JP2015021995A - 眼鏡 - Google Patents

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Tatsuya Sato
達弥 佐藤
渡邊 彰
Akira Watanabe
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Abstract

【課題】偏光板を有する眼鏡において、偏光部による色の変化を補償する粘着層を備える眼鏡を提供する。【解決手段】偏光を透過する偏光部24と、偏光部24の一方の面に設けられ、着色材料を含み、少なくとも偏光部24による色の変化を補償する粘着層22とを備える。例えば、粘着層22は、C光源2度視野におけるL*a*b*表色系のb*(c)が負であることが好ましい。また、眼鏡のC光源2度視野における可視光線の透過率が20%以上であることが好ましい。【選択図】図2

Description

本発明は、眼鏡に関する。
偏光板を有する眼鏡において、偏光板による色の変化を補償する眼鏡が知られている(例えば、特許文献1参照)。
[特許文献1] 特開2008−170557号公報
上述の眼鏡では、板状のカラーフィルターが、色の変化を補償しているので、眼鏡の構造の自由度が低いといった課題がある。
本発明の第1の態様においては、偏光を透過する偏光部と、前記偏光部の一方の面に設けられ、着色材料を含み、少なくとも前記偏光部による色の変化を補償する粘着層とを備える眼鏡を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
実施形態に係る眼鏡10の斜視図である。眼鏡10の一例は、3D画像用である。 透過部14の分解斜視図である。 透過部14の断面図である。 表色系色度図を説明する図である。 眼鏡10の動作を説明する図である。 透過部の積層構造を変更した形態を説明する図である。 透過部の積層構造を変更した形態を説明する図である。 透過部の積層構造を変更した形態を説明する図である。 透過部の積層構造を変更した形態を説明する図である。 透過部の積層構造を変更した形態を説明する図である。 透過部の積層構造を変更した形態を説明する図である。 透過部の積層構造を変更した形態を説明する図である。 透過部の位相差層20の光学軸、及び、偏光板24の透過軸を変更した形態を説明する図である。 透過部の位相差層20の光学軸、及び、偏光板24の透過軸を変更した形態を説明する図である。 透過部の位相差層20の光学軸、及び、偏光板24の透過軸を変更した形態を説明する図である。 透過部の位相差層20の光学軸、及び、偏光板24の透過軸を変更した形態を説明する図である。 透過部の位相差層20の光学軸、及び、偏光板24の透過軸を変更した形態を説明する図である。 透過部の位相差層20の光学軸、及び、偏光板24の透過軸を変更した形態を説明する図である。 粘着層22のa(c)及びb(c)を測定した実験を説明する図である。 粘着層22の構成を説明する表である。 粘着層22の実験結果を示す表である。 実験で使用した透過部14を説明する図である。 実施例の透過部14と比較例の透過部とを説明する表である。 実施例の透過部14と比較例の透過部とを説明するグラフである。 3D画像の分光透過率を測定する実験の図である。 分光透過率の実験結果を示すグラフである。 分光透過率の実験において測定されたTv(c)、x(c)、y(c)の実験結果である。 色度座標x及び色度座標yの実験結果である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、実施形態に係る眼鏡10の斜視図である。眼鏡10の一例は、3D画像用である。図1に示すように、眼鏡10は、フレーム12と、一対の透過部14とを備える。
フレーム12の両端は、ユーザの耳にかけられる。フレーム12の中央部は、一対の透過部14を保持する。これにより、フレーム12は、ユーザの両目の前方に透過部14を保持する。
一対の透過部14は、前方から入射する光を透過して、ユーザに提供する。例えば、透過部14は、入射する偏光の偏光状態を変調して、特定の偏光状態の偏光を透過する。これにより、透過部14は、特定の偏光状態の偏光のみを透過して、ユーザに提供できる。一方の透過部14は右眼用であって、他方の透過部14は左眼用である。一対の透過部14は、互いに異なる偏光状態の偏光を透過する。例えば、右眼用の透過部14は左回り円偏光を透過して、左眼用の透過部14は右回り円偏光を透過する。尚、右回り及び左回りは、ユーザ側から見た回転方向である。
