JP2015021922A - 力学量センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】圧力センサと加速度センサとが積層されて構成された力学量センサにおいて、構造の複雑化及び圧力検出精度の悪化を改善する。
【解決手段】力学量センサは、圧力センサ40、加速度センサ50、及びキャップ部60によって構成された積層構造30を備えている。そして、ダイヤフラム44のうち圧力媒体の圧力を受圧する受圧面45は、圧力センサ40で検出された圧力に応じた信号を外部に出力するための第1ボンディングワイヤ33が接続される信号取り出し面としてのキャップ部60の他面62は異なる面に位置している。これにより、キャップ部60の他面62が第1ボンディングワイヤ33を保護するための保護材で被覆されたとしても、受圧面45が保護材で被覆されず、保護材による圧力検出精度の悪化を改善することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、力学量として圧力及び加速度を検出する力学量センサに関する。
従来より、圧力を検出する圧力センサと振動を検出する振動センサとが一体化された構造が、例えば特許文献1で提案されている。具体的には、ケースの凹部にチップ状の振動センサが固定され、この振動センサの上にチップ状の圧力センサが積層固定されている。さらに、圧力センサのうち振動センサとは反対側の面が受圧面となっており、この面と同一面に信号取り出し用のボンディングワイヤが接合されている。
特開2007−71596号公報
しかしながら、上記従来の技術では、ボンディングワイヤを外部環境から保護するためにゲル等の保護材で被覆する必要がある。この構成の場合、圧力を検出する圧力センサの受圧面と圧力センサの電気信号を伝達するボンディングワイヤの接合面が同一面になっているので、受圧面が保護材で被覆されてしまう。このように保護材を要する構造となるので、構造全体が複雑化してしまうという問題がある。また、保護材を介して圧力センサに圧力が伝達する構造になるので、圧力センサの検出精度が悪化してしまうという問題がある。
本発明は上記点に鑑み、圧力センサと加速度センサとが積層されて構成された力学量センサにおいて、構造の複雑化及び圧力検出精度の悪化を改善することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、板状であって、一部が薄肉化されていると共に圧力媒体の圧力が印加されるダイヤフラム(44)を有し、ダイヤフラム(44)の歪みに応じた圧力を検出する圧力センサ(40)を備えている。
また、圧力センサ(40)が接合された一面(51)とこの一面(51)の反対側の他面(52)を有する板状であって、一面(51)と他面(52)との間を貫通する貫通孔(53)に櫛歯状の可動電極(54)と固定電極(55)とが配置されており、可動電極(54)に加速度が印加されることで可動電極(54)と固定電極(55)との間の静電容量の変化に応じた加速度を検出する加速度センサ(50)を備えている。
さらに、加速度センサ(50)の他面(52)に接合され、圧力センサ(40)と共に加速度センサ(50)を挟むことにより圧力センサ(40)との間に封止空間(70)を形成するキャップ部(60)を備えている。
そして、圧力センサ(40)、加速度センサ(50)、及びキャップ部(60)によって構成された積層構造(30)において、ダイヤフラム(44)のうち圧力媒体の圧力を受圧する受圧面(45)は、圧力センサ(40)で検出された圧力に応じた信号を外部に出力するためのボンディングワイヤ(33)が接続される信号取り出し面(62)とは異なる面に位置していることを特徴とする。
これによると、受圧面(45)と信号取り出し面(62)とが異なる面にそれぞれ配置されている。すなわち、受圧面(45)と信号取り出し面(62)とが分離されている。このため、信号取り出し面(62)がボンディングワイヤ(33)を保護するための保護材で被覆されたとしても、受圧面(45)が保護材で被覆されることはない。したがって、受圧面(45)は圧力媒体の圧力を直接受圧できるので、保護材による圧力検出精度の悪化を改善することができる。また、受圧面(45)に保護材が設けられない構造であると共に保護材が不要となるので、力学量センサの構造の複雑化を改善することができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る力学量センサの断面図である。 本発明の第2実施形態に係る力学量センサの断面図である。 本発明の第3実施形態に係る力学量センサの断面図である。 本発明の第4実施形態に係る力学量センサの断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態に係る力学量センサは、ピエゾ式ダイヤフラム型圧力センサデバイスの上部に容量式櫛歯型加速度センサ用デバイスが積層され、さらに加速度センサデバイスの上部にキャップ部が積層された力学量センサある。この力学量センサは、例えば車両の衝突検知用センサとして用いられる。
