JP2015020450A - 車両用制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車載ネットワーク上の複数のノードからのダイアグ情報を記憶して出力する場合に、ダイアグ情報の出力漏れや出力遅れなどを防止できるようにする。
【解決手段】LCDECU1に、ダイアグコードを記憶する第1、第2バッファ1b,1cを設け、MPU1aにより、PCSECU2gからのサイクル終了情報を初回に受信する前には、PCSECU2gからのダイアグコードが両バッファ1b,1cに記憶され、初回のサイクル終了情報の受信後は、MPU1aにより、第2バッファ1cに記憶されたダイアグコードがLCDに表示され、第1バッファ1bの記憶データが消去されるとともに、PCSECU2gからのダイアグコードが第1バッファ1bにのみ記憶され、次以降のサイクル終了情報の受信毎に第1バッファ1bの記憶データが第2バッファ1cに上書きされる。
【選択図】図2

Description

この発明は、車載ネットワーク上の複数のノードからのダイアグノーシス診断の結果を表わすダイアグ情報を順次受信して記憶し出力するサイクルを繰り返し行う車両用制御装置に関する。
従来、車載ネットワークであるCAN(Controller Area Network)の通信バスに接続されたノードである複数の制御用ECU(Electronic Control Unit)に対して、ダイアグノーシス診断を行い、各ノードのうちのいずれかに異常があれば、通信バスを介してそのノードから送信される異常内容を表わすダイアグコードを制御部が受信して一旦バッファに記憶しておき、所定のタイミングで液晶表示部等に表示するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
この種の装置では、ダイアグコードをどのようにバッファに記憶させて表示させるかが課題となっており、具体的には、ノード(ECU)が多数ある場合に、液晶表示部の制御用ECUから、通信バスを介して一定時間毎に各部のECUに対してダイアグコードの送信を要求するダイアグノーシス診断を行い、異常である旨の通知があれば該当するECUから通信バスを介してダイアグコードが送信され、液晶表示部の制御用ECUがそのダイアグコードを受信すると、所定のバッファに受信したダイアグコードを順次記憶し、所定のダイアグ表示タイミングで液晶表示部に表示して使用者に報知するというサイクルを繰り返すことが行われている。
特開2007−262934号公報(段落0014〜0028および図1〜図4参照)
ところで、従来の装置には、バッファを1つだけ設け、各ノードからは原則としてコード番号の小さいダイアグコードから順次送信し、これを受信して1つのバッファに格納していくものがあるが、送信サイクルの途中において、各ノードがすでに送信したダイアグコードのコード番号よりも小さいダイアグコードが送信されることがある。
このような場合に、バッファはコード番号の小さい順にデータ記憶していくため、バッファに現在記憶されている最も小さいコード番号のダイアグコードが、新たに受信されたダイアグコードに書き換えられてしまうため、バッファに記憶されているダイアグコードを液晶表示部等に表示するときに、書き換えられてしまった後のダイアグコードが表示されることになり、書き換え前に記憶保持されていたダイアグコードは表示されないという表示漏れ(出力漏れ)が生じるおそれがある。
また、バッファを2つ設け、まず一方のバッファに各ノードからのダイアグコードを順次記憶し、各ノードからのダイアグコードを一巡して1回のサイクルが終了して次のサイクルが始まる前に、一方のバッファから他方のバッファに記憶したダイアグコードを移し替え、一方のバッファは消去し、他方のバッファに記憶されているダイアグコードを液晶表示部に表示するものがあるが、この場合、1回のサイクルが終了するまでダイアグコードが表示されないため、今回のサイクルでダイアグコードが表示されずに次回以降のサイクルまでダイアグコードの表示が遅れ、使用者に違和感を与えるという不都合が生じる。