図2は、透過部14の分解斜視図である。図2に示すように、透過部14は、右眼用及び左眼用の位相差層20と、右眼用及び左眼用の粘着層22と、右眼用及び左眼用の偏光板24とを有する。尚、偏光板24が、最もユーザ側となる。従って、外部からの光は、位相差層20、粘着層22、偏光板24の順に透過して、ユーザに達する。
位相差層20は、透過部14において最も光の入射側に配置されている。位相差層20は、偏光板24が設けられている面とは反対側の粘着層22の面に設けられている。位相差層20は、入射する偏光に位相差を生じさせる。位相差層20は、例えば、円偏光を直線偏光に変調する1/4波長板としての機能を有する。位相差層20は、右眼用と左眼用とで互いに異なる方向の光学軸を有する。光学軸は、遅相軸とする。尚、光学軸は、進相軸であってもよい。右眼用の位相差層20の光学軸と、左眼用の位相差層20の光学軸は、鉛直方向を対称軸とする線対称であってもよい。例えば、右眼用の位相差層20の光学軸と、左眼用の位相差層20の光学軸は、互いに直交する。右眼用の位相差層20の光学軸は、鉛直方向から45°(=22.5×2)左へ回転させた方向である。左眼用の位相差層20の光学軸は、鉛直方向から45°右へ回転させた方向、即ち、右眼用の位相差層20の光学軸とは反対側に回転させた方向である。尚、回転方向は、入射側から見た方向である。
これにより、右眼用の位相差層20と、左眼用の位相差層20に同じ方向の円偏光が入射すると、一方の位相差層20は鉛直方向を偏光方向とする直線偏光を出射して、他方の位相差層20は水平方向を偏光方向とする直線偏光を出射する。換言すれば、一方の位相差層20と他方の位相差層20に互いに異なる円偏光、例えば、右回りの円偏光と左回りの円偏光が入射すると、両方の位相差層20から同じ方向、例えば、水平方向を偏光方向とする直線偏光が出射される。尚、位相差層20は、直線偏光の偏光方向を変調する1/2波長板としての機能を有してもよい。
粘着層22は、位相差層20と偏光板24との間に配置されている。粘着層22は、位相差層20の出射側の面の略全面、及び、偏光板24の入射側の面の略全面を覆うように設けられている。粘着層22は、粘着主剤と、着色材とを含む。粘着主剤の一例は、日本カーバイド社製の樹脂固形分を35%から45%含むメタアクリル酸アルキルエステル系共重合体溶液、または、綜研化学社製の樹脂固形分を30%から40%含むアクリル酸エステル共重合物含有溶液である。粘着主剤は粘着性を有する。これにより、粘着層22は、位相差層20と偏光板24とを粘着性によって互いに貼り付ける。
着色材として染料および顔料を用いることができる。染料の例は、フタロシアニン系、シアニン系等である。顔料は、無機顔料と有機顔料とを適用できる。無機顔料の例は、アルミ−コバルト酸化物、アルミ−亜鉛−コバルト酸化物等である。有機顔料の例は、フタロシアニン系、アントラキノン系等である。着色材には、吸収波長のピークが530nm〜650nmである染料および顔料を用いることが好ましい。また、これらを複数組み合わせて色調補正に使用してもよい。さらに、染料および顔料を使用する際は、粘着層22中に均一に分散することが好ましい。これにより透過光のムラを低減することができる。着色材としては、例えば、日本化薬社製のKayaset Blue A-2R(吸収波長のピーク587nm)、Kayaset Blue A-S、Kayaset Violet A-R等を挙げることができる。また、任意に複数組み合わせて使用してもよい。粘着主剤と着色材の比は、例えば100:0.05、または、100:0.06である。
粘着層22は、更に、硬化剤を含んでもよい。硬化剤の一例は、日本カーバイド社製のポリウレタン樹脂、または、綜研化学社製のポリウレタン樹脂である。粘着主剤と硬化剤の比は、100:2、または、100:1である。
粘着層22単体のTv(c)は、50%以上であること、好ましくは70%以上であることが好ましい。眼鏡10のTv(c)は、20%以上であることが好ましい。即ち、粘着層22単体のTv(c)は、眼鏡10のTv(c)が20%以上となるようなTv(c)であることが好ましい。また粘着層22単体のb(c)は、負であることが好ましい。更に、粘着層22が位相差層20と偏光板24との間に配置されている場合であって、透過部14から出射する光のb(c)、即ち、眼鏡10から出射する光のb(c)は負となることが好ましい。 尚、Tv(c)及びb(c)については後述する。
