JP2015027955A - 爪の状態の改善用組成物 - Google Patents

爪の状態の改善用組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2015027955A
JP2015027955A JP2013157443A JP2013157443A JP2015027955A JP 2015027955 A JP2015027955 A JP 2015027955A JP 2013157443 A JP2013157443 A JP 2013157443A JP 2013157443 A JP2013157443 A JP 2013157443A JP 2015027955 A JP2015027955 A JP 2015027955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
nail
acetylglucosamine
glucosamine
condition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013157443A
Other languages
English (en)
Inventor
愛 板垣
Ai Itagaki
愛 板垣
彩乃 斉木
Ayano Saiki
彩乃 斉木
曉史 鶴田
Akifumi Tsuruta
曉史 鶴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Koyo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Chemical Co Ltd filed Critical Koyo Chemical Co Ltd
Priority to JP2013157443A priority Critical patent/JP2015027955A/ja
Publication of JP2015027955A publication Critical patent/JP2015027955A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

【課題】経口投与により爪の状態を改善する組成物を提供すること。【解決手段】グルコサミンおよびN−アセチルグルコサミンの少なくともいずれか一方、ケラチン加水分解物、ならびに大豆抽出物を含有する、経口投与される爪の状態の改善用組成物。【選択図】図1

Description

本発明は、爪の状態を改善するための経口組成物に関する。
爪は、指先を保護し、手足の機能に欠かすことができない重要な役割を担っていると共に、審美的にも大きな役割を果たしている。爪は、水仕事および他の手または足を使った作業により、ひび割れたりスジが生じたりする。このような爪の状態の劣化を防止することは健康を保つ上で重要であるとともに、ネイルケアとして美容の点でも重要である。
爪の外観を改善するために、爪表皮をケアする爪外用剤組成物(例えば特許文献1)に加えて、爪の外観の改善のための、経口摂取するタイプの組成物も開発されてきている(特許文献2および3)。
特開2008−127358 特開2006−514055 特開2011−42648
本発明の目的は、爪の状態を改善するための経口組成物を提供することにする。
本発明者らは、上記の目的を達成すべく研究を重ねた結果、グルコサミンおよびN−アセチルグルコサミンの少なくともいずれか一方、ケラチン加水分解物、ならびに大豆抽出物を含有する組成物が、経口摂取した場合に爪の状態を改善させるという意外な事実を見出し、本発明を完成するに至った。
項1.グルコサミンおよびN−アセチルグルコサミンの少なくともいずれか一方、ケラチン加水分解物、ならびに大豆抽出物を含有する、経口投与される爪の状態の改善用組成物。
項2.コラーゲンペプチド、グルコサミン、N−アセチルグルコサミン、ケラチン加水分解物、ならびに大豆抽出物を含有する、経口投与される爪の状態の改善用組成物。
項3.グルコサミンの含有量が500mg〜5,000mg、および/またはN−アセチルグルコサミンの含有量が100mg〜2,500mgである項1又は2に記載の爪の状態の改善用組成物。
