JP2015023887A - マイクロ波加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 優れた抗菌効果を有し、かつ、咀嚼行為が連続しても抗菌効果を持続することができる義歯を得るのに好適なマイクロ波加熱装置を提供する。
【解決手段】 マイクロ波加熱装置1は、直方体状の装置本体(外装部)2と、装置本体2内の略中央部に設けられ、常温の銀水溶液3中に浸漬された状態で義歯4が配置される加熱チャンバ5と、加熱チャンバ5の上下に設けられ、当該加熱チャンバ5内に上下双方からマイクロ波を供給して、義歯4を銀水溶液3と共に加熱する上下一対のマイクロ波発生器6a、6bと、義歯4又は銀水溶液3の温度を検出する温度センサ7と、温度センサ7による検出温度をフィードバックして、義歯4又は銀水溶液3の温度が義歯4の軟化温度よりも低い温度となるように上下一対のマイクロ波発生器6a、6bを制御する制御部と、を備えている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、義歯に抗菌処理を施すために用いられるマイクロ波加熱装置に関する。
口腔内には様々な細菌等が流入し、時には、これらの細菌等の繁殖に起因して歯周病や内臓疾患等を招く虞がある。このため、口腔内に装着される義歯には、有害な細菌等が付着して繁殖しないように何らかの抗菌処理を施す必要がある。
最近、義歯用の抗菌剤として、銀を主成分とする銀系抗菌剤を用いることが提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。銀系抗菌剤の一番大きな特徴は、抗菌効果が大きいことである。すなわち、銀系抗菌剤は、比較的多くの種類の細菌(少なくとも生活環境で普通に存在している細菌)に対して抗菌効果を発揮する。銀系抗菌剤の二番目に大きな特徴は、極めて安全性が高いことである。有史以来、銀は食器や装飾品に多用されてきた金属であるが、未だ問題らしい問題は見つかっていない。このことが、何よりの安全性の証明である。以上のように、抗菌効果が大きく、かつ、安全性の高い金属である銀は、義歯用の抗菌剤の主成分として申し分のない特徴を有している。
特開平10−147503号公報 特開平11−169387号公報 特開2011−132181号公報
ところで、従来、より優れた抗菌効果を有する義歯の開発が望まれていた。そして、特に、日常、飲食物を咀嚼する行為が連続して行なわれることを考慮し、咀嚼行為が連続しても抗菌効果を持続することができる義歯の開発が望まれていた。
そこで、本発明者は、上記のように抗菌効果が大きく、かつ、安全性の高い銀系抗菌剤を用いて、より優れた抗菌効果を有し、かつ、咀嚼行為が連続しても抗菌効果を持続することができる義歯を得るべく鋭意研究を重ね、かかる義歯を得るのに好適なマイクロ波加熱装置の発明をするに至った。
本発明は、従来技術における前記課題を解決するためになされたものであり、優れた抗菌効果を有し、かつ、咀嚼行為が連続しても抗菌効果を持続することができる義歯を得るのに好適なマイクロ波加熱装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係るマイクロ波加熱装置の構成は、
(1)常温の銀水溶液中に浸漬された状態で義歯が配置される加熱チャンバと、前記加熱チャンバ内にマイクロ波を供給して、前記義歯を前記銀水溶液と共に加熱するマイクロ波発生器と、前記義歯又は前記銀水溶液の温度を検出する温度センサと、前記温度センサによる検出温度をフィードバックして、前記義歯又は前記銀水溶液の温度が前記義歯の軟化温度よりも低い温度となるように前記マイクロ波発生器を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする。
ここで、義歯には、総入れ歯や部分入れ歯など、あらゆる種類の義歯が含まれるものとする。義歯は、歯科用レジンを用いて成形され、歯科用レジンとしては、主としてアクリルレジン(PMMA)が使用される。アクリルレジンは、非晶質プラスチックであり、70〜90℃程度で軟化変形し始める(軟化温度:70〜90℃程度)。歯科用レジンとしては、他に、ポリカーボネート(PC)等も使用される。ポリカーボネートの軟化温度は120〜130℃程度である。
常温とは、20℃前後の温度のことである。
