JP2015025939A - 水滴除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カメラが撮像窓を介して被写体を撮像して取得する撮像画像の鮮明化を図ることができる水滴除去装置を提供する。
【解決手段】複数の噴出ノズル21は、カメラ12の撮像窓に衝撃波を噴出する。配置部は、複数の噴出ノズル21が撮像窓の互いに異なる方向に衝撃波を噴出するように、撮像窓の周囲に複数の噴出ノズル21を配置する。衝撃波発生部114は、複数の噴出ノズル21から噴出される衝撃波を発生する。噴出制御部は、複数の噴出ノズル21から噴出ノズル21を選択し、選択された噴出ノズル21から衝撃波を噴出させるように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラを収納するハウジングに設けられた撮像窓に付着した水滴を除去する水滴除去装置に関する。
従来、この種の技術としては、例えば以下に示す特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1には、監視カメラを収納する箱形のハウジングに設けられた平板な撮像窓を介して被写体を撮像する監視カメラ装置の技術が記載されている。撮像窓には、撮像窓の表面を清掃するワイパーが設けられている。
また、監視カメラ装置としては、略半球体状のドームカバーを介して被写体を撮像するドーム型の監視カメラ装置が従来から知られている。撮像窓のドームカバーは、略半球体状に形成されているため、上述したような平面を清掃するワイパーにより撮像窓の表面を清掃するのは困難であった。
そこで、ドーム型の監視カメラ装置では、ドームカバーの表面に親水性または撥水性のコーティングを施し、雨滴などの水滴が撮像画像に及ぼす悪影響を抑制し、撮像画像の鮮明化を図っていた。
特開平6−303471号公報
上記従来のドーム型の監視カメラ装置では、親水性のコーティングが施されたドームカバーに水滴が付着している状態で被写体を拡大して撮像すると、被写体に焦点が合いづらくなり、撮像画像が不鮮明になるおそれがあった。一方、撥水性のコーティングが施されたドームカバーに水滴が付着している状態で被写体を広角で撮像し、水滴に焦点が合った場合には、撮像画像が不鮮明になるおそれがあった。
さらに、親水性または撥水性のコーティングが施された場合に、ドームカバーに付着した水滴が乾くと、汚れがドームカバーの表面に残存しやすくなっていた。このため、撮像画像が不鮮明になるおそれがあった。
本発明の目的は、カメラが撮像窓を介して被写体を撮像して取得する撮像画像の鮮明化を図ることができる水滴除去装置を提供することである。
本発明は、カメラ(12)の撮像窓(15)に衝撃波を噴出する複数の噴出ノズル(21)と、前記複数の噴出ノズルが前記撮像窓の互いに異なる方向に衝撃波を噴出するように、前記撮像窓の周囲に前記複数の噴出ノズルを配置する配置部(23)と、前記複数の噴出ノズルから噴出される衝撃波を発生する衝撃波発生部(114)と、前記複数の噴出ノズルから噴出ノズルを選択し、選択された前記噴出ノズルから衝撃波を噴出させるように制御する噴出制御部とを備えることを特徴とする水滴除去装置を提供する。
本発明の水滴除去装置によれば、撮像窓に付着した水滴を衝撃波により除去もしくは微細粒化することが可能となり、撮像窓を介してカメラが被写体を撮像して取得する撮像画像の鮮明化を図ることができる。
本発明の実施形態に係る水滴除去装置を取り付けた監視カメラ装置の外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る水滴除去装置の外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る水滴除去装置を取り付けていない監視カメラ装置の外観を示す斜視図である。 噴出ノズルとドームカバーの外観を示す斜視図である。 噴出ノズルとドームカバーの垂直方向の位置関係を示す部分平面図である。 噴出ノズルとドームカバーの水平方向の位置関係を示す平面図である。 ガッシュブラケットに取り付けられた噴出ノズルの外観を示す斜視図である。 収納部の内部の外観を示す斜視図である。 固定ノズルにおける固定ノズル噴出口の外観を示す斜視図である。 水滴除去装置の主要部の外観を示す斜視図である。 スライドノズル側から見た選択部の外観を示す斜視図である。 固定ノズル側から見た選択部の断面を示す斜視図である。 スライドノズル側から見た選択部の外観を示す斜視図である。 衝撃波発生部の取り付け構造を示す斜視図である。 衝撃波発生部の取り付け構造を示す斜視図である。 スイッチング電源ユニットの取り付け構造を示す斜視図である。 カメラ、水滴除去装置を制御する構成を示す図である。 噴出ノズルの一配置例を示す図である。
