JP2015023779A - 電動フォークリフトの非接触充電システム - Google Patents

電動フォークリフトの非接触充電システム Download PDF

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Abstract

【課題】電動フォークリフトに搭載されているバッテリを非接触で充電する非接触充電システムを提供する。
【解決手段】フォークリフト11の外部で交流電源に接続される1次側の給電コイルと、フォークリフト11の車体本体部の前面下部であって、一対のマスト12間に配設された2次側の受電パッド13と、フォークリフト11に配設され、2次側の受電パッド13から送られてくる電圧を直流電圧に変換する整流器と、を備え、マスト12の前方に配置されたフォーク15が、2次側の受電パッド13よりも高い位置まで上昇して、一対のマスト12間に2次側の受電パッド13が現れている状態で、フォークリフト11の外部に配置された1次側の給電コイルから2次側の受電パッド13へ非接触で電力が供給されて、フォークリフト11に搭載されているバッテリが充電される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動フォークリフトに搭載されているバッテリを非接触で充電する電動フォークリフトの非接触充電システムに関する。
特許文献1には、電動フォークリフトに搭載されているバッテリを非接触で充電する非接触充電システムが開示されている。この特許文献1に開示されている非接触充電システムでは、所定位置の床面下方に敷設したコイル状の電線に交流電源から交流電圧が印加されて磁界が発生し、その磁界を車体本体部の下部下方に突設したコア付き巻線が横切るように運転者がフォークリフトを運転することにより、そのコア付き巻線に誘導電圧(交流電圧)が誘起され、その誘導電圧が整流器によって直流電圧に変換されて、その直流電圧によりバッテリが充電される。
特開平6−86470号公報(図3)
しかしながら、特許文献1に開示されている非接触充電システムでは、車体本体部の下部下方にコア付き巻線を突設させる。このため、特許文献1に開示されている非接触充電システムを既存の電動フォークリフトに適用する場合、フォークリフトを持ち上げる等して作業スペースを確保する必要があり、2次側のコア付き巻線の取り付け作業が容易ではなかった。更に、コイル状の電線を床面下方に敷設するための工事が必要であり、1次側のコイル状電線の敷設が容易ではなかった。
そこで、本発明は、既存の電動フォークリフトに搭載されているバッテリを非接触で充電する充電システムの構築が容易となる電動フォークリフトの非接触充電システムを提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、電動フォークリフトに搭載されているバッテリを充電する充電システムであって、前記電動フォークリフトの外部で交流電源に接続される1次側の給電コイルと、前記電動フォークリフトの車体本体部の前面下部であって、前記電動フォークリフトの一対のマスト間に配設された2次側の受電パッドと、前記電動フォークリフトに配設され、前記2次側の受電パッドから送られてくる電圧を直流電圧に変換する整流器と、を備え、前記一対のマストの前方に配置された前記電動フォークリフトのフォークが、前記一対のマストの長手方向に沿って上昇して、前記フォークが前記2次側の受電パッドよりも高い位置となり、前記一対のマスト間に前記2次側の受電パッドが現れている状態で、前記電動フォークリフトの外部に配置された前記1次側の給電コイルから、前記電動フォークリフトに配設された前記2次側の受電パッドへ、非接触で電力が供給されて、前記バッテリが充電されることを特徴とするものである。
上記構成によれば、1次側の給電コイルを地中に埋設せずに済む。また、フォークリフトの車体本体部の前面下部は、その車体本体部の内部に設けられたシャフトや油圧系統の保守のために、開口している。したがって、その開口を形成している車体本体部のフレームに、2次側の受電パッドを固定するだけで済む。さらに、フォークを保持する部材は、車体本体部の前方に配置された一対のマストのそれぞれの内側面の側で支持され、かつ、その内側面の側で支持されている箇所から車体本体部の前方へ突出している。したがって、フォークが上下動したときに、車体本体部の前面下部の開口を形成するフレームに固定された2次側の受電パッドに干渉する部材は存在しない。したがって、フォークが上下動しても、2次側の受電パッドがダメージを受けるおそれはない。また、車体本体部の前面下部の開口は、フォークが上昇したときに一対のマスト間に現れる。したがって、フォークを上昇させることにより、2次側の受電パッドが一対のマスト間から現れるので、1次側の給電コイルを2次側の受電パッドに近づけて、1次側の給電コイルから2次側の受電パッドへ、非接触で電力を供給することができる。以上のことから、既存の電動フォークリフトに搭載されているバッテリを非接触で充電する充電システムの構築が容易となる。
