JP2015030168A - ゴムロール製造装置およびゴムロール製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
円筒状に未加硫のゴム材を押し出す押出ダイスを有する押出部と、
前記ゴム材で前記芯金の外周面を被覆するために、円筒状に押し出される前記ゴム材の中心部に芯金を供給する芯金供給部と、
を備え、
前記押出ダイスが、前記押出ダイスから前記ゴム材のみが押し出されるときの圧力(P0)と前記芯金が供給された状態で前記押出ダイスから前記ゴム材が押し出されるときの圧力(P1)との関係が下記式(1)を満たす長さのランド部を有するゴムロールの製造装置。
・式(1): −0.10≦(P0−P1)/P0≦0.10
前記芯金の供給速度が芯金を付勢しない際の速度に対し、100%以上120%以下である請求項1に記載のゴムロールの製造装置。
前記芯金の軸方向中央部に前記ゴム材を被覆するときよりも、前記芯金の軸方向両端部に前記ゴム材を被覆するときの前記芯金の供給速度に対する前記ゴム材の相対的な押出速度が速くなるように制御する制御部をさらに備える請求項1又は2に記載のゴムロールの製造装置。
押出ダイスを有する押出部の押出ダイスから円筒状に押し出される前記未加硫のゴム材の中心部に芯金を供給し、前記ゴム材で前記芯金の外周面を被覆する第1工程と、
前記芯金の外周面を被覆したゴム材に対して加硫処理を施す第2工程と、
を有し、
前記押出ダイスが、前記押出ダイスから前記ゴム材のみが押し出されるときの圧力(P0)と前記芯金が供給された状態で前記押出ダイスから前記ゴム材が押し出されるときの圧力(P1)との関係が下記式(1)を満たす長さのランド部を有するゴムロールの製造方法。
・式(1): −0.10≦(P0−P1)/P0≦0.10
前記芯金の供給速度が芯金を付勢しない際の速度に対し、100%以上120%以下である請求項4に記載のゴムロールの製造方法。
第1工程において、前記芯金の軸方向中央部に前記ゴム材を被覆するときよりも、前記芯金の軸方向両端部に前記ゴム材を被覆するときの前記芯金の供給速度に対する前記ゴム材の相対的な押出速度を速くする請求項4又は5に記載のゴムロールの製造方法。
なお、円筒状の本体部26内のスクリュー28の先端側の内壁には、圧力計33が配置されている。
なお、ランド部38Bは、内周面がゴム材の押出方向に傾斜した(内径がゴム材の押出方向に向かって徐々に狭まった)構成としてもよい。但し、この場合、ランド部38Bの内周面は、テーパー部38Aの内周面のゴム材の押出方向(芯金22の供給方向)に対する傾斜角よりも小さい傾斜角を持つ内周面とする。
具体的には、図示しないが、制御部11は、例えば、コンピュータとして構成され、CPU(Central Processing Unit)、各種メモリ[例えばRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、不揮発性メモリ]、及び入出力インターフェース(I/O)がバスを介して各々接続された構成となっている。そして、I/Oには、例えば、スクリュー28を回転駆動する駆動モータ30、駆動ローラ54を回転駆動する駆動モータ(不図示)、圧力計33等のゴムロール製造装置10の各部が接続されている。
CPUは、例えば、各種メモリに記憶されているプログラム(例えば、押出成形プログラム等の制御プログラム)実行し、ゴムロール製造装置10の各部の動作を制御する。なお、CPUが実行するプログラムを記憶するための記憶媒体は、各種メモリに限定されない。例えば、フレキシブルディスクやDVDディスク、光磁気ディスクやUSBメモリ(ユニバーサルシリアルバスメモリ)等(不図示)であってもよいし、通信手段(不図示)に接続された他の装置の記憶装置であってもよい。
これら、芯金22の供給速度、又はゴム材の押し出し速度の制御により、芯金22の軸方向両端部よりも中央部の厚みが大きくなるように、ゴム材で芯金22の外周面を被覆したゴムロール部56が押出ダイス38から押し出される。
しかし、この方法においても、芯金22を供給開始から暫くの間はゴム材の押出速度が変動し、目的とする外径、形状を有するゴムロール部56が押し出されないため、初めから芯金22を供給した場合ほどではないがゴム材の損失が生じる。
・式(1): −0.10≦(P0−P1)/P0≦0.10
・式(1−2): −0.07≦(P0−P1)/P0≦0.07
・式(1−3): −0.05≦(P0−P1)/P0≦0.05
具体的には、ランド部38Bの長さLtは、ゴム材の押出速度の安定化を早める点から、1mm以上20mm以下(好ましくは4mm以上10mm以下)の範囲で設定されることがよい。
