JP2015022199A - 廃トナー回収容器、及び、画像形成装置 - Google Patents
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Description
このような廃トナー回収容器は、容器内が回収された廃トナーで満杯になった状態(又は、満杯に近い状態)が廃トナー検知部で検知されると、画像形成装置本体から取出されて、空の容器と交換(メンテナンス)される。
そして、特許文献1には、略直方体の廃トナー回収容器の内部において廃トナーが満遍なく充填されるように、廃トナーを幅方向に搬送する搬送スクリュと、廃トナーを均す部材と、の2つの搬送部材を容器に内設する技術が開示されている。
また、特許文献2には、略直方体の廃トナー回収容器の内部において格子状に形成された搬送部材を複数設置する技術が開示されている。
さらに、特許文献1、2等の廃トナー回収容器は、容器内に複数の搬送部材を内設しているため、その分だけ容器内における廃トナーの回収容量を多くできなかった。
これらの理由により、廃トナー回収容器のメンテナンスサイクルが比較的早くなっていた。
A=B/tanθ
なる関係が成立するように形成されたものである。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
本実施の形態における画像形成装置1は、複数の作像部としてのプロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKが中間転写体としての中間転写ベルト17に対向するように並設されたタンデム型のカラー画像形成装置である。
各プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKにおける感光体ドラム11(像担持体)上では、それぞれ、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される。
まず、原稿は、原稿搬送部3の搬送ローラによって、原稿台から搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス上に載置される。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス上に載置された原稿の画像情報が光学的に読み取られる。
詳しくは、原稿読込部4は、コンタクトガラス上の原稿の画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿にて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿のカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号をもとにして画像処理部(不図示である。)で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理をおこない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。
書込み部6において、光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応して射出される。図示は省略するが、レーザ光は、ポリゴンミラーに入射して反射した後に、複数のレンズを透過する。複数のレンズを透過した後のレーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム11表面は、それぞれ、像担持体としての中間転写ベルト17(中間転写体)との対向位置に達する。ここで、それぞれの対向位置には、中間転写体としての中間転写ベルト17の内周面に当接するように1次転写ローラ14が設置されている。そして、1次転写ローラ14の位置で、像担持体としての中間転写ベルト17上に、感光体ドラム11上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(第1転写工程である。)。
その後、感光体ドラム11表面は、除電部(不図示である。)の位置を通過して、感光体ドラム11における一連の作像プロセスが終了する。
