JP2015027151A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2015027151A5
JP2015027151A5 JP2013154245A JP2013154245A JP2015027151A5 JP 2015027151 A5 JP2015027151 A5 JP 2015027151A5 JP 2013154245 A JP2013154245 A JP 2013154245A JP 2013154245 A JP2013154245 A JP 2013154245A JP 2015027151 A5 JP2015027151 A5 JP 2015027151A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
input
motor control
switch
synchronous communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013154245A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015027151A (ja
JP6281114B2 (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2013154245A priority Critical patent/JP6281114B2/ja
Priority claimed from JP2013154245A external-priority patent/JP6281114B2/ja
Publication of JP2015027151A publication Critical patent/JP2015027151A/ja
Publication of JP2015027151A5 publication Critical patent/JP2015027151A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6281114B2 publication Critical patent/JP6281114B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

モータ制御装置およびモータ制御システム
本発明は、液晶搬送装置や工作機械などの産業装置に使用される、複数のモータ制御装置間で処理を分散する機能を備えたモータ制御システムに関する。
従来、液晶搬送装置などの産業装置において、図3に示すようなモータ制御システムの構成となっており、位置指令生成演算器、位置・速度制御器、トルク制御器の機能が有効となっているモータ制御装置をマスター軸とし、トルク制御器の機能のみが有効となっているスレーブ軸とし、マスター軸の位置・速度制御器の出力であるトルク指令を、マスター軸のトルク制御器とスレーブ軸のトルク制御器へ入力し、マスター軸と同期したトルクをスレーブ軸が出力可能とすることで、モータトルクを複数軸で分散する(アシストする)システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、マスター軸、スレーブ軸を同期通信器で接続し、マスター軸で検出したデータをマスター軸、スレーブ軸各々に入力するタイミングについて同期する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−219601号公報 特開2012−90385号公報
解決しようとする問題点は、マスター軸での演算負荷に対し、スレーブ軸の演算負荷が軽いにも関わらず、モータ制御装置の機種数を削減することを目的に、スレーブ軸はマスター軸と同一のハードウェア、ソフトウェアを使用していることであり、このためスレーブ軸には必要とされる演算能力を超えたCPUが搭載されており、モータ制御装置を構成する材料費が高くなる課題があった。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、モータ制御装置のマスター軸、スレーブ軸ともに材料費を削減し、産業装置自体のコストダウンを図るモータ制御システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために請求項1に記載のモータ制御装置は、上位装置と複数のモータ制御装置を同期通信で接続し用いられるものであり、前記モータ制御装置は同期通信器を備え、位置指令演算器、切替器A、位置・速度制御器、切替器B、トルク制御器で行われる演算をCPU内で行い、前記トルク制御器の出力値を入力値とするモータ制御器を備え、前記切替器A、切替器Bの各入力と出力間の接続を切り替える条件をパラメータ値で
設定し、各パラメータ値を保存する保存器を備え、モータ制御装置はパラメータ値により、マスター軸とスレーブ軸に設定され、マスター軸の演算の一部をスレーブ軸で実行し、同期通信器を経由して演算結果をマスター軸、スレーブ軸間で交換し、各軸のトルク制御器への入力タイミングを同期することを特徴とする。
請求項1に記載のモータ制御装置によれば、マスター軸、スレーブ軸のモータ制御装置に搭載するCPUは、従来のものよりも演算能力の低いものに置き換えることが可能となり、CPUの単価を下げ、モータ制御装置の材料費を削減する。また、従来どおりマスター軸、スレーブ軸を同一のハードウェア、ソフトウェアで実現が可能なため、モータ制御装置の機種数を抑制でき、在庫削減が可能である。
