JP2015028771A - 辞書機能を備える電子機器およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】オブジェクトを検索結果に対して付与するときのユーザの利便性を向上させることができる辞書機能を備える電子機器およびプログラムを提供すること。
【解決手段】辞書機能を備える電子機器は、複数の項目と当該項目のそれぞれの内容とを対応付けて記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された項目と当該項目に対応する内容とを表示する表示部と、前記表示部に表示された前記項目に対応する内容の一部をユーザの指定に応じて注目箇所として選択する選択部と、前記選択部により選択された前記注目箇所と前記項目に対応する内容とを対応付けて前記記憶部に記憶させる対応付け部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、辞書機能を備える電子機器およびプログラムに関する。
電子辞書で単語帳登録した各登録単語にどのようなマーカが付されているのかを登録単語の一覧表示画面において確認するものがある。例えば、特許文献1に記載の技術は、辞書機能を備えた電子機器が、複数の項目とその項目の内容とを対応付けて記憶する辞書記憶手段と、当該任意の項目とその内容を表示する内容表示手段と、表示された項目とその内容のうちユーザ操作に応じて指定された範囲にユーザ操作に応じて指定された色でマーカを付加して色別に登録するマーカ情報登録手段と、表示されたマーカの色別の有無情報と対応付けて単語帳内の単語として登録し、ユーザ操作に応じて単語帳を呼び出して、マーカの色別の有り情報に応じた色マークと共に一覧表示する登録単語一覧表示手段と、一覧表示された単語帳内の項目からユーザ操作に応じて任意の項目を選択する項目選択手段と、選択された項目とその内容を辞書記憶手段により記憶された複数の項目とその内容の中から読み出し、該当する項目とその内容におけるマーカの色別の範囲に応じたマーカを付加して表示する選択項目表示手段と、を備えるものである。
特開2011−113395号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術を用いても、検索結果に対してマーカを付与するとき、過去に付与したマーカの状態を確認できないという問題があった。このように、マーカなどのオブジェクトを検索結果に対して付与するときのユーザの利便性が十分でないという課題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、オブジェクトを検索結果に対して付与するときのユーザの利便性を向上させることができる辞書機能を備える電子機器およびプログラムを提供することを課題とする。
(1)本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の第1の態様は、複数の項目と当該項目のそれぞれの内容とを対応付けて記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された項目と当該項目に対応する内容とを表示する表示部と、前記表示部に表示された前記項目に対応する内容の一部をユーザの指定に応じて注目箇所として選択する選択部と、前記選択部により選択された前記注目箇所と前記項目に対応する内容とを対応付けて前記記憶部に記憶させる対応付け部と、を備えることを特徴とする辞書機能を備える電子機器である。
(2)また、本発明の第2の態様は、上述の辞書機能を備える電子機器であって、前記選択部により選択された前記注目箇所にオブジェクトを付与する付与部をさらに備えることを特徴とする辞書機能を備える電子機器である。
(3)また、本発明の第3の態様は、上述の辞書機能を備える電子機器であって、前記付与部により前記注目箇所に付与される前記オブジェクトは、マーカ、アンダーライン、付箋のうち少なくともいずれか一つであり、前記対応付け部は、前記表示部に前記項目と前記オブジェクトが付与された前記項目に対応する内容とを表示させることを特徴とする辞書機能を備える電子機器である。
(4)また、本発明の第4の態様は、上述の辞書機能を備える電子機器であって、前記付与部により前記注目箇所に付与された前記オブジェクトを所定の条件により検索する検索部をさらに備えることを特徴とする辞書機能を備える電子機器である。
(5)また、本発明の第5の態様は、上述の辞書機能を備える電子機器であって、前記ユーザからの操作入力を受け付ける入力部をさらに備え、前記対応付け部は、前記表示部に前記項目と前記オブジェクトが付与された前記項目に対応する内容とを表示しているときに、前記入力部が受け付けた前の操作に戻ることを表す操作入力に応じて、前記表示部に一つ前の画面を表示させることを特徴とする辞書機能を備える電子機器である。
(6)また、本発明の第6の態様は、上述の辞書機能を備える電子機器であって、前記記憶部に記憶した注目箇所が、表示する項目の内容に含まれる場合に、前記注目箇所が表示されるように前記項目の内容を前記表示部に表示させる注目箇所表示制御部をさらに備えることを特徴とする辞書機能を備える電子機器である。
(7)また、本発明の第7の態様は、上述の辞書機能を備える電子機器であって、前記記憶部に記憶した注目箇所と当該注目箇所の項目とから構成される単語帳を前記表示部に表示させる単語帳制御部をさらに備えることを特徴とする辞書機能を備える電子機器である。
(8)また、本発明の第8の態様は、上述の辞書機能を備える電子機器であって、前記選択部により選択された前記注目箇所にコメントを付与するコメント管理部をさらに備えることを特徴とする辞書機能を備える電子機器である。
(9)また、本発明の第9の態様は、上述の辞書機能を備える電子機器であって、前記選択部により選択された前記注目箇所と前記項目に対応する内容とを対応付けたオブジェクト情報を辞書毎に記憶するオブジェクト情報記憶部をさらに備えることを特徴とする辞書機能を備える電子機器である。
(10)また、本発明の第10の態様は、複数の項目と当該項目のそれぞれの内容とを対応付けて記憶する記憶部を有する辞書機能を備える電子機器のコンピュータに、前記記憶部に記憶された項目と当該項目に対応する内容とを表示する表示ステップと、前記表示ステップにおいて表示された前記項目に対応する内容の一部をユーザの指定に応じて注目箇所として選択する選択ステップと、前記選択ステップにより選択された前記注目箇所と前記項目に対応する内容とを対応付けて前記記憶部に記憶させる対応付けステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明の辞書機能を備える電子機器およびプログラムによれば、オブジェクトを検索結果に対して付与するときのユーザの利便性を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る電子辞書の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る辞書データ記憶部が記憶する辞書データの一例を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る表示部が表示する表示態様の一例を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る表示部が表示する表示態様の一例を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る表示部が表示する表示態様の一例を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る選択部および付与部によるオブジェクト付与処理の一例を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る表示部が表示する表示態様の一例を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る表示部が表示する表示態様の一例を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る選択部および付与部によるオブジェクト上塗り処理の一例を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る制御部のオブジェクト付与処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る電子辞書の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る表示部が表示する表示態様の一例を示す概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る表示部が表示する表示態様の一例を示す概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る表示部が表示する表示態様の一例を示す概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る制御部のオブジェクト移動処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る電子辞書の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る表示部が表示する表示態様の一例を示す概略図である。 本発明の第3の実施形態に係る表示部が表示する表示態様の一例を示す概略図である。 本発明の第3の実施形態に係る表示部が表示する表示態様の一例を示す概略図である。 本発明の第3の実施形態に係る制御部の単語帳制御処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る電子辞書の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係るオブジェクト情報記憶部が記憶するオブジェクト情報の一例を示す概略図である。 本発明の第4の実施形態に係る表示部が表示する表示態様の一例を示す概略図である。 本発明の第4の実施形態に係る表示部が表示する表示態様の一例を示す概略図である。 本発明の第4の実施形態に係る制御部のオブジェクト情報記憶処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施形態に係る電子辞書の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本発明の第5の実施形態に係るオブジェクト情報記憶部が記憶するオブジェクト情報の一例を示す概略図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子辞書10の構成の一例を示す概略ブロック図である。
