JP2015031991A - 情報処理装置、処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】容易な操作で少額の電子マネーを保持できる情報処理装置を提供する。
【解決手段】無線接続により接続する第1端末装置と第2端末装置との少なくとも何れか一方に備わる情報処理装置であって、第1端末装置と第2端末装置とが関連性を有する装置であるか否かを検出する関連有無検出部と、第1端末装置と第2端末装置とが関連性を有する装置である場合に予め自端末装置に記録されている記憶情報を更新する更新部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、処理方法及びプログラムに関する。
近年では電子マネーも普及し、1種類の非接触ICカードに貯まった電子マネーのポイントをさまざまな企業が提供する商品やサービスの購入に利用できることも少なくない。
しかし、電子マネーにもさまざまな種類がありそれらの電子マネーを管理運営する企業間の障壁もあり、従来の貨幣と同じように自由にポイントの交換を行うことは現在のところ不可能である。例えばA社が発行し管理する電子マネー対応のカードに貯まったポイントをB社が提供するサービスの購入に使用することはできても、A社のカードに貯まったポイントをB社が発行し管理する電子マネー対応のカードに移動して使用するといったことは困難である。また、同じA社のカードを同じ個人が所有する場合であってもポイントを移動させ、一方のカードに集約して使用するようなことはやはり困難である。
例えば特許文献1には商品の購入代金を電子マネーで精算する場合に、グループ内の各人が電子マネーデータの送受信を行い、分割精算を行う技術が記載されているが電子マネーの授受に関する技術ではない。
なお、電子マネー対応カードとは、代表的にはNFC(Near Field Communication)等の近距離無線通信技術を用いて通信が可能な非接触ICカードである。
特開2008−107874号公報
ところで、ユーザが電子マネーを用いて商品等を購入するにあたり、わざわざ電子マネー対応の携帯電話を取り出したり、持ち歩いたりするのは不便な場合がある。また、それらの装置に比較的高額な金額がチャージされていたり、携帯電話のように装置そのものが高価であり個人情報が記憶されている場合など、置き忘れなどにより紛失すると損害が大きくなる。そこで比較少額な電子マネーを普段身に着ける腕時計などにチャージして使用し、足りなくなったら携帯電話等からチャージすることができれば便利であるが上述した特許文献1の方法では電子マネーの授受は可能ではなかった。
なお、電子マネー対応の携帯電話とは近距離無線通信技術を用いて通信が可能な非接触ICチップを搭載した携帯電話である。
そこでこの発明は、上述の課題を解決することのできる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的としている。
本発明は、無線接続により接続する第1端末装置と第2端末装置との少なくとも何れか一方に備わる情報処理装置であって、前記第1端末装置と前記第2端末装置とが関連する装置であるか否かを検出する関連有無検出部と、前記第1端末装置と前記第2端末装置とが関連する装置である場合に予め自端末装置に記録されている記憶情報を更新する更新部と、を備えることを特徴とする情報処理装置である。
また本発明は、無線接続により接続する第1端末装置と第2端末装置との何れか一方に備わり、前記第1端末装置と前記第2端末装置とが関連する装置であるか否かを検出し、 前記第1端末装置と前記第2端末装置とが関連する装置である場合に予め自端末装置に記録されている記憶情報を更新することを特徴とする処理方法である。
また本発明は、無線接続により接続する第1端末装置と第2端末装置との何れか一方に備わる情報処理装置のコンピュータを、前記第1端末装置と前記第2端末装置とが関連する装置であるか否かを検出する関連有無検出手段、前記第1端末装置と前記第2端末装置とが関連する装置である場合に予め自端末装置に記録されている記憶情報を更新する更新手段、として機能させることを特徴とするプログラムである。
本発明によれば、電子マネーのポイントを関連性を有する情報処理装置の間で移動させることができるという効果が得られる。
本発明の第一の実施形態による情報処理装置の最小構成を示す図である。 本発明の第一の実施形態による情報処理装置の具体的な構成を示す図である。 本発明の第一の実施形態による情報処理装置の備える情報の構成を示す図である。 本発明の第一の実施形態による情報処理装置の処理フローを示す第一の図である。 本発明の第二の実施形態による情報処理装置の具体的な構成を示す図である。 本発明の第二の実施形態による情報処理装置の操作の一例を示す第一の図である。 本発明の第二の実施形態による情報処理装置の操作の一例を示す第二の図である。 本発明の第二の実施形態による情報処理装置の判定方法の一例を示す図である。 本発明の第二の実施形態による情報処理装置の処理フローを示す図である。 本発明の第三の実施形態による情報処理装置の具体的な構成を示す図である。 本発明の第三の実施形態による情報処理装置の処理フローを示す図である。 本発明の第四の実施形態による情報処理装置の具体的な構成を示す図である。 本発明の第四の実施形態による情報処理装置の処理フローを示す図である。 本発明の第五の実施形態による情報処理装置の具体的な構成を示す図である。 本発明の第五の実施形態による情報処理装置の処理フローを示す図である。
<第一の実施形態>
以下、本発明の一実施形態による情報処理装置を図1〜図4を参照して説明する。
図1は第一の実施形態による情報処理装置の最小構成を示す図である。
この図において、符号1は情報処理装置を表している。図1に示す通り、情報処理装置1は少なくとも関連有無検出部40、更新部50を備えている。
関連有無検出部40は、他装置(情報処理装置2)が情報処理装置1と関連性を有するか否かを検出する機能部である。ここでいう関連性とは、特に限定しないが本実施形態では情報処理装置1、2の所有者の関係性に関することである。例えば、関連有無検出部40は、情報処理装置1と情報処理装置2の所有者が同じである場合に「関連有り」と判定する。あるいは情報処理装置1と情報処理装置2の所有者が親子関係である場合に「関連有り」と判定してもよい。
更新部50は、関連有無検出部40が「関連有り」と判定した場合に情報処理装置1が備える記憶部の記憶情報を更新する機能部である。記憶情報とは例えば電子マネーのポイントのことである。更新部50は関連有無検出部40が「関連有り」と判定した場合のみ記憶情報を更新するので第三者の所有する情報処理装置による記憶情報の更新を防ぐことができる。
情報処理装置1は非接触ICチップ及びそのリードライト機能を備えた装置を想定している。
図2は第一の実施形態による情報処理装置の具体的な構成を示す図である。なお、図1と同じ機能部には同じ符号を付して説明する。
図2に示す通り、本実施形態のシステムでは第1端末装置100と第2端末装置200を使用する。第1端末装置100と第2端末装置200は無線接続により接続される。