偏光板24は、透過部14において最も光の出射側、即ち、ユーザ側に配置されている。偏光板24は、位相差層20と略同じ形状を有する。偏光板24は、粘着層22を介して、位相差層20の出射側の面の略全面を覆う。偏光板24は、偏光を透過する。右眼用の偏光板24の透過軸、及び、左眼用の偏光板24の透過軸は、互いに平行である。右眼用及び左眼用の偏光板24は、例えば、水平方向に平行な透過軸を有する。これにより、偏光板24は、入射する光のうち、水平方向の振動成分を透過する。従って、偏光板24は、水平方向を偏光方向とする直線偏光を出射する。
図3は、透過部14の断面図である。
図3に示すように、位相差層20は、ベースフィルム30と、配向膜層32と、位相差機能層34とを有する。ベースフィルム30は、位相差層20において最も光の入射側に配置されている。ベースフィルム30は、配向膜層32を介して、位相差機能層34を保持する。これにより、ベースフィルム30は、位相差機能層34を補強する。ベースフィルム30は、TAC(トリアセチルセルロース)、COP(シクロオレイフィンポリマー)、COPの共重合体であるCOC(シクロオレフィンコポリマー)、PC(ポリカーボネート)等を適用できる。TACフィルムは、富士写真フィルム社製のフジタックT80SZ及びTD80UL等を挙げることができる。COPフィルムとして、日本ゼオン社製のゼオノアフィルムZF14を挙げることができる。シクロオレフィン系フィルムを使用する場合は、脆弱性の観点から高靭性タイプのフィルムを使用することが好ましい。
配向膜層32は、ベースフィルム30の一面、例えば、出射側の面の略全面に設けられている。配向膜層32は、偏光による露光、または、ラビング処理されている。これにより、配向膜層32は、位相差機能層34の液晶の分子を光学軸に対応させて配向させることができる。
配向膜層32は、例えば、公知の光配向性化合物を適用できる。光配向性化合物は、紫外線等の直線偏光が照射されると、その直線偏光の偏光方向に分子が規則的に配向される材料である。更に、光配向性化合物は、自己の上に形成された位相差機能層34の分子を自己の配向に沿って並ばせる機能を有する。光配向性化合物の例として、光分解型、光二量化型、光異性化型等の化合物をあげることができる。
位相差機能層34は、配向膜層32の一面、例えば、出射側の面の略全面に設けられている。位相差機能層34は、ベースフィルム30よりも偏光板24側に配置されている。位相差機能層34は、液晶を含む。位相差機能層34を構成する液晶の一例は、紫外線または加熱等によって硬化可能な液晶分子によって構成することができる。位相差機能層34の分子は、配向膜層32の分子の配向方向に沿って配向される。位相差機能層34は、入射する光に位相差を生じさせる機能を有する。
偏光板24は、入射側保護層36と、偏光素子層38と、出射側保護層40とを有する。
入射側保護層36は、粘着層22を介して、位相差層20の出射側の面に配置されている。また、入射側保護層36は、偏光素子層38の入射側の面に設けられている。これにより、入射側保護層36は、偏光素子層38の入射側の面を保護する。入射側保護層36は、TAC(トリアセチルセルロース)、COP(シクロオレイフィンポリマー)、COC(シクロオレフィンコポリマー)、及び、PC(ポリカーボネート)のいずれかによって構成することができる。
偏光素子層38は、入射側保護層36と出射側保護層40との間に配置されている。偏光素子層38は、水平方向の透過軸を有する。従って、偏光素子層38は、入射する光のうち、水平方向の振動成分を透過する。偏光素子層38は、ポリビニルアルコールで構成することができる。
出射側保護層40は、偏光素子層38の出射側の面に配置されている。これにより、出射側保護層40は、偏光素子層38の出射側の面を保護する。出射側保護層40は、寸法安定性の面から入射側保護層36と同じ材料からなることが好ましいが、材料のコストダウン等を目的とする場合、必ずしも同じ材料でなくともよい。
図4は、L表色系色度図を説明する図である。a(c)は、C光源2度視野におけるL表色系の赤方向及び緑方向の色度を示す。尚、a(c)は、赤方向が正の色度であって、緑方向が負の色度である。b(c)は、C光源2度視野におけるL表色系の黄方向及び青方向の色度を示す。尚、b(c)は、黄方向が正の色度であって、青方向が負の色度である。C光源とは、CIE(国際照明委員会)、または、JISで規定されている光源のことである。2度視野は、CIEで規定されており、観察者が50cmの位置で直径1.7cmの試料を観察した色のことである。上述したように粘着層22のb(c)は、負であることが好ましい。これにより、粘着層22の青色の光の透過率は、緑色及び赤色の光の透過率に比べて高くなる。換言すれば、粘着層22は、位相差層20及び偏光板24による透過率の高い緑色及び赤色の光を多く遮ることができる。この結果、粘着層22は、位相差層20及び偏光板24による色の変化を補償する。