各ゴム材の圧力(押圧力)P0及びP1は、ゴムロール製造装置10において、ゴム材に押出圧を付与するスクリュー28が配置される円筒状の本体部26(シリンダー)内の当該スクリュー28の先端側の内壁に設置した圧力計33により測定した値である。
なお、製造開始からゴムロールの外径及び形状が安定したとの判断は、100本目から110本目までの外径の平均値に対し、外径が2%以下となったときとした。
・押出ダイス38:ランド部38Bの内径12.5mm
・芯金22:外径8mm、長さ354.5mm
・ゴム材:エピクロルヒドリンゴム(ムーニー粘度ML1+4(100℃)=50)
・芯金を付勢しない際の速度に対する芯金の供給速度=105%
Claims (6)
- 円筒状に未加硫のゴム材を押し出す押出ダイスを有する押出部と、
前記ゴム材で前記芯金の外周面を被覆するために、円筒状に押し出される前記ゴム材の中心部に芯金を供給する芯金供給部と、
を備え、
前記押出ダイスが、前記押出ダイスから前記ゴム材のみが押し出されるときの圧力(P0)と前記芯金が供給された状態で前記押出ダイスから前記ゴム材が押し出されるときの圧力(P1)との関係が下記式(1)を満たす長さのランド部を有するゴムロールの製造装置。
・式(1): −0.10≦(P0−P1)/P0≦0.10 - 前記芯金の供給速度が芯金を付勢しない際の速度に対し、100%以上120%以下である請求項1に記載のゴムロールの製造装置。
- 前記芯金の軸方向中央部に前記ゴム材を被覆するときよりも、前記芯金の軸方向両端部に前記ゴム材を被覆するときの前記芯金の供給速度に対する前記ゴム材の相対的な押出速度が速くなるように制御する制御部をさらに備える請求項1又は2に記載のゴムロールの製造装置。
- 押出ダイスを有する押出部の押出ダイスから円筒状に押し出される前記未加硫のゴム材の中心部に芯金を供給し、前記ゴム材で前記芯金の外周面を被覆する第1工程と、
前記芯金の外周面を被覆したゴム材に対して加硫処理を施す第2工程と、
を有し、
前記押出ダイスが、前記押出ダイスから前記ゴム材のみが押し出されるときの圧力(P0)と前記芯金が供給された状態で前記押出ダイスから前記ゴム材が押し出されるときの圧力(P1)との関係が下記式(1)を満たす長さのランド部を有するゴムロールの製造方法。
・式(1): −0.10≦(P0−P1)/P0≦0.10 - 前記芯金の供給速度が芯金を付勢しない際の速度に対し、100%以上120%以下である請求項4に記載のゴムロールの製造方法。
- 第1工程において、前記芯金の軸方向中央部に前記ゴム材を被覆するときよりも、前記芯金の軸方向両端部に前記ゴム材を被覆するときの前記芯金の供給速度に対する前記ゴム材の相対的な押出速度を速くする請求項4又は5に記載のゴムロールの製造方法。
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CN109531500A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-03-29 | 无锡市振华亿美嘉科技有限公司 | 油箱绑带橡胶圈的装配工具及装配方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003300239A (ja) * | 2002-04-09 | 2003-10-21 | Bando Chem Ind Ltd | ゴムローラの製造方法 |
JP2007065468A (ja) * | 2005-09-01 | 2007-03-15 | Canon Chemicals Inc | 発泡ゴムローラの製造方法 |
JP4941610B1 (ja) * | 2011-11-16 | 2012-05-30 | 富士ゼロックス株式会社 | ゴムロール製造装置およびゴムロール製造方法 |
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2013
- 2013-08-01 JP JP2013160599A patent/JP5761269B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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CN109531500A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-03-29 | 无锡市振华亿美嘉科技有限公司 | 油箱绑带橡胶圈的装配工具及装配方法 |
CN109531500B (zh) * | 2018-12-28 | 2024-02-20 | 无锡市振华亿美嘉科技有限公司 | 油箱绑带橡胶圈的装配工具及装配方法 |
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