JP2015027029A - 平面アンテナ - Google Patents

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宗一郎 山内
達也 藤山
Tatsuya Fujiyama
達也 藤山
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Abstract

【課題】平面アンテナの表面にレジスト液を塗布して形成した保護層を設けたとしても、放射特性が低下することがなく、むしろアンテナ性能を向上させることができる平面アンテナを提供すること。
【解決手段】導体によって構成されるグランド板と、誘電体によって構成される誘電体層と、導体によって構成されるパッチ素子とを備え、誘電体層が、ポリオレフィン樹脂とグラスファイバーとを積層し、熱融着することによって形成された積層体であり、パッチ素子の表面には保護層が形成されており、保護層を、酸化チタンを含むレジスト液により形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、RFID用の通信や、放送電波の受信などに用いることができる平面アンテナに関し、具体的には、860〜960MHzのUHF帯を利用する高周波対応の平面アンテナに関する。
従来、RFID用の通信や、放送電波の受信などに用いることができる平面アンテナの一種であり、帯域が狭く、広い指向性を有するアンテナとして、例えば、パッチアンテナやマイクロストリップアンテナと呼ばれるアンテナが知られている。
パッチアンテナは、例えば、特許文献1(特開平5−121935号公報)に開示されているような構造を有している。図19,20は従来のパッチアンテナの構造を説明するための構成図である。
図19(a)は、従来のパッチアンテナの構成を模式的に表す平面図であり、図19(b)は、図19(a)のM−M断面を模式的に表すM−M断面図である。また、図20(a)は、従来のパッチアンテナの構成を模式的に表す平面図であり、図20(b)は、図20(a)のN−N断面を模式的に表すN−N断面図である。
図19に示すように、パッチアンテナ100は、グランド板110、誘電体基板120、パッチ素子130、給電線路140から構成されている。そして、パッチ素子130とグランド板110とに挟まれた誘電体基板120としては、フッ素樹脂やポリエチレンなどと、グラスファイバーを積層した材料が用いられており、その比誘電率εrは、2〜3程度であった。
このようなパッチアンテナ100の帯域特性は、誘電体基板120の比誘電率εr及び誘電体基板の厚さによって左右され、広帯域にするためには、比誘電率εrを小さくする(1に近づける)とともに、パッチアンテナ100の厚さを大きくする必要がある。
また、図20に示すパッチアンテナ200では、グランド板110の開口110aを貫通する導体ピン150によって、グランド板110を挟んで位置している給電線路140とパッチ素子130とを接続している。
このように構成することによって、図19に示したパッチアンテナ100に比べて、給電線路140の放射損失を抑制し、かつ、広帯域特性を持つパッチアンテナ200を実現することができる。
しかしながら、図19,20に示すようなパッチアンテナ100,200では、例えば、860〜960MHzのUHF帯を利用する高周波対応のアンテナとする場合、アンテナの電波特性を向上させるために、誘電体基板120の厚さを大きくする必要がある。
また、誘電体基板120の厚さが大きくなると、アンテナの性能は、誘電体基板120に使用される材料にも影響されることになり、使用される材料によっては、給電線路140の放射損失が増大したり、アンテナの利得が低下したりすることになる。
このため、本発明者等は、特許文献2(特開2013−89995号公報)に開示されるように、誘電体基板として、ポリオレフィン樹脂とグラスファイバー樹脂とを積層し、熱融着することによって形成された積層体を用いた平面アンテナを発明するに至った。
このような、誘電体基板を用いることによって、誘電体基板の寸法安定性に優れるとともに、誘電正接が低く、VSWR(Voltage Standing Wave Ratio:電圧定在波比)特性に優れ、安定して高いアンテナ特性が得られることになる。
特開平5−121935号公報 特開2013−89995号公報
ところで、従来このようなパッチアンテナは、保護のため表面に有機材料系レジスト液を塗布し乾燥させてなる保護層を有し、さらに、保護の目的や、視認性や美観の観点から、例えば、樹脂製のケースなどに封入されて用いられている。