以下、図面を用いて本発明を実施するための実施形態を説明する。
(実施形態)
図1は本発明の実施形態に係る水滴除去装置を備えた監視カメラ装置の外観を示す斜視図である。図1において、監視カメラ装置11は、監視対象の被写体を撮像するカメラ12を備えている。カメラ12は、釣り鐘状の筐体部13内に設けられた後述する支持駆動部171(図17に図示)により吊り下げられて支持され、回動可能に筐体部13内に収納されている。筐体部13の外周面には、日よけのサンシェードカバー14が取り付けられている。
筐体部13の下部には、透明もしくは半透明の略半球体状のドームカバー15が設けられている。カメラ12は、撮像窓となるドームカバー15を介して被写体を撮像し被写体の画像を取得する。
筐体部13の上部には、筐体部13を支持するアーム16が設けられ、このアーム16と一体化した台座部17がねじなどの固定具により壁18に固定されている。これにより、筐体部13は、壁18に取り付けられている。
水滴除去装置は、監視カメラ装置11に取り付けられ、ドームカバー15に付着した水滴を衝撃波により除去または微細粒化して、カメラ12が取得する画像の画質を良好にする。衝撃波は、空気の振動の波であり、音速に近い速さで空気中を伝搬する。
水滴除去装置は、図2において、3つの噴出ノズル21(21a,21b,21c)と、3本の衝撃波伝送管22(22a,22b,22c)を備えている。なお、噴出ノズル21と衝撃波伝送管22は、上記個数に限定されることはない。
噴出ノズル21は、衝撃波をドームカバー15の表面に噴出する。噴出ノズル21は、一端の噴出口から衝撃波を噴出し、他端は衝撃波伝送管22が嵌め込まれて衝撃波伝送管22に接合している。すなわち、噴出ノズル21aは衝撃波伝送管22aに接合し、噴出ノズル21bは衝撃波伝送管22bに接合し、噴出ノズル21cは衝撃波伝送管22cに接合している。なお、噴出ノズル21と衝撃波伝送管22との接合部をバンドなどで締め付けることで離脱防止効果を高めることができる。
噴出ノズル21は、噴出ノズル21をドームカバー15の周囲に配置する配置部を構成するガッシュブラケット23に取り付けられている。ガッシュブラケット23には、先端部が外側に屈曲した係止つめ24が複数設けられている。ガッシュブラケット23には、先端部が内側に屈曲した係止つめ25が複数設けられている。これらの係止つめ24,25は、ガッシュブラケット23をサンシェードカバー14に取り付ける際に用いられる。
衝撃波伝送管22は、他端が収納部26に収納され後述する選択部81(図8に図示)に接合されている。収納部26は、防水仕様の例えばアルミのダイカストで構成され、支持部材となる左右一対の吊り下げブラケット27が取り付けられている。
水滴除去装置は、監視カメラ装置11に対して着脱自在に取り付けられ、必要に応じて後付することができる。水滴除去装置を監視カメラ装置11に後付する方法について説明する。
図3は水滴除去装置が監視カメラ装置11に取り付けられていない状態の監視カメラ装置11の外観を示す斜視図である。図3に示す監視カメラ装置11に対して、筐体部13の上部に設けられたカバー19を取り外し、サンシェードカバー14を筐体部13の上方のアーム16側に持ち上げて移動させる。
このような状態において、図2に示す噴出ノズル21が取り付けられたガッシュブラケット23を筐体部13の下部外周に沿って仮配置する。その後、サンシェードカバー14を下方に戻し、ガッシュブラケット23の係止つめ24を、サンシェードカバー14の内側に形成された被係止部の溝(図示せず)に引っかける。また、ガッシュブラケット23の係止つめ25を筐体部13の底部外周面に当接させる。これにより、ガッシュブラケット23は、サンシェードカバー14の底部に取り付けられる。
ガッシュブラケット23が取り付けられたサンシェードカバー14は、ねじなどの固定具で筐体部13に固定される。これにより、サンシェードカバー14に取り付けられたガッシュブラケット23の噴出ノズル21は、図1に示すように、ドームカバー15の周囲に配置される。
収納部26は、左右一対の吊り下げブラケット27をねじなどの固定具で台座部17ととともに壁18に固定される。また、収納部26は、収納部26の下部をねじなどの固定具により壁18に固定して補強することが可能である。
図4はドームカバー15と噴出ノズル21の周辺の外観を示す斜視図である。ガッシュブラケット23に取り付けられた噴出ノズル21の先端部の噴出口は、ドームカバー15に向けられ、噴出口から噴出された衝撃波はドームカバー15の表面に当てられる。ドームカバー15の表面に付着した雨滴などの水滴は、衝撃波のエネルギーにより吹き飛ばされて除去される。もしくは、水滴は衝撃波のエネルギーで粉砕されて微細粒化される。