図5は、眼鏡10の動作を説明する図である。まず、眼鏡10を介してユーザに3D画像を提供する液晶表示装置50について説明する。図5に示すように、液晶表示装置50は、画像生成部52と、偏光変調部54とを備える。
画像生成部52は、右眼用画像RPを生成する右眼用画像生成部58と、左眼用画像LPを生成する左眼用画像生成部60とを有する。右眼用画像生成部58と、左眼用画像生成部60は、鉛直方向において交互に配置されている。右眼用画像生成部58及び左眼用画像生成部60は、ともに、鉛直方向を偏光方向とする直線偏光によって画像を生成する。
偏光変調部54は、画像生成部52の出射側の面の略全面を覆うように形成されている。偏光変調部54は、右眼用変調領域62と、左眼用変調領域64とを有する。右眼用変調領域62及び左眼用変調領域64は、それぞれ右眼用画像生成部58及び左眼用画像生成部60の前面に設けられている。従って、右眼用画像生成部58が出射した右眼用画像RPが、右眼用変調領域62に入射する。左眼用画像生成部60が出射した左眼用画像LPが、左眼用変調領域64に入射する。
右眼用変調領域62及び左眼用変調領域64は、1/4波長板として機能する。右眼用変調領域62の光学軸と、左眼用変調領域64の光学軸は互いに直交する。例えば、右眼用変調領域62の光学軸は、鉛直方向から45°右へ回転させた方向である。左眼用変調領域64の光学軸は、鉛直方向から45°左へ回転させた方向である。尚、回転方向は、ユーザから見た方向である。従って、右眼用変調領域62及び左眼用変調領域64は、入射する鉛直方向を偏光方向とする直線偏光を、互いに異なる偏光に変調して出射する。例えば、右眼用変調領域62は左回りの円偏光を出射して、左眼用変調領域64は右回りの円偏光を出射する。
右眼用変調領域62及び左眼用変調領域64から出射された円偏光は、眼鏡10の右眼用及び左眼用の位相差層20に入射する。ここで、右眼用及び左眼用の位相差層20は、互いに直交する光学軸を有する。これにより、右眼用及び左眼用の位相差層20は、同じ偏光状態の偏光が入射すると互いに異なる偏光を出射する。従って、右眼用及び左眼用の位相差層20は、それぞれ、右眼用画像RPを構成する入射した左回りの円偏光を水平方向及び鉛直方向を偏光方向とする直線偏光に変調して出射する。また、右眼用及び左眼用の位相差層20は、それぞれ、左眼用画像LPを構成する入射した右回りの円偏光を鉛直方向及び水平方向を偏光方向とする直線偏光に変調して出射する。
次に、位相差層20が出射した直線偏光は、粘着層22に入射する。粘着層22は、入射した直線偏光の色の変化を補償する。ユーザの眼に入射する直線偏光は、位相差層20及び偏光板24による青色の光の減少が他の色に比べて大きい。ここで、粘着層22は、緑色及び赤色の光を減衰させるので、位相差層20及び偏光板24による青色の減少の大きい光の色を補償する。粘着層22は、入射した直線偏光の偏光状態を変調させることなく出射する。
粘着層22から出射した直線偏光は、偏光板24に入射する。ここで、右眼用画像生成部58から出射された右眼用画像RPを構成する偏光は、右眼用の偏光板24には水平方向を偏光方向とする直線偏光となって入射する。従って、右眼用の偏光板24は、右眼用画像RPを構成する偏光を透過する。同様に、左眼用画像生成部60から出射された左眼用画像LPを構成する偏光は、左眼用の偏光板24には水平方向を偏光方向とする直線偏光となって入射する。従って、左眼用の偏光板24は、左眼用画像LPを構成する偏光を透過する。
一方、右眼用画像生成部58から出射された右眼用画像RPを構成する偏光は、左眼用の偏光板24には鉛直方向を偏光方向とする直線偏光となって入射する。従って、左眼用の偏光板24は、右眼用画像RPを構成する偏光を遮断する。同様に、左眼用画像生成部60から出射された左眼用画像LPを構成する偏光は、右眼用の偏光板24には鉛直方向を偏光方向とする直線偏光となって入射する。従って、右眼用の偏光板24は、左眼用画像LPを構成する偏光を遮断する。
これにより、眼鏡10は、ユーザの右眼には右眼用画像RPを提供して、ユーザの左眼には左眼用画像LPを提供することができる。この結果、ユーザは、3D画像を見ることができる。ここで、眼鏡10は、粘着層22によって、色を補償しているので、ユーザは色バランスの優れた3D画像を見ることができる。
上述したように、眼鏡10は、粘着層22によって色を補償している。従って、眼鏡10は、偏光板24及び位相差層20の形状等の影響を受けることが少なく、眼鏡10の構造の自由度を向上させることができる。
