉類でない場合、当該紙葉類の搬送先を一時保管庫4に設定する。また、制御部14は、当該紙葉類の最終搬送先を入金庫5又は還流庫6〜9のいずれかに設定する。さらに、制御部14は、搬送位置情報記憶エリア12haに上記設定された情報を格納する。その後、制御部14は、当該紙葉類を一時保管庫4に搬送する。
例えば、還流庫9に10ユーロ札を収納するように事前に設定されていた場合において、判別部3にて紙葉類の金種情報が10ユーロであるとき、制御部14は、当該紙葉類の搬送先を一時保管庫4、最終搬送先を還流庫9にそれぞれ決定し、最終搬送先である還流庫9に紙葉類を搬送する前に、一時保管庫4に紙葉類を搬送する。
また、判別部3により金種情報の取得ができなかった場合や、状態情報が不適切(例えば、紙葉類の寸法が適切でない)であった場合等、紙葉類が異常紙葉類である場合、制御部14は、当該紙葉類の搬送先を入出金口2に設定し、設定された情報を搬送位置情報記憶エリア12haに格納する。その後、制御部14は、当該紙葉類を入出金口2の出金部2bに搬送する。
これらの紙葉類の搬送処理のうち、入出金口2の入金口2aから繰出された紙葉類を一時保管庫4又は入出金口2の出金口2bに搬送するまで、制御部14は、搬送路センサ11a〜11lを用いて紙葉類の存在を検出する。
入金計数処理において、通常、紙葉類は搬送路センサ11a〜11gを通過する。この内、搬送路センサ11a〜11d、11fで紙葉類を検出した場合、紙葉類が搬送路10a〜10dのいずれかに存在しており、入金計数処理が正常に行われていると判断される。
一方、入金計数処理において、紙葉類は搬送路センサ11h〜11lを通過することはない。これらの搬送路センサ11h〜11lで紙葉類を検出した場合、搬送路10f上の残留紙葉類を検出したことになる。そのため、搬送路センサ11h〜11lで紙葉類を検出した場合、入金計数処理が異常であると判断され、処理を中止する。
搬送路センサ11e又は11gで紙葉類を検出した場合、当該紙葉類が一時保管庫4又は入出金口2の出金部2bに搬送されたと判断され、当該紙葉類の搬送を終了する。
上記の処理は、入出金口2の入金部2aに収納された複数の紙葉類に対して並行して処理されるものであり、全ての紙葉類について入金計数処理が正常に行われていると判断された場合は、入金計数処理を正常終了とする。
D.入金計数処理において記憶部12に記憶される情報
続いて、入金計数処理において、制御部14により、記憶部12の第8の記憶エリア12hに記憶される情報について説明する。制御部14は、紙葉類が搬送路センサ11a〜11dを通過したとき、図6(a)の搬送位置情報記憶エリア12haに示す、搬送順序201に対応させて、通過センサ記憶エリア202に、通過センサ情報を記憶する。
また、制御部14は、各紙葉類が搬送路センサを通過する度に、通過センサ記憶エリア202を更新する。
また、制御部14は、計測部13で計測した計測情報に基づいた、各通過センサからの移動距離を通過センサからの移動距離記憶エリア203に、紙葉類の搬送方向を搬送方向記憶エリア205に、紙葉類の搬送先を搬送先記憶エリア206に、1枚目200a、2枚目200b、…9枚目200iというように、それぞれ記憶する。
また、制御部14は、通過センサ情報、通過センサからの移動距離、搬送方向および搬送先の情報から求めた搬送区間情報を搬送区間記憶エリア204に記憶する。
このように、制御部14は、上記の情報を纏めた搬送位置情報を紙葉類毎に記憶することにより、残留紙葉類の正確な残留位置を把握することができる。
入金計数処理において、搬送路センサ11aで紙葉類の通過を検出した場合、制御部14は、検出した紙葉類の通過センサ情報として11aを記憶する。次に、搬送路センサ11bで紙葉類が通過するのを監視する。搬送路センサ11bで紙葉類の通過を検出した場合、記憶していた通過センサ情報を11bに更新する。さらに、判別部3で判別され、搬送路センサ11cで紙葉類が通過するのを監視する。搬送路センサ11cで紙葉類の通過を検出した場合、制御部14は、紙葉類の判別情報と関連付けて記憶している通過センサ情報を11cに更新する。
