JP2015030202A - インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録装置において、例えば光沢紙に顔料インクを用いた記録の場合でも光沢ムラを生じることなく、つなぎスジを低減した記録を行うことを可能とする。
【解決手段】記録媒体の単位領域に対する複数回の走査のうち、第1回目の走査と最後の走査を除いた所定の走査において、記録の境界近傍のノズルの記録比率を記録の境界近傍以外のノズルの記録比率よりも小さくする。
【選択図】図6

Description

本発明は、インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法に関する。詳しくは、記録媒体搬送を介在させた複数回の記録ヘッドの走査によって単位領域の記録を完成させるマルチパス記録において単位領域境界で生じる、いわゆるつなぎスジを低減する技術に関するものである。
つなぎスジは、例えば、記録用紙などの記録媒体を搬送する紙送りローラの搬送精度、吸湿等による記録用紙の伸び、記録用紙の表面状態の違いによる搬送時のすべり等に起因して、記録用紙の搬送量が変動することによって生じる。搬送量が正規の量より多くなる場合は白スジ、少なくなる場合は黒スジ(ここでは、これらの白スジや黒スジをつなぎスジという)として視認される。
特許文献1には、記録ヘッドの複数回の走査それぞれでノズル列の端のノズルほど記録(吐出)デューティーが低くなる、いわゆるグラデーションマスクを用いたマスク処理を行うことが記載されている。この構成によれば、複数回の走査で記録を完成する上記単位領域の境界近傍に対応したノズル列端部のノズルで記録するドットの数が少なくなることから、記録用紙の搬送量変動など、つなぎスジの原因となる現象の影響を受ける記録ドットの数を少なくできる。その結果、つなぎスジを目立たなくすることができる。
特開2002−96455号公報
しかしながら、例えば光沢紙に顔料インクを用いた記録に、特許文献1に記載の記録方法を適用した場合、つなぎスジの低減が可能となる一方で、記録デューティーが一様でない上記マスクのパターンが原因で、単位領域内で光沢感に差が生じることがある。その結果、単位領域ごとの光沢ムラとして視認されることがある。この光沢ムラは、特に、単位領域を完成するための走査回数を少なくした場合や、画像データの高濃度領域で顕著に発生する傾向がみられる。
本発明は、例えば光沢紙に顔料インクを用いた記録の場合でも光沢ムラを生じることなく、つなぎスジが低減された記録を行うことが可能なインクジェット記録装置およびインクジェット記録方法を提供することを目的とする。
そのための本発明では、インクを吐出するための複数のノズルを所定方向に配列したノズル列を備えた記録ヘッドを用い、記録媒体に対して記録ヘッドを走査して記録を行うインクジェット記録装置であって、記録媒体の同一の領域に対して、前記ノズル列のそれぞれ異なるノズル群を用いて、前記同一の領域の前記所定方向に沿った長さの記録媒体の搬送を介在させた複数回の走査を、前記所定方向と交差する方向に行い、当該同一の領域の記録を完成する記録制御手段、を具え、前記記録制御手段は、前記複数回の走査のうち、第1回目の走査と最後の走査を除いた所定の走査において、当該同一の領域における、当該同一の領域の記録の境界から前記所定方向に沿った所定画素分の領域に対応するノズルについて定められた記録比率を、前記所定画素分の領域以外の領域に対応するノズルについて定められた記録比率よりも小さくすることを特徴とする。
以上の構成によれば、例えば光沢紙に顔料インクを用いた記録の場合でも光沢ムラを生じることなく、つなぎスジが低減された記録をする行うことが可能となる。
本発明の一実施形態に係るホスト装置として機能するパーソナルコンピュータの主にハードウェアおよびソフトウェアの構成を示すブロック図である。 図1に示したインクジェットプリンタの機械的構成を示す斜視図である。 図2に示したプリンタで用いる記録ヘッドの吐出口の配列を模式的に示す平面図である。 本発明の一実施形態のプリンタにおける制御系の概略構成を示すブロック図である。 基本的なマルチパス記録を説明するために、記録ヘッドおよび記録パターンを模式的に示す図である。 本発明の一実施形態で用いるマスクパターンを示す図である。 (a)および(b)は、マルチパスの一例として、4パスマルチパス記録の場合の、記録の境界を説明する図である。 図6に示したマスクを用いた8パスのマルチパス記録を説明する図である。 (a)〜(c)は、図6に示したマスクを用いた記録において、インクの濡れ広がり効果によって白スジが低減される様子を説明する図である。 (a)〜(c)は、黒スジの発生を説明する図である。 本発明の第2の実施形態で適用されるマスクを示す図である。 第2実施形態のマスクを用いた記録方式を説明する図である。 本発明の第3の実施形態に係るマスクを模式的に示す図である。 図13に示した、7パス目のマスク領域の記録比率を対応するノズル群のノズル番号に対応させて示す図である。 本発明の第4の実施形態に係るマスクを示す図である。 図15に示したマスクパターンにおける記録比率を対応するノズル番号に対応させて示す図である。 本発明の第5の実施形態に係るマスクを示す図である。 第5実施形態のマスクの記録比率をノズル番号に対応させて示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係るホスト装置として機能するパーソナルコンピュータ(以下、単にPCとも言う)の主にハードウェアおよびソフトウェアの構成を示すブロック図である。このホスト装置100は、プリンタ104で記録する画像データを生成する。図1において、ホストコンピュータであるPC100は、オペレーティングシステム(OS)102によって、アプリケーションソフトウェア101、プリンタドライバ103、モニタドライバ105の各ソフトウェアを動作させる。アプリケーションソフトウェア101は、ワープロ、表計算、インターネットブラウザなどに関する処理を行う。モニタドライバ105は、モニタ106に表示する画像データを作成するなどの処理を実行する。
プリンタドライバ103は、アプリケーションソフトウェア101からOS102へ発行される各種描画命令群(イメージ描画命令、テキスト描画命令グラフィクス描画命令など)を描画処理して、最終的にプリンタ104で用いる2値の画像データを生成する。詳しくは、後述される画像処理を実行することにより、プリンタ104で用いる複数のインク色それぞれの2値の画像データを生成する。
ホストコンピュータ100は、以上のソフトウェアを動作させるための各種ハードウェアとして、CPU108、ハードディスク(HD)107、RAM109、ROM110などを備える。すなわち、CPU108は、ハードディスク107やROM110に格納されている上記のソフトウェアプログラムに従ってその処理を実行し、RAM109はその処理実行の際にワークエリアとして用いられる。
本実施形態のプリンタ104は、インクを吐出する記録ヘッドを記録媒体に対して走査し、その間にインクを吐出して記録を行ういわゆるシリアル方式のプリンタである。記録ヘッドは、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)それぞれのインクに対応して用意され、これらがキャリッジに装着されることにより、記録用紙などの記録媒体に対して走査することができる。それぞれの記録ヘッドは、吐出口の配列密度が1200dpiであり、それぞれの吐出口から約3.0ピコリットルのインク滴を吐出する。
プリンタ104は、マルチパス記録を実行可能な記録装置である。そのために、後述の各実施形態で説明されるマスクを所定のメモリに格納しておき、記録の際は走査およびインク色ごとに定められたマスクを用いて2値の分割画像データを生成する処理を行う。また、マスクパターンが所定のメモリに予め格納されておらずPC100がマスク製造のためのデータ処理装置として機能するときは、後述の各実施形態でそれぞれ説明されるマスクの製造処理を実行する。そして、製造したマスクデータは、プリンタ104の所定のメモリに格納される。
図2は、図1に示したインクジェット記録方式のプリンタ104の機械的構成を示す斜視図である。キャリッジM4000は、記録ヘッドおよびこれにシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)それぞれのインクを供給するインクタンクH1900を搭載した状態で図のX方向(主走査方向)に移動し、記録ヘッドの各ノズルは、2値の分割画像データに基づき所定のタイミングで顔料インクを吐出する。記録ヘッドの1回の主走査が終了すると、記録媒体は図のY方向(副走査方向)に所定量だけ搬送される。以上の主走査と副走査とを交互に繰り返すことにより、マルチパス記録による画像が順次形成されていく。
