JP2015024358A - ガス製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】占有面積が小さく、高効率に光化学電極の表面に光を照射してガスを発生することのできるガス製造装置を提供する。
【解決手段】水を含む液体1を収容する容器2内に複数の光化学電極板3と、光化学電極板3に光を照射する光照射部4とを配置している。複数の光化学電極板3は、少なくとも一方の表面に光触媒効果を有する光触媒層31を備え、図1のように光触媒層31が対向するように容器2内に間隙をあけて配列されている。光照射部4は、対向して配列された光化学電極板3の間隙にそれぞれ配置され、光化学電極板3の表面に向かって光を照射する。光照射部4と光化学電極板3との間には、水を含む液体1が配置される空間5がある。
【選択図】図1

Description

本発明は、水を分解して水素や酸素を製造する技術に関する。
半導体を光触媒として水を分解し、水素ガスや酸素ガスを発生させる装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、相互に接続された金属極および窒化物半導体極を溶媒中に設置し、太陽光などの光エネルギーを窒化物半導体極に吸収させ、金属極または窒化物半導体極の表面において溶媒を分解し、水素ガスや酸素ガスを発生させる技術が開示されている。
また、特許文献2には、一方が窒化物半導体である陽極および陰極を電気的に接続して水溶液に浸漬し、陽極と陰極の間に電圧を印加し、かつ、窒化物半導体に光を照射して、水素ガスを発生させる技術が開示されている。
特許文献3には、特許文献2と同様の構成により水等を分解する装置であって、窒化物半導体の表面にドット状やロッド状の凸部を形成し、表面の反応効率を向上させる技術が開示されている。
特開2003−24764号公報 国際公開第2006/082801号 特開2008−264769号公報
窒化物半導体に光照射することによって水を分解させ、ガス(水素、酸素)を製造させようとした場合、窒化物半導体に大面積が必要であり、かつ、大面積の窒化物半導体の表面全体に光を照射する必要がある。特許文献3に提案されている技術では、窒化物半導体の表面積を広げることは可能であるが、その表面に対して効率よく光を照射する技術は開示されていない。
本発明の目的は、占有面積が小さく、高効率に光化学電極の表面に光を照射してガスを発生することのできるガス製造装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、水を含む液体を収容する容器と記容器内に配置された複数の光化学電極板と、光化学電極板に光を照射する光照射部とを備えたガス製造装置を提供する。容器は、水を含む液体を供給する供給口と、光化学電極板が水を分解して生成したガスを取り出すガス取り出し口とを備えている。複数の光化学電極板は、少なくとも一方の表面に光触媒効果を有する光触媒層を備え、光触媒層が対向するように容器内に間隙をあけて配列される。光照射部は、配列された光化学電極板の間隙にそれぞれ配置され、光化学電極板の表面に向かって光を照射する。光照射部と光化学電極板との間には、水を含む液体が配置される空間がある。
本発明によれば、複数の光化学電極板を光触媒層が対向するように間隙をあけて配置し、多数の光化学電極板を小さな容積に配置することができる。また、配列された光化学電極板の間隙に光照射部を配置することにより、光化学電極板の表面が光照射部に対して他の光化学電極板の影にならず、表面全体が光照射を受けることができる。よって、本発明のガス発生装置は、占有面積が小さく、高効率に光化学電極の表面に光を照射して、光化学反応によりガスを発生することができる。
実施形態のガス製造装置の全体構成の概略を示すブロック図。 実施形態の光照射部4の導光体41および光化学電極板4の上部を示す断面図。 実施形態の光照射部4が液体光源の流路44である場合の容器2内の構成を示す説明図。 実施形態の光照射部4の導光体41および光化学電極板4の下部と、通電電極51を示す断面図。 実施形態の光化学電極板4の下部と通電電極51を示す断面図。 (a)は実施形態の複数の光化学電極板4を搭載した通電電極51の正面図、(b)は、図(a)の通電電極と、光照射部4の一部断面図。 (a)〜(e)光化学電極板4の突起32の断面図。 (a)〜(c)導光板41の表面の凹凸の断面図。 (a)〜(f)MOCVD法による光化学電極板4の突起32の製造工程を示す断面図。 光化学電極板4の突起32の電子顕微鏡写真。 光化学電極板4の突起32の断面図。 (a)〜(g)MBE法による光化学電極板4の突起32の製造工程を示す断面図。 光化学電極板4に電極パッド40を形成する工程を示す図であり、(a−1)、(b−1)、(c−1)および(e−1)は上面図、(a−2)、(b−2)、(c−2)、(d)および(e−2)は断面図である。
