JP2015031207A - 排気浄化装置の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インジェクタの目詰まりを高い精度で判断する排気浄化装置の制御装置を提供する。【解決手段】尿素水は、インジェクタ20に目詰まりがなければ、噴射量算出部33で算出された量がインジェクタ20から噴射される。そのため、インジェクタ20に目詰まりがなければ、尿素水タンクの尿素水は、インジェクタ20から噴射される尿素水の量に応じて減少する。そこで、判断部34は、噴射量算出部33で積算した尿素水の噴射量と、レベルセンサ35で検出した尿素水タンクにおける尿素水の残量の変化とに基づいて、インジェクタ20が目詰まりしているか否かを判断する。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の排気を浄化する排気浄化装置の制御装置に関する。
従来、内燃機関の排気を浄化する後処理として尿素を用いた尿素SCR(Selective Catalytic Reduction)システムが公知である。尿素SCRシステムでは、排気に尿素を添加することにより、排気に含まれる窒素酸化物(NOx)を還元する。ここで、尿素は、水溶液の尿素水として排気に噴射される。尿素水を噴射するインジェクタは、高温の排気に晒されることから、析出した尿素などにより目詰まりが生じることがある。インジェクタに目詰まりが生じると、十分な尿素水を噴射できず、NOxの浄化が阻害されるおそれがある。そこで、特許文献1では、尿素水を貯える尿素水タンクからインジェクタへ至る経路に圧力センサを配置し、圧力センサで検出した尿素水の圧力に基づいてインジェクタの目詰まりを判断している。
しかしながら、尿素水の噴射にともなう尿素水の圧力変化は微小である。そのため、圧力センサの個体差の影響を受けやすく、圧力センサに経年的な変化や外乱などが生じると、誤差が大きくなる。その結果、尿素水の圧力の変化では、インジェクタの目詰まりを高い精度で判断できないという問題がある。
特開2008−223770号公報
そこで、本発明の目的は、インジェクタの目詰まりを高い精度で判断する排気浄化装置の制御装置を提供することにある。
請求項1記載の発明では、判断手段は、尿素水の噴射量と、尿素水タンクにおける尿素水の残量の変化とに基づいて、インジェクタが目詰まりしているか否かを判断する。噴射量算出手段は、例えば内燃機関で消費する燃料量や排気におけるNOxの濃度などに基づいて、排気に含まれるNOxの還元に必要な尿素水の量を算出する。また、尿素水量検出手段は、尿素水タンクにおける尿素水の量を検出する。尿素水は、噴射量算出手段で算出された量がインジェクタから噴射される。そのため、尿素水タンクの尿素水は、インジェクタから噴射される尿素水の量に応じて減少する。例えばインジェクタが目詰まりしているとき、噴射量算出手段で算出した量の尿素水はインジェクタから噴射されない、または噴射されても十分な量とならない。そのため、尿素水タンクの尿素水は、噴射量算出手段で算出した尿素水の量に応じて減少しない。このように、尿素水タンクにおける尿素水の量の変化は、インジェクタから噴射する尿素水の量に対応する。そこで、判断手段は、噴射量算出手段で算出した尿素水の噴射量と、尿素水タンクにおける尿素水の残量の変化とに基づいて、インジェクタが目詰まりしているか否かを判断する。したがって、インジェクタの目詰まりを高い精度で判断することができる。
第1実施形態による排気浄化装置の制御装置の構成を示すブロック図 第1実施形態による排気浄化装置を示す模式図 第1実施形態による排気浄化装置において、尿素水の噴射量および尿素水タンクにおける尿素水の液面位置の時間的な変化を示す模式図 第1実施形態による排気浄化装置の制御装置における処理の流れを示す概略図 第2実施形態による排気浄化装置の制御装置の構成を示すブロック図 第2実施形態による排気浄化装置の制御装置における処理の流れを示す概略図 第3実施形態による排気浄化装置の制御装置の構成を示すブロック図 第3実施形態による排気浄化装置の制御装置における処理の流れを示す概略図 第4実施形態による排気浄化装置の制御装置の構成を示すブロック図 第4実施形態による排気浄化装置の制御装置における処理の流れを示す概略図
以下、複数の実施形態による排気浄化装置の制御装置を図面に基づいて説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