図3は、図2に示したプリンタ104で用いる記録ヘッド511の吐出口の配列を模式的に示す平面図である。ここに示す記録ヘッドには、インクを吐出するノズルが複数備えられている。このノズルは、インクを吐出する吐出口nと、これに連通する不図示のインク流路からなり、各ノズルのインク流路内には、インクを局所的に加熱して膜沸騰を起こさせ、その発泡エネルギーでインクを吐出させる電気熱変換素子が設けられている。記録ヘッドには、使用する複数色のインクそれぞれに対応した吐出口列が配列されている。本実施形態の各吐出口列は、それぞれ吐出口を600dpiの密度で配列した2列の吐出口列から構成され、2列の吐出口列は互いに配列ピッチの1/2ずれて配置されている。これにより、1つの色の吐出口列は、記録媒体の搬送方向である副走査方向(所定方向)に沿って、1200dpiの密度で配列された1280個の吐出口から構成される。
図4は、本実施形態のプリンタ104における制御系の概略構成を示すブロック図である。制御部500は、CPU501、ROM502、RAM503、および入出力ポート504等を備えて構成される。CPU501は、演算、選択、判別、制御などの処理動作を実行する。ROM502は、CPU501によって実行すべき制御プログラム等を格納する。RAM503は、記録データのバッファ等として用いられる。入出力ポート504には、搬送モータ(LFモータ)509、キャリッジモータ(CRモータ)510、記録ヘッド5及び切断ユニットにおけるアクチュエータなどの各駆動回路505,506,507,508が接続されている。さらに、主制御部500はインターフェース回路508を介してホストコンピュータ100に接続されている。
本実施形態では、所定のドット配置パターンデータを用いて、多値の入力画像データにおいてドットを形成するか否か、すなわち記録ヘッドにおけるインクの吐出、非吐出を表す2値のデータ(記録データともいう)に変換する。詳しくは、ホスト装置100において画像データをより低解像度の画像データに変換(量子化)し、その量子化した多値の画像データを記録装置本体に転送する。
プリンタ104では受信した画像データに対して、ドット配置パターンを用いて2値記録データに変換し、これをRAM503に展開する。そして、主制御部500のCPU501は、ROM502に格納されたプログラムおよびRAM503に格納された記録データなどに基づき、マルチパス記録を行うために記録データを各走査に振り分ける。そして、マルチパス記録の各走査では、記録ヘッド511を走査するとともに、この走査の間に上記振り分けられた記録データに基づいてインク吐出を行うよう制御を実行する。
図5は、基本的なマルチパス記録を説明するために、記録ヘッドおよび記録パターンを模式的に示す図である。図5において、601は、記録ヘッドを示し、ここでは簡単のため16個のノズルを有するものとする。ノズルは、図のように第1〜第4の4つのノズル群に分割され、各ノズル群には4つずつのノズルが含まれている。602は、マスクパターンを示し、図において、各ノズルが記録を行うことが可能な画素(記録可能画素)を黒塗りで示している。各ノズル群が記録するパターンは互いに補完の関係にあり、これらを重ね合わせると4×4の領域の記録が完成される構成となっている。
603〜606で示す各パターンは、走査を重ねていくことによって画像が完成されていく様子を示したものである。各走査が終了するたびに、記録媒体は図の上方に向かう方向にノズル群の幅分ずつ搬送される。よって、記録媒体の同一の領域(単位領域;各ノズルグループの幅に対応する領域)は、4回の走査によって記録が完成する。ここで、一つのノズルグループに対応する帯状の領域である1つのバンド領域(単位領域)であり、バンド領域とバンド領域の間がバンド境界となる。バンド幅は記録グルーブのノズル配列幅に対応し4画素分に相当し、この4画素にマスクパターンを構成するマスク領域が対応している。すなわち、マルチパス記録は、記録媒体の同一の領域に対して、ノズル列のそれぞれ異なるノズル群を用いて、同一の領域の所定方向に沿った長さの記録媒体の搬送を介在させた複数回の走査を所定方向と交差する方向に行う。その結果、上記同一の領域の記録を完成することができる。
図6は、本発明の一実施形態で用いるマスクパターンを示す図であり、8回の走査で単位領域の記録を完成する8パスのマルチパス記録に用いるマスクパターンを示している。同図は、記録媒体上のある1つの単位領域に対する1パス目〜8パス目の記録で用いるそれぞれのマスク領域を示しているが、図5の説明からも明らかなように、8回の走査におけるそれぞれの走査では他の単位領域に対する記録で他のマスク領域が用いられていることはもちろんである。また、1パス目〜8パス目に対応するマスク領域が分割された状態で示されているが、これらマスク領域が連続的に接続して1つのマスクパターンを構成していることももちろんである。
マスクパターンの各マスク領域は、記録データの画素に対応してその画素の記録データの記録許容/記録非許容が定められたマスク画素(以下、単に画素ともいう)によって構成され、図中の黒塗り部分は“記録許容”、白塗り部分は“記録非許容”を表わしている。