図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12は、透過部の積層構造を変更した形態を説明する図である。
図6に示す透過部114では、位相差層20のうち、位相差機能層34が最も入射側に配置されている。一方、ベースフィルム30は、位相差機能層34よりも偏光板24側に配置されている。配向膜層32は、ベースフィルム30と位相差機能層34との間に配置されている。従って、透過部114では、ベースフィルム30が粘着層22を介して偏光板24に貼り付けられている。
図7に示す透過部214では、ベースフィルム及び配向膜層が省略されて、位相差機能層234が単層で位相差層220となる。位相差機能層234は、例えば、液晶、PC(ポリカーボネート)、COP(シクロオレフィンポリマー)のいずれかで構成できる。尚、位相差機能層234が、液晶によって構成される場合、液晶に配向方向を転写させることにより位相差機能層234を製造することができる。位相差機能層234が、PC及びCOPによって構成される場合、PC及びCOPを特定の方向に延伸させることによって位相差機能層234を製造することができる。透過部214では、位相差機能層234が粘着層22を介して偏光板24に貼り付けられている。図7に示す透過部214では、ベースフィルム及び配向膜層が省略されているので、光の透過率を向上させることができる。
図8に示す透過部314では、ベースフィルムが省略され、位相差層320が、配向膜層32と、位相差機能層34とを有する。また、透過部314では、入射側保護層が省略され、偏光板324が、偏光素子層38と、出射側保護層40とを有する。従って、透過部314では、位相差機能層34が粘着層22を介して偏光素子層38に貼り付けられている。
図9に示す透過部414では、ベースフィルム及び配向膜層が省略され、位相差機能層234が単層で位相差層220となる。透過部414では、入射側保護層が省略されている。従って、位相差機能層234が粘着層22を介して偏光板324に貼り付けられている。
図10に示す透過部514では、ベースフィルムが省略され、位相差層520が、配向膜層32と、配向膜層32より入射側に配置された位相差機能層34とを有する。透過部514では、粘着層22が最も入射側に配置され、偏光板24と粘着層22との間に位相差層520が配置されている。従って、透過部514では、入射側から順に、粘着層22、位相差層520、偏光板24の順で配置されている。
図11に示す透過部614では、ベースフィルムが省略され、位相差層620が、配向膜層32と、配向膜層32より出射側に配置された位相差機能層34とを有する。透過部614は、保護層636を有する。保護層636は、最も入射側に設けられた粘着層22と、位相差層620との間に設けられている。
図12に示す透過部714では、ベースフィルム及び配向膜層が省略され、位相差機能層234が単層で位相差層220となる。また、透過部714では、入射側保護層が省略され、偏光板324が、偏光素子層38と、出射側保護層40とを有する。透過部714では、粘着層22は、最も入射側に設けられている。
図13、図14、図15、図16、図17、図18は、透過部の位相差層20の光学軸、及び、偏光板24の透過軸を変更した形態を説明する図である。図13から図18の説明における回転方向は光の入射側から見た回転方向である。
図13に示す透過部1014では、位相差層20は、1/4波長板として機能する。右眼用の位相差層20の光学軸は、鉛直方向から45°右へ回転させた方向である。左眼用の位相差層20の光学軸は、鉛直方向から45°左へ回転させた方向である。偏光板24の透過軸は、鉛直方向である。尚、液晶表示装置50から出射して透過部1014に入射する光は、互いに回転方向の異なる2種類の円偏光である。
図14に示す透過部1114では、位相差層20は、1/4波長板として機能する。右眼用の位相差層20の光学軸は、鉛直方向である。左眼用の位相差層20の光学軸は、水平方向である。従って、右眼用の位相差層20の光学軸、及び、左眼用の位相差層20の光学軸は、互いに直交する。偏光板24の透過軸は、鉛直方向から右へ45°回転させた方向である。偏光板24の透過軸は、鉛直方向から左へ45°回転させた方向でもよい。尚、液晶表示装置50から出射して透過部1114に入射する光は、互いに回転方向の異なる2種類の円偏光である。