一般的に、保護層として用いられる有機材料系レジスト液としては、実績がありまた低コストであるため、例えば、アクリル樹脂、ビニル樹脂、ポリエステル樹脂などを含むレジスト液が用いられている。しかしながら、このように有機材料系レジスト液を塗布して保護層を形成した場合、パッチアンテナの放射特性が若干低下するという問題が生じていた。
本発明はこのような現状を鑑み、平面アンテナの表面にレジスト液を塗布して形成した保護層を設けたとしても、放射特性が低下することがなく、むしろアンテナ性能を向上させることができる平面アンテナを提供することを目的とする。
本発明は、前述したような従来技術における課題を解決するために発明されたものであって、本発明の平面アンテナは、UHF帯の電波を送受信するための平面アンテナであって、
導体によって構成されるグランド板と、
誘電体によって構成される誘電体層と、
導体によって構成されるパッチ素子と、
を備え、
前記誘電体層が、ポリオレフィン樹脂とグラスファイバーとを積層し、熱融着することによって形成された積層体であり、
前記パッチ素子の表面には保護層が形成されており、
前記保護層が、酸化チタンを含むレジスト液により形成されていることを特徴とする。
このように、電波の放射並びに受信するパッチ素子表面において、誘電率の高い保護層が形成されていることにより、パッチ素子表面において電波の反射が起こりにくく、また、電波を集めやすいため、誘電正接が影響しにくく、インピーダンスの整合性が優れる。
このため、本発明の平面アンテナは、従来の有機材料系レジスト液により形成された保護層を有する平面アンテナと比べて、アンテナ利得やVSWR特性などに優れ、平面アンテナの性能を向上することができる。
また、前記グランド板の表面に、前記保護層を形成することもできる。このように、グランド板の表面に保護層を設けたとしても、アンテナの性能が劣化することがない。
また、前記平面アンテナが、さらに、誘電体によって構成される第二誘電体層と、ストリップライン回路を構成するストリップライン層とを備え、
前記第二誘電体層が、ポリオレフィン樹脂とグラスファイバーとを積層し、熱融着することによって形成された積層体であり、
前記パッチ素子、前記誘電体層、前記グランド板、前記第二誘電体層、前記ストリップライン層の順に積層されて構成することもできる。
この場合、前記第二誘電体層及び前記ストリップライン層の表面に、前記保護層を形成することができる。
このように構成することによって、ストリップライン層を調整することによって、平面アンテナのアンテナ特性を調整することができるため、所望の帯域に応じたアンテナ設計を容易に行うことができる。
また、前記保護層の厚さは、20μm〜150μmであることが好ましい。保護層の厚みが、20μmよりも薄いと平面アンテナの表面を十分に保護することができず、150μmよりも厚いと受信する電波の反射率が高くなりアンテナ性能が向上しない場合がある。
また、前記レジスト液が、少なくとも、芳香環を有さないカルボキシル基含有樹脂と、ルチル型酸化チタンとを含むことが好ましい。
ルチル型酸化チタンは、光活性をほとんど有さないため、安定したレジスト膜を得ることができる。
また、前記保護層は、表面の反射率が72〜80%である白色であることが好ましい。
このように、酸化チタンを含むレジスト液を用いて、白色の保護層を設けることにより、アンテナ利得やVSWR特性に優れた平面アンテナとすることができる。
また、前記ポリオレフィン樹脂は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、シクロオレフィンポリマーのうちから選択される樹脂であることが好ましい。
このような樹脂を用いることによって、平面アンテナを軽量にすることができ、特に、ポリメチルペンテンなどのように比重が1以下となる樹脂を用いることによって、平面アンテナの比重を1以下とし、例えば、水に浮かばせることなどを可能とし、平面アンテナの用途を広げることができる。
また、前記グラスファイバーは、ガラス繊維、アラミド繊維、ポリエステル繊維、炭素繊維のうちから選択される繊維を含有する織布または不織布の繊維基材であることが好ましい。
このような繊維を用いることによって、誘電体層の寸法安定性を高めることができ、良好なアンテナ特性を有する平面アンテナを容易に製造することができる。
本発明によれば、少なくともパッチ素子の表面に設けられた保護層が、酸化チタンを含むレジスト液により形成されているため、従来の有機材料系レジスト液を用いた場合と比べて、インピーダンスの整合性や放射利得などのアンテナ特性を向上させることができる。