第1端末装置100は情報処理装置1を備えている。そして、情報処理装置1は通信部10、記憶部20、制御部30、関連有無検出部40、更新部50を備えている。また、情報処理装置1は通信部10を通じて情報処理装置2と通信が可能である。第1端末装置100の例としては電子マネーを扱うことができるスマートフォン等の携帯端末装置でもよい。第1端末装置100は情報処理装置1の他にも別途CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)などの記憶部、表示部、入力部などを備えていてもよい。
第2端末装置200は情報処理装置2を備えている。そして、情報処理装置2は通信部11、記憶部21、制御部31を備えている。また、情報処理装置2は、通信部11を用いて情報処理装置1と通信し、制御部31は通信した内容を記憶部21に書き込むことができ、また、記憶部21は書き込まれた内容を保持することができる。情報処理装置2の例としては、非接触ICチップを想定している。また、第2端末装置200としては例えば非接触ICチップを搭載した腕時計などでもよい。
通信部10、11は本実施形態においてはNFC等の無線通信によって通信を行う機能部である。通信の方式については特に限定はなく、他にBluetooth(登録商標)などであってもよい。なお、情報処理装置1は通信部10を通じて第1端末装置100とも通信が可能である。例えば第1端末装置100の入力部を用いてユーザが入力した値を通信部10を介して情報処理装置1が入力することも可能である。
記憶部20、21は例えばFelica(登録商標)等の非接触ICチップの備える記憶機能であって、自装置の保持する電子マネーのポイントの大きさ、その電子マネーの所有者の識別情報(所有者ID)や情報処理装置1や情報処理装置2毎に固有な番号、あるいは第1端末装置100、200に固有の番号等(装置ID)を記憶している。なお、例えば第1端末装置100がスマートフォンである場合、記憶部20は第1端末装置100がスマートフォンとしての機能(通話、メール、インターネットや各種アプリケーションなど)を発揮するために備える記憶部とは別のものであってよい。
制御部30、31は、通信部10、11を介した通信の制御や記憶部20、21への書込みや読込みの制御を行う機能部である。また、通信部10、11を介して通信する情報や記憶部20、21が記憶する情報は電子マネーのポイントや個人情報等の秘匿性の高い情報である。従って制御部30、31はこれらの情報の暗号化処理及び複合化処理を行う機能も有している。
図1で説明したとおり関連有無検出部40は第1端末装置100と第2端末装置200の関連性の有無の判定を行い、その結果に基づく記憶部20の更新は更新部50が行う。また、更新部50は、関連有無検出部40の判定に基づいて記憶部21を更新する指示を行う機能も有している。
なお、制御部30、関連有無検出部40、更新部50は、情報処理装置1に備わるCPUがプログラムを実行することにより備わる機能である。また、制御部31は、情報処理装置2に備わるCPUがプログラムを実行することにより備わる機能である。
情報処理装置1と情報処理装置2は接近するとNFC等の技術により通信を開始し、電子マネーのポイントの移動や更新などの処理を行う。この情報処理装置1と情報処理装置2が接近したときの通信については非接触ICカードとそれに対応するリーダライタ装置との間で行われる処理に関するNFC等の公知の技術等によって行われるものとする。例えば情報処理装置1と情報処理装置2が接近すると情報処理装置2は情報処理装置1から電磁誘導によって電力を得て稼働する。そしてその状態で情報処理装置2は情報処理装置1が発信する接続要求信号を受信する。すると情報処理装置2は応答信号を送信して情報処理装置1との通信が開始される。ここで接続要求信号とは通信を開始するきっかけとなる信号であって、情報処理装置1は定期的に接続要求信号を発信して応答信号を待機する。
通信が可能になると情報処理装置1は情報処理装置2から情報処理装置2の所有者IDや装置IDを受信し、関連有無検出部40が情報処理装置1と情報処理装置2の関連性を判定する。そして判定の結果、「関連有り」の場合、更新部50が予め自端末装置に記録されている記憶情報を更新するよう制御部30へ指示し、制御部30は記憶部20の記憶情報を更新する。また、更新部50は記憶情報を更新する指示を通信部10を介して情報処理装置2へ送信する。そして制御部31は記憶部21の記憶情報を更新する。
更新する記憶情報の内容は電子マネーのポイントであって、情報処理装置1から情報処理装置2へ、又は情報処理装置2から情報処理装置1へポイントが移動するように記憶部20、21の更新を行う。例えば、情報処理装置1から情報処理装置2へ1000ポイント移動する場合、更新部50は、記憶部20が元々保持していたポイントから1000を減算した値を記憶部20に書込むよう制御部30へ指示し、記憶部21が元々保持していたポイントに1000を加算した値を記憶部21に書き込むよう第2端末装置200に指示する。第2端末装置200は更新部50から指示されたポイントの値を制御部31へ記憶部21に書き込むよう指示する。
本実施形態によると電子マネー機能を備えた装置同士を接近させるという簡単な方法で関連性を有する他装置へ電子マネーのポイントを移動することができる。
それによって、ユーザは必要な分だけの電子マネーを普段使用する電子マネー媒体に移動させ所持することができるので便利であり、紛失した場合も損失額を少額に留めることができるため安心である。
また、それらの装置は互いに関連性を有することが条件となっているため意図しない第三者にポイントが渡ってしまうことを防ぐことが可能である。
例えば電子マネー対応の携帯電話を買い替える場合に、古い携帯電話にチャージしていたポイントを一旦、別の装置へ移動し退避させ、携帯電話の交換が済んだ後で新しい携帯電話にポイントを移動するといった場面での利用も考えられる。
なお、情報処理装置2が関連有無検出部40や更新部50を備えていてもよい。
図3は本実施形態による情報処理装置1の備える情報の構成を示す図である。
図3を用いて関連有無検出部40が関連の有無を判定するときに用いるテーブル(関連性定義テーブル)について説明する。
図3は関連有無検出部40が関連の有無を判定するときに用いるテーブルの一例であって記憶部20に格納され保持されている。
この例で示す通り、記憶部20は他の装置の所有者に関する情報を各々の装置やICチップを識別する装置IDに関連付けて記憶している。記憶部20が情報処理装置1と関連性がある情報処理装置2の情報のみを予め図3のようなテーブルの形式で記憶しておくことで、関連有無検出部40が情報処理装置2を「関連有り」又は「関連無し」と判定することが可能である。例えば、関連有無検出部40が情報処理装置2から受信した装置IDをキーとしてテーブルを検索し、当該装置IDをもつレコードが存在すれば情報処理装置2は「関連有り」とする判定方法でもよい。
また、図3のように「関連性」の項目を設け、記憶部20が情報処理装置1の所有者と情報処理装置2との関係を示す情報を予め図3のようなテーブルの形式で記憶し、その関連性によって情報処理装置2が保持できる金額やポイントの限度額を定めてもよい。例えば、関連性が「自分」であれば、情報処理装置2に保持できる最大ポイントは5000ポイントであり、関連性が「子」であれば1000ポイントであるという情報を記憶部20に保持しておき、情報処理装置1から情報処理装置2へポイントを移動する際に移動後のポイントがその限度額を超えないように更新部50がチェックを行ってもよい。あるいは、限度額を装置IDに紐づけてもよい。