図1に示されるように、力学量センサは、ケース10と、基板20と、積層構造30と、を備えて構成されている。ケース10は中空の密閉空間11を構成するものである。また、ケース10は外部と密閉空間11とを繋ぐ導入孔12を有している。
基板20は、表面21及びこの表面21の反対側の裏面22を有している。基板20は、例えば、Au等の複数のパッド23や図示しない配線パターンが形成された積層基板である。基板20としては、セラミック基板が複数積層されたセラミック多層基板やプリント基板等が採用される。なお、基板20の表面21には信号変換機能等を有する回路チップ等が実装されていても良い。
さらに、基板20は、表面21と裏面22とを貫通する穴部24を有している。そして、基板20は、穴部24がケース10の導入孔12と繋がるように裏面22がケース10内に固定されている。
積層構造30は、力学量として圧力及び加速度を検出するように構成されたセンサデバイスである。具体的に、積層構造30は、圧力センサ40、加速度センサ50、及びキャップ部60が順に積層されて構成されている。
圧力センサ40は、圧力媒体の圧力を検出するセンサとして構成されている。圧力センサ40は一面41とこの一面41に反対側の他面42を有する板状であり、シリコン基板等の半導体基板に形成されている。具体的には、圧力センサ40は、一面41側の一部がエッチングされて凹部43が形成されており、これにより半導体基板の一部が薄肉化されていると共に圧力媒体の圧力が印加されるダイヤフラム44として構成されている。
ダイヤフラム44には複数の図示しないゲージ抵抗がホイートストンブリッジ回路を構成するように形成されている。これにより、各ゲージ抵抗が、ピエゾ抵抗効果を利用して、ダイヤフラム44の歪みに応じた電圧の変化を検出する。したがって、圧力センサ40は圧力に応じた電圧の変化を圧力信号として出力する。
本実施形態では、圧力センサ40は凹部43が基板20の穴部24に通じるように接着剤25を介して基板20の表面21に固定されている。これにより、圧力センサ40の一面41が圧力媒体の圧力を受圧する側に該当する。すなわち、ダイヤフラム44のうちの凹部43の底面が圧力媒体の圧力を受圧する受圧面45に該当する。ここで、凹部43が圧力センサ40の一面41の一部であると考えると、受圧面45は凹部43を構成する面の一部であり、ひいては圧力センサ40の一面41の一部であると言える。なお、半導体基板には当該電気信号を処理する図示しない処理回路も形成されている。
加速度センサ50は、力学量センサに印加された加速度を検出するセンサとして構成されている。加速度センサ50は一面51とこの一面51に反対側の他面52を有する板状であり、シリコン基板等の半導体基板に形成されている。加速度センサ50は、一面51に圧力センサ40の他面42が接合されることで圧力センサ40に一体化されている。
また、加速度センサ50は、一面51と他面52との間を貫通する貫通孔53を有している。貫通孔53には、櫛歯状の可動電極54と固定電極55とが配置されている。このような構成によると、可動電極54に加速度が印加されることで可動電極54と固定電極55との間の静電容量の変化が変化するので、当該静電容量の変化に応じた加速度が検出されるようになっている。したがって、加速度センサ50は、当該静電容量の変化に応じた加速度信号を出力する。
キャップ部60は、加速度センサ50の他面52に接合された蓋部品である。キャップ部60は、一面61とこの一面61に反対側の他面62を有する板状であり、シリコン基板等の半導体基板に形成されている。また、キャップ部60は、一面61のうち加速度センサ50の貫通孔53に対応する部分が凹んだ溝部63を有している。
そして、キャップ部60は、圧力センサ40と共に加速度センサ50を挟むことにより圧力センサ40のダイヤフラム44との間に封止空間70を形成する。すなわち、封止空間70は、キャップ部60、加速度センサ50の貫通孔53、及び圧力センサ40のダイヤフラム44によって構成されている。ここで、キャップ部60には溝部63が設けられているので、可動電極54や固定電極55がキャップ部60に接触してしまうことはない。
本実施形態では、封止空間70は、例えば0.1kPa程度の半真空の状態になっている。「半真空」とは、ほぼ真空の状態である。したがって、圧力センサ40は、絶対圧を検出すると言える。
なお、本実施形態では、圧力センサ40が複数形成された半導体ウェハ、加速度センサ50が複数形成された半導体ウェハ、及びキャップ部60が複数形成された半導体ウェハが積層及び接合されたものが所定のサイズにダイシングされて形成されている。したがって、図1に示されるように、圧力センサ40、加速度センサ50、及びキャップ部60の幅方向のサイズは全て同じになっている。