銀水溶液としては、例えば、フィチン酸、ポリアクリル酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム及び酢酸銀により生成されたものを用いることができる。
本発明のマイクロ波加熱装置の上記(1)の構成によれば、常温の銀水溶液中に浸漬された状態で義歯が配置される加熱チャンバと、前記加熱チャンバ内にマイクロ波を供給して、前記義歯を前記銀水溶液と共に加熱するマイクロ波発生器と、を備えていることにより、前記義歯の外表面にナノ銀粒子を離散して担持させることができる。すなわち、義歯が浸漬された常温の銀水溶液に対してマイクロ波の照射が行なわれるため、前記義歯の外表面に銀が薄膜を形成するのではなく、ナノ銀粒子となって、離散的に前記義歯の外表面に担持する。そして、これにより、優れた抗菌効果を有し、かつ、咀嚼行為が連続しても抗菌効果を持続することができる義歯を得ることができる。また、本発明のマイクロ波加熱装置の上記(1)の構成によれば、前記義歯又は前記銀水溶液の温度を検出する温度センサと、前記温度センサによる検出温度をフィードバックして、前記義歯又は前記銀水溶液の温度が前記義歯の軟化温度よりも低い温度となるように前記マイクロ波発生器を制御する制御部と、をさらに備えていることにより、前記義歯を変形させることなく、当該義歯に抗菌処理を施すことができる。
従って、本発明のマイクロ波加熱装置の上記(1)の構成によれば、優れた抗菌効果を有し、かつ、咀嚼行為が連続しても抗菌効果を持続することができる義歯を得るのに好適なマイクロ波加熱装置を提供することができる。
例えば、義歯が、70〜90℃程度で軟化変形し始めるアクリルレジンを用いて成形されている場合には、制御部に、例えば、銀水溶液の表面温度が60℃に達した時点でマイクロ波発生器の運転を停止させるような制御を行なわせればよい。また、マイクロ波発生器の運転を停止させるのではなく、制御部に、例えば、銀水溶液の温度が60℃に達した時点で前記マイクロ波発生器の出力を弱めるような制御を行なわせてもよい。
本発明のマイクロ波加熱装置の上記(1)の構成においては、以下の(2)〜(8)のような構成にすることが好ましい。
(2)前記温度センサは、前記義歯又は前記銀水溶液の温度を非接触で検出する赤外線温度センサである。
上記(2)の好ましい構成によれば、温度センサの設置場所を自由に選ぶことができるので(例えば、温度センサを、他の部材の邪魔にならない加熱チャンバの上隅に設置することができるので)、マイクロ波加熱装置の内部構造の設計の自由度を高めることができる。すなわち、温度センサとは無関係に、後述する引出し式収納ボックスやスタラファン等のレイアウトを自由に設計することができる。
(3)前記マイクロ波発生器で発生された前記マイクロ波は、導波管を介して前記加熱チャンバ内に供給される。
(4)前記マイクロ波発生器は、前記加熱チャンバ内に上下双方から前記マイクロ波を供給する上下一対のマイクロ波発生器からなる。
上記(4)の好ましい構成によれば、義歯を銀水溶液と共に上下双方から加熱することができるので、抗菌処理作業の途中で義歯を裏返すことなく、前記義歯の全面(表面及び裏面)に抗菌処理を施すことができる。従って、上記(4)の好ましい構成によれば、抗菌処理作業の効率化を図ることができる。また、加熱チャンバ内に上下双方からマイクロ波を供給することにより、温度ムラを少なくすることができるので、抗菌効果のバラツキを小さくすることもできる。
(5)上記(4)の構成において、前記上下一対のマイクロ波発生器は、交互運転可能である。
上記(5)の好ましい構成によれば、商用電源100Vでは電源容量が少ない等の電源事情に対処することができる。また、上下双方から供給されるマイクロ波の干渉を抑えることもできるので、義歯を銀水溶液と共に設計通りに加熱することができる。
(6)前記マイクロ波加熱装置は、前記加熱チャンバ内に出し入れ可能な引出し式収納ボックスをさらに備えている。
上記(6)の好ましい構成によれば、常温の銀水溶液中に浸漬された状態の義歯を、加熱チャンバ内に容易に配置することができる。
(7)上記(6)の構成において、前記引出し式収納ボックスの少なくとも底板は、透明な材質で形成されている。