図15に示す透過部1214では、位相差層20は、1/2波長板として機能する。右眼用の位相差層20の光学軸は、鉛直方向から22.5°(=22.5×1)左へ回転させた方向である。左眼用の位相差層20の光学軸は、鉛直方向から22.5°右へ回転させた方向である。偏光板24の透過軸は、鉛直方向である。尚、液晶表示装置50から出射して透過部1214に入射する光は、偏光方向が互いに直交する2種類の直線偏光である。
図16に示す透過部1314では、位相差層20は、1/2波長板として機能する。右眼用の位相差層20の光学軸は、鉛直方向から67.5°(=22.5×3)左へ回転させた方向である。左眼用の位相差層20の光学軸は、鉛直方向から67.5°右へ回転させた方向である。偏光板24の透過軸は、鉛直方向である。尚、液晶表示装置50から出射して透過部1314に入射する光は、偏光方向が互いに直交する2種類の直線偏光である。
図17に示す透過部1414では、位相差層20は、1/2波長板として機能する。右眼用の位相差層20の光学軸は、鉛直方向から22.5°左へ回転させた方向である。左眼用の位相差層20の光学軸は、鉛直方向から22.5°右へ回転させた方向である。偏光板24の透過軸は、水平方向である。尚、液晶表示装置50から出射して透過部1414に入射する光は、偏光方向が互いに直交する2種類の直線偏光である。
図18に示す透過部1514では、位相差層20は、1/2波長板として機能する。右眼用の位相差層20の光学軸は、鉛直方向から67.5°左へ回転させた方向である。左眼用の位相差層20の光学軸は、鉛直方向から67.5°右へ回転させた方向である。偏光板24の透過軸は、水平方向である。尚、液晶表示装置50から出射して透過部1514に入射する光は、偏光方向が互いに直交する2種類の直線偏光である。
次に、上述した色の変化を補償する効果を証明するための実験について説明する。
まず、実験に用いた粘着層22について説明する。図19は、粘着層22のa(c)及びb(c)を測定した実験を説明する図である。図20は、粘着層22の構成を説明する表である。図21は、粘着層22の実験結果を示す表である。
粘着層22のa(c)及びb(c)の測定では、図19に示す試料90を用いた。試料90は、ガラス板92と、粘着層22と、樹脂フィルム94とを有する。ガラス板92は、松浪硝子工業株式会社製のS9112を用いた。樹脂フィルム94は、富士フイルム株式会社製のTACフィルムのフジタック T80SZを用いた。粘着層22は、ガラス板92及び樹脂フィルム94の間に配置した。光源からの光は、樹脂フィルム94側から入射させた。粘着層22は、図20に示す粘着層A及び粘着層Bのそれぞれを用いてa(c)及びb(c)を測定した。
測定機器は、株式会社日立ハイテクノロジーズのU−4100を使用した。光源は、60φmmの積分球を使用した。数値の処理は、U−4100に付属の硝子特性測定ソフトを使用した。
測定条件の設定は次の通りである。
開始波長 780nm
終了波長 200nm
スキャンスピード 300nm/分
ベースライン User1
光源 WIランプ(タングステンランプ)、D2ランプ(重水素ランプ)
アルミ板反射補正 1.00000
測定モード %T
光度計条件の設定は次の通りである。
可視域スリット幅 2nm
光源切替波長 350nm
Pbs感度 1
検知機切替波長 800nm
計算条件の設定は次の通りである。
計算波長 380nmから780nm
計算間隔 5nm
計算項目 a(c)、b(c)
上述した条件の下で、まず、測定機器のホルダーに試料90がない状態で、ベースライン、即ち、基準値の測定を行った。その後、試料90を測定機器のホルダーに設置した状態で測定した。粘着層22の実験結果は、図21に示す通りである。粘着層A及び粘着層Bは、ともにb(c)が負であることがわかる。
次に、透過部14の測定実験の試料について説明する。図22は、実験で使用した透過部14を説明する図である。実験では、図22の左に示す状態の実施例の透過部14及び比較例の透過部で各値を計測した後、ユーザ側から見て右方向に90°各透過部を回転させて、図22の右に示す状態で各値を計測して、両計測の平均値から各値を求めた。実施例及び比較例の位相差層20の光学軸の向き及び偏光板24の透過軸の向きは、図2の右眼用と同じである。実施例と比較例の構成は、粘着層が異なる以外同じである。具体的には、実施例の粘着層は着色材を含み、比較例の粘着層は着色材を含まない。尚、図22の左に示す状態において、透過部14の水平方向の長さは50mm、透過部14の鉛直方向の長さは40mmである。従って、図22の右に示す状態では、透過部14の水平方向の長さは40mm、透過部14の鉛直方向の長さは50mmである。