図6に示すように、本実施形態のマスクパターンは、図3に示した各インク色のノズル列のノズル数1280に対応して、副走査方向に1280画素のサイズを有したものである。そして、8回の走査で単位領域の記録を完成する本実施形態のマルチパス記録に対応して、単位領域に対応した1つのマスク領域が160画素のサイズとなる。また、詳細が後述されるように、7パス目のマスク領域において、8パス目のマスク領域との境界から2画素分の総ての画素が“記録非許容”の画素配置となっている。そして、本実施形態のマスクパターンは、1パス目〜8パス目のマスク領域の“記録許容”と“記録非許容”の画素が相互に補完の関係にある。これにより、マスク画素に対応した、記録媒体上のそれぞれの画素は、(その記録データが“記録”ないし“吐出”を示すデータである場合)1パス目〜8パス目のいずれかの走査によって1度記録されることになる。従って、7パス目のマスク領域における、上述した境界近傍の2画素分の領域に対応する画素も、1パス目〜6パス目または8パス目のいずれかの走査で記録が行われる。
以上、図6のマスクパターンで示したように、本発明の一実施形態は、ある走査において記録の境界の近傍の数画素を記録しないようなマスク処理を行い、これにより、つなぎスジを低減するものである。以下、そのための構成について説明する。
先ず、マルチパス記録において生じる「記録の境界」について説明する。
図7(a)は、マルチパスの一例として、4パスマルチパス記録の場合の通常の記録の境界を説明する図であり、4パス記録で用いるマスクパターンを示している。同図に示すように、通常のマルチパス記録では、記録の境界は、マスク領域の境界、つまり、4回の走査で記録を完成する単位領域の境界である。換言すれば、4回の走査それぞれの走査領域の境界である。すなわち、単位領域の記録を完成する複数回の走査それぞれで、ノズル列における一方の端のノズルによる記録には記録媒体の記録が未だなされていない領域が隣接することになる。この記録領域と未記録領域の境界においてつなぎスジが発生することから、本実施形態では、この境界を記録の境界とする。
一方、図7(b)は、それぞれの単位領域の一方の端のn画素分を5回の走査で記録しそれ以外の領域を4回の走査で記録するためのマスクパターンを示す図である。同図から明らかなように、この記録形態では、5回の走査で、斜線で示される同じn画素分の領域がE、D、C、B、Aの順に重畳して記録されその領域の記録が完成する。従って、これら領域それぞれの上端(図中、上側の端)は、5パス目に対応するマスク領域における、マスク画素(記録許容画素および記録非許容画素)が配置される領域(図中、グレーと斜線で示される領域)と、マスク画素(記録許容画素および記録非許容画素)が配置されない領域(図中、白で示される領域)との境界に対応する。すなわち、この境界が、単位領域の記録を完成する複数回の走査それぞれで、ノズル列における一方の端のノズルによる記録と、記録媒体の記録が未だなされていない領域との境界となり、記録の境界となる。換言すれば、記録の境界は、それぞれの走査で記録される領域におけるn画素分の領域の上端となる。なお、この記録形態は、後述する第2および第4の実施形態に係る形態であり、n画素分の領域をそれ以外の領域より1回多い回数の走査で記録することにより、記録の境界近傍を記録する端部のn個のノズルの1回の走査当りの記録デューティを低くするものである。これにより、搬送誤差などの影響を受ける記録ドットの数を少なくしてつなぎスジを低減することができる。この形態に加え本発明は、さらに、記録の境界近傍の数画素を記録しないようにすることによって、より効果的につなぎスジの低減することを可能とするものである。
図6に示したマスクを用いた、本発明の一実施形態に係る記録制御は、ある走査において記録の境界の近傍の数画素を記録しないようにし、これにより、つなぎスジを低減するものである。以下、そのメカニズムについて説明する。