本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1のように、本発明のガス製造装置は、水を含む液体1を収容する容器2と、容器2内に配置された複数の光化学電極板3と、光化学電極板3に光を照射する光照射部4とを備えている。容器2は、水を含む液体1を供給する供給口14と、光化学電極板3が水を分解して生成したガスを取り出すガス取り出し口6とを備える。
図2のように、複数の光化学電極板3は、少なくとも一方の表面に光触媒効果を有する光触媒層31を備え、図1のように光触媒層31が対向するように容器2内に間隙をあけて配列されている。光照射部4は、対向して配列された光化学電極板3の間隙にそれぞれ配置され、光化学電極板3の表面に向かって光を照射する。光照射部4と光化学電極板3との間には、水を含む液体1が配置される空間5がある。
本発明では、複数の光化学電極板3を光触媒層31が対向するように間隙をあけて配置したことにより、多数の光化学電極板を小さな容積に配置することができる。また、配列された光化学電極板3の間に光照射部4を配置することにより、光化学電極板3の表面が光照射部4に対して他の光化学電極板の影にならず、光化学電極板3の表面全体が光照射を受けることができる。光化学電極板3と光照射部4との間の空間5には水が存在するため、光化学電極板3の光触媒層31は、光化学反応により水を分解し、ガスを発生させることができる。よって、本発明のガス発生装置は、設置した場合に占有面積が小さく、高効率に光化学電極の表面に光を照射して光化学反応によりガスを発生することができる。
光照射部4としては、図2のように端部に入射した光を伝搬しながら順次出射していく導光板41もしくは、図3のように液体光源の流路44を用いることができる。
光照射部4として導光板41を用いる場合について以下説明する。
導光板41の端部には、光ファイバ42の一端を接続する構成とすることにより光を入射することができる。光ファイバ42は、他端が容器2の外部に引き出され、外部の光源からの光を導光板41まで導いて、導光板41に入射させる。
光ファイバ42は、図1のように束ねられて、容器2の光ファイバ42用フランジ21から容器2内を引き込まれ、それぞれの導光板41まで引き回されている。光ファイバ42を用いることにより、容器2内に多数の導光板41が配列されていても、それぞれの導光板41に光ファイバ42を1本以上接続して、導光板41に光を入射させることができる。なお、1枚の導光板41に複数の光ファイバ42を接続して、複数の光ファイバ42から1枚の導光板に光を入射させる構造とすることも可能である。これにより、導光板41から強度の大きな光を出射させることが可能になる。また、大面積の導光板41を用いることが可能になる。
また、導光板41の表面には、内部を伝搬する光を拡散させながら出射する凹凸構造43が形成されていることが望ましい。これにより、導光板41から出射される光が拡散光になるため、光触媒層31に照射される光強度のムラを低減することができる。
なお、光照射部4として、液体光源の流路44を用いる構成については後で詳しく説明する。
次に、光化学電極板3について説明する。光化学電極板3の光触媒層31としては、窒化物半導体層33を用いることができる。窒化物半導体層33は、表面に複数の突起32を備えることが、表面積を大きくできるため好ましい。また、窒化物半導体層33は、単結晶であり、複数の突起32は、単結晶の窒化物半導体層33の上にエピタキシャル成長した単結晶突起であることが好ましい。単結晶の窒化物半導体層33および単結晶の突起32を用いることにより、光化学反応の効率を向上させることができるためである。
単結晶の窒化物半導体層33のキャリア濃度は、突起32のキャリア濃度よりも高いことが好ましい。これにより、突起32や窒化物半導体層33の表面が光を吸収することにより生じた電子および正孔の一方は、キャリア濃度が高い窒化物半導体層33を低抵抗で流れることができ、後述する金属電極7(図1参照)に低損失で到達することができる。金属電極7に到達した電子または正孔により、金属電極7において水の分解反応を生じさせる。
