JP2015029037A - 光結合半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】より信頼性を高くすることが可能な光結合半導体装置を提供する。
【解決手段】発光素子1と、発光素子1に対向配置し発光素子1からの光を受光する受光素子2と、発光素子1を搭載する搭載基体3と、受光素子2を搭載する搭載基板4とを備えた光結合半導体装置10であり、発光素子1は、発光素子1の発光面1aa側を受光素子2の受光面2aaに積み重ねており、発光素子1の厚み方向において、発光面1aaとは反対側に配置する搭載基体3側で実装している。
【選択図】図1
【解決手段】発光素子1と、発光素子1に対向配置し発光素子1からの光を受光する受光素子2と、発光素子1を搭載する搭載基体3と、受光素子2を搭載する搭載基板4とを備えた光結合半導体装置10であり、発光素子1は、発光素子1の発光面1aa側を受光素子2の受光面2aaに積み重ねており、発光素子1の厚み方向において、発光面1aaとは反対側に配置する搭載基体3側で実装している。
【選択図】図1
Description
本発明は、発光素子と受光素子とを光結合した光結合半導体装置に関する。
従来より、入力された電気信号を光に変換する発光素子と、発光素子からの光を受光して光電変換する受光素子とを備えた光結合半導体装置が種々の分野で用いられている。光結合半導体装置は、発光素子側と受光素子側との電気的な絶縁性を確保しつつ信号の伝達などを行うことができる。
この種の光結合半導体装置としては、図16に示すように、透明絶縁層125を介して、受光素子たる受光チップ124と、発光素子たる発光チップ123とを厚み方向に積層した受発光装置が知られている(たとえば、特許文献1を参照)。
特許文献1の受発光装置は、絶縁ケース基板111の凹部113に受光チップ124を搭載している。受発光装置は、絶縁ケース基板111の凹部113から裏面にかけて、内部電極部116、配線部119、裏面電極部121,122を形成している。受光チップ124は、内部電極部115にダイボンドされている。また、受光チップ124は、ボンデイングワイヤ127により、内部電極部116と結線している。受発光装置は、透明絶縁層125を介して、発光チップ123を受光チップ124に積層している。発光チップ123は、ボンデイングワイヤ127により、内部電極部116と結線している。受発光装置は、絶縁ケース基板111の凹部113を透光性樹脂128で封止している。受発光装置は、遮光性樹脂129で透光性樹脂128を封止している。
特許文献1の受発光装置は、受光チップ124上に発光チップ123を積層して集積化しており、発光チップ123からの光を受光チップ124に伝達する光の伝達効率が向上する、としている。
ところで、発光素子は、一般に、発光素子の駆動に伴って発光素子自体が発熱する。光結合半導体装置は、発光素子に生じた熱を効率よく放熱することができなければ、発光素子の発光効率が低下し光伝達の信頼性が低下する虞がある。
光結合半導体装置は、より光伝達の信頼性が高いものが求められており、特許文献1の受発光装置の構成だけでは十分ではなく、更なる改良が求められている。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、より光伝達の信頼性を高くすることが可能な光結合半導体装置を提供することにある。
本発明の光結合半導体装置は、発光素子と、当該発光素子に対向配置し上記発光素子からの光を受光する受光素子と、上記発光素子を搭載する搭載基体と、上記受光素子を搭載する搭載基板とを備えた光結合半導体装置であって、上記発光素子は、当該発光素子の発光面側を上記受光素子の受光面に積み重ねており、上記発光素子の厚み方向において、上記発光面とは反対側に配置する上記搭載基体側で実装していることを特徴とする。
この光結合半導体装置において、上記発光素子は、該発光素子の上記発光面側を、透光性を有する光結合部を介して、上記受光素子の上記受光面に積み重ねていることが好ましい。
この光結合半導体装置において、上記発光素子は、上記受光素子に面する上記発光面側に上記発光素子が発光する光を透過し電気絶縁性を有する透光性絶縁基体を備えており、上記光結合部は、電気絶縁性を有し、上記透光性絶縁基体と上記受光素子の上記受光面との間に設けられていることが好ましい。
この光結合半導体装置において、上記光結合部は、上記発光素子が発光する光を上記受光素子側に反射する光反射部材で囲まれていることが好ましい。
この光結合半導体装置において、上記発光素子は、当該発光素子を実装する第1のインターポーザ基板を介して、上記搭載基体に搭載していることが好ましい。
この光結合半導体装置において、上記第1のインターポーザ基板と上記発光素子との線膨張係数の差は、上記搭載基体と上記発光素子との線膨張係数の差よりも小さいことが好ましい。
この光結合半導体装置において、上記受光素子は、当該受光素子を実装する第2のインターポーザ基板を介して、上記搭載基板に搭載していることが好ましい。
この光結合半導体装置において、上記第2のインターポーザ基板と上記受光素子との線膨張係数の差は、上記搭載基板と上記受光素子との線膨張係数の差よりも小さいことが好ましい。
この光結合半導体装置において、上記搭載基体は、上記発光素子を実装する上記搭載基体の実装面側に光反射材を有することが好ましい。
この光結合半導体装置において、上記第1のインターポーザ基板は、上記発光素子を実装する上記第1のインターポーザ基板の実装面側に光反射部を有することが好ましい。
この光結合半導体装置において、上記発光素子と上記受光素子とを覆う封止部をさらに備え、上記封止部は、上記発光素子と上記受光素子とが対向する方向の少なくとも一面に開口する開口部を有し、上記搭載基体のうち上記発光素子が搭載された部位における上記発光素子とは反対側の面と、上記搭載基板のうち上記受光素子が搭載された部位における上記受光素子とは反対側の面との少なくとも一方を、上記開口部から露出させていることが好ましい。
この光結合半導体装置において、上記搭載基体および上記搭載基板のうち上記開口部から露出する部位を覆う被覆部材をさらに備え、上記被覆部材は、上記封止部に比べて熱の放射率が高いことが好ましい。
この光結合半導体装置において、上記被覆部材は電気絶縁性を有することが好ましい。
本発明の光結合半導体装置は、より光伝達の信頼性を高くすることが可能となる。
(実施形態1)
本実施形態の光結合半導体装置10を図1ないし図6に基づいて説明する。なお、図中において同じ部材に対しては、同じ番号を付している。
本実施形態の光結合半導体装置10を図1ないし図6に基づいて説明する。なお、図中において同じ部材に対しては、同じ番号を付している。
本実施形態の光結合半導体装置10は、図1に示すように、発光素子1と、発光素子1に対向配置し発光素子1からの光を受光する受光素子2と、発光素子1を搭載する搭載基体3と、受光素子2を搭載する搭載基板4とを備えている。光結合半導体装置10では、発光素子1は、発光素子1の発光面1aa側を受光素子2の受光面2aaに積み重ねている。発光素子1は、発光素子1の厚み方向において、発光面1aaとは反対側に配置する搭載基体3側で実装している。