一般に、顔料等の固形分が記録媒体上に残る水性インクを用いた記録では、インク付与後に記録媒体に形成されたインク記録層は、時間の経過とともに水や溶剤成分が蒸発し、あるいは用紙内へ浸透し、インク着色層(記録層)の物理特性が経時的に変化する。顔料はそれ自体が水に溶解しないため、水性処理された自己分散型の顔料インク、あるいは水溶性樹脂によって分散処理された樹脂分散型の顔料インクを用いることが多い。このような自己分散型顔料を用いた場合は、顔料表面を修飾しているアニオン性基(カルボン酸、スルホン酸、リン酸など)やカチオン性基(ピリジニウム、アミンなど)の性質が時間の経過とともに顕在化する傾向にある。樹脂分散型の顔料インクを用いる場合も、同様に樹脂の水溶性成分であるアニオン性基(カルボン酸、スルホン酸、リン酸など)やカチオン性基(ピリジニウム、アミンなど)の性質が時間の経過とともに顕在化する傾向にある。これらの性質が顕在化することで、インク着色層自体の表面エネルギーが高い状態になり、その結果、その後に付与されるインクに対する「濡れ性」が時間の経過とともに高くなる。すなわち、インク着色層上に着弾したインクは、着弾時間差によって濡れ広がり方が異なることになり、時間差が大きいほどドットは濡れ広がる傾向にあるということになる。ただし、これは一般的な例であり、場合によっては逆の傾向を示すこともある。例えば、インク中に撥水性の添加物が含まれる場合には、むしろ時間の経過とともにインク着色層自体の表面エネルギーが低くなり、その結果、その付与されるインクに対する濡れ性が時間の経過とともに低くなる場合もある。
本実施形態では、記録に用いるインクとして、インク着色層が時間の経過とともに濡れやすくなる性質を有するインクを1つ以上用いることにより、後述される実施形態の効果を得ることができる。
なお、インク着色層の濡れ性は、着色層を形成した後、所望の時間差を置いてインクを付与したときのドット径を測定することによって評価することができる。経時的にドット径が大きくなる場合は濡れやすいインク着色層であり、小さくなる場合は濡れにくいインク着色層である。所望の時間差は、走査間の時間差を想定したものであり、例えば、ある領域を一方向の8回の走査で8秒かけて記録する場合の、走査間の時間差は1秒である。従って、時間の経過とともに濡れやすくなる性質を有するインクを用いることにより、例えば、本実施形態のように、1パス分の2秒の時間差をおいて記録すると、1秒時間差を置いてインクを付与した際のドット径よりドット径が大きくなる。
なお、本発明の記録方法はインク着色層として経時的に濡れやすい性質を有するインクに適用されるものであるが、複数色のインクを用いて記録する場合、両方のタイプのインクがある場合は、少なくともその中の1色は本発明の記録方法を適用する。全てのインクに適用することがより好ましいがこれに限定するものではない。
本実施形態では、図6に示した、7パス目のマスク領域が記録の境界から、所定画素分である2画素分を総て記録しない非記録の領域(記録非許容画素)とするマスクを用いて、単位領域の1パス目〜8パス目の記録データを生成する。これにより、8回の走査で記録を完成する単位領域における記録の境界から上記2画素分の領域に対するインクの着弾時間差が、上記所定画素分の領域以外の領域と比べ1回の走査分だけ大きくなる。
図8は、図6に示すマスクを用いた8パスのマルチパス記録を説明する図であり、記録ヘッドのノズル列に対応したマスクの8つのマスク領域が走査ごとにどのように移動してそれぞれの単位領域の記録に用いられるかを示している。同図に示すように、1つのマスク領域に対応した単位領域Aに対する1回目の走査で1パス目の(1パス目に対応するマスク領域による記録データに基づく)記録が行われる。その後、マスク領域の幅に相当する量の紙送りをして、単位領域Aに対する2回目の走査で2パス目の記録が行わる。この際、隣接する単位領域Bに対しては1回目の走査で1パス目の記録が行われる。このようにそれぞれの単位領域に対して走査と紙送りが繰り返されて8回目まで走査が行われる。そして、このそれぞれの単位領域に対する8回の走査のうち7回目の走査では、記録の境界から2画素分の領域が非記録となる。これにより、各単位領域における記録の境界から2画素分の領域は、上述したインクの濡れ広がり効果によって、白スジの発生を抑制することができる。すなわち、記録媒体の搬送誤差などによって、所定の搬送量より多く搬送されることにより、記録の境界の近傍で形成されるインクドットの密度が低くなっても、上記インクの濡れ広がり効果によって、ドットのエリアファクターの減少を抑制することが可能となる。
図9(a)〜(c)は、このインクの濡れ広がり効果によって白スジが低減される様子を説明する図である。