また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、前記2次側の受電パッドが、両端部にそれぞれ磁極領域が設定された平板状の磁性体と、前記磁性体の各磁極領域の周囲にそれぞれ、前記磁性体の端の外方から前記磁性体の本体部の上面に渡って渦状に巻かれたコイルを備え、前記各コイルはそれぞれ、前記磁性体の本体部の上面において平面的に1段に巻かれ、前記磁性体の端部外方において上下に2段以上に巻かれることを特徴とするものである。
例えば、国際公開第2010/090539号には、磁気透過性の磁心の両端部にそれぞれ磁極領域を設定し、各磁極領域の周りにそれぞれ、平面的且つ螺旋状にコイルを巻いて構成された受電パッドが開示されている。しかし、この受電パッドは、各磁極領域の周囲にそれぞれ、平面的且つ螺旋状にコイルを巻いて構成されているため、パッドの平面的な広がりが大きく、パッドの外形寸法が大きくなる。さらに、磁性体の上面においてコイルを横一列に巻くと、コイルの一方の端部は磁性体の裏側から引き出すことが必要となり、パッドの製作が困難となる。これに対して、上記請求項2に記載の発明の構成によれば、各コイルを、磁性体の端部外方で上下に2段以上に巻くことにより、コイルを横一列に巻いたパッドと比較して、平面的な寸法を短くできる。また磁性体の端部外方においてコイルが磁性体に近づくことになるので、磁性体の起磁力が強くなり、性能が向上する。さらに、磁性体の端の外方をコイルが通過することにより、コイルの一方の端部を磁性体の裏側から引き出す必要がなくなり、パッドの製作が容易となる。
また請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明であって、前記磁性体に設定された磁極領域に、前記磁性体に接する第2の磁性体を設けたことを特徴とするものである。この構成によれば、磁極領域に第2の磁性体を設けたことにより、さらに磁性体の起磁力が強くなり、性能が向上する。
また請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の発明であって、工場の建屋の外部の荷受場が、その建屋の外の地面よりも高い位置において、その建屋から外へ突出して設けられており、前記荷受場と前記地面との間に前記1次側の給電コイルが配置されることを特徴とするものである。工場の建屋には、その建屋からトラックへ荷物を移したり、逆に、トラックから建屋へ荷物を移すための荷受場が、トラックの荷台の床面と同じ高さで、建屋から外へ突出して設けられている場合があり、この場合、その荷受場の下方はデッドスペースとなっている。これに対して、上記請求項4に記載の発明の構成によれば、そのデッドスペースを有効利用することが可能となる。電動フォークリフトのバッテリを充電する際には、荷受場の下方に配置された1次側の給電コイルから発生する有意な磁界の範囲内に2次側の受電パッドが入るように、フォークを荷受場よりも高く上昇させた状態で電動フォークリフトの車体本体部を荷受場に接近させればよい。
また請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の発明であって、工場の建屋の内部の荷受場が、電動フォークリフトが走行可能な前記建屋内部のフロアよりも高い位置に設けられており、前記荷受場と前記フロアとの間に前記1次側の給電コイルが配置されることを特徴とするものである。工場の建屋には、フォークリフトが走行するフロアとは別に、そのフロアよりも高いフロアが設けられている場合がある。この場合、高さが異なるフロア間で荷物の受け渡しをするための荷受場が、高い方のフロアから突出して設けられている場合があり、この場合、その荷受場の下方はデッドスペースとなっている。これに対して、上記請求項5に記載の発明の構成によれば、そのデッドスペースを有効利用することが可能となる。電動フォークリフトのバッテリを充電する際には、荷受場の下方に配置された1次側の給電コイルから発生する有意な磁界の範囲内に2次側の受電パッドが入るように、フォークを荷受場よりも高く上昇させた状態で電動フォークリフトの車体本体部を荷受場に接近させればよい。