言い換えれば、光結合半導体装置10は、発光素子1と、発光素子1に対向するように配置される受光素子2と、発光素子1が搭載される搭載基体3と、受光素子2が搭載される搭載基板4とを備えている。そして、発光素子1は、発光面1aaを受光素子2の受光面2aa側に向けた(対向させた)状態で、受光素子2の受光面2aa上に積み重ねられている。ここで、発光面1aaは、発光素子1のうち光が取り出される一の面であって、図1の例では透光性絶縁基体1aにおける発光部(n型窒化物半導体層1bおよびp型窒化物半導体層1c)とは反対側の面(下面)である。受光面2aaは、受光素子2のうち光を受ける一の面であって、図1の例ではn型シリコン基板2aのp型領域2bにおける搭載基板4とは反対側の面(上面)である。発光素子1は、発光素子1の厚み方向、つまり発光面1aaに直交する方向(図1では上下方向)において、発光面1aaとは反対側で搭載基体3に実装されている。
これにより本実施形態の光結合半導体装置10は、より光伝達の信頼性を高くすることが可能となる。
まず最初に、図2を用いて、本実施形態の光結合半導体装置10を用いた半導体リレー20について簡単に説明する。半導体リレー20は、メカニカルリレーの可動接点の部分がない無接点リレーであり、たとえば、セキュリティ機器、アミューズメント機器、医療機器や蓄電池システム、ヒータ、DCモータの各種の制御などに利用することができる。
半導体リレー20は、たとえば、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)などのスイッチング素子24を用いて構成することができる。半導体リレー20では、スイッチング素子24が、メカニカルリレーにおける可動接点および固定接点の機能を果たす。半導体リレー20では、光結合半導体装置10は、スイッチング素子24の駆動を制御するために用いることができる。
半導体リレー20は、発光素子1と受光素子2とを対向配置している。また、半導体リレー20は、スイッチング素子24を備えている。半導体リレー20では、一対のリード25,25のうち、一方のリード(以下、リード25aともいう)と、他方のリード25(以下、リード25bともいう)とは、各別に発光素子1と電気的に接続している。リード25a、25bは、発光素子1を搭載している。また、半導体リレー20は、一対のリード26,26のうち、一方のリード26(以下、リード26bともいう)に受光素子2を搭載している。半導体リレー20は、一対のリード26,26のうち、他方のリード26(以下、リード26aともいう)にスイッチング素子24を搭載している。半導体リレー20は、発光素子1の発光面1aaを受光素子2の受光面2aaに積み重ねている。半導体リレー20は、ワイヤ9cを介して、受光素子2とMOSFETたるスイッチング素子24のゲート端子(図示していない)とを電気的に接続している。半導体リレー20は、発光素子1、受光素子2、スイッチング素子24やリード25,26の一部を、封止部(封止樹脂部)12で封止した構造としている。
封止部12は、発光素子1および受光素子2を覆うことにより、発光素子1や受光素子2を外部から機械的に保護することが可能となる。封止部12は、封止部12の材料として、たとえば、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂やポリイミド樹脂を用いることができる。封止部12は、封止部12中に熱伝導性フィラを含有させてもよい。熱伝導性フィラは、熱伝導性フィラの材料として、たとえば、窒化アルミニウムや酸化マグネシウムを用いることができる。また、封止部12は、封止部12中に光反射性フィラを含有させてもよい。光反射性フィラは、光反射性フィラの材料として、たとえば、酸化ケイ素や酸化チタンを用いることができる。また、封止部12は、封止部12の材料として、たとえば、黒色の顔料を混合したシリコーン樹脂を利用することができる。
半導体リレー20は、発光素子1と電気的に接続されたリード25が、半導体リレー20の入力端子20aを構成している。また、半導体リレー20は、スイッチング素子24のソース端子やドレイン端子と各別に電気的に接続される一対のリードを、半導体リレー20の出力端子20bとして構成している。出力端子20bは、図2中において、一つしか図示していないが、半導体リレー20は、一対の出力端子20bを備えている。半導体リレー20は、半導体リレー20の入力端子20aを介して、発光素子1に給電することで、発光素子1を発光させることができる。
半導体リレー20は、発光素子1からの光を受光した受光素子2の光起電力の電圧を、スイッチング素子24のゲート電圧としてスイッチング素子24のゲート端子に印加する。半導体リレー20は、スイッチング素子24にゲート電圧が印加されると、スイッチング素子24をオン状態にさせる。半導体リレー20は、スイッチング素子24がオン状態になると、スイッチング素子24のソース端子とドレイン端子との間に印加されている電力を半導体リレー20の出力端子20bから負荷(図示していない)側に供給することができる。また、半導体リレー20は、半導体リレー20の入力端子20aへの電流が所定値よりも小さければ、スイッチング素子24がオフ状態となる。半導体リレー20は、半導体リレー20の入力端子20aへの電流により、スイッチング素子24のオン状態とオフ状態とを制御することができる。すなわち、半導体リレー20は、発光素子1と受光素子2との間で授受される光によって、受光素子2がスイッチング素子24に流れる電流をオン/オフ制御することができるように構成している。
半導体リレー20では、発光素子1側の電圧と、受光素子2側の電圧が大きく異なる場合でも、発光素子1側と、受光素子2側との間の絶縁を確保しつつ、信号を伝達することが可能であり、信頼性を向上させることが可能となる。
本実施形態の光結合半導体装置10は、上述した半導体リレー20の構成部品のうち、少なくとも発光素子1、受光素子2、リード25,26を含んでいる。すなわち、光結合半導体装置10は、一対のリード25,25が、発光素子1を搭載する搭載基体3を構成している。また、光結合半導体装置10は、一対のリード26,26が、受光素子2を搭載する搭載基板4を構成している。
以下、本実施形態の光結合半導体装置10について、より詳細に説明する。
本実施形態の光結合半導体装置10では、発光素子1は、発光ダイオードを用いている。発光素子1は、図1で示すように、たとえば、透光性絶縁基体1aであるサファイア基板上に、発光部を有する構成とすることができる。発光部は、n型窒化物半導体層1bと、p型窒化物半導体層1cとを備えた構成とすることができる。発光素子1は、p型窒化物半導体層1cの一部を除去して、n型窒化物半導体層1bを露出させている。発光素子1は、p型窒化物半導体層1cと電気的に接続するp型電極1dを有している。発光素子1は、露出したn型窒化物半導体層1bと電気的に接続するn型電極1eを有している。発光素子1は、p型電極1dとn型電極1eとを発光素子1の同一面側に形成している。発光素子1は、p型電極1dとn型電極1eとに給電することで発光する。