上述したように、7パス目に対応するマスク領域の、8パス目に対応するマスク領域との境界から2画素分が非記録となっていることから、図9(a)に示すように、7パス目では記録の境界から2画素分の領域にはインクが吐出されない。次に、記録媒体を単位領域の幅に対応した所定量だけ搬送し、上記2画素分の領域が非記録の単位領域に8パス目の記録を行う。この際、図9(b)に示すように、搬送誤差などよって記録媒体が上記所定量以上搬送されると、記録の境界近傍では、着弾し得るドットの数に対して記録媒体の領域が他の領域に比べて広くなる。この結果、本発明を適用しない記録では、ドットのエリアファクターが減少して白スジが発生することがある。これに対し、本発明の実施形態では、図9(a)に示したように、7パス目で2画素分の領域にはインクが吐出されないようにしたので、インク着色層に対するインクの着弾時間差が他の領域と比較して長くなり、記録の境界近傍ではより濡れやすいインク着色層となる。この結果、図9(c)に示すように、8パス目で記録の境界近傍に着弾したインクは、濡れやすいインク着色層において広がることができ、これにより、形成されるインクドットのエリアファクターが減少することを抑制することが可能となる。
なお、上述した形態では、記録の境界近傍の画素に対する記録比率をゼロ(非記録)としたが、インクの着弾時間差による濡れやすいインク着色層の形成は、必ずしも記録比率がゼロの形態に限られない。本願発明者の実験、検討によれば、記録比率が以下の関係を満たせば、本発明の有意な効果が得られることがわかっている。ここで、記録比率は、マスクの該当する領域における記録許容画素の割合をいう。
1パス目とNパス目を除く走査に対応するマスク領域において、記録の境界部からn画素目までの記録比率Aと、記録の境界部からn+1画素目から2n画素までの記録比率Bと間に以下の関係が成り立つことが好ましい。
A<0.5×B
本実施形態では、7パス目に対するマスク領域が、記録の境界部から2画素目までの記録比率は0であり、上記関係式を満たす。記録比率Aが0ではない場合ついては、後述の第3の実施形態以降に示す。
ところで、記録媒体の搬送量が所定量より少ない場合は、インク着色層の濡れ性の違いに関係なく、搬送量がずれた量に応じて黒スジになる。図10(a)〜(c)は、この黒スジの発生を説明する図であり、インク着色層の濡れ性に関しては図9(a)〜(c)に示した場合と同様であることを示している。図10(c)に示すように、記録の境界を越えてインクドットが形成され他の単位領域のドットと重畳して黒スジを生じることがある。このような黒スジの発生を抑制するため、好ましくは、紙送り量(搬送量)を所定値より多めに設定するか、あるいは、他の単位領域側の境界近傍の記録比率を少なくする、などして通常より白スジが発生しやすい状態にしておく。これにより、白スジ、黒スジ両方に対してバランス良く、搬送量の変動に対するロバスト性の良い記録を行うことができる。
(第2実施形態)
図11は、本発明の第2の実施形態で適用されるマスクを示す図である。本実施形態は、図7(b)にて前述した、記録の境界から所定数の画素の領域の記録を他の領域の記録を完成する走査回数より多い回数で記録を行う形態である。図11で示すように、本実施形態で使用するマスクは、8パス記録用のマスクであり、1パスに対応するマスク領域の幅は200画素である。そして、7パス目および8パス目に対応するマスク領域が、それぞれ隣接マスク領域との境界から8画素分を除いて非記録(記録非許容画素のみ)であり、これにより、単位領域について、マスク領域の境界近傍8画素分の領域のみ8回の走査で記録し、それ以外の部分は6回の走査で記録する。また、本発明の実施形態として、5パス目および6パス目に対応するマスク領域は、それぞれの一方の隣接マスク領域との境界から8画素分の領域を非記録(記録非許容画素のみ)としている。これにより、第1実施形態で説明した、着弾時間差による、他の領域と比べてインク着色層の濡れやすさをより大きくすることができる。
なお、7パス目および8パス目のマスク領域で示した、他の領域より2パス多いパス数で記録を行う画素数と、5パス目および6パス目のマスク領域で示した、より濡れやすいインク着色層を形成するための画素数とは、必ずしも同じとは限らず、この数が異なっていてもよい。
図12は、本実施形態のマスクを用いた記録方式を説明する図であり、第1実施形態係る図8と同様の内容を示している。本実施形態は、記録ヘッドの往走査および復走査の両方で記録を行う、いわゆる双方記録方式であり、また、往、復の2回の走査ごとに単位領域の幅に相当する量の紙送り(記録媒体搬送)を行う。詳しくは、図11および図12に示す本実施形態のマスクはノズル列の1つのノズル群が2つのマスク領域に対応している。例えば、ノズル列において搬送方向と逆方向で最も端のノズル群は1パス目と2パス目のマスク領域に対応している。そして、図12に示すように、先ず、記録媒体の単位領域Aに対して、1パス目のマスク領域に対応した記録データに基づき上記対応するノズル群で往方向の記録を行い、次に、2パス目のマスク領域に対応した記録データに基づき同じノズル群で復方向の記録を行う。