上記(7)の好ましい構成によれば、下側のマイクロ波発生器からのマイクロ波が引出し式収納ボックスによって遮蔽されることはないので、義歯の下面(裏面)についても義歯の上面(表面)と同様にムラなく加熱することができる。
(8)前記マイクロ波加熱装置は、前記加熱チャンバ内に供給された前記マイクロ波を攪拌するスタラファンをさらに備えている。
上記(8)の好ましい構成によれば、ターンテーブルを設ける必要がない。従って、この構成は、加熱チャンバ内に出し入れ可能な引出し式収納ボックスを備える場合に特に有用である。
本発明によれば、優れた抗菌効果を有し、かつ、咀嚼行為が連続しても抗菌効果を持続することができる義歯を得るのに好適なマイクロ波加熱装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施の形態におけるマイクロ波加熱装置の外観構成を示す正面図である。 図2は、本発明の一実施の形態におけるマイクロ波加熱装置の外観構成を示す側面図である。 図3は、本発明の一実施の形態におけるマイクロ波加熱装置の外観構成を示す平面図である。 図4は、本発明の一実施の形態におけるマイクロ波加熱装置の内部構成を説明するための側面図である。 図5は、本発明の一実施の形態におけるマイクロ波加熱装置の制御ブロック図である。 図6は、本発明の一実施の形態におけるマイクロ波加熱装置のタッチパネルのパネル面を拡大して示した正面図である。 図7は、本発明の一実施の形態におけるマイクロ波加熱装置のタッチパネルの運転選択画面を拡大して示した正面図である。 図8は、本発明の一実施の形態におけるマイクロ波加熱装置のタッチパネルの交互運転設定画面を拡大して示した正面図である。 図9は、本発明の一実施の形態におけるマイクロ波加熱装置の引出し式収納ボックスに義歯を収納した状態(引出し式収納ボックスを加熱チャンバ内に格納する前)を示す側面図である。 図10は、本発明の一実施の形態におけるマイクロ波加熱装置のタッチパネルのモニタ画面を拡大して示した正面図である。 図11は、本発明の一実施の形態におけるマイクロ波加熱装置の内部構成の他の例を説明するための側面図である。
以下、好適な実施の形態を用いて本発明をさらに具体的に説明する。但し、下記の実施の形態は本発明を具現化した例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。
(マイクロ波加熱装置の構成)
まず、本発明の一実施の形態におけるマイクロ波加熱装置の構成について、図1〜図8を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態におけるマイクロ波加熱装置の外観構成を示す正面図、図2は、当該マイクロ波加熱装置の外観構成を示す側面図、図3は、当該マイクロ波加熱装置の外観構成を示す平面図、図4は、当該マイクロ波加熱装置の内部構成を説明するための側面図、図5は、当該マイクロ波加熱装置の制御ブロック図、図6は、当該マイクロ波加熱装置のタッチパネルのパネル面を拡大して示した正面図、図7は、当該マイクロ波加熱装置のタッチパネルの運転選択画面を拡大して示した正面図、図8は、当該マイクロ波加熱装置のタッチパネルの交互運転設定画面を拡大して示した正面図である。
図1〜図5に示すように、本実施の形態のマイクロ波加熱装置1は、直方体状の装置本体(外装部)2と、装置本体2内の略中央部に設けられ、常温の銀水溶液3中に浸漬された状態で義歯4が配置される加熱チャンバ5と、加熱チャンバ5の上下に設けられ、当該加熱チャンバ5内に上下双方からマイクロ波を供給して、義歯4を銀水溶液3と共に加熱する上下一対のマイクロ波発生器6a、6bと、義歯4又は銀水溶液3の温度を検出する温度センサ7と、温度センサ7による検出温度をフィードバックして、義歯4又は銀水溶液3の温度が義歯4の軟化温度よりも低い温度となるように上下一対のマイクロ波発生器6a、6bを制御する制御部27と、を備えている。尚、図4において、参照符号23は銀水溶液3を入れるテフロン(登録商標)製の容器を示している。
義歯4は、歯科用レジンであるアクリルレジン(PMMA)を用いて成形されている。アクリルレジンは、非晶質プラスチックであり、70〜90℃程度で軟化変形し始める(軟化温度:70〜90℃程度)。
常温とは、20℃前後の温度のことである。