図1は、本発明の平面アンテナの一実施例に係る構造を説明するための平面構成図である。 図2は、図1の部分拡大図である。 図3は、図1の背面構成図である。 図4は、図3の部分拡大図である。 図5は、図1のA−A断面を模式的に表す部分拡大断面図である。 図6は、本実施例の平面アンテナの形成方法の一例を説明するための模式図である。 図7は、本発明の平面アンテナの別の実施例に係る構造を説明するための平面構成図である。 図8は、図7の部分拡大図である。 図9は、図7の背面構成図である。 図10は、図9の部分拡大図である。 図11は、図7のB−B断面を模式的に表す部分拡大断面図である。 図12は、本発明の平面アンテナのさらに別の実施例に係る構造を説明するための平面構成図である。 図13は、図12の部分拡大図である。 図14は、図12の平面アンテナのグランド板を構成する導体層の構成図である。 図15は、図12の平面アンテナの背面構成図である。 図16は、図15の部分拡大図である。 図17は、図12のC−C断面を模式的に表す部分拡大断面図である。 図18は、図12のD−D断面を模式的に表す部分拡大断面図である。 図19は、従来のパッチアンテナの構成を説明するための構成図である。 図20は、従来のパッチアンテナの構成を説明するための構成図である。
以下、本発明の実施の形態(実施例)を図面に基づいてより詳細に説明する。
図1は、本発明の平面アンテナの一実施例に係る構造を説明するための平面構成図、図2は、図1の部分拡大図、図3は、図1の背面構成図、図4は、図3の部分拡大図、図5は、図1のA−A断面を模式的に表す部分拡大断面図である。
図1〜5に示すように、本実施例における平面アンテナ10は、直線偏波用の平面アンテナであり、グランド板を構成する導体層12と、誘電体層14と、パッチ素子を構成する導体層16とを有している。
また、平面アンテナ10には、グランド板(導体層12)からパッチ素子(導体層16)まで貫通する貫通孔26が設けられており、この貫通孔26を介して、グランド板(導体層12)側からパッチ素子(導体層16)側へ給電線(図示せず)を挿通させ、パッチ素子(導体層16)の給電点16aと接続されるように構成されている。なお、給電点16aと給電線を接続する場合には、例えば、はんだなどで接着することができる。
また、グランド板(導体層12)には、接地点12aが設けられており、接地点12aとアース線(図示せず)とが接続されるように構成されている。このように構成することによって、平面アンテナ10を使用する際に、グランド板(導体層12)を電気的に接地された状態にすることができる。なお、接地点12aとアース線を接続する場合には、例えば、はんだなどで接着することができる。
なお、符号12bは、貫通孔26に挿入された給電線がぐらついたり抜け落ちたりしないように、給電線と導体層12とを、例えば、はんだなどで接着するための接着点である。
なお、接着点12bとグランド板12cとは電気的に接続されないように、図4に示すように、導体層12の一部が除去されている。(以下、単にグランド板12cという場合には、「導体層12のうち接着点12bを除いた箇所」のことを言う。)
導体層12及び導体層16の材料は、導電性材料であれば、特に限定されるものではないが、例えば、銅や金など導電率の高い金属を用いることが好ましい。なお、後述するように、誘電体層14と積層して平面アンテナ10を形成するため、導体層12及び導体層16は、フィルム状の導電性材料、すなわち、銅箔(例:電解銅箔や圧延銅箔)や金箔などを用いることが好ましい。
また、導体層12及び導体層16の厚さは、特に限定されるものではないが、通常、5〜70μm、好ましくは、9〜35μm程度である。
また、誘電体層14は、ポリオレフィン樹脂とグラスファイバーとが積層して形成されている。
ポリオレフィン樹脂としては、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリメチルペンテン(PMP)、シクロオレフィンポリマー(COP)などを用いることができる。なお、ポリオレフィンの発泡材料は、寸法安定性に欠けることがある。
なお、ポリオレフィンとして、例えば、ポリメチルペンテン(PMP)など、比重の小さい材料を選択することによって、平面アンテナの比重を1以下とすることができ、例えば、水に浮かばせることなどを可能とし、平面アンテナの用途を広げることができる。
また、グラスファイバーとしては、特に限定されるものではないが、例えば、ガラス繊維、アラミド繊維、ポリエステル繊維、炭素繊維などから選択される繊維を含有する織布または不織布の繊維基材を用いることができる。