図2に示す排気浄化装置10は、例えば車両に搭載されている内燃機関11から排出される排気に尿素水を添加し、排気に含まれるNOxを還元するSCRシステムを構成している。内燃機関11から排出される排気は、排気管部材12が形成する排気通路13を経由して大気へ放出される。内燃機関11は、例えばディーゼルエンジンである。なお、排気浄化装置10は、ディーゼルエンジンに限らず、ガソリンエンジンやガスタービンエンジンなどに適用してもよい。また、排気浄化装置10は、車載の内燃機関11に限らず、例えば発電ユニットなどの据置型の内燃機関に適用してもよい。
排気浄化装置10は、尿素水タンク14、尿素水ポンプ15、尿素水配管部16および還元触媒17を備えている。尿素水タンク14は、尿素水である尿素の水溶液を貯えている。尿素水ポンプ15は、尿素水タンク14に収容されている。尿素水配管部16は、尿素水通路18を形成している。還元触媒17は、排気管部材12が形成する排気通路13に設けられている。
排気浄化装置10は、上記に加えてインジェクタ20を備えている。尿素水配管部16は、尿素水ポンプ15と反対側の端部がインジェクタ20に接続している。尿素水ポンプ15から吐出された尿素水は、尿素水通路18を経由してインジェクタ20に供給される。インジェクタ20は、排気管部材12に設けられている。インジェクタ20は、この排気管部材12を貫いて、先端が排気通路13に露出している。インジェクタ20へ供給された尿素水は、排気通路13を流れる排気へ噴射される。内燃機関11から排出された排気とインジェクタ20から噴射された尿素水とは、排気通路13において混合され、還元触媒17へ流入する。排気に含まれるNOxは、還元触媒17において尿素水に含まれる尿素と反応することにより還元される。
上述の排気浄化装置10は、制御装置30によって制御される。制御装置30は、図1に示すように制御ユニット31、尿素水量検出部32、噴射量算出部33および判断部34を備えている。制御ユニット31は、CPU、ROMおよびRAMを有するマイクロコンピュータで構成され、ROMに記憶されているコンピュータプログラムによって排気浄化装置10を制御する。尿素水量検出部32は、レベルセンサ35を有している。レベルセンサ35は、図2に示すように尿素水タンク14に設けられている。レベルセンサ35は、尿素水タンク14における尿素水の液面位置を検出し、検出した尿素水の液面位置を電気信号として制御ユニット31へ出力する。尿素水量検出部32は、レベルセンサ35で尿素水の液面を検出するのに代えて、例えば尿素水の質量などから尿素水タンク14における尿素水の量を検出する構成としてもよい。
制御ユニット31は、コンピュータプログラムを実行することにより、噴射量算出部33、インジェクタ駆動部36および判断部34をソフトウェア的に実現している。これら噴射量算出部33、インジェクタ駆動部36および判断部34は、ハードウェア的に実現してもよく、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現してもよい。制御ユニット31は、NOxセンサ37と接続している。NOxセンサ37は、内燃機関11と還元触媒17との間の排気通路13に設けられている。NOxセンサ37は、排気通路13を流れる排気に含まれるNOxの量あるいはNOxの濃度を検出する。NOxセンサ37は、検出したNOxの量あるいは濃度を電気信号として制御ユニット31へ出力する。また、制御ユニット31は、記憶部38に接続している。記憶部38は、例えば不揮発性メモリなどで構成されており、各種センサで取得したデータや算出値などを記憶する。記憶部38は、制御ユニット31のROMやRAMと共用してもよい。
噴射量算出部33は、インジェクタ20から排気へ噴射する尿素水の噴射量を算出する。排気に噴射される尿素水の量は、内燃機関11で消費される燃料の量に基づいて変化する。また、排気に噴射される尿素水の量は、NOxセンサ37で検出した排気に含まれるNOxの量や濃度によっても変化する。そこで、噴射量算出部33は、内燃機関11における燃料の噴射量、またはNOxセンサ37で検出したNOxの量もしくは濃度などに基づいて、排気へ噴射する尿素水の量を算出する。インジェクタ駆動部36は、噴射量算出部33で算出された尿素水の噴射量に応じて、インジェクタ20を駆動する。すなわち、噴射量算出部33が算出する尿素水の噴射量は、インジェクタ20を駆動するための指令値である。