銀水溶液としては、フィチン酸、ポリアクリル酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム及び酢酸銀により生成されたものが用いられる。
装置本体(外装部)2の概略寸法は、幅450mm×高さ570mm×奥行き430mmである。装置本体2は、耐食性の高いステンレス鋼(SUS304等)で形成され、その表面は鏡面研磨仕上げされている。
マイクロ波発生器6a、6bとしては、マグネトロン発振器が用いられており、当該マイクロ波発生器6a、6bで発生されたマイクロ波は、それぞれ導波管8a、8bを介して加熱チャンバ5内に供給される。そして、加熱チャンバ5内に上下双方からマイクロ波を供給する上下一対のマイクロ波発生器6a、6bを設けたことにより、義歯4を銀水溶液3と共に上下双方から加熱することができるので、抗菌処理作業の途中で義歯4を裏返すことなく、義歯4の全面(表面及び裏面)に抗菌処理を施すことができる。従って、上下一対のマイクロ波発生器6a、6bを設ければ、抗菌処理作業の効率化を図ることができる。また、加熱チャンバ5内に上下双方からマイクロ波を供給することにより、温度ムラを少なくすることができるので、抗菌効果のバラツキを小さくすることもできる。
温度センサ7としては、義歯4又は銀水溶液3の温度を非接触で検出する赤外線温度センサが用いられており、当該温度センサ7は、加熱チャンバ5の上隅に設置されている。このように、温度センサ7として、義歯4又は銀水溶液3の温度を非接触で検出する赤外線温度センサを用いれば、温度センサ7の設置場所を自由に選ぶことができるので(例えば、温度センサ7を、他の部材の邪魔にならない加熱チャンバ5の上隅に設置することができるので)、マイクロ波加熱装置1の内部構造の設計の自由度を高めることができる。すなわち、温度センサ7とは無関係に、後述する引出し式収納ボックス22やスタラファン25、26等のレイアウトを自由に設計することができる。
本実施の形態のマイクロ波加熱装置1の構成によれば、常温の銀水溶液3中に浸漬された状態で義歯4が配置される加熱チャンバ5と、加熱チャンバ5内にマイクロ波を供給して、義歯4を銀水溶液3と共に加熱するマイクロ波発生器6a、6bと、を備えていることにより、義歯4の外表面にナノ銀粒子を離散して担持させることができる。すなわち、義歯4が浸漬された常温の銀水溶液3に対してマイクロ波の照射が行なわれるため、義歯4の外表面に銀が薄膜を形成するのではなく、ナノ銀粒子となって、離散的に義歯4の外表面に担持する。そして、これにより、優れた抗菌効果を有し、かつ、咀嚼行為が連続しても抗菌効果を持続することができる義歯4を得ることができる。また、本実施の形態のマイクロ波加熱装置1の構成によれば、義歯4又は銀水溶液3の温度を検出する温度センサ7と、温度センサ7による検出温度をフィードバックして、義歯4又は銀水溶液3の温度が義歯4の軟化温度よりも低い温度となるようにマイクロ波発生器6a、6bを制御する制御部27と、をさらに備えていることにより、義歯4を変形させることなく、当該義歯4に抗菌処理を施すことができる。
従って、本実施の形態によれば、優れた抗菌効果を有し、かつ、咀嚼行為が連続しても抗菌効果を持続することができる義歯4を得るのに好適なマイクロ波加熱装置1を提供することができる。
本実施の形態においては、義歯4が、70〜90℃程度で軟化変形し始めるアクリルレジンを用いて成形されているので、制御部27に、銀水溶液3の表面温度が60℃に達した時点でマイクロ波発生器6a、6bの運転を停止させるような制御を行なわせている。
装置本体(外装部)2の外面には、正面に位置してタッチパネル9が取り付けられており、当該タッチパネル9を操作することにより、マイクロ波発生器6a、6bの運転状態等を設定することができるようにされている。