本発明の実施の形態1におけるモータ制御システムの構成図 本発明の実施の形態1におけるモータ制御システムのタイミング図 従来のモータ制御システムの構成図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1は本発明の請求項1の基本構成を示す一例であり、図1を用いて説明する。
上位装置131と複数のモータ制御装置121を同期通信で接続している。
モータ制御装置121は同期通信器101を備え、同期通信器101の出力z3の出力値を入力値とする位置指令演算器102、入力a1、入力a2、出力a1、出力a2の各入力と出力間の接続を切り替えることが可能な切替器A103を備え、切替器A103の入力a1には位置指令演算器102の出力値を入力し、切替器A103の入力a2には同期通信器101の出力z1の出力値を入力し、切替器A103の出力a1の出力値を同期通信器101の入力z1に入力し、切替器A103の出力a2の出力値を位置・速度制御器104に入力し、入力b1、入力b2、出力b1、出力b2の各入力と出力間の接続を切り替えることが可能な切替器B105を備え、切替器B105の入力b1には位置・速度制御器104の出力値を入力し、切替器B105の入力b2には同期通信器101の出力z2の出力値を入力し、切替器B105の出力b1の出力値を同期通信器101の入力z2に入力し、切替器B105の出力b2の出力値をトルク制御器106に入力し、位置指令演算器102、切替器A103、位置・速度制御器104、切替器B105、トルク制御器106で行われる演算をCPU122内で行い、トルク制御器106の出力値を入力値とするモータ制御器107を備え、切替器A103、切替器B105の各入力と出力間の接続を切り替える条件をパラメータ値A、パラメータ値Bで設定し、各パラメータ値を保存する保存器108を備えている。モータ制御器107はモータ123と接続し、モータ123に流れた電流、モータ123内の位置センサ情報等をトルク制御器106と位置・速度制御器104に入力し、フィードバック制御を行うことで、モータ123の動作を制御している。
モータ制御装置121のうち、切替器A103の入力a1を出力a1へ接続し、切替器B105の入力b2を出力b2へ接続したものをスレーブ軸のモータ制御装置121Xとし、切替器A103の入力a2を出力a2へ接続し、切替器B105の入力b1を出力b1と出力b2へ接続したものをマスター軸のモータ制御装置121Yとする。
次に図2も用い、具体的な演算データの流れ、伝送タイミングを記載する。
上位装置131の同期通信器133より通信データがモータ制御装置121Xに送信され、通信データは位置指令演算器102に対する起動指令、目標位置、目標速度等であり、これらの値はモータ制御装置121Xの同期通信器101の出力Z3に設定され、位置指令演算器102に入力される。位置指令演算器102は位置指令値(制御演算周期間の位置移動量)を生成し、位置指令値は切替器A103を経由して同期通信器101の入力z1に入力される。この位置指令値は通信データに加算され、モータ制御装置121Yの同期通信器101の出力z1に設定される。
モータ制御装置121Yの同期通信器101の出力z1から切替器A103を経由して位置・速度制御器104に入力する。位置・速度制御器104の演算結果であるトルク指令値は切替器B105を経由して同期通信器101の入力z2に入力する。この時点では切替器B105の出力b2は出力することを一時保留する。保留する期間は保存器108から入力されたパラメータ値Cで決定される。同期通信器101の入力z2に入力されたトルク指令値は通信データに加算され、モータ制御装置121Xの同期通信器101の出力z2に設定され、切替器B105を経由してトルク制御器106に入力される。このモータ制御装置121Xのトルク制御器106にトルク指令値が入力されるタイミングにて、モータ制御装置121Yのトルク制御器106にトルク指令値が同期して入力されるように前記パラメータ値Cを設定する。
図2に示したタイミングの場合、モータ制御装置121Yの位置・速度制御器104で生成されたトルク指令値はトルク制御器106の演算(1)では使用されず、演算(2)で使用されればよく、トルク制御器106の演算1回分保留するように前記パラメータ値Cを設定しておく。
この構成とすることで、マスター軸、スレーブ軸のトルク指令が同時に反映されることとなり、同期した制御が可能となる。
また、図2からもわかるようにマスター軸のCPU122で位置指令演算を行う処理時間はないものの、スレーブ軸のCPU122の空き時間を活用し、マスター軸の位置指令演算を行うことが可能となる。
さらに、切替器A103、切替器B105の設定を可変としたことで、マスター軸、スレーブ軸を同一のハードウェア、ソフトウェアで実現が可能となる。
本発明のモータ制御装置およびモータ制御システムは、複数のモータ制御装置を同期通信器で接続し、モータを協調制御する液晶搬送装置などの産業装置に有用である。
101 同期通信器(上位装置に搭載)
102 位置指令演算器
103 切替器A
104 位置・速度制御器
105 切替器B
106 トルク制御器
107 モータ制御器
108 保存器
121、121X、121Y モータ制御装置