光化学電極板3は、図4、図5、図6のように、支持台を兼ねた通電電極51に搭載されている。光化学電極板3の窒化物半導体層33の一部には、電極パッド40が配置されており、電極パッド40の配置された部分を、通電電極51に設けられたクランプ電極141で挟むことにより、光化学電極板3は通電電極51に固定され、同時に電気的に接続されている。突起32や窒化物半導体層33において生じた電子または正孔は、上述のように窒化物半導体層33を流れた後、電極パッド40、クランプ電極141および通電電極51を流れる。そして、通電電極51に接続されている導線8をながれて、金属電極板7に到達する。
また、図6(a),(b)のように、多段構造の支持電極51を用いることにより、例えばウエハーサイズのように容器2の高さと比較して径の小さな光化学電極板3を複数並べて同一面内に配置し、1つの大面積の光化学電極板3を構成することが可能になる。
なお、図6(b)のように、光化学電極板3が両面に光触媒層31を備えている場合には、光化学電極板3の両側に光照射部4を配置することが可能である。
また、複数の光化学電極板3の窒化物半導体層33や突起32の表面は、一部がGaNで形成され、他の一部は、InGaNで形成されている構成にすることも可能である。GaNは紫外光を、InGaNは可視光を吸収するため、窒化物半導体層33や突起32が、GaNとInGaNの領域を含むことにより、幅広い波長の光を光化学反応に利用することができる。また、InGaNにAlを添加して、AlInGaNとして用いることも可能である。Alを添加することにより、吸収波長が短波長側にシフトさせることができるため、光源の波長に合わせて光触媒層31の吸収波長の制御をすることができる。
つぎに、容器2の構造について説明する。図1に示すように、容器2は、仕切り壁9により第1室11と第2室12に仕切られた構成にすることが可能である。第1室11と第2室12には、いずれも水を含む液体1が貯えられる。光化学電極板3と光照射部4とガス取り出し口6は、第1室11に配置される。第2室には、金属電極7が配置される。光化学電極板3と金属電極7とは導線8により接続される。
光化学電極板3の窒化物半導体層33および突起32が光を吸収して生成した正孔および電子の一方は、窒化物半導体層33および突起32の表面で、水の分解に用いられ、他の一方は、導線8を通って金属電極8に到達し、金属電極8の表面で水の分解に用いられる。よって、容器2を第1室11と第2室12に仕切った構造にすることにより、第1室11と第2室12とで異なるガスが発生する。第2室12には、第2室12で発生したガスを取り出す第2のガス取り出し口13が備えられている。これにより、第1室11および第2室12から酸素および水素をそれぞれ別々に取り出すことができるため、取り出し後に分離する必要がないというメリットがある。
本発明のガス発生装置の一例についてさらに詳しく説明する。
以下、光触媒層31として、n型の窒化物半導体層33を用いる例について説明する。n型の窒化物半導体層33を光触媒層31として用いた場合、光化学電極板3が陽極となって、酸素ガスを生成し、金属電極7が陰極となり水素ガスを生成する。よって、第1室11のガス取り出し口6からは酸素ガスが、第2室12のガス取り出し口13から陰極室には水素ガスが取り出される。
また第1室11および第2室12には、水を含む液体1の給水口14,15及び排水口16、17が設けられており、必要に応じて給水あるいは排水ができる。容器2は、例えば塩化ビニル樹脂製のものを用いる。仕切り壁9は、壁であっても、イオン透過膜でも良い。
金属電極7は、例えば白金、金、パラジウムなどの金属を用いる。
光化学電極3の窒化物半導体層33としては、GaN単結晶層またはGaN単結晶層にIn1-xGaN(0≦x≦1)単結晶層が積層されたものを用いる。窒化物半導体層33は、光照射部4から照射された光のうち、バンドギャップより大きなエネルギーの光を吸収し、電子正孔対を生成する。正孔は、n型の窒化物半導体層33の表面に移動し、電子は、導線8を通じて金属電極7に移動する。酸化還元反応により水が分解され、窒化物半導体層33の表面からは酸素ガスが、金属電極7の表面からは水素ガスが発生する。
