JP5318745B2 - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ Download PDF

Info

Publication number
JP5318745B2
JP5318745B2 JP2009294478A JP2009294478A JP5318745B2 JP 5318745 B2 JP5318745 B2 JP 5318745B2 JP 2009294478 A JP2009294478 A JP 2009294478A JP 2009294478 A JP2009294478 A JP 2009294478A JP 5318745 B2 JP5318745 B2 JP 5318745B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
time
processing
function
control function
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009294478A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011134197A (ja
Inventor
満 曽我
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Priority to JP2009294478A priority Critical patent/JP5318745B2/ja
Publication of JP2011134197A publication Critical patent/JP2011134197A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5318745B2 publication Critical patent/JP5318745B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Programmable Controllers (AREA)

Description

本発明は、設備や機械システムの動作をラダープログラムによって制御し、前記ラダープログラムの実行を行う制御機能と、前記ラダープログラムの転送や上位ホストとのデータ送受信を行う通信機能とを排他的に実行管理するプログラマブルコントローラ、及びプログラマブルコントローラにおける複数処理の時分割方法に関する。
プログラマブルコントローラ(以下、PLCという)は、工場などに設置されている多様な機械設備やプラント設備などを制御するための汎用制御装置として広く普及しており、ユーザが作成するラダープログラムをサイクリックに実行する制御機器である。
PLCには、機械設備の稼動状態をセンサやスイッチなどの機器を介してデジタル信号としてON/OFF情報を取り込む、或いはプラント設備の圧力情報や温度情報などをアナログ信号として取り込むなどの情報の入力を司る信号入力部を備える。PLCには、当該PLCに取り込まれたデジタル入力信号のON/OFF情報やアナログ信号量の大小に応じて必要な数値演算や論理演算を実行するためのシーケンスプログラムと呼ばれるプログラムが予め登録されている。このシーケンスプログラムは逐次処理され、その演算結果は、信号出力部と呼ばれる部分からデジタル信号やアナログ信号として当該信号出力部に接続された機械設備の動力源やプラント設備のバルブなどに伝達され、設備全体の高度な制御が実現される。
PLCには、この制御機能の他に、RS232C/USB/Ethernet(登録商標)等の通信ポートを有し、ラダープログラムの転送や上位ホストとのデータ送受信を行う通信機能を実行する必要がある。これらの機能を図1に示す典型的なPLCで実行する場合、MPU10に内蔵されるタイマを用い、特定の比率により制御機能と通信機能を時分割して処理を交互に行う方法がある。
ネットワークの負荷や中継機器の負荷などによって各フィールド機器間で必要となる通信時間が変動することを考慮して、フィールド機器の動作スケジュールを制御するフィールド制御システムが提案されている(特許文献1参照)。また、リアルタイムオペレーティングシステムで動作するスケジューラが、ユーザアプリケーションをサイクリックに実行制御するプログラマブルコントローラにおいて、システムに接続される転送モジュール数と、システム全体の転送ワード数に基づいて、データ転送処理全体に要する時間を求め、設定された実行時間と比較して判定を行うことが提案されている(特許文献2参照)。更に、ポーリング−/セレクション方式によって各子局とデータ通信を行うための基本通信サイクルを計測して本システム外へ読出し、その読み出した基本通信サイクル以上の実通信サイクルを設定する実通信サイクル設定手段についての提案がなされている(特許文献3参照)。
特開2009−59182号公報 特開2008−146357号公報 特開平06−230806号公報