なお、ポリオレフィン樹脂とグラスファイバーとを積層するために、ポリオレフィン樹脂及びグラスファイバーはフィルム状に形成したものを用いることが好ましい。
フィルム状のポリオレフィン(以下、「ポリオレフィン樹脂フィルム」とも言う)の厚さは、特に限定されるものではないが、50μm程度のものが好ましい。このようなポリオレフィン樹脂フィルムとしては、例えば、PMPフィルムとして、市販の「オピュラン(登録商標)」(三井化学(株)製)などを用いることができる。
また、フィルム状のグラスファイバー(以下、「グラスファイバーフィルム」とも言う)の厚さは、特に限定されるものではないが、30μm〜190μm程度のものが好ましい。このようなグラスファイバーフィルムとしては、例えば、「E14A 04(商品名)」(ユニチカ(株)製)、「WEA18T(商品名)」(日東紡(株)製)などを用いることができる。
このような、導体層12、誘電体層14を構成するポリオレフィン樹脂フィルム14a、グラスファイバーフィルム14b、導体層16を積層し、後述するように、この積層体を加熱・加圧し熱融着させることによって、本実施例の平面アンテナ10が製造される。
なお、平面アンテナ10の厚さとしては、通常、1.5mm〜10mm程度、好ましくは、2mm〜6mm程度である。平面アンテナ10の厚さが1.5mmよりも薄いと安定した所望の電波特性が得られず、10mmよりも厚くなると加工性が悪く、例えば、スルーホール加工ができないなどの問題が生じる。
このため、平面アンテナ10の厚さが上記のようになるように、導体層12、ポリオレフィン樹脂フィルム14a、グラスファイバーフィルム14b、導体層16の厚さや、ポリオレフィン樹脂フィルム14a及びグラスファイバーフィルム14bの枚数を決定する必要がある。
本実施例の平面アンテナ10は、上述したような、導体層12、誘電体層14、導体層16を積層するとともに、加熱・加圧し熱融着させることによって形成されている。
具体的には、図6に示すように、導体層12、誘電体層14を構成するポリオレフィン樹脂フィルム14a及びグラスファイバーフィルム14b、導体層16が多層に積層された状態で、緩衝用金属層18,20を介して加熱・加圧用金型19,21によって挟持する。
なお、符号14cは、導体層12,16との接着性を高めるためにエッチング処理や、プラズマ処理などの表面処理を施されたポリオレフィン樹脂フィルムである。
この状態で、加熱・加圧用金型19,21をポリオレフィン樹脂フィルム14aの融点以上に加熱(本実施例においてはPMPの融点である240℃以上、好ましくは、240℃〜260℃に加熱)して、厚さ方向(図6に示す矢印Xの方向)に所定圧力で所定時間(本実施例においては8〜15kg/cm2で2〜10分程度)加圧する。
このように、加熱・加圧し熱融着させることによって、導体層12と、誘電体層14と、導体層16とが接合一体化して、平面アンテナ10が製造される。
なお、本実施例では、ポリオレフィン樹脂フィルム14aを19枚、グラスファイバーフィルム14bを20枚、表面処理を施されたポリオレフィン樹脂フィルム14cを2枚用いて誘電体層14を形成しているが、それぞれの枚数は特に限定されず、上述するような平面アンテナ10の厚さとなるように選択すれば、適宜変更が可能である。
また、本実施例においては、導体層12及び導体層16の表面を保護するために、保護層28及び保護層30を設けている。なお、上述する接地点12a、接着点12b、給電点16aを形成するために、導体層12及び導体層16の一部には保護層28,30が設けられていない。
なお、保護層としては、少なくともパッチ素子(導体層16)の表面に設けられていればよく、グランド板(導体層12)の表面には保護層を設けなくとも、アンテナ性能に大きな違いはない。
このような保護層28,30は、酸化チタンを含むレジスト液を塗布し乾燥させて形成されている。このような保護層28,30としては、少なくとも、芳香環を有さないカルボキシル基含有樹脂と、ルチル型酸化チタンとを含むレジスト液を塗布し乾燥させて形成することがより好ましい。レジスト液は、より好ましくは、エポキシ化合物を含む。
芳香環を有さないカルボキシル基含有樹脂としては、例えば、カルボキシル基含有(メタ)アクリル系共重合樹脂と、1分子中にオキシラン環およびエチレン性不飽和基を有する化合物との反応により得られる、カルボキシル基を有する共重合系樹脂を用いることができる。