本発明は、1次側の給電コイルを地中に埋設せずに済むようにし、また、フォークリフトの車体本体部の前面下部に開口を形成するフレームに、2次側の受電パッドを固定するだけで済むようにしたので、既存の電動フォークリフトに搭載されているバッテリを非接触で充電する充電システムの構築が容易となる、という効果を有している。
本発明の実施の形態における非接触充電システムが採用された電動フォークリフトを示す斜視図である。 同非接触充電システムのバッテリ充電時の状態を示す側面図である。 同非接触充電システムが採用された電動フォークリフトの車体本体部の前面下部の拡大図である。 本発明の実施の形態における非接触給電用パッドの平面図である。 同非接触給電用パッドの断面図である。 同非接触給電用パッドが電動フォークリフトの非接触充電システムの2次側に使用された場合の接続図である。 同非接触給電用パッドが電動フォークリフトの非接触充電システムの1次側に使用された場合の接続図である。 同非接触給電用パッドの磁束経路を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。但し、同じ構成要素には同じ符号を付与することによって重複する説明を省略する。また、図面は、理解し易くするために、それぞれの構成要素を模式的に図示している。なお、以下の実施の形態で示す各構成要素の形状や数、寸法の数値等は一例であって特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。また、以下の実施の形態で示す構成は一例であって特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で、適宜、変更することが可能である。
図1は本発明の実施の形態における非接触充電システムが採用された電動フォークリフトを示す斜視図、図2は本発明の実施の形態における非接触充電システムのバッテリ充電時の状態を示す側面図である。以下では、既存のカウンタバランス式電動フォークリフト(バッテリ車)に搭載されているバッテリ(例えば、鉛蓄電池など)を充電する場合について説明する。なお、リーチ式の電動フォークリフト(バッテリ車)に対しても、以下で説明する実施の形態と同様に本発明を適用することができる。
図1に示すように、電動フォークリフト11の車体本体部の前面下部であって、前記電動フォークリフトの一対のマスト12間に、2次側の受電パッド13が配設される。また、図示しないが、電動フォークリフト11には、2次側の受電パッド13から送られてくる電圧を直流電圧に変換する整流器を少なくとも含む充電器が配設される。一方、図2に示すように、電動フォークリフト11の外部には、交流電源の一例である高周波電源装置(図示せず)に接続される1次側の給電コイル(図示せず)が設けられた箱体(筐体の一例)14が設置される。
箱体14の内部に備え付けられる1次側の給電コイルは、箱体14の外部の空間に磁束経路を提供する。例えば、箱体14の内部においてコの字形のコアに給電コイルが巻き付けられていてもよい。この場合には、特定の方向にアーチ状の磁束経路が提供される。また、1次側の給電コイルによって有意な磁束経路が発生する領域は有限である。そこで、電動フォークリフト11のバッテリを充電する際には、車体本体部の前面下部に配設された2次側の受電パッド13が、箱体14の内部に設けられた1次側の給電コイルから発生している有意な磁界の範囲(磁束経路が形成されている領域)内に入るようにする。これにより、電動フォークリフト11の外部に配置された1次側の給電コイル(図示せず)から、電動フォークリフト11に配設された2次側の受電パッド13へ、非接触で電力が供給されて、電動フォークリフト11に搭載されているバッテリ(図示せず)が充電される。具体的には、一対のマスト12の前方に配置された電動フォークリフト11のフォーク15が、一対のマスト12の長手方向に沿って上昇して、フォーク15が2次側の受電パッド13よりも高い位置となり、一対のマスト12間に2次側の受電パッド13が現れている状態で、電動フォークリフト11の外部に配置された1次側の給電コイル(図示せず)から、電動フォークリフト11に配設された2次側の受電パッド13へ、非接触で電力が供給されて、電動フォークリフト11に搭載されているバッテリ(図示せず)が充電される。