制御機能と通信機能を時分割して処理を行う場合、実際に通信を行う必要がない場合でも、予め定めた比率により通信機能に割当てる時間を設けるため、その間は制御機能が実行できない。また、通信の応答性能をある程度満足させるため、通信機能に割当てる時間を確保しておく必要がある。制御機能と通信機能とに対してどの程度の割合で時分割させるかは、設備やシステム構成によって変わる。それゆえ、設定のためのレジスタを設け、ユーザが設定できるようにしている。したがって、実際に通信の有無に拘わらず通信機能に割当てた時間が設けられているため、通信が行われていない場合にはMPU10がアイドル状態となり、その間、MPU10の処理能力を十分に使いきれていない。
こうしたMPUの処理能力状況について図3を用いて説明する。図3では10ms毎に制御機能と通信機能を実行する場合のタイムチャートを示す。ここでは、制御機能と通信機能の実行時間の割合を7:3と設定しているものとし、通信機能に割当てられる時間は10ms中、3msである。仮に通信要求を受け付けてから、応答を返すまでに5ms必要な処理を実行する場合、周辺装置が要求を発行後に通信機能に割当てられた処理時間の最初で前記要求を受け付け、3ms期間はその通信処理にMPU10を使用する。その次は制御機能に割当てる期間(7ms)であるため前記通信処理は中断され、次の通信機能に割当てられた期間(3ms中の最初の2ms)で残りの処理を実行することとなる。
したがって、本来MPU10の能力を100%使用した場合には5msで終了する処理が、12ms(3ms+7ms+2ms)以上かかることとなる。更に、通信を行っていない場合には、そうした非通信状態であるにも拘わらず、10ms中、3msは通信機能を実行する時間に割当てられるため、前記時間は実際には何も処理しないアイドル状態となりMPU10の性能を十分に発揮することができない。仮に制御機能と通信機能の実行時間の割合を9:1とした場合では、前記5ms必要な通信要求を受付、応答を返すまでの時間は最短でも41msの時間が必要である。
そこで、制御機能と通信機能とを排他的に実行管理するプログラマブルコントローラにおいて、制御機能と通信機能とに費やすべき時間の配分に工夫を凝らすことで、アイドル状態となるのを可及的に回避する点で解決すべき課題がある。
この発明の目的は、制御機能と通信機能とを排他的に実行管理するプログラマブルコントローラにおいて、アイドル状態となるのを可及的に回避して、コントローラとしての性能を十分に発揮させることを可能にするプログラマブルコントローラ、及びそれにおける複数処理の時分割方法を提供することである。
本発明によるプログラマブルコントローラ及びその複数処理の時分割方法は、従来の課題を解決するものであり、設備や機械システムの動作をラダープログラムによって制御し、前記ラダープログラムの実行を行う制御機能と、前記ラダープログラムの転送や上位ホストとのデータ送受信を行う通信機能とを排他的に実行管理するプログラマブルコントローラにおいて、前記通信機能における通信要求毎に、前記通信機能における通信処理の負荷の大きさに応じて、前記制御機能と前記通信機能の実行時間配分をスケジューリングすることを特徴としている。
このプログラマブルコントローラ及びその複数処理の時分割方法によれば、通信機能における通信要求毎に、通信機能における通信処理の負荷の大きさに応じて、制御機能と通信機能の実行時間配分をスケジューリングするので、制御機能のための演算実行を行う制御処理と、周辺装置との通信処理とに対して、通信機能における通信処理の負荷の大きさに応じて、時分割にて行う際の時間配分がスケジューリングされるので、両処理における負荷分散の最適化を図ることができる。
このプログラマブルコントローラにおいて、前記通信処理の負荷をリアルタイムに検出する通信負荷検出処理を設け、前記制御機能と前記通信機能の処理を時分割にて割当てる際の割合を動的に変更するスケジューラとを備えることができる。また、前記通信要求がされた際に、前記通信処理の負荷として、前記通信要求の種類及び扱うデータサイズに基づいて、前記通信処理に要する処理時間を算出することができる。通信処理に要する処理時間は、通信要求の種類及び扱うデータサイズに応じて長短が変わるものであるので、そうした通信要求の種類及び扱うデータサイズに応じて処理時間を算出して求めることができる。また、前記通信要求の種類と前記データサイズに対応する前記処理時間が予め通信負荷テーブルとして定められており、前記通信要求がされたことに応じて前記通信負荷テーブルを参照し、前記通信処理の負荷として前記処理時間を算出することができる。更に、前記通信負荷テーブルにおける前記処理時間は、ユーザにより設定可能とされる。
通信処理の負荷として通信要求の種類及び扱うデータサイズに基づいて処理時間を算出するプログラマブルコントローラにおいて、前記制御機能に割り当てられる制御実行基本時間と前記通信機能に割り当てられる通信実行基本時間とが配分されたスケジューリング単位時間が連続して繰り返されて設定されており、前記通信要求がされた際に、算出された前記通信要求による前記処理時間が前記通信実行基本時間よりも長いことに応じて、当該スケジューリング単位時間に拘わらず前記通信機能を継続して実行するようにスケジューリングすることができる。即ち、制御実行基本時間とその後の通信実行基本時間スケジューリング単位時間が連続して繰り返されて設定されている中で、通信要求による処理時間が通信実行基本時間より長い場合には、スケジューリング単位時間の枠に拘わらず、通信機能を優先させて継続して実行することができる。