カルボキシル基含有(メタ)アクリル系共重合樹脂は、(メタ)アクリル酸エステルと、1分子中に1個の不飽和基および少なくとも1個のカルボキシル基を有する化合物とを共重合させて得られる。
(メタ)アクリル酸エステルとしては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸アルキルエステル類、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等の水酸基含有(メタ)アクリル酸エステル類、メトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、イソオクチルオキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシトリエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート等のグリコール変性(メタ)アクリレート類などを挙げることができる。これらは単独で用いても、2種以上を混合して用いてもよい。なお、本明細書中において、(メタ)アクリレートとは、アクリレート及びメタアクリレートを総称する用語である。
また、1分子中に1個の不飽和基および少なくとも1個のカルボキシル基を有する化合物としては、アクリル酸、メタクリル酸、不飽和基とカルボン酸の間が鎖延長された変性不飽和モノカルボン酸、例えば、β−カルボキシエチル(メタ)アクリレート、2−アクリロイルオキシエチルコハク酸、2−アクリロイルオキシエチルヘキサヒドロフタル酸、ラクトン変性等によりエステル結合を有する不飽和モノカルボン酸、エーテル結合を有する変性不飽和モノカルボン酸、さらにはマレイン酸等のカルボキシル基を分子中に2個以上含むものなどを挙げることができる。これらは単独で用いても、2種以上を混合して用いてもよい。
また、1分子中にオキシラン環およびエチレン性不飽和基を有する化合物としては、例えば、グリシジル(メタ)アクリレート、α−メチルグリシジル(メタ)アクリレート、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル(メタ)アクリレート、3,4−エポキシシクロヘキシルエチル(メタ)アクリレート、3,4−エポキシシクロヘキシルブチル(メタ)アクリレート、3,4−エポキシシクロヘキシルメチルアミノアクリレート等を挙げることができる。中でも、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル(メタ)アクリレートが好ましい。これらは単独で用いても、2種以上を混合して用いてもよい。
なお、芳香環を有さないカルボキシル基含有樹脂は、その酸価が50〜200mgKOH/gの範囲にあることが好ましい。酸化が50mgKOH/g未満の場合には、弱アルカリ水溶液での未露光部分の除去が難しいことがある。200mgKOH/gを超えると、硬化被膜の耐水性、電気特性が劣ることがある。
また、芳香環を有さないカルボキシル基含有樹脂の重量平均分子量は、5,000〜100,000の範囲にあることが好ましい。重量平均分子量が5,000未満の場合には、指触乾燥性が著しく劣ることがある。また、重量平均分子量が100,000を超えると現像性、貯蔵安定性が著しく悪化することがある。
なお、本実施例において、酸化チタンは白色顔料として用いられている。酸化チタンとしては、アナターゼ型、ルチル型、ブルッカイト型が知られているが、光活性をほとんど有さず、安定したレジスト膜を得ることができることからルチル型酸化チタンを用いることが好ましい。
なお、ルチル型酸化チタンとしては、既知のものを使用することができ、具体的には、TR−600、TR−700、TR−750、TR−840(いずれも富士チタン工業(株)製)、R−550、R−580、R−630、R−820、CR−50、CR−60、CR−90(いずれも石原産業(株)製)、KR−270、KR−310、KR−380(いずれもチタン工業(株)製)などを用いることができる。