なお、図3のテーブルへ関連性を有する端末の情報を登録する方法については特に限定しない。専用のソフトウェアを用いてユーザが手作業で入力してもよい。
図4は本実施形態による情報処理装置の処理フローを示す第一の図である。
図4の処理フローを用いて第1端末装置100と第2端末装置200とが関連性を有するかどうかを判定する処理について説明する。
前提としてユーザが第1端末装置100と第2端末装置200を接近させているものとする。このとき情報処理装置1の発信する接続要求信号を情報処理装置2が受信し、情報処理装置2は応答信号を情報処理装置1へ送信し、情報処理装置1と情報処理装置2は通信を開始する(ステップS1)。制御部31は記憶部21に保持された情報処理装置2の装置IDを読み出して通信部11を通じて情報処理装置1に装置IDを送信する(ステップS2)。情報処理装置1の通信部10は情報処理装置2の装置IDを受信すると関連有無検出部40に出力する。関連有無検出部40は情報処理装置2の装置IDを入力すると記憶部20に保持された例えば図3で説明したテーブル(関連性定義テーブル)を、入力した装置IDを検索キーにして検索し、情報処理装置2の装置IDや所有者情報が関連性定義テーブルに登録されているかどうかを判定する(ステップS3)。情報処理装置2の所有者情報が関連性定義テーブルに登録されている場合、関連有無検出部40は情報処理装置1と情報処理装置2は「関連有り」と判定する(ステップS4)。情報処理装置2の所有者情報が関連性定義テーブルに登録されていない場合、関連有無検出部40は情報処理装置1と情報処理装置2は「関連性無し」と判定する(ステップS5)。「関連性無し」と判定した場合、情報処理装置1は情報処理装置2にエラーを通知し、本処理フローを終了する。
「関連有り」と判定した場合、関連有無検出部40は更新部50に「関連有り」との判定結果を出力する。そして、情報処理装置1と情報処理装置2は、引き続き電子マネーのポイントの授受を行う処理を実行する。
前提として本実施形態では移動するポイント及びポイントを移動する方向については予め決まっているものとする。例えば、1回の接近で移動するポイントや移動方向を設定できるソフトウェアを用いてユーザが予め設定しておいてもよい。ここでは1回の接近で情報処理装置1から情報処理装置2に1000ポイント移動するものとし、情報処理装置1は十分なポイントを保有しているものとする。
まず、情報処理装置1と情報処理装置2との間で交換するポイントの大きさ及びポイントを移動する方向を示す情報を更新部50が記憶部20から読み出す(ステップS6)。更新部50は読み込んだ情報に基づいてポイントの移動処理を行う(ステップS7)。具体的には、まず更新部50は記憶部20から情報処理装置1が保有するポイントの情報を読み出す。そして更新部50はそのポイントから1000を減算した結果の値を記憶部20に書き込むよう制御部30に指示する。指示を受けた制御部30は結果の値を記憶部20に書き込む。 次に更新部50は通信部10を介して受信した記憶部21が保持する情報処理装置2が所持するポイントの値を入力し、1000を加算する。そして更新部50は加算した結果の値を記憶部21に書き込む指示を含む信号を通信部10を介して情報処理装置2に対して送信する。信号を受信した情報処理装置2は信号に含まれる値を書き込むよう制御部31に指示を行い、制御部31はその値を記憶部21に書込む。このとき制御部30は記憶部20にポイントの授受の履歴情報を書き出してもよい。同様に制御部31は記憶部21にポイントの授受の履歴情報を書き出してもよい。このとき記憶部20、21の記憶容量には限りがあるので、制御部30は記憶部20に記録された古い履歴情報を削除してもよい。記憶部21についても同様である。
なお、情報処理装置1と情報処理装置2はポイントの移動処理に十分な時間接近した状態を維持するものとする。
以上で本処理フローを終了する。
なお、以上の第一の実施形態の説明によれば情報処理装置1は、無線接続により接続する第1端末装置と第2端末装置との少なくとも何れか一方に備わる情報処理装置であって、第1端末装置と第2端末装置とが関連する装置であるか否かを検出する関連有無検出部と、第1端末装置と第2端末装置とが関連する装置である場合に予め自端末装置に記録されている記憶情報を更新する更新部と、を備える情報処理装置であることを示している。第一の実施形態によれば情報処理装置1のみが関連有無検出部40、更新部50を備えているが、情報処理装置2もそれらに相当する関連有無検出部、更新部を備えていてもよい。この場合、第一の実施形態で説明した情報処理装置1の処理を情報処理装置2が行うようにしてもよい。例えば以下のような動作となる。まず情報処理装置2の備える関連有無検出部が第1端末装置100及び第2端末装置200の関連性を判定し、「関連有り」の場合にはその判定結果を情報処理装置1へ送信する。そして上の例と同様のポイントの移動があるとすると、更新部50が記憶部20から自装置が保有するポイントを読み込み、その値から1000ポイントを減算する。そして更新部50はその減算した値を書き込むよう制御部30に指示し、制御部30は記憶部20に書き込む。一方、情報処理装置2が備える更新部は記憶部21から自装置が保有するポイントを読み込み、その値に1000ポイントを加算する。そして情報処理装置2が備える更新部はその加算した値を書き込むよう制御部31に指示し、制御部31は記憶部21に書き込む。そして適切にポイントの書き込みが行われたことを互いに確認してポイントの移動処理を完了する。
<第二の実施形態>
以下、本発明の第二の実施形態による情報処理装置を図5〜8を参照して説明する。
図5は本発明の第二の実施形態による具体的な構成を示す図である。
第二の実施形態において情報処理装置1は第1更新内容決定部60を有している。また、第1端末装置100にはセンサ部70が備えられている。その他の構成については第二の実施形態は第一の実施形態と同じである。
第1更新内容決定部60はセンサ部70から第1端末装置100の動き情報信号の入力を受け、入力した動き情報に基づいて移動する電子マネーのポイントやポイントの移動方向について決定を行う。第1更新内容決定部60は情報処理装置1に備わるCPUがプログラムを実行することにより備わる機能である。
センサ部70は第1端末装置100の動きや第2端末装置200との接触状態を検出するセンサである。動きを検出するセンサの例は加速度センサである。加速度センサは第1端末装置100の動作の加速度を検出することができる。また、接近状態を検出するセンサの例としては近接センサである。近接センサによって第1端末装置100と第2端末装置200が接近したかどうかを把握することができる。これらのセンサによって、第1端末装置100を第2端末装置200に対して接近させたのか、あるいは第1端末装置100は停止したままで第2端末装置200を第1端末装置100に近づけたのかなどを判定することができる。
また、よりの精度の高い動き情報を用いて判定を行うために本実施形態では第2端末装置200にもセンサ部71が備えられていることが好ましい。センサ部71は加速度センサであって第2端末装置200の動きを検出する。
センサ部71が備えられているときの動作について説明すると、第2端末装置200は検出した自装置の動き情報を送信部13を通じて情報処理装置1に送信し、情報処理装置1は受信部12を用いて動き情報を受信する。第1更新内容決定部60はセンサ部70から第1端末装置100の動き情報を入力し、受信部12から第2端末装置200の動き情報を入力する。そして第1更新内容決定部60は両方の装置から入力した動き情報から移動するポイントの大きさや移動方向について決定を行う。
