JP2015021806A - 粉粒体材料の配合装置及び粉粒体材料の配合方法 - Google Patents
粉粒体材料の配合装置及び粉粒体材料の配合方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015021806A JP2015021806A JP2013149063A JP2013149063A JP2015021806A JP 2015021806 A JP2015021806 A JP 2015021806A JP 2013149063 A JP2013149063 A JP 2013149063A JP 2013149063 A JP2013149063 A JP 2013149063A JP 2015021806 A JP2015021806 A JP 2015021806A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mass
- metering
- granular material
- predetermined
- measurement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000008187 granular material Substances 0.000 title claims abstract description 109
- 238000002156 mixing Methods 0.000 title claims abstract description 65
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 16
- 239000012254 powdered material Substances 0.000 title abstract description 10
- 238000000105 evaporative light scattering detection Methods 0.000 claims abstract description 20
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 17
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 107
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 77
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 64
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 34
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 25
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 20
- 238000013329 compounding Methods 0.000 claims description 10
- 230000011218 segmentation Effects 0.000 claims 2
- 238000005303 weighing Methods 0.000 abstract description 43
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 abstract description 2
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 27
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 24
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 15
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 9
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 8
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 7
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 7
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 7
- 239000004594 Masterbatch (MB) Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 2
- 238000011049 filling Methods 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 239000011236 particulate material Substances 0.000 description 2