項4.グルコサミンおよびN−アセチルグルコサミンの少なくともいずれか一方対ケラチン加水分解物の重量比は1:1〜20:1の範囲にあり、グルコサミンおよびN−アセチルグルコサミンの少なくともいずれか一方対大豆抽出物の重量比は1:1〜30:1の範囲にある項1〜3のいずれかに記載の爪の状態の改善用組成物。
項5.メチルスルフォニルメタンをさらに含む項1または2に記載の爪の状態の改善用組成物。
項6.リボフラビン、パントテン酸カルシウムおよびビオチンのうちの少なくとも一つであるビタミンB群の化合物をさらに含む項1〜3のいずれかに爪の状態の改善用組成物。
項7.1ヶ月以上連続して投与される、項1〜6のいずれか一項に記載の爪の状態の改善用組成物。
項8.L−アスコルビン酸2−グリコシドを含まない項1〜7のいずれか一項に記載の爪の状態の改善用組成物。
項9.グルコサミンおよびN−アセチルグルコサミンの少なくともいずれか一方、ケラチン加水分解物、ならびに大豆抽出物の組み合わせの、爪の状態の改善用組成物を製造するための使用。
項10.グルコサミンおよびN−アセチルグルコサミンの少なくともいずれか一方、ケラチン加水分解物、ならびに大豆抽出物を含む爪の状態の改善用食品組成物を経口摂取することを含む、該組成物の使用。
本発明の組成物を経口摂取することにより、爪の状態が改善され、健康および/または美容の上で有用である。
本発明の組成物を60日間経口摂取した場合の爪に対する有効性試験の結果を示すグラフ。
本明細書において、「爪の状態」という用語は爪の質および外観を含み、爪の質の改善には例えば爪の水分量の増加、爪の強度の増大などが含まれるがこれに限定されず、爪の外観の改善には例えば爪スジの減少、爪のひび割れや欠けの減少、爪の表面の凹凸の減少、爪表面のつやの増大などが含まれるがこれに限定されない。
本発明の経口投与される爪の状態の改善用組成物(以下、「本発明の組成物」とも称する)は、グルコサミンおよびN−アセチルグルコサミンの少なくともいずれか一方、ケラチン加水分解物、ならびに大豆抽出物を含有する。
グルコサミンは、自然界ではエビやカニなどの甲殻類のキチンの主成分として存在する、グルコースの2位の水酸基がアミノ基に置換されたアミノ糖である。グルコサミンは、公知の方法、例えば甲殻類の外殻のカルシウムおよびタンパク質を塩酸水溶液および水酸化ナトリウム水溶液を用いて取り除き、それにより生じたキチンを塩酸または硫酸で加水分解する方法により製造してもよいし、または市販のグルコサミン、例えば商品名「コーヨーグルコサミン」(甲陽ケミカル株式会社)などを用いてもよい。
N−アセチルグルコサミンは、グルコサミンの2位のアミノ基がアセチル化されたものである。N−アセチルグルコサミンは公知の方法により製造してもよいし、または市販のN−アセチルグルコサミン、例えば商品名「コーヨーN−アセチルグルコサミンPG」(甲陽ケミカル株式会社)などを用いてもよい。グルコサミンおよび/またはN−アセチルグルコサミンの1日の投与量は爪の状態の改善をもたらす量であれば適切に決定されてよいが、グルコサミンは通常100mg〜10g、好ましくは各成分100mg〜5gであり、より好ましくは200mg〜5,000mg、さらに好ましくは500mg〜2,000mg、最も好ましくは1,000〜1,500mgである。N−アセチルグルコサミンは通常100mg〜10g、好ましくは各成分100mg〜5g、より好ましくは200mg〜3,000mg、最も好ましくは200〜1500mgである。
好ましくは、本発明の組成物は、グルコサミンおよびN−アセチルグルコサミンの両方を含む。この場合、グルコサミン対N−アセチルグルコサミンの比は特には限定されないが、通常1:1〜10:1、好ましくは2:1〜7:3である。
ケラチン加水分解物は、ケラチンを切断し、低分子化したポリペプチドを示す。ケラチン加水分解物としては、牛、豚、鶏等動物の皮膚や羽毛などを酸にて加水分解したものなど、市販のものを用いることができる。ケラチン加水分解物の1日の投与量は爪の状態の改善をもたらす量であれば適切に決定されてよいが、通常50mg〜10g、好ましくは各成分50mg〜1g、より好ましくは50mg〜500mg、最も好ましくは100〜300mgである。