また、算出された前記通信要求による前記処理時間が、前記スケジューリング単位時間より短く設定された最大連続実行時間より長いことに応じて、前記通信機能を前記最大連続実行時間毎に区切り、前記通信機能の合間に前記制御機能を実行するようにスケジューリングすることができる。通信処理に要する処理時間が長い場合には、制御機能のための実行時間が長期に渡って停止する可能性があるので、処理時間が例えば予め定められた最大連続実行時間より長い場合には、通信機能を最大連続実行時間毎に区切り、通信機能の合間に制御機能を実行して、制御機能を確保することが好ましい。更に、前記最大連続実行時間とその後に実行される前記制御機能の処理時間との合計時間の長さは、前記スケジューリング単位時間の長さとすることができる。この場合には、最大連続実行時間で実行される通信機能と、その後のスケジューリング単位時間までの残り時間で制御機能を確保することができる。
本発明によるプログラマブルコントローラ、及びプログラマブルコントローラにおける複数処理の時分割方法は、上記のように構成されているので、制御演算実行処理と周辺装置との通信処理とを時分割にて行う際の負荷の分散について最適化が図られ、通信機能に割当てる時間において通信が行われていない場合のアイドル状態となる時間を低減することができ、その分を制御機能に割当てることにより、機器制御の高速処理が可能となる。また、通信負荷が大きい処理を行う場合は、通信機能に割当てる時間を増やすことで通信応答性能の改善を図ることができる。
本発明によるプログラマブルコントローラの一実施例を示す構成図である。 CPUモジュールのソフトウェア構成を示す概略図である。 本発明での時分割方式を示す図(その1)である。 本発明での時分割方式を示す図(その2)である。 本発明での時分割方式を示す図(その3)である。 本発明での時分割方式を示す図(その4)である。 通信負荷検出処理フローを示す図である。 通信負荷テーブルを示す図である。 従来技術での時分割方式を示す図である。
以下、本発明によるプログラマブルコントローラ(PLC)、及びそれにおける複数処理の時分割方法の実施例について図面を参照しながら説明する。図1は本発明によるプログラマブルコントローラの一実施例を示す構成図である。
図1に示すPLCのCPUモジュール1は、シーケンスプログラムの演算や、通信インタフェース部11を介し接続されるパソコンのアプリケーションであるプログラミングツール2との通信処理を行うMPU10と、当該MPU10の制御する内容・手順を記憶した不揮発性のシステムプログラムメモリ12と、ユーザが作成したシーケンスプログラムを格納するための書き換え可能なシーケンスプログラムメモリ13と、前記MPU10が該シーケンスプログラムの演算結果を格納する内部データメモリ14と、外部機器からの入力信号を取込むための入力モジュール3や、外部機器への出力信号に前記演算結果を出力するための出力モジュール4をインタフェースするための外部バスインタフェース15とを備えている。
シーケンスプログラムは、プログラミングツール2で作成され、通信インタフェース部11及びMPU10を介してシーケンスプログラムメモリ13に格納する。プログラミングツール2とCPUモジュール1との接続においては、USB、Ethenet、RS232C等のインタフェースで行うこととし、特に規定はしない。
ここで、MPU10において、シーケンスプログラムの演算を行う制御機能と、プログラミングツール2との通信処理を行う通信機能との両方を時分割で実行する場合について説明する。図2は、システムプログラムメモリ12に格納されるシステムの処理の機能ブロックを示す。システムプログラムメモリ12に格おけるシステム処理は、制御機能21及び通信機能22、並びに両機能を排他処理するためのスケジューラ20、通信機能22における通信処理の負荷を処理実行前に事前に把握するための通信負荷検出処理23からなる。
MPU10には図示しないが内部にタイマを持っており時間を特定の単位で計測することが可能である。スケジューラ20は、1msを単位として制御機能21と通信機能22のどちらを、どれ位の期間実行させるかを管理するものである。
ここで前記スケジューラの動作を図3、図4、図5、図6を用いて説明する。図3では、実際に通信処理を行っていない場合のスケジューラが割当てた制御機能と通信機能の時間配分を示す。便宜上、10msをスケジューリングする単位時間としており、このスケジューリング単位時間において、基本的には、通信要求があるかどうかを確認する処理を通信実行分割時間τ2として1ms期間設け、残り9msは制御実行分割時間τ1として制御機能に割当てられている。これは、後述の通信負荷テーブルに設定されるものであり、ユーザにて任意の値に設定可能である。