上記の構造において、圧力センサ40及び加速度センサ50の各信号を取り出すため、積層構造30は、キャップ部60及び加速度センサ50を貫通する第1貫通電極31と、キャップ部60を貫通する第2貫通電極32と、を有している。なお、第1貫通電極31及び第2貫通電極32は、半導体基板に形成された貫通孔の壁面に絶縁膜が形成され、この絶縁膜を埋めるように金属部材が形成されることで構成されている。
第1貫通電極31は、キャップ部60の他面62から圧力センサ40の他面42に達するように形成されている。これにより、圧力センサ40の圧力信号がキャップ部60の他面62に取り出される。そして、第1貫通電極31は第1ボンディングワイヤ33を介して基板20のパッド23の一つに電気的に接続されている。
また、積層構造30において、ダイヤフラム44のうちの受圧面45は、圧力センサ40で検出された圧力に応じた信号を外部に出力するための第1ボンディングワイヤ33が接続されるキャップ部60の他面62とは異なる面に位置している。したがって、キャップ部60の他面62が圧力信号の信号取り出し面になっている。
一方、第2貫通電極32は、キャップ部60の他面62から加速度センサ50の他面52に達するように形成されている。これにより、加速度センサ50の加速度信号がキャップ部60の他面62に取り出される。そして、第2貫通電極32は第2ボンディングワイヤ34を介して基板20のパッド23の一つに電気的に接続されている。このように、加速度センサ50についてもキャップ部60の他面62が加速度信号の信号取り出し面になっている。
上記の構成の力学量センサは、車両のドア内やフロントバンパー内に搭載される。そして、車両や歩行者との衝突時の空間変形(圧力変化)を検出する。また空間変形以外に、車両の振動やドア開閉時の衝撃(加速度)も僅かながら検出する。そして、これらの圧力変化及び加速度の変化が衝突判定に用いられる。
以上説明したように、本実施形態では、圧力センサ40の受圧面45と圧力信号の信号取り出し面であるキャップ部60の他面62とが異なる面にそれぞれ配置されていることが特徴となっている。このように、受圧面45とキャップ部60の他面62(信号取り出し面)とが分離されているので、仮にキャップ部60の他面62が各ボンディングワイヤ33、34を保護するための保護材で被覆されたとしても、受圧面45が保護材で被覆されることはない。したがって、受圧面45には保護材等の部材が配置されないので、受圧面45は圧力媒体の圧力を直接受圧することができる。このため、受圧面45に保護材が設けられたことによる圧力検出精度の悪化を改善することができる。
また、本実施形態に係る圧力センサ40の受圧面45に保護材が設けられない構造であると共に保護材が不要となる構造となる。したがって、保護材が設けられたことによる力学量センサの構造の複雑化を改善することができる。
なお、本実施形態の記載と特許請求の範囲の記載との対応関係については、キャップ部60の他面62が特許請求の範囲の「信号取り出し面」に対応する。また、第1ボンディングワイヤ33が特許請求の範囲の「ボンディングワイヤ」に対応する。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について説明する。本実施形態では、ダイヤフラム44の平面サイズと加速度センサ50の貫通孔53の平面サイズとの関係を規定している。
具体的には、図2に示されるように、加速度センサ50の一面51に垂直な方向を見たとき、ダイヤフラム44の外縁部46は、貫通孔53の壁面56よりも外側に位置している。また、ダイヤフラム44の外縁部46は、加速度センサ50の一面51に接合されている。以上の構造により、ダイヤフラム44のうち圧力媒体を受けて歪む面積が加速度センサ50の貫通孔53の面積と同じになるので、ダイヤフラム44の中心と外側との歪みの差が大きくなるようにすることができる。
(第3実施形態)
本実施形態では、第1、第2実施形態と異なる部分について説明する。図3に示されるように、本実施形態では、加速度センサ50の一面51はキャップ部60の一面61よりも大きいサイズになっている。このため、加速度センサ50の一面51のうちの外縁部分はキャップ部60から露出している。
また、圧力センサ40の一面41は、加速度センサ50の一面51よりも大きいサイズになっている。このため、圧力センサ40の一面41のうちの外縁部分は加速度センサ50から露出している。
このような構造によると、圧力センサ40の一面41に設けられた図示しないパッドに対して第1ボンディングワイヤ33を接続することができる。同様に、加速度センサ50の一面51に設けられた図示しないパッドに対して第2ボンディングワイヤ34を接続することができる。したがって、第1貫通電極31及び第2貫通電極32が不要となる。
本実施形態に係る構造の場合、圧力信号の信号取り出し面は、圧力センサ40のうちの他面42となる。圧力センサ40の他面42はダイヤフラム44の一部を構成しているものの、圧力媒体に直接接触する面ではない。したがって、ダイヤフラム44の受圧面45と信号取り出し面である他面42とが異なる面に位置していると言える。