辞書機能を備える電子機器の一例である電子辞書10は、制御部20と、記憶部30と、タッチパネル60と、を含んで構成される。制御部20は、項目検索部21と、選択部22と、付与部23と、対応付け部24と、検索部25と、を含んで構成される。記憶部30は、辞書データ記憶部31と、オブジェクト情報記憶部32と、を含んで構成される。タッチパネル60は、入力部40と、表示部50と、を含んで構成される。
制御部20は、電子辞書10が備える各部の制御を行う。例えば、制御部20は、表示部50の表示を制御する表示制御部として動作する。
記憶部30は、電子辞書10が備える各部が動作する際に用いるデータを記憶する。なお、記憶部30は、外部記憶媒体であってもよい。この場合、電子辞書10が外部記憶媒体に対する読み書きを行うことが可能なインタフェースを有し、電子辞書10が当該外部記憶媒体に対して読み書きを行えばよい。
辞書データ記憶部31は、複数種類の辞書データを記憶する。また、オブジェクト情報記憶部32は、オブジェクト情報を記憶する。
入力部40は、操作キーやタッチパネルなどの入力装置を備え、ユーザからの操作入力を受け付け、当該操作入力に応じた操作信号を制御部20に出力する。
表示部50は、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどの表示装置を備え、文字や画像を表示する。
なお、本実施形態における電子辞書10は、表示部50と入力部40とを兼ねたタッチパネル60として、ユーザに文字や画像などを提示し、ユーザからの操作入力を受け付ける。
なお、電子辞書10は、タッチパネル60の他に入力部40を設けてもよい。
より詳細に、電子辞書10の各部の動作を説明する。
入力部40は、ユーザから検索文字列の操作入力を受け付け、当該操作入力に応じた操作信号を項目検索部21に出力する。ここで、検索文字列とは、見出し語、成句、例文、訳語などである。また、入力部40は、後述するユーザが入力した検索文字列対応する項目(見出し語)の内容のうちの一部であって、ユーザが注目する任意の箇所である注目箇所の開始位置と当該注目箇所の終了位置とを指定する操作入力を受け付ける。そして、入力部40は、受け付けた操作入力に応じた操作信号を選択部22に出力する。また、入力部40は、ユーザから後述するオブジェクトが付与された項目に対応する内容の検索を指示する操作入力を受付け、当該操作入力に応じた操作信号を検索部25に出力する。
項目検索部21は、入力部40から入力された操作信号に基づいて、辞書データ記憶部31が記憶する辞書データから検索文字列に対応する任意の項目と当該項目に対応する内容とを検索する。当該辞書データには、複数の項目と当該項目に対応付けられたそれぞれの内容とが含まれる。ここで、検索とは、見出し語検索、成句検索、例文検索、訳語検索、全文検索、部分一致検索、複数辞書による一括検索などである。そして、項目検索部21は、検索した検索文字列に対応する項目と当該項目に対応する内容とを含む検索結果を表示部50に表示させる。
なお、項目検索部21は、辞書データから任意の項目と当該項目に対応する内容とを検索するときに、後述するオブジェクト情報が存在する場合、当該項目に対応するオブジェクト情報をオブジェクト記憶部から読み出して、任意の項目と当該項目に対応する内容と当該項目に対応する内容に該当するオブジェクトとを表示部50に表示させる。
選択部22は、入力部40から入力された操作信号に基づいて、ユーザが入力した検索文字列対応する項目の内容のうちの一部の開始位置と終了位置との間を注目箇所として選択する。選択部22は、選択した注目箇所を表す情報を付与部23に出力する。
付与部23は、選択部22から入力された注目箇所を表す情報に含まれる注目箇所にオブジェクトを付与して、付与情報を生成する。ここで、オブジェクトとは、マーカ、アンダーライン、付箋などの文字や画像の一部に付与される印や記号、電子的付け紙などである。また、付与情報には、オブジェクトの色や種類、注目箇所に対してオブジェクトを付与した付与位置などが含まれる。付与部23は、オブジェクトを付与した注目箇所を表す情報と付与情報とを対応付け部24に出力する。
対応付け部24は、付与部23から入力されたオブジェクトを付与した注目箇所を表す情報と付与情報との対応付けを行う。具体的には、対応付け部24は、オブジェクトが付与された注目箇所を表す情報から、注目箇所における項目に対応する内容の一部の文字列や画像などを、注目情報として抽出する。また、対応付け部24は、当該項目に対応する項目の項目識別情報と当該項目が含まれる辞書データの辞書データ識別情報と当該項目に対応する内容における行を識別する行識別情報および列を識別する列識別情報とを識別情報として抽出する。そして、対応付け部24は、抽出した注目情報と識別情報と付与情報とを対応付けて、オブジェクト情報としてオブジェクト情報記憶部32に記憶させる。
検索部25は、入力部40から入力された操作信号に基づいて、オブジェクト情報記憶部32からオブジェクト情報を読み出し、表示部50に表示させる。具体的には、検索部25は、オブジェクトを検索する対象(以下、オブジェクト検索対象と称する。)とするオブジェクトの種類、またはオブジェクト検索対象とする辞書データの範囲の少なくともいずれか一方を、所定の条件とし、当該所定の条件を満たすオブジェクト情報を、オブジェクト情報記憶部32から読み出す。そして、検索部25は、読み出したオブジェクト情報から、辞書データ識別情報が表す辞書データのアイコンと項目識別情報が表す項目と注目情報とを、オブジェクト検索結果として表示部50に表示させる。
図2は、本発明の一実施形態に係る辞書データ記憶部31が記憶する辞書データの一例を示す概略図である。
図示する例では、辞書データ記憶部31は、英和辞書の辞書データとして、英和辞書Aデータと、英和辞書Bデータと、英和辞書Cデータと、英和辞書Dデータと、の4種類の辞書データを記憶している。また、辞書データ記憶部31は、英英辞書の辞書データとして、英英辞書Aデータと、英英辞書Bデータと、英英辞書Cデータと、の3種類の辞書データを記憶している。また、辞書データ記憶部31は、和英辞書の辞書データとして、和英辞書Aデータと、和英辞書Bデータと、の2種類の辞書データを記憶している。また、辞書データ記憶部31は、国語辞書の辞書データとして、国語辞書Aデータと、国語辞書Bデータと、の2種類の辞書データを記憶している。
例えば、英和辞書Aデータは、医学用語を収録しているデータであり、英和辞書Bデータは、学習用の用語を収録したデータであるなど、英和辞書Aデータ、英和辞書Bデータ、英和辞書Cデータ、英和辞書Dデータはそれぞれ異なる辞書データである。同様に、英英辞書Aデータ、英英辞書Bデータ、英英辞書Cデータは、それぞれ異なる辞書データであり、和英辞書Aデータ、和英辞書Bデータは、それぞれ異なる辞書データであり、国語辞書Aデータ、国語辞書Bデータは、それぞれ異なる辞書データである。
図3は、本発明の一実施形態に係る表示部50が表示する表示態様の一例を示す概略図である。
表示画面例G6において、例えば、表示部50は、左上部に「英和辞書A」という文字列を、辞書名TT2として表示し、その下に検索メニューKMを表示する。検索メニューKMには、入力フォームNFと、アルファベット入力ボタンCS1と、ひらがな入力ボタンCS2と、漢字変換入力ボタンCS3と、手書き入力ボタンCS4が含まれる。
アルファベット入力ボタンCS1が選択されると、入力フォームNFには、入力部40が受け付けたアルファベットがそのまま入力される。ひらがな入力ボタンCS2が選択されると、入力フォームNFには、入力部40が受け付けたアルファベット入力をひらがなに変換したひらがなが入力される。漢字変換入力ボタンCS3が選択されると、入力フォームNFには、入力部40が受け付けたアルファベット入力を漢字に変換した漢字が入力される。手書き入力ボタンCS4が選択されると、手書き入力フォームが表示し、当該手書き入力フォームにおいてユーザから手書き入力を受け付けて、当該手書き入力に応じた文字列が入力フォームNFに入力される。
例えば、ユーザが入力フォームNFに、検索文字列「patent」を入力すると、項目検索部21は、当該「patent」に対応する項目を、英和辞書Aデータから検索する。そして、項目検索部21は、表示部50に、当該「patent」に対応する項目を領域A4に一覧表示させる。
そして、ユーザは、領域A4に表示された複数の項目の中からある項目、例えば、「patent」に選択カーソルSA3を移動させる。すると、項目検索部21は、当該項目「patent」に対応する内容の一部を、領域A4より下の領域A5に一時表示させる。そして、ユーザが当該項目「patent」の内容の全部を確認する場合、当該項目「patent」に選択カーソルSA3を合わせた状態で、決定ボタンの押下などの次の画面を表示させる操作入力を行うと、項目検索部21は、例えば、図4の表示画面例G7に示す項目「patent」に対応する内容を、表示部50に表示させる。
図4は、本発明の一実施形態に係る表示部50が表示する表示態様の一例を示す概略図である。