図6に示すように、タッチパネル9のパネル面には、右端に位置して、「運転選択画面」選択ボタン10、「モニタ画面」選択ボタン11、「交互運転設定画面」選択ボタン12、「運転設定画面」選択ボタン13、「異常表示画面」選択ボタン14、「メンテナンスメニュー」選択ボタン15がこの順番で縦方向に配列されている。例えば、「運転選択画面」選択ボタン10にタッチすると、タッチパネル9のパネル面に図7に示すような「運転選択画面」が現れる。「運転選択画面」は、上側マイクロ波発生器6aと下側マイクロ波発生器6bを交互運転可能な状態にする「交互運転」選択ボタン16と、上側マイクロ波発生器6aのみを運転可能な状態にする「上側運転」選択ボタン17と、下側マイクロ波発生器6bのみを運転可能な状態にする「下側運転」選択ボタン18と、を備えている。そして、例えば、「交互運転」選択ボタン16にタッチすると、タッチパネル9のパネル面に図8に示すような「交互運転設定」画面が現れる。「交互運転設定」画面は、上側マイクロ波発生器6aの運転を先に開始させるための「上」選択ボタン28と、下側マイクロ波発生器6bの運転を先に開始させるための「下」選択ボタン29とを備えている。これにより、上側マイクロ波発生器6aと下側マイクロ波発生器6bのいずれを先に運転させるかを任意に選択することができるようにされている。
以上のように、本実施の形態のマイクロ波加熱装置1においては、常温の銀水溶液3中に浸漬された状態で義歯4が配置される加熱チャンバ5の上下に設けられ、当該加熱チャンバ5内に上下双方からマイクロ波を供給して、義歯4を銀水溶液3と共に加熱する上下一対のマイクロ波発生器6a、6bを備え、上側マイクロ波発生器6aと下側マイクロ波発生器6bを交互運転可能な状態にすることができるようにされている。そして、この構成によれば、商用電源100Vでは電源容量が少ない等の電源事情に対処することができる。また、上下双方から供給されるマイクロ波の干渉を抑えることもできるので、義歯4を銀水溶液3と共に設計通りに加熱することができる。
本実施の形態のマイクロ波加熱装置1は、加熱チャンバ5内に出し入れ可能な引出し式収納ボックス22を備えている。引出し式収納ボックス22は、上面が開口した直方体状のボックス本体22aと、ボックス本体22aの前面に取り付けられた前面板22bと、前面板22bの外面に固着された取っ手22cとにより構成されている。ここで、ボックス本体22aは、透明なテフロン(登録商標)又はポリカーボネート樹脂(PC)製であり、万一銀水溶液3が容器23からこぼれたとしても、それが当該ボックス本体22aの外に漏れない構造となっている。また、前面板22bと取っ手22cは、装置本体(外装部)2と同じ耐食性の高いステンレス鋼(SUS304等)で形成され、その表面は鏡面研磨仕上げされている。このような引出し式収納ボックス22を備えた構成によれば、常温の銀水溶液3中に浸漬された状態の義歯4を、加熱チャンバ5内に容易に配置することができる。また、ボックス本体22aが透明な材質で形成されているので、下側マイクロ波発生器6bからのマイクロ波がボックス本体22a(引出し式収納ボックス22)によって遮蔽されることはないので、義歯4の下面(裏面)についても義歯4の上面(表面)と同様にムラなく加熱することができる。尚、図示していないが、マイクロ波加熱装置1には、ボックス本体22aが加熱チャンバ5内に完全に格納されたことをユーザに知らせるための確認センサが取り付けられている。
図4に示すように、加熱チャンバ5内には、モータ24によって回転駆動される上下2つのスタラファン25、26が設けられている。そして、これにより、加熱チャンバ5内に供給されたマイクロ波を攪拌することができるので、ターンテーブルを設ける必要がない。従って、この構成は、加熱チャンバ5内に出し入れ可能な引出し式収納ボックス22を備える場合に特に有用である。ここで、スタラファン25、26の回転は、制御部27がモータ24を駆動制御することによって開始され、制御部27によるモータ24の駆動制御は、制御部27による上側マイクロ波発生器6a及び下側マイクロ波発生器6bの運転制御と同時に行なわれる。
スタラファン25、26は、装置本体(外装部)2と同じ耐食性の高いステンレス鋼(SUS304等)で形成され、その表面は鏡面研磨仕上げされている。
図1〜図4に示すように、装置本体(外装部)2の外面には、タッチパネル9の右横に位置してスタート押しボタンスイッチ20及び停止押しボタンスイッチ21が設けられている。そして、タッチパネル9を操作して、上側マイクロ波発生器6a及び下側マイクロ波発生器6bの運転状態等を設定した後、スタート押しボタンスイッチ20を押すことにより、制御部27がモータ24を駆動制御することによってスタラファン25、26の回転が開始され、同時に、制御部27が上側マイクロ波発生器6a及び下側マイクロ波発生器6bを運転制御することによって義歯4及び銀水溶液3の加熱が開始される。尚、銀水溶液3の表面温度が60℃に達したら、その情報が温度センサ7から制御部27に伝えられ、制御部27からの制御信号により上側マイクロ波発生器6a及び下側マイクロ波発生器6bが自動停止する。そして、これにより、抗菌処理作業が終了する。停止押しボタンスイッチ21は、上側マイクロ波発生器6a及び下側マイクロ波発生器6bの運転を強制的に停止させるためのものである。