判断部34は、インジェクタ20が目詰まりしているか否かを判断する。詳細には、判断部34は、噴射量算出部33から算出された尿素水の噴射量を取得する。また、判断部34は、尿素水量検出部32で検出した尿素水タンク14における尿素水の残量の変化を取得する。そして、判断部34は、取得した尿素水の噴射量と尿素水タンク14における尿素水の残量の変化とから、インジェクタ20が目詰まりしているか否かを判断する。インジェクタ20から噴射される尿素水は、尿素水タンク14から供給される。そのため、インジェクタ20が正常であれば、噴射量算出部33で算出された尿素水の噴射量と、インジェクタ20から噴射される実際の尿素水の量と、尿素水タンク14における尿素水の残量の変化量とは、ほぼ同一となる。すなわち、インジェクタ20が正常であるとき、尿素水タンク14で減少する尿素水の量は、噴射量算出部33で算出された尿素水の量に相当する。一方、インジェクタ20に目詰まりが生じているとき、インジェクタ20は、尿素水の噴射できない、または噴射できても所定の量に達しない。すなわち、インジェクタ20に目詰まりが生じているとき、尿素水タンク14で減少する尿素水の量は、噴射量算出部33で算出された尿素水の量に達しない。したがって、判断部34は、尿素水タンク14における尿素水の減少量が噴射量算出部33で算出した尿素水の量に達しないとき、インジェクタ20に目詰まりが生じていると判断する。
第1実施形態の場合、判断部34は、以下のようにインジェクタ20の目詰まりの有無を判断する。判断部34は、噴射量算出部33において内燃機関11の運転状態などに基づき尿素水の噴射量qを算出する。そして、判断部34は、算出した噴射量qを積算する。つまり、判断部34は、噴射量算出部33において尿素水の噴射量qが算出されると、噴射積算量Qt=Σqとして積算する。そして、積算された噴射積算量Qtが予め設定した判断噴射量Dqに到達すると、インジェクタ20が目詰まりしているか否かを判断する。このとき、判断部34は、尿素水の噴射積算量Qtの積算に際し、レベルセンサ35から尿素水タンク14における尿素水の液面位置を初期液面レベルR1として取得する。また、判断部34は、尿素水の噴射の有無に関わらず噴射積算量Qtに応じてインジェクタ20が駆動された後、レベルセンサ35から尿素水タンク14における尿素水の液面位置を変化液面レベルR2として取得する。判断部34は、初期液面レベルR1および変化液面レベルR2から尿素水タンク14における尿素水の量の変化をタンク変化量Tとして算出する。判断部34は、例えば初期液面レベルR1と変化液面レベルR2との差に尿素水タンク14の断面積Sを乗じることにより、タンク変化量TをT=(R1−R2)×Sとして算出する。さらに、判断部34は、算出したタンク変化量Tと、噴射積算量Qtとを比較する。そして、判断部34は、タンク変化量Tと噴射積算量Qtとの差の絶対値が予め設定した設定値Eより大きいとき、インジェクタ20が目詰まりしていると判断する。つまり、判断部34は、|T−Qt|>Eであれば、インジェクタ20が目詰まりしていると判断する。
具体的には、図3に示すように噴射量算出部33で算出された尿素水の噴射量qは、時間とともに変化する。判断部34は、この変化する尿素水の噴射量qを、積算開始時期t1から積算する。本実施形態の場合、判断部34は、噴射量算出部33で算出された噴射量qに対応してインジェクタ20へ出力される指令値を積算する。積算された噴射積算量Qtが判断噴射量Dqに到達すると、積算終了時期t2となる。すなわち、積算開始時期t1から積算終了時期t2までの間に積算された噴射積算量Qtは、判断噴射量Dqとなる。このように、インジェクタ20から尿素水を噴射する場合、インジェクタ20に目詰まりがなければ、尿素水タンク14における尿素水の液面位置は積算開始時期t1から積算終了時期t2まで徐々に低下する。すなわち、尿素水タンク14における尿素水の液面は、初期液面レベルR1から変化液面レベルR2まで低下する。したがって、インジェクタ20に目詰まりがなければ、積算開始時期t1から積算終了時期t2までの尿素水タンク14における尿素水の減少量、すなわちタンク変化量Tは噴射積算量Qtにほぼ等しくなる。