また、エポキシ化合物としては、例えば、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、ジグリシジルフタレート樹脂、トリグリシジルイソシアヌレート等の複素環式エポキシ樹脂、ビキシレノール型エポキシ樹脂、ビフェノール型エポキシ樹脂、テトラグリシジルキシレノイルエタン樹脂などの希釈剤に難溶性のエポキシ樹脂や、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、水添ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型樹脂、臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型またはクレゾールノボラック型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、ビスフェノールAのノボラック型エポキシ樹脂、キレート型エポキシ樹脂、グリオキザール型エポキシ樹脂、アミノ基含有エポキシ樹脂、ゴム変性エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエンフェノリック型エポキシ樹脂、シリコーン変性エポキシ樹脂、ε−カプロラクトン変性エポキシ樹脂などの希釈剤に可溶性のエポキシ樹脂が挙げられる。これらのエポキシ樹脂は、単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。上記した中でも、芳香環を有さないエポキシ化合物を用いることがより好ましい。
その他、レジスト液は、光重合開始剤や希釈剤を含んでいてもよい。
なお、このように芳香環を有さないカルボキシル基含有樹脂と、ルチル型酸化チタンとを含むレジスト液としては、具体的には、PSR−4000LEWシリーズ(太陽インキ(株)製)などを用いることができる。
また、保護層28,30の厚さとしては、20μm〜150μmが好ましい。保護層28,30の厚みが、20μmよりも薄いと平面アンテナ10の表面を十分に保護することができず、150μmよりも厚いと受信する電波の反射率が高くなりアンテナ性能が向上しない場合がある。
なお、ルチル型酸化チタンを含むレジスト液を用いて保護層28,30を形成することによって、保護層28,30の色は白色となる。具体的には、保護層28,30の表面が、色彩式差計(コニカミノルタ(株)製CR−400)での測定で、反射率が72〜80%である白色となるように、ルチル型酸化チタンの含有量や保護層の厚さを調整することが好ましい。
また、このような酸化チタンを含むレジスト液をパッチ素子(導体層16)及びグランド板(導体層12)の表面に塗布する方法としては、特に限定されるものではないが、例えば、カーテンコーター、ディップコーター、スプレーなどを用いた塗布方法を用いることができ、塗膜の厚さの調整や均一でむらのない塗膜の形成が容易であることからカーテンコーターを用いた塗膜方法がより好ましい。
なお、図5においては、導体層12、誘電体層14、導体層16、保護層28、保護層30の厚さは、説明のため、実際のスケールとは異なって描かれている。また、図6では、導体層12、ポリオレフィン樹脂フィルム14a、グラスファイバーフィルム14b、表面処理を施されたポリオレフィン樹脂フィルム14c、導体層16、緩衝用金属層18,20、加熱・加圧用金型19,21の厚さ及び大きさは、説明のため、実際のスケールとは異なって描かれている。
図7は、本発明の平面アンテナの別の実施例に係る構造を説明するための平面構成図、図8は、図7の部分拡大図、図9は、図7の背面構成図、図10は、図9の部分拡大図、図11は、図7のB−B断面を模式的に表す部分拡大断面図である。
この実施例の平面アンテナ10は、図1〜6に示す平面アンテナ10と基本的には同様な構成であり、また、原理も同様であるので、同一の構成部材には、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
なお、図11においては、導体層12、誘電体層14、導体層16、保護層28、保護層30の厚さは、説明のため、実際のスケールとは異なって描かれている。
本実施例における平面アンテナ10は、円偏波用の平面アンテナであり、導体層12の一部が除去され、グランド板12cと電気的に接続されないように形成された部品実装部12dを有している。
この部品実装部12dに、チップ抵抗などの電子部品(図示せず)を実装することによって、平面アンテナ10のインピーダンスをコントロールすることができる。
図12は、本発明の平面アンテナのさらに別の実施例に係る構造を説明するための平面構成図、図13は、図12の部分拡大図、図14は、図12の平面アンテナのグランド板を構成する導体層を示す構成図、図15は、図12の背面構成図、図16は、図15の部分拡大図、図17は、図12のC−C断面を模式的に表す部分拡大断面図、図18は、図12のD−D断面を模式的に表す部分拡大断面図である。
この実施例の平面アンテナ10は、図1〜6に示す平面アンテナ10と基本的には同様な構成であり、また、原理も同様であるので、同一の構成部材には、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