その後、中間転写ベルト17表面は、中間転写ベルトクリーニング部9(クリーニング部)の位置に達する。そして、像担持体としての中間転写ベルト17上の未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部9(クリーニング部)に回収されて、中間転写ベルト17上の一連の転写プロセスが完了する。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送された転写紙Pが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ19に導かれる。レジストローラ19に達した記録媒体Pは、中間転写ベルト17上のトナー像とタイミングを合わせて、2次転写ローラ18の位置に向けて搬送される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラ29によって装置本体1外に出力画像として排出された後に、排紙部5上にスタックされて、一連の画像形成プロセスが完了する。
図2は、黒色用のプロセスカートリッジ10BKを示す構成図である。その他の3つのプロセスカートリッジ10Y、10M、10Cは、それぞれ、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる点を除き、黒色用のプロセスカートリッジ10BKとほぼ同じに構成されているため、その図示と説明とを省略する。
帯電部12は、導電性芯金の外周に中抵抗の弾性層を被覆してなる帯電ローラである。そして、この帯電部12(帯電ローラ)に不図示の電源部から所定の電圧が印加されて、これにより対向する感光体ドラム11の表面を一様に帯電する。
具体的に、トナーは、円形度が0.92以上になるように形成されたものである。「円形度」は、フロー式粒子像分析装置「FPIA−2000」(東亜医用電子社製)により計測した平均円形度である。具体的には、容器中の予め不純固形物を除去した水100〜150ml中に、分散剤として界面活性剤(好ましくは、アルキルベンゼンスルホン酸塩である。)を0.1〜0.5ml加えて、さらに測定試料(トナー)を0.1〜0.5g程度加える。その後、このトナーが分散した懸濁液を、超音波分散器で約1〜3分間分散処理して、分散液濃度が3000〜10000個/μlとなるようにしたものを上述の分析装置にセットして、トナーの形状及び分布を測定する。
また、トナーは、形状係数SF−1と形状係数SF−2とが、いずれも、100〜180の範囲になるように形成されたものである。
また、トナーは、体積平均粒径(Dv)が3〜8μmの範囲であって、体積平均粒径(Dv)と個数平均粒径(Dn)との比(Dv/Dn)が1.05〜1.40の範囲になるように形成されたものである。
さらに、トナーは、長軸と短軸との比(r1/r2)が0.5〜1.0の範囲であって、厚さと短軸との比(r3/r2)が0.7〜1.0の範囲であって、長軸r1≧短軸r2≧厚さr3の関係を満足するように形成されたものである。
このような小粒径・球形トナーは、窒素原子を含む官能基を有するポリエステルプレポリマー、ポリエステル、着色剤、離型剤を含むトナー組成物を、水系媒体中で樹脂微粒子が存在する状態で架橋又は/及び伸長反応させることで製造することができる。
同様に、図1を参照して、クリーニング部としての中間転写ベルトクリーニング部9にも、中間転写ベルト17(中間転写体)に当接するクリーニングブレード、中間転写ベルトクリーニング部9内に回収された未転写トナーを廃トナーとして廃トナー回収容器30(図3を参照できる。)に向けて搬送する搬送コイル(搬送管16)、等が設置されている。そして、中間転写ベルトクリーニング部9内に回収された未転写トナーは、搬送部としての搬送管16(搬送コイルが内設されている。)を介して、廃トナー回収容器30まで搬送されて、廃トナーとして廃トナー回収容器30の内部に回収される。なお、廃トナー回収容器30の構成・動作については、後でさらに詳しく説明する。
なお、感光体ドラム11や中間転写ベルト17上に付着する付着物としては、未転写トナーの他に、記録媒体P(用紙)から生じる紙粉、帯電部12(帯電ローラ)による放電時に感光体ドラム11上に生じる放電生成物、トナーに添加されている添加剤、等があるが、本願ではこれらを総称して「未転写トナー」と呼ぶことにする。
現像ローラ13aは、図2中の矢印方向(反時計方向)に回転している。現像部13内の現像剤は、間に仕切部材を介在するように配設された第1搬送スクリュ13b1及び第2搬送スクリュ13b2の回転によって、不図示のトナー補給部によってトナー容器28から補給されたトナーとともに撹拌混合されながら長手方向に循環する(図2の紙面垂直方向である。)。
なお、図3〜図8は、画像形成装置本体1に装着された状態(姿勢)における廃トナー回収容器30を図示したものである。また、図7は、理解を容易にするため、廃トナー検知部54における各部材55〜57を簡略化して図示している。
先に、図1、図2を用いて説明したように、廃トナー回収容器30は、4つのプロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKにおけるそれぞれの感光体ドラム11(像担持体)上の未転写トナーを除去するクリーニング部15から排出された未転写トナーや、中間転写ベルト17(像担持体)上の未転写トナーを除去する中間転写ベルトクリーニング部9から排出された未転写トナーを、廃トナーとして回収するためのものである。図3を参照して、クリーニング部15や中間転写ベルトクリーニング部9で回収された廃トナーは、それぞれ、搬送部としての搬送管16に搬送されて、搬送管16内を搬送された後に排出口16aから排出されて、流入口31aから廃トナー回収容器30内に流入されることになる。
流入口31aは、容器本体31(廃トナー回収容器30)における幅方向(図3、図4の左右方向であって、図8(A)の紙面垂直方向である。)の一端側であって、奥行方向(図3、図4の紙面垂直方向であって、図8(A)の左右方向である。)の手前側に配設され、上方に向けて開口するように形成されている。そして、廃トナー回収容器30が画像形成装置本体1に装着されると、図3に示すように、搬送管16の排出口16aに流入口31aが連通した状態になり、クリーニング部9、15から排出された廃トナーが流入されることになる。
詳しくは、図4を参照して、搬送スクリュ32(搬送部材)は、幅方向に延在する軸部32aにスクリュ部32bが巻装されたスクリュ部材であって、その幅方向両端部が軸受を介して容器本体31に回転可能に支持されている。
また、搬送スクリュ32の軸部32aの一端側には、廃トナー回収容器30が画像形成装置本体1に装着された状態で装置本体1に設置された駆動ギア(不図示である。)に噛合するギアが設置されている。そして、駆動ギアからギアに駆動力が伝達されて、搬送スクリュ32が所定方向に回転駆動されると、搬送スクリュ32によって廃トナーが幅方向一端側から幅方向他端側に向けて搬送されることになる(図4の左方から右方への搬送である)。
なお、本実施の形態における搬送スクリュ32は、軸部32aにおける廃トナー検知部54に近い位置にスクリュ部32bが巻装されていないストレート部32a1が形成されているが、これについては後で詳しく説明する。
ここで、廃トナー検知部54は、図7(又は、図5、図6等)を参照して、可撓性部材としてのゴムシート56、可動部材としてのフィラー55、検知手段としてのフォトセンサ57(光学センサ)、等で構成されている。
ゴムシート56(可撓性部材)は、廃トナー回収容器30(容器本体31)に形成された開口部31kを塞ぐように設置(貼着)されていて、その位置に堆積する廃トナーTによる押動によって変形するように形成されている。なお、ゴムシート56は、例えば、厚さが1mm以下のゴム材料で形成することができる。
また、フィラー55(可動部材)は、容器本体31の外側からゴムシート56に接触するように設置されるとともに、支軸55aを中心にして回動可能に容器本体31に支持されている。そして、フィラー55は、廃トナー量の増加にともなうトナー面の上昇によって、ゴムシート56とともに変位して、その変位がフォトセンサ57によって検知されることになる。
なお、フォトセンサ57は、主として発光素子と受光素子とで構成されていて、発光素子と受光素子との間にフィラー55が介在して発光素子から射出されて受光素子に至る光が遮られるか否かで上述したフィラー55の姿勢を検知する。
なお、本実施の形態では、フォトセンサ57を廃トナー回収容器30側に設置したが、フォトセンサ57を装置本体1側に設置することもできる。
なお、廃トナー回収容器30は、装置本体1の本体カバー(不図示である。)を開放して、図3の右方(図1の紙面手前側である。)に移動することで装置本体1から取出することができる。そして、新品(空)の廃トナー回収容器30が、本体カバーが開放された状態の装置本体1に対して、図3の左方(図1の紙面奥側である。)に移動することで装着される。
詳しくは、廃トナー回収容器30における容器本体31内の空間は、底部としての水平底部31b、天井部としての水平天井部31c、傾斜天井部31d、垂直壁部31e、先端壁部31f、側壁部31g、31hによって、形成されている。容器本体31は、一定の肉厚で形成されていて、流入口31a、開口部31k以外は密閉された樹脂材料からなる略密閉容器である。すなわち、水平底部31b、水平天井部31c、傾斜天井部31d、垂直壁部31e、先端壁部31f、側壁部31g、31hは、いずれも一定の厚さ(1〜2mm程度である。)で形成されていて、これらの部分31b〜31hによって略閉空間が形成されている。
天井部としての水平天井部31cは、搬送スクリュ32の上方を幅方向にわたって覆うように形成されていて、傾斜天井部31dにおける傾斜方向の上端につながるように形成されている。水平天井部31cは、水平底部31bに対して略平行に形成されている。
傾斜天井部31dは、搬送スクリュ32が設置された側(水平天井部31cの側である。)から奥行方向奥側(図8(A)の左方である。)に向けて下方に傾斜するように形成されている。図8(A)に示すように、搬送スクリュ32(搬送部材)は、水平天井部31cと傾斜天井部31dとの境界に近い位置に配設されている。
先端壁部31fは、奥行方向奥側(図8(A)の左方である。)において、水平底部31bの端部と水平天井部31cの端部とをつなぐように、水平底部31bに略直交するように形成されている。
側壁部31g、31hは、幅方向両端部において、水平底部31bと水平天井部31c及び傾斜天井部31dとをつなぐように、水平底部31bに略直交するように形成されている。
A=B/tanθ
なる関係が成立するように形成されている。ここで、廃トナーTの安息角θとは、廃トナーを堆積させたときに自発的に崩れることなく安定を保つ傾斜角度であって、粒子の丸みや粒径に大きく左右される。本実施の形態では、現像工程に用いられるトナーは、先に説明したような物性値からなり、20°<θ<50°なる関係が成立するように形成されている。
これにより、安息角θに沿うように崩れながら奥行方向奥側に向けて送り込まれる廃トナーTと傾斜天井部31dとに大きな隙間が形成されることなく、容器本体31において廃トナーTを全体的にほぼ満遍なく回収することができる。
詳しくは、搬送スクリュ32のストレート部32a1は、幅方向の長さが60mm以下であって、その幅方向他端側(図4の右側端部である。)から廃トナー検知部54の中心(上方からみた形状が略円形のゴムシート56における中心位置である。)までの距離が30〜60mmの範囲内になるように形成されている。
これにより、流入口31aから容器本体31内に流入された廃トナーTは、搬送スクリュ32によって図8(B)の白矢印方向に搬送されて、廃トナー検知部54の位置に向けてそのまま押し込まれるのではなくて、廃トナー検知部54の位置に達する前にストレート部32a1の位置で搬送力が低下した状態になる。そのため、廃トナーTが安息角θに沿うように崩れながら奥行方向奥側に向けて送り込まれやすくなって、容器本体31において奥行方向奥側まで廃トナーTがほぼ満遍なく収容されることになる。
A=B/tanθ
なる関係が成立するように形成している。これにより、廃トナー回収容器30内に複数の搬送部材を内設することなく、容器30内において廃トナーTを全体的に満遍なく回収することができる。
また、本実施の形態では、2成分現像剤を用いる2成分現像方式の現像部13が搭載された画像形成装置に対して本発明を適用したが、1成分現像剤を用いる1成分現像方式の現像部13が搭載された画像形成装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
なお、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電部と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像部(現像装置)と、像担持体上をクリーニングするクリーニング部(クリーニング装置)とのうち、少なくとも1つと、像担持体とが、一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるユニットと定義する。
これに対して、図9に示すように、流入口31aが幅方向一端側と幅方向他端側とにそれぞれ配設され、廃トナー検知部54が幅方向中央部に配設され、搬送スクリュ32が幅方向両端部から幅方向中央部に向けて廃トナーを搬送するように構成することもできる。このような場合、搬送スクリュ32は、幅方向一端側から幅方向中央部にかけて巻装されたスクリュ部の巻き方向と、幅方向他端側から幅方向中央部にかけて巻装されたスクリュ部の巻き方向と、が逆方向になるように形成されることになる。
そして、このような場合であっても、A=B/tanθなる関係が成立するように構成することで、本実施の形態のものとほぼ同様の効果を得ることができる。
9 中間転写ベルトクリーニング部(クリーニング部)、
10Y、10M、10C、10BK プロセスカートリッジ(作像部)、
11 感光体ドラム(像担持体)、