第1更新内容決定部60がこれらの決定を行うと、決定した内容に基づいて更新部50がポイントの移動処理を実行する。
本実施形態によると、ユーザは第1端末装置100と第2端末装置200を所定の動作で接近させることで所望のポイントを所望の方向に移動することができる。
図6は本実施形態による情報処理装置の操作の一例を示す第一の図である。
図6を用いて本実施形態による第1端末装置100及び第2端末装置200の接近動作によってポイントが移動する方向を決定する方法について説明する。
本実施形態では第1端末装置100と第2端末装置200を近づける方法によってポイントの移動方向と移動するポイントの大きさを決定する。図6はこれらのうちポイントを移動する方向を決定する動作の一例を示す図である。図6(a)は、第2端末装置200(腕時計)を第1端末装置100(スマートフォン)に近づけると第1端末装置100から第2端末装置200へポイントが移動することを示している。符号400は第2端末装置200の移動方向を示しており、この図では第2端末装置200が第1端末装置100に対して接近している。また、符号500はポイントの移動方向を示しており、この図ではポイントは第1端末装置100から第2端末装置200へ移動する。この判定を行うにあたっては第2端末装置200に加速度センサが搭載されており、第2端末装置200が送信部13を介して自装置の加速度情報を第1端末装置100に送信し、第1更新内容決定部60が第2端末装置200が第1端末装置100に近づいてきたと判定してもよい。例えば、加速度センサがX軸、Y軸、Z軸の3軸の動きを検出するとして、第1更新内容決定部60は第1端末装置100と第2端末装置200が十分に離れた距離から両者が接近し通信を開始するまでの間の各装置のX軸、Y軸、Z軸方向のそれぞれの加速度を積分して両者の移動速度を求める。その結果、第1端末装置100が停止しており、第2端末装置200が移動しているならば第1更新内容決定部60が第2端末装置200を第1端末装置100に近づけたと判定してもよい。
また、装置を近づける方向とポイントが移動する方向は逆であっても構わない。図6(b)は、第2端末装置200を第1端末装置100に近づけるとポイントが第2端末装置200から第1端末装置100に移動することを示している。符号401は第2端末装置200の移動方向を示しており、この図では第2端末装置200が第1端末装置100に対して接近している。また、符号501はポイントの移動方向を示しており、この図ではポイントは第2端末装置200から第1端末装置100へ移動する。
なお、第1端末装置100と第2端末装置200を接近させる方向とポイントが移動する方向の関係性については初期値として定められているか、あるいはユーザが設定し、第1端末装置100の記憶部20に記憶されているものとする。
図7は本実施形態による情報処理装置の操作の一例を示す第二の図である。
図7を用いて本実施形態による第1端末装置100及び第2端末装置200の動作によって移動するポイントの大きさを決定する方法について説明する。
図7は本実施形態において移動するポイントの大きさを決定する動作の一例を示す図である。図7(a)は、第2端末装置200(腕時計)を第1端末装置100(スマートフォン)に近づける回数で移動するポイントの大きさを決定することを示している。例えば予め1回接近する毎に1000ポイント移動すると定めてあるとすると、この図の例では第2端末装置200を第1端末装置100に3回近づけているので移動するポイントは3000ポイントとなる。
第1端末装置100と第2端末装置200の接近はセンサ部70(近接センサ)が検出し、第1更新内容決定部60は第2端末装置200が接近するごとに回数をカウントし移動するポイントを決定する。第2端末装置200が接近したかどうかは、例えば照射した赤外線の反射の強度によって判定する。また、ポイントが移動する方向については例えば図6(a)を用いて説明した方法で決定され、この例の場合、第1端末装置100から第2端末装置200にポイントが移動するものとする。するとこの例では第1端末装置100から第2端末装置200へ3000ポイント移動することになる。
なお、ポイントを移動させる処理には一定の時間がかかるため、第2端末装置200を第1端末装置100に接近させる動作を3回繰り返して移動するポイントを決定し、3回目に近づけたときにしばらく接近した状態を保持してポイントを移動する処理を行ってもよい。具体的にはユーザが1回近づける毎に第1更新内容決定部60はカウンタに1を加えて接近回数をカウントし、カウンタの値を記憶部20に書き込む。また、接近と同時に第1更新内容決定部60はタイマを起動し所定時間待機する。そして、その待機中に次の接近をセンサ部70が検出しない場合、接近回数のカウントアップを完了しポイントの移動処理を行う。つまり上の例の場合、ユーザが3回目に第2端末装置200を接近させ、その待機中に4回目の接近をセンサ部70が検出しない場合、第1更新内容決定部60はユーザが第2端末装置200を第1端末装置100に接近させたのは3回であると決定し、更新部50に1回の接近で移動するポイントに3を乗じた値を移動するように指示を行う。更新部50がポイントの移動処理を行っている間、第1端末装置100は特定の色の光を点灯させるなどして移動処理中であることをユーザに通知してもよい。そしてポイントの移動処理が完了すると第1端末装置100は音を発するなどしてユーザにポイントの移動完了を通知してもよい。また、ポイントの移動が完了するまでの間にユーザが第2端末装置200を第1端末装置100から離してしまった場合などはポイントの移動処理を無効にしてもよい。
このようにして図6の方法と合わせてユーザは腕時計(第2端末装置200)をスマートフォン(第1端末装置100)に複数回近づけることで所望のポイントを腕時計にチャージすることが可能である。
次に図7(b)について説明する。図7(b)は移動するポイントを決定するための別の方法を示している。この方法では第2端末装置200を第1端末装置100に近づけている時間によって移動するポイントを決定する。例えば以下のような動作が考えられる。予め1度に1000ポイントずつポイントの移動を行うと定めてあるものとする。まず、センサ部70が第1端末装置100と第2端末装置200が接近した状態を検出すると第1更新内容決定部60は1度目のポイントの移動を実行することを決定し、更新部50が1000ポイントの移動を実行する。1000ポイントの移動が完了すると第1端末装置100は、音を鳴らす、又は表示画面に「1000ポイント移動しました」等の表示を行うことによってユーザに対してポイントの移動状況を通知してもよい。そして、1度目の移動が完了してもなお第1端末装置100と第2端末装置200が接近した状態を継続するならば、第1更新内容決定部60は続いて2度目のポイント移動を行うことを決定し、更新部50がさらに1000ポイントの移動を実行する。例えば、第1更新内容決定部60はセンサ部70が最初に接近を検出してからタイマを起動し所定時間以上接近していたら1度目のポイントの移動を開始し、ポイントの移動が完了すると再びタイマを再起動する。そして第2端末装置200が所定時間以上、第1端末装置100に接近していたら第1更新内容決定部60は2度目のポイントの移動を決定する。さらに第1端末装置100と第2端末装置200が接近した状態が続く場合はこの動作を繰り返し、接近した状態でなくなればポイントの移動を停止する。