本実施例における平面アンテナ10は、広帯域用の平面アンテナであり、第二誘電体層32及びストリップライン回路34が設けられている。
なお、第二誘電体層32は、誘電体層14と同様に、ポリオレフィン樹脂フィルムとグラスファイバーフィルムとの積層体から形成することができる。
また、ストリップライン回路34は、第二誘電体層32の表面に設けられたストリップライン回路であって、所望の帯域において安定して高いアンテナ特性が得られるように、ストリップライン回路を設計することができる。
このように構成される本実施例における平面アンテナ10には、ストリップライン回路34からパッチ素子(導体層16)側まで貫通する貫通孔26a,26b,26cが設けられている。
貫通孔26a,26b,26cはそれぞれ、スルーホール実装されており、貫通孔26a,26bはパッチ素子16と接続されており、貫通孔26cはグランド板12cと接続されている。
なお、図14に示すように、導体層12の貫通孔26a,26bに対応する箇所には、ストリップライン回路34とグランド板12cとが導通しないように、スルーホール避け加工12eがなされている。
このように構成された本実施例の平面アンテナ10では、給電線はストリップライン回路34の給電点34aと接続され、アース線はストリップライン回路34の接地点34bと接続されることになる。
なお、符号34c,34dで示す部品実装部に、チップ抵抗などの電子部品(図示せず)を実装することによって、平面アンテナのインピーダンスをコントロールすることができる。
このように、本実施例の平面アンテナ10では、電波放射機能を担うパッチ素子(導体層16)と、アンテナ特性の調整を担う第二誘電体層32及びストリップライン回路34とによって、グランド板12cを挟むように構成している。
このように構成することによって、第二誘電体層32の厚みや、ストリップライン回路34の線幅を調整することによって、平面アンテナ10のアンテナ特性を調整することができ、所望の帯域に応じたアンテナ設計を容易に行うことができる。
なお、図17及び図18においては、導体層12、誘電体層14、導体層16、第二誘電体層32、ストリップライン回路34、保護層28、保護層30の厚さは、説明のため、実際のスケールとは異なって描かれている。
以上、本発明の好ましい実施の態様を説明してきたが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば、上記実施例においては、積層したポリオレフィン樹脂フィルムやグラスファイバーフィルムなどを厚さ方向に対して上下から加熱・加圧して、平面アンテナを形成しているが、加熱・加圧用金型21のみを厚さ方向下向きに加圧することによって、平面アンテナを形成してもよく、平面アンテナの形成方法については特に限定されないなど、本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
以下、本発明の一実施形態における平面アンテナのアンテナ利得、VSWR特性の測定データと、比較例として保護層に有機材料系レジストを用いた場合のアンテナ利得、VSWR特性の測定データを示す。
なお、以下の実施例及び比較例においては、921.5MHzの周波数の電波に対してアンテナ特性が最も良好となるように設計された平面アンテナ(すなわち、中心周波数が921.5MHzの平面アンテナ)を用いている。
また、アンテナ利得の測定は、3m法電波暗室において行い、VSWR特性の測定は、電波暗室ではない屋内において、3m法での測定に準じて行った。
表1は、酸化チタンを含むレジスト液を塗布し乾燥させて形成された保護層が設けられた図12〜18に示す平面アンテナ(以下、「実施例の平面アンテナ」と言う)の各周波数におけるアンテナ利得を示すデータである。
Figure 2015027029
また、表2は、有機材料系レジスト液を塗布し乾燥させて形成された保護層が設けられた平面アンテナ(以下、「比較例の平面アンテナ」と言う)の各周波数におけるアンテナ利得を示すデータである。なお、比較例の平面アンテナは、実施例の平面アンテナとは保護層が異なるだけであり、グランド板、誘電体層、パッチ素子などの構成は全く同じである。
Figure 2015027029
表1,2に示すように、比較例の平面アンテナよりも、本実施例の平面アンテナのほうが、アンテナ利得は0.1〜0.2dBi上昇、すなわち、アンテナ利得が2〜5%向上している。
また、表3は、本実施例の平面アンテナと比較例の平面アンテナにおける各周波数のVSWRの値を示すデータである。