15 クリーニング部、
16 搬送管(搬送部)、
16a 排出口、
17 中間転写ベルト(像担持体、中間転写体)、
30 廃トナー回収容器、
31 容器本体、
31a 流入口、
31b 水平底部(底部)、 31c 水平天井部(天井部)、
31d 傾斜天井部、 31e 垂直壁部、
31f 先端壁部、 31g、31h 側壁部、 31k 開口部、
32 搬送スクリュ(搬送部材)、
32a 軸部、 32a1 ストレート部、
32b スクリュ部、
35 取っ手、
54 廃トナー検知部、
55 フィラー(可動部材)、
56 ゴムシート(可撓性部材)、
57 フォトセンサ(検知手段)。
Claims (10)
- 像担持体上の未転写トナーを除去するクリーニング部から排出された当該未転写トナーを廃トナーとして回収する廃トナー回収容器であって、
前記クリーニング部から排出された廃トナーが流入される流入口と、
所定方向に回転して、前記流入口から流入された廃トナーを幅方向に搬送する搬送部材と、
その位置における廃トナーのトナー面が天井部又はその近傍にまで変位する状態を検知する廃トナー検知部と、
幅方向に対して直交する奥行方向に延在するように形成された底部と、
前記搬送部材が設置された側から奥行方向奥側に向けて下方に傾斜するように形成された傾斜天井部と、
を備え、
前記搬送部材の回転中心から前記底部及び前記傾斜天井部における奥行方向奥側の端部までの奥行方向の距離をAとして、前記搬送部材の上端から前記底部までの高さ方向の距離をBとして、廃トナーの安息角をθとしたときに、
A=B/tanθ
なる関係が成立するように形成されたことを特徴とする廃トナー回収容器。 - 前記幅方向に直交する断面でみたときに、前記底部における奥行方向の端部から角度θで奥行方向手前側の上方に向けて描いた仮想斜線が、前記傾斜天井部に近接するように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の廃トナー回収容器。
- 前記天井部は、前記搬送部材の上方を幅方向にわたって覆うように形成された水平天井部であって、前記傾斜天井部における傾斜方向の上端につながるように形成され、
前記底部は、前記水平天井部と前記傾斜天井部とに奥行方向にわたって対向するように形成された水平底部であって、
奥行方向手前側であって前記廃トナー検知部に近い位置に、前記水平底部と前記水平天井部とに略直交する垂直壁部が形成され、
前記搬送部材は、前記水平天井部と前記傾斜天井部との境界に近い位置に配設されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の廃トナー回収容器。 - 前記水平天井部は、その外側において重心となる位置の近傍に取っ手が設置されたことを特徴とする請求項3に記載の廃トナー回収容器。
- 前記搬送部材は、幅方向に延在する軸部にスクリュ部が巻装された搬送スクリュであって、前記軸部における前記廃トナー検知部に近い位置に前記スクリュ部が巻装されていないストレート部が形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の廃トナー回収容器。
- 前記搬送スクリュの前記ストレート部は、幅方向の長さが60mm以下であって、その幅方向他端側から前記廃トナー検知部の中心までの距離が30〜60mmの範囲内になるように形成されたことを特徴とする請求項5に記載の廃トナー回収容器。
- 20°<θ<50°なる関係が成立するように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の廃トナー回収容器。
- 前記流入口は、幅方向一端側に配設され、
前記搬送部材は、前記流入口から流入された廃トナーを幅方向一端側から幅方向他端側に向けて搬送し、
前記廃トナー検知部は、幅方向他端側に配設されたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の廃トナー回収容器。 - 前記クリーニング部と、前記クリーニング部から前記流入口まで廃トナーを搬送する搬送部と、が一体化されたことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の廃トナー回収容器。
- 請求項1〜請求項9のいずれかに記載の廃トナー回収容器が画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されたことを特徴とする画像形成装置。
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