この方法によれば、ユーザは腕時計(第2端末装置200)をスマートフォン(第1端末装置100)に近づけておく時間を調節することで所望のポイントを腕時計にチャージすることが可能である。なお、この方法においてもセンサ部70は近接センサであってもよい。
図8は本実施形態による情報処理装置の判定方法の一例を示す図である。
図8に示す表は図6、7で説明した内容をまとめた表である。
ポイントの大きさとポイントを移動する方向を決定する動作を組み合わせて行うことでユーザは第1端末装置100と第2端末装置200の間で簡単にポイントを移動することができる。簡単にポイントの移動を行うことができるため日常的に使用するのに十分で、仮に紛失しても大きな損害とはならない額の金銭やポイントを、例えば普段身に着ける腕時計等にチャージして携行することで、ユーザはスマートフォン等をわざわざ取り出す手間や、損害の大きい高額な金銭がチャージされている媒体を紛失する危険性から解放される。
なお、図8に示すポイントの移動に関する動作のうち、何れか一つのみに基づいて第1更新内容決定部60が決定を行ってもよい。例えば、接近時間又は接近回数によって移動するポイントの大きさを決定し、ポイントを移動する方向については例えば予め定められた方向に移動するとしてもよい。あるいは、ポイントを移動する方向は装置を近づける方向によって決定し、移動するポイントの大きさは例えば後述する第五の実施形態による方法で決定してもよい。
図9は本実施形態による情報処理装置の処理フローを示す図である。
図9を用いて本実施形態によるポイントの移動処理について説明する。
まず、ユーザが第1端末装置100と第2端末装置200を接近させると、情報処理装置1と情報処理装置2が通信を開始する。情報処理装置2は装置IDを情報処理装置1に送信する。すると関連有無検出部40は装置IDを入力し、情報処理装置2が情報処理装置1と関連性があるかどうかを判定する(ステップS21)。判定の方法については図4のステップS3と同じである。「関連無し」と判定した場合、ポイントの移動は行わず本処理フローを終了する。「関連有り」と判定した場合、第1更新内容決定部60はポイントの移動方向について決定を行う(ステップS22)。判定方法の一例としては、図6で説明した方法でもよい。具体的には、センサ部71は第2端末装置200の加速度等の情報を検出し、送信部13がその情報を第1端末装置100に送信する。第1端末装置100では受信部12が送信部13が送信した加速度情報を受信し第1更新内容決定部60へ出力する。一方、センサ部70は第1端末装置100の加速度等の情報を検出し第1更新内容決定部60へ出力する。第1更新内容決定部60は、これらの情報から一般的な方法を用いて第1端末装置100及び第2端末装置200の速度や方向を認識し、第1端末装置100が第2端末装置200へ接近してきたのかあるいは第2端末装置200が第1端末装置100へ接近してきたのかを判定する。例えば装置の動いた方向を判定すると第1更新内容決定部60は、ポイントを移動する方向、つまり第1端末装置100にチャージされたポイントを第2端末装置200へ移動するかあるいはその逆かを決定する。ポイントを移動する方向の決定は、予めユーザの指示等により設定された装置の移動方向とポイントの移動方向との関係に基づいて行う。なお、この関係を規定した情報は記憶部20に格納されており、第1更新内容決定部60はこの情報を記憶部20から読み出して使用するものとする。
ポイントを移動する方向についての決定が完了すると、続いて第1更新内容決定部60は移動するポイントの大きさについて決定を行う(ステップS23)。図7(a)の方法を例にとるとセンサ部70は第1端末装置100と第2端末装置200とが接近したかどうかを検出し第1更新内容決定部60に出力する。第1更新内容決定部60は入力した情報から例えば第1端末装置100と第2端末装置200の間の距離がある閾値以内の状態になったときを接近とみなして、第1端末装置100と第2端末装置200が何回接近したかをカウントする。そして第1端末装置100、200が接近した状態となりその状態が維持されたときを最後として接近回数のカウントを終了する。接近回数のカウントを終了すると第1更新内容決定部60は移動するポイントの大きさを決定する。第1更新内容決定部60は、1回の接近について移動するポイントの大きさと接近回数を積算して移動するポイントの大きさを決定する。
なお、1回の接近について移動するポイントの大きさは予めユーザの指示等により設定されており、記憶部20が記憶しているものとする。また、第1更新内容決定部60はこの情報を記憶部20から読み出して使用するものとする。
ポイントを移動する方向と大きさを決定すると、第1更新内容決定部60はその情報を更新部50に出力する。更新部50は入力した情報に基づいてポイントの移動処理を行う(ステップS24)。この処理については図4のステップS7と同様である。
以上で本処理フローは終了する。
なお、以上の第二の実施形態によれば情報処理装置1は、第1端末装置において検出した動き情報と、第2端末装置において検出した動き情報との何れか一方または両方に基づいて、記憶情報の内容を決定する第1更新内容決定部と、を備え、更新部は、決定した内容に基づいて記憶情報を更新することを特徴とする情報処理装置であることを示している。また、情報処理装置1は、更新部は、動き情報に基づいて決定した記憶情報の内容を関連する装置である他装置へ送信することを特徴とする情報処理装置であることを示している。
また、本実施形態において情報処理装置2は関連有無検出部及び更新部を備えていてもよく、さらに第1更新内容決定部を備えていてもよい。この場合、例えば以下のような動作となる。情報処理装置1は第1更新内容決定部60が決定した移動するポイントの大きさやポイントの移動方向の情報を含む信号を通信部10を介して情報処理装置2へ送信し、情報処理装置2は受信した情報を情報処理装置2が備える更新部に出力する。そして当該更新部は入力した情報に基づいて自装置が保有するポイントに移動ポイント分を加算又は減算した値を書込むよう制御部31に指示し、制御部31が記憶部21に書き込む。このときの情報処理装置2は、更新部は、動き情報に基づいて記憶情報の内容を決定した関連する装置である他装置から当該内容を示す情報を受信し当該内容に基づいて記憶情報を更新することを特徴とする情報処理装置であることを示している。
<第三の実施形態>
以下、本発明の第三の実施形態による情報処理装置を図10〜11を参照して説明する。
図10は本発明の第三の実施形態による具体的な構成を示す図である。
第三の実施形態において第1端末装置100には時刻検出部72が備えられている。また、決済装置300が存在し、決済装置300は第2端末装置200と通信して決済処理を行う。その他の構成については第三の実施形態は第一の実施形態と同じである(第二の実施形態と同様であってもよい)。
時刻検出部72は時刻を検出する機能部である。例えば、第1端末装置100に備わる時計の機能である。時刻検出部72は第1端末装置100と第2端末装置200が接近してポイントの移動を行う時刻を検出するために用いられる。