判別部3により紙葉類が判別されると、判別部3が判別した判別情報を判別情報記憶エリア12hbに記憶する。判別情報記憶エリア12hbは、紙葉類の金種情報212、真偽情報213、状態情報214及び固有情報215を、搬送順序211に関連付けて記憶されており、紙葉類の判別情報から前述の方法で搬送先を決定される。なお、搬送位置情報記憶エリア12haの搬送順序201と、判別情報記憶エリア12hbの搬送順序211とを関連付けることにより、紙葉類毎の位置情報と判別情報とを1対1に対応させて記憶することが可能である。
判別部3が判別した紙葉類の判別情報から決定した搬送先が一時保管庫4の場合は、次に搬送路センサ11dで紙葉類の通過を監視する。搬送路センサ11dで紙葉類の通過を検出した場合、制御部14は、紙葉類の判別情報と関連付けて記憶している通過センサ情報を11dに更新する。さらに、判別部3で判別され、搬送路センサ11eで紙葉類が通過するのを監視する。
続いて、搬送路センサ11eで紙葉類の通過を検出した場合、すなわち、一時保管庫4に紙幣が搬送されたことを検出した場合、制御部14は、記憶している紙葉類の判別情報と一時保管庫4に搬送した入金順番情報とを関連付けて、記憶部12の第1記憶エリア12aに記憶し、制御部14で記憶していた搬送した判別情報、搬送位置情報を削除する。
一方、判別部3が判別した紙葉類の判別情報から決定した搬送先が出金部2bの場合は、搬送路センサ11fで紙葉類の通過を監視する。搬送路センサ11fで紙葉類の通過を検出した場合、制御部14は、通過センサ情報を11fに更新する。さらに、判別部3で判別され、搬送路センサ11gで紙葉類が通過するのを監視する。
続いて、搬送路センサ11gで紙葉類の通過を検出した場合、すなわち、出金部2bに紙幣が搬送されたことを検出した場合、制御部14は、記憶している紙葉類の判別情報と出金部2bに搬送した順番情報とを関連付けて、記憶部12の第2記憶エリア12bに記憶し、制御部14で記憶していた搬送した紙葉類の判別情報、搬送位置情報を削除する。
各センサ間の搬送監視は、搬送路センサ11a〜11iの状態変化と、搬送路駆動部10Xの駆動量および駆動方向を計測部13にて計測した計測情報とにより行う。搬送路センサ11aと搬送路センサ11bとの間の搬送監視の場合、搬送路センサ11aで紙葉類の通過を検出した時点から搬送路センサ11bで検出するまでの駆動量を計測し、規定値以内に、搬送路センサ11bで紙葉類を検出した場合は、次の区間、すなわち、搬送路センサ11bと搬送路センサ11cとの間の監視を行う。もし規定値を超えても搬送路センサ11bで紙葉類の通過を検出できなかった場合は、制御部14は、搬送路センサ11aと搬送路センサ11bとの区間の間で、紙葉類の詰まり(ジャム)が発生したと判断し、異常処理を実行する。また、搬送路センサ13aに紙葉類が一定時間以上滞留し続けた場合も滞留異常とみなし、他の搬送区間も同様に搬送監視を行う。このように、駆動部の駆動量および駆動方向と搬送路センサによる搬送監視を搬送区間毎に行うことで、搬送障害の有無を監視する。
障害が発生した場合は、制御部14は、各紙葉類の判別情報、搬送位置情報を記憶部12に記憶する。また、本体制御部106は、障害内容がわかるエラーコードやエラー文言、障害発生日時、取引内容、紙葉類の残留位置および金種、画像、記番号、紙葉類の状態、搬送方向等を操作表示部105に表示する。
E.搬送される紙葉類と搬送路センサとの位置関係
図7(a)は、搬送される紙葉類の状態の一例である。紙葉類取扱装置は、紙葉類61aのような標準的なサイズだけでなく、大きなサイズの紙葉類61bや小さなサイズの紙葉類61c、折れ曲がっている紙葉類61d〜61f、破れなどの破損紙葉類61g〜61i、一部分が透明な素材で構成されている紙葉類61j、本来搬送を想定していないレシートなどの媒体も搬送される。