インジェクタ20は、噴射量算出部33で噴射量qが算出されるごとに、噴射量qに応じて駆動される。判断部は、噴射量qを積算した噴射積算量Qtが判断噴射量Dqに達すると、インジェクタ20の目詰まりを判断する。ここで、インジェクタ20に目詰まりがないとき、インジェクタ20から噴射された尿素水の総量は、噴射積算量Qtとほぼ等しくなる。そのため、積算された尿素水の噴射量qが判断噴射量Dqに達したとき、尿素水タンク14で変化した尿素水の量、すなわちタンク変化量Tは噴射積算量Qtにほぼ等しくなる。その結果、インジェクタ20に目詰まりがないとき、タンク変化量Tと噴射積算量Qtとの差は、ほぼ0となる。したがって、|T−Qt|≦Eとなり、判断部34は、インジェクタ20が目詰まりしていないと判断する。
一方、インジェクタ20に目詰まりがあるとき、インジェクタ20から噴射された尿素水の総量は、噴射積算量Qtよりも小さくなる。そのため、積算された尿素水の噴射量qが判断噴射量Dqに達したとき、尿素水タンク14で変化した尿素水の量、すなわちタンク変化量Tは噴射積算量Qtよりも小さくなる。その結果、インジェクタ20に目詰まりがあるとき、タンク変化量Tと噴射積算量Qtとの間には差が生じる。そして、このタンク変化量Tと噴射積算量Qtとの差の絶対値が設定値Eより大きいとき、インジェクタ20は噴射積算量Qtに相当する尿素水を噴射していないことになる。したがって、判断部34は、|T−Qt|>Eであれば、インジェクタ20が目詰まりしていると判断する。
次に、上記の構成による制御装置の作動の流れについて図4に基づいて説明する。
内燃機関11が運転されると、判断部34は、噴射積算量Qtの算出を開始する(S101)。これとともに、判断部34は、レベルセンサ35から尿素水タンク14における尿素水の初期液面レベルR1を取得する(S102)。そして、判断部34は、噴射量算出部33で内燃機関11の運転状態などに基づいて算出された尿素水の噴射量qから、噴射積算量QtをQt=Σqとして算出する(S103)。判断部34は、噴射量算出部33で噴射量qが算出されるごとに、これを積算し、噴射積算量Qtを算出する。
判断部34は、S101において積算を開始した噴射積算量Qtが判断噴射量Dqに到達したか否かを判断する(S104)。判断部34は、噴射積算量Qtが判断噴射量Dqに到達していないとき(S104:No)、S103における噴射積算量Qtの算出を繰り返す。一方、判断部34は、噴射積算量Qtが判断噴射量Dqに到達すると(S104:Yes)、レベルセンサ35から尿素水タンク14における尿素水の変化液面レベルR2を取得する(S105)。第1実施形態の場合、判断噴射量Dqは例えば1リットルに設定されている。
判断部34は、S102において取得した初期液面レベルR1とS105で取得した変化液面レベルR2とから、尿素水タンク14におけるタンク変化量Tを算出する(S106)。すなわち、判断部34は、初期液面レベルR1と変化液面レベルR2との差に、尿素水タンク14の断面積Sを乗じることにより、タンク変化量TをT=(R1−R2)×Sとして算出する。そして、判断部34は、タンク変化量Tと噴射積算量Qtとの差の絶対値が設定値Eより大きいか否かを判断する(S107)。第1実施形態の場合、設定値Eは例えば200ミリリットルに設定されている。
判断部34は、タンク変化量Tと噴射積算量Qtとの差の絶対値が設定値Eより大きいとき(S107:Yes)、インジェクタ20は目詰まりしていると判断する(S108)。一方、タンク変化量Tと噴射積算量Qtとの差の絶対値が設定値Eより大きくないとき(S107:No)、インジェクタ20は目詰まりしていないと判断する(S109)。
以上の手順により、インジェクタ20の目詰まりの判断は終了する。
以上説明した第1実施形態では、判断部34は、尿素水の噴射量と、尿素水タンク14における尿素水の残量の変化とに基づいて、インジェクタ20が目詰まりしているか否かを判断する。尿素水は、インジェクタ20に目詰まりがなければ、噴射量算出部33で算出された量がインジェクタ20から噴射される。そのため、インジェクタ20に目詰まりがなければ、尿素水タンク14の尿素水は、インジェクタ20から噴射される尿素水の量に応じて減少する。例えばインジェクタ20が目詰まりしているとき、噴射量算出部33で算出した量の尿素水はインジェクタ20から噴射されない、または噴射されても十分な量とならない。そのため、尿素水タンク14の尿素水は、噴射量算出部33で算出した尿素水の量に応じて減少しない。このように、尿素水タンク14における尿素水の量の変化は、インジェクタ20から噴射する尿素水の量に対応する。そこで、判断部34は、噴射量算出部33で算出した尿素水の噴射量と、レベルセンサ35で検出した尿素水タンクにおける尿素水の残量の変化とに基づいて、インジェクタ20が目詰まりしているか否かを判断する。したがって、インジェクタ20の目詰まりを高い精度で判断することができる。