例えば図4に示す噴出ノズル21bを代表すると、衝撃波の噴出方向の中心線41とドームカバー15との交点42を中心にして、略同心円上に外側に向かって放射状に水滴が吹き飛ばされるか、もしくはドームカバー15の表面を移動する。または、水滴の一部は、吹き飛ばされずに微細粒化されてドームカバー15の表面に残る。
3つの噴出ノズル21a,21b,21cからの衝撃波の噴出を後述するように制御することで、カメラ12の撮像範囲のドームカバー15から水滴が除去されるか、または微細粒化される。この結果、カメラ12は、水滴が除去または微細粒化される前に比べて鮮明で良好な被写体の画像を取得することができる。
噴出ノズル21の噴出口の方向は、例えば図5に示すように設定される。図5において、一点鎖線L15hは、ドームカバー15において、ちょうど半球となっている位置を表している。すなわち、一点鎖線L15hの位置に半球体の端面が位置する。図5に示すように、半球体の端面の中心Oから概ね45°の位置に対する接線L51の方向となるように噴出口の向きが設定される。
噴出ノズル21の噴出口の位置は、図5に示すように、カメラ12のチルト方向の撮像範囲となる画角θ51に対して、この画角θ51の範囲外となるように配置される。また、噴出ノズル21の噴出口の位置は、図5に示すように、カメラ12のチルト方向の撮像範囲となる画角θ51に対して、撮像範囲の最上端L15との距離L52が極力短くなるように配置される。
図6はドームカバー15を底部から見た外観を示す平面図である。噴出ノズル21は、図6に示すように、ガッシュブラケット23に取り付けられてドームカバー15の外周に配置される。
噴出ノズル21bは、ドームカバー15の中心Oに対して例えば正面方向に配置されている。噴出ノズル21aは、噴出ノズル21bが配置された正面方向に対して例えばθ61の角度範囲に配置されている。角度範囲θ61は、正面方向を0°とすると、+45°〜+90°の範囲となる。噴出ノズル21cは、噴出ノズル21bが配置された正面方向に対して例えばθ62の角度範囲に配置されている。角度範囲θ62は、正面方向を0°とすると、−45°(+315°)〜−90°(+270°)の範囲となる。
噴出ノズル21が配置される位置は、上記に限定されることはなく、カメラ12の撮像範囲に応じて適宜設定される。ガッシュブラケット23には、噴出ノズル21が挿入されて取り付けられる取付穴61が、ドームカバー15の中心Oに対して15°程度の間隔で設けられている。各噴出ノズル21a,21b,21cは、この取付穴61を変えることで配置位置を適宜変えることが可能となる。
噴出ノズル21は、図7に示すように、ガッシュブラケット23に取り付けられ、噴出口の向きが調整される。図7において、噴出ノズル21は、サポートブラケット71を介してガッシュブラケット23にねじ72で固定されている。サポートブラケット71には、四隅に調整用ねじ73が設けられている。ねじ72を緩めた状態において、それぞれの調整用ねじ73の締め込み具合を調整することで、サポートブラケット71のガッシュブラケット23に対する取付角度を変化させる。これにより、ドームカバー15に対する噴出ノズル21の向きを微調整することが可能となる。
一端が噴出ノズル21に接合された衝撃波伝送管22の他端は、図8に示すように、収納部26に収納されて、衝撃波を噴出ノズル21a,21b,21cのいずれか1つに伝送する衝撃波伝送管22を選択する選択部81に接合されている。収納部26には、後述する噴出制御部などの電子回路部品が搭載された回路基板82が収納されている。
選択部81は、図9に示すように、固定ノズル91を備え、固定ノズル91には、3つの固定ノズル噴出口92(92a,92b,92c)が設けられている。固定ノズル噴出口92は、衝撃波が伝送する方向に延伸して設けられている。衝撃波伝送管22は、固定ノズル噴出口92の一端に嵌め込まれ、図10の矢印の方向で示す衝撃波の伝送方向と同方向となるように接合されている。すなわち、衝撃波伝送管22aは固定ノズル噴出口92aに接合され、衝撃波伝送管22bは固定ノズル噴出口92bに接合され、衝撃波伝送管22cは固定ノズル噴出口92cに接合されている。
衝撃波伝送管22は、衝撃波の伝送方向と同方向となるように固定ノズル噴出口92に接合されているので、接合部における伝送路の屈曲による衝撃波の減衰を抑制することができる。なお、衝撃波伝送管22と固定ノズル噴出口92との接合部をバンドなどで締め付けることで離脱防止効果を高めることができる。