大豆抽出物は、本明細書ではポリアミンを含有する大豆抽出物を指し、特にはポリアミン含有量が40%以上の大豆抽出物を指す。ポリアミンを含有する大豆抽出物は、保湿作用、コラーゲン生成促進作用、およびヒアルロン酸生成促進作用等を有することが知られている(特開2009-234936)。ポリアミンを含有する大豆抽出物は該文献に記載されているような公知の方法により製造してもよいし、市販のポリアミン含有大豆抽出物を用いてもよい。大豆抽出物の1日の投与量は爪の状態の改善をもたらす量であれば適切に決定されてよいが、通常50mg〜5g、より好ましくは50mg〜500mg、最も好ましくは50〜100mgである。
また、グルコサミンおよび/またはN−アセチルグルコサミン対ケラチン加水分解物の1日投与分のまたは組成物中の重量比は、爪の状態の改善をもたらす量であれば適切に決定されてよいが、通常、グルコサミンおよび/またはN−アセチルグルコサミンの重量がケラチン加水分解物の重量と同じかそれよりも大きく、好ましくはグルコサミンおよび/またはN−アセチルグルコサミン対ケラチン加水分解物の比は1:1〜20:1の範囲にある。
グルコサミンおよび/またはN−アセチルグルコサミン対ポリアミン含有大豆抽出物の1日投与分のまたは組成物中の重量比も、爪の状態の改善をもたらす量であれば適切に決定されてよいが、通常、グルコサミンおよび/またはN−アセチルグルコサミンの重量が大豆抽出物の重量と同じかそれよりも大きく、好ましくはグルコサミンおよび/またはN−アセチルグルコサミン対大豆抽出物の比は1:1〜30:1の範囲にある。
1実施形態において、本発明の組成物は、コラーゲンペプチド、グルコサミン、N−アセチルグルコサミンおよびN−アセチルグルコサミンの少なくともいずれか一方、ケラチン加水分解物、ならびに大豆抽出物を含有する。
コラーゲンペプチドは、魚、肉などの由来のコラーゲンをタンパク質加水分解酵素で処理して得られるペプチドであり、皮膚の弾力性や肌表面の潤いが向上するなどの美肌効果が報告されている。コラーゲンペプチドは、公知の方法により製造してもよいし、または市販のものを用いてもよい。コラーゲンペプチドの1日の投与量は爪の状態の改善をもたらす量であれば適切に決定されてよいが、通常100mg〜20gである。
上記の本発明の組成物は、メチルスルフォニルメタン(MSM)をさらに含んでもよい。メチルスルフォニルメタンは、生態に不可欠な有機硫黄化合物であり、ほとんど全ての生体内に自然に存在する天然の有機イオウ化合物である。メチルスルフォニルメタンは、単独でまたはグルコサミンなどと組み合わせて関節痛の改善やリウマチ等の炎症の低減の効果があることが報告されている(特開2004-113141および特開2009-051833)。メチルスルフォニルメタンは、公知の方法により製造してもよいし、または市販のメチルスルフォニルメタンを用いてもよい。メチルスルフォニルメタンの1日の投与量は爪の状態の改善をもたらす量であれば適切に決定されてよいが、通常1mg〜5gであり、より好ましくは1mg-100mgである。
本発明の組成物は、上記の成分に加えて、ローヤルゼリーをさらに含んでもよい。ローヤルゼリーは古くから健康食品や化粧品として販売されている、ミツバチが合成する物質であり、市販のものを入手することが可能である。ローヤルゼリーの1日の投与量は爪の状態の改善をもたらす量であれば適切に決定されてよいが、通常1mg〜5gである。
本発明の組成物は、上記の成分に加えて、1つまたは複数のビタミンB群の化合物をさらに含んでもよい。ビタミンB群の化合物は皮膚の修復や健康維持に効果があることが知られており、そのようなビタミンBとしてはチアミン(ビタミンB1)、リボフラビン(ビタミンB2)、ナイアシン(ビタミンB3)、パントテン酸(ビタミンB5とも呼ぶ、パントテン酸カルシウムを含む)、ピリドキシン、ピリドキサール、ピリドキサミン(ビタミンB6)、ビオチン(ビタミンB7)、葉酸(ビタミンB9)、およびシアノコバラミン(ビタミンB12)が挙げられる。好ましいビタミンB群の化合物は、リボフラビン、パントテン酸カルシウムおよびビオチンのうちの少なくとも一つである。各ビタミンBの投与量は爪の状態の改善をもたらす量であれば適切に決定されてよいが、通常0.1〜200mgである。
1つの実施形態において、本発明の組成物は、コラーゲンペプチド、グルコサミン、N−アセチルグルコサミンおよびN−アセチルグルコサミンの少なくともいずれか一方、ケラチン加水分解物、大豆抽出物、メチルスルフォニルメタン、ローヤルゼリー、パントテン酸カルシウム、ビオチン、およびリボフラビンを含有する。