第1実施形態では、判断部34は、噴射量qを積算した噴射積算量Qtが判断噴射量Dqに到達すると、インジェクタ20が目詰まりしているか否かを判断する。噴射量算出部33で算出される噴射量qは、時間の経過とともに変化する。一定期間積算した噴射積算量Qtが判断噴射量Dqに達するとインジェクタ20の目詰まりを判断することにより、微小な噴射量qの変化の影響を排除される。したがって、目詰まりの判断の精度を高めることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態による排気浄化装置の制御装置を図5に示す。
第2実施形態では、制御装置30は、温度検出手段としての温度センサ41を備えている。温度センサ41は、尿素水タンク14に設けられている。温度センサ41は、尿素水タンク14に貯えられている尿素水の温度を検出し、検出した尿素水の温度を電気信号として制御装置30の制御ユニット31へ出力する。判断部34は、この温度センサ41で検出した尿素水の温度を利用してインジェクタ20の目詰まりを判断する。具体的には、判断部34は、温度センサ41で検出した尿素水の温度が予め設定した設定温度Tdよりも高いとき、インジェクタ20の目詰まりを判断する。第2実施形態の場合、設定温度Tdは例えばTd=−5℃に設定されている。
尿素水は、尿素の水溶液である。そのため、冬季など外気温が低いとき、尿素水タンク14に貯えられた尿素水、または尿素水通路18やインジェクタ20などに残存している尿素水は凍結するおそれがある。このように尿素水が凍結しているとき、インジェクタ20は目詰まりの有無に関わらず尿素水を噴射することができない。すなわち、尿素水が凍結しているとき、尿素水の噴射が不十分になる原因は、インジェクタ20の目詰まりによるものなのか、尿素水の凍結によるものであるかを特定できない。そこで、判断部34は、温度センサ41で検出した尿素水の温度が予め設定した設定温度Tdよりも高いとき、インジェクタ20の目詰まりを判断する。一方、判断部34は、凍結が考えられる設定温度Td以下のとき、インジェクタ20の目詰まりを判断しない。
次に、第2実施形態による制御装置の処理の流れを図6に基づいて説明する。第1実施形態と同一の処理については、説明を省略する。
第2実施形態では、判断部34は、噴射積算量Qtの算出に先立って、尿素水の温度が設定温度Tdよりも高いか否かを判断する(S201)。すなわち、判断部34は、温度センサ41から尿素水タンク14における尿素水の温度を取得する。そして、判断部34は、取得した尿素水の温度が設定温度Tdよりも高いか否かを判断する。判断部34は、尿素水の温度が設定温度Tdよりも高くない、つまり設定温度Td以下であると判断すると(S201:No)、尿素水の温度が設定温度Tdより高くなるまで待機する。
一方、判断部34は、尿素水の温度が設定温度Tdよりも高いと判断すると(S201:Yes)、第1実施形態におけるS101以降の処理を実行する。すなわち、判断部34は、噴射積算量Qtの算出を開始するとともに(S202)、初期液面レベルR1を取得する(S203)。判断部34は、尿素水の噴射量qから噴射積算量Qtを算出する(S204)。判断部34は、噴射積算量Qtが判断噴射量Dqに到達したか否かを判断し(S205)、噴射積算量Qtが判断噴射量Dqに到達していないとき(S205:No)、判断噴射量Dqに到達するまで待機する。一方、判断部34は、噴射積算量Qtが判断噴射量Dqに到達すると(S205:Yes)、変化液面レベルR2を取得する(S206)。
判断部34は、タンク変化量Tを算出し(S207)、タンク変化量Tと噴射積算量Qtとの差の絶対値が設定値Eより大きいか否かを判断する(S208)。判断部34は、タンク変化量Tと噴射積算量Qtとの差の絶対値が設定値Eより大きいとき(S208:Yes)、インジェクタ20は目詰まりしていると判断する(S209)。一方、判断部34は、タンク変化量Tと噴射積算量Qtとの差の絶対値が設定値E以下のとき(S208:No)、インジェクタ20は目詰まりしていないと判断する(S210)。