本発明は、車載ネットワーク上の複数のノードからのダイアグ情報を記憶して出力する場合に、ダイアグ情報の出力漏れや出力遅れなどを防止できるようにすることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の車両用制御装置は、車載ネットワーク上の複数のノードからのダイアグノーシス診断の結果を表わすダイアグ情報を順次受信して記憶し出力するサイクルを繰り返し行う車両用制御装置において、前記各ノードからの前記ダイアグ情報を記憶する第1の記憶手段および第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に記憶された前記ダイアグ情報を出力する出力手段と、前記第1および第2の記憶手段の記憶を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、所定の前記ノードからの予め定められた所定情報を初回に受信する前には、前記各ノードからの前記ダイアグ情報を前記第2の記憶手段に記憶させ、初回の前記所定情報の受信後には、前記各ノードからの前記ダイアグ情報を前記第1の記憶手段に記憶させ、前記所定情報の受信毎に前記第1の記憶手段の記憶情報を前記第2の記憶手段に更新記憶させることを特徴としている(請求項1)。
請求項1に係る発明によれば、所定のノードからの予め定められた所定情報を初回に受信する前には、制御手段の制御により、第2の記憶手段に各ノードからのダイアグ情報が記憶され、初回の所定情報の受信後には、制御手段の制御により、各ノードからのダイアグ情報が第1の記憶手段に記憶され、所定情報の受信毎に第1の記憶手段の記憶情報が第2の記憶手段に更新記憶される。
そのため、各ノードからのダイアグ情報の多少に拘わらず、全てのダイアグ情報が第2の記憶手段に記憶され、しかも所定情報の受信毎に第1の記憶手段の記憶情報が第2の記憶手段に上書き記憶されるので、出力手段が第2の記憶手段に記憶されたダイアグ情報を出力するに当たって、従来のようなダイアグ情報の出力漏れや出力遅れの発生を防止することができ、例えば出力手段が使用者に対して表示出力する機能を有する場合には、ダイアグ情報が漏れや遅れなく表示されることになり、ダイアグノーシス診断における信頼性の向上に寄与することができる。
本発明に係る車両用制御装置の一実施形態のブロック図である。 図1の一部のブロック図である。 図1の動作説明図である。 図1の動作説明図である。
つぎに、本発明の一実施形態について、図1ないし図4を参照して説明する。
図1はダイアグノーシス診断が可能な車両用制御装置のブロック構成を示し、本発明における出力手段である図示省略の液晶表示器(以下、LCDという)を制御するLCDECU1を備え、このLCDECU1は7セグメントの数字による速度表示や走行距離表示、外気温度表示、シフトレバーの位置表示、ガソリン残量を示すフューエルゲージ、時計表示等、各種の情報を表示するインストルメントパネルに配置されたLCDの表示関する制御を司る。
さらに、図1に示すように、エンジンの燃料噴射に関する制御を行うEFI(Electronic Fuel lnjection)ECU2a、無段変速に関する制御を行うCVT(Continuously Variable Transmission)ECU2b,アンチロックブレーキシステムに関する制御を行うABS(Antilock Brake System)ECU2c、電動パワーステアリングに関する制御を行うEPS(Electric Power Steering)ECU2d、エアバッグに関する制御を行うABG(Air Bag)ECU2e、エネルギー回生システムに関する制御を行うERS(Energy Recovery System)ECU2f、衝突被害軽減ブレーキなどのPCS(Pre Crash Safety System)ECU2gを備え、これら7個のECU2a〜2gが例えば150msの時間毎に、順次CANの通信バス3を介してLCDECU1との間でデータの送受信を行う。
すなわち、図1では、優先順位を示す識別番号などのノードIDの小さい順に通信ノードである各ECU2a〜2gが配置されており、まずLCDECU1から最もノード識別番号の小さいEFIECU2aに対してダイアグコードの送信要求が発せられ、この要求に応じて、EFIECU2aから送信すべきダイアグコードがあれば通信バス3を介してLCDECU1にダイアグコードが送信され、続いて150ms後に、次にノード識別番号の小さいCVTECU2bに対してダイアグコードの送信要求が発せられ、この要求に応じて、CVTECU2bから送信すべきダイアグコードがあれば通信バス3を介してLCDECU1にダイアグコードが送信され、以下同様にして最後のPCSECU2gからダイアグコードおよび1サイクルの終了を示すサイクル終了コード(本発明における「所定情報」に相当)が送信されて合計900msにわたる1サイクル分の通信が行われ、このような通信サイクルが繰り返し行われる。