1次側の給電コイルが設けられた箱体14は、例えば図2に示すように、工場の建屋16の外部に設けられた荷受場17と、その荷受場17の下方の地面18との間に配置してもよい。図2に示すように、工場の建屋16には、その建屋16からトラックへ荷物を移したり、逆に、トラックから建屋16へ荷物を移すための荷受場17が、トラックの荷台の床面と同じ高さで、建屋16から外へ突出して設けられている場合がある。つまり、工場の建屋16の外部の荷受場17が、その建屋16の外の地面18よりも高い位置において、その建屋16から外へ突出して設けられている場合がある。この場合、その荷受場17の下方はデッドスペースとなっている。これに対して、この実施の形態によれば、そのデッドスペースを有効利用することが可能となる。電動フォークリフト11のバッテリ(図示せず)を充電する際には、荷受場17の下方に配置された箱体14の内部に設けられた1次側の給電コイル(図示せず)から発生する有意な磁界の範囲内に2次側の受電パッド13が入るように、フォーク15を荷受場17よりも高く上昇させた状態で電動フォークリフト11の車体本体部を荷受場17に接近させて、電動フォークリフト11を停止させればよい。例えば、荷受場17の床面に停止位置の目印となるラインを描いておき、そのラインの下方に箱体14を置いておくことにより、運転者は、2次側の受電パッド13を箱体14に容易に接近させることができる。または、フォーク15を荷受場17よりも高く上昇させた状態で電動フォークリフト11の車体本体部を荷受場17に接近させて、電動フォークリフト11を停止させた後に、2次側の受電パッド13の前方に箱体14を配置してもよい。この場合、箱体14は人手で持ち運び可能な大きさにするのが好適である。なお、荷受場17の端部には、緩衝部材として、例えば弾性体19が設けられている。したがって、電動フォークリフト11が荷受場17に衝突しても、電動フォークリフト11に大きな損傷が発生することはない。
図3は電動フォークリフト11の車体本体部の前面下部の拡大図である。図3に示すように、電動フォークリフトの車体本体部の前面下部には、その車体本体部の内部に設けられたシャフトや油圧系統の保守のために、開口部11aが形成されている。したがって、2次側の受電パッド13は、その開口部11aを形成している車体本体部のフレーム11bに固定するだけでよい。2次側の受電パッド13の固定には、例えば電動フォークリフトの車体本体部のフレーム11bを把持する支持部材20を用いることができる。図3に示す支持部材20は、ボルトによって締め付け力(把持の圧力)が調整可能となっている。このように、フレーム11bを把持する支持部材20を用いることにより、2次側の受電パッド13の固定のためにフレーム11bに穴等を形成する加工を行わずに済むので、2次側の受電パッド13の固定が容易となる。なお、電動フォークリフトの車体本体部の前面下部の開口11aは、保守のために設けられている。したがって、2次側の受電パッド13は取り付け自在に固定される必要がある。さらに、フォーク15を保持する部材は、車体本体部の前方に配置された一対のマスト12のそれぞれの内側面の側で支持され、かつ、その内側面の側で支持されている箇所から車体本体部の前方へ突出している。したがって、フォーク15が上下動したときに、車体本体部の前面下部の開口部11aを形成するフレーム11bに固定された2次側の受電パッド13に干渉する部材は存在しない。したがって、フォーク15が上下動しても、2次側の受電パッド13がダメージを受けるおそれはない。また、車体本体部の前面下部の開口部11aは、フォーク15が上昇したときに一対のマスト12間に現れる。したがって、フォーク15を上昇させることにより、2次側の受電パッド13が一対のマスト12間に現れるので、1次側の給電コイルが設けられた箱体14を2次側の受電パッド13に近づけて、1次側の給電コイルから2次側の受電パッド13へ、非接触で電力を供給することができる。
なお、この実施の形態では、工場の建屋の外部で、電動フォークリフト11のバッテリを充電する場合について説明したが、工場の建屋の内部に荷受場が設けられている場合には、建屋の内部で電動フォークリフト11のバッテリを充電してもよい。工場の建屋には、フォークリフトが走行するフロアとは別に、そのフロアよりも高いフロアが設けられている場合がある。この場合、高さが異なるフロア間で荷物の受け渡しをするための荷受場が、高い方のフロアから突出して設けられている場合がある。つまり、工場の建屋の内部の荷受場が、フォークリフトが走行可能な建屋内部のフロアよりも高い位置に設けられている場合があり、この場合、その荷受場の下方はデッドスペースとなっている。そこで、工場の建屋の外部で電動フォークリフト11のバッテリを充電する場合と同様に、1次側の給電コイルが設けられた箱体14を、工場の建屋の内部に設けられた荷受場と、その荷受場の下方のフロアとの間に配置してもよい。