図7(b)は、搬送された紙葉類の搬送路センサ通過の有無を示す一例である。紙葉類61aが搬送された場合、紙葉類が搬送路センサ21a、21bのすべてのセンサ上を通過する。しかし、紙葉類61hが搬送された場合、搬送路センサ21a、21bの中で紙葉類が通過しないセンサが存在する。このとき、搬送路センサ21aで紙葉類61aと同様に紙葉類61hの搬送を監視した場合、紙葉類がセンサ上を通過していないことから搬送路上に残留していると誤検知する。また、搬送路センサ21bで搬送を監視した場合、片方のセンサ上を通過していないことから搬送中に破れて分裂したと誤検知する。特殊な紙葉類が搬送されても紙葉類の搬送を監視するため、搬送障害の発生を判断する際に用いる搬送路センサ11を変更する必要がある。
F.搬送障害の発生を判断する際に用いる搬送路センサ11の変更処理
続いて、搬送障害の発生を判断する際に用いる搬送路センサ11を変更する処理について、入金計数処理を例として説明する。入金計数処理を行った場合、紙葉類が判別部3を通過する際、紙葉類の状態を記憶部12で記憶している。判別部3を通過した紙葉類は、正券であれば搬送先の一時保留庫4、リジェクト券であれば入出金口2の出金部2bへ搬送され、搬送中に搬送路センサ11で監視される。搬送路センサ11は、それぞれ搬送方向に対して垂直に1個から複数個のセンサを設置しており、センサ毎に位置が異なる。そのため、予め搬送路センサ11を紙葉類が通過する前に、センサの位置と記憶部12に記憶された紙葉類に関する状態とに基づいて、センサ通過の有無を制御部14にて判定する。
搬送障害の発生を判断する際に用いる搬送路センサ11を変更する処理に関して、図8(a)に示すフローチャートを用いて説明する。
紙葉類が搬送されて判別部3を通過する際、判別部3は、紙葉類の状態情報として搬送方向に対する紙葉類の位置と幅を取得して記憶部12に記憶させる(ステップS1101)。次に、記憶部12は、記憶した紙葉類の位置と幅と、更に紙葉類が通過する搬送路センサ11の位置とを制御部14へ通知する(ステップS1102、S1103)。
制御部14は、紙葉類と搬送路センサ11の位置とか、搬送路駆動部10Xと計測部13とにより、紙葉類が搬送路センサ11上を通過する時間である通過予定時間を算出する(ステップS1104)。制御部14は、通過予定時間に合わせて搬送路センサ11の検出パターンを受信する(ステップS1105)。
続いて、制御部14は、紙葉類の位置と幅と、搬送路センサ11の位置とにより、搬送路センサ11を紙葉類が通過するか否かを推測する(ステップS1106)。ステップS1106における処理について、詳細を図8(b)に示す。
図8(b)では、紙葉類が図の右側から左側に搬送されるものとする。搬送方向の中心線700を基準とした場合、紙葉類61gの中心位置と幅は、701、711となる。制御部14は、紙葉類が搬送される可能性のある領域として、紙葉類の幅711を基準として中心線700と略平行な領域(線720と線721とで挟まれる領域、すなわち搬送路の搬送方向に対する紙葉類の幅方向に通過する領域)の間に搬送路センサがあるかを判定し、搬送路センサ上の紙葉類の通過の有無を推測する。
搬送路センサ22a、22bと中心線700との距離が702、703である場合、紙葉類の幅711を基準として中心線700と略平行な領域に含まれる搬送路センサは22bであるため、紙葉類61gが通過する搬送路センサは22bとなる。
紙葉類が搬送路センサ11上を通過すると推測した場合、搬送路センサ11上を紙葉類が通過予定時間に通過するかを検出パターンから判定する(ステップS1107)。紙葉類が通過予定時間に搬送された場合は(ステップS1107:Yes)、紙葉類が正常に搬送していると判断する。一方、紙葉類が通過予定時間に搬送されない場合は(ステップS1107:No)、前回紙葉類が通過した搬送路センサ11や判別部3から、監視対象である搬送路センサ11に搬送されるまでの間に、紙葉類の身動きが取れない状態となるジャムが発生していると判断して異常停止させる。