本実施形態では、ポイントの移動が自装置に関連する装置が行った処理の所定のタイミングを起点として所定時間後までの間に限り可能であることを特徴としている。具体的には「所定のタイミング」とは決済処理を行ったタイミングとすることが可能であり、「所定時間後」とは1分間とすることが可能である。例えば以下のような場面を想定することができる。まずユーザが店頭において商品を購入するものとする。ユーザは腕時計(第2端末装置200)に搭載した電子マネーの機能を用いて商品の支払いを行う。このときユーザは第2端末装置200を決済装置300に接近させ、決済装置300はNFC等の技術を用いて通信した上で公知の技術を用いて決済処理を行う。このときユーザは決済処理を行ったタイミングを起点として1分後までの間に限り、第2端末装置200を第1端末装置100に接近させて第2端末装置200にポイントをチャージすることが可能である。
このようにポイントの移動ができる条件に時間的制限を設けることによって本実施形態によると意図しない動作によって第1端末装置100と第2端末装置200が接近したときにポイントの移動が起こるような事態を防ぐことができる。
なお、決済処理後、第1端末装置100と第2端末装置200を接近させたときに移動するポイントの大きさや移動方向については第一の実施形態と同様、予め定めた所定の大きさを所定の方向に移動させてもよく、あるいは第二の実施形態と同様に第1端末装置100又は第2端末装置200の動き情報によって決定しても構わない。またポイントの移動が可能になるタイミングの起点となる処理は決済処理でなくても構わない。
また、決済装置300は非接触ICカードのリードライト機能を有する装置であって、第2端末装置200の記憶部21を更新することができるものとする。
図11は本実施形態による情報処理装置の処理フローを示す図である。
図11を用いて本実施形態によるポイントの移動処理について説明する。
前提としてユーザが商品を購入する場面であって店員に誘導されてユーザが決済装置300に対して第2端末装置200を接近させるものとする。すると決済装置300と第2端末装置200は通信を開始し、決済装置300は決済処理を行う(ステップS31)。このとき決済装置300は決済後のポイントや決済時の時刻を第2端末装置200に送信し(ステップS32)、第2端末装置200の制御部31は受信した決済後のポイントや決済時刻を記憶部21に書込む(ステップS33)。次にユーザは決済処理によって減ったポイントを補充するために第2端末装置200を第1端末装置100に近づける。第2端末装置200が第1端末装置100に接近すると、情報処理装置1と情報処理装置2は通信を開始し、第2端末装置200は第1端末装置100にポイントの移動を要求する(ステップS34)。すると関連有無検出部40は、図9のステップS21と同様に情報処理装置1と情報処理装置2の関連性を判定する(ステップS35)。関連有無検出部40が「関連無し」と判定した場合、ポイントの移動は行わず本処理フローは終了する(ステップS38)。関連有無検出部40が「関連有り」と判定した場合、更新部50は、現在時刻が決済処理を起点とした所定時間後までの間であるかどうかを判定する(ステップS36)。具体的には情報処理装置2は記憶部21に書き込まれた決済処理の時刻を通信部11を通して情報処理装置1に送信する。情報処理装置1は通信部10を介して時刻を示す情報を受信し更新部50に出力する。更新部50は通信部10から決済処理の時刻を示す情報を入力する一方で時刻検出部72から現在の時刻を示す情報を入力する。そして更新部50は入力した現在の時刻と決済処理の時刻から、決済処理後どれぐらいの時間が経過したかを計算する。また、更新部50は記憶部20からポイントの移動が可能となる所定の時間を示す情報(上の例の場合、1分間)を読み込む。そして更新部50は読み込んだ所定の時間と計算した経過時間を比較する。計算した決済処理から現在までの経過時間が所定の時間を超過している場合、ポイントの移動は行わず本処理フローは終了する(ステップS38)。計算した経過時間が所定の時間以内であれば更新部50はポイントの移動処理を行う(ステップS37)。ポイントの移動処理は例えば図4のステップS6〜S7と同様である。
以上で本処理フローは終了する。
なお、以上の第三の実施形態の説明によれば情報処理装置1は、更新部は、関連する装置のうち何れかが行った記憶情報を用いた処理の所定のタイミングを起点とする所定時間後までの間において記憶情報を更新することを特徴とする情報処理装置であることを示している。なお、関連する装置とは本実施形態では第2端末装置200であり、記憶情報を用いた処理の所定のタイミングとは決済装置300が第2端末装置200と通信して決済処理を行ったタイミングをいう。
また、本実施形態において情報処理装置2は関連有無検出部、更新部及び時刻検出部を備えていてもよい。この場合、例えば以下のような動作となる。ユーザが決済のため第2端末装置200を決済装置300に接近させる。すると決済装置300は決済処理を行い、決済処理の時刻を第2端末装置200に送信する。第2端末装置200がその情報を受信すると第2端末装置200が備える情報処理装置2の更新部が制御部31にその時刻情報を書き込むよう指示し、制御部31はその時刻情報を記憶部21に書き込む。次にユーザがポイントを補充するために第2端末装置200を第1端末装置100に近づける。すると情報処理装置1と情報処理装置2は通信を開始し、情報処理装置2の更新部が情報処理装置2の時刻検出部から現在の時刻を入力し決済処理後の経過時間を計算する。そして所定時間が経過していなければポイントの移動処理を情報処理装置1の更新部50と情報処理装置2が備える更新部のそれぞれが行う。
<第四の実施形態>
以下、本発明の第四の実施形態による情報処理装置を図12〜13を参照して説明する。
図12は本発明の第四の実施形態による具体的な構成を示す図である。
第四の実施形態において情報処理装置1は算出内容検出部80を備えている。また、決済装置300が存在し、決済装置300は第2端末装置200と通信して決済処理を行う。その他の構成については第四の実施形態は第一の実施形態と同じである。
算出内容検出部80は情報処理装置2の記憶部21に書き込まれた所定の処理結果に基づいて算出された算出情報の内容を検出する機能部である。算出内容検出部80は情報処理装置1に備わるCPUがプログラムを実行することにより備わる機能である。
本実施形態は関連する装置を用いて行った所定の処理結果に基づいて算出された算出情報の内容を検出し、検出した内容に基づいたポイントの移動が可能であることを特徴としている。本実施形態は以下のような状況でのポイントの移動に便利である。まずユーザが店頭において商品を購入するものとする。ユーザは例えば腕時計(第2端末装置200)に搭載した電子マネーの機能を用いて商品の支払いを行う。ユーザは支払いを行うため第2端末装置200を決済装置300に接近させ、決済装置300はNFC等の技術を用いて通信した上で公知の技術を用いて決済処理を行う。このとき、第2端末装置200にチャージされたポイントが商品の代金に足りず、商品を購入できないとする。本実施形態では、このときユーザが第2端末装置200を第1端末装置100に一度接近させるだけで足りない代金分だけ第1端末装置100から第2端末装置200にポイントを移動することが可能である。
本実施形態によると商品購入時にポイントが不足している場合であっても、ユーザがその不足額を意識して例えば第二の実施形態で説明したような動作によってポイントの移動を行う手間が省けるという効果が得られる。