122 CPU(モータ制御装置に搭載)
123 モータ
131 上位装置
132 CPU(上位装置に搭載)
133 同期通信器(上位装置に搭載)

Claims (3)

  1. 上位装置と複数のモータ制御装置とを同期通信で接続し、動作するモータ制御装置であって、
    前記モータ制御装置はCPUと同期通信器と保存器とを含み、
    前記CPUは、
    位置指令演算器と位置・速度制御器とトルク制御器と切替器とを有し、
    複数の前記モータ制御装置の中で、どの1つの前記位置指令演算器で演算するか、また、どの1つの前記位置・速度制御器で演算するかを、前記保存器に保存されている複数のパラメータ値に基づいて前記切替器で切り替え、
    複数の前記モータ制御装置は、前記同期通信器を経由して前記位置指令演算器または前記位置・速度制御器の出力である演算結果を交換し、
    また、前記パラメータ値の設定により、複数の前記モータ制御装置の前記トルク制御器を各々の前記モータ制御装置の前記演算結果の出力を遅延させ、前記トルク制御器への前記演算結果の入力タイミングを同期させることを特徴とするモータ制御装置。
  2. 上位装置と複数のモータ制御装置とを同期通信で接続し、動作するモータ制御装置であって、
    前記モータ制御装置はCPUと同期通信器と保存器とを含み、
    前記CPUは、
    位置指令演算器と切替器Aと位置・速度制御器と切替器Bとトルク制御器とを有し、
    前記位置指令演算器の出力を、前記切替器Aの切り替えにより、この切替器Aを有する前記モータ制御装置または他の前記モータ制御装置の前記位置・速度制御器へ入力し、
    前記位置・速度制御器の出力を、前記切替器Bの切り替えにより、この切替器Bを有する前記モータ制御装置および他の前記モータ制御装置の前記トルク制御器へ入力し、
    前記切替器Aと前記切替器Bとの切り替え、および、複数の前記モータ制御装置がマスター軸かスレーブ軸かの設定を、前記保存器に保存されている複数のパラメータ値により設定し、
    前記モータ制御装置は、前記同期通信器を経由して前記位置指令演算器または前記位置・速度制御器の出力である演算結果を前記マスター軸と前記スレーブ軸間で交換し、
    前記パラメータ値の設定により、
    前記マスター軸と前記スレーブ軸との前記トルク制御器への前記演算結果の入力タイミングを同期させることを特徴とするモータ制御装置。
  3. 上位装置と複数のモータ制御装置を同期通信で接続し、
    前記上位装置は上位装置の同期通信機と上位装置のCPUとを備え、
    前記モータ制御装置はCPUと同期通信器と保存器とを備え、
    前記同期通信器は、
    入力z1と入力z2と出力z1と出力z2と出力z3とを有し、
    前記CPUは、
    前記同期通信器の前記出力z3の出力値を入力値とする位置指令演算器と、
    位置・速度制御器と、
    入力a1と入力a2と出力a1と出力a2とを有し各入力と出力間の接続を切り替えることが可能な切替器Aと、
    入力b1と入力b2と出力b1と出力b2とを有し各入力と出力間の接続を切り替えることが可能な切替器Bと、
    トルク制御器と含み、
    前記切替器Aは、
    前記入力a1には前記位置指令演算器の出力値を入力し、
    前記入力a2には前記同期通信器の前記出力z1の出力値を入力し、
    前記出力a1の出力値を前記同期通信器の前記入力z1に入力し、
    前記出力a2の出力値を前記位置・速度制御器に入力し、
    前記切替器Bは、
    前記入力b1には前記位置・速度制御器の出力値を入力し、
    前記入力b2には前記同期通信器の前記出力z2の出力値を入力し、
    前記出力b1の出力値を前記同期通信器の前記入力z2に入力し、
    前記出力b2の出力値を前記トルク制御器に入力し、
    前記位置指令演算器、前記切替器A、前記位置・速度制御器、前記切替器B、前記トルク制御器で行われる演算を前記CPU内で行い
    記保存器は前記切替器Aおよび前記切替器Bの各入力と出力間の接続を切り替える条件をパラメータ値A、パラメータ値Bで設定し、各パラメータ値を保存し、
    前記モータ制御装置のうち、
    前記切替器Aの前記入力a1を前記出力a1へ接続し、
    前記切替器Bの前記入力b2を前記出力b2へ接続したものをスレーブ軸のモータ制御装置Xとし、
    前記切替器Aの前記入力a2を前記出力a2へ接続し、
    前記切替器Bの前記入力b1を前記出力b2へ接続したものをマスター軸のモータ制御装置Yとし、
    前記上位装置の同期通信器より通信データが前記モータ制御装置Xに送信され、前記通信データは前記モータ制御装置Xの同期通信器の出力z3に設定され、
    前記モータ制御装置Xの同期通信器はこの同期通信器の入力z1、入力z2が取得した通信データに加算し前記モータ制御装置Yに送信し、
    前記モータ制御装置Yの同期通信器は取得した通信データよりこの同期通信器の出力z1、出力z2のデータを取り出すとともに、この同期通信器の入力z1、入力z2が取得した通信データに加算しモータ制御装置Xに送信し、
    前記モータ制御装置Xの同期通信器は取得した通信データよりこの同期通信器の出力z1、出力z2のデータを取り出し、