選択部81は、図11に示すように、スライドノズル111を備えている。スライドノズル111は、固定ノズル91に設けられた溝状のガイド部112に嵌め込まれ、ガイド部112に沿って図11の矢印で示す方向に移動自在に設けられている。スライドノズル111には、衝撃波伝送管113の一端が嵌め込まれて接合され、衝撃波伝送管113の他端は、衝撃波発生部114の衝撃波噴出口115に嵌め込まれて接合されている。これにより、スライドノズル111と衝撃波発生部114とは、衝撃波伝送管113を介して接合される。
衝撃波伝送管113は、例えばシリコンゴムなどの可撓性の部材で構成され、スライドノズル111の移動にともなって屈曲する。
図12に示すように、スライドノズル111の衝撃波噴出口121と固定ノズル噴出口92とは、概ね同径に構成されている。スライドノズル111は、スライドノズル111の衝撃波噴出口121と固定ノズル噴出口92との双方の中心軸とが概ね一致するように移動される。
選択部81は、図13に示すように、スライドノズル駆動モータ131を備えている。スライドノズル駆動モータ131は、ステッピングモータで構成され、後述する噴出制御部176の制御の下に駆動制御される。スライドノズル111は、スライドノズル111に設けられたカム溝132を介してスライドノズル駆動モータ131の偏心出力軸133に連結されている。
スライドノズル駆動モータ131の偏心出力軸133は、偏心出力軸133の回転により偏心出力軸133がカム溝132に沿って往復運動する。これにより、スライドノズル111は、先の図11の矢印で示す方向に往復移動する。選択部81は、この往復運動によりスライドノズル111の衝撃波噴出口121と固定ノズル噴出口92との双方の中心軸が概ね一致するように位置合わせする。
スライドノズル111の衝撃波噴出口121と固定ノズル噴出口92aとが位置合わせされると、固定ノズル噴出口92aに接合された衝撃波伝送管22aが選択される。これにより、衝撃波は衝撃波伝送管22aを介して噴出ノズル21aに伝送され、噴出ノズル21aから噴出される。
スライドノズル111の衝撃波噴出口121と固定ノズル噴出口92bとが位置合わせされると、固定ノズル噴出口92bに接合された衝撃波伝送管22bが選択される。これにより、衝撃波は衝撃波伝送管22bを介して噴出ノズル21bに伝送され、噴出ノズル21bから噴出される。スライドノズル111の衝撃波噴出口121と固定ノズル噴出口92bとが位置合わせされると、衝撃波伝送管113と固定ノズル噴出口92bとは、概ね直線上に配置される。これにより、伝送路の屈曲による衝撃波の減衰を最小限にとどめることができる。
スライドノズル111の衝撃波噴出口121と固定ノズル噴出口92cとが位置合わせされると、固定ノズル噴出口92cに接合された衝撃波伝送管22cが選択される。これにより、衝撃波は衝撃波伝送管22cを介して噴出ノズル21cに伝送され、噴出ノズル21cから噴出される。
このようにして、選択部81は、衝撃波を噴出する噴出口21a,21b,21cを択一的に選択する。
図11に戻って、衝撃波発生部114は、図示しないが、ラックギア付のピストンとシリンダ、スプリング、間欠ギア、伝達ギア群、電動モータなどで構成されている。衝撃波発生部114は、シリンダ内のピストンを圧縮バネの解放力により瞬間的にスライドさせることにより、シリンダ内の空気を急激に圧縮する。圧縮された空気は、シリンダ口から衝撃波噴出口115に向かって瞬間的に膨張して衝撃波が発生し衝撃波噴出口115から噴出される。衝撃波の後には、膨張した空気が衝撃波噴出口115から噴出される。
衝撃波発生部114は、ピストンを1回スライドさせることでひとつの衝撃波を発生する。衝撃波発生部114は、電動モータと間欠ギアにより繰り返しシリンダをスライドさせることで一秒間に10回程度の衝撃波を発生させることができる。衝撃波発生部114は、後述する噴出制御部176(図17に図示)の制御の下に、衝撃波を発生する。
衝撃波発生部114は、図14に示すように、先の図2に示す収納部26に収納されている。衝撃波発生部114は、ねじなどの固定具によりメインブラケット141に固定されている。メインブラケット141は、一端側が樹脂ダンパー144を介して取付ブラケット142に取り付けられ、他端側が樹脂ダンパー144を介して取付ブラケット143に取り付けられている。取付ブラケット142,143は、ねじなどの固定具で収納部26に固定されている。衝撃波発生部114は、ピストンの動作時にその慣性で図14の矢印で示すピストンの動作方向に振動する。
樹脂ダンパー144は、図14の矢印で示すピストンの動作方向を主変形方向とし、図15に示すように、メインブラケット141の両端に配置されている。樹脂ダンパー144は、メインブラケット141の両端のそれぞれに少なくとも1つ以上配置する。図15では一例として、樹脂ダンパー144はメインブラケット141の一端側に5つ、他端側に3つ配置している。この樹脂ダンパー144により、衝撃波発生部114で発生する振動は吸収されて減衰される。これにより、衝撃波発生部114で発生する振動が収納部26に伝わるのを低減することができる。