理論に束縛されるわけではないが、グルコサミンおよびN−アセチルグルコサミンは、ヒアルロン酸の構成成分として作用し、ケラチン加水分解物は、爪を構成する主要なタンパク質であるケラチンの分解産物であるため爪の補修作用をし、ポリアミン含有大豆抽出物は、核酸の働きを強め、代謝を向上させる作用を有するため、これらの効果が組み合わさって爪の状態が改善されると考えられる。
さらには、グルコサミンおよびN−アセチルグルコサミン、ケラチン加水分解物、およびポリアミン含有大豆抽出物に、メチルスルフォニルメタンが加わることで皮膚の状態の改善が増強されていると考えられる。
1実施形態において、本発明の組成物は、特開2011−42648に記載された組成物と異なり、L−アスコルビン酸2−グリコシドを含まない。
本発明の組成物は人、特には爪の状態の改善を必要とする人に投与される。ここで、爪の状態の改善を必要とする人とは、爪が正常な状態にないことが客観的に認められる人でなくとも、主観的に爪の状態を改善したいと感じている人も含む。
本発明の組成物の投与量は、投与対象の年齢、性別、体重、健康状態、爪の状態などに従って、適宜決定される。例えば、成人に投与される場合の各成分の1日の投与量は、以下の通りである:コラーゲンペプチド 100mg〜20g、グルコサミン 100mg〜10g、N−アセチルグルコサミン 100mg〜10g、ケラチン加水分解物 50mg〜10g、(ポリアミン含有)大豆抽出物 50mg〜5g、メチルスルフォニルメタン 1mg〜5g、ローヤルゼリー 1mg〜5g ビタミンB(リボフラビン、パントテン酸カルシウム、ビオチンなどの各々) 0.1〜200mg。
本発明の組成物はさらに、経口剤に含まれていてもよい公知のビタミン、ミネラル類、植物または動物由来の添加物などの、任意成分を含んでいてもよい。
本発明の組成物は、食品組成物または医薬組成物であってよく、組成物をそのまま食品または医薬品として単体で使用してもよいが、爪の状態の改善の効果を損なわない範囲で、常法に従って公知の担体または添加剤と組み合わせて組成物または製剤としてもよい。かかる担体として、例えば、賦形剤、滑沢剤、増量剤、希釈剤、分散剤、糖類、崩壊剤、安定化剤、湿潤剤、乳化剤、結合剤、緩衝剤、溶解補助剤、ゲル化剤、懸濁剤等が挙げられる。添加剤として、例えばビタミン類、甘味料、有機酸、着色剤、繊維、電解質、ミネラル、抗酸化剤、保存剤、香料、および天然抽出物等が挙げられる。
本発明の睡眠改善用組成物を医薬品として使用する場合、製剤の分野の慣用法、例えば日本薬局方に記載の方法あるいはそれに準じた方法により製剤を製造することができる。
本発明の組成物は、経口投与可能ないかなる形態で提供されてもよく、それには、散剤、顆粒剤、錠剤、丸剤、カプセル剤等の固形製剤、またはシロップ剤、エリキシル剤、乳剤、ゼリー剤などの液状製剤とすることができる。
本発明の組成物が食品である場合、特定保健用食品および栄養機能食品等の保健機能食品、または健康食品および食物サプリメントを含む一般食品であってよい。食品の種類としては特に制限されず、例えばコーヒー、緑茶、スポーツ飲料、清涼飲料水等の各種飲料や、パン・菓子類や、麺類、魚肉練り製品、調味料、乳製品、大豆製品、各種総菜などが挙げられる。1実施形態において、本発明の組成物は、爪の状態を改善する作用を有する清涼飲料水として具現化される。
本発明の組成物の投与期間は限定されないが1週間以上、好ましくは1ヶ月以上、より好ましくは2ヶ月以上投与することが好ましい。投与頻度は1〜3日に1回または1日に1〜3回としてもよい。一実施形態では、本発明の組成物は1日1回、1ヶ月以上毎日連続して投与または摂取される。
本発明には、グルコサミンおよびN−アセチルグルコサミンの少なくともいずれか一方、ケラチン加水分解物、ならびに大豆抽出物の組み合わせの、爪の状態の改善用組成物を製造するための使用、ならびにグルコサミンおよびN−アセチルグルコサミンの少なくともいずれか一方、ケラチン加水分解物、ならびに大豆抽出物を含む爪の状態の改善用食品組成物を経口摂取することを含む、該組成物の使用も含まれる。
以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明がこれらに限定されないことは言うまでもない。