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 238000000748 compression moulding Methods 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 239000011152 fibreglass Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 239000005445 natural material Substances 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 239000008188 pellet Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000003908 quality control method Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
Description
例えば、下記特許文献1では、材料を定量排出可能な排出装置をそれぞれに設けた複数の材料貯留タンクと、これら材料貯留タンクの排出口先端から排出される材料を受け入れる単一の混合槽と、を備えた配合システムが提案されている。この配合システムは、各材料貯留タンクの質量を検出するロードセルをそれぞれに設け、各ロードセルの計量値を制御部によって監視し、各材料貯留タンクから排出される材料の排出量が予め設定された設定値になるように、同時に一定の排出速度で材料を排出させ、同時に排出を停止させるように各材料貯留タンクの排出装置を制御する構成とされている。この配合システムによれば、一バッチ計量を完了した時点における粉粒体材料の質量比が比較的に正確になるものではあった。
また、本発明において、前記制御部は、操作部から入力された任意の監視区分時間または任意の監視区分質量を前記所定区分として設定してもよい。
また、本発明において、前記制御部は、前記質量検出部の検出値に基づいて、前記各計量供給機の単位時間当たりにおける供給量を変更制御してもよい。
なお、図1では、材料や空気が流通する管路等を実線にて模式的に示している。また、図2(b)の概略タイムチャートでは、各機器のON/OFF動作等を模式的に示している。
本実施形態に係る粉粒体材料の配合装置1は、粉粒体材料をそれぞれに貯留し、予め設定された所定の質量比になるようにそれぞれの粉粒体材料を同期的にバッチ計量供給する複数の計量供給機10,20,30と、これら複数の計量供給機10,20,30から計量供給される複数種の粉粒体材料が投入される投入部としての投入貯留部45と、これら複数の計量供給機10,20,30のそれぞれに貯留された粉粒体材料の質量を検出する質量検出部12,22,32と、を備えている。本実施形態では、配合装置1は、第1計量供給機10と第2計量供給機20と第3計量供給機30とからなる3つの計量供給機を備えている。また、配合装置1は、当該配合装置1の各部を制御する制御部としてのCPU41を備えた制御盤40(図2(a)参照)を備えている。
また、上記材料としては、樹脂ペレットや樹脂繊維片等の合成樹脂材料、ガラス繊維等のガラス材料、金属材料、半導体材料、木質材料、薬品材料、食品材料等どのようなものでもよい。
また、粉粒体材料としては、例えば、合成樹脂成形品を成形する場合には、ナチュラル材(バージン材)や粉砕材、マスターバッチ材、各種添加剤等が挙げられる。本実施形態では、下流側の成形機9において、ガラス繊維を含有する樹脂成形品(ガラス繊維強化プラスチック)を成形する態様としており、第1計量供給機10にナチュラル材等からなる主材、第2計量供給機20にマスターバッチ材、第3計量供給機30にガラス繊維(グラスファイバー)をそれぞれ貯留させ、これらを同期的にバッチ計量供給して配合する態様としている。
射出成形機9は、詳細な説明は省略するが、配合装置1の投入貯留部45を介して材料投入口から投入された粉粒体材料を、スクリューを配設したシリンダ内で溶融させ、その溶融させた1ショット分の樹脂をシリンダ先端のノズルから金型(不図示)内に射出させて、樹脂成形品(ガラス繊維強化樹脂成形品)を成形する構成とされている。
また、このような成形機等の前段等に設置される一時貯留部としてのチャージホッパーなどを供給先9としてもよく、さらには、粉粒体材料を空気輸送するための材料輸送管路の一端を投入貯留部45に接続し、この材料輸送管路の他端に接続される捕集器等を供給先9としてもよい。また、このように空気輸送する態様では、供給先9を単一とする態様に限られない。例えば、材料輸送管路を分岐させ、それぞれの材料輸送管路の他端に捕集器を接続した構成とすることで、これら複数の捕集器を供給先9とするようにしてもよい。
これら計量供給機10,20,30は、粉粒体材料をそれぞれに貯留する貯留部13,23,33(第1貯留部13、第2貯留部23及び第3貯留部33)を備えている。これら各貯留部13,23,33は、ホッパー状乃至はタンク状とされており、各貯留部13,23,33を囲むように設けられた外枠フレーム11,21,31にそれぞれ支持されている。図例では、各貯留部13,23,33をそれぞれに支持する外枠フレーム11,21,31を各計量供給機10,20,30に設けた例を示している。
これら質量検出部12,22,32は、図2(a)に示すように、信号線等を介してCPU41(制御盤40)に接続されている。
各貯留部13,23,33(各計量供給機10,20,30)に粉粒体材料が貯留されていない状態の質量検出部12,22,32の検出値が貯留量(質量)ゼロとなる。
また、このように各質量検出部12,22,32を各貯留部13,23,33内に位置するように設けた態様に代えて、各質量検出部12,22,32を各貯留部13,23,33外に位置するように設けた態様としてもよい。各質量検出部12,22,32としては、その他、各計量供給機10,20,30にそれぞれに貯留された粉粒体材料の質量の検出が可能なものであればよい。
これら回転駆動部16,26,36は、図2(a)に示すように、信号線等を介してCPU41(制御盤40)に接続されており、詳細については後述するが所定プログラムに従って作動制御がなされる。