この往復走査の後、単位領域幅分の紙送りをして、単位領域Aに対して、同様に、3パス目のマスク領域に対応した記録データに基づき対応するノズル群で往方向の記録を行い、次に、4パス目のマスク領域に対応した記録データに基づき同じノズル群で復方向の記録を行う。このとき、隣接する単位領域Bでは、1パス目のマスク領域に対応した記録データに基づき対応するノズル群で往方向の記録が行われ、次に、2パス目のマスク領域に対応した記録データに基づき同じノズル群で復方向の記録が行われる。以下、同様に記録が行われ、8回の走査でそれぞれの単位領域の記録が完成する。その際、上述したように、5パス目および6パス目に対応するマスク領域によって、それぞれ境界から8画素分の領域が非記録とされることにより、この領域は、着弾時間差によるインク着色層の濡れやすさが他の領域と比べてより大きくなる。
(第3実施形態)
図13は、本発明の第3の実施形態に係るマスクを模式的に示す図である。図13で示すように、本実施形態で使用するマスクは、1パスに対応するマスク領域の幅が160画素分であり、8パスで記録を完成するためのマスクである。そして、本実施形態のマスクは、7パス目に対応するマスク領域において隣接する8パス目に対応するマスク領域との境界から2画素分の記録比率を他の領域と比べて小さくしている。
図14は、7パス目のマスク領域の記録比率(記録許容画素の割合)を対応するノズル群のノズル番号に対応させて示す図である。同図に示すように、隣接するマスク領域の境界から2画素目までに対応するノズル番号159、160に対応する記録比率Aは0.05であり、3画素目〜4画素目に対応するノズル番号157、158に対応する記録比率Bは0.125である。すなわち、これらの記録比率はA<0.5×Bの関係が成り立っている。
(第4実施形態)
図15は、本発明の第4の実施形態に係るマスクを示す図である。図15に示すように、本実施形態で使用するマスクは、1パスに対応するマスク領域の幅が208画素分であり、記録の境界から4画素分の領域のみ7回の走査で記録し、それ以外の領域は6回の走査で記録するためのマスクパターンである。そして、3パス目に対応するマスク領域では、2パス目に対応するマスク領域との境界から4画素分の領域は記録比率が他の領域より小さくなるよう記録非許容画素が配されている。
図16は、図15に示したマスクパターンにおける記録比率を対応するノズル番号に対応させて示す図である。同図に示すように、3パス目に対応するノズル番号417〜420に対応するマスク領域の記録比率Aは0.05であり、それ以外の領域における、同じ4画素分のノズル番号421〜424に対応するマスク領域の記録比率Bは0.21である。このように、これらの記録比率は、A<0.5×Bの関係が成り立っている。
なお、本実施形態に係るマスクは、図15に示すようにグラデーションマスクであり、このような記録比率が一様でないマスクを用いるばあいには、前述したように、光沢ムラを生じる可能性がある。しかし、この形態に対して本発明を適用とすることを排除するものではなく、生じ得る光沢ムラの程度にもよるが、本発明の適用によるつなぎスジが低減されることにより、全体として一定以上の品位の記録画像を得ることもできる。
(第5の実施形態)
図17は、本発明の第5の実施形態に係るマスクを示す図である。図17に示すように、本実施形態のマスクは、ノズル列の1280個のノズルに対応したマスクであり、1パスに対応するマスク領域の幅は160画素分である。これにより、全8回の走査でマスク領域と同じ幅の単位領域の記録を完成することができる。そして、本実施形態では、4パス目に対応するマスク領域の5パス目のマスク領域との境界から8画素分について、記録比率を他の領域より小さくしている。
図18は、本実施形態のマスクの記録比率をノズル番号に対応させて示す図である。同図に示すように、4パス目に対応するマスク領域の5パス目のマスク領域との境界から8画素分である、ノズル番号633〜640に対応する記録比率Aが0.010とし、同じ8画素分であるノズル番号625〜632に対応する記録比率Bが0.025である。本実施形態の場合も、記録比率の関係、A<0.5×Bが成り立つ。
(他の実施形態)
上述の各実施形態では、マスクにおいて記録比率を小さくするマスク領域は、単位領域の記録を完成する複数回の走査に対応するマスク領域のうち1つまたは2つのマスク領域であるが、本発明の適用は、この形態に限られない。基本的に、「濡れやすい着色層」を形成するための構成として、全Nパスに対応するマスク領域のうち、1パス目と最後のNパス目を除いた2パス目〜(N-1)パス目の中間パスに対応するマスク領域のどのような組み合わせについて一部の記録比率が他の領域より小さくしてもよい。但し、つなぎスジを低減すること考慮すると、例えば、本来全8パス記録をする場合、2〜7パス目のマスク領域の一部を非記録とした場合、「濡れやすい着色層」を形成できますが、この部分は実質2回の走査で記録することになるため、つなぎスジがより目立つことにもなる。このような点から、記録比率を小さくするパスはなるべく少ない方が好ましい。
また、上記各実施形態では、マスクの上記「濡れやすい着色層」を形成する境界部は、相互に補完して記録比率を100%とする。しかし、この形態に限られない。例えば、インクの性質(着色層の濡れ性)や、搬送ズレ量等によって適宜調整することが好ましく、例えば、比較的濡れ拡がりやすいインク着色層の場合は、補完した記録比率の合計が100%より小さくすることが考えられる。
104 プリンタ
500 制御部
501 CPU
502 ROM
503 RAM
509 LFモータ
510 CRモータ
511 記録ヘッド

Claims (7)

  1. インクを吐出するための複数のノズルを所定方向に配列したノズル列を備えた記録ヘッドを用い、記録媒体に対して記録ヘッドを走査して記録を行うインクジェット記録装置であって、
    記録媒体の同一の領域に対して、前記ノズル列のそれぞれ異なるノズル群を用いて、前記同一の領域の前記所定方向に沿った長さの記録媒体の搬送を介在させた複数回の走査を、前記所定方向と交差する方向に行い、当該同一の領域の記録を完成する記録制御手段、を具え、
    前記記録制御手段は、前記複数回の走査のうち、第1回目の走査と最後の走査を除いた所定の走査において、当該同一の領域における、当該同一の領域の記録の境界から前記所定方向に沿った所定画素分の領域に対応するノズルについて定められた記録比率を、前記所定画素分の領域以外の領域に対応するノズルについて定められた記録比率よりも小さくすることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記所定画素分の領域の記録比率をAとし、前記所定画素分の領域以外の領域の記録比率をBとするとき、
    A<0.5×B
    の関係が成り立つことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記記録制御手段は、マスク処理を行うことによって、前記所定画素分の領域の記録比率を前記所定画素分の領域以外の領域の記録比率よりも小さくすることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記記録制御手段は、前記所定画素分の領域の記録比率をゼロとすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記同一の領域の前記所定方向に沿った長さの記録媒体の搬送において、前記所定方向に沿った長さより多い量の記録媒体の搬送を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  6. インクとして、当該インクを記録媒体に付与後の記録層が、時間の経過とともに濡れやすくなる性質を有するインクを1つ以上用いることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  7. インクを吐出するための複数のノズルを所定方向に配列したノズル列を備えた記録ヘッドを用い、記録媒体に対して記録ヘッドを走査して記録を行うためのインクジェット記録方法であって、
    記録媒体の同一の領域に対して、前記ノズル列のそれぞれ異なるノズル群を用いて、前記同一の領域の前記所定方向に沿った長さの記録媒体の搬送を介在させた複数回の走査を、前記所定方向と交差する方向に行い、当該同一の領域の記録を完成する記録制御工程、を有し、
    前記記録制御工程では、前記複数回の走査のうち、第1回目の走査と最後の走査を除いた所定の走査において、当該同一の領域における、当該同一の領域の記録の境界から前記所定方向に沿った所定画素分の領域に対応するノズルについて定められた記録比率を、前記所定画素分の領域以外の領域に対応するノズルについて定められた記録比率よりも小さくすることを特徴とするインクジェット記録方法。
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JP2019098660A (ja) * 2017-12-05 2019-06-24 キヤノン株式会社 記録装置、記録方法、およびプログラム

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