なお、ポイントの移動が可能になるタイミングの起点となる処理は決済処理でなくても構わない。
また、決済装置300は非接触ICカードのリードライト機能を有する装置であって、第2端末装置200の記憶部21を更新することができるものとする。
図13は本実施形態による情報処理装置の処理フローを示す図である。
図13を用いて本実施形態によるポイントの移動処理について説明する。
前提としてユーザが商品を購入する場面であって店員に誘導されてユーザが決済装置300に対して第2端末装置200を接近させるものとする。すると決済装置300と第2端末装置200は通信を開始し、決済装置300は決済処理を行う。このとき第2端末装置200は自らが保有するポイントを含む信号を決済装置300に送信する。そして決済装置300は第2端末装置200の保有するポイントが商品の代金以上かどうかを判定する(ステップS41)。商品の代金以上の場合、決済処理を行い(ステップS42)本処理フローは終了する。第2端末装置200が保有するポイントが商品の代金に足りない場合、決済装置300は足りないポイントを含む信号を第2端末装置200に送信し(ステップS43)、第2端末装置200の制御部31は記憶部21に不足ポイントを書込む(ステップS44)。このとき決済装置300は音を発する等によりユーザにポイントが不足していることを通知してもよい。次にユーザは不足ポイントを補充するために第2端末装置200を第1端末装置100に近づける。第2端末装置200と第1端末装置100が接近すると情報処理装置1と情報処理装置2は通信を開始し、第2端末装置200は第1端末装置100にポイントの移動を要求する(ステップS45)。次に関連有無検出部40は図9のステップS21と同様に情報処理装置1と情報処理装置2の関連性を判定する(ステップS46)。関連有無検出部40が「関連無し」と判定した場合、ポイントの移動は行わず本処理フローは終了する(ステップS49)。関連有無検出部40が「関連有り」と判定した場合、算出内容検出部80は、不足ポイントを決定する(ステップS47)。具体的には情報処理装置2は記憶部21に書き込まれた商品の購入に不足するポイントを通信部11を通して情報処理装置1に送信する。情報処理装置1は通信部10を介して不足ポイントを含む情報を受信し算出内容検出部80に出力する。算出内容検出部80は通信部10から不足ポイントを含む情報を入力し、移動すべきポイントを決定する。例えば、商品の購入に350ポイント足りないとすると単純に350ポイントを第1端末装置100から第2端末装置200へ移動すると決定してもよい。あるいは移動する単位となるポイントを予め決めておき、不足ポイントを充足する最低ポイントを求めてもよい。例えば、単位ポイントを500ポイントとし、不足ポイントが650ポイントとすると算出内容検出部80は650を500で除算して余りがあれば商を繰り上げる等の計算を行い、1000ポイント移動することを決定する。移動ポイントを決定すると算出内容検出部80はその結果を更新部50に出力する。そして、更新部50はポイントの移動処理を行う(ステップS48)。ポイントの移動処理は例えば図4のステップS7と同様である。
以上で本処理フローは終了する。
なお、以上の第四の実施形態の説明によれば情報処理装置1は、関連する装置のうちのうち何れかが行った所定の処理結果に基づいて算出された算出情報の内容を検出する算出内容検出部と、を備え、更新部は、検出した内容を用いて記憶情報を更新することを特徴とする情報処理装置であることを示している。なお、関連する装置とは本実施形態では第2端末装置200であり、所定の処理結果に基づいて算出された算出情報とは決済装置300が第2端末装置200と通信して決済処理を行った結果の不足ポイントを示す情報のことである。
また、本実施形態において情報処理装置2は関連有無検出部、更新部及び算出内容検出部を備えていてもよい。この場合、例えば以下のような動作となる。ユーザが決済のため第2端末装置200を決済装置300に接近させる。すると決済装置300は決済処理を行い、第2端末装置200が保有するポイントが不足する場合、不足ポイントを含む信号を第2端末装置200に送信する。第2端末装置200がその情報を受信すると第2端末装置200が備える情報処理装置2の更新部は制御部31に不足ポイントを書き込むよう指示し、制御部31は記憶部21に不足ポイントを書き込む。次にユーザがポイントを補充するために第2端末装置200を第1端末装置100に近づける。すると情報処理装置1と情報処理装置2は通信を開始し、情報処理装置2の算出内容検出部が移動すべきポイントを決定する。情報処理装置2の算出内容検出部は決定したポイントを更新部に出力する。また、情報処理装置2は算出内容検出部が決定したポイントを通信部11を介して情報処理装置1へ送信する。そしてポイントの移動処理を情報処理装置1の更新部50と情報処理装置2の更新部のそれぞれが行う。
<第五の実施形態>
以下、本発明の第五の実施形態による情報処理装置を図14〜15を参照して説明する。
図14は本発明の第五の実施形態による具体的な構成を示す図である。
第五の実施形態において情報処理装置1は第2更新内容決定部62を有している。また、第1端末装置100には音声入力部90が備えられている。その他の構成については第五の実施形態は第一の実施形態と同じである。
第2更新内容決定部62は音声入力部90から音声情報の入力を受け、公知の技術を用いて入力した音声情報から電子マネーのポイントの移動に関するユーザの指示内容を認識し、移動するポイントの大きさやポイントの移動方向を決定する機能を有している。第2更新内容決定部62は情報処理装置1に備わるCPUがプログラムを実行することにより備わる機能である。
音声入力部90はユーザからの音声の入力を受け音声情報に変換し第2更新内容決定部62に出力する。
本実施形態によればユーザは第1端末装置100と第2端末装置200を接近させながら例えば「1000ポイント」等の発声を第1端末装置100に対して行い、第1端末装置100から第2端末装置200へ1000ポイントを移動させることが可能である。例えば、第2端末装置200が保有するポイントを使用して商品を購入する際にポイントが足りない場合でも任意のポイントを音声により指示して第2端末装置200にチャージすることが可能であり、ユーザの利便性を向上させることができる。
図15は本実施形態による情報処理装置の処理フローを示す図である。
図15を用いて本実施形態によるポイントの移動処理について説明する。
まず、ユーザが第1端末装置100と第2端末装置200を接近させ、その状態で第1端末装置100に対し移動するポイントの大きさや移動する方向を音声で指示するものとする。移動する方向に関しては移動する先の装置を指定することで指示してもよい。例えば時計に1000ポイント移動することを指示するためには「時計、1000ポイント」と発声する。すると情報処理装置1と情報処理装置2は通信を開始し、図9のステップS21と同様に関連有無検出部40は情報処理装置1と情報処理装置2の関連性を判定する(ステップS51)。関連有無検出部40が「関連無し」と判定した場合、ポイントの移動は行わず本処理フローを終了する。関連有無検出部40が「関連有り」と判定した場合、音声入力部90は、ユーザの音声を入力し、デジタル信号化した音声情報に変換し第2更新内容決定部62へ出力する(ステップS52)。第2更新内容決定部62は入力した音声情報から移動するポイントの大きさやポイントの移動方向を決定する(ステップS53)。音声情報から内容を認識するにあたっては音声認識のための公知の技術を用いる。例えば、第2更新内容決定部62は入力した音声情報を分析して音の特徴を抽出し予め記憶部20に用意してある音のサンプルと比較して最も似ている音を特定する。そして特定した音のつながりから単語や文章を推測しユーザが発声した意味を把握する。そして第2更新内容決定部62は認識した結果からポイントの大きさやポイントの移動方向に関する情報を抽出しそれらを決定する。なお、音声による指示は移動するポイントの大きさ又はポイントの移動方向の何れか一方のみであって、他方は別の方法で決定してもよい。次に第2更新内容決定部62は、決定した内容を更新部50に出力する。更新部50は入力した情報に基づいてポイントの移動処理を行う(ステップS54)。この処理については図4のステップS7と同様である。
