JP4811260B2 - プログラマブルコントローラ、及びその支援装置 - Google Patents
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Description
本発明は、「ユーザアプリケーションの実行性能を優先したい場合」と「アプリケーションスケジューラで管理されない処理のうちデータ処理系のようにメッセージ応答性能に影響ある処理を優先したい場合」、の切替えをユーザが簡易に設定可能であって、加えてアプリケーションの停止/起動の状態の時間配分をユーザが設定したときに、その設定でデータ処理実行可能か否かを判定し通知する装置を提供することを目的とする。
図1は、本発明のプログラマブルコントローラにおけるソフトウェア構造概略を示す図である。図2は、図1のプログラマブルコントローラにおけるタスク処理の流れを説明する図である。また、図3は、図2の操作をアプリケーションの実施例で説明する図である。
図4は、本発明で用いられるプログラマブルコントローラのシステム構成の一例を説明したものである。プログラマブルコントローラシステムは、演算機能を持つCPUモジュール32・34・36と、これらのCPUモジュールへデータを入出力するI/Oモジュール38と、CPUモジュールの設定等を支援する支援装置30、及びこれらを接続する機器から構成される。
に制御用ネットワーク40にて接続されている。この制御用ネットワーク40は、プログラマブルコントローラのメーカ専用であることが多く、例えば、制御用ネットワーク40の一例としては、出願人の製品であるMICREX-SXシリーズで使用しているSXバスなどがある。
制御用ネットワーク60へのデータ転送処理は、専用LSI56の機能であり、制御用ネットワーク60上に接続された他のCPUモジュールの専用LSIと同期を計り、自局の送受信タイミングにてバッファ用のRAM58からデータを転送したり、制御用ネットワーク60からデータを受信してバッファ用のRAM58に書き込んだりする。これらの機能は専用LSI56のハードウェア的な機能であり、CPU52上で動作しているソフトウェアの処理は介在しない。従って、図1で示されているデータ処理帯域での処理は、主に専用LSI56への設定処理や、専用LSI56を介したバッファ用のRAM58へのデータ転送処理となる。
図6は、バッファ用のRAM58へのデータ転送処理フローチャートを示している。図7は、バッファ上の転送データフォーマットの一例を示しており、転送データフォーマットは使用するネットワークのプロトコルなどにより決まるが、一般的にこのような情報を含んだフォーマットになる。
転送モジュール数=0なら局番1を対象
転送モジュール数=1なら局番2を対象
・・・
転送モジュール数=n−1なら局番nを対象
のように決めても構わない。
その後、内部ループを開始する。内部ループは、転送データ78の転送の処理に相当する。まずは、転送ワード数がモジュールワード数より小さければ続行し、それ以外の場合はステップS114に分岐する(ステップS108)。ここで、モジュールワード数とは送信するモジュールの転送データの総ワード数を指す。ステップS108で転送ワード数がモジュールワード数より小さかったときは、現在対象としているモジールの転送データを設定する(ステップS110)。転送データは、転送データ78に相当する。その後、転送ワード数を一つ増やしてステップS108に戻る(ステップ112)。
以上でデータ転送処理が完了するが、図示しないデータ転送の前後処理も併せて実行する。これは、トータルサイズ70や送信局情報72などのデータ転送や、通信において付加するエラー訂正用の情報などの処理を指す。
a + bWi ・・・ 式1
で表される。ここで、aはヘッダデータ設定処理、bは転送データ設定処理に係わる定数、Wiはi番目のモジュールのワード数とする。これが、全モジュール分繰り返されるので、データ転送処理全体にかかる時間は、
c + Σ(a + bWi) ・・・ 式2
で表される。ここで、cはデータ転送の前後処理、Σは全モジュールの和を表す。ΣWiはシステム全体の転送ワード数を示すので、これを改めてmとすると、式2は、
c + an + bm ・・・ 式3
で表される。ここで、nは全モジュール数とする。
一方で、データ処理帯域にユーザによって割り当てられた時間は、1実行サイクル時間とデータ処理時間帯域の割合の設定から、
rT ・・・ 式4
で表される。ここで、rはデータ処理帯域割合、Tは1実行サイクル時間とする。
以上の式1〜式4から、
rT > c + an + bm ・・・ 式5
の関係が判定処理として導出される。式5を満たすように、システムの構成、および1実行サイクル時間、データ処理時間帯域の割合を設定する。但し、実際には、データ処理時間帯域でその他のデータ処理も実行されるので、若干の余裕が必要になる。
式5では、システムの構成に応じて、データ転送時間を細かく計算する方法を示した。より簡便な方法として、プログラマブルコントローラシステムの入力・演算・出力が安全に行えることにのみ着目すれば、データ転送ワード数最大、モジュール数最大のシステムを想定し、そのときに必要となるデータ転送時間を式4と比較して、設定可能か否かを判定しても構わない。
12 データ処理
14 基本システム
16 アプリケーションスケジューラ
18 帯域管理層
20 リアルタイムOS
22 ハードウェア
30 支援装置
32、34、36、50 CPUモジュール
38 I/Oモジュール
40、60 制御用ネットワーク
42 通信ケーブル
52 CPU
54 内部バス
56 専用LSI
58 RAM
70 トータルサイズ
72 送信局情報
74 局番用情報
76 ヘッダ情報
78 転送データ
80 宛先局番
82 転送データサイズ
84 ステータス
S100〜S114 データ転送処理のステップ
Claims (1)
- 演算機能を持つCPUモジュールと、該CPUモジュールと入出力データを授受するI/Oモジュールとが制御用ネットワークで接続され、
前記CPUモジュールが、
所定のアプリケーションと所定データを処理するデータ処理とを含むプログラムをサイクリックに実行し、該プログラムの1実行サイクル時間に占める前記ユーザアプリケーションの実行時間と前記データ処理の実行時間との割合を示すパラメータが外部から設定され、
前記パラメータに基づき前記ユーザアプリケーションを実行し、
前記ユーザアプリケーションが実行された後の残り時間に前記データ処理を実行するプログラマブルコントローラであって、
前記CPUモジュールは前記制御用ネットワークを介して前記I/Oモジュールと入出力データを授受する際の転送ワード数に基づいてデータ転送処理全体に掛かる時間を求め、このデータ転送処理全体に掛かる時間と前記パラメータに設定された前記データ処理の時間とを比較し、この比較結果を通知することを特徴とするプログラマブルコントローラ。
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