発光素子1は、搭載基体3に搭載されている。搭載基体3は、上述したように一対のリード25,25で構成されている。リード25は、たとえば、金属材を用いて構成することができる。リード25は、たとえば、リード25の材料として、アルミニウム、銅、鉄や各種の合金を用いることができる。発光素子1は、半田9aを用いて、p型電極1dと、一対のリード25,25の一方のリード25とを電気的に接続している。同様に、発光素子1は、半田9aを用いて、n型電極1eと、一対のリード25,25の他方のリード25とを電気的に接続している。すなわち、半田9aは、発光素子1と搭載基体3とを電気的に接続する接続部を構成している。なお、搭載基体3は、リード25を用いて構成する場合だけに限られない。搭載基体3は、たとえば、セラミック基板やガラスエポキシ基板などにより構成することもできる。
本実施形態の光結合半導体装置10では、受光素子2は、フォトダイオードを用いている。受光素子2は、たとえば、n型シリコン基板2aにp型不純物を打ち込んで形成したp型領域2bを備えた構成とすることができる。受光素子2は、n型シリコン基板2aと電気的に接続するn電極2cと、p型領域2bと電気的に接続するp電極2dとを備えている。受光素子2は、受光素子2が受光した光に対応する電流をn電極2cおよびp型領域2bから出力することができる。
受光素子2は、搭載基板4に搭載されている。受光素子2は、図示していないが、たとえば、エポキシ樹脂やシリコーン樹脂を用いて、搭載基板4上に固着することができる。搭載基板4は、上述したように一対のリード26,26で構成されている。リード26は、たとえば、金属材を用いて構成することができる。リード26は、たとえば、リード26の材料として、アルミニウム、銅、鉄や各種の合金を用いることができる。受光素子2は、ワイヤ9cを用いて、p電極2dと、一対のリード26,26のうち、一方のリード26とを電気的に接続している。受光素子2は、ワイヤ9cを用いて、n電極2cと、一対のリード26,26のうち、他方のリード26とを電気的に接続している。搭載基板4は、リード26を用いて構成する場合だけに限られない。搭載基板4は、たとえば、ガラスエポキシ基板やセラミック基板などにより構成することもできる。
搭載基板4は、受光素子2のほか、スイッチング素子24、ダイオード、抵抗、コンデンサ、トランジスタ、バリスタやICなどの複数個の電子部品を搭載していてもよい。光結合半導体装置10では、たとえば、搭載基板4に搭載した複数個の電子部品を適宜に組み合わせて、半導体リレー20のスイッチング素子24の駆動を制御する制御回路部を構成することもできる。
なお、本実施形態の光結合半導体装置10では、発光素子1は、発光素子1の発光面1aa側を、透光性を有する光結合部7を介して、受光素子2の受光面2aaに積み重ねている。また、発光素子1は、受光素子2に面する発光面1aa側に、発光素子1が発光する光を透過し電気絶縁性を有する透光性絶縁基体1aを好適に備えている。光結合部7は、電気絶縁性を有し、透光性絶縁基体1aと受光素子2の受光面2aaとの間に設けられている。
本実施形態の光結合半導体装置10は、発光素子1と受光素子2との間に光結合部7を設けることにより、発光素子1側で多重反射により吸収される光を抑制し発光素子1から取り出すことができる光を増やすことが可能となる。また、本実施形態の光結合半導体装置10は、発光素子1が透光性絶縁基体1aを備えていることにより、発光素子1と受光素子2との間の光結合部7を薄く、且つ面積を小さくすることが可能となる。したがって、光結合半導体装置10は、発光素子1と受光素子2との間の光結合効率を、さらに向上させることが可能となる。
光結合部7は、光結合部7の材料として、たとえば、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹脂やガラスなどを用いることができる。また、光結合部7は、発光素子1と受光素子2との接合材としての機能を兼ねていても良い。
なお、光結合半導体装置10は、発光素子1が光結合部7を介して受光素子2の受光面2aa上に積み重ねられる構成に限らない。つまり、光結合半導体装置10は、光結合部7が省略され、発光素子1が受光素子2の受光面2aa上に直接積み重ねられていてもよい。
本実施形態の光結合半導体装置10は、受光素子2上に発光素子1を積み重ねているが、発光素子1は搭載基体3に搭載され、受光素子2は搭載基板4に搭載されている。光結合半導体装置10は、発光素子1の発光面1aa側を受光素子2の受光面2aaに積み重ねることにより、発光素子1と受光素子2との距離を、より近づけることができる。光結合半導体装置10は、発光素子1と受光素子2との距離を、より近づけることにより、受光素子2において、発光素子1からの光の照射面積を、より小さくすることができる。光結合半導体装置10は、受光素子2側で所望の光電流を発生させるため、発光素子1の消費電力の増加を抑制することが可能となる。
光結合半導体装置では、発光素子1と受光素子2との間の距離が長くなると、受光素子2の受光面積が増大し、受光素子2の受光感度を上げる必要がある。本実施形態の光結合半導体装置10は、発光素子1と受光素子2との間の距離を比較的短くすることができ、発光素子1の光出力が弱くとも受光素子2側で発光素子1からの光を検出することができ、光結合半導体装置10の消費電力を抑制することが可能となる。
本実施形態の光結合半導体装置10は、受光素子2上に発光素子1を積み重ねることで、光結合半導体装置10全体の低背化を図ることが可能となる。また、光結合半導体装置10は、受光素子2への照射面積が絞られるため、光結合効率が向上、あるいは、受光素子2の受光面2aaの面積を縮小することが可能となる。
光結合半導体装置10は、発光素子1を搭載基体3に実装することにより、搭載基体3を介して、発光素子1の熱を外部へ放熱させることが可能となる。
この点について説明すると、光結合半導体装置は、受光素子2と発光素子1とを積み重ねる構成により、発光素子1から受光素子2への光の光伝達効率を向上させることができる。しかしながら、単に受光素子2と発光素子1とを積み重ねるだけの光結合半導体装置の構成では、発光素子1の駆動に伴う発光素子1の熱が放熱する経路が限られる。つまり、単に受光素子2と発光素子1とを積み重ねるだけの構成では、発光素子1の熱は、発光素子1から受光素子2およびリード26を介して放熱されるか、封止部12を介して放熱されることになる。そのため、光結合半導体装置は、単に受光素子2と発光素子1とを積み重ねるだけの構成では、発光素子1の発光効率が低下する可能性がある。
これに対して、本実施形態の光結合半導体装置10は、発光素子1の熱が、上記の経路に加えて、搭載基体3を介しても放熱されることになる。したがって、光結合半導体装置10は、発光素子1が発生した熱の熱拡散経路を搭載基体3で確保することにより、単に受光素子2と発光素子1とを積み重ねるだけの構成よりも放熱効率がよくなり、発光効率の低下を抑制することが可能となる。