続いて、判別部3を通過した紙葉類が、複数の搬送路センサ11を通過すると判断された場合における処理について説明する。図9は、複数のセンサによって構成されている搬送路センサに対し、紙葉類が破れて分裂して搬送された状態を示している。
制御部14は、記憶部12に記憶された紙葉類62aの状態より、紙葉類センサ23a、23b上を紙葉類62aが通過すると判断している。紙葉類62aの搬送中に、紙片62bと紙片62cとに破れて分裂し、紙片62bのみ搬送された場合、通過すると判断された紙葉類センサのうち、紙葉類センサ23bのみ通過することとなる。
また、制御部14は、記憶部12に記憶された紙葉類63aの状態より、紙葉類センサ23c、23d、23eのうち、紙葉涙センサ23d、23e上を紙葉類63aが通過すると判断している。紙葉類63aの搬送中に、紙片63bと紙片63cとに破れて分裂し、紙片63bのみ搬送された場合、通過すると判断された紙葉類センサのうち、紙葉類センサ23eのみ通過することとなる。
このことから、記憶部12での紙葉類の状態より、紙葉類が2つ以上の紙葉類センサを通過すると判断している場合、紙葉類がすべての紙葉類センサを同時(同時と判定可能な時間差以内であることを含む)に通過するか検出し、同時に通過していない場合は、破れによる紙葉類の分裂を判断して異常停止させることができる。
このように、本実施例では、紙葉類が判別部3を通過する場合、記憶した紙葉類の状態とセンサの位置とにより、紙葉類ごと、及び搬送路センサ11ごとに搬送障害の判断を変更するため、紙葉類の種類や破損状態に関わらず搬送媒体の搬送を監視することができる。そのため、紙葉類の搬送路上の残留や紙葉類の破れによる分裂の検知が可能となり、搬送路に残留している紙葉類や破れた紙葉類の片割れの除去を係員に案内することができる。
これにより、リジェクト券や分裂した紙葉類を紙葉類搬送装置から確実に除去することが可能となり、残留している紙葉類の湧き出しの防止や、残留している紙葉類同士の衝突によるジャムの防止を可能としている。
また、利用者との現金トラブルの防止や異常原因を発見するために要する紙葉類取扱装置の休止時間を減少することで休止率の低減に繋がる。
(実施例2)
紙葉類は、搬送中に搬送方向に対して略垂直な方向に移動する偏移や傾きの変化などによって搬送状態が変化することがある。この場合、多少の搬送状態の変化は、紙葉類の搬送に影響はないので、正常搬送として処理したい。また、紙葉類の搬送状態に変化がなくても、紙葉類がセンサ上を掠めるように搬送されると、紙葉類センサ11が紙葉類を検知しない可能性がある。この場合、判別部3で判断した紙葉類の状態により、紙葉類センサ11上を通過すると判断したにもかかわらず、紙葉類センサ11により紙葉類の通過を確認できずに、制御部14は、紙葉類が搬送路上に残留していると誤検知を起こして異常処理を行う場合がある。
そこで、実施例1において説明した図8(a)のフローチャートにおける、搬送路センサ11を紙葉類が通過するか否かを推測する際に(ステップS1106参照)、曖昧さを設けた処理について、図10を用いて説明する。図10(a)は、曖昧さを設けた処理を示すフローチャートであり、図10(b)は、搬送路と紙葉類との位置関係を示す図である。
搬送路センサ11上の通過の有無の判断に曖昧さを設ける処理において、ステップS1101〜ステップS1105までは、実施例1の場合と同様の処理を行う。また、紙葉類が搬送される可能性のある領域として、紙葉類の幅を基準として中心線と略平行な領域(線722と線723とで挟まれる領域)の間に搬送路センサがあるかを判定し、搬送路センサ上の紙葉類の通過の有無を推測する処理も、実施例1と同様である。
略平行な線722や線723付近では、紙葉類の偏位や傾きにより、搬送路センサの検出パターンに影響が出やすい。そのため、多少の搬送状態の変化により、搬送路センサ上の通過の有無が変動し易い領域として、線722や線723を基準として所定の幅801(例:20mmなど)を設けて、搬送路センサ24上の紙葉類の通過の有無を判断する。
