JP2015031357A - トルクコンバータ用ロックアップ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1に示すように、トルクコンバータ1は、エンジン側のクランクシャフト(図示せず)からトランスミッションの入力シャフトにトルクを伝達するための装置であり、入力側の部材に固定されるフロントカバー2と、3種の羽根車(インペラー3、タービン4、ステータ5)からなるトルクコンバータ本体6と、ロックアップ装置7とから構成されている。
図1から図3に示すように、ロックアップ装置7は、フロントカバー2とタービン4との間の環状の空間に配置されている。ロックアップ装置7は、主に、ピストン30と、ドライブプレート31と、外周側トーションスプリング32と、内周側トーションスプリング33と、中間部材34と、ドリブンプレート35とを、有している。
ピストン30は、円板状のプレート部材である。ピストン30は、フロントカバー2とタービン4との間の空間において、軸方向に延びるように配置されている。ピストン30の外周部は、平坦な摩擦連結部30aとなっている。この摩擦連結部30aの軸方向エンジン側には、摩擦フェーシング37が設けられている。この摩擦フェーシング37に対向して、フロントカバー2には、平坦な摩擦面が形成されている。また、ピストン30の内周縁には、軸方向トランスミッション側に延びる内周筒状部30bが設けられている。内周筒状部30bの内周面は、タービンハブ17の外周面において、軸方向及び回転方向に移動可能に支持されている。なお、内周筒状部30bの先端が、タービンハブ17の一部(トランスミッション側の部分)に当接した場合、軸方向トランスミッション側へのピストン30の移動は、規制される。内周筒状部30bとタービンハブ17の外周面との間には、シールリング38が設けられている。
ドライブプレート31は、板金製の環状の部材である。ドライブプレート31は、ピストン30における摩擦連結部30aの軸方向トランスミッション側に配置されている。このドライブプレート31の内周部が、複数の固定部材例えば複数のリベット40によってピストン30に固定されている。また、ドライブプレート31の外周部には、軸方向トランスミッション側に延びる複数の係止部31aが、形成されている。複数の係止部31aは、円周方向に所定の間隔を隔てて、形成されている。複数の係止部31aは、外周側トーションスプリング32の端面を、支持している。さらに、ドライブプレート31のピストン取付部の上方には、軸方向トランスミッション側に延びる支持部31bが形成されている。この支持部31bによって、外周側トーションスプリング32の内周側が支持されている。
複数の外周側トーションスプリング32のそれぞれは、外側大コイルスプリング32aと、外側小コイルスプリング32bとから、構成されている。外側小コイルスプリング32bは、外側大コイルスプリング32aの内部に配置されている。外側小コイルスプリング32bのスプリング長は、大コイルスプリング32aのスプリング長より短く形成されている。
中間部材34は、ピストン30とタービンシェル15との間に配置されている。中間部材34は、外周側のトーションスプリング32と、内周側のトーションスプリング33とを、直列に連結している。中間部材34は、環状かつ円板状のプレート部材である。中間部材34は、第1プレート44と第2プレート45とから、構成されている。
複数の内周側トーションスプリング33のそれぞれは、内周側大コイルスプリング33aと、内周側小コイルスプリング33bとから、構成されている。内周側小コイルスプリング33bは、内周側大コイルスプリング33aの内部に配置されている。内周側小コイルスプリング33bのスプリング長は、内周側大コイルスプリング33aのスプリング長より短く形成されている。
ドリブンプレート35は、環状かつ円板状の部材である。ドリブンプレート35の内周部は、タービンシェル15とともにリベット18によって、タービンハブ17のフランジ17aに、固定されている。ドリブンプレート35は、第1プレート44と第2プレート45との間において、第1及び第2プレート44,45に対して相対回転可能に配置されている。
次に、動作について説明する。
次に、図4を用いて、捩り特性について説明する。
(A)本ロックアップ装置7は、トルクコンバータ1のフロントカバー2とタービン4とを、機械的に接続するための装置である。本ロックアップ装置7は、トルクコンバータ1のフロントカバー2とタービン4との間の空間に、配置されている。
本発明は以上のような実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。
2 フロントカバー
4 タービン
7 ロックアップ装置
30 ピストン
31 ドライブプレート
32 外周側トーションスプリング(第1弾性部材の一例)
32a 外周側大トーションスプリング
32b 外周側小トーションスプリング
33 内周側トーションスプリング(第2弾性部材の一例)