なお、本実施形態の光結合半導体装置10は、図3に示すように、バンプ9bを用いて、発光素子1のp型電極1dと、一対のリード25,25の一方のリード25とを電気的に接続するものでもよい。図3に示す光結合半導体装置10では、発光素子1は、バンプ9bを用いて、n型電極1eと、一対のリード25,25の他方のリード25とを電気的に接続している。ここで、バンプ9bは、発光素子1と搭載基体3とを電気的に接続する接続部を構成している。
また、光結合半導体装置10は、図4に示すように、発光素子1のp型電極1dを半田9aを用いて、電気的に接続させつつ、発光素子1を搭載基体3に固定するものでもよい。図4に示す光結合半導体装置10では、発光素子1は、半田9aやワイヤ9cを用いて、n型電極1eと、一対のリード25,25の他方のリード25とを電気的に接続している。ここで、ワイヤ9cは、発光素子1と搭載基体3とを電気的に接続する接続部を構成している。ワイヤ9cは、ワイヤ9cの材料として、たとえば、金、アルミニウムなどの金属材料を用いることができる。
さらに、光結合半導体装置10は、図5に示すように、接着材9dを用いて、発光素子1を搭載基体3に固定するものでもよい。図5に示す光結合半導体装置10では、発光素子1は、ワイヤ9cを用いて、p型電極1dと、一対のリード25,25の一方のリード25とを電気的に接続している。図5に示す光結合半導体装置10では、発光素子1は、ワイヤ9cを用いて、n型電極1eと、一対のリード25,25の他方のリード25とを電気的に接続している。
また、光結合半導体装置10は、図6に示すように、バンプ9bを用いて、受光素子2を搭載基板4に固定するものでもよい。図6に示す光結合半導体装置10では、受光素子2は、受光素子2の厚み方向に沿って、n型シリコン基板2aを貫通する貫通電極2eを備えている。貫通電極2eは、n型シリコン基板2aの厚み方向に貫通する貫通孔に絶縁層を介して、導電体を設けている。受光素子2は、貫通電極2eを用いて、p型領域2bとバンプ9bとを電気的に接続させている。図6に示す光結合半導体装置10では、受光素子2のp型領域2bは、貫通電極2eおよびバンプ9bを介して、一対のリード26,26の一方のリード26を電気的に接続している。図6に示す光結合半導体装置10では、受光素子2は、バンプ9bを用いて、n型シリコン基板2aと、一対のリード26,26の他方のリード26とを電気的に接続している。
本実施形態の光結合半導体装置10は、何れも、発光素子1は搭載基体3に搭載され、受光素子2は搭載基板4に搭載されている。また、本実施形態の光結合半導体装置10は、何れも、発光素子1の発光面1aa側を受光素子2の受光面2aaに積み重ねている。これにより、本実施形態の光結合半導体装置10は、何れも、より光伝達の信頼性を高くすることが可能となる。
以下、光結合半導体装置10に用いられる各構成について詳述する。
発光素子1は、給電により、受光素子2が受光する光を発光面1aaから出射可能なものである。発光素子1は、発光素子1が出力した光の信号を受光素子2側に伝送することができる。発光素子1は、たとえば、LED(Light Emitting Diode)やLD(Laser Diode)などを用いることができる。発光素子1は、発光素子1が発光する波長に応じて適宜の半導体材料を用いて構成すればよい。発光素子1は、紫外光や可視光の短波長側では、たとえば、窒化物半導体を好適に用いることができる。発光素子1は、可視光の長波長側や赤外光では、たとえば、アルミニウム・インジウム・ガリウム・リンの半導体を好適に用いることができる。
発光素子1は、半田9aを用いて、搭載基体3に実装することができる。半田9aは、半田9aの材料として、たとえば、Sn系のPbフリー半田、Sn−Pb系共晶半田、Au−SnやAu−Siなどのその他の共晶半田を用いることができる。発光素子1は、搭載基体3に半田9aを用いて実装するものだけに限られない。発光素子1は、たとえば、導電性ペースト(たとえば、Ag粉末が含有されたエポキシ樹脂など)などを用いて、搭載基体3に実装してもよい。また、発光素子1は、ワイヤ9cのボンディング接続を用いてもよい。
さらに、発光素子1は、ワイヤ9cのボンディング接続を用いることなく、突起状の端子たるバンプ9bを用いて電気的かつ機械的に接続するフリップチップ実装を行うものでもよい。すなわち、発光素子1は、バンプ9bを用いて、搭載基体3にフリップチップ実装することができる。フリップチップ実装は、発光素子1をワイヤ9cによるボンディング接続するものと比較して、搭載基体3と搭載基板4とを対向配置させても、ワイヤ9cの変形や断線などに起因する損傷を生じる虞がない。また、光結合半導体装置10は、発光素子1で発熱した熱を搭載基体3に熱伝導することが容易となる。
さらに、発光素子1は、搭載基体3に実装する際、フリップチップ実装することで、発光素子1の発光部側を搭載基体3側に近くすることができる。そのため、発光素子1は、発光素子1からの熱を搭載基体3側に放熱することが容易となる。また、発光素子1は、搭載基体3にフリップチップ実装することで、受光素子2側に発光素子1のp型電極1dとn型電極1eとを設けることなく構成することができる。発光素子1は、フリップチップ実装により、発光素子1のp型電極1dやn型電極1eにより発光素子1からの光が遮蔽されることを抑制し、光利用効率を向上させることが可能となる。光結合半導体装置10は、発光素子1において、受光素子2側にp型電極1dとn型電極1eを設けていないことにより、受光素子2へ到達する光の光量を増加させて、光結合効率を向上させることが可能となる。また、光結合半導体装置10は、形成不要になったワイヤ9cの高さ分、光結合半導体装置10全体を低背化することが可能となる。
受光素子2は、発光素子1からの光を受光面2aaで受けて光電変換することが可能なものである。受光素子2は、たとえば、フォトダイオード、フォトトランジスタや太陽電池などを用いることができる。受光素子2は、発光素子1が出力する光に対して、効率よく光電変換できればよく、可視光の長波長側や赤外光を吸収させる場合、シリコン半導体を用いて形成すればよい。また、受光素子2は、可視光の短波長側や紫外光を吸収させる場合、窒化物半導体を用いて形成してもよい。受光素子2は、発光素子1との温度特性を合わせるため、発光素子1と受光素子2とを同じ材料によって形成してもよい。
光結合半導体装置10は、エポキシ系樹脂で形成された導電性ペーストやSn系のPbフリー半田、Sn−Pb系共晶半田、Au−SnやAu−Siなどのその他の共晶半田を用いて、搭載基板4上に受光素子2を実装することができる。