以上で本処理フローは終了する。
なお、以上の第五の実施形態によれば情報処理装置1は、入力した音声情報に基づいて記憶情報の内容を決定する第2更新内容決定部と、を備え、更新部は、決定した内容に基づいて記憶情報を更新することを特徴とする情報処理装置であることを示している。また、情報処理装置1は、更新部は、入力した音声情報に基づいて決定した記憶情報の内容を関連する装置である他装置へ送信することを特徴とする情報処理装置であることを示している。
また、本実施形態において情報処理装置2は関連有無検出部及び更新部を備えていてもよく、さらに第2更新内容決定部、音声入力部を備えていてもよい。この場合、例えば以下のような動作となる。情報処理装置1は第2更新内容決定部62が決定した移動するポイントの大きさやポイントの移動方向の情報を含む信号を通信部10を介して情報処理装置2へ送信し、情報処理装置2は受信した情報を自装置が備える更新部に出力する。そして当該更新部は入力した情報に基づいて自装置が保有するポイントに移動ポイント分を加算又は減算した値を書込むよう制御部31に指示し、制御部31がその値を記憶部21に書き込む。このときの情報処理装置2は、更新部は、動き情報に基づいて記憶情報の内容を決定した関連する装置である他装置から当該内容を示す情報を受信し当該内容に基づいて記憶情報を更新することを特徴とする情報処理装置であることを示している。
なお、上述の情報処理装置1は内部にコンピュータを有している。そして、上述した情報処理装置1の各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。また、この発明の技術範囲は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
1・・・情報処理装置
2・・・情報処理装置
10・・・通信部
11・・・通信部
12・・・受信部
13・・・送信部
20・・・記憶部
21・・・記憶部
30・・・制御部
31・・・制御部
40・・・関連有無検出部
50・・・更新部
60・・・第1更新内容決定部
62・・・第2更新内容決定部
70・・・センサ部
71・・・センサ部
72・・・時刻検出部
80・・・算出内容検出部
90・・・音声入力部
100・・・第1端末装置
200・・・第2端末装置
300・・・決済装置
400・・・第2端末装置の移動方向
401・・・第2端末装置の移動方向
500・・・ポイントの移動方向
501・・・ポイントの移動方向

Claims (11)

  1. 無線接続により接続する第1端末装置と第2端末装置との少なくとも何れか一方に備わる情報処理装置であって、
    前記第1端末装置と前記第2端末装置とが関連する装置であるか否かを検出する関連有無検出部と、
    前記第1端末装置と前記第2端末装置とが関連する装置である場合に予め自端末装置に記録されている記憶情報を更新する更新部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1端末装置において検出した動き情報と、前記第2端末装置において検出した動き情報との何れか一方または両方に基づいて、前記記憶情報の内容を決定する第1更新内容決定部と、を備え、
    前記更新部は、前記決定した内容に基づいて前記記憶情報を更新する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記更新部は、前記動き情報に基づいて前記記憶情報の内容を決定した前記関連する装置である他装置から当該内容を示す情報を受信し当該内容に基づいて前記記憶情報を更新する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記更新部は、前記動き情報に基づいて決定した前記記憶情報の内容を前記関連する装置である他装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記更新部は、前記関連する装置のうち何れかが行った前記記憶情報を用いた処理の所定のタイミングを起点とする所定時間後までの間において記憶情報を更新する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記関連する装置のうちのうち何れかが行った所定の処理結果に基づいて算出された算出情報の内容を検出する算出内容検出部と、を備え、
    前記更新部は、前記検出した内容を用いて前記記憶情報を更新する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の情報処理装置。
  7. 入力した音声情報に基づいて前記記憶情報の内容を決定する第2更新内容決定部と、を備え、
    前記更新部は、前記決定した内容に基づいて前記記憶情報を更新する
    ことを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記更新部は、入力した音声情報に基づいて前記記憶情報の内容を決定した前記関連する装置である他装置から、当該内容を示す情報を受信し当該内容に基づいて前記記憶情報を更新する
    ことを特徴とする請求項1から請求項7の何れか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記更新部は、入力した音声情報に基づいて決定した前記記憶情報の内容を前記関連する装置である他装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  10. 無線接続により接続する第1端末装置と第2端末装置との何れか一方に備わり、
    前記第1端末装置と前記第2端末装置とが関連する装置であるか否かを検出し、
    前記第1端末装置と前記第2端末装置とが関連する装置である場合に予め自端末装置に記録されている記憶情報を更新する
    ことを特徴とする処理方法。
  11. 無線接続により接続する第1端末装置と第2端末装置との何れか一方に備わる情報処理装置のコンピュータを、
    前記第1端末装置と前記第2端末装置とが関連する装置であるか否かを検出する関連有無検出手段、
    前記第1端末装置と前記第2端末装置とが関連する装置である場合に予め自端末装置に記録されている記憶情報を更新する更新手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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