第2実施形態では、尿素水タンク14における尿素水の温度に基づいて、インジェクタ20の目詰まりの判断を行うか否かを判断している。これにより、尿素水の凍結による尿素水の噴射不良の影響は排除される。したがって、インジェクタ20の目詰まりを、より精度よく判断することができる。
なお、第2実施形態では、温度センサ41は、尿素水タンク14に貯えられている尿素水の温度を検出する例を説明した。しかし、温度センサ41は、尿素水タンク14における尿素水の温度を直接検出する例に限らない。尿素水の温度は、例えば排気浄化装置10を搭載している車両に設けられている外気温センサで検出した外気温、あるいは内燃機関11の冷却水温センサで検出した冷却水温などに基づいて、尿素水の温度を予測して間接的に検出してもよい。また、温度センサ41は、尿素水タンク14ではなく、尿素水通路18やインジェクタ20に設けてもよい。
(第3実施形態)
第3実施形態による排気浄化装置の制御装置を図7に示す。
第3実施形態では、制御装置30は、傾斜角検出手段としての傾斜角度センサ42を備えている。傾斜角度センサ42は、尿素水タンク14または排気浄化装置10が搭載されている車両などに設けられている。傾斜角度センサ42は、尿素水タンク14または尿素水タンク14が搭載されている車両の地面に対する傾斜角度を検出し、検出した傾斜角度を電気信号として制御装置30の制御ユニット31へ出力する。判断部34は、この傾斜角度センサ42で検出した尿素水タンク14や車両の傾斜角度を利用してインジェクタ20の目詰まりを判断する。具体的には、判断部34は、傾斜角度センサ42で検出した尿素水タンク14や車両の傾斜角度が予め設定した設定角度Adよりも小さいとき、インジェクタ20の目詰まりを判断する。第3実施形態の場合、設定角度Adは例えばAd=5°に設定されている。
尿素水タンク14に貯えられている尿素水は液体であるため、尿素水タンク14における尿素水の液面は地面と平行になる。そのため、尿素水タンク14や車両が傾斜しているとき、尿素水タンク14に貯えられている尿素水の液面も地面と平行になる。その結果、レベルセンサ35で検出する尿素水の液面の位置は傾斜の影響を受け、尿素水タンク14や車両が傾斜しているとき、タンク変化量Tを精度よく算出することはできない。そこで、判断部34は、傾斜角度センサ42で検出した尿素水タンク14や車両の傾斜角度が予め設定した設定角度Adよりも小さいとき、インジェクタ20の目詰まりを判断する。一方、判断部34は、液面位置の精度が低い設定角度Ad以上のとき、インジェクタ20の目詰まりを判断しない。
次に、第3実施形態による制御装置の処理の流れを図8に基づいて説明する。第1実施形態と同一の処理については、説明を省略する。
判断部34は、初期液面レベルR1を取得するために、傾斜角度センサ42で検出した傾斜角度が設定角度Adより小さいかを判断する(S301)。傾斜角度が設定角度Ad以上であると、上述のように液体の尿素水の液面は地面に沿った傾斜が大きくなり、レベルセンサ35で検出する尿素水の液面位置の精度は低下する。そこで、判断部34は、傾斜角度が設定角度Adより小さいかを判断し、傾斜角度が設定角度Ad以上のとき(S301:No)、傾斜角度が設定角度Adより小さくなるまで待機する。そして、判断部34は、傾斜角度センサ42で検出した傾斜角度が設定角度Adより小さくなると(S301:Yes)、噴射積算量Qtの算出を開始する(S302)。これとともに、判断部34は、初期液面レベルR1を取得する(S303)。そして、判断部34は、尿素水の噴射量qから噴射積算量Qtを算出する(S304)。判断部34は、噴射積算量Qtが判断噴射量Dqに到達したか否かを判断し(S305)、噴射積算量Qtが判断噴射量Dqに到達していないとき(S305:No)、判断噴射量Dqに到達するまで待機する。一方、判断部34は、噴射積算量Qtが判断噴射量Dqに到達すると(S305:Yes)、傾斜角度センサ42で検出した傾斜角度が設定角度Adより小さいかを判断する(S306)。S301と同様に、傾斜角度が設定角度Ad以上であると、レベルセンサ35で検出する尿素水の液面位置の精度は低下する。そこで、判断部34は、傾斜角度が設定角度Ad以上のとき(S306:No)、傾斜角度が設定角度Adより小さくなるまで待機する。判断部34は、傾斜角度が設定角度Adより小さくなると(S306:Yes)、変化液面レベルR2を取得する(S307)。