搭載基体3は、発光素子1を実装可能なものである。搭載基体3は、たとえば、一対のリード25,25により構成することができる。搭載基体3は、リード25だけに限られない。搭載基体3は、セラミック基板やガラスエポキシ基板などを利用してもよい。搭載基体3は、単層基板だけに限られず多層基板を用いて形成してもよい。搭載基体3は、発光素子1が実装された実装面3aa側において、搭載基体3における回路パターンを構成する配線と間隔を空けて、発光素子1と対向する面側の略全面に光反射材(図示していない)を形成してもよい。光反射材は、回路パターンを構成する配線と同じ材料を用いて形成してもよいし、別体の材料を用いて形成してもよい。搭載基体3は、光反射材と配線とを同じ材料を用いて形成する場合、光反射材と配線とを同時に形成することができる。搭載基体3は、リード25の表面にめっき処理を施すことにより、光反射材を形成することができる。光反射材は、光反射材の材料として、たとえば、アルミニウム、銅、銀や金などを用いることができる。
搭載基板4は、受光素子2を少なくとも一表面側に搭載可能なものである。搭載基板4は、一対のリード26,26を用いることができる。搭載基板4は、リード26の表面に、たとえば、アルミニウム、銅、銀や金などにより、めっき処理を施していてもよい。搭載基板4は、一対のリード26,26をだけに限られない。搭載基板4は、ガラスエポキシ基板やセラミック基板などを利用してもよい。搭載基板4は、単層基板だけに限られず多層基板を用いて形成してもよい。搭載基板4は、一表面および他表面側に回路パターンを構成する配線を備えていることが好ましい。搭載基板4は、一表面および他表面側の回路パターンを構成する配線を利用して、スイッチング素子24の駆動を制御する上記制御回路部を構成することもできる。
(実施形態2)
図7に示す本実施形態の光結合半導体装置10は、第1のインターポーザ基板5を介して、発光素子1を搭載基体3に搭載する点が、図1の実施形態1の構成と主として相違する。なお、実施形態1と同様の構成には、同一の符号を付して説明は省略する。
図7に示す本実施形態の光結合半導体装置10は、第1のインターポーザ基板5を介して、発光素子1を搭載基体3に搭載する点が、図1の実施形態1の構成と主として相違する。なお、実施形態1と同様の構成には、同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態の光結合半導体装置10では、図7に示すように、発光素子1は、発光素子1を実装する第1のインターポーザ基板5を介して、搭載基体3に搭載している。
本実施形態の光結合半導体装置10は、第1のインターポーザ基板5を介して、発光素子1を搭載基体3に搭載することで、搭載基体3の加工精度よりも、より加工精度の高い発光素子1を、より精度よく搭載することが容易可能となる。
また、本実施形態の光結合半導体装置10では、第1のインターポーザ基板5と発光素子1との線膨張係数の差は、搭載基体3と発光素子1との線膨張係数の差よりも小さくしている。
これにより光結合半導体装置10は、発光素子1の発熱に起因して、発光素子1、搭載基体3や第1のインターポーザ基板5に、熱膨張や熱収縮が生じても、発光素子1の電気的な接続部にかかる応力を低減することが可能となる。
本実施形態の光結合半導体装置10では、発光素子1は、搭載基体3や第1のインターポーザ基板5上にフリップチップ実装により搭載することができる。発光素子1は、第1のインターポーザ基板5上の配線(図示していない)と電気的に接続するに際し、ワイヤ9cのボンディング接続を用いることなく、突起状の端子たるバンプ9bを用いて電気的かつ機械的に接続するフリップチップ実装を行うことができる。フリップチップ実装は、発光素子1をワイヤ9cによるボンディング接続するものと比較して、搭載基体3と搭載基板4とを対向配置させても、ワイヤ9cに損傷を生じる虞を低減することができる。また、光結合半導体装置10は、発光素子1で発熱した熱を第1のインターポーザ基板5を介して搭載基体3側に熱伝導することができる。
なお、本実施形態の光結合半導体装置10では、図示していないが、搭載基体3は、発光素子1を実装する搭載基体3の実装面側に光反射材を有する構成とすることができる。これにより光結合半導体装置10は、受光素子2側とは反対に出射した発光素子1からの光を、受光素子2側に反射させて発光素子1と受光素子2との光結合効率を、より高めることが可能となる。
本実施形態の光結合半導体装置10に用いられる第1のインターポーザ基板5は、発光素子1と搭載基体3との間に配置することが可能なものである。第1のインターポーザ基板5は、第1のインターポーザ基板5の実装面5aaに発光素子1を実装可能なものである。第1のインターポーザ基板5は、搭載基体3に固着することができる。第1のインターポーザ基板5は、発光素子1と電気的に接続する配線(図示していない)を備えることができる。第1のインターポーザ基板5は、発光素子1と電気的に接続させた配線を搭載基体3側と電気的に接続させることができる。第1のインターポーザ基板5は、たとえば、ガラスエポキシ樹脂基板やシリコン半導体基板などにより構成することができる。
また、第1のインターポーザ基板5は、第1のインターポーザ基板5の実装面5aa側に光反射部(図示していない)を形成していてもよい。光反射部は、第1のインターポーザ基板5にガラスエポキシ基板やセラミック基板を利用する場合、第1のインターポーザ基板5の実装面5aa側に形成する回路パターンの一部を利用して形成することができる。光反射部は、半田やその他金属により、めっき処理が施され表面が金属光沢を有していることが好ましい。
第1のインターポーザ基板5は、発光素子1を実装する実装面5aa側において、発光素子1に電力を給電する回路パターンを構成する配線と間隔を空けて、実装面5aa側の略全面に発光素子1からの光を反射する光反射部を形成することができる。光反射部は、たとえば、銅箔により形成することができる。光反射部は、回路パターンを構成する配線と同じ材料を用いて形成してもよいし、別体の材料を用いて形成してもよい。第1のインターポーザ基板5は、光反射部と配線とを同じ材料を用いて形成する場合、光反射部と配線とを同時に形成することができる。
光反射部は、第1のインターポーザ基板5の実装面5aa側にコーティングしたソルダレジストを用いて形成することもできる。第1のインターポーザ基板5は、液状のソルダレジストをガラスエポキシ基板に塗布して形成する場合、スクリーン印刷法、スプレー法やカーテンコート法を用いることができる。本実施形態の光結合半導体装置10では、第1のインターポーザ基板5は、配線の銅箔が露出した部分に半田のめっき処理を施して光反射部を形成している。なお、第1のインターポーザ基板5は、表面側に金属光沢を備えた光反射部を形成させるため、銅箔に半田のめっき処理を施すものだけに限られず、銀めっきや金めっきなどを施してもよい。
光結合半導体装置10は、第1のインターポーザ基板5と搭載基体3とを別体として形成し、搭載基体3上に接着材(図示していない)などにより、第1のインターポーザ基板5と搭載基体3とを固着するものだけに限られない。したがって、光結合半導体装置10は、第1のインターポーザ基板5と搭載基体3とを一体として形成するものを用いてもよい。
本実施形態の光結合半導体装置10は、発光素子1が第1のインターポーザ基板5を介して搭載基体3に搭載していればよく、図7に示す光結合半導体装置10の構成だけに限られない。したがって、本実施形態の光結合半導体装置10は、実施形態1で説明した構成を適宜に適用することができる。
(実施形態3)