また、各切出部14,24,34は、各回転駆動部16,26,36の単位時間当たりの回転数(モーターの回転速度、モーターへの動作出力)を変更することで、単位時間当たりに切り出す切出量(切出能力)の変更が可能とされている。つまり、各計量供給機10,20,30は、各切出部14,24,34の回転駆動部16,26,36の単位時間当たりにおける回転数を変更することで、各切出部14,24,34の切出能力を変更し、これにより、単位時間当たりに供給する供給量(供給能力)の変更が可能とされている。
また、各切出部14,24,34は、単位時間当たりに切り出し可能な切出量(切出可能能力)が互いに異なるものとしてもよい。例えば、各切出部14,24,34のスクリュー15,25,35の径やピッチ、羽根形状、条数などを適宜、異ならせ、各切出部14,24,34における切出可能能力を異ならせるようにしてもよい。各切出部14,24,34における切出可能能力は、各計量供給機10,20,30から計量供給される粉粒体材料の質量比や当該配合装置1に要求される配合能力(一バッチ計量供給に要する時間当たりの一バッチ計量質量)等に応じて適宜、設定される。
これら捕集器17,27,37は、各貯留部13,23,33にそれぞれの荷重が掛からないように言わば縁切りされた状態で外枠フレーム11,21,31にそれぞれ支持されている。
また、各捕集器17,27,37の下端には、それぞれの排出口を開閉するスライドダンパー等のダンパーが設けられている。これらダンパーと各貯留部13,23,33の上端の投入口とを、蛇腹管(フレキシブルホース)等によって連結することで、各貯留部13,23,33上に各捕集器17,27,37を縁切り状に設置する態様としてもよい。または、各貯留部13,23,33の投入口に干渉(接触)しないように、各捕集器17,27,37の排出管を挿入したような態様等としてもよい。
このような各貯留部13,23,33への粉粒体材料の投入や各切出部14,24,34による粉粒体材料の切り出しに伴い、各計量供給機10,20,30における各質量検出部12,22,32の検出値(質量)が増減する。
さらには、各捕集器17,27,37への粉粒体材料の補給は、粉粒体材料を空気輸送して補給する態様やチューブコンベア等の他の輸送手段によって補給する態様に限られず、材料元の排出部等から自重落下させて補給する態様としてもよい。この場合は、捕集器を設けずに、各貯留部13,23,33に直接的に補給する態様としてもよい。
また、各捕集器17,27,37(各貯留部13,23,33)への輸送補給制御を、当該配合装置1のCPU41によって実行させる態様に代えて、上記空気輸送手段や他の輸送手段等に信号線等を介して別途、輸送補給制御部としてのCPU等を接続し、これによって上記輸送補給制御を実行させる態様としてもよい。この場合は、このCPUに各貯留部13,23,33からの材料要求信号を出力させるようにすればよい。
各切出部14,24,34(各計量供給機10,20,30)から同期的にこの投入貯留部45の漏斗状部46に向けて計量供給された粉粒体材料は、適度に混合がなされた状態で漏斗状部46を経てシュート部47に至る。
シュート部47は、その下端開口が射出成形機9の材料投入口に連通されており、シュート部47に貯留された粉粒体材料を自重によって言わば垂れ流し状に射出成形機9に供給する構成とされている。なお、このような態様に代えて、投入貯留部(投入部)45に投入された粉粒体材料が、上記した種々の輸送手段と同様の輸送手段によって供給先に向けて輸送される態様としてもよい。
この制御盤40は、図2(a)に示すように、CPU41と、このCPU41に信号線等を介してそれぞれ接続された、各種設定などを設定、入力したり、表示したりするための表示部及び操作部を構成する表示・操作パネル43と、この表示・操作パネル43の操作により設定、入力された設定条件や入力値、上記した各動作や後記する各動作等を実行するための制御プログラムなどの各種プログラム、予め設定された各種動作条件、各種データテーブル等が格納され、各種メモリ等から構成された記憶部42と、異常を報知する報知部44と、を備えている。
また、CPU41は、上記した各質量検出部12,22,32の検出値に基づいて、各計量供給機10,20,30から計量供給された所定区分M2(図2(b)参照)毎の粉粒体材料の質量及び質量比の両方または一方からなる計量区分値を算出し、計量区分値の適否の確認が可能なように所定の動作を実行させる構成とされている。
つまり、バッチ計量の途中における所定区分M2毎の各計量供給機10,20,30から計量供給された粉粒体材料の質量及び質量比の両方または一方からなる計量区分値の適否を確認することができる。また、例えば、計量区分値が質量のみであった場合にも、所定区分M2毎の各計量供給機10,20,30から計量供給された粉粒体材料の質量に基づいて質量比を算出等することでバッチ計量途中の所定区分M2毎の質量比の適否を確認することができる。
これにより、複数種の粉粒体材料の配合管理をバッチ計量の途中における所定区分M2毎に行うことができ、適切な質量比の配合材料を用いて成形品を成形することで、成形品の均質性を向上させることができる。また、成形品の均質性の証明として利用することもできる。
また、出力可能なように記憶部42への格納を実行させる態様とすれば、記憶部42に格納された所定区分M2毎の質量データ及び質量比データの両方または一方を読み出し、表示・操作パネル43において表示させたり、図示しないプリンター(印刷装置)から印字させたりすることで、バッチ計量の途中における所定区分M2毎の質量比の適否を事後的にも確認することができる。
また、後記する基本動作の一例のように、計量区分値が所定の上下限範囲内であるか否かの判別を実行させ、計量区分値が上下限範囲外であれば異常報知を実行させる態様とすれば、質量比が不適切であったことをより明確に認識させることができる。