具体的には、略平行な線722、線723に対して幅801を考慮した結果、紙葉類が通過すると十分に推測可能な領域802と、紙葉類が通過しないと十分に推測可能な領域803を算出する。この場合、各々の搬送路センサに対して、当該搬送路センサが、紙葉類が通過することを十分に推測できる搬送路センサであるか判断する(ステップS1108)。当該搬送路センサが紙葉類が通過することを十分に推測できない場合は(ステップS1108:No)、紙葉類が通過しないことを十分に推測できる搬送路センサであるか判断する(ステップS1109)。
例えば、図10(b)に示す搬送路センサ24aは、領域802内に設けられているため、紙葉類が通過すると十分に推測できるセンサである。また、搬送路センサ24cは、領域803内に設けられているため、紙葉類が通過しないと十分に推測できるセンサである。さらに、搬送路センサ24bは、領域802、803内に存在しない搬送路センサであり、紙葉類が通過したか否かを十分に推測できないセンサである。
紙葉類が通過することを十分に推測できる搬送路センサである場合(ステップS1108:Yes)、検出パターンより紙葉類の通過の有無を判定し(ステップS1110)、紙葉類の通過を確認した場合は正常搬送とし(ステップS1112)、紙葉類の通過を確認できない場合は搬送路に紙葉類が残留していると判断して異常停止させる(ステップS1113)。
また、紙葉類が通過することを十分に推測できない搬送路センサである場合(ステップS1109:Yes)、検出パターンより紙葉類の通過の有無を判定し(ステップS1111)、紙葉類の通過を確認できない場合は正常搬送とし(ステップS1114)、紙葉類の通過が確認した場合は搬送路上に存在した紙葉類が湧き出して搬送されてきたと判断して異常停止させる(ステップS1115)。
一方、紙葉類が通過したか否かを十分に推測できない搬送路センサである場合(ステップ1109:No)、紙葉類の搬送監視を行わず正常搬送とする(ステップS1116)。
すなわち、搬送路の搬送方向に対する前記紙葉類の幅方向に通過する領域の境界より所定の幅に含まれる搬送路センサは、搬送障害の判断に用いられていない。また、搬送路の搬送方向に対する紙葉類の幅方向に通過する領域の境界を基準として、所定幅以上内側の領域に含まれる搬送路センサを通過した場合、または該境界を基準として、所定幅以上外側の領域に含まれる搬送路センサを通過しない場合、搬送が正常であると判断している。
このように、搬送路センサ11の紙葉類の搬送監視において、紙葉類の搬送の有無を問わない判断基準を設けることで、紙葉類の搬送状態が多少変化しても容認し、正常搬送とすることができる。
(実施例3)
実施例1、2では、判別部3で得られる情報である紙葉類の幅と位置とにより、搬送監視を行う処理について説明した。しかし、センサの検出パターンで検知できない投光器の光を透過するような透明な素材で構成された紙葉類が搬送された場合、搬送異常の誤検知を起こす恐れがある。
また、搬送方向に対して略垂直方向の紙葉類の幅が変化する破れではなく、搬送中に搬送方向の紙葉類の幅が変化する破れを検知することができない。そこで、搬送路センサ11による搬送媒体の監視処理として、判別部3で取得した紙葉類の画像を用いる方法について、紙葉類の状態に伴うセンサの検出パターンの特徴を基に説明する。
図11は、正常な状態の紙葉類61aや破損している紙葉類61g、61h、61i、一部透明な素材で構成された紙葉類61jが搬送路センサ25a〜25jを通過した際の検出パターン225a〜225jを示している。検出パターンは、時間毎の遮光と透光を示しており、受光量が高い場合は搬送媒体がセンサ上にない透光状態、受光量が低い場合は搬送媒体がセンサ上にある遮光状態を示している。