また、この実施の形態では、荷受場の下方のデッドスペースを活用するために、荷受場の下方に、1次側の給電コイル(図示せず)が設けられた箱体14を配置する例について説明したが、1次側の給電コイルを配置する位置は、荷受場の下方に限定されるものではない。
続いて、2次側の受電パッド13の構成の一例について説明する。2次側の受電パッド13には、図4および図5に示す非接触給電用パッド30が使用されてもよい。図4は本発明の実施の形態における非接触給電用パッドの平面図、図5は図4のA−A断面図である。図4および図5に示すように、非接触給電用パッド30は、両端部にそれぞれ磁極領域31、32が設定された細長い板状(スリップ状)の第1フェライト(磁性体の一例)33と、これら磁極領域31、32にそれぞれ、第1フェライト33の両端に合わせて、且つ第1フェライト33の上面に接して設けられた板状の第2フェライト(第2の磁性体の一例)34と、第1フェライト33の各磁極領域31、32の周囲にそれぞれ、第1フェライト33の端の外方から第1フェライト33の本体部の上面に渡って渦状(螺旋状)に巻かれたコイル35、36と、これら第1フェライト33、第2フェライト34、およびコイル35、36を支持する、プラスチック等の磁気非透磁性の部材からなる薄い皿状の背面プレート37を備えており、背面プレート37内には、第2フェライト34の前面(上面)を除いて樹脂38が充填されて、背面プレート37に、第1フェライト33、第2フェライト34、およびコイル35、36が固定されている。各コイル35、36の両端部はそれぞれ、背面プレート37の外方に引き出されており、端子39が取り付けられている。
第1フェライト33の長軸方向における第2フェライト34の寸法(第2フェライト34の幅方向の寸法)は、第1フェライト33の長軸寸法の1/4の寸法以下に設定され、第2フェライト34の高さ寸法(厚さ)は、コイル35、36を形成する導線35a、36aの太さに合わせて設定されている。また、背面プレート37の奥行きは、その背面プレート37の奥行き方向(第1フェライト33の幅方向または第2フェライト34の長軸方向)におけるコイル35または36の寸法に略設定され、横幅は、その横幅方向(第1フェライト33の長軸方向または第2フェライト34の幅方向)におけるコイル35とコイル36の寸法を加算した寸法以上に設定されている。例えば、第1フェライト33の幅方向におけるコイル35または36の寸法D1が100mmの場合、背面プレート37の奥行きは、略100mmに設定され、第1フェライト33の長軸方向におけるコイル35とコイル36の寸法D2が共に150mmの場合、背面プレート37の横幅は、300mm以上に設定される。背面プレート37の横幅は、コイル35とコイル36との間の間隙の寸法Sに応じて異なる。
また各コイル35、36はそれぞれ、図5に示すように、第1フェライト33の本体部の上面において平面的に1段に巻かれ、第1フェライト33の端の外方において、上下に2段に巻かれている。なお、巻線数は8本としている。
具体的には、各コイル35、36は、次のように巻かれている。
(1)まず各コイル35、36をそれぞれ、磁極領域31、32に内側から外側へ、第1フェライト33の側面の外方(第1フェライト33の上面下方における第1フェライト33の端の外方)から第1フェライト33の本体部の上面に渡って巻く。No.1〜No.4の導線35a、36aに相当する。
(2)各コイル35、36が所定回数巻かれると、No.5の導線35a、36aがそれぞれ、第1フェライト33の本体部の上面から第2フェライト34の側面に巻かれる。
(3)続いて各コイル35、36をそれぞれ、第2フェライト34の側面の外方(第1フェライト33の上面の上方における第1フェライト33の端の外方)から第1フェライト33の本体部の上面に渡って、平面的に内側から外側へ巻く。No.5〜No.8の導線35a、36aに相当する。
これにより、第1フェライト33および第2フェライト34の端の外方をコイル35、36が通過するので、各コイル35、36の一方の端部を第1フェライト33の裏側から引き出す必要がなくなり、各コイル35、36の両端部を背面プレート37から引き出し易くなる。よって、非接触給電用パッド30の製作が容易となる。また、第2フェライト34の下方に位置する第1フェライト33の端部外方をコイル35、36が通過した後に、第1フェライト33の上方に位置する第2フェライト34の端部外方をコイル35、36が通過するので、非接触給電用パッド30の製作が容易となる。