また、後記する基本動作の他例のように、計量区分値が所定の上下限範囲内であるか否かの判別を実行させ、計量区分値が上下限範囲外であれば計量停止を実行させる態様とすれば、質量比が不適切であったことを計量停止により認識させることができる。また、これによれば、質量比が不適切な配合材料を廃棄する場合には、廃棄量を効果的に低減させることができる。
この表示・操作パネル43としては、各操作キーを構成する操作ボタンやテンキー、キーボード等の入力部を配置したものとしてもよいが、操作性の観点から各種モードに合わせて画面表示が切り替わるタッチパネル式とされたものとしてもよい。また、このような表示・操作パネル43を制御盤40に設けた態様に代えて、または加えて、CPU41に有線乃至は無線等で接続された携帯情報端末等を含む外部端末を表示部及び操作部として把握するようにしてもよい。
また、例えば、各切出部14,24,34の回転駆動部16,26,36を、所定のテスト回転数(例えば最大回転数)で所定時間が経過するまでまたは所定量が切り出されるまで回転させて粉粒体材料を切り出させた際における粉粒体材料毎のテスト回転数における切出能力(単位時間当たりにおける供給量)及び落差量(回転駆動部16,26,36停止後に落下した粉粒体材料の質量)を記憶部42に格納させるようにしてもよい。この場合、各切出部14,24,34の回転駆動部16,26,36を所定のテスト回転数で所定時間が経過するまでまたは所定量が切り出されるまで回転させて粉粒体材料を切り出させるテストモードを実行させるための入力を受け付けるテストキー(テスト操作部)等を、表示・操作パネル43に設けておくようにしてもよい。また、複数回のテストを実行させて平均値を初期データとして記憶部42に格納させておく態様としてもよい。また、このような所定のテスト回転数における切出能力や落差量に基いて算出された任意の回転数で回転させた場合の切出能力や落差量を記憶部42に格納させておく態様としてもよい。また、このような切出能力や落差量は、当該配合装置1が後記する定常運転モードで稼動される際に、随時、実測データに基づいて補正され、記憶部42のデータの更新がなされるものとしてもよい。この場合、過去複数回の一バッチ計量の移動平均値に基づいて補正、更新するようにしてもよい。
また、このような記憶部42を制御盤40に設けた態様に代えて、または加えて、CPU41に有線乃至は無線等で接続される携帯情報端末等を含む外部記憶装置を、記憶部42として把握するようにしてもよい。
なお、このような報知部44を制御盤40に設けた態様に代えて、または加えて、CPU41に有線乃至は無線等で接続される携帯情報端末等を含む外部の報知手段を、報知部44として把握するようにしてもよい。
まず、上記したような各種事前設定項目を、表示・操作パネル43をして入力させ、各種設定値を記憶部42に格納させる。
本例では、当該配合装置1によって一バッチで計量供給され、配合される粉粒体材料の質量(一バッチ計量値)が所望する値となるように、一バッチ計量目標質量M1を入力させ、格納させるようにしている。この一バッチ計量目標質量M1は、例えば、本実施形態のように供給先を射出成形機9とした場合には、1ショット分の質量と略同質量としてもよい。なお、以下では便宜的に一バッチ計量目標質量M1を2000gとする。
また、一バッチ計量供給を実行する一バッチ計量目標時間を入力させ、格納させるようにしてもよい。例えば、この一バッチ計量目標時間を、60秒とすれば、当該配合装置1の一バッチ計量供給実行時における配合能力は、120kg/hとなる。
なお、これら一バッチ計量目標質量M1や一バッチ計量目標時間は、下限値及び上限値を予め格納させておき、下限値を下回る入力や上限値を超える入力の受付を不可としてもよい。
なお、一バッチ計量目標質量M1及び一バッチ計量目標時間の両方を入力させて格納させる態様に限られず、これらのうちの一方を入力させる態様とし、他方については、初期設定等されたものとしてもよい。
また、各計量供給機10,20,30の貯留部13,23,33に粉粒体材料を貯留させる。また、適宜、上記したテストモードを実行させる。
つまり、図2(b)に示すように、各計量供給機10,20,30の回転駆動部16,26,36を同時に起動させて計量供給を開始させる。これにより、各貯留部13,23,33に貯留された粉粒体材料が減少し、各質量検出部12,22,32における検出値(質量値)が小さくなる。この際、一バッチ計量供給が終了した時点における各計量供給機10,20,30から計量供給された粉粒体材料がそれぞれ所定質量となるように、かつ計量供給が同時に終了するように(つまり、回転駆動部16,26,36の停止が同時になされるように)、各計量供給機10,20,30の回転駆動部16,26,36の回転数が上記した切出能力に基いて設定され、原則的には略一定の回転数で各回転駆動部16,26,36の作動制御がなされる。また、上記した落差量を加味して回転数を設定するようにしてもよい。
また、各回転駆動部16,26,36の回転数の変更制御は、供給量が急激に変動しないように、PID制御等によって実行するようにしてもよい。
本動作例では、図3に示すように、前回監視区分計量値からの計量値(初回の場合には一バッチ計量供給開始時点からの計量値)が監視区分質量M2以上となれば(ステップ100)、各計量供給機10,20,30における計量値から計量供給機10,20,30毎の計量区分値としての質量比を算出する(ステップ101)。この前回監視区分計量値からの計量値(初回の場合には一バッチ計量供給開始時点からの計量値)が監視区分質量M2以上であるか否かの判別は、各質量検出部12,22,32の検出値を参照してなされる。