図2に示すように、装置本体(外装部)2の左右の側面には、上側マイクロ波発生器6a及び下側マイクロ波発生器6bの取付位置に対応させて、複数の通気孔31が設けられている。また、図4に示すように、装置本体(外装部)2の内部には、上側マイクロ波発生器6aの上方に位置して電気部品を取り付けるための電気部品取付板32が設けられている。尚、上記のように、本実施の形態のマイクロ波加熱装置1は、金属製(ステンレス鋼製)の外箱(装置本体(外装部)2)を有する使用電圧が60Vを超える低圧の機械器具であって、人が容易に触れる虞がある場所に施設されるものであるため、図1、図3に示すように、電路に地絡が生じたときに自動的に電路を遮断する漏電ブレーカ30がタッチパネル9の左横に位置して設けられている。
(マイクロ波加熱装置を用いた義歯の抗菌処理方法)
次に、本発明の一実施の形態におけるマイクロ波加熱装置を用いた義歯の抗菌処理方法について、図9、図10をも参照しながら説明する。
図9は、本発明の一実施の形態におけるマイクロ波加熱装置の引出し式収納ボックスに義歯を収納した状態(引出し式収納ボックスを加熱チャンバ内に格納する前)を示す側面図、図10は、当該マイクロ波加熱装置のタッチパネルのモニタ画面を拡大して示した正面図である。
(A)銀水溶液3の準備
まず、フィチン酸、ポリアクリル酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、及び、酢酸銀を含有する食品添加物からなる安全性の高い銀水溶液を、500ml準備する。次に、アルコール製剤を100ml量り、銀水溶液500mlに加えて十分に撹拌する。そして、銀水溶液とアルコール製剤を混合した水溶液(本実施の形態にいう「銀水溶液3」)400mlを準備し、常温状態の20℃前後に設定する。尚、アルコール製剤は蒸発するので、抗菌処理前にその都度、「銀水溶液3」400mlに対し、10%程度加え、十分に攪拌する。
(B)義歯4の浸漬
十分に撹拌した銀水溶液3を、容器23に移した状態で、当該銀水溶液3に義歯4を浸漬する。この際、浸漬した義歯4と銀水溶液3の液表面との距離が5mm〜25mmとなるように設定する。
(C)マイクロ波加熱
図6に示すタッチパネル9のパネル面の「運転選択画面」選択ボタン10にタッチすることにより、タッチパネル9のパネル面に図7に示すような「運転選択画面」を出現させる。次いで、図7に示すタッチパネル9のパネル面の「交互運転」選択ボタン16にタッチすることにより、タッチパネル9のパネル面に図8に示すような「交互運転設定」画面を出現させる。そして、図8に示すタッチパネル9のパネル面の「上」選択ボタン28あるいは「下」選択ボタン29にタッチすることにより、上側マイクロ波発生器6aと下側マイクロ波発生器6bのいずれを先に運転させるかを選択する。以上により、上側マイクロ波発生器6aと下側マイクロ波発生器6bは、交互運転可能な状態となる。
次に、図9に示すように、銀水溶液3に義歯4を浸漬した容器23を、引出し式収納ボックス22のボックス本体22a内に収納し、取っ手22cを持ってボックス本体22aを加熱チャンバ5内に格納する(図4参照)。
この状態で、スタート押しボタンスイッチ20を押す。これにより、制御部27がモータ24を駆動制御することによってスタラファン25、26の回転が開始され、同時に、制御部27が上側マイクロ波発生器6a及び下側マイクロ波発生器6bを運転制御することによって義歯4及び銀水溶液3の加熱が開始される。銀水溶液3の表面温度が60℃に達したら、その情報が温度センサ7から制御部27に伝えられ、制御部27からの制御信号により上側マイクロ波発生器6a及び下側マイクロ波発生器6bが自動停止する。そして、これにより、抗菌処理作業が終了する。