一方、キーを使用せずに車両のドアやトランクの施錠、開錠を行うキーフリーシステムの制御を行うキーフリーECU4が設けられ、このキーフリーECU4とLCDECU1とはLIN(Local Interconnect Network)の通信バス5を介して通信が行われ、LIN通信はCAN通信ほど高いデータ伝送速度が求められない場合に採用されるものであり、キーフリーECU4とLCDECU1とは、上記したCAN通信の場合の150msという通信周期よりも短い例えば80msの周期で通信を行う。
そして、オンボードダイアグノーシス(OBD:On−board diagnostics)と称されるコンピュータの自己故障診断機能が車両に搭載されており、図2に示すように、例えば車両のメンテナンス時に、プルアップ抵抗R1を介して電源+BおよびIG電源にプルアップされたLCDECU1に内蔵のMPU1aのT端子に限流抵抗R2を介して接続されたLCDECU1の端子tにOBDコネクタCを接続し、整備士がOBDコネクタCを操作して端子tを短絡(アース)することによって、ダイアグノーシス診断であるT端子処理が実行される。
ここで、PCSECU2gを除く各ECU2a〜2fは、ダイアグノーシス診断の結果をLCDに設けられたLEDランプなどのインジケータの点滅パターンによりダイアグコードを区別して表示することが可能であり、PCSECU2gは、キーフリーECU4およびLCDECU1自身とともにLCDの予め設定された表示領域にダイアグコード(例えば、異常内容に応じた数字)を表示するようになっている。
とりわけ、PCSECU2gから送信可能なプリクラッシュダイアグコードは19個(19種類)あり、最初にダイアグコード出力条件が成立してから上記した1サイクル周期である900ms後に1回目の送信要求を受けて150msの間に1番目のダイアグコードの送信が可能になり、最初にダイアグコード出力条件が成立してから1950ms(900ms+150ms+900ms)後に2回目の送信要求を受けて150msの間に2番目のダイアグコードの送信が可能になる。そして、以後同様にして、最初にダイアグコード出力条件が成立してから11400ms後に11回目の送信要求を受けてから、11番目のダイアグコードが送信可能になり、さらに同様にして、最初にダイアグコード出力条件が成立してから19800ms後に19回目の送信要求を受けてから、19番目のダイアグコードが送信可能になる。
ところで、LCDによるダイアグコードの表示処理は、次のようにして行われる。すなわち、図3(a)に示すように、イグニッションキーのオン、端子tの短絡など予め定められた所定のダイアグコード出力条件が成立している間、同図(b)に示すように、条件成立から例えば4000msの無表示状態を経た後、まずLCDECU1自身のメータダイアグコードが所定の時間(例えば、2000ms)LCDに表示され、その後2000msの間隔をあけて、キーフリーECU4からのキーフリーダイアグコードが所定の時間(2000ms)LCDに表示され、さらに2000msの間隔をあけて、つまりダイアグコード出力条件が成立してから12000ms経過して始めてPCSECU2gからのプリクラッシュダイアグコードが所定の時間(2000ms)LCDに表示される状態になる。
そうすると、図3(a)に示すように、最初にダイアグコード出力条件が成立してから、12000msを経過するときには、PCSECU2gは11個(11種類)のダイアグコードを送信できる状態にあるが、12番目以降のダイアグコードは、PCSECU2gがLCDECU1から次以降の要求フレームを受けるまで待たなければならない。
以上を踏まえて、図2に示すように、LCDECU1に、LCDにダイアグコード表示するノードであるLCDECU1、PCSECU2gおよびキーフリーECU4からのダイアグコードを記憶する第1の記憶手段および第2の記憶手段としての第1バッファ1bおよび第2バッファ1cが設けられている。
そして、本発明における制御手段としてMPU1aにより、所定のノードであるPCSECU2gから送信される予め定められた所定情報であるサイクル終了コードを初回に受信する前には、PCSECU2gからのダイアグコード(ダイアグ情報)が第1バッファ1bおよび第2バッファ1cに記憶され、初回のサイクル終了コードを受信すると、MPU1aに内蔵の所定のエンドフラグに“1”がセットされる。