以上のように、積層構造30において、圧力センサ40、加速度センサ50、及びキャップ部60の平面サイズがそれぞれ異なっていても良い。
(第4実施形態)
本実施形態では、第1〜第3実施形態と異なる部分について説明する。図4に示されるように、圧力センサ40は、他面42の一部が一面41側に凹んだ凹部43を有している。これにより、圧力センサ40の一面41の一部が受圧面45に該当する。
このような構造においても、圧力センサ40の圧力信号の信号取り出し面はキャップ部60の他面62となる。したがって、圧力センサ40の受圧面45と圧力信号の信号取り出し面であるキャップ部60の他面62とが異なる面にそれぞれ分離されているので、受圧面45が保護材で被覆されることはない。
(第5実施形態)
本実施形態では、第1〜第4実施形態と異なる部分について説明する。本実施形態では、封止空間70は窒素で満たされている。これにより、封止空間70が単一分子である窒素で充満されるので、加速度センサ50及び圧力センサ40がそれぞれ機能を発揮できる構造とすることができる。
すなわち、封止空間70が真空で満たされると圧力センサ40の検出精度は向上するが、加速度センサ50の検出に影響を及ぼす。しかし、封止空間70が単一分子である窒素で充満されるので、加速度センサ50及び圧力センサ40の両方がそれぞれ機能を発揮できる構造とすることができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態で示された力学量センサの構成は一例であり、上記で示した構成に限定されることなく、本発明を実現できる他の構成とすることもできる。例えば、基板20は必須の構成ではなく、基板20を介さずに圧力媒体がダイヤフラム44の受圧面45に導入される構成でも良い。
上記各実施形態に係る構造を適宜組み合わせることもできる。例えば、第2実施形態で示された広いダイヤフラム44の構造を第3実施形態で示された構造に適用しても良い。また、第3実施形態で示されたサイズの異なるセンサ構造を、第4実施形態の構造に適用しても良い。さらに、第1〜第4実施形態で示された封止空間70を窒素で満たしても良い。
また、力学量センサの用途としては、車両の衝突判定以外に用いられても構わない。また、衝突判定では、圧力検出がメインであり、加速度の検出は圧力変化の補助的なパラメータとして用いられていた。しかしながら、加速度の検出がメインとされ、圧力変化が補助的なパラメータとして用いられても良い。
30 積層構造
33 第1ボンディングワイヤ(ボンディングワイヤ)
40 圧力センサ
44 ダイヤフラム
45 受圧面
50 加速度センサ
53 貫通孔
54 可動電極
55 固定電極
60 キャップ部
62 キャップ部の他面(信号取り出し面)
70 封止空間

Claims (3)

  1. 板状であって、一部が薄肉化されていると共に圧力媒体の圧力が印加されるダイヤフラム(44)を有し、前記ダイヤフラム(44)の歪みに応じた圧力を検出する圧力センサ(40)と、
    前記圧力センサ(40)が接合された一面(51)とこの一面(51)の反対側の他面(52)を有する板状であって、前記一面(51)と前記他面(52)との間を貫通する貫通孔(53)に櫛歯状の可動電極(54)と固定電極(55)とが配置されており、前記可動電極(54)に加速度が印加されることで前記可動電極(54)と前記固定電極(55)との間の静電容量の変化に応じた加速度を検出する加速度センサ(50)と、
    前記加速度センサ(50)の他面(52)に接合され、前記圧力センサ(40)と共に前記加速度センサ(50)を挟むことにより前記圧力センサ(40)との間に封止空間(70)を形成するキャップ部(60)と、
    を備え、
    前記圧力センサ(40)、前記加速度センサ(50)、及び前記キャップ部(60)によって構成された積層構造(30)において、前記ダイヤフラム(44)のうち前記圧力媒体の圧力を受圧する受圧面(45)は、前記圧力センサ(40)で検出された圧力に応じた信号を外部に出力するためのボンディングワイヤ(33)が接続される信号取り出し面(62)とは異なる面に位置していることを特徴とする力学量センサ。
  2. 前記加速度センサ(50)の一面(51)に垂直な方向を見たとき、前記ダイヤフラム(44)の外縁部(46)は、前記貫通孔(53)の壁面(56)よりも外側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の力学量センサ。
  3. 前記封止空間(70)は、前記キャップ部(60)、前記加速度センサ(50)の貫通孔(53)、及び前記圧力センサ(40)のダイヤフラム(44)によって構成されていると共に、窒素で満たされていることを特徴とする請求項1または2に記載の力学量センサ。
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