これにより、通信を行っていない場合には最低限の通信機能を残し、MPU10の処理能力の90%を制御機能に割当てることで、機器制御の高速応答が可能である。
図4では、図3の状態から通信要求を受付けた場合のスケジューラが割当てた制御機能と通信機能の時間配分を示す。通信要求を受け付け、図2で示す通信負荷検出処理23にて通信処理にかかる時間を算出する。算出方法は後述とする。
ここでは、通信処理にかかる時間(処理時間τ3)を5msと算出した場合について説明する。通信要求を受け付けた後、実際に通信処理を行い応答を返す。途中スケジューリング単位時間である10msを超えるが、制御機能への切替は行わず通信処理が終了するまで通信機能の実行を行う。通信処理が完了した時点で制御機能に切り替える(制御のための処理時間τ4=5ms)が、以降は次の通信要求を受付けるまでは図3と同じ動作を行う。
図5では、図3の状態から通信要求を受付け、通信負荷検出処理23にて通信処理にかかる時間を11msと算出した場合の制御機能と通信機能の時間配分を示す。図4の説明にて述べたように、通信要求を受け付けた後、実際に通信処理を行う処理時間τ5は11msであってスケジューリング単位時間である10msを超えるが、制御機能への切替は行わず通信処理が終了するまで通信機能の実行を行う。通信処理が完了した時点で制御機能に切り替えるが、以降は次の通信要求を受付けるまでは図3と同じ動作を行う。
ここで、通信処理時間の算出について図7に示すフローチャートを用いて説明する。通信要求を受付けた後、まずはその通信要求のコマンドを解析する(ステップS1)。コマンドには、例えば、ユーザが作成するシーケンスプログラムの読出し又は書込み、内部データメモリ14に対するデータの読出し又は書込み、CPUモジュール1のステータス情報の参照等がある。これらコマンドの種類によりMPU10が担う通信処理の負荷の大きさから、予め図8に示す通信負荷テーブル16が作成されている。通信負荷テーブル16は、図1に示すPLCの構成において、例えば、システムプログラムメモリ12内に設けることができる。図8において、通信負荷テーブル16の左欄にコマンドの種類が掲げられており、同テーブル16の右欄に各コマンドに応じた処理時間が定められている。ステップS1で解析したコマンドに対して、かかる通信負荷テーブル16から処理時間が参照される(ステップS2)。尚、この通信負荷テーブル16におけるコマンド種類及びその処理時間は、ユーザにより設定することも可能である。
スケジューラ20(図2)は、この通信負荷テーブルを参照して通信処理時間分を通信機能22に割当て、時間経過後は制御機能21に切り替えを行う。但し、算出された通信処理時間が予め設定されている最大連続実行時間より長い場合は、該最大連続実行時間経過時点で一旦通信処理を中断させ、制御機能に切り替えを行う。この最大連続実行時間はユーザにて任意の値に設定可能である。
この場合のスケジューラ20の動作に関して図6にて説明する。
図6では、ステータス情報参照の通信コマンドを受付けたときに、図5で述べた通信処理にかかる時間を11msと算出した場合に、通信機能を分割して処理を行い、合間に制御機能を実行するようスケジューリングする。こうしたスケジューリングの場合の制御機能と通信機能の時間配分を示す。
通信要求を受け付けた後、実際に通信処理を行いスケジューリング単位時間である10msを超えるが、この場合には図4に基づいてした説明と同様に、制御機能への切替は行わず最大連続実行時間τmax(ここでは5msに設定されている)を経過するまで通信処理を実行する。その後、一旦制御機能に切り替えを行う(制御のための処理時間τr:5ms)。ここで、制御機能は、スケジューリング単位時間(10ms)から最大連続実行時間τmaxを差し引いた時間(10ms−5ms=5ms)で行う。したがって、当初設定のスケジューリング単位時間より9msを経過した時点で、再度通信機能に切り替わる。ここから一旦中断していた通信処理を再開するが、再度、最大連続実行時間τmax(5ms)を経過するため、その経過時点で再度、制御機能に切り替わる。
これらの切り替え動作を通信処理が完了するまで行い、以降は次の通信要求を受付けるまでは図3と同じ動作を行う。
以上のように、本実施例においては、制御機能と通信機能の時分割処理を、予め設定された通信負荷テーブルを参照することにより、動的に時間配分を割当てることができ、通信要求がある場合にだけ通信機能に時間配分が可能となるため、通信を行わない場合には制御機能が高速処理され、通信を行っている場合においても通信の応答性能を落とすことなく処理することが可能となる。
上記の各時分割方式では、通信優先モードで説明したが、制御優先モードとして時分割してもよいことは明らかである。
1…CPUモジュール 2…周辺装置
3…外部入力モジュール 4…外部出力モジュール
10…MPU 11…周辺装置インタフェース
12…システムプログラムメモリ 13…シーケンスプログラムメモリ
14…内部データメモリ 15…外部バスインタフェース
20…スケジューラ 21…制御機能
22…通信機能 23…通信負荷検出処理