窒化物半導体層33の表面は、上述のように複数の突起32を備えることが表面積を増大させることができるため好ましい。突起32の形状としては、図7(a)〜(e)のように先端がとがったロッド状のものや、多角錐状のものが比較的容易に形成できる。突起の周期は、数百nm〜数十μm、突起の直径は、数十nm〜数μm程度にすることができる。突起32の材質は、GaN単結晶、In1-xGaN(0≦x≦1)単結晶、または、AlInGa1-x-yN(0≦x≦1,0≦y≦1,x+y≦1)単結晶にすることができる。また、図7(e)のように、GaNの突起32の先端部にのみIn1-xGaN(0≦x≦1)層を形成することもできる。
具体的には、図7(a)の構造は、サファイア基板30上にn型GaN膜(33)を形成し、その上にGaNの突起32が形成されている。図7(b)の構造は、サファイア基板30上にn型GaN膜(33)を形成し、その上にInGaNの突起32が形成されている。図7(c)の構造は、サファイア基板30上にn型GaN膜(33)及びn型InGaN膜133を形成し、その上にInGaNの突起32が形成されている。図7(d)の構造は、サファイア基板30上にn型GaN膜(33)を形成し、その上にGaNの突起32が形成され、GaNの突起32の外周部にInGaN層132が形成されている。図7(e)の構造は、サファイア基板30上にn型GaN膜(33)を形成し、その上にGaNの突起32が形成され、GaNの突起32の先端部にInGaN層132が形成されている。
導光板41としては、アクリル樹脂を用いることができる。その他の光透過性の高い樹脂、サファイア、石英、等を導光板41として用いることもできる。導光板41は、光を伝搬しながら、表面から順次出射していく微細な凹凸構造43等の光取り出し構造を備えている。
導光板41の端部と光ファイバ41の接続部には、コネクター接続等の公知技術を用いることができる。なお、光ファイバ41の端面と導光板41の端部との間隙のエアギャップによる光損失を低減するため、ゲル状のマッチングオイル(シリコーン樹脂)21を間隙に挿入すること好ましい。
導光板41の表面には、内部を伝搬する光を拡散させながら順次出射するための微細な凹凸構造43が形成されている。凹凸構造43の具体的な形状としては、図8(a)〜(c)のように、半球状、直方体状、錐状等、どのような形状であってもよいが、光の取り出し効率を向上させるために、導光板41の主平面に平行な面ができるだけ少なくなるような形状および密度であることが好ましい。寸法は、凹凸構造43の凸部の底面の径が1μm以上500μm以下であり、好ましくは5μm以上50μm以下である。
本実施形態のガス製造装置において、光化学電極板3の間隔Lは、例えば5mm、凹凸構造を備えた導光板41の厚さtを3mmとすることができる。これにより、導光板41と光化学電極板3との空間5の厚さは、1mm弱となり、導光板41と光化学電極板3が近接しているため、導光板41の出射光をほとんど減衰させずに光化学電極板3に照射することができる。
水を含む液体1としては、水でも良いが、酸化還元反応を促進させ、水分解生成を効率的に実施するため、若干酸性またはアルカリ性にすることが好ましい。また、水を含む液体1を電解液として、pH5〜8の範囲にすることにより、窒化物半導体層33の溶液への溶解が防止できる。液体1をアルカリ性にする場合、水酸化ナトリウムや水酸化カリウムの水溶液を液体1として用いる、酸性にする場合、硫酸、塩酸の水溶液を液体1として用いる。その他、硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウムなどの水溶液を液体1として用いることができる。濃度としては、たとえば1mol/L程度あるいはそれ以下で良い。
本発明の図1のガス製造装置の動作について説明する。排水口16,17を閉じ、給水口14,15から水を含む液体1を容器2の第1室11および第2室12に供給する。光ファイバ42から太陽光等の光を第1室11の導光板41に入射すると、光は導光板41を伝搬しながら、導光板41の表面から拡散出射され、対向している光化学電極板3の表面の窒化物半導体層33および突起32に照射される。窒化物半導体層33は、光照射部4から照射された光のうち、バンドギャップより大きなエネルギーの光を吸収し、電子正孔対を生成する。正孔は、n型の窒化物半導体層33の表面に移動し、水を分解して酸素ガスを発生させる。電子は、窒化物半導体層33、電極パッド40、クランプ電極141および支持台兼通電電極51を流れて導線8に到達し、導線8を通じて第2室12金属電極7に移動する。金属電極7の表面で水を分解して水素ガスが発生させる。酸素ガスは、第1室11のガス取り出し口6から取り出される。水素ガスは、第2室12のガス取り出し口13から取り出される。
本発明では、多数の光化学電極板3を容器2内に配置して、それぞれに光を照射することができるため、効率よく水素ガスおよび酸素ガスを製造することができる。
ここで、光化学電極板3の製造方法の一例について説明する。
まず、マスクを利用した選択成長法によりナノロッド形状の突起32を窒化物半導体層33状に成長させる。図7(a)〜(e)の突起32のうち、図7(a)〜(c)の突起32は、MOCVD法またはMBE法のいずれの方法でも形成できる。図7(d)の突起32は、MOCVD法により形成できる、図7(e)の突起32は、MBE法によって形成できる。
サファイア基板30上にMOCVD法により、図7(a)、(d)の突起32を成長させる具体例を、図9を用いて以下に説明する。ただし、図7(a),(d)には、先端がとがったロッド状の突起32を例として図示しているが、成長させる突起32はロッド部分がなく六角錐形状である。
まず、ウエハ状のサファイア基板30(図9(a))をMOCVD装置に投入後、水素雰囲気中で1000℃のサーマルクリーニングを10分間行う。温度500℃の下、トリメチルガリウム(TMG):10.4μmol/min、NH:3.3LM(LMは標準状態におけるl/minのことである)で3分間供給して、バッファ層としてのGaN層を低温成長させる。この低温バッファ層を30秒間1000℃で加熱して結晶化する。温度1000℃の下、TMG:45μmol/min、NH:4.4LMで60分間供給し、下地のGaN層を成長させる。膜厚は約3μmである。温度1000℃の下、TMG:45μmol/min、SiH:2.7×10−9μmol/min、NH:4.4LMで60分間供給し、Siドープのn型GaNテンプレート層(33)を成長させる(図9(b))。GaNテンプレート層(33)の膜厚は約3μm、キャリア濃度は約5×1018cm−3である。
次にGaNテンプレート層(33)上に、マスク層81としてSiO膜をスパッタ法にて形成する(図9(c))。膜厚は0.5μmとした。その後、マスク層81上に、レジストパターンを形成する。レジストパターンには円形の開口部を形成する。開口部の径は、例えば1μmとする。レジストパターンを形成後、バッファードフッ酸を用いてマスク層81をレジストパターンの開口部のみ除去する。SiO除去方法としては、CHF等の加工ガスを用いたドライエッチング法によるSiO除去も選択可能である。レジストマスクを除去してマスク層81のマスクを完成させる(図9(d))。
次に、マスク層80を形成したウエハを再びMOCVD装置に投入する。マスク層81の開口部にGaN結晶を選択成長させる。以下に成長条件の1例を示す。温度870℃の下、TMG:18μmol/min、NH:4.4LMで5分間供給し、高さ約1.4μmのノンドープのGaN層をSiO膜の開口部に成長させる。この時、マスク層81のマスクで被覆された部位は、GaN層は結晶成長せず、開口部のみ選択的に結晶成長する。これにより、選択成長したGaN層の突起32が形成される(図9(e))。これにより、図7(a)の突起が形成できる。ここでは、選択成長部のGaN層にはSiドープを行っていないが、GaNテンプレート層(33)と同様にSiドープを行っても良い。
更に、選択成長部のGaN層の上に、InGaN層をさらに形成することができる。この場合の成長条件の1例としては、温度700℃の下、TMG:3.6μmol/min、トリメチルインジウムTMI:10μmol/min、NH:4.4LMで33秒供給し、膜厚約2.2nmのInGaN層を成長させる(図9(f))。これにより、図7(d)の構造の突起32が形成される。
最後に、マスク層81を除去することも可能である。これにより、窒化物半導体層33の表面を露出させることができるため、窒化物半導体層33の表面においても、光を吸収して電子および正孔の対が生成され、水の分解を生じさせることができる。マスク層81の除去方法としては、BHF(バッファードフッ酸)等の水溶液を用いたウェットエッチングを用いることができる。
上記成長方法によって得られたGaNの突起32は、高さが約1.4μmの六角錐状である(図10)。図11に、その断面構造を示す。
次に、サファイア基板30上にMBE法により、図7(a)、(d)、(e)の突起32を成長させる具体例を、図12を用いて以下に説明する。