Figure 2015027029
表3に示すように、中心周波数に近い920MHzにおけるVSWRは、2.6%しか向上していないが、中心周波数から離れた周波数におけるVSWRは、およそ20〜30%程度向上している。
すなわち、本発明に係る平面アンテナは、中心周波数のみならず、幅広い周波数帯において、アンテナ利得やVSWR特性に優れる。そのため、広帯域で使用可能な平面アンテナとすることができ、UHF帯域で使用可能であるRFIDやスマートグリッド向けスマートメーター用アンテナなどに利用できる。
10 平面アンテナ
12 導体層
12a 接地点
12b 接着点
12c グランド板
12d 部品実装部
12e スルーホール避け加工
14 誘電体層
14a ポリオレフィン樹脂フィルム
14b グラスファイバーフィルム
14c 表面処理を施されたポリオレフィン樹脂フィルム
16 導体層(パッチ素子)
16a 給電点
18 緩衝用金属層
19 加熱・加圧用金型
20 緩衝用金属層
21 加熱・加圧用金型
26 貫通孔
26a 貫通孔
26b 貫通孔
26c 貫通孔
28 保護層
30 保護層
32 第二誘電体層
34 ストリップライン回路
34a 給電点
34b 接地点
34c 部品実装部
34d 部品実装部
100 パッチアンテナ
110 グランド板
110a 開口
120 誘電体基板
120b 誘電体基板
130 パッチ素子
140 給電線路
150 導体ピン
200 パッチアンテナ

Claims (9)

  1. UHF帯の電波を送受信するための平面アンテナであって、
    導体によって構成されるグランド板と、
    誘電体によって構成される誘電体層と、
    導体によって構成されるパッチ素子と、
    を備え、
    前記誘電体層が、ポリオレフィン樹脂とグラスファイバーとを積層し、熱融着することによって形成された積層体であり、
    前記パッチ素子の表面には保護層が形成されており、
    前記保護層が、酸化チタンを含むレジスト液により形成されていることを特徴とする平面アンテナ。
  2. 前記グランド板の表面に、前記保護層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の平面アンテナ。
  3. 前記平面アンテナが、さらに、誘電体によって構成される第二誘電体層と、ストリップライン回路を構成するストリップライン層とを備え、
    前記第二誘電体層が、ポリオレフィン樹脂とグラスファイバーとを積層し、熱融着することによって形成された積層体であり、
    前記パッチ素子、前記誘電体層、前記グランド板、前記第二誘電体層、前記ストリップライン層の順に積層されて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の平面アンテナ。
  4. 前記第二誘電体層及び前記ストリップライン層の表面に、前記保護層が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の平面アンテナ。
  5. 前記保護層の厚さが、20μm〜150μmであることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の平面アンテナ。
  6. 前記レジスト液が、少なくとも、芳香環を有さないカルボキシル基含有樹脂と、ルチル型酸化チタンとを含むことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の平面アンテナ。
  7. 前記保護層は、表面の反射率が72〜80%である白色であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の平面アンテナ。
  8. 前記ポリオレフィン樹脂が、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、シクロオレフィンポリマーのうちから選択される樹脂であることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の平面アンテナ。
  9. 前記グラスファイバーが、ガラス繊維、アラミド繊維、ポリエステル繊維、炭素繊維のうちから選択される繊維を含有する織布または不織布の繊維基材であることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の平面アンテナ。
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