正常な状態の紙葉類61aや破損の少ない紙葉類61gが搬送された場合、検出パターン225a〜225dは類似した結果となる。一方、破損の大きい紙葉類61hが搬送された場合、紙葉類が通過しないセンサ25eの検出パターン225eは、透光状態を維持する。また、一部破損している紙葉類61iが搬送された場合、破損部分が通過する搬送路センサ25gの検出パターン225gは、遮光するタイミングが異なり、遮光時間が短い。一部透明な素材で構成された紙葉類61jが搬送された場合、透明な箇所は投光器の光を透光するため、透明な箇所が通過する搬送路センサ25iの検出パターン225iは、透明な箇所の通過時に透光となる。
このように、紙葉類の形状や素材によって搬送路センサの検出パターンが異なるため、搬送媒体の形状や透光性に応じて搬送路センサ11での搬送の監視処理を変更することで紙葉類の詳細な状態変化を検知することができる。
また、紙葉類が正常に搬送された場合、紙葉類は、判別部3から搬送先まで状態を維持したまま移動する。そのため、判別部3を通過した時点で搬送路センサ11を通過するタイミングと遮光時間を推測することができる。
判別部3で取得した紙葉類の画像から通過する搬送路センサ11の検出パターンの予定値(予測検出パターン)を算出し、搬送路センサ11において計測された検出パターン(実測検出パターン)とを比較する処理について、図12に示すフローチャートを用いて説明する。
搬送された紙葉類が判別部3を通過する際、紙葉類の画像情報を取得して記憶部12に記憶させる(ステップS1201)。記憶部12は、記憶した紙葉類の画像情報、更に紙葉類が通過する搬送路センサ11の位置を制御部14へ通知する(ステップS1202、ステップS1203)。
制御部14は、紙葉類と搬送路センサ11の位置とから、搬送路駆動部10Xと計測部13とにより、紙葉類が搬送路センサ11上を通過する時間である通過予定時間を算出する(ステップS1204)。制御部14は、通過予定時間に合わせて紙葉類センサ11の検出パターンを受信する(ステップS1205)。
続いて、制御部14は、判別部3で得られた画像より、複数の搬送路センサ11の検出パターンの予定値(予測検出パターン)を算出する(ステップ1206)。詳細については、図13を用いて説明する。
図13は、判別部3により取得された紙葉類の画像情報と、搬送路センサの検出パターンの予定値(予測検出パターン)とを示した図である。
搬送路センサ26a〜26cの位置を基準として、搬送路センサ上を通過する紙葉類65の搬送方向の長さ901〜905を取得する(紙葉類65の画像265を参照)。紙葉類65が搬送路センサ26a〜26cを遮光するタイミングと遮光時間は、通過箇所の長さ901〜904より、搬送路駆動部10Xと計測部13とにより算出できる。そのため、破損箇所を通る搬送路センサ26aの検出パターンの予定値(予測検出パターン)126aは、長さ901に対応する相対的に短い遮光時間911が算出される。一方、破損箇所を通らない搬送路センサ26bの検出パターンの予定値(予測検出パターン)126bは、長さ902に対応する相対的に長い遮光時間912が算出される。
また、透光箇所を通過する搬送路センサ26cの検出パターンの予定値(予測検出パターン)126cは、遮光と透光が行われるため、長さ903と長さ904とにより、遮光時間913、914が算出され、その間に透光時間915が設定される。また、紙葉類の画像265より、透光箇所の長さ905を算出できるため、長さ905から透光時間915を算出しても良い。
ステップS1206の後、制御部14は、搬送路センサ11の各々について、検出パターンの予定値(予測検出パターン)と計測値(実測検出パターン)とを比較する(ステップS1207)。判定結果より、全ての予定値(予測検出パターン)と計測値(実測検出パターン)とが略同一である場合(ステップS1207:Yes)、紙葉類が正常に搬送されていると考えられる。一方、予定値(予測検出パターン)と計測値(実測検出パターン)とが略同一でない状態が存在する場合(ステップS1207:No)、搬送異常が発生していると考えられる。
計測値(実測検出パターン)が予定値(予測検出パターン)に比べて遮光時間が短い場合は、紙葉類に破れによる分裂が発生していると判断して異常停止させる。一方、計測値(実測検出パターン)が予定値(予測検出パターン)に比べて遮光時間が長い場合は搬送路センサ13上での紙葉類の残留、紙葉類の湧き出し、他の紙葉類と重なって搬送されているなどの異常が発生していると判断して異常停止させる。
このように、判別部3で得られる紙葉類の画像や搬送路センサ11の位置を基に、搬送路センサ11毎の検出パターンの予定値(予測検出パターン)を算出して利用することで、形状だけでは分からなかった搬送路センサ11の投光器の光を透過するような透明な素材で構成された紙葉類の搬送を監視することができる。また、搬送路センサ11上を通過する紙葉類の長さから予定値(予測検出パターン)を算出しているため、予定値(予測検出パターン)と異なる計測値(実測検出パターン)を確認した場合、計測値(実測検出パターン)から搬送異常を判断することが可能となる。
1…紙葉類取扱機構、2…入出金口、3…判別部、4…一時保管庫、5…入金庫、6〜9…還流庫、10a〜10f…搬送路、10X:搬送路駆動部、11a〜11m、21a、21b、22a、22b、23a〜23e、24a〜24c、25a〜25j、26a〜26c:搬送路センサ、12…記憶部、12ha…搬送位置情報記憶エリア、12hb…判別情報記憶エリア、12c…対応関係情報記憶エリア、13…計測部、14…制御部

Claims (6)

  1. 外部から紙葉類が投入される入金口と、
    前記紙葉類の判別情報を取得する判別部と、
    前記紙葉類を一時的に集積する一時保管庫と、
    前記一時保管庫から放出された前記紙葉類を収納する収納庫と、
    前記入金口と、前記一時保管庫と、前記判別部と、前記収納庫とを接続する搬送路と、
    前記搬送路上に該搬送路の幅方向に並列して設けられ、前記紙葉類の存在を検出する複数の検出部と、
    前記判別情報及び前記検出部により取得された情報より、搬送障害の発生を判断する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記判別部で取得された前記判別情報に基づいて、前記搬送障害の発生を判断する際に用いる前記検出部を変更することを特徴とする紙葉類取扱装置。
  2. 請求項1記載の紙葉類取扱装置であって、
    前記判別情報は、前記紙葉類の幅を含み、
    前記搬送障害の発生を判断する際に用いる前記検出部は、前記搬送路の搬送方向に対する前記紙葉類の幅方向に通過する領域に含まれる前記検出部とすることを特徴とする紙葉類取扱装置。
  3. 請求項2記載の紙葉類取扱装置であって、
    前記搬送路の搬送方向に対する前記紙葉類の幅方向に通過する領域に含まれる前記検出部が複数存在する場合、前記紙葉類が全ての前記検出部を同時に通過するか検出することを特徴とする紙葉類取扱装置。
  4. 請求項1記載の紙葉類取扱装置であって、
    前記判別情報は、前記紙葉類の幅を含み、
    前記搬送路の搬送方向に対する前記紙葉類の幅方向に通過する領域の境界より所定の幅に含まれる前記検出部は、前記搬送障害の判断に用いられないことを特徴とする紙葉類取扱装置。
  5. 請求項4記載の使用類取扱装置であって、
    前記搬送路の搬送方向に対する前記紙葉類の幅方向に通過する領域の境界を基準として、所定幅以上内側の領域に含まれる前記検出部を通過した場合、または該境界を基準として、所定幅以上外側の領域に含まれる前記検出部を通過しない場合、搬送が正常であると判断することを特徴とする紙葉類取扱装置。
  6. 請求項1記載の紙葉類取扱装置であって、
    前記判別部は、前記紙葉類の画像情報を取得し、
    前記制御部は、
    取得された前記画像情報より、複数の前記検出部の各々における予測検出パターンを算出し、
    前記予測検出パターンと、前記検出部で計測された実測検出パターンとを比較することにより、前記搬送障害を判断することを特徴とする紙葉類取扱装置。
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