この非接触給電用パッド30を、前記した2次側の受電パッド13に使用する場合、例えば図6に示すように、電動フォークリフト11に備え付けられた2次側の非接触給電用パッド30(受電パッド13)は、同じく電動フォークリフト11に備え付けた充電器40に接続される。この充電器40が、電動フォークリフト11に搭載されているバッテリ41を充電する。
具体的には、並列接続された2つのコイル35、36の両端に、これらのコイル35、36とともに高周波電圧の周波数で共振する共振コンデンサ42を接続し、この共振コンデンサ42の両端に充電器40を接続して、バッテリ41を充電する回路を構成してもよい。充電器40は少なくとも整流器を含み、誘導電圧(高周波電圧)から直流電圧(例えば、DC300V)を生成し、バッテリ41を充電する。
既存の電動フォークリフト11は、プラグが人手によって差し込まれるコネクタを装備しており、そのコネクタが、電動フォークリフト11内部の電源系統を介してバッテリ41に接続している。また、既存の電動フォークリフト11は、充電器を内部に備えており、電動フォークリフト11のコネクタには、商用電源に繋がるケーブルの先端に設けられているプラグが差し込まれる。充電器は少なくとも整流器を含み、商用電源から送られた交流電圧(例えば、AC200V)を直流電圧(例えば、DC300V)に変換する。この直流電圧によって、バッテリ41が充電される。そこで、本実施の形態では、電動フォークリフト11の内部の電源系統にインターフェース回路を組み込み、そのインターフェース回路を充電器40に接続する構成としている。充電器40は少なくとも整流器を含み、交流電圧を直流電圧に変換する。充電器40は、整流器以外に、例えばフィルタや、DC−DCコンバータ等を含むことができる。
この構成によれば、1次側の給電コイルによって有意な磁束経路が発生している領域内に2次側の非接触給電用パッド30(受電パッド13)が配置されたとき、その2次側の非接触給電用パッド30の2つのコイル35、36に誘導電圧(高周波電圧)が誘起され、その誘導電圧が充電器40によって直流電圧(例えば、DC300V)に変換され、その直流電圧が、インターフェース回路を介して電動フォークリフト11の電源系統に供給され、電動フォークリフト11のバッテリ41が充電される。
なお、図6には、2つのコイル35、36のそれぞれの両端に、1つの共振コンデンサ42が共通に並列接続された回路構成を示しているが、コイル35、36に対して共振コンデンサ42を直列に接続して直列共振回路を構成してもよい。
また、図6には、2つのコイル35、36を並列に接続した回路構成を示しているが、受電パッド13として2次側で使用される非接触給電用パッド30において、2つのコイル35、36は直列に接続されてもよい。
以上のように本実施の形態によれば、1次側の給電コイルを地中に埋設せずに済む。また、電動フォークリフト11の車体本体部の前面下部には、その車体本体部の内部に設けられたシャフトや油圧系統の保守のために、開口部11aが形成されている。したがって、その開口部11aを形成している車体本体部のフレーム11bに、2次側の受電パッド12を固定するだけで済む。さらに、フォーク15を保持する部材は、車体本体部の前方に配置された一対のマスト12のそれぞれの内側面の側で支持され、かつ、その内側面の側で支持されている箇所から車体本体部の前方へ突出している。したがって、フォーク15が上下動したときに、車体本体部の前面下部の開口部11aを形成するフレーム11bに固定された2次側の受電パッド13に干渉する部材は存在しない。したがって、フォーク15が上下動しても、2次側の受電パッド13がダメージを受けるおそれはない。また、車体本体部の前面下部の開口部11aは、フォーク15が上昇したときに一対のマスト12間に現れる。したがって、フォーク15を上昇させることにより、2次側の受電パッド13が一対のマスト12間に現れるので、1次側の給電コイルが設けられた箱体14を2次側の受電パッド13に近づけて、1次側の給電コイルから2次側の受電パッド13へ、非接触で電力を供給することができる。以上のことから、既存の電動フォークリフト11に搭載されているバッテリを非接触で充電する充電システムの構築が容易となる。
また本実施の形態によれば、各コイル35、36がそれぞれ第1フェライト33の端部外方で上下2段に巻かれるので、コイルを横一列の巻いたパッドと比較して、パッドの平面的な寸法(パッドの外形寸法)を短くできる。また、非接触給電用パッド30は、可搬であって通常3次元というよりも2次元的に配設できる。またフェライト33、34の端部外方においてコイル35、36がフェライト33、34に近づくことになり、フェライト33、34の起磁力が強くなり、性能を向上できる。さらに、フェライト33、34の端の外方をコイル35、36が通過することにより、各コイル35、36の一方の端部を下方のフェライト33の裏側から引き出す必要がなくなり、パッドの製作が容易となる。