サファイア基板30上に、低温バッファー層を形成し、その上に2〜6μmのn型のGaN膜(33)を、例えばMOCVD法を用いて形成する(図12(a),(b))。この時、n型ドーパントとしてSiなどを添加し、少なくともキャリア濃度として1017cm−3以上とする。
次にn型GaN膜(33)の上に5nm程度のTi薄膜またはMo薄膜をマスク層81として、例えばEBあるいはスパッタ法を用いて堆積する(図12(c))。その後、周期400nm〜4μm、直径100〜550nmのホールパターンを、マスク層81に例えばFIBもしくは電子描画とドライエッチングにより形成する(図12(d))。
RF−MBE法により、マスク層(TiまたはMo薄膜)81の表面を窒化後、成長温度900℃でGaNをマスク層81のホールから露出されたGaN膜(33)上にエピタキシャル成長(あるいは成長温度650℃でInGaNをナノロッド形状にエピタキシャル成長)させる。これにより、図7(a),(b)の突起32を形成できる(図12(e)、(f))。この際、下地のn−GaN膜(33)中に存在していた高密度の転位(10〜1010cm−2)は、ナノロッド形成初期にファセット面を介して横方向へ曲がり、ナノロッドの途中で消滅し、上部への貫通する転位は激減する。図12(e)の突起32の上に、たとえば成長温度650℃でInGaN層132を形成しても良い(図12(g))。これにより、図7(e)の突起32を形成できる。
つぎに、窒化物半導体層33の上面の一部に、電極パッド40を形成する手順について図13(a)〜(f)を用いて説明する。なお、図13において、図13(a−1)、(b−1)、(c−1)および(e−1)は、上面図であるが、形成する膜の種類をわかりやすくするために、断面図同様にハッチングを付している。また、図13(a−2)、(b−2)、(c−2)、(e−2)は、図13(a−1)、(b−1)、(c−1)、(e−1)の断面図である。
まず、窒化物半導体層33が形成されたサファイア基板30を用意する(図13(a−1)、(a−2))。窒化物半導体層33の上面には、上述の手順等により、突起32を予め形成しておくことも可能である。ただし、電極パッド40を形成すべき領域には突起32を形成しない。
窒化物半導体層33の上面にレジストマスク121を形成する(図13(b−1)、(b−2))。レジストマスク121を、電極パッド40を形成すべき領域から除去する(図13(c−1)、(c−2))。その後、EB蒸着法やスパッタ法により、レジストマスク121および窒化物半導体層33を電極膜140で被覆する(図13(d))。電極膜140としては、窒化物半導体層33と電気的に接合できるものであればよく、例えば、Ti層/Al層/Ti層/Au層を順に積層した電極膜140を形成する。その後、レジストマスク121を除去することにより、所望の形状の電極パッド40が形成される(図13(e−1)、(e−2))。
上述してきたように、本発明の実施形態によれば、占有面積が小さく、かつ、容積の小さな容器2内に複数枚の光化学電極板3を配置し、それぞれの表面に光照射部4から光を照射することができるため、光化学反応に寄与しうる光化学電極3の表面積を拡大することができる。よって、水素ガスおよび酸素ガスの製造速度を高めることができる。また、突起32の形成や、窒化物半導体層33の組成を制御してバンドギャップを制御することにより、光利用効率を向上させることができる。
次に、上述の図3のように、光照射部4として液体光源の流路44を用いる場合について以下に詳しく説明する。図3の水素製造装置は、光化学電極板4の間隙に液体光源130を流す流路44を設け、光化学電極板3に対して光を照射する。流路44と光化学電極板4との間には、水を含む液体1が存在する。流路44は、液体光源130が発する光に対して透明な材料で構成されている。
容器2には、流路44の流入口44aと流出口44bが設けられ、流入口44aから液体光源130が供給され、流出口44bから排出される。
液状光源130としては、光出力のために電力を必要としないものを用い、例えば、発光生物を液体に混合(分散)したもの、粉末状の蓄光材料を液体に混合(分散)したもの、および、化学発光溶液のうちいずれかを用いることができる。液体光源130は、光化学電極板4の光触媒層31に光化学作用を生じさせる波長の光を出射するものを用いる。
<発光生物>