表示画面例G7は、ユーザが図3において項目(見出し語)「patent」を選択カーソルSA3で選択し、項目検索部21が表示部50に当該項目「patent」に対応する内容を表示させたときの一例である。表示画面例G7における領域A6には、項目M(見出し語)「patent」と当該項目M「patent」に対応する内容が表示される。
当該項目M「patent」に対応する内容から注目箇所の選択および当該注目箇所にオブジェクトを付与するときの一例を、図5の表示画面例G1、図6の表示画面例G2を参照して説明する。
図5は、本発明の一実施形態に係る表示部50が表示する表示態様の一例を示す概略図である。
表示画面例G1において、例えば、表示部50は、左上部に「英和辞書A」という文字列を、辞書名TT1として表示し、辞書名TT1の下部の領域A1に、項目M「pat・ent」と当該項目Mに対する内容とを表示している。例えば、ユーザが表示画面例G1における下部において下から上向きにスワイプ操作をすると、選択部22は、表示部50に描画メニューBMを表示させる。当該描画メニューBMには、例えば、全消去ツールBT1と、削除ツールBT2と、青マーカツールBT3と、黄マーカツールBT4と、赤マーカツールBT5と、アンダーラインツールBT6と、付箋ツールBT7と、リストツールBT8といったオブジェクト操作ツールが含まれる。
全消去ツールBT1は、項目Mに対する内容に付与されたオブジェクトを全て消去するオブジェクト操作ツールである。削除ツールBT2は、項目Mに対する内容に付与された任意のオブジェクトの一部を削除するオブジェクト操作ツールである。青マーカツールBT3、黄マーカツールBT4、赤マーカツールBT5は、それぞれ異なる色のマーカを描画するオブジェクト操作ツールであり、項目Mに対する内容の任意の一部にマーカを表すオブジェクトを付与するオブジェクト操作ツールである。アンダーラインツールBT6は、項目Mに対する内容の任意の一部にアンダーライン(下線)を表すオブジェクトを付与するオブジェクト操作ツールである。付箋ツールBT7は、項目Mに対する内容の任意の一部に付箋を表すオブジェクトを付与するオブジェクト操作ツールである。リストツールBT8は、描画されたオブジェクトを確認するオブジェクト操作ツールであり、描画されたオブジェクトを一覧表示または個別表示で確認するオブジェクト操作ツールである。
例えば、ユーザが青マーカツールBT3を選択すると、付与部23は、表示画面例G1の領域A1における左上端部の項目M「pat・ent」の一部、例えば「p」に青マーカを表すオブジェクトK1を表示させる。
なお、マーカツールは、色ごとでもよいし、線種ごとでもよいし、色と線種とを組み合わせたオブジェクト操作ツールであってもよい。
図6は、本発明の一実施形態に係る選択部22および付与部23によるオブジェクト付与処理の一例を示す概略図である。
表示画面例G2において、ユーザが青マーカツールBT3を選択し、注目箇所の開始位置と終了位置とを操作入力に応じて、選択部22は、領域A1内の項目「patent」に対する内容の一部「意匠特許」を含む領域YA1を注目箇所として選択する。付与部23は、当該注目箇所に青色のマーカを表すオブジェクトY1を付与する。同様に、ユーザが黄マーカツールBT4を選択し、注目箇所の開始位置と終了位置との操作入力に応じて、選択部22は、「特許出願中」を含む領域YA2を注目箇所として選択し、付与部23が当該注目箇所に黄色のマーカを表すオブジェクトY2を付与する。同様に、ユーザが赤マーカツールBT5を選択し、注目箇所の開始位置と終了位置との操作入力に応じて、ユーザ操作に応じて、選択部22は、「特許期限切れの」を含む領域YA3を注目箇所として選択し、付与部23が当該注目箇所に赤色のマーカを表すオブジェクトY3を付与する。
このようにして、項目に対応する内容の一部に付与したオブジェクトを確認する場合、リストツールBT8を選択して、描画されたオブジェクトを確認するときの一例を、図7の表示画面例G3を参照して説明する。
図7は、本発明の一実施形態に係る表示部50が表示する表示態様の一例を示す概略図である。
図6の表示画面例G2における描画メニューBMにおいて、ユーザがリストツールBT8を選択すると、図7の表示画面例G3において、検索部25は、表示部50にオブジェクト確認メニューVMを表示させる。そして、検索部25は、当該オブジェクト確認メニューVMにおけるユーザ操作に応じて、オブジェクトの絞り込みを実施して、絞り込み結果を表示部50に一覧表示させる。オブジェクト確認メニューVMには、現在訳ボタンVT1と、全辞書ボタンVT2と、選択辞書ボタンVT3と、青マーカボタンVT4と、黄マーカボタンVT5と、赤マーカボタンVT6と、アンダーラインボタンVT7と、付箋ボタンVT8と、が含まれる。ここで、現在訳ボタンVT1と全辞書ボタンVT2と選択辞書ボタンVT3とは、辞書を絞り込むための辞書絞り込みボタンである。辞書絞り込みボタンは、オブジェクトが付与された注目箇所を検索する対象となる辞書を絞り込む所定の条件を設定する条件設定ボタンである。また、青マーカボタンVT4と黄マーカボタンVT5と赤マーカボタンVT6とアンダーラインボタンVT7と付箋ボタンVT8とは、オブジェクトを絞り込むためのオブジェクト絞り込みボタンである。オブジェクト絞り込みボタンは、オブジェクトが付与された注目箇所を検索する所定の条件を設定する条件設定ボタンである。
現在訳ボタンVT1は、オブジェクトが付与された注目箇所を検索する検索対象として、ユーザが参照中の辞書に対応する辞書データのみを選択する辞書絞り込みボタンである。また、全辞書ボタンVT2は、オブジェクトが付与された注目箇所を検索する検索対象として、辞書データ記憶部31に記憶された全ての辞書に対応する辞書データを選択する辞書絞り込みボタンである。また、選択辞書ボタンVT3は、オブジェクトが付与された注目箇所を検索する検索対象として、ユーザが指定する辞書に対応する辞書データを選択する辞書絞り込みボタンである。
また、青マーカボタンVT4、黄マーカボタンVT5、赤マーカボタンVT6は、それぞれの色のマーカオブジェクトが付与された注目箇所を絞り込むためのボタンである。例えば、ユーザが青マーカボタンVT4を選択すると、検索部25は、ユーザに辞書絞り込みボタンにより指定された辞書データおよびオブジェクト情報から、青マーカオブジェクトが付与された注目箇所のみを抽出する。そして、検索部25は、抽出した青マーカオブジェクトが付与された注目箇所を表示部50に表示させる。アンダーラインボタンVT7は、アンダーラインオブジェクトが付与された注目箇所を絞り込むためのボタンであり、付箋ボタンVT8は、付箋オブジェクトが付与された注目箇所を絞り込むためのボタンである。
表示画面例G3において、ユーザによりオブジェクト確認メニューVMで全辞書ボタンVT2と青マーカボタンVT4が選択されると、検索部25は、青マーカオブジェクトが付与された注目箇所を、辞書データ記憶部31に記憶された全ての辞書データから抽出し、抽出した注目箇所が含まれる辞書名NAと項目MA(見出し語)と該当するオブジェクトが付与された注目箇所の文字列ABSとを領域A2に表示させる。各辞書名NAと項目MAとオブジェクトが付与された注目箇所の文字列ABSとは、オブジェクト情報として対応付けられている。
例えば、領域A2において、ユーザが表示された項目MAの中から選択カーソルSA1で項目JT1「office」を選択すると、検索部25は、当該項目JT1のオブジェクト情報の中において最初の青マーカオブジェクトと当該青マーカオブジェクトが付与された注目箇所の文字列ABSを含む、項目「office」に対応する内容を所定の行数分、領域A3に表示させる。例えば、領域A2において、項目JT1の「office」に選択カーソルSA1を合わせると、表示部50の領域A3は、項目JT1「office」の内容中に付与された青マーカオブジェクトが付与された最初の注目箇所「◆the Patent Office」MP1を1行目として、項目JT1「office」の中から4行分、表示部50の領域A3に一時表示させる。
図示する例では、領域A3には、1行目に「◆the Patent Office」MP1が表示され、2行目にその次の行である「特許局」MP2が表示され、3行目に「特許局」MP2の次の行である黄マーカオブジェクトが付与された注目箇所「the Printing Office」MP3が表示され、4行目に「the Printing Office」MP3の次の行であるアンダーラインオブジェクトが付与された注目箇所「印刷局」MP4が表示される。
そして、ユーザが選択カーソルSA1を移動して項目JT2「patent」に合わせた状態で、決定ボタンの押下などの次の画面を表示させる操作入力を行うと、検索部25は、例えば、図4の表示画面例G7に示す項目「patent」に対応する内容と当該内容に付与されたオブジェクトとを、表示部50に表示させる。
なお、検索部25は、領域A3にオブジェクト確認メニューVMにて選択されたオブジェクト絞り込みボタンに応じたオブジェクトが付与された注目箇所を最初の行として表示させ、2行目以降にオブジェクトが付与された注目箇所を順に表示してもよい。
図8は、本発明の一実施形態に係る表示部50が表示する表示態様の一例を示す概略図である。
表示画面例G4において、例えば、ユーザがオブジェクト確認メニューVMで選択辞書ボタンVT3および黄マーカボタンVT5を選択すると、検索部25は、英和辞書Aであることを表す「英和A」というアイコンを辞書名NAとして領域AA2に表示させる。そして、検索部25は、当該「英和A」の辞書データ中における黄マーカオブジェクトが付与された項目を領域AA2に一覧表示させる。ユーザが一覧表示されたオブジェクトが付与された項目から選択カーソルSA2を移動させてオブジェクトが付与された注目箇所を選択すると、検索部25は、選択カーソルSA2で選択された項目に対応する黄マーカオブジェクトが付与された注目箇所を含む内容をオブジェクトMP5、オブジェクトMP6とともに領域AA3に表示させる。そして、ユーザが選択カーソルSA2を移動して項目に合わせた状態で、決定ボタンの押下などの次の画面を表示させる操作入力を行うと、検索部25は、項目に対応する内容と当該内容に付与されたオブジェクトとを、表示部50に表示させる。