また本実施の形態によれば、第2フェライト34の下方に位置する第1フェライト33の端部外方をコイル35、36が通過した後に、第1フェライト33の上方に位置する第2フェライト34の端部外方をコイル35、36が通過するので、パッドの製作が容易となる。
また本実施の形態によれば、各磁極領域31、32に、第1フェライト33に接する第2フェライト34を設けたので、コイル35、36を巻き易くなり、作業性を向上でき、パッドの製作が容易となり、さらにフェライト33、34の起磁力が強くなり、性能を向上できる。
また本実施の形態によれば、第1フェライト33の長軸方向における各磁極領域31、32の寸法を、第1フェライト33の長軸寸法の1/4以下としたので、磁極領域31、32を除いた第1フェライト33の上面の寸法として、第1フェライト33の長軸寸法の1/2が確保され、各コイル35、36を第1フェライト33の本体部の上面に渡って巻くスペースを確保できる。
なお、本実施の形態では、第1フェライト33の裏面側に設けた背面プレート37を、プラスチック等の磁気非透磁性の部材から形成しているが、アルミニウム製の部材としてもよい。アルミニウム製の背面プレートは、第1フェライト33に欠陥や不具合があった場合に、小規模な漏洩磁束を防止できる。
また本実施の形態では、各コイル35、36の巻線数を8本としているが、8本に限ることはない。また各コイル35、36を第1フェライト33の端部外方で2段としているが、さらに多くの段数、3段、4段とすることも可能である。但し、非接触給電用パッド30の厚さを薄くするには2段が好ましい。
また本実施の形態では、各磁極領域31、32に第2フェライト34を固定しているが、第2フェライト34が無くても、非接触給電用パッド30としての機能を果たすことができる。
また本実施の形態では、コイル35、36を2本の導線によって形成しているが、コイル35、36を直列接続する場合には、1本の導線によりコイル35、36を形成してもよい。
また本実施の形態では、箱体14の内部に設ける給電コイルの一例として、コの字形のコアに巻き付けられた給電コイルを例示したが、箱体14の内部に非接触給電用パッドを設けてもよい。この非接触給電用パッドは、例えば、平板状のフェライトの両端部にそれぞれ磁極領域を設定し、各磁極領域の周りにそれぞれ、平面的且つ螺旋状に給電コイルを巻いたものであってもよいし、図4および図5を用いて説明した非接触給電用パッド30であってもよい。1次側で使用される非接触給電用パッドは、パッドの前面の前方の空間に、アーチ状の磁束経路を提供する。よって、1次側の非接触給電用パッドは、パッドの前面が電動フォークリフト11の車体本体部の前面下部に対向するように配置される。また、この1次側の非接触給電用パッドが有意の水平磁束成分を提供できるパッドの前面からの距離(給電範囲)は、有限である。
1次側で使用される非接触給電用パッドに図4および図5を用いて説明した非接触給電用パッド30が使用される場合、コイル(給電コイル)35とコイル(給電コイル)36との間の間隙の寸法Sは、コイル35とコイル36の巻き数が一定の下で、有意の水平磁束成分を提供できる非接触給電用パッド30の前面からの距離(給電範囲)を決める因子の一つであり、その給電範囲は、寸法Sが長くなるほど、大きくなる。
また、箱体14の内部に、図4および図5に示す非接触給電用パッド30を設ける場合、例えば図7に示すように、非接触給電用パッド30は高周波電源装置43に接続される。具体的には、箱体14の内部に設けられた1次側の非接触給電用パッド30は、例えば図7に示すように、商用電源44(例えば、AC200V)に接続する高周波電源装置43から2つのコイル(給電コイル)35、36に高周波電圧が印加される。これにより図8に示すように、磁束が、一方の磁極領域31または32(一方の第2フェライト34)から第1フェライト33の内部を通って他方の磁極領域32または31(他方の第2フェライト34)から出て、空気中を通って一方の磁極領域31または32に到る磁束経路45が形成され、すなわち非接触給電用パッド30の前面の前方にアーチ状の磁束経路45が形成され、パッド30の前面の前方に有意の水平の磁束成分が提供される。なお、パッド30の裏面側には本質的に磁束経路は形成されない。したがって、電動フォークリフト11に設けた2次側の受電パッド13が、アーチ状の磁束経路45内に配置されると、1次側の非接触給電用パッド30に対して上下方向にずれても、また横方向にずれても、受電パッド13の内部に設けられた2つのコイルに誘導電圧(高周波電圧)が誘起され、充電器40によりバッテリ41が充電される。