次に、図22に示す透過部14のTv(c)、L(c)、a(c)、b(c)、x(c)、y(c)を計測した実験方法について説明する。Tv(c)は、C光源2度視野における可視光線の透過率を示す。尚、可視光線は、380nmから780nmの波長の光とする。L(c)は、C光源2度視野におけるL表色系の明度を示す。x(c)は、C光源2度視野における色度座標xを示す。y(c)は、C光源2度視野における色度座標yを示す。
測定機器は、株式会社日立ハイテクノロジーズのU−4100を使用した。計算項目は次の通りである。計算項目以外の条件は、粘着層22の測定の条件と同じである。
計算項目 Tv(c)、L(c)、a(c)、b(c)、x(c)、y(c)
上述した条件の下で、まず、測定機器のホルダーに透過部の試料がない状態で、ベースライン、即ち、基準値の測定を行った。その後、実施例1から4の透過部14、及び、比較例1から4の透過部を測定機器のホルダーに設置した状態で測定した。
ここで、今回使用したWIランプ及びD2ランプは、無偏光の光源である。しかしながら、測定機器U−4100に設けられている光学素子は、偏光特性を有する。従って、WIランプ及びD2ランプから出射された光は、測定機器内で分光された後、偏光を含む光となって試料に達する。試料に達する光の偏光状態は、波長依存性がある。ここで、試料に達する光は、略無偏光となる波長領域と、略偏光となる波長領域とを含む。この問題を解消するために、図22の左に示す状態と、左に示す状態から右回りに90°回転させた右に示す状態とで測定機器のホルダーに設置して、得られた数値の平均から上記計算項目を算出した。
図23は、実施例の透過部14と比較例の透過部とを説明する表である。図24は、実施例の透過部14と比較例の透過部とを説明するグラフである。図23における実施例1と、図24における実施例1は、同じ透過部の実験結果である。その他の実施例2から4、比較例1から4についても同様である。
図23及び図24に示すように、実施例1から4のb(c)は負である。これにより、粘着層Aは、実施例1から4の透過部14のb(c)は負にしていることがわかる。この結果、実施例1から4の透過部14は、3Dの液晶表示装置から出射される黄色がかった画像の色バランスを向上できることがわかる。比較例1から4のb(c)は正である。また、実施例1から4のa(c)は正である。比較例1から4のa(c)は負である。
実施例1から4における粘着層22の構成は図20に示す粘着層Aの通りである。比較例1から4における粘着層22は、粘着層Aから着色材を省略した。尚、粘着層Bは、後述する分光透過率を測定する実験で使用した。
図25は、3D画像の分光透過率を測定する実験の図である。図25に示すように、分光透過率の測定では、光源と透過部14との間に、偏光板80及び位相差板82を配置した。位相差板82は、1/4波長板を使用した。位相差板82は、偏光板80よりも透過部14側に配置した。偏光板80及び位相差板82を配置した以外の分光透過率の実験の条件は、上述した実験の条件と同じである。
図26は、分光透過率の実験結果を示すグラフである。図26に示す実施例1及び比較例1は、上述した実施例1及び比較例1と同じである。実施例5は、粘着層22を粘着層Bとした以外は実施例1と同様である。図26に示すように、実施例1及び実施例5は、青色の波長域の光の透過率の低減を抑制しつつ、赤色及び緑色の波長域の透過率を調整できることがわかる。一方、比較例1は、赤色及び緑色の波長域の透過率が青色の波長域の透過率よりも高いので、黄色の強い画像となることがわかる。
図27は、分光透過率の実験において測定されたTv(c)、x(c)、y(c)の実験結果である。図27に示すように、実施例1、5における色度座標x及び色度座標yは、比較例1における色度座標x及び色度座標yよりも低いことがわかる。ここで、実施例1、5における色度座標x及び色度座標yは、比較例1に比べて、0.01から0.02程度低いだけであるが、十分に色の変化を補償できることが発明者の観察によってわかっている。
図28は、色度座標x及び色度座標yの実験結果である。図28における横軸及び縦軸は、xy色度図によるx(c)及びy(c)を示す。実施例1から4及び比較例1から4は、図24における実施例1から4及び比較例1から4と同じである。実施例1から4及び比較例1から4の色度座標x及び色度座標yは、図26に示す実験と同様に測定した。図28に示す白色光は、CIE表色系における、HDTV用信号の基準白色のxy色度である。
図28に示すように、実施例1から4は、比較例1から4に比べて、白色光に近いことがわかる。これにより、実施例1から4は、十分に色を補償できることがわかる。