実施例1.飲料の摂取による爪の改善効果
本発明の組成物の一例として、以下の表1に示す組成を有する飲料を製造し、爪に対する有効性試験を行なった。
コラーゲンペプチドは商品名コラーゲンペプチド800F(新田ゼラチン株式会社製)を用いた。グルコサミンは商品名コーヨーグルコサミン(甲陽ケミカル株式会社製)を用いた。N−アセチルグルコサミンは商品名コーヨーN-アセチルグルコサミンPG(甲陽ケミカル株式会社製)を用いた。ケラチン加水分解物は商品名ケラチンSHパウダー(一丸ファルコス株式会社製)を用いた。大豆抽出物は商品名ソイポリア(コンビ株式会社製、ポリアミン含有量48%およびクエン酸含有量52%)を用いた。メチルスルフォニルメタンは商品名MSM−KW(株式会社協和ウェルネス製)を用いた。ローヤルゼリーは商品名脱蛋白ローヤルゼリーパウダー(株式会社アピ製)を用いた。
(試験方法)
爪スジ、爪肥厚、陥入爪などの爪の状態に問題のある成人被験者10名を対象に、上記飲料を60日間摂取させた。
爪に対する有効性の評価として、飲用前、飲用1カ月後、および飲用2カ月後の足爪の水分量の測定、および写真撮影を実施した。
足爪の水分量の測定方法の詳細は以下の通りである。爪サンプルを秤量ビンに入れて計量し、定温乾燥器(ヤマト科学株式会社製DV240S)を用いて105℃で2時間加熱した後、デシケーターで1時間放冷した。次に、サンプルの入った秤量ビンを電子天秤(メトラートレド製XS204)により計量し乾燥減量を求めた。
(結果)
被験者10名の足爪の水分量は本発明の飲料の飲用前の10.3%から、飲用1カ月で12.8%に有意に増加した(p=0.028、Student t-test)。また、飲用2カ月の時点では1カ月時とほぼ同等の水分量(12.4%)であった(図1)。また、肉眼で観察したところ、本発明の飲料の摂取後に、爪がより平坦で外見上も美しくなっていることが観察された(写真省略)。

Claims (10)

  1. グルコサミンおよびN−アセチルグルコサミンの少なくともいずれか一方、ケラチン加水分解物、ならびに大豆抽出物を含有する、経口投与される爪の状態の改善用組成物。
  2. コラーゲンペプチド、グルコサミン、N−アセチルグルコサミン、ケラチン加水分解物、ならびに大豆抽出物を含有する、経口投与される爪の状態の改善用組成物。
  3. グルコサミンの含有量が500mg〜5,000mg、および/またはN−アセチルグルコサミンの含有量が100mg〜2,500mgである請求項1又は2に記載の爪の状態の改善用組成物。
  4. グルコサミンおよびN−アセチルグルコサミンの少なくともいずれか一方対ケラチン加水分解物の重量比は1:1〜20:1の範囲にあり、グルコサミンおよびN−アセチルグルコサミンの少なくともいずれか一方対大豆抽出物の重量比は1:1〜30:1の範囲にある請求項1〜3のいずれかに記載の爪の状態の改善用組成物。
  5. メチルスルフォニルメタンをさらに含む請求項1または2に記載の爪の状態の改善用組成物。
  6. リボフラビン、パントテン酸カルシウムおよびビオチンのうちの少なくとも一つであるビタミンB群の化合物をさらに含む請求項1〜3のいずれかに爪の状態の改善用組成物。
  7. 1ヶ月以上連続して投与される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の爪の状態の改善用組成物。
  8. L−アスコルビン酸2−グリコシドを含まない請求項1〜7のいずれか一項に記載の爪の状態の改善用組成物。
  9. グルコサミンおよびN−アセチルグルコサミンの少なくともいずれか一方、ケラチン加水分解物、ならびに大豆抽出物の組み合わせの、爪の状態の改善用組成物を製造するための使用。
  10. グルコサミンおよびN−アセチルグルコサミンの少なくともいずれか一方、ケラチン加水分解物、ならびに大豆抽出物を含む爪の状態の改善用食品組成物を経口摂取することを含む、該組成物の使用。