衝撃波発生部114は、ピストンの動作時に動作音が発生し、衝撃波の発生時に破裂音が発生する。このような音圧を低減するため、必要に応じてグラスウールなどの吸音材や発泡ウレタン材を収納部26内に設ける。また、収納部26の蓋と箱との接合部分には、防水、防音のための密閉性を高めるための例えばシリコンラバーを介在させる。
収納部26には、図16に示すように、先の図8に示す回路基板82の下部にスイッチング電源ユニット161が収納されている。スイッチング電源ユニット161は、外部から交流電圧を受けて、スライドノズル駆動モータ131、衝撃波発生部114の電動モータならびに回路基板82に搭載された電子回路にそれぞれ直流電圧を供給する。スイッチング電源ユニット161は、ねじなどの固定具により取付ブラケット142,143に固定されている。先の図8に示す回路基板82も同様に、ねじなどの固定具により取付ブラケット142,143に固定されている。
スイッチング電源ユニット161は、動作時に発熱するので、スイッチング電源ユニット161に設けられたヒートシンク側が収納部26の内壁面と対向するように配置される。スイッチング電源ユニット161のヒートシンクと収納部26の内壁面との間には、熱伝道シート(図示せず)を配置する。これにより、スイッチング電源ユニット161で発生した熱は、効率よく収納部26に伝わり、放熱効果を高めることができる。
収納部26に収納される衝撃波発生部114は、上述したように衝撃波を発生させる構成としたので、小型かつ軽量にすることが可能となる。これにより、収納部26は、収納部自体と収納部材とを合わせた総重量を概ね3.5kg以下で、かつ容積を概ね0.0035m以下に構成することが可能となる。これにより、監視カメラ装置11に水滴除去装置を取り付ける際に、施工者は収納部26を片手で持つことが可能となる。この結果、屋外などの高所に設置された監視カメラ装置11に水滴除去装置を後付けする際の作業性を向上させることができる。
図17はカメラ12、選択部81ならびに衝撃波発生部114を制御する構成を示す図である。
カメラ12は、図1に示す筐体部13の内部に支持駆動部171によって吊り下げられて支持されている。カメラ12は、カメラ制御部172の制御の下に、支持駆動部171によって回動可能に筐体部13の内部に収納されている。
支持駆動部171は、パンモータ173、チルトモータ174を備えている。支持駆動部171は、パンモータ173の駆動制御により水平方向の回動動作が制御される。支持駆動部171は、チルトモータ174の駆動制御により垂直方向の回動動作が制御される。
カメラ12は、撮像レンズの倍率を変更するズーム動作を行うズームモータ175を備えている。パンモータ173とチルトモータ174はダイレクトドライブモータで、ズームモータ175はステッピングモータで構成される。
これらのモータは、パルス信号のパルスカウント値により回転が制御され、回転量がパルスカウント値に比例する。これにより、ダイレクトドライブモータまたはステッピングモータの回転により移動が制御される非移動体の移動位置は、パルスカウント値に基づいて検出することが可能となる。したがって、ダイレクトドライブモータで駆動されて移動する支持駆動部171ならびに前述したステッピングモータで駆動されて移動するスライドノズル111は、各々のモータを駆動制御するパルス信号のパルスカウント値に基づいて移動位置を認識して制御することが可能となる。
カメラ12は、支持駆動部171のパンモータ173が駆動制御されることで、水平方向となるパン方向に回動するパン回動の動作が制御される。カメラ12は、支持駆動部171のチルトモータ174が駆動制御されることで、垂直方向となるチルト方向に回動するチルト回動の動作が制御される。
カメラ12は、撮像の制御方向をPTZにより表し、PTZカメラとも呼ばれる。PTZのPは、pan(パン)、Panoramic Viewの略で、水平方向の回動を表し、Tはtilt(チルト)の略で、垂直方向の首振りを表す。Zはzoom(ズーム)の略で、被写体を拡大(ズームイン)もしくは縮小(ズームアウト)して撮像することを表す。
カメラ12は、カメラ制御部172の制御の下に、支持駆動部171により回動されて撮像方向が決められる。カメラ12は、カメラ制御部172の制御の下に、予めプリセットされた複数の撮像方向を、予め設定された周期で撮像方向を変えながら順次撮像する。