その後、MPU1aによるLCDの制御により、第2バッファ1cに記憶されたダイアグコードが順次LCDに表示されろ。そして、エンドフラグが“1”であれば、第1バッファ1bの記憶データが消去されるとともに、PCSECU2gからのダイアグコードが第1バッファ1bにのみ記憶され、次以降のサイクル終了情報の受信毎に第1バッファ1bの記憶情報が第2バッファ1cに上書き(更新記憶)されるようになっている。
より詳細には、例えば図4(a)、(b)に示すように、イグニッションキー(IG)がオンされ、LCDECU1のMPU1aのT端子が短絡(アース)されることにより、予め定められた所定のダイアグコード出力条件が成立したと判断されると、LCDECU1からノードIDの小さい順に各ECU2a〜2gに対してダイアグコードの送信要求が発せられる。
そして、LCDECU1からの送信要求に応えて、PCSECU2gから図4(c)に示すような「11」のダイアグコードが送信されると、初回のサイクル終了情報の受信前であるから、同図(g)、(h)に示すように、PCSECU2gからの「11」のダイアグコードが第1バッファ1bおよび第2バッファ1cの両方に記憶される。
また、PCSECU2gからは、「11」のダイアグコードとともに、1サイクルの終了を示すサイクル終了コード(所定情報)および異常の有無を含むデータが送信され、PCSECU2gから、例えば1サイクルの未終了を表わす図4(d)中の「0」、および、「11」のダイアグコードで表わされる異常ありを表わす同図(e)中の「1」のコードが送信される。
続いて、PCSECU2gから、図4(c)に示すような「12」のダイアグコードとともに、1サイクルの未終了を表わす同図(d)中の「0」、および、「12」のダイアグコードで表わされる異常ありを表わす同図(e)中の「1」が送信され、MPU1aにより、同図(g)、(h)に示すように、PCSECU2gからの先の「11」のダイアグコードに続いて「12」のダイアグコードが第1バッファ1bおよび第2バッファ1cの両方に記憶される。
さらに、PCSECU2gから、図4(c)に示すような「13」のダイアグコードとともに、1サイクルの終了を表わす同図(d)中の「1」、および、「13」のダイアグコードで表わされる異常ありを表わす同図(e)中の「1」が送信され、同図(g)、(h)に示すように、PCSECU2gからの先の「11」、「12」のダイアグコードに続いて「13」のダイアグコードが第1バッファ1bおよび第2バッファ1cの両方に記憶される。
このとき、例えば図4(i)に示すように、まずLCDECU1自身のダイアグコードが図外のLCDに表示され、LINの通信バス5を介して受信したキーフリーECU4からのキーフリーダイアグコードがLCDに表示され、その後第2バッファ1cに記憶されたPCSECU2gからの「11」、「12」のPCSダイアグコードがLCDに表示され、「13」のダイアグコードが受信されて第2バッファ1cに記憶されれば、「13」のPCSダイアグコードがLCDに表示される。
ところで、図4(d)に示す1サイクルの終了を表わす「1」のコードをLCDECU1が受信すると、初回のサイクル終了コードを受信したことになり、これに伴い同図(f)に示すように、MPU1aに内蔵のエンドフラグに“1”がセットされ、エンドフラグのセットによって、同図(g)に示すように、第1バッファ1bの記憶データが消去される。なお、同図(g)中の四角内の空白はデータが消去されたことを表している。
その後、PCSECU2gから、図4(b)に示すような先の「11」よりもダイアグコード番号の小さい「10」のダイアグコードとともに、1サイクルの未終了を表わす同図(d)中の「0」、および、「10」のダイアグコードで表わされる異常ありを表わす同図(e)中の「1」のコードを含むデータが送信されると、初回のサイクル終了コードを受信してエンドフラグがセットされた後は、PCSECU2gから「10」のダイアグコードが、MPU1aにより消去済みの第1バッファ1bにのみ新たに記憶される一方、第2バッファ1cが書き換えられることはない。
続いて、PCSECU2gから、図4(b)に示すような「15」のダイアグコードとともに、2回目の1サイクルの終了を表わす同図(d)中の「1」、および、「15」のダイアグコードで表わされる異常ありを表わす同図(e)中の「1」のコードを含むデータが送信されると、同図(g)に示すように、先の「10」のダイアグコードに続いて「15」のダイアグコードが第1バッファ1bに記憶される。