図8に示す本実施形態の光結合半導体装置10は、第2のインターポーザ基板6を介して、受光素子2を搭載基板4に搭載している点が、図1の実施形態1の構成と主として相違する。なお、実施形態1と同様の構成には、同一の符号を付して説明は省略する。
図8に示す本実施形態の光結合半導体装置10は、第2のインターポーザ基板6を介して、受光素子2を搭載基板4に搭載している点が、図1の実施形態1の構成と主として相違する。なお、実施形態1と同様の構成には、同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態の光結合半導体装置10では、図8に示すように、受光素子2は、受光素子2を実装する第2のインターポーザ基板6を介して、搭載基板4に搭載している。
本実施形態の光結合半導体装置10は、第2のインターポーザ基板6を介して、受光素子2を搭載基板4に搭載することで、搭載基板4の加工精度よりも、より加工精度の高い受光素子2を、より精度よく搭載することが容易可能となる。
また、本実施形態の光結合半導体装置10では、第2のインターポーザ基板6と受光素子2との線膨張係数の差は、搭載基板4と受光素子2との線膨張係数の差よりも小さくしている。
これにより光結合半導体装置10は、発光素子1の発熱に起因して、発光素子1、受光素子2、搭載基板4や第2のインターポーザ基板6に熱膨張や熱収縮が生じても、受光素子2の電気的な接続部にかかる応力を低減することが可能となる。
本実施形態の光結合半導体装置10に用いられる第2のインターポーザ基板6は、受光素子2と搭載基板4との間に配置することが可能なものである。第2のインターポーザ基板6は、受光素子2を第2のインターポーザ基板6上に実装可能なものである。第2のインターポーザ基板6は、搭載基板4に固着することができる。第2のインターポーザ基板6は、受光素子2と電気的に接続する回路パターンを構成する配線(図示していない)を備えた構成とすることができる。第2のインターポーザ基板6は、受光素子2と電気的に接続させた配線を搭載基板4側と電気的に接続させることができる。第2のインターポーザ基板6は、たとえば、ガラスエポキシ樹脂基板やシリコン半導体基板などにより構成することができる。
本実施形態の光結合半導体装置10は、受光素子2が第2のインターポーザ基板6を介して搭載基板4に搭載していればよく、図8に示す光結合半導体装置10の構成だけに限られない。本実施形態の光結合半導体装置10は、実施形態1ないし実施形態2の構成を適宜に適用することができる。したがって、本実施形態の光結合半導体装置10は、受光素子2が第2のインターポーザ基板6を介して搭載基板4に搭載する構成に加え、図9に示す、発光素子1が第1のインターポーザ基板5を介して搭載基体3に搭載する構成としていてもよい。
(実施形態4)
図10に示す本実施形態の光結合半導体装置10は、図1の実施形態1の構成と、光結合部7が光反射部材8を構成する封止部12で囲まれている点が主として相違する。なお、実施形態1と同様の構成には、同一の符号を付して説明は省略する。
図10に示す本実施形態の光結合半導体装置10は、図1の実施形態1の構成と、光結合部7が光反射部材8を構成する封止部12で囲まれている点が主として相違する。なお、実施形態1と同様の構成には、同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態の光結合半導体装置10では、図10に示すように、光結合部7は、発光素子1が発光する光を受光素子2側に反射する光反射部材8で囲まれている。
これにより本実施形態の光結合半導体装置10は、受光素子2で吸収されない発光素子1からの光を抑制し、発光素子1と受光素子2との間の光結合効率を向上させることが可能となる。
また、本実施形態の光結合半導体装置10では、光結合部7を囲むように、透光性樹脂部11を好適に備えている。光結合半導体装置10は、透光性樹脂部11の外面に光反射部材8を有している。透光性樹脂部11は、たとえば、透光性のシリコーン樹脂で構成することができる。光結合半導体装置10は、透光性樹脂部11を形成しない場合、光結合部7の外周に直接的に光反射部材8が接していてもよい。
光反射部材8は、たとえば、シリコーン樹脂からなる封止部12に、酸化珪素や酸化チタンの粒子を含有して構成することができる。光結合半導体装置10は、透光性樹脂部11と光反射部材8とを同じ樹脂材料を用いて形成しているが、異なる樹脂材料を用いて形成してもよい。また、光反射部材8は、封止部12を用いて形成してもよいし、封止部12と別体に形成してもよい。
本実施形態の光結合半導体装置10は、発光素子1が発光する光を受光素子2側に反射する光反射部材8で光結合部7を囲んでいるので、発光素子1から外部に漏れる光の損失を抑制し、発光素子1と受光素子2との間の光結合効率を向上させることが可能となる。したがって、光結合半導体装置10は、発光素子1の光出力がより小さくても、受光素子2側に発光素子1からの光を伝達することができ、発光素子1の消費電力を下げることが可能となる。
(実施形態5)
図11に示す本実施形態の光結合半導体装置10は、封止部12が開口部13を有し搭載基体3と搭載基板4との少なくとも一方を開口部13から露出させている点が、図1の実施形態1の構成と主として相違する。なお、実施形態1と同様の構成には、同一の符号を付して説明は省略する。
図11に示す本実施形態の光結合半導体装置10は、封止部12が開口部13を有し搭載基体3と搭載基板4との少なくとも一方を開口部13から露出させている点が、図1の実施形態1の構成と主として相違する。なお、実施形態1と同様の構成には、同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態の光結合半導体装置10は、図11に示すように、発光素子1と受光素子2とを覆う封止部12を備えている。封止部12は、発光素子1と受光素子2とが対向する方向の少なくとも一面に開口する開口部13を有している。封止部12は、搭載基体3のうち発光素子1が搭載された部位における発光素子1とは反対側の面と、搭載基板4のうち受光素子2が搭載された部位における受光素子2とは反対側の面との少なくとも一方を、開口部13から露出させている。
すなわち、封止部12は、発光素子1や受光素子2を保護するモールド樹脂であり、少なくとも発光素子1および受光素子2を覆っていればよく、搭載基体3と搭載基板4との少なくとも一方については開口部13から露出させるように構成されている。具体的には、封止部12は、図11(b)に示すように、発光素子1と受光素子2とが対向する方向、つまり発光素子1の厚み方向(図11(b)では上下方向)の少なくとも一面に、開口部13が形成されている。
図11の例では、開口部13は、封止部12のうち、発光素子1と受光素子2とが対向する方向において発光素子1側(搭載基体3側)となる第1の面(図11(b)では上面)12aに設けられている。以下、第1の面12aに形成された開口部13を第1の開口部13aともいう。