図9は、本発明の一実施形態に係る選択部22および付与部23によるオブジェクト上塗り処理の一例を示す概略図である。
図9に示した表示画面例G5は、項目「patent」に対応する内容の一部にオブジェクトが付与されている状態のときに、図3に示した表示画面例G6においてユーザが項目「patent」を選択カーソルSA3で選択し、項目検索部21が表示部50に当該項目「patent」に対応する内容を表示させたときの一例である。表示画面例G5には、上述のオブジェクト付与処理により、項目Mに対応する内容の一部にオブジェクトが付与されている。例えば、項目検索部21は、オブジェクト情報記憶部32から項目「patent」に対応するオブジェクト情報を読み出す。そして、項目検索部21は、読み出したオブジェクト情報に基づいて、注目箇所「意匠特許」にオブジェクト「青色のマーカ」を付加して表示し、注目箇所「特許出願中」にオブジェクト「黄色のマーカ」を付加して表示し、注目箇所「特許期限切れの」にオブジェクト「赤色のマーカ」を付加して表示する。例えば、既に赤マーカオブジェクトが付与されている領域YA3の一部の領域YA4を他のオブジェクト、例えば黄マーカツールBT4を用いて上塗りするとき、選択部22は、領域YA3の「特許期限切れの」中の領域YA4である「切れの」に対して黄マーカで上塗りする。
そして、ユーザがオブジェクト付与処理を終え、入力部40にて戻るボタンを押下するなどの前の画面に戻ることを表す操作入力を行うと、対応付け部24は、一つ前(直前)の画面、例えば、検索文字列の入力を受け付ける検索画面(或いは、図3の表示画面例G5)に遷移する。
図10は、本発明の一実施形態に係る制御部20のオブジェクト付与処理の一例を示すフローチャートである。
ステップST101において、入力部40は、検索文字列の入力を受け付ける。
ステップST102において、項目検索部21は、入力部40が受け付けた検索文字列を辞書データから検索する。
ステップST103において、項目検索部21は、検索した検索文字列の項目に対応する内容の一部にオブジェクトが付与されているか否かを判定する。オブジェクトが付与されている場合、ステップST104に進む。一方、オブジェクトが付与されていない場合、ステップST105に進む。
ステップST104において、項目検索部21は、付与されたオブジェクトとともに、検索した検索文字列の検索結果を表示部50に表示させる。具体的には、項目検索部21は、オブジェクト情報記憶部32から、当該項目に対応するオブジェクト情報(注目情報と識別情報と付与情報)を読み出し、読み出した付与情報のオブジェクトを読み出した注目情報の注目箇所に付加して検索結果を表示部50に表示させる(例えば、図9参照)。
ステップST105において、項目検索部21は、検索した検索文字列の検索結果を表示部50に表示させる(例えば、図4参照)。
ステップST106において、選択部22は、ユーザが描画メニューを表示させるためのスワイプ操作を検出したか否かを判定し、スワイプ操作を検出した場合、描画開始としてステップST107に進む。一方、スワイプ操作を検出していない場合、ステップST101に戻る。
ステップST107において、選択部22は、描画メニューを表示部50に表示させる。
ステップST108において、付与部23は、ユーザ操作により選択されたオブジェクトツールをオブジェクト描画ツールとして登録する。
ステップST109において、選択部22は、ユーザ操作により注目箇所を選択し、当該選択箇所において既にオブジェクトが付与されているか否かを判定する。既にオブジェクトが付与されている場合、ステップST110に進む。一方、オブジェクトが付与されていない場合、ステップST111に進む。
ステップST110において、付与部23は、オブジェクトの上書き(上塗り)描画モードに設定する。
ステップST111において、付与部23は、オブジェクトの新規描画モードに設定する。
ステップST112において、付与部23は、ステップST106で選択された描画ツールに応じたオブジェクトを選択部22により選択された注目箇所に付与する。そして、付与部23は、オブジェクトを付与した注目箇所を表示部50に表示させる。
ステップST113において、対応付け部24は、入力部40にて戻るボタンを押下するなどの前の画面に戻ることを表す操作信号を検知すると、一つ前の画面、例えば、検索文字列の入力を受け付ける検索画面に遷移し、ステップST101に戻る。一方、前の画面に戻ることを表す操作信号を検知しない場合、ステップST107に戻り、オブジェクト付与処理を継続する。
このように、本実施形態によれば、辞書機能を備える電子機器(電子辞書10)は、複数の項目と当該項目のそれぞれの内容とを対応付けて辞書データを記憶する記憶部30と、記憶部30に記憶された検索文字列に対応する項目と当該項目に対応する内容とを表示する表示部50と、表示部50に表示された検索文字列に対応する項目に対応する内容の一部、例えば、オブジェクトを付与する箇所をユーザの指定に応じて注目箇所として選択する選択部22と、選択部22により選択された注目箇所と検索文字列に対応する項目に対応する内容とを関連付けて単語帳ではない辞書データと同じ記憶部30に記憶させる対応付け部24と、を備える。
これにより、辞書機能を備える電子機器(電子辞書10)は、注目箇所と辞書データの項目に対応する内容とを対応づけて記憶部30に記憶することで、項目検索部21が検索文字列を検索するときに、当該検索文字列に対応する注目箇所と当該検索文字列に対応する項目の内容とを一緒に表示部50に表示させることができ、選択部22は、表示部50に表示された項目に対応する内容の中からさらに注目箇所を選択できる。このように、辞書機能を備える電子機器(電子辞書10)は、オブジェクトを検索結果に対して付与するとき、辞書データとともにオブジェクト情報を読み出すことができるため、ユーザは紙媒体の辞書に対して書き込みを行うのと同様にマーカやアンダーライン、付箋などのオブジェクトを付与することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、辞書機能を備える電子機器(電子辞書10)は、オブジェクト情報を、ネットワークを介して他の辞書機能を備える電子機器に送信してもよいし、オブジェクト情報を外部記憶媒体に記憶させ、当該外部記憶媒体を他の辞書機能を備える電子機器で参照してもよい。この場合、当該外部記憶媒体を読み出し可能な辞書機能を備える電子機器は、項目検索部が、辞書データから項目と当該項目に対応する内容とを検索するときに、当該項目に対応するオブジェクト情報を外部記憶媒体から読み出して、項目と当該項目に対応する内容とオブジェクトとを表示部に表示させればよい。
なお、本実施形態において、辞書の項目に対応する内容に対してオブジェクトを付与する場合について説明したが、コンテンツ、例えば、電子書籍やテキストファイル、プレゼンテーションファイルなどの内容に対してオブジェクトを付与してもよい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図11は、本実施形態に係る電子辞書10aの構成の一例を示す概略ブロック図である。なお、本図において、図1に示す電子辞書10と同一の構成には同一の符号を付し、その説明を省略する。本実施形態における電子辞書10aは、第1の実施形態における電子辞書10の制御部20に代えて制御部20aを備える。制御部20aは、第1の実施形態における制御部20の構成に加えて注目箇所表示制御部211を備える。
注目箇所表示制御部211は、オブジェクト情報記憶部32に記憶されているオブジェクト情報の注目箇所(オブジェクトの付与された注目箇所)が、表示部50に表示する項目の内容に含まれる場合に、当該注目箇所が画面内に表示されるように項目の内容を表示部50に表示させる。また、注目箇所表示制御部211は、項目の内容に複数の注目箇所がある場合には、入力部40から入力される操作信号に基づいて、画面をスクロール(移動)させて、注目箇所を順に表示部50に表示させる。例えば、注目箇所表示制御部211は、項目の内容における各注目箇所の行列に基づいて注目箇所を表示させる順を決定する。
図12は、本実施形態に係る表示部50が表示する表示態様の一例を示す概略図である。本図は、オブジェクト情報のある項目(見出し語)「take」の表示画面例G11である。注目箇所表示制御部211は、オブジェクト情報のある項目の内容を表示する際に、表示部50の上部にオブジェクト情報があることを示す「マーカ有」MEを表示する。また、注目箇所表示制御部211は、オブジェクトの付与された注目箇所を参照するためのポップアップMIを表示部50に表示する。ポップアップMIには、説明「マーカを引いてある見出し語です。マーカ箇所を参照しますか?」と、注目箇所を参照するイエスボタンMI1と、注目箇所を参照しないノーボタンMI2とが表示されている。注目箇所表示制御部211は、イエスボタンMI1が選択されると、オブジェクトが付与された注目箇所まで画面をスクロールして表示部50に表示する。また、注目箇所表示制御部211は、ノーボタンMI2が選択されると、ポップアップMIを非表示にする。
図13は、本実施形態に係る表示部50が表示する表示態様の一例を示す概略図である。本図は、表示画面例G11においてイエスボタンMI1が選択された場合に表示される表示画面例G12である。注目箇所表示制御部211は、オブジェクトが付与された最初の注目箇所「9a ○○・・・○○ 文」M1が最上部になるように画面をスクロール(移動)して表示部50に表示させる。また、注目箇所表示制御部211は、オブジェクトが付与された注目箇所を移動するためのポップアップMMを表示部50に表示する。ポップアップMMは、説明「マーカ箇所を移動します。」と、次の注目箇所に移動するための次マーカボタンMM1と、前の注目箇所に移動するための前マーカボタンMM2と、移動を中止するためのキャンセルボタンMM3とが表示されている。注目箇所表示制御部211は、次マーカボタンMM1が選択されると、次の注目箇所まで画面をスクロールして表示部50に表示させる。また、注目箇所表示制御部211は、前マーカボタンMM2が選択されると、前の注目箇所まで画面をスクロールして表示部50に表示させる。また、注目箇所表示制御部211は、キャンセルボタンMM3が選択されると、ポップアップMMを非表示にする。
図14は、本実施形態に係る表示部50が表示する表示態様の一例を示す概略図である。本図は、表示画面例G12において次マーカボタンMM1が選択された場合に表示される表示画面例G13である。注目箇所表示制御部211は、オブジェクトが付与された次の注目箇所「5a ○○・・・○○ 文」M2が最上部になるように画面をスクロールして表示部50に表示させる。また、注目箇所表示制御部211は、表示画面例G13において、前マーカボタンMM2が選択されると、前の注目箇所まで画面をスクロールして表示画面例G12を表示部50に表示させる。
図15は、本実施形態に係る制御部20aのオブジェクト移動処理の一例を示すフローチャートである。注目箇所表示制御部211は、上述したステップST104の処理において、本図に示す処理を実行する。
(ステップST201)注目箇所表示制御部211は、オブジェクトが付与された注目箇所を参照する指示が入力されたか否かを判定する。具体的には、注目箇所表示制御部211は、ポップアップMI(例えば、図12参照)を表示部50に表示し、ポップアップMIに表示されたイエスボタンMI1が選択された場合に、注目箇所を参照する指示が入力されたと判定する。注目箇所を参照する指示が入力されたと注目箇所表示制御部211が判定した場合には、ステップST202の処理に進む。また、注目箇所を参照する指示が入力されていない場合には、処理を終了する。
(ステップST202)注目箇所表示制御部211は、最初の注目箇所まで画面をスクロール(移動)して表示部50に表示する。その後、ステップST203の処理に進む。
(ステップST203)注目箇所表示制御部211は、次の注目箇所を表示する指示が入力されたか否かを判定する。具体的には、注目箇所表示制御部211は、ポップアップMM(例えば、図13参照)を表示部50に表示し、ポップアップMMに表示された次マーカボタンMM1が選択された場合に、次の注目箇所を表示する指示が入力されたと判定する。次の注目箇所を表示する指示が入力されたと注目箇所表示制御部211が判定した場合には、ステップST204の処理に進む。また、次の注目箇所を表示する指示が入力されていないと注目箇所表示制御部211が判定した場合には、ステップST205の処理に進む。
(ステップST204)注目箇所表示制御部211は、次の注目箇所まで画面をスクロール(移動)して表示部50に表示する。その後、ステップST205の処理に進む。
(ステップST205)注目箇所表示制御部211は、前の注目箇所を表示する指示が入力されたか否かを判定する。具体的には、注目箇所表示制御部211は、ポップアップMMに表示された前マーカボタンMM2が選択された場合に、前の注目箇所を表示する指示が入力されたと判定する。前の注目箇所を表示する指示が入力されたと注目箇所表示制御部211が判定した場合には、ステップST206の処理に進む。また、前の注目箇所を表示する指示が入力されていないと注目箇所表示制御部211が判定した場合には、ステップST207の処理に進む。
(ステップST206)注目箇所表示制御部211は、前の注目箇所まで画面をスクロール(移動)して表示部50に表示する。その後、ステップST207の処理に進む。
(ステップST207)注目箇所表示制御部211は、注目箇所の移動を中止(キャンセル)する指示が入力されたか否かを判定する。具体的には、注目箇所表示制御部211は、ポップアップMMに表示されたキャンセルボタンMM3が選択された場合に、注目箇所の移動を中止する指示が入力されたと判定する。注目箇所の移動を中止する指示が入力されたと注目箇所表示制御部211が判定した場合には、処理を終了する。また、注目箇所の移動を中止する指示が入力されていないと注目箇所表示制御部211が判定した場合には、ステップST203の処理に戻る。
このように、本実施形態によれば、辞書機能を備える電子機器(電子辞書10a)は、電子辞書10の構成に加えて、オブジェクト情報記憶部32に記憶した注目箇所が、表示する項目の内容に含まれる場合に、当該注目箇所が表示されるように項目の内容を表示部50に表示させる注目箇所表示制御部211を備える。
これにより、辞書機能を備える電子機器(電子辞書10a)は、オブジェクト情報のある項目を表示する際に、オブジェクトの付与された注目箇所まで自動的に画面をスクロール(移動)して表示部50に表示することができる。このため、ユーザはオブジェクトの付与された注目箇所を容易に確認することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図16は、本実施形態に係る電子辞書10bの構成の一例を示す概略ブロック図である。なお、本図において、図1に示す電子辞書10と同一の構成には同一の符号を付し、その説明を省略する。本実施形態における電子辞書10bは、第1の実施形態における電子辞書10の制御部20に代えて制御部20bを備え、記憶部30に代えて記憶部30bを備える。制御部20bは、第1の実施形態における制御部20の構成に加えて単語帳制御部221を備える。記憶部30bは、第1の実施形態における記憶部30の構成に加えて単語帳データ記憶部33を備える。
単語帳制御部221は、オブジェクト情報記憶部32に記憶したオブジェクト情報の項目と当該項目の注目箇所とから構成される単語帳を生成し、生成した単語帳を表示部50に表示させる。単語帳に含める項目は、辞書の種類やオブジェクトの種類等により絞り込むことができる。
単語帳データ記憶部33は、単語帳にある各項目の内容(注目箇所)を覚えていたか忘れていたかを示す学習結果を記憶する。
図17は、本実施形態に係る表示部50が表示する表示態様の一例を示す概略図である。本図は、入力部40が単語帳の表示を指示する入力を受け付けた場合に、表示部50に表示される単語帳の表示画面例G21である。表示画面例G21は、辞書として「英和辞書A」が選択され、オブジェクトとして「青マーカオブジェクト」が選択された場合における単語帳の表示画面例である。単語帳制御部221は、本例の場合、英和辞書Aにある項目であって、青マーカオブジェクトが付与された項目をオブジェクト情報記憶部32から読み出し、読み出した項目と青マーカオブジェクトが付与された注目箇所とからなる単語帳を生成する。そして、単語帳制御部221は、生成した単語帳の項目と注目箇所とを対応付けて順(例えばアルファベット順)に領域AA21に一覧表示する。このとき、単語帳制御部221は、直近の過去3回における学習結果RLを各項目に対応付けて表示する。学習結果は、各項目の注目箇所を覚えていたか忘れていたかを示す。学習結果「○」は覚えていたことを示し、学習結果「×」は忘れていたことを示す。また、単語帳制御部221は、一覧表示された項目のうち、選択カーソルSA21のある項目「aboard」の青マーカオブジェクトが付与された注目箇所「前 ○○・・・○○」MP21が最上部になるように項目「aboard」の内容を領域AA22に表示する。
単語帳制御部221は、学習結果クリアボタンCRが選択されると、単語帳データ記憶部33が記憶している学習結果を削除して、学習結果RLをクリアする。また、単語帳制御部221は、学習開始ボタンSTが選択されると、選択カーソルSA21のある項目「aboard」の暗記カードを表示部50に表示する。暗記カードは、表が項目、裏が注目箇所の単語カードである。
図18は、本実施形態に係る表示部50が表示する表示態様の一例を示す概略図である。本図は、表示画面例G21において学習開始ボタンSTが選択された場合に表示される表示画面例G22である。単語帳制御部221は、表示画面例G21において学習開始ボタンSTが選択されると、選択カーソルSA21のある項目「abroad」WD1と、覚えていたボタンRWと、忘れていたボタンFWと、確認ボタンCKと、ポップアップCDとを表示部50に表示する。ポップアップCDには、説明「暗記カード」と、次カードボタンCD1と、前カードボタンCD2と、中止ボタンCD3とが表示されている。
単語帳制御部221は、次カードボタンCD1が選択されると、単語帳の次の項目の暗記カードを表示部50に表示する。また、単語帳制御部221は、前カードボタンCNが選択されると、単語帳の前の項目の暗記カードを表示部50に表示する。また、単語帳制御部221は、中止ボタンCD3が選択されると、学習を中止して、表示部50の表示を表示画面例G21に戻す。
単語帳制御部221は、覚えていたボタンRWが選択されると、当該項目「abroad」に対応する学習結果に覚えていたことを示すデータ「○」を書き込んで単語帳データ記憶部33に記憶する。また、単語帳制御部221は、忘れていたボタンFWが選択されると、当該項目「abroad」に対応する学習結果に忘れていたことを示すデータ「×」を書き込んで単語帳データ記憶部33に記憶する。また、単語帳制御部221は、確認ボタンCKが選択されると、項目「abroad」において青マーカオブジェクトが付与された注目箇所を表示部50に表示する。
図19は、本実施形態に係る表示部50が表示する表示態様の一例を示す概略図である。本図は、表示画面例G22において確認ボタンCKが選択された場合に表示される表示画面例G23である。単語帳制御部221は、表示画面例G22において確認ボタンCKが選択されると、領域AA23に当該項目「abroad」を表示するとともに、領域AA24に当該項目「abroad」に対応する内容と戻るボタンBKとを表示する。単語帳制御部221は、項目に対応する内容を表示する際に、青マーカオブジェクトが付与された注目箇所「前 ○○・・・○○」が最上部になるように表示する。なお、項目に対応する内容は、スクロールして他の内容(意味)も表示可能である。単語帳制御部221は、戻るボタンBKが選択されると、表示部50の表示を表示画面例G22に戻す。