Claims (7)

  1. 設備や機械システムの動作をラダープログラムによって制御し、前記ラダープログラムの実行を行う制御機能と、前記ラダープログラムの転送や上位ホストとのデータ送受信を行う通信機能とを排他的に実行管理するプログラマブルコントローラにおいて、
    前記通信機能における通信要求毎に、前記通信機能における通信処理の負荷の大きさに応じて、前記制御機能と前記通信機能の実行時間配分をスケジューリングし、
    前記通信要求がされた際に、前記通信処理の負荷として、前記通信要求の種類及び扱うデータサイズに基づいて、前記通信処理に要する処理時間を算出することを特徴とするプログラマブルコントローラ。
  2. 設備や機械システムの動作をラダープログラムによって制御し、前記ラダープログラムの実行を行う制御機能と、前記ラダープログラムの転送や上位ホストとのデータ送受信を行う通信機能とを排他的に実行管理するプログラマブルコントローラにおいて、
    前記通信機能における通信要求毎に、前記通信機能における通信処理の負荷の大きさに応じて、前記制御機能と前記通信機能の実行時間配分をスケジューリングし、
    前記通信処理の負荷をリアルタイムに検出する通信負荷検出処理と、前記制御機能と前記通信機能の処理を時分割にて割当てる際の割合を動的に変更するスケジューラとを備え
    前記通信要求がされた際に、前記通信処理の負荷として、前記通信要求の種類及び扱うデータサイズに基づいて、前記通信処理に要する処理時間を算出することを特徴とするプログラマブルコントローラ。
  3. 前記通信要求の種類と前記データサイズに対応する前記処理時間が予め通信負荷テーブルとして定められており、前記通信要求がされたことに応じて前記通信負荷テーブルを参照し、前記通信処理の負荷として前記処理時間を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載のプログラマブルコントローラ。
  4. 前記通信負荷テーブルにおける前記処理時間は、ユーザにより設定可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のプログラマブルコントローラ。
  5. 前記制御機能に割り当てられる制御実行分割時間と前記通信機能に割り当てられる通信実行分割時間とが配分されたスケジューリング単位時間が連続して繰り返されて設定されており、前記通信要求がされた際に、算出された前記通信要求による前記処理時間が前記通信実行分割時間よりも長いことに応じて、当該スケジューリング単位時間に拘わらず前記通信機能を継続して実行するようにスケジューリングすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のプログラマブルコントローラ。
  6. 算出された前記通信要求による前記処理時間が、前記スケジューリング単位時間より短く設定された最大連続実行時間より長いことに応じて、前記通信機能を前記最大連続実行時間毎に区切り、前記通信機能の合間に前記制御機能を実行するようにスケジューリングすることを特徴とする請求項に記載のプログラマブルコントローラ。
  7. 前記最大連続実行時間とその後に実行される前記制御機能の処理時間との合計時間の長さは、前記スケジューリング単位時間の長さとされていることを特徴とする請求項に記載のプログラマブルコントローラ。
JP2009294478A 2009-12-25 2009-12-25 プログラマブルコントローラ Expired - Fee Related JP5318745B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009294478A JP5318745B2 (ja) 2009-12-25 2009-12-25 プログラマブルコントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009294478A JP5318745B2 (ja) 2009-12-25 2009-12-25 プログラマブルコントローラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011134197A JP2011134197A (ja) 2011-07-07
JP5318745B2 true JP5318745B2 (ja) 2013-10-16