以上の工程により、義歯4の全面(表面及び裏面)にナノ銀粒子を離散して担持させることができる。そして、これにより、優れた抗菌効果を有し、かつ、咀嚼行為が連続しても抗菌効果を持続することができる義歯4を得ることができる。この場合、銀水溶液3が常温状態(20℃前後)であることを確認した上で、銀水溶液3の上昇温度を60℃以下に保っているため、70〜90℃程度で軟化変形し始めるアクリルレジンを用いて成形された義歯4の変形を防止すこともできる。尚、図8に示すタッチパネル9のパネル面の「モニタ画面」選択ボタン11にタッチすると、タッチパネル9のパネル面に図10に示すような「モニタ画面」が現れ、これにより、銀水溶液3の表面温度(液面温度)等をモニタリングすることができる。
(D)義歯4の後処理
取っ手22cを持って引出し式収納ボックス22のボックス本体22aを加熱チャンバ5から引き出し、ボックス本体22a内の容器23を取り出す。次いで、義歯4を、容器23から取り出す。そして、取り出した義歯4を、流水で軽くすすいだ後、水気をよく切る。これにより、高品質の抗菌処理が施された義歯4が得られる。
尚、上記実施の形態においては、加熱チャンバ5内に上下双方からマイクロ波を供給して、義歯4を銀水溶液3と共に加熱する上下一対のマイクロ波発生器6a、6bを備えている場合を例に挙げて説明したが、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。マイクロ波発生器は、加熱チャンバ5内にマイクロ波を供給し得るものであればよく、その個数は、1個であっても3個以上であってもよい。
また、上記実施の形態においては、温度センサ7が、義歯4又は銀水溶液3の温度を非接触で検出する赤外線温度センサである場合を例に挙げて説明したが、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。温度センサとしては、接触式の温度センサを用いてもよい。
また、上記実施の形態においては、銀水溶液3の表面温度を検出する場合を例に挙げて説明したが、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。義歯4そのものの温度を検出するようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、義歯4が、70〜90℃程度で軟化変形し始めるアクリルレジンを用いて成形され、制御部27に、銀水溶液3の表面温度が60℃に達した時点でマイクロ波発生器6a、6bの運転を停止させるような制御を行なわせる場合を例に挙げて説明したが、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。例えば、義歯4が、120〜130℃程度で軟化変形し始めるポリカーボネートを用いて成形される場合には、制御部27に、銀水溶液3の表面温度が100℃に達した時点でマイクロ波発生器6a、6bの運転を停止させるような制御を行なわせればよい。また、マイクロ波発生器6a、6bの運転を停止させるのではなく、制御部27に、例えば、銀水溶液3の温度が義歯4の軟化温度よりも低い温度に達した時点でマイクロ波発生器6a、6bの出力を弱めるような制御を行なわせてもよい。
また、上記実施の形態においては、上側マイクロ波発生器6aと下側マイクロ波発生器6bを交互運転可能な状態にすることができるようにされている場合を例に挙げて説明したが、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。例えば、上側マイクロ波発生器6aと下側マイクロ波発生器6bを、常に同時に運転させるような構成であってもよい。
また、上記実施の形態においては、上下一対のマイクロ波発生器6a、6bを備えている場合を例に挙げて説明したが、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。例えば、上側マイクロ波発生器6aのみを備え、加熱チャンバ内に上方からのみマイクロ波を供給する構成であってもよい。また、下側マイクロ波発生器6bのみを備え、加熱チャンバ内に下方からのみマイクロ波を供給する構成であってもよい。