JP2013157443A 2013-07-30 2013-07-30 爪の状態の改善用組成物 Pending JP2015027955A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013157443A JP2015027955A (ja) 2013-07-30 2013-07-30 爪の状態の改善用組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013157443A JP2015027955A (ja) 2013-07-30 2013-07-30 爪の状態の改善用組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015027955A true JP2015027955A (ja) 2015-02-12

Family

ID=52491944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013157443A Pending JP2015027955A (ja) 2013-07-30 2013-07-30 爪の状態の改善用組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015027955A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110680906A (zh) * 2019-11-12 2020-01-14 山东润德生物科技有限公司 一种氨糖骨胶肽钙颗粒剂

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110680906A (zh) * 2019-11-12 2020-01-14 山东润德生物科技有限公司 一种氨糖骨胶肽钙颗粒剂
CN110680906B (zh) * 2019-11-12 2020-10-09 山东润德生物科技有限公司 一种氨糖骨胶肽钙颗粒剂

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Batiha et al. Dairy-derived and egg white proteins in enhancing immune system against COVID-19
CN101296693B (zh) 持久力提高剂
CN101484158A (zh) 衰老抑制剂
JP7152062B2 (ja) 関節痛改善剤
JP4818177B2 (ja) 高齢者向け骨・筋肉増強促進組成物
US20080299146A1 (en) Satiating dietetic product
WO2013132668A1 (ja) イミダゾールペプチドとケルセチン配糖体を含有する組成物
CN102652021A (zh) 特应性皮炎预防剂
AU2014267613B2 (en) Active substance for treating sarcopenia
TWI612905B (zh) 一種用以對抗環境壓力之影響、改善免疫力及改善活力,同時處理維生素與礦物質缺乏症,而沒有高劑量營養補充品之不良副作用的多維生素/礦物質組配物
JP2017078032A (ja) 運動機能の向上剤
CN102511690A (zh) 一种抗肉鸡热应激的饲料配方
JP2015027955A (ja) 爪の状態の改善用組成物
JP4914594B2 (ja) 関節痛改善用食品組成物
JP2005027524A (ja) 経口アミノ酸組成物
ES2703523T3 (es) Tratamiento de emesis idiopática crónica en felinos y cánidos
KR20140106058A (ko) 수용성 연어이리 추출물 및 식물성 유산균을 포함하는 면역 증강용 조성물
CA3168682A1 (en) Vitality dietary supplement
WO2018101102A1 (ja) 食後gip上昇抑制剤
WO2017001515A1 (en) Marine peptides and muscle health
TWI714413B (zh) 以含有硫酸軟骨素的豬軟骨萃取物作為有效成分的血壓上升抑制劑及含有其的食品組成物
JP2019054769A (ja) 白髪抑制用食品
JP2001314173A (ja) 食品用組成物
KR20000024835A (ko) 키토산 올리고당이 함유된 사료첨가용 영양제조성물
JP2015129199A (ja) 爪およびその周囲の外観の改善剤組成物