判断部34は、タンク変化量Tを算出し(S308)、タンク変化量Tと噴射積算量Qtとの差の絶対値が設定値Eより大きいか否かを判断する(S309)。判断部34は、タンク変化量Tと噴射積算量Qtとの差の絶対値が設定値Eより大きいとき(S309:Yes)、インジェクタ20は目詰まりしていると判断する(S310)。一方、判断部34は、タンク変化量Tと噴射積算量Qtとの差の絶対値が設定値E以下のとき(S309:No)、インジェクタ20は目詰まりしていないと判断する(S311)。
第3実施形態では、尿素水タンク14または車両の傾斜に基づいて、インジェクタ20の目詰まりの判断を行うか否かを判断している。これにより、尿素水タンク14や車両の傾斜にともなう尿素水の液面の位置の変化の影響は排除される。したがって、インジェクタ20の目詰まりを、より精度よく判断することができる。
(第4実施形態)
第4実施形態による排気浄化装置の制御装置を図9に示す。
第4実施形態では、制御装置30は、加速度検出手段としての加速度センサ43を備えている。加速度センサ43は、排気浄化装置10が搭載されている車両などに設けられている。加速度センサ43は、排気浄化装置10が搭載されている車両に加わる加速度を検出し、検出した加速度を電気信号として制御装置30の制御ユニット31へ出力する。加速度センサ43は、通常の装備として車両に設けられている。判断部34は、この加速度センサ43で検出した車両に加わる加速度を利用してインジェクタ20の目詰まりを判断する。具体的には、判断部34は、加速度センサ43で検出した車両に加わる加速度が予め設定した設定加速度Axよりも小さいとき、インジェクタ20の目詰まりを判断する。第4実施形態の場合、設定加速度Axは例えばAx=2kmh/sに設定されている。
尿素水タンク14に貯えられている尿素水は液体であるため、尿素水タンク14が搭載された車両に加速度が加わるとき、尿素水に貯えられている尿素水の液面は波打ったり揺れたりすることによって位置が変化する。そのため、レベルセンサ35で検出する尿素水の液面位置は車両に加わる加速度の影響を受け、車両に加速度が加わるとき、タンク変化量Tは精度よく算出することができない。そこで、判断部34は、加速度センサ43で検出した車両に加わる加速度が予め設定した設定加速度Axよりも小さいとき、インジェクタ20の目詰まりを判断する。一方、判断部34は、液面位置の精度の低い設定加速度Ax以上のとき、インジェクタ20の目詰まりを判断しない。
次に、第4実施形態による制御装置の処理の流れを図10に基づいて説明する。第1実施形態と同一の処理については、説明を省略する。
判断部34は、初期液面レベルR1を取得するために、加速度センサ43で検出した加速度が設定加速度Axより小さいか否かを判断する(S401)。車両に加わる加速度が設定加速度Ax以上であると、上述のように液体の尿素水の液面の位置は変化し、レベルセンサ35で検出する尿素水の液面位置の精度は低下する。そこで、判断部34は、加速度が設定加速度Axより小さいかを判断し、車両に加わる加速度が設定加速度Ax以上のとき(S401:No)、加速度が設定加速度Axより小さくなるまで待機する。そして、判断部34は、加速度センサ43で検出した加速度が設定加速度Axより小さくなると(S401:Yes)、噴射積算量Qtの算出を開始する(S402)。これとともに、判断部34は、初期液面レベルR1を取得する(S403)。そして、判断部34は、尿素水の噴射量qから噴射積算量Qtを算出する(S404)。判断部34は、噴射積算量Qtが判断噴射量Dqに到達したか否かを判断し(S405)、噴射積算量Qtが判断噴射量Dqに到達していないとき(S405:No)、判断噴射量Dqに到達するまで待機する。一方、判断部34は、噴射積算量Qtが判断噴射量Dqに到達すると(S404:Yes)、加速度センサ43で検出した加速度が設定加速度Axより小さいかを判断する(S406)。S401と同様に、加速度が設定加速度Ax以上であると、レベルセンサ35で検出する尿素水の液面位置の精度は低下する。そこで、判断部34は、加速度が設定加速度Ax以上のとき(S406:No)、加速度が設定加速度Axより小さくなるまで待機する。判断部34は、加速度が設定加速度Axより小さくなると(S406:Yes)、変化液面レベルR2を取得する(S407)。