    前記モータ制御装置Yにおいて、前記モータ制御装置Yの切替器Bの入力b1の値をパラメータ値Cで設定された期間遅延して出力b2より出力値をトルク制御器に出力するように、前記パラメータ値Cを前記モータ制御装置Yの保存器に保存することにより、前記モータ制御装置Xおよび前記モータ制御装置Yのトルク制御器の出力タイミングが同期する
    ことを特徴とするモータ制御システム。
JP2013154245A 2013-07-25 2013-07-25 モータ制御装置およびモータ制御システム Active JP6281114B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013154245A JP6281114B2 (ja) 2013-07-25 2013-07-25 モータ制御装置およびモータ制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013154245A JP6281114B2 (ja) 2013-07-25 2013-07-25 モータ制御装置およびモータ制御システム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015027151A JP2015027151A (ja) 2015-02-05
JP2015027151A5 true JP2015027151A5 (ja) 2017-01-05
JP6281114B2 JP6281114B2 (ja) 2018-02-21

Family

ID=52491409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013154245A Active JP6281114B2 (ja) 2013-07-25 2013-07-25 モータ制御装置およびモータ制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6281114B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0731530B2 (ja) * 1989-04-27 1995-04-10 オ−クマ株式会社 同期制御nc装置
JP3337037B2 (ja) * 1992-11-10 2002-10-21 津田駒工業株式会社 工作機械のアタッチメントの同期運転方法
JP2001292587A (ja) * 2000-04-05 2001-10-19 Toshiba Corp 交流電動機制御装置
JP2008289259A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Mitsubishi Electric Corp 位置決め制御装置、駆動制御装置および制御システム演算交信処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2511780B1 (en) Industrial control system with distributed motion planning
WO2012124144A1 (ja) 演算ユニット、出力制御方法、およびプログラム
JP3852469B2 (ja) 同期コントローラおよびコントローラシステム
US10274936B2 (en) Control apparatus
EP2555068B1 (en) Synchronization control apparatus
CN104552311A (zh) 基于EtherCAT的智能工业机器人总线模块及其操作方法
JP2018097661A (ja) 生産システム、制御装置、および制御方法
JP6151669B2 (ja) 加工プログラム指令内容に応じてcpu負荷を分散可能な数値制御装置
WO2015166563A1 (ja) シミュレーションシステム、プログラマブルコントローラ、シミュレーション装置、エンジニアリングツール
JP2018129923A (ja) 制御システム、およびパルス出力装置
KR101313245B1 (ko) 모션제어 칩
CN110597191A (zh) 一种工业控制云服务系统
JP6281114B2 (ja) モータ制御装置およびモータ制御システム
CN104570952A (zh) 多轴插补控制方法与装置
JP2015027151A5 (ja)
JP4733695B2 (ja) 自動化システムのシミュレーションのための方法及び装置
US10241483B2 (en) Control device design method and control device
EP2798417A2 (en) A relay interface module for a distributed control system
US20160077509A1 (en) Programmable logic controller having low latency
JP5318745B2 (ja) プログラマブルコントローラ
JP2007241744A (ja) モーションコントローラとその指令方法
CN111061154A (zh) 一种用于工程控制的增量式网络化预测控制方法及系统
JP2014160367A (ja) 演算処理装置
JP5593949B2 (ja) プログラマブルロジックコントローラ
KR20140026875A (ko) 서보 모터 시스템의 마스터 장치