図20は、本実施形態に係る制御部20bの単語帳制御処理の一例を示すフローチャートである。単語帳制御部221は、単語帳を表示する指示を入力部40が受け付けると、本図に示す処理を実行する。
(ステップST301)単語帳制御部221は、単語帳を表示部50に表示する(例えば、図17参照)。その後、ステップST302の処理に進む。
(ステップST302)単語帳制御部221は、学習を開始する指示が入力されたか否かを判定する。具体的には、単語帳制御部221は、学習開始ボタンSTが選択された場合に、学習を開始する指示が入力されたと判定する。学習を開始する指示が入力されたと単語帳制御部221が判定した場合には、ステップST303の処理に進む。また、学習を開始する指示が入力されていないと単語帳制御部221が判定した場合には、処理を終了する。
(ステップST303)単語帳制御部221は、暗記カード(例えば、図18参照)を表示部50に表示する。その後、ステップST304の処理に進む。
(ステップST304)単語帳制御部221は、暗記カードに表示している項目の内容をユーザが覚えていたか否かを判定する。具体的には、単語帳制御部221は、覚えていたボタンRWが選択された場合に覚えていたと判定し、忘れていたボタンFWが選択された場合に忘れていたと判定する。項目の内容を覚えていたと単語帳制御部221が判定した場合には、ステップST305の処理に進む。また、項目の内容を忘れていたと単語帳制御部221が判定した場合にはステップST306の処理に進む。
(ステップST305)単語帳制御部221は、暗記カードに表示している項目に対応する学習結果に覚えていたことを示すデータを書き込んで単語帳データ記憶部33に記憶する。その後、ステップST307の処理に進む。
(ステップST306)単語帳制御部221は、暗記カードに表示している項目に対応する学習結果に忘れていたことを示すデータを書き込んで単語帳データ記憶部33に記憶する。その後、ステップST307の処理に進む。
(ステップST307)単語帳制御部221は、次の項目を表示する指示が入力されたか否かを判定する。具体的には、単語帳制御部221は、次カードボタンCD1が選択された場合に、次の項目を表示する指示が入力されたと判定する。次の項目を表示する指示が入力されたと単語帳制御部221が判定した場合には、ステップST308の処理に進む。また、次の項目を表示する指示が入力されていないと単語帳制御部221が判定した場合には、ステップST309の処理に進む。
(ステップST308)単語帳制御部221は、単語帳の次の項目の暗記カードを表示部50に表示する。その後、ステップST304の処理に戻る。
(ステップST309)単語帳制御部221は、前の項目を表示する指示が入力されたか否かを判定する。具体的には、単語帳制御部221は、前カードボタンCD2が選択された場合に、前の項目を表示する指示が入力されたと判定する。前の項目を表示する指示が入力されたと単語帳制御部221が判定した場合には、ステップST310の処理に進む。また、次の項目を表示する指示が入力されていないと単語帳制御部221が判定した場合には、ステップST311の処理に進む。
(ステップST310)単語帳制御部221は、単語帳の前の項目の暗記カードを表示部50に表示する。その後、ステップST304の処理に戻る。
(ステップST311)単語帳制御部221は、項目の内容を確認する指示が入力されたか否かを判定する。具体的には、単語帳制御部221は、確認ボタンCKが選択された場合に、項目の内容を確認する指示が入力されたと判定する。項目の内容を確認する指示が入力されたと単語帳制御部221が判定した場合には、ステップST312の処理に進む。また、項目の内容を確認する指示が入力されていないと単語帳制御部221が判定した場合には、ステップST314の処理に進む。
(ステップST312)単語帳制御部221は、暗記カードの項目の内容(注目箇所)を表示部50に表示する(例えば、図19参照)。このとき、単語帳制御部221は、オブジェクトの付与された注目箇所が最上部になるように内容を表示する。その後、ステップST313の処理に進む。
(ステップST313)単語帳制御部221は、暗記カードに戻る指示が入力されたか否かを判定する。具体的には、単語帳制御部221は、戻るボタンBKが選択された場合に、暗記カードに戻る指示が入力されたと判定する。暗記カードに戻る指示が入力されたと単語帳制御部221が判定した場合には、ステップST303の処理に戻る。また、暗記カードに戻る指示が入力されていないと単語帳制御部221が判定した場合には、ステップST313の処理を再度実行する。
(ステップST314)単語帳制御部221は、暗記カードを中止する指示が入力されたか否かを判定する。具体的には、単語帳制御部221は、中止ボタンCD3が選択された場合に、暗記カードを中止する指示が入力されたと判定する。中止する指示が入力されたと単語帳制御部221が判定した場合には、処理を終了する。また、中止する指示が入力されていないと単語帳制御部221が判定した場合には、ステップST304の処理に戻る。
なお、本実施形態では、単語帳における項目の順序をアルファベット順としたが、これに限らず、登録された(オブジェクトが付与された)順やランダム等、設定に応じてその順序を変更できるようにしてもよい。
また、単語帳制御部221は、学習結果において忘れていた「×」が多い項目の表示頻度が高くなるように暗記カードを表示してもよい。例えば、単語帳制御部221は、暗記カードの項目を順に表示する場合には、学習結果「×」の多い項目の順序を先にする。また、単語帳制御部221は、暗記カードの項目をランダムに表示する場合には、学習結果「×」の多い項目の当たる確率を高くする。これにより、忘れていた項目を優先的に学習することができるため、ユーザの学習効率が向上する。
また、単語帳制御部221は、学習結果において覚えていた「○」がN回(例えば、3回)以上続いた項目を単語帳又は暗記カードに表示させないようにしてもよい。これにより、覚えている項目を何度も表示することがなくなり、ユーザの学習効率が向上する。
また、単語帳制御部221は、オブジェクトの付与された全ての項目を表示するモード、覚えていない項目を優先的に表示させるモード等を設け、各モードに応じて暗記カードに表示する項目を決定してもよい。
このように、本実施形態によれば、辞書機能を備える電子機器(電子辞書10b)は、電子辞書10の構成に加えて、オブジェクトの付与された注目箇所と当該注目箇所の項目とから構成される単語帳を表示部50に表示させる単語帳制御部221を備える。
これにより、辞書機能を備える電子機器(電子辞書10b)は、オブジェクトの付与された項目の単語帳を生成して表示することができる。このため、ユーザがマーカ等のオブジェクトを項目の内容に付与するだけで、単語帳を自動的に生成することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、単語帳制御部221は、単語帳データ記憶部33に記憶している学習結果を項目に対応付けて表示部50に表示しているため、ユーザは各項目の学習結果を容易に確認することができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。図21は、本実施形態に係る電子辞書10cの構成の一例を示す概略ブロック図である。なお、本図において、図1に示す電子辞書10と同一の構成には同一の符号を付し、その説明を省略する。本実施形態における電子辞書10cは、第1の実施形態における電子辞書10の制御部20に代えて制御部20cを備え、記憶部30に代えて記憶部30cを備える。制御部20cは、第1の実施形態における制御部20の構成に加えてコメント管理部231と有効期限管理部232とオブジェクト情報管理部233とを備え、対応付け部24に代えて対応付け部24cを備え、検索部25に代えて検索部25cを備える。記憶部30cは、第1の実施形態における記憶部30のオブジェクト情報記憶部32に代えてオブジェクト情報記憶部32cを備える。
コメント管理部231は、付与部23がオブジェクトを付与した注目箇所にコメントを付与する。例えば、コメント管理部231は、注目箇所にオブジェクトが付与されると、コメントの一覧を表示部50に表示する。そして、コメント管理部231は、コメントの一覧から選択されたコメントを当該注目箇所に付与する。或いは、コメント管理部231は、コメントを入力するコメント入力欄を表示部50に表示し、コメント入力欄に入力されたコメントを当該注目箇所に付与する。コメント管理部231は、付与したコメントを対応付け部24cに出力する。
有効期限管理部232は、付与部23がオブジェクトを付与した注目箇所に有効期限を付与する。例えば、有効期限管理部232は、注目箇所にオブジェクトが付与されると、有効期限の入力を受け付けるための有効期限入力欄を表示部50に表示し、有効期限入力欄に入力された有効期限を当該注目箇所に付与する。有効期限管理部232は、付与した有効期限を対応付け部24cに出力する。また、有効期限管理部232は、所定のタイミング(例えば、電子辞書10cの起動時)に、オブジェクト情報記憶部32cを参照し、有効期限が過ぎているオブジェクト情報をオブジェクト情報記憶部32cから削除する。
対応付け部24cは、第1の実施形態における対応付け部24の機能に加えて、注目情報と、識別情報と、付与情報と、コメント管理部231から入力されたコメントと、現在の日時と、有効期限管理部232から入力された有効期限とを対応付けて、オブジェクト情報としてオブジェクト情報記憶部32cに記憶させる。