この構成によれば、1次側の非接触給電用パッドの前面の前方に形成されているアーチ状の磁束経路内に2次側の受電パッド13が配置されたとき、その2次側の受電パッド13の内部に設けられた2つのコイルに誘導電圧(高周波電圧)が誘起され、その誘導電圧が充電器40によって直流電圧(例えば、DC300V)に変換され、その直流電圧が、インターフェース回路を介して電動フォークリフト11の電源系統に供給され、電動フォークリフト11のバッテリ41が充電される。
なお、図7には、2つのコイル(給電コイル)35、36が高周波電源装置43に直接接続された回路構成を示しているが、その2つのコイル35、36と高周波電源装置43との間に、コイル35、36とともに高周波電圧の周波数で共振する共振コンデンサを接続してもよい。この場合、コイル35、36に対して共振コンデンサを並列に接続して並列共振回路を構成してもよいし、直列に接続して直列共振回路を構成してもよい。
また、図7には、2つのコイル(給電コイル)35、36を直列に接続した回路構成を示しているが、1次側で使用される非接触給電用パッド30において、2つのコイル35、36は並列に接続されてもよい。
11 電動フォークリフト
11a 開口部
11b フレーム
12 マスト
13 2次側の受電パッド
14 箱体
15 フォーク
16 建屋
17 荷受場
18 地面
20 支持部材
30 非接触給電用パッド
31、32 磁極領域
33 第1フェライト
34 第2フェライト
35、36 コイル
40 充電器
41 バッテリ
43 高周波電源装置
45 磁束経路

Claims (5)

  1. 電動フォークリフトに搭載されているバッテリを充電する充電システムであって、
    前記電動フォークリフトの外部で交流電源に接続される1次側の給電コイルと、
    前記電動フォークリフトの車体本体部の前面下部であって、前記電動フォークリフトの一対のマスト間に配設された2次側の受電パッドと、
    前記電動フォークリフトに配設され、前記2次側の受電パッドから送られてくる電圧を直流電圧に変換する整流器と、
    を備え、前記一対のマストの前方に配置された前記電動フォークリフトのフォークが、前記一対のマストの長手方向に沿って上昇して、前記フォークが前記2次側の受電パッドよりも高い位置となり、前記一対のマスト間に前記2次側の受電パッドが現れている状態で、前記電動フォークリフトの外部に配置された前記1次側の給電コイルから、前記電動フォークリフトに配設された前記2次側の受電パッドへ、非接触で電力が供給されて、前記バッテリが充電されることを特徴とする電動フォークリフトの非接触充電システム。
  2. 前記2次側の受電パッドが、
    両端部にそれぞれ磁極領域が設定された平板状の磁性体と、
    前記磁性体の各磁極領域の周囲にそれぞれ、前記磁性体の端の外方から前記磁性体の本体部の上面に渡って渦状に巻かれたコイル
    を備え、
    前記各コイルはそれぞれ、前記磁性体の本体部の上面において平面的に1段に巻かれ、前記磁性体の端部外方において上下に2段以上に巻かれる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動フォークリフトの非接触充電システム。
  3. 前記磁性体に設定された磁極領域に、前記磁性体に接する第2の磁性体を設けたことを特徴とする請求項2に記載の電動フォークリフトの非接触充電システム。
  4. 工場の建屋の外部の荷受場が、その建屋の外の地面よりも高い位置において、その建屋から外へ突出して設けられており、前記荷受場と前記地面との間に前記1次側の給電コイルが配置されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電動フォークリフトの非接触充電システム。
  5. 工場の建屋の内部の荷受場が、電動フォークリフトが走行可能な前記建屋内部のフロアよりも高い位置に設けられており、前記荷受場と前記フロアとの間に前記1次側の給電コイルが配置されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電動フォークリフトの非接触充電システム。
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