カメラ制御部172は、監視カメラ装置11の全体の動作を制御する制御中枢として機能する。カメラ制御部172は、監視カメラ装置11の全体を制御する制御プログラムを記憶した記憶部を有し、記憶部に記憶された制御プログラムに基づいて監視カメラ装置11の全体の動作を制御する。カメラ制御部172は、CPU、記憶装置、入出力装置などの資源を備えた例えばマイクロコンピュータで構成される。
カメラ制御部172は、パンモータ173にパルスカウント値の駆動制御パルス信号を与え、この駆動制御パルス信号に基づいてパンモータ173の回転動作を制御する。すなわち、パンモータ173は、パルスカウント値に基づいて駆動制御され、支持駆動部171は、パルスカウント値に基づいて駆動制御されるパンモータ173によりパン方向の回動動作が制御される。これにより、カメラ制御部172は、パンモータ173に与えられる駆動制御パルス信号のパルスカウント値によりカメラ12のパン方向における撮像方向を検出する。カメラ制御部172は、検出したカメラ12のパン方向における撮像方向を噴出制御部176に与える。
噴出制御部176は、選択部81ならびに衝撃波発生部114の動作を制御する制御中枢として機能する。噴出制御部176は、選択部81ならびに衝撃波発生部114の動作を制御する制御プログラムを記憶した記憶部を有し、記憶部に記憶された制御プログラムに基づいて選択部81ならびに衝撃波発生部114の動作を制御する。噴出制御部176は、CPU、記憶装置、入出力装置などの資源を備えた例えばマイクロコンピュータで構成される。
噴出制御部176は、スライドノズル駆動モータ131にパルスカウント値の駆動制御パルス信号を与え、この駆動制御パルス信号に基づいてスライドノズル駆動モータ131を駆動制御する。すなわち、スライドノズル111は、パルスカウント値に基づいて駆動制御されるスライドノズル駆動モータ131により往復運動が制御される。
これにより、噴出制御部176は、駆動制御パルス信号のパルスカウント値に基づいて、スライドノズル駆動モータ131で移動制御されるスライドノズル111の位置を検出する。これにより、噴出制御部176は、前述したように、スライドノズル111の衝撃波噴出口121と固定ノズル91の固定ノズル噴出口92a,92b,92cとの位置合わせを制御し、前述した選択部81の選択動作を制御する。
噴出制御部176は、選択部81による選択動作が行われた後、衝撃波発生部114で予め設定された所定の回数衝撃波を発生させる。発生した衝撃波は、スライドノズル111、スライドノズル111に連結された固定ノズル91の固定ノズル噴出口92、ならびに衝撃波伝送管22を介して噴出ノズル21に伝送され、噴出ノズル21からドームカバー15の表面に噴出される。
噴出制御部176は、3つの噴出ノズル21a,21b、21cに対して、カメラ制御部172から与えられたカメラ12のパン方向における撮像方向に基づいて、衝撃波を噴出する例えば3つの噴出パターン1〜3を選択して実行する。なお、噴出パターンは、この3つのパターンに限定されることはなく、監視カメラ装置11を使用する監視者により様々に設定することができる。
3つの噴出パターン1〜3を説明するにあたって、噴出ノズル21a,21b、21cは、例えば図18に示すように配置されているものとする。図18はドームカバー15に対する噴出ノズル21a,21b,21cの一配置例を示す図である。
図18において、ドームカバー15の略半球体の底面をなす円形の開口面の中心Oに対して、壁18に対向する正面方向を0°とし、壁18の方向を180°する。このような方位において、噴出ノズル21aは、ドームカバー15に対して270°の位置に配置され、噴出ノズル21bは、0°の位置に配置され、噴出ノズル21cは、90°の位置に配置されている。
図18において、噴出ノズル21aは、配置位置の270°を中心にして225°〜315°の範囲に衝撃波を噴出するものとする。噴出ノズル21bは、配置位置の0°を中心にして315°〜45°の範囲に衝撃波を噴出するものとする。噴出ノズル21cは、配置位置の90°を中心にして45°〜180°の範囲に衝撃波を噴出するものとする。
このような噴出ノズル21a,21b,21cの配置において、噴出パターン1は、予め設定された所定の周期で噴出ノズル21a,21b,21cを変えながら衝撃波を噴出する。例えば噴出ノズル21a、噴出ノズル21b、噴出ノズル21c、噴出ノズル21aの順序で繰り返し噴出ノズル21から衝撃波を噴出する。
これにより、カメラ12のパン方向における撮像方向によらず、壁18側に位置するドームカバー15の135°〜225°の範囲を除く、カメラ12の撮像範囲のドームカバー15に対して衝撃波を噴出することができる。
噴出パターン2は、カメラ制御部172から与えられるカメラ12のパン方向における撮像方向に基づいて、カメラ12が現在撮像しているパン方向における撮像方向に対応した噴出ノズル21から衝撃波を噴出する。