さらに、2回目のサイクル終了コードの受信によって、図4(g)に示す第1バッファ1bに記憶された「10」および「15」のダイアグコードが、同図(h)に示すように、MPU1aにより第2バッファ1cに更新記憶(上書き)されるとともに、同図(g)に示すように、第1バッファ1bの記憶データが消去され、同図(i)に示すように、第2バッファ1cに記憶されたPCSECU2gからの「10」、「15」のPCSダイアグコードがLCDに表示されることになる。その後、PCSECU2gから所定情報であるサイクル終了コードを受信する毎に、このような第1バッファ1bの記憶データの第2バッファ1cへの上書きと、第1バッファ1bの消去とが繰り返される。
このように、PCSECU2gからの予め定められた所定情報であるサイクル終了コードを初回に受信する前には、LCDECU1のMPU1a(制御手段)の制御により、第1および第2バッファ1b,1cの両方にPCSECU2gからのダイアグコード(ダイアグ情報)が記憶され、初回のサイクル終了コードの受信後には、MPU1aの制御により、PCSECU2gからのダイアグコードが第1バッファ1bにのみ記憶され、2回目以降のサイクル終了コードの受信毎に第1バッファ1bの記憶データが第2バッファ1cに更新記憶(上書き)される。
したがって、上記した実施形態によれば、PCSECU2gからのダイアグコードの多少に拘わらず、PCSECU2gが送信可能な全てのダイアグコードが第2バッファ1cに記憶され、しかもサイクル終了コードの受信毎に第1バッファ1bの記憶データが第2バッファ1cに上書きされるため、LCDが第2バッファ1cに記憶されたダイアグコードを表示するに当たって、従来のように、途中でダイアグコード番号の小さいダイアグコードを受信したときに、先に記憶したダイアグコードを上書きしてしまうことによる記憶データの消失によるダイアグコードの出力漏れの発生や、1回のサイクルが終了するまでダイアグコードの表示を待つことによる表示遅れ(出力遅れ)の発生を防止することができ、整備士(使用者)に対してダイアグコードを表示する場合において、ダイアグコードが漏れや遅れなく表示されることになり、ダイアグノーシス診断における信頼性の向上に寄与することが可能になる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。
たとえば、上記した実施形態では、本発明における「所定のノード」をPCSECU2gとして説明したが、「所定のノード」はこれに限るものではない。また、上記した実施形態では、本発明における「所定情報」をPCSECU2gからの1サイクルの終了を表わすサイクル終了コードとした場合について説明したが、「所定情報」はこれに限定されるものではない。
また、上記した実施形態では、所定情報であるサイクル終了コードを初回に受信する前には、LCDECU1のMPU1aの制御により、第1および第2バッファ1b,1cの両方にPCSECU2gからのダイアグコード(ダイアグ情報)を記憶するようにした場合について説明したが、サイクル終了コードを初回に受信する前には、第2バッファ1cのみにダイアグコード(ダイアグ情報)を記憶するようにしてもよい。
1 …LCDECU
1a …MPU(制御手段)
1b …第1バッファ(第1の記憶手段)
1c …第2バッファ(第2の記憶手段)
2g …PCSECU(ノード)
3 …通信バス

Claims (1)

  1. 車載ネットワーク上の複数のノードからのダイアグノーシス診断の結果を表わすダイアグ情報を順次受信して記憶し出力するサイクルを繰り返し行う車両用制御装置において、
    前記各ノードからの前記ダイアグ情報を記憶する第1の記憶手段および第2の記憶手段と、
    前記第2の記憶手段に記憶された前記ダイアグ情報を出力する出力手段と、
    前記第1および第2の記憶手段の記憶を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    所定の前記ノードからの予め定められた所定情報を初回に受信する前には、前記各ノードからの前記ダイアグ情報を前記第2の記憶手段に記憶させ、
    初回の前記所定情報の受信後には、前記各ノードからの前記ダイアグ情報を前記第1の記憶手段に記憶させ、前記所定情報の受信毎に前記第1の記憶手段の記憶情報を前記第2の記憶手段に更新記憶させることを特徴とする車両用制御装置。
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