封止部12は、第1の開口部13aから、搭載基体3のうち発光素子1が搭載された部位における発光素子1とは反対側の面、つまり発光素子1の裏側の面を露出させる。本実施形態においては、搭載基体3は、発光素子1が搭載された部位における発光素子1とは反対側の面が、封止部12の第1の面12aと面一になっている。さらに、搭載基体3は、第1の面12aと面一である面の全域が、第1の開口部13aから露出している。そのため、第1の開口部13aの開口形状は、搭載基体3のうち第1の面12aと面一である面の外形に合わせて形成されている。
搭載基体3を構成する一対のリード25,25、および搭載基板4を構成する一対のリード26,26は、封止部12内でそれぞれ厚み方向に屈曲され、発光素子1と受光素子2とが対向する方向における略同じ位置で封止部12から側方に突出している。一対のリード25,25、および一対のリード26,26のうち、封止部12から突出した部位は、それぞれ発光素子1と受光素子2とが対向する方向において受光素子2側に屈曲され、その先端部が図示しない回路基板等に接続される端子部を構成する。
なお、図11では、スイッチング素子24(図2参照)の図示を省略しているが、実施形態1で説明したように、光結合半導体装置10が半導体リレーに用いられる場合には、スイッチング素子24等の部品が適宜設けられることになる。図12〜15についても同様である。
以上説明した本実施形態の光結合半導体装置10は、封止部12が、搭載基体3のうち発光素子1が搭載された部位における発光素子1とは反対側の面を、開口部13から露出させるので、発光素子1の熱を効率的に放熱可能となる。つまり、封止部12は、搭載基体3を完全に覆ってしまうのではなく、搭載基体3のうち発光素子1が搭載された部位における発光素子1とは反対側の面を露出させるように、開口部13が形成されている。したがって、光結合半導体装置10は、発光素子1で発生した熱が、搭載基体3を通して開口部13から封止部12の外部に放熱されることになり、封止部12内にこもりにくくなる。結果的に、光結合半導体装置10は、封止部12に開口部13が設けられていない構成に比べて、放熱効率がよくなり、発光効率の向上が期待できる。
また、本実施形態の第1の変形例として、光結合半導体装置10は、図12に示すように、搭載基体3および搭載基板4のうち開口部13から露出する部位を覆う被覆部材14をさらに備えていてもよい。被覆部材14は、封止部12に比べて熱の放射率が高い。すなわち、光結合半導体装置10は、熱放射性に優れた被覆部材14によって封止部12の開口部13が覆われている。そのため、光結合半導体装置10は、開口部13がなく搭載基体3が封止部12に覆われている場合に比べて、搭載基体3からの熱の放射率が高くなる。
さらにまた、第1の変形例において、被覆部材14は電気絶縁性を有していることが好ましい。つまり、被覆部材14は、導電性を有する材料ではなく、電気的な絶縁性を有する材料で形成されていることが好ましい。
具体的には、被覆部材14は、たとえばセラミックや酸化チタン、あるいは黒色の顔料を混合したシリコーン樹脂等の黒色物などで形成される。被覆部材14は、薄い膜状であって、封止部12や搭載基体3の厚み寸法(図12では上下方向の寸法)に比べて十分に薄く形成されている。
第1の変形例によれば、光結合半導体装置10は、被覆部材14にて搭載基体3を酸化等の環境劣化から保護しながらも、搭載基体3からの放熱性を高めることができる。したがって、第1の変形例に係る光結合半導体装置10は、放熱効率がよくなり、発光効率の向上が期待できる。
さらに、第1の変形例において、被覆部材14が電気絶縁性を有する場合には、光結合半導体装置10は、導電性を有する搭載基体3を被覆部材14が覆うことで、一対のリード25,25と一対のリード26,26との間の電気絶縁性を高めることができる。つまり、光結合半導体装置10は、被覆部材14がない場合に比べて、封止部12の外表面における搭載基体3(一対のリード25,25)と搭載基板4(一対のリード26,26)との間の沿面距離が長くなるので、電気絶縁性を高くできる。
また、本実施形態の第2の変形例として、図13に示すように、開口部13は、封止部12のうち、発光素子1と受光素子2とが対向する方向において受光素子2側(搭載基板4側)となる第2の面(図13では下面)12bに設けられていてもよい。以下、第2の面12bに形成された開口部13を第2の開口部13bともいう。
封止部12は、第2の開口部13bから、搭載基板4のうち受光素子2が搭載された部位における受光素子2とは反対側の面、つまり受光素子2の裏側の面を露出させる。本変形例においては、搭載基板4は、受光素子2が搭載された部位における受光素子2とは反対側の面が、封止部12の第2の面12bと面一になっている。さらに、搭載基板4は、第2の面12bと面一である面の全域が、第2の開口部13bから露出している。そのため、第2の開口部13bの開口形状は、搭載基板4のうち第2の面12bと面一である面の外形に合わせて形成されている。
第2の変形例によれば、光結合半導体装置10は、封止部12が、搭載基板4のうち受光素子2が搭載された部位における受光素子2とは反対側の面を、開口部13から露出させるので、受光素子2の熱を効率的に放熱可能となる。つまり、封止部12は、搭載基板4を完全に覆ってしまうのではなく、搭載基板4のうち受光素子2が搭載された部位における受光素子2とは反対側の面を露出させるように、開口部13が形成されている。したがって、光結合半導体装置10は、受光素子2で発生した熱が、搭載基板4を通して開口部13から封止部12の外部に放熱されることになり、封止部12内にこもりにくくなる。結果的に、光結合半導体装置10は、封止部12に開口部13が設けられていない構成に比べて、放熱効率がよくなり、受光効率の向上が期待できる。
また、本実施形態の第3の変形例として、図14に示すように、開口部13は、封止部12のうち、第1の面(図14では上面)12aと第2の面(図14では下面)12bとの両方に設けられていてもよい。つまり、第3の変形例では、封止部12は、第1の面12aに形成された第1の開口部13aと、第2の面12bに形成された第2の開口部13bとを有している。
そして、封止部12は、搭載基体3のうち発光素子1が搭載された部位における発光素子1とは反対側の面を、第1の開口部13aから露出させる。また、封止部12は、搭載基板4のうち受光素子2が搭載された部位における受光素子2とは反対側の面を、第2の開口部13bから露出させる。
第3の変形例によれば、光結合半導体装置10は、封止部12が、搭載基体3のうち発光素子1が搭載された部位における発光素子1とは反対側の面、および搭載基板4のうち受光素子2が搭載された部位における受光素子2とは反対側の面を露出させる。そのため、光結合半導体装置10は、発光素子1および受光素子2の熱を効率的に放熱可能となる。結果的に、光結合半導体装置10は、封止部12に開口部13が設けられていない構成に比べて、放熱効率がよくなり、発光効率および受光効率の向上が期待できる。