つまり、ステップ100,101においては、前回監視区分計量値(初回の場合には起動時)からの各計量供給機10,20,30から計量供給される粉粒体材料の総質量が360gになれば、当該監視区分質量M2の区間において各計量供給機10,20,30から計量供給された粉粒体材料毎の計量値(質量)に基づき、当該監視区分質量M2の区間における各計量供給機10,20,30から計量供給された粉粒体材料毎の質量比を算出する。
このようなステップ100〜ステップ102は、一バッチ計量供給が完了するまで監視区分質量M2毎になされる(ステップ105)。
そして、一バッチ計量供給が完了すれば(ステップ105)、各計量供給機10,20,30における最終計量値から計量供給機10,20,30毎の最終質量比を算出する(ステップ106)。つまり、一バッチ計量供給において各計量供給機10,20,30から計量供給された粉粒体材料毎の最終計量値(最終質量)に基づき、一バッチ計量供給において各計量供給機10,20,30から計量供給された粉粒体材料毎の最終質量比を算出する。
一バッチ計量供給において各計量供給機10,20,30から計量供給された粉粒体材料毎の最終質量比が上記上下限範囲内であれば、一バッチ計量供給動作を終了する(ステップ107)。一方、一バッチ計量供給において各計量供給機10,20,30から計量供給された粉粒体材料毎の最終質量比が上記上下限範囲外であれば、上記同様、リセット操作がなされるまで異常報知を実行し、リセット操作がなされれば、一バッチ計量供給動作を終了する(ステップ107〜ステップ109)。
また、例えば、上記した監視区分質量M2の区間における各計量供給機10,20,30から計量供給された粉粒体材料毎の質量比の適否を判別するための上限値及び下限値を、複数段階設定しておき、それぞれの段階において異常報知を実行させる態様としてもよい。この場合、それぞれの段階における異常報知の態様を異ならせるようにしてもよい。
また、図4に示すように、ステップ102において、監視区分質量M2の区間における各計量供給機10,20,30から計量供給された粉粒体材料毎の質量比が上記上下限範囲外であれば、異常報知を実行させる態様に代えて(または加えて)、計量停止を実行させるようにしてもよい(ステップ203)。つまり、この場合は、不適切と判別すれば、以後の計量動作が行われず、配合済み材料を効果的に減少させることができる。
また、上記動作例では、所定の動作として、計量区分値が所定の上下限範囲内であるか否かの判別を実行させ、計量区分値が上下限範囲外であれば異常報知及び計量停止の両方または一方を実行させる態様とした例を示しているが、このような態様に限られない。このような態様に代えて、または加えて、計量区分値を表示・操作パネル43等に表示させたり、計量区分値を出力可能なように記憶部42等に格納させたりする態様としてもよい。計量区分値を表示させる場合には、所定区分が経過する毎に、例えば、所定時間が経過するまで表示させたりするような態様等としてもよい。
さらには、射出成形機等の供給先9に、計量区分値を送信し、計量区分値の適否の確認が可能なように供給先9において上記のような動作や他の動作を実行させるような態様等としてもよい。
また、上記動作例のように、均等割りしない態様とした場合には、一バッチ計量供給完了時点における総計量値を監視する態様に加え、最終の所定区分から計量完了時点までの余りの区分(図2(b)における6番目に相当する区分)についても同様に、計量区分値の適否の確認が可能なように、上記のような動作を実行させる態様としてもよい。または、余りの区分については、上記のようなステップ100〜102を実行しない態様としてもよい。
また、本実施形態では、各質量検出部12,22,32の検出値に基づいて、各計量供給機10,20,30の単位時間当たりにおける供給量を変更制御する態様とした例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、各計量供給機10,20,30の切出部14,24,34の回転駆動部16,26,36の回転数と単位時間当たりにおける供給量との対応関係を示す予め設定された検量データ等に基づき、設定された質量比になるように各回転駆動部16,26,36の回転数を設定するような態様としてもよい。
また、本実施形態では、3つの計量供給機10,20,30を備えた配合装置1を例示しているが、少なくとも2つの計量供給機を備えたものとしてもよい。
また、本発明に係る粉粒体材料の配合方法は、上記した配合装置1を用いて実行する態様に限られず、その他、種々の配合装置を用いて実行が可能である。
10 第1計量供給機
12 質量検出部
20 第2計量供給機
22 質量検出部
30 第3計量供給機
32 質量検出部
41 CPU(制御部)
42 記憶部
43 表示・操作パネル(表示部、操作部)
44 報知部
45 投入貯留部(投入部)
M2 監視区分質量(所定区分)
Claims (5)
- 粉粒体材料をそれぞれに貯留し、予め設定された所定の質量比になるようにそれぞれの粉粒体材料を同期的にバッチ計量供給する複数の計量供給機と、
これら複数の計量供給機から計量供給される複数種の粉粒体材料が投入される投入部と、
前記複数の計量供給機のそれぞれに貯留された粉粒体材料の質量を検出する質量検出部と、
該質量検出部の検出値に基づいて、各計量供給機から計量供給された所定区分毎の粉粒体材料の質量及び質量比の両方または一方からなる計量区分値を算出し、該計量区分値の適否の確認が可能なように所定の動作を実行させる制御部と、
を備えていることを特徴とする粉粒体材料の配合装置。 - 請求項1において、