カメラ12のパン方向における撮像方向が図18の225°〜315°の範囲にある場合には、衝撃波が噴出ノズル21aから噴出される。すなわち、選択部81によりスライドノズル111の衝撃波噴出口121と固定ノズル91の固定ノズル噴出口92aとが位置合わせされ、衝撃波伝送管22aを介して衝撃波が噴出ノズル21aに伝送され、噴出ノズル21aから噴出される。
カメラ12のパン方向における撮像方向が図18の315°〜45°の範囲にある場合には、衝撃波が噴出ノズル21bから噴出される。すなわち、選択部81によりスライドノズル111の衝撃波噴出口121と固定ノズル91の固定ノズル噴出口92bとが位置合わせされ、衝撃波伝送管22bを介して衝撃波が噴出ノズル21bに伝送され、噴出ノズル21bから噴出される。
カメラ12のパン方向における撮像方向が図18の45°〜135°の範囲にある場合には、衝撃波が噴出ノズル21cから噴出される。すなわち、選択部81によりスライドノズル111の衝撃波噴出口121と固定ノズル91の固定ノズル噴出口92cとが位置合わせされ、衝撃波伝送管22cを介して衝撃波が噴出ノズル21cに伝送され、噴出ノズル21cから噴出される。
このように、噴出パターン2では、カメラ12が現在撮像して撮像方向のドームカバー15に衝撃波を噴出することができる。
噴出パターン3は、カメラ12が撮像する前に撮像方向のドームカバー15に衝撃波を噴出する。カメラ12が撮像するパン方向における撮像方向は、カメラ制御部172に複数プリセットされている。カメラ12は、このプリセットされた複数の撮像方向を周期的に変えながら順次撮像する。
カメラ12は、例えば撮像方向1、撮像方向2、撮像方向3がプリセットされてこの順序で周期的に繰り返しながら撮像するものとする。ここで、撮像方向1は例えば図18において60°の方向であり、撮像方向2は例えば340°の方向であり、撮像方向3は例えば250°であるものとする。
このような場合に、噴出パターン3では、撮像方向1は噴出ノズル21cが衝撃波を噴出する噴出範囲となるので、カメラ12が撮像方向1にパン回動して撮像する前に、予め噴出ノズル21cから衝撃波を噴出する。続いて、撮像方向2は噴出ノズル21bが衝撃波を噴出する噴出範囲となるので、カメラ12が撮像方向2にパン回動して撮像する前に、予め噴出ノズル21bから衝撃波を噴出する。引き続いて、撮像方向3は噴出ノズル21aが衝撃波を噴出する噴出範囲となるので、カメラ12が撮像方向3にパン回動して撮像する前に、予め噴出ノズル21aから衝撃波を噴出する。
このように、噴出パターン3では、カメラ12が撮像する前に、カメラ12が撮像する撮像方向のドームカバー15に衝撃波を噴出して水滴を除去もしくは微細粒化する。これにより、カメラ12は、事前に水滴が除去もしくは微細粒化されたドームカバー15を介して撮像することができる。
図17に戻って、カメラ制御部172は、監視装置177に接続されている。
監視装置177は、カメラ制御部172と例えばLANにより接続され、例えばTCP/IP等のプロトコルを用いてカメラ制御部172との間で信号の送受信を行う。監視装置177は、カメラ12で取得された撮像画像の画像データを受信し、ディスプレイにカメラ12で取得された撮像画像を表示制御する。監視装置177は、カメラ12で取得された画像データを必要に応じて記憶装置に記憶する。
監視装置177は、カメラ12が監視装置177からの指令に基づいて被写体を撮像する場合には、カメラ12が撮像する際の絞りや撮像方向などの撮影要件を調整制御し、これらの撮像要件をカメラ制御部172に与える。
監視装置177は、水滴除去装置のオン/オフを手動もしくは自動で指令する。監視装置177は、例えばカメラ12で取得された撮像画像に基づいて、例えば以下のようにして自動で水滴除去装置のオン/オフを指令することができる。
監視装置177は、予め用意されて画像の鮮明度を検出する所定の画像処理方法により水滴がドームカバー15に付着して撮像画像が不鮮明になったことが検出されると、水滴除去装置を作動させる。その後、監視装置177は、撮像画像が鮮明になったことが検出されると、水滴除去装置を停止させる。
以上説明したように、この実施形態によれば、ドームカバー15に付着した水滴を衝撃波により除去もしくは微細粒化するので、ドームカバー15を介してカメラ12が被写体を撮像して取得する撮像画像の鮮明化を図ることができる。
衝撃波により水滴を除去もしくは微細粒化するので、ドームカバー15に非接触状態で水滴を除去もしくは微細粒化することができる。これにより、撮像窓に直接接触するワイパーにより水滴を除去する場合に比べて、以下に示すような効果を得ることができる。