上述した各実施形態の構成における形状、配置、数値等は適宜変更してよい。また、各実施形態は、適宜組み合わせてもよい。
例えば、上述した実施形態では3D画像の観察用の眼鏡の実施形態を説明したが、眼鏡は3D観察用に限られない。眼鏡は、釣り用などの偏光眼鏡に適用してもよい。この場合、位相差層は省略してよい。また、位相差層を省略した場合、粘着層は、少なくとも偏光板による色の変化を補償すればよい。
上述した各実施形態において、最も外側の面に、表面硬度を付与するハードコート層、反射防止層を設けてもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 眼鏡
12 フレーム
14 透過部
20 位相差層
22 粘着層
24 偏光板
30 ベースフィルム
32 配向膜層
34 位相差機能層
36 入射側保護層
38 偏光素子層
40 出射側保護層
50 液晶表示装置
52 画像生成部
54 偏光変調部
58 右眼用画像生成部
60 左眼用画像生成部
62 右眼用変調領域
64 左眼用変調領域
80 偏光板
82 位相差板
90 試料
92 ガラス板
94 樹脂フィルム
114 透過部
214 透過部
220 位相差層
234 位相差機能層
314 透過部
320 位相差層
324 偏光板
414 透過部
514 透過部
520 位相差層
614 透過部
620 位相差層
636 保護層
714 透過部
1014 透過部
1114 透過部
1214 透過部
1314 透過部
1414 透過部
1514 透過部

Claims (15)

  1. 偏光を透過する偏光部と、
    前記偏光部の一方の面に設けられ、着色材を含み、少なくとも前記偏光部による色の変化を補償する粘着層と
    を備える眼鏡。
  2. 前記粘着層は、C光源2度視野におけるL表色系のb(c)が負である請求項1に記載の眼鏡。
  3. C光源2度視野における可視光線の透過率が20%以上である請求項1または2に記載の眼鏡。
  4. 前記偏光部が設けられている面とは反対側の前記粘着層の面に設けられ、前記偏光に位相差を生じさせる位相差部を更に備える請求項1から3のいずれか1項に記載の眼鏡。
  5. 前記偏光部と前記粘着層との間に設けられ、前記偏光に位相差を生じさせる位相差部を更に備える請求項1から3のいずれか1項に記載の眼鏡。
  6. 前記位相差部は、光に位相差を生じさせる位相差機能層を有する
    請求項4または5に記載の眼鏡。
  7. 前記位相差部は、前記位相差機能層を補強するベースフィルムを有する
    請求項6に記載の眼鏡。
  8. 前記ベースフィルムは、前記位相差機能層よりも前記偏光部側に配置されている
    請求項7に記載の眼鏡。
  9. 前記位相差機能層は、前記ベースフィルムよりも前記偏光部側に配置されている
    請求項7に記載の眼鏡。
  10. 前記位相差機能層は、液晶を含み、
    前記位相差部は、前記位相差機能層の前記液晶を配向させる配向膜を有する
    請求項6から9のいずれか1項に記載の眼鏡。
  11. 前記偏光部は、右眼用の偏光部と、左眼用の偏光部とを含み、
    前記右眼用の前記偏光部の透過軸と、前記左眼用の前記偏光部の透過軸は、互いに平行である
    請求項4から10のいずれか1項に記載の眼鏡。
  12. 前記位相差部は、右眼用の位相差部と、左眼用の位相差部とを含み、
    前記右眼用の前記位相差部の光学軸と、前記左眼用の前記位相差部の光学軸は、鉛直方向を対称軸とする線対称である
    請求項4から11のいずれか1項に記載の眼鏡。
  13. n=1、2、3のいずれかとして、
    前記右眼用の前記位相差部の光学軸は、光の入射側から見て、鉛直方向から22.5×n°回転させた方向であって、
    前記左眼用の前記位相差部の光学軸は、光の入射側から見て、鉛直方向から22.5×n°前記右眼用の光学軸と反対方向に回転させた方向である
    請求項12に記載の眼鏡。
  14. 前記位相差部は、右眼用の位相差部と、左眼用の位相差部とを含み、
    前記右眼用の前記位相差部の光学軸と、前記左眼用の前記位相差部の光学軸は、互いに直交する
    請求項4から11のいずれか1項に記載の眼鏡。
  15. 前記粘着層は、前記眼鏡から出射される光をC光源2度視野におけるL表色系のb(c)を負とする
    請求項1から13のいずれか1項に記載の眼鏡。
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