33a 内周側大トーションスプリング
33b 内周側小トーションスプリング
34 中間部材
35 ドリブンプレート(ドリブン部材の一例)
44 第1プレート
45 第2プレート
35b 切欠部
35c 突出部
45b 孔部(係合部の一例)
Claims (5)
- トルクコンバータのフロントカバーとタービンとの間の空間に配置され、両者を機械的に接続するためのロックアップ装置であって、
前記フロントカバーに連結可能なピストンと、
前記ピストンに設けられる第1弾性部材と、
前記タービンに固定され突出部を有するドリブン部材と、
前記ドリブン部材に設けられる第2弾性部材と、
前記第1弾性部材と前記第2弾性部材とを連結し前記突出部に当接可能な係合部を有する中間部材と、
を備えるトルクコンバータ用のロックアップ装置。 - 前記係合部は、円周方向に延びる孔部であり、
前記突出部は、前記孔部の内部において円周方向に移動自在であり、前記孔部の円周方向の端部に当接可能である、
請求項1に記載のトルクコンバータ用のロックアップ装置。 - 前記中間部材は、前記第1弾性部材に係合する第1プレートと、軸方向において前記第1プレートに対向して配置される第2プレートとを、有し、
前記ドリブン部材の一部は、前記第1プレートと前記第2プレートとの間に配置され、
前記第1プレートと前記第2プレートとは、前記ドリブン部材の半径方向外側において、接触している、
請求項1又は2に記載のトルクコンバータ用のロックアップ装置。 - 前記第2弾性部材は、前記第1弾性部材より半径方向内側に配置され、
前記第1弾性部材と前記第2弾性部材との間で、前記中間部材の前記係合部は、前記ドリブン部材の前記突出部に当接可能である、
請求項1から3のいずれか1つに記載のトルクコンバータ用のロックアップ装置。 - 前記第1弾性部材は、大コイルスプリングと、前記大コイルスプリングの内周部に配置され前記大コイルスプリングより自由長が短い小コイルスプリングとを、有し、
前記中間部材によって互いに直列に連結された前記大コイルスプリングと前記第2弾性部材とが、作動する場合に、捩り特性において第1捩り剛性が形成され、
前記中間部材の前記係合部と前記ドリブン部材の前記突出部とが当接し、前記大コイルスプリングが作動する場合に、前記捩り特性において第2捩り剛性が形成され、
前記大コイルスプリング及び前記小コイルスプリングが作動する場合に、前記捩り特性において第3捩り剛性が形成される、
請求項1から4のいずれか1つに記載のトルクコンバータ用のロックアップ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013162388A JP2015031357A (ja) | 2013-08-05 | 2013-08-05 | トルクコンバータ用ロックアップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013162388A JP2015031357A (ja) | 2013-08-05 | 2013-08-05 | トルクコンバータ用ロックアップ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015031357A true JP2015031357A (ja) | 2015-02-16 |
JP2015031357A5 JP2015031357A5 (ja) | 2016-04-07 |
Family
ID=52516845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013162388A Pending JP2015031357A (ja) | 2013-08-05 | 2013-08-05 | トルクコンバータ用ロックアップ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2015031357A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006029553A (ja) * | 2004-07-21 | 2006-02-02 | Exedy Corp | 流体式トルク伝達装置用ロックアップ装置 |
WO2009122827A1 (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-08 | 株式会社エクセディ | ロックアップ装置 |
JP2010031951A (ja) * | 2008-07-28 | 2010-02-12 | Exedy Corp | ロックアップ装置および流体式動力伝達装置 |
-
2013
- 2013-08-05 JP JP2013162388A patent/JP2015031357A/ja active Pending
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