ワイパーを用いた場合には、撮像画像にワイパーが映り込み視界の一部を遮るおそれがある。このため、撮像画像が見にくくなるおそれがあった。また、撮像窓がアクリルなどの樹脂で形成されている場合には、ワイパーにより撮像窓の表面に損傷を与えるおそれがある。
さらに、ワイパーがゴム製の場合には、紫外線による劣化や摩耗による損耗粉、ゴミ溜まりなどにより定期交換などの保守管理が必要になっていた。
これに対して、この実施形態では衝撃波を用いているので、撮像画像にワイパーが映り込んで撮像画像の一部を遮ることは回避され、かつワイパーにより撮像窓に損傷を与えることは回避される。また、ワイパーを定期交換する保守管理が不要になり、保守管理の手間を軽減することができる。
また、この実施形態では、撮像窓に親水性または撥水性のコーティングが施された場合に比べて、撮像窓に付着した水滴が乾いた後撮像窓に汚れが残存するといった不具合を解消することができる。撮像窓に施された親水性または撥水性のコーティングは、経時変化によりその効果が低下するので、定期的な保守管理が必要になる。
これに対して、この実施形態では、このような保守管理が不要となり、保守管理の手間を軽減することができる。
この実施形態では、衝撃波発生部114は、ピストンを瞬間的にスライドさせることにより空気を圧縮し、圧縮した空気をシリンダ口から瞬間的に膨張させるシリンダと、バネの解放力によりピストンを瞬間的にスライドさせる圧縮バネとを備えて構成されている。 この構成により、衝撃波発生部114は、コンプレッサーやボンベなどの高圧状態を保持する構成を用いることなく、衝撃波を発生することができる。これにより、衝撃波発生部114を小型、軽量化することが可能となり、この結果、水滴除去装置を小型、軽量化することができる。
この実施形態では、3つの噴出パターン1〜3により衝撃波の噴出を制御している。噴出パターン1は、所定の周期で噴出ノズル21a,21b,21cを変えながら衝撃波を噴出する。これにより、カメラ12のパン方向における撮像方向によらず、カメラ12の撮像範囲のドームカバー15に対して衝撃波を噴出することができる。
噴出パターン2は、カメラ12が現在撮像しているパン方向における撮像方向に対応した噴出ノズル21から衝撃波を噴出する。これにより、カメラ12が現在撮像して撮像方向のドームカバー15に衝撃波を噴出することができる。
噴出パターン3は、カメラ12が撮像する前に、プリセットされた撮像方向のドームカバー15に衝撃波を噴出する。これにより、カメラ12は、事前に水滴が除去もしくは微細粒化されたドームカバー15を介して撮像することができる。
なお、上記実施形態では、撮像窓は略半球体状のドームカバーとして説明したが、撮像窓は略半球体状のドームカバーに限定されることはなく、撮像窓は例えば平面状であってもよく、本発明は撮像窓の形状に制約を与えるものではない。
11…監視カメラ装置
12…カメラ
15…ドームカバー(撮像窓)
21(21a,21b,21c)…噴出ノズル
22(22a,22b,22c)…衝撃波伝送管
23…ガッシュブラケット(配置部)
81…選択部
114…衝撃波発生部
176…噴出制御部

Claims (3)

  1. カメラの撮像窓に衝撃波を噴出する複数の噴出ノズルと、
    前記複数の噴出ノズルが前記撮像窓の互いに異なる方向に衝撃波を噴出するように、前記撮像窓の周囲に前記複数の噴出ノズルを配置する配置部と、
    前記複数の噴出ノズルから噴出される衝撃波を発生する衝撃波発生部と、
    前記複数の噴出ノズルから噴出ノズルを選択し、選択された前記噴出ノズルから衝撃波を噴出させるように制御する噴出制御部と、
    を有することを特徴とする水滴除去装置。
  2. 前記噴出制御部は、前記カメラの水平方向における撮像方向と前記複数の噴出ノズルの配置位置とに基づいて、前記撮像窓に衝撃波を噴出する噴出ノズルを選択し、選択された前記噴出ノズルから衝撃波を噴出させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の水滴除去装置。
  3. プリセットされた複数の撮像方向を周期的に変えながら順次撮像する前記カメラを備えたカメラ装置に搭載され、
    前記噴出制御部は、前記カメラが撮像するプリセットされた撮像方向と前記複数の噴出ノズルの配置位置とに基づいて、プリセットされた撮像方向の被写体を前記カメラが撮像する前に、前記撮像窓に衝撃波を噴出する噴出ノズルを選択し、選択された前記噴出ノズルから衝撃波を噴出させる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の水滴除去装置。
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