また、上記実施の形態においては、マイクロ波加熱装置1が、加熱チャンバ5内に出し入れ可能な引出し式収納ボックス22を備えている場合を例に挙げて説明したが、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。例えば、マイクロ波加熱装置1の正面に加熱チャンバ5に通じる開閉扉を設け、当該開閉扉を開けて、常温の銀水溶液3中に浸漬された状態の義歯4を、加熱チャンバ5内に配置するようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、引出し式収納ボックス22のボックス本体22aの全体が透明な材質で形成されている場合を例に挙げて説明したが、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。引出し式収納ボックス22のボックス本体22aの少なくとも底板が透明な材質で形成されていればよい。この構成によっても、下側マイクロ波発生器6bからのマイクロ波がボックス本体22a(引出し式収納ボックス22)によって遮蔽されることがないようにすることができる。
また、上記実施の形態においては、マイクロ波加熱装置1が、加熱チャンバ5内に供給されたマイクロ波を攪拌するスタラファン25、26を備えている場合を例に挙げて説明したが、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。マイクロ波を攪拌するスタラファン25、26を設ける代わりに、加熱チャンバ5内にターンテーブルを設け、当該ターンテーブルの上に、常温の銀水溶液3中に浸漬された状態の義歯4を配置するようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、1つのモータ24によって回転駆動される上下2つのスタラファン25、26を備えている場合を例に挙げて説明したが、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。例えば、図11に示すように、上下2つのスタラファン25、26を、それぞれ別々のモータ33、34によって回転駆動させるようにしてもよい。この構成によれば、上下2つのスタラファン25、26を連結する軸棒が不要となるため、加熱チャンバ5の内部構造の設計の自由度を高めることができる。
本発明によれば、優れた抗菌効果を有し、かつ、咀嚼行為が連続しても抗菌効果を持続することができる義歯を得るのに好適なマイクロ波加熱装置を提供することができる。すなわち、本発明のマイクロ波加熱装置は、義歯を変形させることなく、当該義歯に高品質の抗菌処理を施すことができ、義歯の分野で有用な技術となり得るものである。
1 マイクロ波加熱装置
2 装置本体(外装部)
3 銀水溶液
4 義歯
5 加熱チャンバ
6a 上側マイクロ波発生器
6b 下側マイクロ波発生器
7 温度センサ
8a、8b 導波管
9 タッチパネル
10 「運転選択画面」選択ボタン
12 「交互運転設定画面」選択ボタン
19 「交互運転」選択ボタン
20 スタート押しボタンスイッチ
22 引出し式収納ボックス
22a ボックス本体
22b 前面板
22c 取っ手
24 モータ
25、26 スタラファン
27 制御部
28 「上」選択ボタン
29 「下」選択ボタン

Claims (5)

  1. 常温の銀水溶液中に浸漬された状態で義歯が配置される加熱チャンバと、
    前記加熱チャンバ内にマイクロ波を供給して、前記義歯を前記銀水溶液と共に加熱するマイクロ波発生器と、
    前記義歯又は前記銀水溶液の温度を検出する温度センサと、
    前記温度センサによる検出温度をフィードバックして、前記義歯又は前記銀水溶液の温度が前記義歯の軟化温度よりも低い温度となるように前記マイクロ波発生器を制御する制御部と、を備えたマイクロ波加熱装置。
  2. 前記マイクロ波発生器は、前記加熱チャンバ内に上下双方から前記マイクロ波を供給する上下一対のマイクロ波発生器からなる、請求項1に記載のマイクロ波加熱装置。
  3. 前記上下一対のマイクロ波発生器は、交互運転可能である、請求項2に記載のマイクロ波加熱装置。
  4. 前記加熱チャンバ内に出し入れ可能な引出し式収納ボックスをさらに備えた、請求項1〜3のいずれか1項に記載のマイクロ波加熱装置。
  5. 前記引出し式収納ボックスの少なくとも底板は、透明な材質で形成されている、請求項4に記載のマイクロ波加熱装置。
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