検索部25cは、第1の実施形態における検索部25の機能に加えて、コメントをオブジェクト検索対象とする。例えば、検索部25cは、各オブジェクト情報に付与されたコメントの一覧を表示し、一覧から選択されたコメントが付与されたオブジェクト情報をオブジェクト情報記憶部32cから読み出す。そして、検索部25cは読み出したオブジェクト情報から、辞書データ識別情報が表す辞書データのアイコンと項目識別情報が表す項目と注目箇所とを、オブジェクト検索結果として表示部50に表示させる。
検索部25cは、オブジェクト検索結果を日付で並べ替える指示を入力部40が受け付けると、表示したオブジェクト検索結果をオブジェクトの付与された日時の順に並べ替えて表示する。
オブジェクト情報管理部233は、オブジェクト情報の注目箇所が参照されると、現在の日時を当該オブジェクト情報の最終参照日時としてオブジェクト情報記憶部32cに書き込む。最終参照日時は、注目箇所が最後に参照された日時である。また、オブジェクト情報管理部233は、所定のタイミング(例えば、電子辞書10c起動時等)になると、所定期間α以上参照されていないオブジェクト情報をオブジェクト情報記憶部32cから読み出し、アラーム「覚えていますか?」とともに、読み出したオブジェクト情報の項目を表示部50に表示する。所定期間α以上参照されていないオブジェクト情報とは、最終参照日時から所定期間α以上経過しているオブジェクト情報である。なお、所定期間αは、青マーカオブジェクトの場合は3か月、黄マーカオブジェクトの場合は6か月、赤マーカオブジェクトの場合は1年等、オブジェクトの種類に応じて異なっていてもよい。
オブジェクト情報記憶部32cは、第1の実施形態におけるオブジェクト情報記憶部32が記憶するデータに加えて、各オブジェクト情報のコメントと、オブジェクトが付与された日時と、有効期限と、最終参照日時とを記憶する。
図22は、本実施形態に係るオブジェクト情報記憶部32cが記憶するオブジェクト情報の一例を示す概略図である。図示するように、オブジェクト情報は、注目情報と、識別情報と、付与情報と、日時情報と、コメント情報と、有効期限と、最終参照日時とを有する。日時情報は、オブジェクトが付与された日時である。コメント情報は、注目箇所に付与されたコメントである。
図23は、本実施形態に係る表示部50が表示する表示態様の一例を示す概略図である。本図は、注目箇所にコメントを付与するための表示画面例G31である。コメント管理部231は、注目箇所「○○・・・○○」にオブジェクトが付与されると、コメントを付与するためのポップアップCM1を表示部50に表示する。ポップアップCM1には、説明「コメントの種類を選択してください。新しいコメント作成する場合には、『追加』を押してください。」と、選択ボタンCB1と、取り消しボタンCB2と、追加ボタンCB3と、戻るボタンCB4と、コメント一覧CLとが表示されている。コメント一覧CLには、過去に入力したコメントの一覧が表示されている。
コメント管理部231は、選択ボタンCB1が選択されると、コメント一覧CLにおいて選択されているコメント「○○高校2年 △期模擬試験対策」C11を注目箇所「○○・・・○○」に付与する。また、コメント管理部231は、取り消しボタンCB2が選択されると、コメントの付与を取り消す。また、コメント管理部231は、追加ボタンCB3が選択されると、コメントを新たに記入するためのコメント入力欄を表示部50に表示する。また、コメント管理部231は、戻るボタンCB4が選択されると、ポップアップCM1を非表示にする。
図24は、本実施形態に係る表示部50が表示する表示態様の一例を示す概略図である。本図は、表示画面例G31において追加ボタンCB3が選択された場合に表示される表示画面例G32である。コメント管理部231は、追加ボタンCB3が選択されると、ポップアップCM2を表示部50に表示する。ポップアップCM2には、説明「新しいコメントを作成します。入力し『決定』を押します。中止する場合は『中止』を押します。」と、中止ボタンCB21と、決定ボタンCB22と、コメントを入力するためのコメント入力欄CIとが表示されている。コメント管理部231は、中止ボタンCB21が選択されると、コメントの入力を中止して、表示部50の表示を表示画面例G31に戻す。また、コメント管理部231は、決定ボタンCB22が選択されると、コメント入力欄CIに入力されたコメント「○○高校2年 △期模擬試験対策」を注目箇所「○○・・・○○」に付与して、表示部50の表示を表示画面例G31に戻す。
図25は、本実施形態に係る制御部20cのオブジェクト情報記憶処理の一例を示すフローチャートである。制御部20cは、上述したステップS112の処理の際に、本図に示す処理を実行する。
(ステップST401)付与部23は、選択されたオブジェクトを選択された注目箇所に付与する。その後、ステップST402の処理に進む。
(ステップST402)付与部23は、当該注目箇所に当該オブジェクトを付与して表示部50に表示する。その後、ステップST403の処理に進む。
(ステップST403)コメント管理部231は、コメントの入力を受け付ける(例えば、図23又は図24参照)。コメント管理部231は、入力されたコメントを選択された注目箇所に付与する。その後、ステップST404の処理に進む。
(ステップST404)有効期限管理部232は、有効期限の入力を受け付ける。有効期限管理部232は、入力された有効期限を選択された注目箇所に付与する。その後、ステップST405の処理に進む。
(ステップST405)対応付け部24cは、注目箇所を表す情報と、ステップST401において付与されたオブジェクトと、ステップST403において付与されたコメントと、ステップST404において付与された有効期限と、現在の日時とを含むオブジェクト情報をオブジェクト情報記憶部32cに書き込んで記憶する。その後、処理を終了する。
このように、本実施形態によれば、辞書機能を備える電子機器(電子辞書10c)は、電子辞書10の構成に加えて、オブジェクトを付与した注目箇所にコメントを付与するコメント管理部231をさらに備える。
これにより、辞書機能を備える電子機器(電子辞書10c)は、付与したコメントの一覧から注目箇所を参照することができる。このため、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、対応付け部24cは、日時情報をオブジェクト情報に付与してオブジェクト情報記憶部32cに記憶する。検索部25cは、オブジェクト検索結果を日時で並べ替える指示を入力部40が受け付けると、表示したオブジェクト検索結果を日時情報の順に並べ替えて表示する。これにより、ユーザが古いオブジェクト(例えば、マーカ等)を整理することができる。
また、有効期限管理部232は、注目箇所に有効期限を付与する。有効期限管理部232は、現在日時と各オブジェクト情報の有効期限とを比較し、有効期限の過ぎているオブジェクト情報をオブジェクト情報記憶部32cから削除する。これにより、試験用、暗記用等の一時的な利用の為に設定したオブジェクトを自動的に整理することができる。なお、本実施形態では、有効期限管理部232は、有効期限の過ぎているオブジェクト情報を自動的に削除しているが、これに限らず、「削除しますか?」等のメッセージが記載された確認画面を表示し、確認画面で削除することが選択された場合に、オブジェクト情報を削除してもよい。また、本実施形態では、有効期限管理部232は、有効期限の過ぎているオブジェクト情報をオブジェクト情報記憶部32cから削除しているが、これに限らず、有効期限を過ぎているオブジェクト情報を単語帳から除外してもよい。
また、オブジェクト情報管理部233は、所定期間以上参照されていないオブジェクト情報を確認する表示を表示部50にする。これにより、所定期間以上参照されていないオブジェクト情報に関する注意喚起をユーザに促すことができる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。図26は、本実施形態に係る電子辞書10dの構成の一例を示す概略ブロック図である。なお、本図において、図1に示す電子辞書10と同一の構成には同一の符号を付し、その説明を省略する。本実施形態における電子辞書10dは、第1の実施形態における電子辞書10の制御部20に代えて制御部20dを備え、記憶部30に代えて記憶部30dを備える。制御部20dは、第1の実施形態における制御部20の構成に加えてオブジェクト情報制御部241を備える。記憶部30dは、第1の実施形態における記憶部30のオブジェクト情報記憶部32に代えてオブジェクト情報記憶部32dを備える。他の構成は、第1の実施形態と同様である。
オブジェクト情報制御部241は、入力部40から入力される操作信号に基づいて、オブジェクト情報記憶部32dに記憶されているオブジェクト情報を読み出し、読み出したオブジェクト情報を記憶媒体又は他の装置に出力する。記憶媒体は、外部メモリやハードディスク等である。他の装置は、ネットワークに接続されたサーバ装置やパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット、携帯電話機等である。
オブジェクト情報記憶部32dは、オブジェクト情報を辞書毎に分割して保持する。図27は、本実施形態に係るオブジェクト情報記憶部32dが記憶するオブジェクト情報の一例を示す概略図である。図示するように、オブジェクト情報は、辞書IDと、マーカ種類と、文字位置情報と、付箋情報と、日時情報と、コメント情報と、ユーザ情報とを有する。辞書IDは、辞書データの識別情報である。マーカ種類(付与情報)は、マーカの種類である。文字位置情報(注目情報及び識別情報)は、注目箇所の文字列や内容における注目箇所の行及び列である。付箋情報(付与情報)は、付箋に関する情報である。日時情報は、オブジェクトが付与された日時である。コメント情報は、注目箇所に付与されたコメントである。ユーザ情報は、ユーザに関する情報である。