液体光源130として、発光生物を液体に混合したものを用いることができる。発光生物としては、発光バクテリアや発光プランクトンを用いることができる。発光バクテリアの径は1〜2μm、発光プランクトンの径は40μmから1mmと小さいため、いずれも液体に混合して液体光源130とした場合に、流動性に優れた液体になる。また、室温で適度な栄養があれば簡単に培養できるため、取り扱いが容易である。人体への毒性も低いため利用しやすいというメリットもある。
具体的には、発光バクテリアは、発光波長475nmの青色に発光するPhotobacterium属のPhotobacterium phosphoreumや、発光波長535nmの黄色に発光するVibrio属のVibrio fischeri Y-1など強い発光や波長を示す公知の発光バクテリア(約19種類)等のうちの1種以上を用いることができる。また、これらの公知の発光バクテリアに加え、新規の発光バクテリアや遺伝子組み換えを行った発光バクテリアを用いることも可能である。例えば、バクテリアの中に存在するタンパク質(photobacterium phosphoreumではルマジンタンパク質(Lump)、Vibrio fischeri Y-1ではYFPタンパク質)を遺伝子組み換え等で組み換えたものを用いることができる。
具体的な発光プランクトンの例としては、動物性ではヤコウチュウ、植物性ではウズオビムシを用いることができる。ヤコウチュウは,直径1mmほどの桃の形をした透明な単細胞生物である。
発光プランクトンを用いる場合、液体光源130における発光プランクトンの濃度(密度)を大きくすることで発光強度を高めることができるため、生成される水素量が増加する。一方、発光バクテリアは、バクテリアの密度がある程度以上でなければ発光しないという特性があるため、濃度(密度)を5重量%以上に設定することが望ましい。ただし、濃度が高くなりすぎると、液体光源130の粘度が増し、流動性が低下するため、濃度は90重量%以下であることが望ましい。
また、発光強度は、濃度(密度)以外にも、液体光源130の塩分濃度、酸素濃度、温度、撹拌など化学、物理的・電気的刺激などに依存し、これらの刺激により発光強度を高めることができるため、発光生物に刺激を与えることも可能である。
発光バクテリアやプランクトンを混合(分散)する溶媒(液体)は、発光バクテリアやプランクトンに応じて選択する。例えば、発光バクテリアやプランクトンが海洋性の場合は溶媒として食塩水を、淡水性の場合は水を用いる。食塩水を用いて発光バクテリアを培養する場合には、塩分濃度を一般的な海水の濃度である3〜5%に設定することが好ましいが、液体光源130として利用する場合には、塩分濃度により発光強度が変化するため、必要な発光強度が得られる塩分濃度に設定する。
<蓄光材>
液体光源130として、粉末状の蓄光材料を液体に混合(分散)したもの用いることができる。蓄光材としては、一例としては、硫化亜鉛(ZnS系)やアルミン酸ストロンチウム(SrAl系)のものを用いることができる。これらの平均粒子径としては、0.1〜30μmのものを用いることができる。この場合、残光時間は、約30分から2時間程度である。
具体例としては、蓄光材として硫化物蛍光体を用いることが可能である。具体的には、CaS:Bi(紫青色発光)、CaSrS:Bi(青色発光)、ZnS:Cu(緑色発光)、ZnCdS:Cu(黄色〜橙色発光)等のうちの1種類以上を用いることができる。
蓄光材として、MAlもしくはMAlで表される化合物(ただし、Mは、Ca、Sr、Baからなる群から選択されたもの)を用いることもできる。必要に応じて、この化合物に元素をドープすることも可能である。具体的には、SrAl:Eu,Dy(発光波長520nm)、SrAl1425:Eu,Dy(発光波長490nm)、CaAl:Eu,Nd(発光波長440nm)のうちの1種類以上を用いることができる。
これらの蓄光材を粒径0.1μm〜数mmの粒子状にし、溶媒に混合することにより、液体光源130が得られる。蓄光材には、あらかじめ十分に光照射を行って蓄光させてから用いる。
液体光源とするために、蓄光材を分散させる溶媒は、水やオイルなど流動性があるものであればよく、特に限定されるものではない。また、光触媒と粉末状の蓄光材料の付着を防止するために、表面活性剤などの添加剤を加えてもよい。
<化学発光溶液>
液体光源130として、化学発光溶液を用いることができる。化学発光溶液自体が液体である場合には、別途溶媒に混合しなくてもよい。また、以下の物質を溶媒に混合(分散)したもの、または、溶媒に溶解したものを化学発光溶液として用いることも可能である。例えば、緑色発光蛍光物質9,10-ビス(フェニルエチニル)アントラセン (C:C)14、橙色発光蛍光物質ルブレン(5,6,11,12-テトラフェニルナフタセン) C4228、青色発光蛍光物質ペリレン C2022、ルミノール、ロフィン、ルシゲニン、および、シュウ酸エステルのうちの1以上を用いることができる。上記物質を混合(分散)させる溶媒としては、水やオイルなど流動性があるものであればよい。また、溶解する溶媒として、上記物質が溶解する溶媒を選択して用いる。例えば、塩基性の水溶液を用いることができる。
1…水を含む液体、2…容器、3…光化学電極板、4…光照射部、5…空間、6、13…ガス取り出し口、11…第1室、12…第2室、30…サファイア基板、31…光触媒層、32…突起、33…窒化物半導体層、40…電極パッド、41…導光板、42…光ファイバ、43…凹凸構造、44…液体光源の流路、51…支持台を兼用する通電電極

Claims (12)

  1. 水を含む液体を収容する容器と、前記容器内に配置された複数の光化学電極板と、前記光化学電極板に光を照射する光照射部とを有し、
    前記容器は、水を含む液体を供給する供給口と、前記光化学電極板が前記水を分解して生成したガスを取り出すガス取り出し口とを備え、
    前記複数の光化学電極板は、少なくとも一方の表面に光触媒効果を有する光触媒層を備え、前記光触媒層が対向するように前記容器内に間隙をあけて配列され、
    前記光照射部は、対向して配列された前記光化学電極板の間隙にそれぞれ配置され、前記光化学電極板の表面に向かって光を照射し、
    前記光照射部と前記光化学電極板との間には、前記水を含む液体が配置される空間があることを特徴とするガス製造装置。
  2. 請求項1に記載のガス製造装置において、前記光照射部は、端部に入射した光を導光しながら出射する導光板を含むことを特徴とするガス製造装置。
  3. 請求項2に記載のガス製造装置において、前記光照射部は、前記導光板の端部に一端が接続された光ファイバをさらに含み、
    前記光ファイバは、他端が前記容器の外部に引き出され、外部の光源からの光を前記導光板まで導いて前記導光板に入射させることを特徴とするガス製造装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のガス製造装置において、前記導光板の表面には、出射する光を拡散させる凹凸が形成されていることを特徴とするガス製造装置。
  5. 請求項1に記載のガス製造装置において、前記光照射部は、液体光源の流路であり、前記流路は、液体光源の発する光を透過する材料で形成されていることを特徴とするガス製造装置。
  6. 請求項1に記載のガス製造装置において、前記光化学電極板の光触媒層は、窒化物半導体層であり、前記窒化物半導体層は、表面に複数の突起を備えることを特徴とするガス製造装置。
  7. 請求項6に記載のガス製造装置において、複数の前記光化学電極板の光触媒層の表面は、一部がGaNで形成され、他の一部は、InGaNで形成されていることを特徴とするガス製造装置。
  8. 請求項7に記載のガス製造装置において、前記InGaNは、Alが添加されていることを特徴とするガス製造装置。
  9. 請求項6ないし8のいずれか1項に記載のガス製造装置において、前記窒化物半導体層は、単結晶であり、前記複数の突起は、前記単結晶の窒化物半導体層の上にエピタキシャル成長により形成した単結晶突起であることを特徴とするガス製造装置。
  10. 請求項9に記載のガス製造装置において、前記単結晶層のキャリア濃度は、前記突起のキャリア濃度よりも高いことを特徴とするガス製造装置。
  11. 請求項10に記載のガス製造装置において、前記単結晶層の一部には、電極パッドが配置されていることを特徴とするガス製造装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれか1項に記載のガス製造装置において、前記容器は、いずれも前記水を含む液体を収容する第1室と第2室に仕切られ、
    前記光化学電極板と前記光照射部と前記ガス取り出し口は、前記第1室に配置され、
    前記第2室には、金属電極が配置され、前記光化学電極板と前記金属電極とは導線により接続され、
    前記第2室には、前記金属電極が前記水を分解して生成したガスを取り出す第2のガス取り出し口が備えられていることを特徴とするガス製造装置。
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