前記制御部は、前記所定の動作として、表示部への前記計量区分値の表示、出力可能なように記憶部への該計量区分値の格納、及び該計量区分値が所定の上下限範囲内であるか否かの判別、のうちの少なくとも一つを実行させ、前記判別を実行させた場合において前記計量区分値が前記上下限範囲外であれば異常報知及び計量停止の両方または一方を実行させることを特徴とする粉粒体材料の配合装置。 - 請求項1または2において、
前記制御部は、操作部から入力された任意の監視区分時間または任意の監視区分質量を前記所定区分として設定することを特徴とする粉粒体材料の配合装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項において、
前記制御部は、前記質量検出部の検出値に基づいて、前記各計量供給機の単位時間当たりにおける供給量を変更制御することを特徴とする粉粒体材料の配合装置。 - 粉粒体材料をそれぞれに貯留する複数の計量供給機から予め設定された所定の質量比になるようにそれぞれの粉粒体材料を同期的にバッチ計量供給させて投入部に投入させ、複数種の粉粒体材料を配合する粉粒体材料の配合方法であって、
前記複数の計量供給機のそれぞれに貯留された粉粒体材料の質量を検出する質量検出部の検出値に基づいて、各計量供給機から計量供給された所定区分毎の粉粒体材料の質量及び質量比の両方または一方からなる計量区分値を算出し、該計量区分値の適否の確認が可能なように所定の動作を実行することを特徴とする粉粒体材料の配合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013149063A JP6101586B2 (ja) | 2013-07-18 | 2013-07-18 | 粉粒体材料の配合装置及び粉粒体材料の配合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013149063A JP6101586B2 (ja) | 2013-07-18 | 2013-07-18 | 粉粒体材料の配合装置及び粉粒体材料の配合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015021806A true JP2015021806A (ja) | 2015-02-02 |
JP6101586B2 JP6101586B2 (ja) | 2017-03-22 |
Family
ID=52486387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013149063A Expired - Fee Related JP6101586B2 (ja) | 2013-07-18 | 2013-07-18 | 粉粒体材料の配合装置及び粉粒体材料の配合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6101586B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111068541A (zh) * | 2018-10-22 | 2020-04-28 | 株式会社松井制作所 | 材料混配装置 |
JP2020067284A (ja) * | 2018-10-22 | 2020-04-30 | 株式会社松井製作所 | 材料計量装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111780850B (zh) * | 2020-07-10 | 2022-02-15 | 上海市计量测试技术研究院 | 一种具有双称量部的称量台及质量比较仪 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5681424A (en) * | 1979-12-07 | 1981-07-03 | Satake Eng Co Ltd | Weighing and mixing device for grains |
JPS5871123U (ja) * | 1981-11-09 | 1983-05-14 | 三菱電機株式会社 | 計量装置 |
JPS61135231U (ja) * | 1984-10-27 | 1986-08-23 | ||
JP2004074577A (ja) * | 2002-08-19 | 2004-03-11 | Maruyasu:Kk | 原料消費量の測定方法,原料供給方法および原料供給装置 |
WO2006003935A1 (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-12 | Kabushikikaisha Matsui Seisakusho | 連続定量排出装置及びこれを用いた材料配合システム |
JP2011020296A (ja) * | 2009-07-14 | 2011-02-03 | Matsui Mfg Co | 材料配合供給装置、及び材料配合供給方法 |
-
2013
- 2013-07-18 JP JP2013149063A patent/JP6101586B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5681424A (en) * | 1979-12-07 | 1981-07-03 | Satake Eng Co Ltd | Weighing and mixing device for grains |
JPS5871123U (ja) * | 1981-11-09 | 1983-05-14 | 三菱電機株式会社 | 計量装置 |
JPS61135231U (ja) * | 1984-10-27 | 1986-08-23 | ||