このように、本実施形態によれば、辞書機能を備える電子機器(電子辞書10d)は、電子辞書10の構成に加えて、オブジェクト情報を辞書毎に記憶するオブジェクト情報記憶部32dをさらに備える。
これにより、辞書機能を備える電子機器(電子辞書10d)は、オブジェクト情報を、辞書毎にバックアップや、他者と共有できる。また、過去のユーザのオブジェクト情報を辞書データに添付して販売することも可能である。
なお、上述した一実施形態における電子辞書10,10a,10b,10c,10dの一部、または全部をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、電子辞書10,10a,10b,10c,10dに内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。
また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、上述した実施形態における電子辞書10,10a,10b,10c,10dの一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現しても良い。電子辞書10の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化しても良い。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いても良い。
辞書機能を備える電子機器(電子辞書10)は、注目箇所に関する情報および複数の項目と当該項目のそれぞれに対応する内容を対応付けて記憶する記憶部30と、検索文字列に応じた前記注目箇所に関する情報および前記検索文字列に応じた項目と当該項目に対応する内容を前記記憶部30から検索する検索部(項目検索部21)と、前記検索部(項目検索部21)により検索された前記注目箇所に関する情報および項目と当該項目に対応する内容とを表示する表示部50と、前記表示部50に表示された項目に対応する内容の一部を注目箇所として選択する選択部22と、前記選択部22により選択された前記注目箇所と前記項目に対応する内容とを対応付ける対応付け部24と、を備え、前記注目箇所に関する情報は、前記選択部22がユーザの指定に応じて注目箇所を選択し、前記対応付け部24が前記注目箇所と前記検索部(項目検索部21)により検索された項目に対応する内容とを対応付けることで生成される。
ここで、注目箇所に関する情報とは、注目情報と識別情報とを含む情報である。注目情報とは、注目箇所における項目に対応する内容の一部の文字列や画像などの情報である。
また、識別情報とは、当該注目箇所における項目に対応する項目の項目識別情報と当該注目箇所における項目が含まれる辞書データの辞書データ識別情報と当該注目箇所における項目に対応する内容における行を識別する行識別情報および列を識別する列識別情報とを含む識別情報である。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、電子辞書10内でオブジェクト情報を使用しているが、各電子辞書10のオブジェクト情報を他の電子辞書10と共有できるようにしてもよい。この場合、サーバ装置が、各電子辞書10のオブジェクト情報を保持し、各電子辞書10からの要求に応じて保持しているオブジェクト情報を各電子辞書10に提供する。電子辞書10とサーバ装置はネットワークを介して接続する。各電子辞書10は、所定のタイミング(例えば、起動時)になると、サーバ装置に自装置のオブジェクト情報を送信する。電子辞書10は、サーバ装置に接続し、共有されているオブジェクト情報(共有オブジェクト情報)をマーカの種類やコメント等により検索して一覧表示し、一覧から各辞書の共有オブジェクト情報をダウンロードして参照することができる。これにより、学校の試験問題に関連した単語の解説や例文、誤った表現などをユーザ同士で共有して試験対策に利用できる。
また、電子辞書10は、オブジェクト情報を共有する際に、オブジェクト情報にユーザの属性情報を添付し、ユーザの属性情報ごとにオブジェクト情報を分類してもよい。属性情報は、例えば、高校生、大学生、社会人等である。電子辞書10は、オブジェクト情報をサーバ装置に送信する際に、オブジェクト情報にユーザの属性情報を添付する。サーバ装置は、マーカを持つ項目の統計データをユーザの属性情報毎にまとめ、まとめた統計データを各電子辞書10に送信して一覧表示させる。電子辞書10は、統計データを表示する際に、サーバ装置から統計データをダウンロードして受信する。これにより、電子辞書10は、ユーザの属性情報毎に、マーカ数の多い順などに並べ替えてオブジェクト情報を表示できる。また、サーバ装置は、ユーザの属性情報に限らず、オブジェクトの種類(マーカの種類や付箋情報等)毎にオブジェクト情報の統計データを生成して電子辞書10に送信してもよい。
また、電子辞書10は、オブジェクトの付与された注目箇所(例えば、マーカを引いた部分の文字列)のみを対象に検索を行える機能を備えていてもよい。例えば、電子辞書10は、「誤った表現」、「間違い」、「慣用句」など一定の分類でオブジェクト情報を検索する。これにより、オブジェクトの付与された注目箇所を一定の分類でまとめて探したい場合等に利用することができる。
また、電子辞書10は、項目の内容(例えば、辞書の訳、説明部分)に一括でオブジェクト(例えば、マーカ)を自動的に付与する機能を備えていてもよい。例えば、電子辞書10は、訳の中の決まった語句(例えば、「解説」、「語法」、「間違いやすい表現」など)に一括で自動的にオブジェクト(例えば、マーカ)を付与する。語句の種類及び付与するオブジェクトは、ユーザが選択して設定可能である。また、電子辞書10は、自動的に付与したオブジェクトを一括削除すこともできる。
10,10a,10b,10c,10d 電子辞書
20,20a,20b,20c,20d 制御部
21 項目検索部
22 選択部
23 付与部
24,24c 対応付け部
25,25c 検索部
30,30b,30c,30d 記憶部
31 辞書データ記憶部
32,32c,32d オブジェクト情報記憶部
33 単語帳データ記憶部
40 入力部
50 表示部
60 タッチパネル
211 注目箇所表示制御部
221 単語帳制御部
231 コメント管理部
232 有効期限管理部
233 オブジェクト情報管理部
241 オブジェクト情報制御部

Claims (10)

  1. 複数の項目と当該項目のそれぞれの内容とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された項目と当該項目に対応する内容とを表示する表示部と、
    前記表示部に表示された前記項目に対応する内容の一部をユーザの指定に応じて注目箇所として選択する選択部と、
    前記選択部により選択された前記注目箇所と前記項目に対応する内容とを対応付けて前記記憶部に記憶させる対応付け部と、
    を備えることを特徴とする辞書機能を備える電子機器。
  2. 前記選択部により選択された前記注目箇所にオブジェクトを付与する付与部をさらに備えること
    を特徴とする請求項1に記載の辞書機能を備える電子機器。
  3. 前記付与部により前記注目箇所に付与される前記オブジェクトは、マーカ、アンダーライン、付箋のうち少なくともいずれか一つであり、
    前記対応付け部は、前記表示部に前記項目と前記オブジェクトが付与された前記項目に対応する内容とを表示させること
    を特徴とする請求項2に記載の辞書機能を備える電子機器。
  4. 前記付与部により前記注目箇所に付与された前記オブジェクトを所定の条件により検索する検索部をさらに備えること
    を特徴とする請求項2または請求項3に記載の辞書機能を備える電子機器。
  5. 前記ユーザからの操作入力を受け付ける入力部をさらに備え、
    前記対応付け部は、前記表示部に前記項目と前記オブジェクトが付与された前記項目に対応する内容とを表示しているときに、前記入力部が受け付けた前の操作に戻ることを表す操作入力に応じて、前記表示部に一つ前の画面を表示させること
    を特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の辞書機能を備える電子機器。
  6. 前記記憶部に記憶した注目箇所が、表示する項目の内容に含まれる場合に、前記注目箇所が表示されるように前記項目の内容を前記表示部に表示させる注目箇所表示制御部をさらに備えること
    を特徴とする請求項1に記載の辞書機能を備える電子機器。
  7. 前記記憶部に記憶した注目箇所と当該注目箇所の項目とから構成される単語帳を前記表示部に表示させる単語帳制御部をさらに備えること
    を特徴とする請求項1に記載の辞書機能を備える電子機器。
  8. 前記選択部により選択された前記注目箇所にコメントを付与するコメント管理部をさらに備えること
    を特徴とする請求項1に記載の辞書機能を備える電子機器。
  9. 前記選択部により選択された前記注目箇所と前記項目に対応する内容とを対応付けたオブジェクト情報を辞書毎に記憶するオブジェクト情報記憶部をさらに備えること
    を特徴とする請求項1に記載の辞書機能を備える電子機器。
  10. 複数の項目と当該項目のそれぞれの内容とを対応付けて記憶する記憶部を有する辞書機能を備える電子機器のコンピュータに、
    前記記憶部に記憶された項目と当該項目に対応する内容とを表示する表示ステップと、
    前記表示ステップにおいて表示された前記項目に対応する内容の一部をユーザの指定に応じて注目箇所として選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにより選択された前記注目箇所と前記項目に対応する内容とを対応付けて前記記憶部に記憶させる対応付けステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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