また、本実施形態の第4の変形例として、光結合半導体装置10は、図15に示すように、発光素子1と受光素子2とが対向する方向において、発光素子1と受光素子2との位置関係が図11の例とは逆であってもよい。第4の変形例においては、封止部12は、第1の面12aに形成された第1の開口部13aから、搭載基板4のうち受光素子2が搭載された部位における受光素子2とは反対側の面を露出させることになる。
なお、第1の変形例として説明した被覆部材14は、第2〜4の各変形例に組み合わせて適用されてもよい。第2の変形例においては、被覆部材14は、搭載基板4のうち開口部13から露出する部位を覆うように設けられる。第3の変形例においては、被覆部材14は、搭載基体3と搭載基板4との両方について開口部13から露出する部位をそれぞれ覆うように設けられる。
ところで、本実施形態(第1〜4の変形例を含む)に係る光結合半導体装置10の製造方法は、以下に説明するように実装工程と、スタック工程と、モールド工程とを含んでいる。実装工程では、発光素子1を搭載基体3に搭載(実装)し、受光素子2を搭載基板4に搭載(実装)する。このとき、発光素子1と搭載基体3との間、受光素子2と搭載基板4との間の電気的接続も行う。その後のスタック工程では、発光素子1を受光素子2に積み重ねた状態で、両者を機械的に接合する。
その後のモールド工程では、インサート成形により、モールド樹脂にて発光素子1および受光素子2を覆うように、搭載基体3および搭載基板4と一体に封止部12を成形する。このとき、封止部12は、少なくとも搭載基体3のうち発光素子1が搭載された部位における発光素子1とは反対側の面と、搭載基板4のうち受光素子2が搭載された部位における受光素子2とは反対側の面との少なくとも一方が露出するように成形される。
また、第1の変形例のように、光結合半導体装置10が、搭載基体3および搭載基板4のうち開口部13から露出する部位を覆う被覆部材14を備える場合、光結合半導体装置10の製造方法は、モールド工程の後に被覆工程をさらに有することになる。被覆工程では、搭載基体3および搭載基板4のうち開口部13から露出する部位に対し、たとえば塗布や蒸着などによって被覆部材14を形成する。
これにより、仮に、被覆部材14と封止部12とが同じ材料から形成される場合であっても、インサート成形により形成される封止部12に比べて、被覆部材14の厚み寸法を小さくすることができる。その結果、光結合半導体装置10は、被覆部材14にて搭載基体3や搭載基板4を保護しながらも、搭載基体3や搭載基板4からの放熱性を高めることができる。
本実施形態(第1〜4の変形例を含む)の光結合半導体装置10は、実施形態1ないし実施形態4の構成を適宜に組み合わせて適用することができる。
1 発光素子
1a 透光性絶縁基体
1aa 発光面
2 受光素子
2aa 受光面
3 搭載基体
3aa 実装面
4 搭載基板
5 第1のインターポーザ基板
5aa 実装面
6 第2のインターポーザ基板
7 光結合部
8 光反射部材
10 光結合半導体装置
12 封止部
13 開口部
14 被覆部材
1a 透光性絶縁基体
1aa 発光面
2 受光素子
2aa 受光面
3 搭載基体
3aa 実装面
4 搭載基板
5 第1のインターポーザ基板
5aa 実装面
6 第2のインターポーザ基板
7 光結合部
8 光反射部材
10 光結合半導体装置
12 封止部
13 開口部
14 被覆部材
Claims (13)
- 発光素子と、該発光素子に対向配置し前記発光素子からの光を受光する受光素子と、前記発光素子を搭載する搭載基体と、前記受光素子を搭載する搭載基板とを備えた光結合半導体装置であって、前記発光素子は、該発光素子の発光面側を前記受光素子の受光面に積み重ねており、前記発光素子の厚み方向において、前記発光面とは反対側に配置する前記搭載基体側で実装していることを特徴とする光結合半導体装置。
- 前記発光素子は、該発光素子の前記発光面側を、透光性を有する光結合部を介して、前記受光素子の前記受光面に積み重ねていることを特徴とする請求項1に記載の光結合半導体装置。
- 前記発光素子は、前記受光素子に面する前記発光面側に前記発光素子が発光する光を透過し電気絶縁性を有する透光性絶縁基体を備えており、前記光結合部は、電気絶縁性を有し、前記透光性絶縁基体と前記受光素子の前記受光面との間に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の光結合半導体装置。
- 前記光結合部は、前記発光素子が発光する光を前記受光素子側に反射する光反射部材で囲まれていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の光結合半導体装置。
- 前記発光素子は、該発光素子を実装する第1のインターポーザ基板を介して、前記搭載基体に搭載していることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の光結合半導体装置。
- 前記第1のインターポーザ基板と前記発光素子との線膨張係数の差は、前記搭載基体と前記発光素子との線膨張係数の差よりも小さいことを特徴とする請求項5に記載の光結合半導体装置。
- 前記受光素子は、該受光素子を実装する第2のインターポーザ基板を介して、前記搭載基板に搭載していることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の光結合半導体装置。
- 前記第2のインターポーザ基板と前記受光素子との線膨張係数の差は、前記搭載基板と前記受光素子との線膨張係数の差よりも小さいことを特徴とする請求項7に記載の光結合半導体装置。
- 前記搭載基体は、前記発光素子を実装する前記搭載基体の実装面側に光反射材を有することを特徴とする請求項1に記載の光結合半導体装置。
- 前記第1のインターポーザ基板は、前記発光素子を実装する前記第1のインターポーザ基板の実装面側に光反射部を有することを特徴とする請求項5に記載の光結合半導体装置。
- 前記発光素子と前記受光素子とを覆う封止部をさらに備え、前記封止部は、前記発光素子と前記受光素子とが対向する方向の少なくとも一面に開口する開口部を有し、前記搭載基体のうち前記発光素子が搭載された部位における前記発光素子とは反対側の面と、前記搭載基板のうち前記受光素子が搭載された部位における前記受光素子とは反対側の面との少なくとも一方を、前記開口部から露出させていることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の光結合半導体装置。
- 前記搭載基体および前記搭載基板のうち前記開口部から露出する部位を覆う被覆部材をさらに備え、前記被覆部材は、前記封止部に比べて熱の放射率が高いことを特徴とする請求項11に記載の光結合半導体装置。
- 前記被覆部材は電気絶縁性を有することを特徴とする請求項12に記載の光結合半導体装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2013-11-26 JP JP2013244209A patent/JP2015029037A/ja active Pending
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