判断部34は、タンク変化量Tを算出し(S408)、タンク変化量Tと噴射積算量Qtとの差の絶対値が設定値Eより大きいか否かを判断する(S409)。判断部34は、タンク変化量Tと噴射積算量Qtとの差の絶対値が設定値Eより大きいとき(S409:Yes)、インジェクタ20は目詰まりしていると判断する(S410)。一方、判断部34は、タンク変化量Tと噴射積算量Qtとの差の絶対値が設定値E以下のとき(S409:No)、インジェクタ20は目詰まりしていないと判断する(S411)。
第4実施形態では、車両に加わる加速度に基づいて、インジェクタ20の目詰まりの判断を行うか否かを判断している。これにより、車両に加速度が加わることにより尿素水の液面に揺れなどが生じても、液面位置の変化の影響は排除される。したがって、インジェクタ20の目詰まりを、より精度よく判断することができる。
(その他の実施形態)
以上説明した本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
例えば、上記の複数の実施形態では、各実施形態を個別に適用した例を説明した。しかし、複数の実施形態を組み合わせて排気浄化装置10に適用してもよい。
図面中、10は排気浄化装置、13は排気通路、14は尿素水タンク、20はインジェクタ、30は制御装置、32は尿素水量検出部(尿素水量検出手段)、33は噴射量算出部(噴射量算出手段)、34は判断部(判断手段)、35はレベルセンサ(尿素水量検出手段)、41は温度センサ(温度検出手段)、42は傾斜角度センサ(傾斜角検出手段)、43は加速度センサ(加速度検出手段)を示す。

Claims (6)

  1. 排気通路(13)を流れる排気にインジェクタ(20)から尿素水を噴射して、排気に含まれる窒素酸化物を還元する排気浄化装置(10)の制御装置(30)であって、
    前記インジェクタ(20)から噴射する尿素水を貯える尿素水タンク(14)における前記尿素水の量を検出する尿素水量検出手段(32、35)と、
    前記インジェクタ(20)から前記排気へ噴射する前記尿素水の噴射量を算出する噴射量算出手段(33)と、
    前記噴射量算出手段(33)で算出した前記尿素水の噴射量と、前記尿素水量検出手段(32、35)で検出した前記尿素水タンク(14)における前記尿素水の残量の変化とに基づいて、前記インジェクタ(20)が目詰まりしているか否かを判断する判断手段(34)と、
    を備える排気浄化装置の制御装置。
  2. 前記判断手段(34)は、前記噴射量算出手段(33)で算出した前記尿素水の噴射量の積算値が予め設定した判断噴射量に到達すると、前記インジェクタ(20)が目詰まりしているか否かを判断する請求項1記載の排気浄化装置の制御装置。
  3. 前記判断手段(34)は、前記噴射量算出手段(33)で前記尿素水の噴射量を積算する前および後における前記尿素水タンク(14)における尿素水の量の変化であるタンク変化量と、前記噴射量算出手段(33)で算出した前記尿素水の噴射量の積算値である噴射積算量とを比較し、前記タンク変化量と前記噴射積算量との差の絶対値が予め設定した設定値より大きいとき、前記インジェクタ(20)が目詰まりしていると判断する請求項2記載の排気浄化装置の制御装置。
  4. 前記尿素水タンク(14)における前記尿素水の温度を検出する温度検出手段(41)をさらに備え、
    前記判断手段(34)は、前記温度検出手段(41)で検出した前記尿素水の温度が予め設定した設定温度より高いとき、前記インジェクタ(20)の目詰まりを判断する請求項1から3のいずれか一項記載の排気浄化装置の制御装置。
  5. 前記尿素水タンク(14)の地面に対する傾斜を検出する傾斜角検出手段(42)をさらに備え、
    前記判断手段(34)は、前記傾斜角検出手段(42)で検出した前記尿素水タンク(14)の前記地面に対する傾斜が予め設定した設定角度より小さいとき、前記インジェクタ(20)の目詰まりを判断する請求項1から4のいずれか一項記載の排気浄化装置の制御装置。
  6. 前記尿素水タンク(14)が設けられている車両に加わる加速度を検出する加速度検出手段(43)をさらに備え、
    前記判断手段(34)は、前記加速度検出手段(43)で検出した前記車両に加わる加速度が予め設定した設定加速度より小さいとき、前記インジェクタ(20)の目詰まりを判断する請求項1から5のいずれか一項記載の排気浄化装置の制御装置。
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