Family

ID=44346836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009294478A Expired - Fee Related JP5318745B2 (ja) 2009-12-25 2009-12-25 プログラマブルコントローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5318745B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016207937A1 (ja) * 2015-06-22 2016-12-29 三菱電機株式会社 プログラマブルコントローラおよびプログラマブルコントローラの制御方法
JP6870234B2 (ja) * 2016-08-02 2021-05-12 富士電機株式会社 制御装置、制御システム及び制御方法
JPWO2018158917A1 (ja) * 2017-03-02 2019-03-14 三菱電機株式会社 制御装置、表示装置、制御システム、および処理負荷表示方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3551198B2 (ja) * 1993-02-01 2004-08-04 オムロン株式会社 データ通信システムおよび親局ユニット
JPH07219610A (ja) * 1994-01-31 1995-08-18 Toshiba Corp 調節計
JPH11219211A (ja) * 1998-01-30 1999-08-10 Yamazaki Mazak Corp 数値制御工作機械及びその制御方法
JP2000029507A (ja) * 1998-07-09 2000-01-28 Yaskawa Electric Corp I/o伝送方法
JP2002108841A (ja) * 2000-10-03 2002-04-12 Shimadzu Corp 分散型制御システム
JP2002353984A (ja) * 2001-05-30 2002-12-06 Yaskawa Electric Corp I/o伝送システム
JP3916446B2 (ja) * 2001-11-13 2007-05-16 トヨタテクニカルディベロップメント株式会社 装置制御用コントローラ開発用通信方式
JP4324866B2 (ja) * 2004-03-31 2009-09-02 オムロン株式会社 ツール
JP2006259823A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Yaskawa Electric Corp モーションコントローラおよびその通信周期設定方法
JP4811260B2 (ja) * 2006-12-11 2011-11-09 富士電機株式会社 プログラマブルコントローラ、及びその支援装置
JP4941753B2 (ja) * 2007-08-31 2012-05-30 横河電機株式会社 フィールド制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011134197A (ja) 2011-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10274936B2 (en) Control apparatus
CN102792237A (zh) 可编程逻辑控制器的cpu单元、可编程逻辑控制器用的系统程序以及存储了可编程逻辑控制器用的系统程序的记录介质
KR20120099222A (ko) Plc와 그의 작동방법 및 plc 시스템
CN102667648A (zh) 并行程控
US10877803B2 (en) Control apparatus, control method and non-transitory storage medium
US11061377B2 (en) Control device
US20160091882A1 (en) System and method of multi-core based software execution for programmable logic controllers
KR20160093621A (ko) 자동차용 제어 장치
JP2019020822A (ja) プログラマブルコントローラ
JP5318745B2 (ja) プログラマブルコントローラ
CN111095138B (zh) 控制装置、控制装置的控制方法、信息处理程序及记录介质
US10296257B2 (en) Control device and control method
US11775351B2 (en) Method for processing data and programmable logic controller
JP7020198B2 (ja) 制御装置および制御システム
JP2007233930A (ja) 分散制御システム用シミュレータ
WO1982003930A1 (en) Data exchanging method and device
JP2010079355A (ja) 複数plc間の協調制御システム
CN111052683B (zh) 网络系统
JP2010160713A (ja) フィールド制御装置およびフィールド制御方法
JP2014160367A (ja) 演算処理装置
CN112673362A (zh) 控制系统以及控制装置
US20050143841A1 (en) Electronic controller
WO2022185581A1 (ja) 制御装置およびデータ転送方法
Chvostek et al. Simulation of network using truetime toolbox
JP2022048289A (ja) 制御装置および制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130702

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130710

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5318745

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees