JP2015025715A - 車両用表示装置 - Google Patents
車両用表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015025715A JP2015025715A JP2013154875A JP2013154875A JP2015025715A JP 2015025715 A JP2015025715 A JP 2015025715A JP 2013154875 A JP2013154875 A JP 2013154875A JP 2013154875 A JP2013154875 A JP 2013154875A JP 2015025715 A JP2015025715 A JP 2015025715A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- display light
- image
- display
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005286 illumination Methods 0.000 claims description 8
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 abstract description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 20
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 7
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000012466 permeate Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K2360/00—Indexing scheme associated with groups B60K35/00 or B60K37/00 relating to details of instruments or dashboards
- B60K2360/60—Structural details of dashboards or instruments
- B60K2360/68—Features of instruments
- B60K2360/698—Pointers of combined instruments
Landscapes
- Indicating Measured Values (AREA)
- Details Of Measuring Devices (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Abstract
【課題】スクリーンの裏側に構造物を配置することを容易に実現できるようにした、車両用表示装置を提供する。
【解決手段】車両用表示装置は、プロジェクタ20およびスクリーン30を備える。プロジェクタ20は、車両情報を表した画像の表示光P1を射出する。スクリーン30は、表示光P1が投射されることにより画像を表示するものであり、画像が視認される方向に凹凸した形状に形成されている。そして、表示光P1は、スクリーン30に対して視認される側から該スクリーンへ投射される。
【選択図】図1
【解決手段】車両用表示装置は、プロジェクタ20およびスクリーン30を備える。プロジェクタ20は、車両情報を表した画像の表示光P1を射出する。スクリーン30は、表示光P1が投射されることにより画像を表示するものであり、画像が視認される方向に凹凸した形状に形成されている。そして、表示光P1は、スクリーン30に対して視認される側から該スクリーンへ投射される。
【選択図】図1
Description
本発明は、プロジェクタから射出された表示光をスクリーンに投射することで、車両情報を表した画像をスクリーンに表示させる車両用表示装置に関する。
特許文献1には、車速等の車両情報を表した画像の表示光を射出するプロジェクタと、射出された表示光が投射されて上記画像を表示するスクリーンと、を備える表示装置が開示されている。詳細には、スクリーンに対して視認者の反対側(裏側)にプロジェクタが配置され、表示光をスクリーンに透過させて投射表示させるように表示装置は構成されている。そして、スクリーンは、画像が視認される方向に凹凸した形状に形成され、これにより、画像を立体的に視認させるようにしている。
しかしながら、上述の如くスクリーンの裏側から表示光を透過させる構造では、スクリーンの裏側にプリント配線板等の構造物を配置しようとすると、構造物が表示光を遮ることとなる。よって、表示光を遮らないように構造物をスクリーンの裏側に配置することは、実現困難である。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたもので、その目的は、スクリーンの裏側に構造物を配置することを容易に実現できるようにした、車両用表示装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
開示された発明のひとつは、車両情報を表した画像の表示光を射出するプロジェクタ(20)と、表示光が投射されることにより画像を表示するスクリーン(30)と、を備え、スクリーンは、画像が視認される方向に凹凸した形状に形成されており、表示光は、スクリーンに対して視認される側から該スクリーンへ投射されることを特徴とする。
これによれば、表示光は、スクリーンに対して視認される側(表側)から投射されるので、表示光の光路がスクリーンの裏側に位置しないようにできる。よって、表示光を遮ることのないようにスクリーンの裏側に構造物を配置することを、容易に実現できる。
以下に、図面を参照しながら発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組合せが可能であることを明示している部分同士の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示してなくとも実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
図1に示すインストルメントパネル10は、車両の室内のうちフロントウインドシールドの下方に配置されている。インストルメントパネル10には、後に詳述する車両用表示装置が設置される。なお、図1中の上下前後方向を示す矢印は、車両用表示装置がインストルメントパネル10に設置された状態における、車両の上下前後方向を示す。
図1に示すインストルメントパネル10は、車両の室内のうちフロントウインドシールドの下方に配置されている。インストルメントパネル10には、後に詳述する車両用表示装置が設置される。なお、図1中の上下前後方向を示す矢印は、車両用表示装置がインストルメントパネル10に設置された状態における、車両の上下前後方向を示す。
車両用表示装置は、以下に説明するプロジェクタ20、スクリーン30、指針41等を備える。プロジェクタ20は、車両情報を表した画像の表示光P1を射出する。上記画像により表される「車両情報」の具体例としては、車速、エンジン回転速度、自動変速機のシフトレンジ、燃料残量、エンジン冷却水温度、各種警告情報等が挙げられる。
スクリーン30は光の反射面30aを有する樹脂製の板であり、視認方向(図中の矢印P2に示す方向)に凹凸した形状に形成されている。なお、反射面30aは、スクリーン30の視認される側(視認者M側)の面全体である。スクリーン30は、凸部32が形成された肉厚均一の板形状である。凸部32は、視認者M側に隆起した形状、かつ、視認者M側から見て円環状の形状である(図3参照)。
図2に示すように、スクリーン30は、上記凸部32に加え、以下に説明する中央部31および外周部33を有した形状である。中央部31は、スクリーン30の中央部分を構成し、円環状の凸部32の内周側に位置する。外周部33は、円環状の凸部32の外周側に位置する。中央部31および外周部33は、視認方向に対して垂直に拡がる平坦形状である。中央部31および外周部33は、凸部32よりも視認者Mから離れて位置するので、凹部であるとも言える。なお、本実施形態では、スクリーン30に対して垂直な方向が上記「視認方向」である。
凸部32は、以下に説明する頂部32a、内側傾斜部32bおよび外側傾斜部32cを有する。内側傾斜部32bは、中央部31の外周端から視認者M側に向けて徐々に隆起するように傾斜した形状である。頂部32aは、内側傾斜部32bの外周端から径方向に拡がる平坦形状である。外側傾斜部32cは、外周部33の内周端から視認者M側に向けて徐々に隆起するように傾斜した形状である。
図1の説明に戻り、プロジェクタ20から射出された表示光P1は、スクリーン30の視認者M側から反射面30aに入射し、該反射面30aにより視認者M側へ反射される。反射面30aで反射された表示光P2は、視認者Mであるユーザの目に入る。つまり、スクリーン30への表示光P1の投射により、スクリーン30に表示された画像がユーザにより視認される。なお、インストルメントパネル10の開口部10aに透光性を有するカバー11が取り付けられており、このカバー11を透過して表示光P2は視認者Mの目に入る。
プロジェクタ20は、以下に説明する光学歪レンズ21、表示光生成装置22および図示しない光源を備える。表示光生成装置22は、光源の光を液晶パネルに透過させて、所望の画像を表した表示光を生成する。或いは、高速回転するカラーフィルタに光源の光を透過させて、所望の画像を表した表示光を生成する。
表示光生成装置22により生成された画像には歪みが生じていない。このような画像に歪みを生じさせるのが光学歪レンズ21である。ここで、スクリーン30へ投射される表示光P1は、視認方向に対して平行にはならない。よって、画像の歪みのない表示光をスクリーン30へ投射すると、歪んだ画像が視認されることになる。これに対し本実施形態では、上記光学歪レンズ21により画像を歪ませておくので、スクリーン30で反射した表示光P2の画像には歪みが含まれないようにできる。
また、スクリーン30に形成された凹凸により、表示光P1による凸部32の影がスクリーン30上に生じないように、表示光P1の投射角度およびスクリーン30の凹凸形状は設定されている。例えば、図2中の符号Paに示す角度で凸部32に表示光P1が投射されると、スクリーン30のうち符号Qに示す部分に凸部32の影が生じてしまう。一方、符号Pbに示す角度で凸部32に表示光P1が投射されれば、スクリーン30に影が生じることはない。このように、凸部32への投射角度と凸部32の形状は、上記影が生じないように設定されている。
なお、スクリーン30のうち視認方向に垂直な方向、つまり図2の例では中央部31および外周部33の反射面30aに沿う方向Psに対する、凸部32への表示光P1の投射角度が、特許請求の範囲に記載の「投射角度」に相当する。また、図1中の点線に示す範囲で表示光P1がスクリーン30に投射されるように、表示光P1の出射角度θは設定されている。
スクリーン30の視認者M側(表側)には指針41が配置されている。指針41の回転中心側の端部はボス42に取り付けられている。これらの指針41およびボス42は画像ではなく、樹脂成形された実物である。ボス42には回転軸43が取り付けられている。回転軸43は、スクリーン30の中央部31に形成された貫通穴31aに挿入され、スクリーン30の表側から裏側(視認者M側の反対側)にかけて配置されている。回転軸43は電動のモータ44により回転する。
スクリーン30の裏側には、回路基板45が配置されている。スクリーン30および回路基板45は、所定間隔を空けて平行に並べて配置されている。回路基板45には、先述したモータ44、発光ダイオード等の光源47、およびマイクロコンピュータ(マイコン46)が実装されている。光源47は複数実装されており、スクリーン30の所定部分(図3の符号31bに示す部分)に対向する位置に配置されている。したがって、各々の光源47は、スクリーン30に設けられた上記所定部分を透過照明することができる。モータ44および光源47はマイコン46により駆動制御される。なお、特許請求の範囲に記載の「駆動装置」がモータ44に相当し、「照明装置」が光源47に相当する。
図3に示すように、スクリーン30に表示される画像は、複数の部品が組み合わさって構成されたメータ装置を表した画像(メータ画像D)である。上記「複数の部品」とは、以下に説明する目盛り板D10(目盛り板画像)およびダイヤルD20(ダイヤル画像)である。これらの目盛り板D10およびダイヤルD20は、実在する部品ではなく画像(部品画像)である。
目盛り板D10の表示領域には、複数の目盛りD11(目盛り画像)および数字D12(数字画像)が表示されている。これらの目盛りD11および数字D12についても、実在する印刷物ではなく画像であり、以下の説明では、これらを単に目盛りD11および数字D12と記載する。そして、指針41は、回転して目盛りD11を指示する。
ダイヤルD20は、複数の目盛りD11および指針41を取り囲む環状の形状である。目盛り板D10は、スクリーン30の中央部31および外周部33に表示される。したがって、ダイヤルD20は目盛り板D10よりも表側に存在するように視認される。外側傾斜部32cと外周部33との境界線がダイヤルD20の外周側の外形線に位置し、内側傾斜部32bと中央部31との境界線がダイヤルD20の内周側の外形線に位置する。要するに、中央部31および外周部33と凸部32との境界線は、部品画像同士の境界線と一致する。
そして、スクリーン30の中央部31および外周部33は同一の色で表示されており、その色とは異なる色で頂部32aおよび傾斜部32b、32cは表示される。これにより、ダイヤルD20を径方向に跨ぐように目盛り板D10が存在すると視認させ、かつ、目盛り板D10の表側にダイヤルD20が存在するように視認させることができる。なお、内側傾斜部32bおよび外側傾斜部32cは、中央部31および外周部33の色から頂部32aの色まで徐々に変化するようにグラデーション表示されている。
目盛り板D10の表示領域、つまりスクリーン30の中央部31には、警告内容を表した記号または文字が、印刷により表されている。具体的には、透光性を有した材質でスクリーン30は形成され、スクリーン30の裏側の面には遮光性の塗料が印刷されている。この印刷は、警告表示部31b以外の部分に施す。したがって、光源47を点灯させると警告表示部31bが透過照明される。その結果、目盛り板D10の表示領域の中に、印刷されていない警告表示部31bの形状が視認されるようになる。
但し、光源47の消灯時には、警告表示部31bが視認されないように、警告表示部31bに投射される表示光の輝度、明度、色相、彩度等が設定されている。なお、図2は、プロジェクタ20から表示光P1を出射させつつ、全ての光源47を点灯させている時の表示態様を示す。
車両に搭載された内燃機関の作動を制御する電子制御装置等、マイコン46とは別の電子制御装置(図示せず)が、各種センサの検出値に基づき車両情報を算出する。マイコン46は、その電子制御装置から車両情報を取得し、取得した車両情報に応じてモータ44および光源47の駆動を制御する。例えば、マイコン46は、車両情報として取得した車速に応じて、その車速を表す目盛りD11を指示する位置に指針41を回転させる。また、取得した車両情報に、車両に異常が生じている旨を示す異常信号が含まれている場合には、マイコン46は光源47を点灯させる。
以上に説明した本実施形態の車両用表示装置は、要するに、以下に列挙する特徴を備える。そして、それらの各特徴により以下に説明する作用効果が発揮される。
<特徴1>
本実施形態によれば、スクリーン30は視認方向に凹凸した形状であるため、スクリーン30に表示されるメータ画像Dを立体的に視認させるようにできる。つまり、メータ画像Dにより表現されている仮想のメータ装置が、実在しているかのようにユーザに錯覚させることができる。詳細には、スクリーン30の凸部32にダイヤルD20を表示させ、中央部31および外周部33に目盛り板D10を表示させる。そのため、ダイヤルD20が目盛り板D10より手前側に突出した立体部品であるかのように錯覚させることを促進できる。
本実施形態によれば、スクリーン30は視認方向に凹凸した形状であるため、スクリーン30に表示されるメータ画像Dを立体的に視認させるようにできる。つまり、メータ画像Dにより表現されている仮想のメータ装置が、実在しているかのようにユーザに錯覚させることができる。詳細には、スクリーン30の凸部32にダイヤルD20を表示させ、中央部31および外周部33に目盛り板D10を表示させる。そのため、ダイヤルD20が目盛り板D10より手前側に突出した立体部品であるかのように錯覚させることを促進できる。
その上で、さらに本実施形態では、プロジェクタ20をスクリーン30の表側に配置し、スクリーン30の表側から表示光を投射するので、表示光P1の光路がスクリーン30の裏側には位置しなくなる。よって、スクリーン30の裏側に構造物を配置しても、その構造物により表示光P1が遮られることはない。そのため、スクリーン30の裏側にモータ44、光源47および回路基板45等の構造物をスクリーン30の裏側に配置できるようになる。
<特徴2>
本実施形態では、上記構造物としての駆動装置(モータ44)がスクリーン30の裏側に配置され、そのモータ44により回転駆動される指針41がスクリーン30の表側に配置されている。
本実施形態では、上記構造物としての駆動装置(モータ44)がスクリーン30の裏側に配置され、そのモータ44により回転駆動される指針41がスクリーン30の表側に配置されている。
これによれば、仮想の目盛り板D10およびダイヤルD20と、実物の指針41とが組み合わさってメータ画像Dが表現される。よって、目盛り板D10およびダイヤルD20が実物であるかのように錯覚させることを促進できる。特に、表示光P1による指針41の影が視認されやすいように目盛り板D10の表示光を設定(例えば高明度または高輝度に設定)すれば、メータ画像Dをより一層リアルに視認させることができる。それでいて、プロジェクタ20から出射させる表示光P1を変更するだけで、メータ画像Dの表示態様を容易に変更できる。
<特徴3>
本実施形態では、上記構造物としての照明装置(光源47)がスクリーン30の裏側に配置され、その光源47により、スクリーン30の所定部分(警告表示部31b)が透過照明される。これによれば、プロジェクタ20による表示光P1と光源47による透過照明光とが組み合わさって、メータ画像Dが表現される。よって、表現の多様性を向上できる。
本実施形態では、上記構造物としての照明装置(光源47)がスクリーン30の裏側に配置され、その光源47により、スクリーン30の所定部分(警告表示部31b)が透過照明される。これによれば、プロジェクタ20による表示光P1と光源47による透過照明光とが組み合わさって、メータ画像Dが表現される。よって、表現の多様性を向上できる。
<特徴4>
本実施形態に係る照明装置(光源47)は、車両に異常が生じた場合に透過照明する。これによれば、プロジェクタ20が故障して表示光P1を投射できなくなった場合であっても、車両に異常が生じた旨を光源47による透過照明で、視認者Mに報知することができる。
本実施形態に係る照明装置(光源47)は、車両に異常が生じた場合に透過照明する。これによれば、プロジェクタ20が故障して表示光P1を投射できなくなった場合であっても、車両に異常が生じた旨を光源47による透過照明で、視認者Mに報知することができる。
<特徴5>
本実施形態では、スクリーン30に形成された凹凸の影が生じないように、表示光P1の投射角度およびスクリーン30の凹凸形状が設定されている。具体的には、凸部32への投射角度と凸部32の形状は、凸部32の影がスクリーン30上に生じないように設定されている。そのため、上記影により見栄えが損なわれることを回避しつつ、スクリーン30に凹凸を形成してメータ画像Dの立体視認促進を図ることができる。
本実施形態では、スクリーン30に形成された凹凸の影が生じないように、表示光P1の投射角度およびスクリーン30の凹凸形状が設定されている。具体的には、凸部32への投射角度と凸部32の形状は、凸部32の影がスクリーン30上に生じないように設定されている。そのため、上記影により見栄えが損なわれることを回避しつつ、スクリーン30に凹凸を形成してメータ画像Dの立体視認促進を図ることができる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、プロジェクタ20は、インストルメントパネル10の開口部10aの上側に配置されており、スクリーン30の上側から表示光P1を投射している。これに対し本実施形態では、図4に示すように、プロジェクタ20は、開口部10aの下側に配置されており、スクリーン30の下側から表示光P1を投射している。
上記第1実施形態では、プロジェクタ20は、インストルメントパネル10の開口部10aの上側に配置されており、スクリーン30の上側から表示光P1を投射している。これに対し本実施形態では、図4に示すように、プロジェクタ20は、開口部10aの下側に配置されており、スクリーン30の下側から表示光P1を投射している。
プロジェクタ20の配置以外の構成については、本実施形態に係る車両用表示装置は上記第1実施形態と同様である。したがって、本実施形態によっても上記第1実施形態と同様の効果が発揮される。
(第3実施形態)
上記第1および第2実施形態では、プロジェクタ20から出射された表示光P1を直接スクリーン30に投射させている。これに対し本実施形態では、図5に示すように、プロジェクタ20から射出された表示光P1をスクリーン30へ向けて反射する反射鏡50を備えている。反射鏡50で反射された表示光P1’は、上記第2実施形態に係る表示光P1と同様にしてスクリーン30に投射される。
上記第1および第2実施形態では、プロジェクタ20から出射された表示光P1を直接スクリーン30に投射させている。これに対し本実施形態では、図5に示すように、プロジェクタ20から射出された表示光P1をスクリーン30へ向けて反射する反射鏡50を備えている。反射鏡50で反射された表示光P1’は、上記第2実施形態に係る表示光P1と同様にしてスクリーン30に投射される。
なお、反射鏡50には拡大鏡が採用されている。また、上記第1および第2実施形態では、プロジェクタ20の全体がスクリーン30の表側に位置しているが、本実施形態では、プロジェクタ20の一部がスクリーン30の裏側に位置している。プロジェクタ20の位置および反射鏡50以外の構成については、本実施形態に係る車両用表示装置は上記第2実施形態と同様である。
以上により、本実施形態では反射鏡50を備えるので、プロジェクタ20からスクリーン30までの光路距離を長くできる。そのため、表示光P1の出射角度θを小さくできるので、光学歪レンズ21により歪ませた画像をスクリーン30に投射して、歪みのない画像を表示することを高精度で実現できるようになる。
(他の実施形態)
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、以下のように変更して実施してもよい。また、各実施形態の特徴的構成をそれぞれ任意に組み合わせるようにしてもよい。
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、以下のように変更して実施してもよい。また、各実施形態の特徴的構成をそれぞれ任意に組み合わせるようにしてもよい。
・上記各実施形態では、プロジェクタ20は、表示光P1を変化させずに出射し続けており、静止画像を表示させている。これに対し、表示光P1を変化させて動画を表示させてもよい。また、静止画像および動画のいずれを表示させる場合においても、異なるデザインのメータ画像Dを切り替えて表示するようにしてもよい。例えば、目盛り板D10やダイヤルD20の色を徐々に変化させたり、切り替えて変化させたりしてもよい。また、ダイヤルD20を消灯させたり、点滅させたりしてもよい。
・警告表示部31bを表示させている時と非表示の時とで、目盛り板D10やダイヤルD20の表示態様を変化させてもよい。例えば、警告表示部31bを表示させていない時には目盛り板D10やダイヤルD20を青色で表示する。一方、警告表示部31bを表示させている時には、目盛り板D10やダイヤルD20を赤色で表示したり、点滅させたりする。
・上記第1実施形態では、複数の目盛りD11は目盛り板D10の表示領域に表示されているが、ダイヤルD20の表示領域に表示されていてもよい。
・上記各実施形態では、車両用表示装置により表示される画像をメータ画像Dとしている。これに対し、本発明に係る画像はメータ画像Dに限定されるものではなく、例えば、ナビゲーション装置による地図の画像であってもよい。この場合、例えば、地図上における自車両の位置が車両情報に相当する。
・上記第1実施形態では、スクリーン30のうちダイヤルD20を表示させる部分を、スクリーン30の表側に突出させているが、この部分を裏側に凹ませるように構成してもよい。つまり、スクリーン30の凹凸を逆向きにしてもよい。
・上記各実施形態では、スクリーン30のうち凹凸が形成されていない部分(平坦部分)が拡がる方向(図2中の符号Ps参照)に対して垂直な方向が、視認方向として想定されている。そして、スクリーン30が視認方向に凹凸した形状であることの一例として、上記各実施形態では、視認方向のうち視認者M側へ隆起した凸部32を有した形状を挙げている。これに対し、平坦部分が拡がる方向Psに対して鋭角または鈍角となる方向が視認方向であってもよい。この場合、平坦部分が拡がる方向Psに対して鋭角または鈍角となる方向に凸部が隆起する。
・上記第1実施形態では、光源47により透過照明される所定部分を除き、スクリーン30の裏側の面には遮光性塗料が印刷されている。これに対し、このような印刷を廃止して、スクリーン30の裏側の面に、以下に説明する意匠シートを配置してもよい。意匠シートは、透光性の樹脂製シートにより形成され、上記所定部分に対向する部分を除き遮光性塗料が印刷されたものである。
・上記各実施形態では、実物の指針41およびモータ44を備えているが、これらの指針41およびモータ44を廃止して、表示光P1により指針をスクリーン30に表示させてもよい。
・上記各実施形態では、警告表示部31bを光源47により透過照明しているが、この光源47を廃止して、表示光P1により警告画像をスクリーン30に表示させてもよい。
・図5に示す例では、反射鏡50は、表示光P1を拡大して反射する拡大鏡である。これに対し、反射面が平面形状であり拡大させない反射鏡50を採用してもよい。
20…プロジェクタ、30…スクリーン、41…指針、44…モータ(駆動装置)、47…光源(照明装置)、50…反射鏡。
Claims (6)
- 車両情報を表した画像の表示光を射出するプロジェクタ(20)と、
前記表示光が投射されることにより前記画像を表示するスクリーン(30)と、
を備え、
前記スクリーンは、前記画像が視認される方向に凹凸した形状に形成されており、
前記表示光は、前記スクリーンに対して視認される側から該スクリーンへ投射されることを特徴とする車両用表示装置。 - 前記スクリーンに対して視認される側に配置される指針(41)と、
前記スクリーンに対して視認される側の反対側に配置され、前記指針を回転駆動させる駆動装置(44)と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。 - 前記スクリーンに対して視認される側の反対側に配置され、前記スクリーンの所定部分を透過照明する照明装置(47)を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用表示装置。
- 前記照明装置は、車両に異常が生じた場合に透過照明することを特徴とする請求項3に記載の車両用表示装置。
- 前記プロジェクタから射出された表示光を、前記スクリーンへ向けて反射する反射鏡(50)を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両用表示装置。
- 前記スクリーンに形成された凹凸の影が生じないように、前記表示光の投射角度および前記スクリーンの凹凸形状が設定されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の車両用表示装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013154875A JP2015025715A (ja) | 2013-07-25 | 2013-07-25 | 車両用表示装置 |
PCT/JP2014/003094 WO2014199629A1 (ja) | 2013-06-14 | 2014-06-10 | 車両用表示装置 |
US14/897,169 US10298890B2 (en) | 2013-06-14 | 2014-06-10 | Vehicle display device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013154875A JP2015025715A (ja) | 2013-07-25 | 2013-07-25 | 車両用表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015025715A true JP2015025715A (ja) | 2015-02-05 |
Family
ID=52490487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013154875A Pending JP2015025715A (ja) | 2013-06-14 | 2013-07-25 | 車両用表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015025715A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021099623A1 (fr) * | 2019-11-21 | 2021-05-27 | Valeo Vision | Module lumineux pour l'éclairage d'un habitacle de véhicule |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005283176A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Calsonic Kansei Corp | 車両用計器装置 |
JP2006292485A (ja) * | 2005-04-08 | 2006-10-26 | Nissan Motor Co Ltd | メータ装置 |
JP2007186017A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Denso Corp | 車両用表示装置 |
JP2007326419A (ja) * | 2006-06-06 | 2007-12-20 | Denso Corp | 車両用表示装置 |
JP2008089481A (ja) * | 2006-10-03 | 2008-04-17 | Denso Corp | 表示装置 |
JP2009073431A (ja) * | 2007-09-24 | 2009-04-09 | Denso Corp | 車両用メータユニット |
WO2009104550A1 (ja) * | 2008-02-22 | 2009-08-27 | パナソニック電工株式会社 | 光投影装置、照明装置 |
JP2012250609A (ja) * | 2011-06-02 | 2012-12-20 | Honda Motor Co Ltd | 車両用計器 |
JP2014119719A (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-30 | Nippon Seiki Co Ltd | 車両用表示装置 |
-
2013
- 2013-07-25 JP JP2013154875A patent/JP2015025715A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005283176A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Calsonic Kansei Corp | 車両用計器装置 |
JP2006292485A (ja) * | 2005-04-08 | 2006-10-26 | Nissan Motor Co Ltd | メータ装置 |
JP2007186017A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Denso Corp | 車両用表示装置 |
JP2007326419A (ja) * | 2006-06-06 | 2007-12-20 | Denso Corp | 車両用表示装置 |
JP2008089481A (ja) * | 2006-10-03 | 2008-04-17 | Denso Corp | 表示装置 |
JP2009073431A (ja) * | 2007-09-24 | 2009-04-09 | Denso Corp | 車両用メータユニット |
WO2009104550A1 (ja) * | 2008-02-22 | 2009-08-27 | パナソニック電工株式会社 | 光投影装置、照明装置 |
JP2012250609A (ja) * | 2011-06-02 | 2012-12-20 | Honda Motor Co Ltd | 車両用計器 |
JP2014119719A (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-30 | Nippon Seiki Co Ltd | 車両用表示装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021099623A1 (fr) * | 2019-11-21 | 2021-05-27 | Valeo Vision | Module lumineux pour l'éclairage d'un habitacle de véhicule |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6646431B2 (ja) | 表示装置 | |
JP6232013B2 (ja) | 表示装置 | |
JP2007108429A (ja) | 表示装置とそれを備えた車両用ヘッドアップディスプレイ装置 | |
WO2014199629A1 (ja) | 車両用表示装置 | |
JP6478009B2 (ja) | 表示装置 | |
JPWO2015182664A1 (ja) | 表示装置 | |
JP6308172B2 (ja) | 表示装置 | |
JP5659679B2 (ja) | 表示装置 | |
JP2009069087A (ja) | 表示装置 | |
JP2017078668A (ja) | 表示装置 | |
JP2007121822A (ja) | 表示装置 | |
JP2015025715A (ja) | 車両用表示装置 | |
JP5510076B2 (ja) | 表示装置 | |
JP5187553B2 (ja) | 表示装置 | |
JP4228977B2 (ja) | 表示装置 | |
JP2017009390A (ja) | 表示装置 | |
JP5509613B2 (ja) | 表示装置 | |
JP5962595B2 (ja) | 車両用表示装置 | |
JP2004233701A (ja) | 表示装置 | |
JP5799775B2 (ja) | 表示装置 | |
JP6870702B2 (ja) | 車両用表示装置 | |
JP2009042120A (ja) | 複合計器 | |
JP2024022720A (ja) | 車両用メータ装置 | |
JP4626843B2 (ja) | 表示装置 | |
JP2006113024A (ja) | 指針計器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151201 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160329 |