JP2004074577A (ja) * | 2002-08-19 | 2004-03-11 | Maruyasu:Kk | 原料消費量の測定方法,原料供給方法および原料供給装置 |
WO2006003935A1 (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-12 | Kabushikikaisha Matsui Seisakusho | 連続定量排出装置及びこれを用いた材料配合システム |
JP2011020296A (ja) * | 2009-07-14 | 2011-02-03 | Matsui Mfg Co | 材料配合供給装置、及び材料配合供給方法 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111068541A (zh) * | 2018-10-22 | 2020-04-28 | 株式会社松井制作所 | 材料混配装置 |
JP2020067284A (ja) * | 2018-10-22 | 2020-04-30 | 株式会社松井製作所 | 材料計量装置 |
JP2020067283A (ja) * | 2018-10-22 | 2020-04-30 | 株式会社松井製作所 | 材料配合装置 |
JP7132612B2 (ja) | 2018-10-22 | 2022-09-07 | 株式会社松井製作所 | 材料計量装置 |
JP7144842B2 (ja) | 2018-10-22 | 2022-09-30 | 株式会社松井製作所 | 材料配合装置 |
CN111068541B (zh) * | 2018-10-22 | 2023-07-04 | 株式会社松井制作所 | 材料混配装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6101586B2 (ja) | 2017-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11479374B2 (en) | Feeder unit, feeder module comprising feeder units, and method for discharging a constant mass flow of one or more powders into a receiving container | |
JP5486861B2 (ja) | 材料配合供給装置、及び材料配合供給方法 | |
KR0143227B1 (ko) | 유동물질의 정량측정 장치 및 그 측정방법과 그 방법의 응용 | |
JP5486862B2 (ja) | 材料配合供給装置、及び材料配合供給方法 | |
JP5820578B2 (ja) | 粉粒体材料の供給装置、これを備えた粉粒体材料の配合供給装置、及び粉粒体材料の供給方法 | |
EP3140625B1 (en) | Mixing device | |
JP6101586B2 (ja) | 粉粒体材料の配合装置及び粉粒体材料の配合方法 | |
JP5809855B2 (ja) | 供給装置 | |
JP5461168B2 (ja) | 材料輸送供給装置、及び材料輸送供給方法 | |
CN203227462U (zh) | 配料混合装置 | |
CN206013948U (zh) | 减重式微量添加机 | |
US10935144B2 (en) | Supplying apparatus of granular material | |
CN218314522U (zh) | 一种用于塑料粒子的自动配料装置 | |
JP5681361B2 (ja) | 材料輸送供給装置、及び材料輸送供給方法 | |
US11049353B2 (en) | Supplying apparatus of granular material and supplying method of granular material | |
JP7132612B2 (ja) | 材料計量装置 | |
JP7144842B2 (ja) | 材料配合装置 | |
TWI396952B (zh) | 連續計量輸出製造自動化生產系統及其方法 | |
JP2016078976A (ja) | 材料輸送供給装置及び材料輸送供給方法 | |
CN206949497U (zh) | 一种精确稳定的饲料配料系统 | |
IT201900005790A1 (it) | Dosatore continuo per materiali solidi o liquidi e relativo metodo di funzionamento | |
CN212492530U (zh) | 一种饲料混合机 | |
JP6159640B2 (ja) | 計量装置および計量プログラム | |
JP2011235646A (ja) | 粉粒体の混合装置 | |
JP2021035874A (ja) | 粉粒体材料の供給システム及び粉粒体材料の供給方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160704 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170209 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170214 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170227 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6101586 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |