JPH0865309A - ブロードキャスト通信の受信制御方法及びブロードキャスト通信制御装置 - Google Patents

ブロードキャスト通信の受信制御方法及びブロードキャスト通信制御装置

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JPH0865309A
JPH0865309A JP6195055A JP19505594A JPH0865309A JP H0865309 A JPH0865309 A JP H0865309A JP 6195055 A JP6195055 A JP 6195055A JP 19505594 A JP19505594 A JP 19505594A JP H0865309 A JPH0865309 A JP H0865309A
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JP6195055A
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Hideki Sotooka
秀樹 外岡
Akihiko Tobe
昭彦 戸辺
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部記憶装置を受信バッファメモリ満杯時の
バックアップとし、かつアクセス時間を実質的に短縮す
る。 【構成】 通信回線に接続された一のサーバが他の複数
のサーバからブロードキャスト通信による電文を受信し
た際、受信バッファメモリに空きがあるか否かを確認し
(処理103)、空きがないときはスタックエリアに一
旦格納した後(処理122)、その電文をディスク記憶
装置に転送する(処理126,153)。これにより、
次から次に受信される電文をディスク記憶装置に直接退
避させることは困難であるが、スタックエリアのアクセ
ス時間はディスク記憶装置のアクセス時間は桁違いに小
さいから、スタックエリアがアクセスの緩衝エリアとし
て作用し、ディスク記憶装置のアクセス時間を実質的に
短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線(ネットワー
ク)に接続された複数の情報処理装置間で情報等の電文
を送受する際の受信制御方法及び受信制御装置に関す
る。特に、ブロードキャスト通信により送信されてくる
電文を受信する受信制御において、高トラフィック時に
おける電文欠損防止に関する。
【0002】
【従来の技術】ブロードキャスト通信は、受信側の情報
処理装置の受信状況を考慮せずに、送信側の情報処理装
置の都合のみで電文を送信する方式であり、低負荷で複
数の情報処理装置(サーバ)に対して効率的に通信でき
る。このようなブロードキャスト通信は、そのプロトコ
ルの性格上から情報伝送の信頼性について考慮されてい
ない。したがって、大規模システムに適用する場合は、
ブロードキャスト通信の高信頼化がポイントになる。
【0003】この点については、通信ネットワーク技術
の進歩に伴い、通信回線として2重化LAN( Local Ar
ea Network)や、高信頼のFDDI(Fiber Distributed
DataInterface)回線を用いることにより、通信回線上で
情報の消滅や、データ化け等のハード的な要因は殆ど考
慮する必要が無くなりつつある。したがって、ブロード
キャスト通信の高信頼化における問題の大半は、受信バ
ッファメモリの満杯による情報の受け漏らしと考えられ
る。
【0004】つまり、受信側のサーバは、通常、受信電
文を受信バッファメモリに格納し、その受信電文に係る
情報処理を起動する際に、その受信電文を受信バッファ
メモリから読み出して処理を実行する。このような受信
方式の場合、転送されてくる電文の量が多い高トラフィ
ック時には、受信バッファメモリが満杯になる場合があ
る。受信バッファメモリが満杯になると、後続の受信電
文を格納することができないから、いわゆる電文欠損が
発生するという問題がある。
【0005】従来、受信バッファメモリ満杯による電文
欠損防止策の1つとしてフロー制御が用いられていた。
例えば、日経マグロウヒル社発行のパソコン通信のため
のプロトコル(CCIT勧告X.3 X.28プロトコ
ル)ハンドブック第152〜157ページに開示されて
いるように、各受信サーバが受信量を監視し、受信バッ
ファメモリの占有量が一定値に達したとき、そのことを
各送信サーバに通知し、これに応動して送信サーバが送
信量を制御するようにしている。
【0006】また、電文の欠損を検出したとき、欠損に
かかる電文を送信サーバから再度送信して、受信バッフ
ァメモリの情報を回復することが行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フロー
制御による電文欠損防止方式によると、受信バッファメ
モリが満杯になったときに実質的な通信断が生ずるか
ら、受信サーバから見たデータの遅延や、送信サーバか
ら見た送信づまりによる負荷の増加、他の全ての受信サ
ーバがデータ受信できないという問題があある。
【0008】また、再送信して情報を回復する電文欠損
防止方式によると、再送信するデータ量が雪崩状に増加
してネットワーク負荷が急増する問題や、再欠損により
アバランチェ状態を引き起こす等の問題が生ずる。した
がって、大規模かつ高速なシステムに適用する場合、シ
ステムの一部サーバ等の異常による影響がシステム全体
に波及し、スループットの低下を招いてしまうという問
題が生じる。
【0009】一方、上述のようなブロードキャスト通信
における受信バッファメモリの満杯対策ではないが、磁
気ディスクや光磁気ディスク等の記憶容量が極めて大き
い外部記憶装置を設け、受信バッファメモリが満杯にな
ったとき、後続の受信データを外部記憶装置に退避して
おき、受信バッファメモリに空きが生じたときにその外
部記憶装置から受信バッファメモリに転送する方式が知
られている(特開平4−54525号公報)。この方式
によれば、実質的に受信バッファメモリとして機能する
外部記憶装置が満杯になることは殆どないから、上記課
題を解決できる。
【0010】しかし、非半導体メモリである外部記憶装
置のアクセス時間は、例えばディスク記憶装置の場合、
半導体メモリからなる受信バッファメモリのアクセス時
間に比べ、シーク時間及び回転待ち時間等のオーバヘッ
ド分が1桁大きい。そのため、電文格納時間が大幅に増
加し、スループット及びレスポンスが低下してしまうか
ら実用的ではない。
【0011】また、同様に、ブロードキャスト通信にお
ける受信バッファメモリの満杯対策ではないが、高速ア
クセス可能な半導体メモリからなる受信バッファメモリ
を2つ設け、一方のバッファが満杯になったときに、他
方に格納するようにする技術が知られている(特開昭6
2−152244号公報、特開昭64−20757号公
報等)。
【0012】しかし、十分な容量の受信バッファメモリ
を2つ設けようとすると、半導体メモリの容量が大きく
なってしまうという問題がある。一般に、半導体メモリ
の容量の制限から受信バッファメモリの容量が制限され
るから、2つ目の受信バッファメモリもすぐ満杯になる
可能性があり、大規模システムでのブロードキャスト通
信における高トラフィック時に、電文欠損が発生するお
それを確実に解決することは困難である。
【0013】本発明が解決しようとする課題は、非半導
体メモリの外部記憶装置を受信バッファメモリ満杯時の
バックアップとし、かつ外部記憶装置のアクセス時間を
実質的に短縮できるブロードキャスト通信の受信制御を
実現することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、次の手段によ
り上記課題を解決しようとするものである。本発明のブ
ロードキャスト通信の受信制御方法は、通信回線に接続
された一の情報処理装置がその通信回線を介して他の複
数の情報処理装置からブロードキャスト通信により伝送
されてくる電文を受信した際に、その受信電文を格納す
る受信バッファメモリの格納容量に空きがあるか否かを
確認し、空きがあるときはそのままその受信電文を受信
バッファメモリに格納し、空きがないときは半導体メモ
リに設定されたスタックエリアにその受信電文を一旦格
納した後、その電文をスタックエリアから非半導体メモ
リからなる外部記憶装置に転送し、その後受信バッファ
メモリに空きができたときに、外部記憶装置から受信バ
ッファメモリにその電文を転送することを特徴とする。
【0015】上記の受信制御方法を直接実施する本発明
の通信制御装置は、主CPUと主メモリと外部記憶装置
とを主バスを介して接続し、主バスを通信制御アダプタ
を介して通信回線に接続して情報処理装置を形成する。
そして、通信制御アダプタを、サブCPUとローカルメ
モリとをローカルバスを介して接続し、このローカルバ
スをバスインターフェイス装置を介して主バスに接続す
るとともに通信制御装置を介して通信回線に接続して形
成する。さらに、主メモリに受信バッファを設定すると
ともに、ローカルメモリにスタックエリアを設ける。そ
して、サブCPUは、通信制御装置を介して通信回線か
らブロードキャスト通信による電文を受信したとき、ロ
ーカルメモリに格納されたプログラムに従って、受信バ
ッファにその受信電文を格納する空きがあるか否かを確
認し、空きがあるときはそのままその受信電文を受信バ
ッファに転送格納する。一方、空きがないときはスタッ
クエリアにその受信電文を一旦格納した後、その電文を
スタックエリアから外部記憶装置に転送する。そして、
その後受信バッファに空きができたときに、外部記憶装
置から受信バッファにその電文を転送するようにする。
【0016】この場合において、転送準備エリアは、主
メモリに設定するのが好ましい。
【0017】
【作用】本発明の解決手段によれば、通信制御アダプタ
のサブCPUによって受信バッファメモリの占有量を監
視し、受信バッファメモリに受信電文を格納する空きが
ないときは、半導体メモリに設定されたスタックエリア
にその受信電文を一旦格納した後、非半導体メモリで形
成された外部記憶装置に退避される。つまり、受信バッ
ファメモリの記憶容量の不足が、外部記憶装置によりバ
ックアップされるから、必要に応じて十分な記憶容量の
外部記憶装置を適用することにより、高トラフィック時
においても、電文欠損を防止できる。
【0018】特に、外部記憶装置に退避格納させるにあ
たって、例えば通信制御アダプタのローカルメモリ(半
導体メモリ)に設定されたスタックエリアを中継するよ
うにしていることから、直接外部記憶装置に退避させる
場合に比べて、退避処理に係る処理を実質的に高速化で
きる。すなわち、スタックエリアに退避させる場合のア
クセス時間に比べて非半導体メモリの外部記憶装置に退
避させるためのアクセス時間は桁違いに大きい。そのた
め、ブロードキャスト通信のように次から次に受信され
る電文を退避させる場合を考えると、外部記憶装置に直
接退避させることは困難である。この点、本発明のよう
にスタックエリアを中継して外部記憶装置に退避させて
いることから、スタックエリアがアクセス時間の緩衝手
段として作用し、スタックエリアの容量を適切に選定す
ることにより、次から次に受信される電文を確実にスタ
ックエリアに格納でき、かつ外部記憶装置に退避させる
ことができる。
【0019】この場合において、スタックエリアの格納
電文が一定量を超えたとき、スタックエリアの格納電文
を外部記憶装置に転送することが好ましい。例えば、ス
タックエリアの格納容量を外部記憶装置のアクセス時間
に相当する時間内に受信する可能性がある電文量以上の
容量に設定すればよい。また、スタックエリアに一の電
文を格納してから一定時間経過したとき、その格納電文
を外部記憶装置に転送することが好ましい。これによ
り、スタックエリアに長い時間格納することに伴う電文
データ破壊の影響を排除できる。
【0020】また、外部記憶装置に退避させる処理は通
信制御アダプタのサブCPUにより行わせるようにした
ことから、主CPUでは受信トラフィック量の増加に伴
う負荷の増加がなく、アプリケーションプログラム(A
PP)受信処理等の情報処理を安定して行うことがで
き、トランザクション処理を含めた各種情報処理のスル
ープットを向上できる。
【0021】ところで、ディスク(DISK)等の外部記
憶装置のアクセスに、仮想記憶概念を用いたマッピング
プログラムを用いるようにすれば、受信バッファメモ
リ、スタックエリア、DISK等のメモリデバイスの物
理アドレスにとらわれることなく、高速なアクセスが実
現でき、トランザクション処理全体で高いスループット
を実現できる。
【0022】また、外部記憶装置に格納された電文を受
信バッファメモリに転送する際に、その電文を半導体メ
モリに設けられた転送準備エリアに一旦格納し、その後
受信バッファメモリに空きができたときに、転送準備エ
リアから受信バッファメモリにその電文を転送すること
が好ましい。これによれば、外部記憶装置から受信バッ
ファメモリに退避電文を格納する際に、当該退避電文を
必要とするアプリケーションプログラム等の情報処理プ
ログラムが起動する前に、外部記憶装置から転送準備エ
リアに一旦格納するようにすることができ、その情報処
理プログラムが起動する際には退避電文が受信バッファ
に格納されていることから、実質的にアクセス時間を短
縮できる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図2〜4に一実施例のブロードキャスト通信制御
装置の全体構成図を、図5〜12に各部の詳細構成図
を、図1及び図13〜16に受信制御処理に係る処理フ
ローチャートをそれぞれ示す。
【0024】図2に示すように、本実施例の通信制御装
置を典型的な分散ネットワークシステムに適用したもの
として説明する。電子計算機を含んで構成される複数の
サーバ1〜3は通信回線であるローカルエリアネットワ
ーク(LAN)4,5を介して相互結合されている。各
サーバ間を接続するLAN4,5は大量データを高速に
通信するため、FDDI(Fiber Distributed Data Inte
rface)6が使用され、高信頼化のため2重化されてい
る。サーバの中には端末制御を目的とするものが含まれ
ており、図示例のサーバ1には複数の端末7が専用線8
により通信可能に接続されている。このような端末制御
システムにおいては、問合せ応答に代表される1対1通
信は主として端末7とサーバ1間で処理され、リアルタ
イム性と高効率な通信が要求されるブロードキャスト通
信は各サーバ1〜3間で処理される。本実施例のブロー
ドキャスト通信制御装置は、高スループットかつ高レス
ポンスのトランザクション処理が要求される各サーバ1
〜3に設けられる。
【0025】各サーバ1〜3は同様な構成をとなってお
り、例えばサーバ1は図3に示すように、主CPU1
1、主メモリ12、外部記憶装置であるディスク(DI
SK)13及び通信制御アダプタ14が主バス15を介
して相互に接続されている。通信制御アダプタ14はサ
ブプロセッサとして機能するもので、主バス15とFD
DI6の間に接続されている。
【0026】通信制御アダプタ6は、図4に示すよう
に、サブCPU21、通信制御装置22、ローカルメモ
リ23及びバスインタフェース装置25がローカルバス
24を介して相互に接続されている。ローカルバス24
と主バス15はバスインターフェース装置25を介して
接続され、FDDI6からの受信電文は通信制御装置2
2を介して入力される。
【0027】図5に、通信制御アダプタ14のローカル
メモリ23に格納されるプログラム及びデータ等の概念
図を示す。図示のように、受信データ格納エリア53
と、割込プログラム54と、受信制御プログラム52
と、マッピングプログラム51と、マッピングプログラ
ム制御テーブル55と、DISK退避用スタックエリア
56が設定されている。
【0028】受信データ格納エリア53は、通信制御装
置22により受信された電文等のデータが一時格納され
る。通信電文のフォーマット60は、図7に示すよう
に、ヘッダ61とユーザ設定メッセージ62とからな
り、ヘッダ61はブロードキャスト電文であることを示
すコード63、送信先サーバアドレス64、送信元サー
バアドレス65、トランザクションコード(TCD)6
6、電文長67を含んでいる。
【0029】受信制御プログラム52は、FDDI6か
ら入力される電文の受信制御の中核をなすプログラムで
あり、後述する主メモリ12の受信バッファの占有量を
監視し、受信バッファの格納エリアの確保を行ったり、
主メモリ12にデータ転送を行うようになっている。
【0030】マッピングプログラム51は、受信バッフ
ァの満杯時に、受信バッファのバックアップであるDI
SK13へ受信電文を退避格納させる転送制御を行うよ
うになっている。DISK退避用スタックエリア56
は、DISK13へのアクセス回数を低減するために、
退避電文を一旦スタックするエリアである。
【0031】マッピングプログラム制御テーブル55
は、DISK退避用スタックエリア56の管理、DIS
Kアクセス条件等を管理する制御テーブルである。この
テーブルに格納される管理データは、図8に示すよう
に、スタックエリア先頭アドレス551、次スタックエ
リアアドレス552、スタック電文長553、スタック
容量554、スタック可能電文数555、スタック可能
容量556、スタック可能時間557などを含んでい
る。図示例は、退避用スタックエリア56にスタック電
文1〜mが格納されている状態を示している。
【0032】図6に、主メモリ13に格納されるプログ
ラム及びデータ等の概念図を示す。図示のように、アプ
リケーションプログラム(APP)受信処理プログラム
31−1〜nと、各APP受信処理プログラム31−1
〜nに受信電文を引渡す際のインタフェースとなる受信
キュー32−1〜nと、受信処理プログラム33と、ト
ランザクション制御ブロック実行管理キュー34と、通
信制御アダプタ14から主バス15を介して転送されて
くる受信電文を格納する受信バッファ39と、受信バッ
ファ39の占有量等の情報を管理する受信バッファ管理
テーブル35と、DISK13内の退避電文に関する退
避情報を管理する退避エリア管理テーブル36と、マッ
ピングプログラム37と、割込処理プログラム38と、
受信バッファ格納準備エリア40と、受信バッファ格納
準備エリア管理テーブル41を含んで構成される。
【0033】受信バッファ管理テーブル35は、図9に
示すように、トランザクションごとに対応させて、TC
D−1〜nごとに設定されており、それぞれ受信バッフ
ァ総容量351と、受信バッファ占有量352が設定さ
れている。
【0034】トランザクション制御ブロック実行管理キ
ュー34は、トランザクション制御ブロックの実行管理
をFIFO形式により行なうための実行キューである。
トランザクション制御ブロック45は、図10に示すよ
うに、トランザクションコード(TCD)451と、受
信バッファ39内の電文格納エリアアドレス452と、
DISK13内の電文退避エリアアドレス453と、受
信した電文長454等の管理データから構成されてい
る。
【0035】退避エリア管理テーブル36は、DISK
13に退避させた受信電文1〜mの管理データを保有す
るもので、図11に示すように、退避エリア先頭アドレ
ス361、書き込み位置ポインタ362、退避エリア最
終アドレス363、退避電文先頭アドレス364等を含
んでいる。
【0036】割込処理プログラム38は、通信制御アダ
プタ14による受信処理終了後、通信制御アダプタ14
から主CPU11に対して行う割込通知を処理するプロ
グラムである。受信処理プログラム33は、割込処理プ
ログラム38により起動され、トランザクション制御ブ
ロックを対応する受信キュー32−1〜nに振り分けた
り、APP受信処理プログラム31−1〜nからの受信
要求に対し、受信電文を引渡す処理を行う。
【0037】マッピングプログラム37は、APP受信
処理プログラム31−1〜nの要求に係る受信電文がD
ISK13に格納されている場合、受信処理プログラム
33がその受信電文をDISK13から読み出して引き
渡す際、DISKアクセス時間のオーバヘッドを実質的
に無くすため、APP受信処理プログラム31の処理開
始前に、DISK13に格納されている電文を予め受信
バッファ39に転送する処理を実行するプログラムであ
る。
【0038】受信バッファ格納準備エリア40は、DI
SK13から受信バッファ39に転送する電文を予め準
備するエリアである。受信バッファ格納準備エリア管理
テーブル41は、受信バッファ格納準備エリアの管理情
報を格納する管理テーブルであり、図12に示すよう
に、準備エリア先頭アドレス411、準備エリア容量4
12、対象電文数413、対象電文容量414などを含
んでいる。
【0039】以下、図1,13〜16に示した各部の処
理フローチャートを参照しながら、本実施例の動作とと
もに、各部の詳細な構成を説明する。図13は、通信制
御アダプタ14の受信制御プログラム52により実行さ
れる受信制御処理フロ−を表したものである。FDDI
6から図7に示した構成の通信電文が通信制御アダプタ
14に取込まれると、通信制御装置22は受信電文を受
信デ−タ格納定エリア53に転送すると共に、割込処理
プログラム54を介してTCD66と電文長67をパラ
メ−タとして受信制御プログラム52を起動させる。
【0040】受信制御プログラム52は、通信電文のヘ
ッダ61からTCD66、電文長67などの電文属性を
読み取る(処理101)。次に、図9に示した受信バッ
ファ管理テ−ブル35を参照して、受信バッファ総容量
351と受信バッファ占有量352等の管理データを読
み込む(処理102)。この読み込んだ現在の受信バッ
ファ占有量352と受信バッファ総容量351、及び受
信電文の電文長67に基づいて、受信バッファ39に受
信電文を格納するエリアが確保可能か否かを判定する
(処理103)。確保可能であれば、受信バッファ39
に格納エリアを確保し(処理104)、受信デ−タ設定
エリア53から受信バッファ39にデ−タ転送を行ない
(処理105)、受信バッファ管理テ−ブル35の受信
バッファ占有量352の内容を更新する(処理10
6)。その後、通信電文を格納した受信バッファ39の
格納アドレスと、ヘッダ61から取得したTCD66と
電文長67を用いて、図10に示したトランザクション
制御ブロック45を作成する(処理107)。そして、
作成したトランザクション制御ブロック45をトランザ
クション制御ブロック実行管理キュー34にFIFO形
式で登録した後(処理108)、割込処理プログラム3
8を介して主CPU11に割込みを入れる(処理10
9)。これにより、トランザクションに対応したAPP
受信処理プログラムの起動が割込処理プログラム38に
より予約される。
【0041】一方、通信回線のFIFO6から取込まれ
る電文のトラフィック数が増加したり、APP受信処理
に遅延が生じると、受信バッファ39の占有量が増加
し、受信バッファ39が満杯になって、電文の格納エリ
アを確保できない状態となる場合がある。この場合の受
信処理が本実施例の特徴であり、受信バッファ39に格
納可能な空きエリアができるまで、受信電文をDISK
13等の外部記憶装置に退避させる処理を行う。すなわ
ち、処理103にて受信バッファ39の格納エリアを確
保できないと判断したとき、受信制御プログラム52
は、その受信電文をDISK13に格納すべく、ヘッダ
61から読み込んだTCD66と電文長67をパラメ−
タにマッピングプログラム51を起動して処理を終了す
る(処理110)。以下にその処理を、図1に示した処
理フローに沿って説明する。
【0042】DISK退避処理フローは図1に示すよう
に、マッピングプログラム制御テーブル55(図8)か
ら次スタックアドレス552を読み込む(処理12
1)。つまり、マッピングプログラム制御テーブル55
は、DISK13へのアクセス回数を低減するため、ス
タック時間/スタック電文数/スタック容量等のDIS
K書込み条件を満たすまで、DISK退避用スタックエ
リア56に電文を保持し、DISK書込み条件が満たさ
れたとき、一括して全スタック電文を書込む処理を行う
マッピングプログラム制御の条件を定めたテ−ブルであ
る。
【0043】マッピングプログラム51は読み出した次
スタックアドレス552に示されるDISK退避用スタ
ックエリア40に退避すべき電文を書き込む(処理12
2)。このとき、トランザクション制御ブロック45の
アドレスを付加して書込む。そして、マッピングプログ
ラム制御テーブル55のスタック電文数553、スタッ
ク容量554等の内容を更新する(処理123)。次い
で、スタック可能な電文数又は容量を超えたか否かによ
り、DISK書込み条件を満たすか判定し(処理12
4)、満たさなければ処理141を経て処理を終了す
る。
【0044】DISK書込み条件を満たしたときは、D
ISK13への書込みを行うために、退避エリア管理テ
−ブル36の書込位置ポインタ362を読み込み(処理
125)、退避用スタックエリア56に格納されている
全てのスタック電文を一括して、また制御情報を含めて
DISK13に書き込む(処理126)。そして、マッ
ピングプログラム制御テ−ブル55の次スタックアドレ
ス552、スタック電文数553、スタック容量554
を初期化する(処理127)。また、退避エリア管理テ
−ブル36の書込位置ポインタ362を更新する(処理
128)。更に、受信バッファ39への電文格納の場合
と同様に、DISK13への格納時にも、各電文ごとに
格納アドレスを付加したトランザクション制御ブロック
を作成する(処理129)。そして、作成したトランザ
クション制御ブロック45を主メモリ12のトランザク
ション制御ブロック実行管理キュー34に登録し(処理
131)、主CPU11に割込みを入れ(処理13
1)、処理終了する(処理132)。
【0045】なお、上記の説明は退避用スタックエリア
56からDISK13に転送する条件を、退避用スタッ
クエリア56に格納した電文の量がスタック電文数又は
スタック容量を超えたか否かを基準としたが、本実施例
はスタックされている時間が長くなると電文データが破
壊される場合を考慮して、スタック可能時間を設定し、
一の電文がスタックエリア56に格納されてから一定時
間経過したとき、DISK13に転送するようにしてい
る。このために、処理141で1つ目の電文を格納した
ときに監視タイマを起動させ、図1に示した処理151
から153により、タイマ監視処理を行い、1つ目の電
文をスタックした後、予め設定されたスタック可能時間
の経過を待ち、条件が満たされたときにDISK退避処
理を起動するようにしている。なお、タイマ監視は、最
初に電文がスタックされたときからの時間を監視するた
め、2電文目以降のスタック時は起動しない(処理14
1)。また、スタック電文数又はスタック容量による書
込み条件を満たしてDISK13に書込みが行われたと
きは、タイマ監視処理をストップする(処理132)。
【0046】ここで、DISK13内の退避エリアの先
頭アドレスからシ−ケンシャルに電文を格納すると(図
11)、論理的にはエリアの最終アドレスまで電文が達
することになるが、実際にはDISK13の容量は十分
に大きく、かつ次に説明するように退避エリアをサイク
リックに使用することで問題となることはない。
【0047】つまり、仮にDISK13の1スピンドル
容量(1つのスピンドルに装架された複数のディスクの
合計容量)を600MBとし、1秒間当り5KBの電文
を10電文数受信するとすると、DISK13が満杯と
なるまでの時間は、 (600×1024(KB))/(5×10(KB/秒))=3.4(HR)
となる。
【0048】ところが、実際の運用を考えた場合、DI
SK13を使用する時間のオ−ダは、せいぜい分のオ−
ダとなるから、実質的にはサイクリック使用してもデ−
タの上書きは発生せず、容量は無限と考えることができ
るのである。
【0049】次に、上述のように受信バッファ39の満
杯によりDISK13に退避格納された電文を受信バッ
ファ39に読みだす場合の処理について、図14〜16
の処理フローを用いて説明する。図14は、受信処理プ
ログラム33の処理フロ−を表したものである。割込処
理プログラム38を介して、主CPU11により受信処
理プログラムが起動されると、トランザクション制御ブ
ロック実行管理キュー34の先頭に登録されているトラ
ンザクション制御ブロック45が取り出される(処理2
01)。なお、前述したように、トランザクション制御
ブロック実行管理キュー34は、通信電文の受信の順序
性を守るためにFIFO方式により先に受信した電文の
順に登録されている。次いで、取り出したトランザクシ
ョン制御ブロック45のTCD1〜nを読み出し、1〜
nに対応する受信キュー32−1〜nを決定し、その受
信キュー32−1〜nにトランザクション制御ブロック
45を登録する(処理202)。
【0050】次に、APP受信処理プログラム31−1
〜nのいずれかから受信要求が発行されているか否かを
判断する(処理203)。受信要求がないときは処理を
終了する。受信要求があるときは、対応する受信キュー
32−1〜nの先頭に登録されているトランザクション
制御ブロック45を取出す(処理204)。そして、ト
ランザクション制御ブロック45に設定されている通信
電文の格納エリアアドレスと電文長を読出す(処理20
5)。次いで、受信要求を出したAPP受信処理プログ
ラム31−1〜nからパラメ−タとして渡されるAPP
指定の格納エリアアドレスを取込み(処理205)、受
信バッファ39に格納されている電文をAPP指定の格
納エリアアドレスに転送する(処理206)。そして、
用済みとなった受信バッファ39の該当エリアを解放し
(処理207)、バッファ管理テ−ブル35のバッファ
占有量を更新する(処理208)。更に、受信バッファ
39と同様に用済となったトランザクション制御ブロッ
ク45についても解放を行った後(処理209)、AP
P受信処理プログラムを起動する(処理210)。
【0051】このような一連のAPP受信処理におい
て、要求対象の受信電文が格納されている記憶媒体がD
ISK13であった場合、アクセス時間の増加によりA
PP受信処理に遅延が生じスル−プットが低下してしま
う。そこで、本実施例では、APP受信処理を実行する
前に、その要求にかかる電文をDISK13から受信バ
ッファ39に転送するようにしている。この転送処理
は、主メモリ12内に格納されているマッピングプログ
ラム37により行われる。
【0052】図15と16に、DISK13内の格納電
文を受信バッファ39に転送処理するマッピングプログ
ラム37の処理フローを示す。この処理の概要は、図1
2に示すように、DISK13から一旦主メモリ12内
の受信バッファ格納準備エリア40に電文を転送し、次
いで所定の受信バッファ39の格納エリアに転送するよ
うにしている。つまり、受信バッファ格納準備エリア4
0は、DISKアクセスのオ−バヘッドを無くすための
緩衝エリアであり、予めDISK13内の複数の転送対
象電文を読み込んでおき、受信バッファ39に空きが生
じたときに、同エリアから一括してバッファへ格納する
ためのエリアである。また、この受信バッファ格納準備
エリアの管理は、準備エリア管理テ−ブル41に設定さ
れた管理情報411〜414に基づいて行われる。
【0053】受信処理プログラム33はAPP受信処理
プログラム31を起動後(図14)、TCDをパラメ−
タにバッファ転送処理を起動する。まず、図16に示す
手順により、受信バッファ格納準備エリア40から受信
バッファ39に電文を格納するためのバッファ転送処理
を行う。同図において、バッファ転送処理は当該TCD
に対応する受信バッファ管理テ−ブル35の総容量と占
有容量から空き容量を算出する(処理231)。次い
で、該TCDに対応する受信バッファ格納準備エリア管
理テ−ブル41の対象電文容量414と比較して、格納
が可能か否か判定する(処理232)。この時、受信バ
ッファ39に対象電文容量414以上の空きが無いとき
は処理を終了する。
【0054】対象電文容量414以上の空きが有るとき
は、受信バッファ格納準備エリア40の先頭電文から受
信バッファ39に順次格納する(処理233)。つい
で、DISK13への格納時に各電文に制御情報として
付加したトランザクション制御ブロック45のアドレス
から、受信キュー32に既に接続済の各電文のトランザ
クション制御ブロック45を特定し、格納エリアアドレ
ス453を受信バッファ39の格納エリアアドレス45
2に変更する(処理234)。そして、受信バッファ管
理テ−ブル35のバッファ占有量を更新し(処理23
5)、受信バッファ格納準備エリア管理テ−ブル41の
対象電文数413と対象電文容量414をクリアする
(処理236)。更に、次の格納対象電文を準備すべく
TCDをパラメ−タに準備エリア転送処理を起動する
(処理237)。
【0055】図15において、準備エリア転送処理はD
ISK13内の当該TCDに対応する電文の退避エリア
から、受信バッファ39への転送対象電文を選択し、受
信バッファ格納準備エリア40に転送すべく、まず、そ
のTCDに対応する退避エリア管理テ−ブル36の退避
電文先頭アドレス364で示される先頭電文から、格納
電文順にヘッダ61の電文長を加算してゆき、受信バッ
ファ格納準備エリア40の容量を超えない範囲で最大限
の格納対象電文を特定し、同時に受信バッファ格納準備
エリア40への転送容量及び転送電文数を求める(処理
221〜224)。そして、特定した格納対象の電文を
DISK13内の退避エリアからそのTCDに対応する
受信バッファ格納準備エリア40に一括して転送し(処
理225)、退避エリア管理テーブル36の退避電文先
頭アドレス364を転送容量分加算する(処理22
6)。次いで、受信バッファ格納準備エリア管理テ−ブ
ル41の格納対象電文数413と格納対象電文容量41
4を各々上記で求めた値に更新する(処理227)。
【0056】このように、マッピングプログラム37の
DISK13から受信バッファ39への格納処理を、
(1)DISK13から受信バッファ格納準備エリア4
0への転送と(2)受信バッファ格納準備エリア40か
ら受信バッファ39への転送の2つに多重化している。
これにより、上記(2)の処理は半導体メモリへのアク
セスのみになるので、(1)のDISKへのアクセス処
理時間を考えると無視できる程に小さい。
【0057】そこで、{(1)の処理時間}<{(2)
にて格納した全電文をAPP受信処理が処理する時間} の条件が成立するように、(2)の受信バッファ格納準
備エリア40の容量をチュ−ニングすることにより、A
PP受信処理プログラム31の受信処理時間に、DIS
Kアクセス時のオ−バヘッド時間が隠れるかたちとな
る。その結果、DISKアクセス時のオ−バヘッド時間
を実質的に無くすることができるのである。
【0058】例えば、最大電文長5KBのあるTCD−
nの受信を行うAPP受信処理プログラム31−nが、
1つの電文を処理するのに要する最小時間を10m秒と
し、上記(1)の最大処理時間を100m秒とすると、
上記(2)の処理は半導体メモリアクセスのみであるか
ら、(1)の処理時間を考えると無視しても良いと仮定
できる。したがって、DISKアクセス時のオ−バヘッ
ド時間を無くすためには、10電文を格納できる受信バ
ッファ格納準備エリア40は50KB分を用意すればよ
いことになる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外部記憶装置に退避格納させるにあたって、例えば通信
制御アダプタのローカルメモリ(半導体メモリ)に設定
されたスタックエリアを中継するようにしていることか
ら、直接外部記憶装置に退避させる場合に比べて、退避
処理に係る処理を実質的に高速化できる。すなわち、ブ
ロードキャスト通信のように次から次に受信される電文
を外部記憶装置に直接退避させることは困難であるが、
スタックエリアのアクセス時間は外部記憶装置に比べて
桁違いに小さいから、スタックエリアがアクセス時間の
緩衝エリアとして作用し、外部記憶装置に退避させるア
クセス時間が実質的に短縮される。
【0060】また、スタックエリアに一の電文を格納し
てから一定時間経過したとき、その格納電文を外部記憶
装置に転送するようにした場合は、スタックエリアに長
い時間格納することに伴う電文データ破壊の影響を排除
できる。
【0061】また、外部記憶装置に退避させる処理は通
信制御アダプタのサブCPUにより行わせるようにした
ことから、主CPUでは受信トラフィック量の増加に伴
う負荷の増加がなく、アプリケーションプログラム(A
PP)受信処理等の情報処理を安定して行うことがで
き、トランザクション処理を含めた各種情報処理のスル
ープットを向上できる。
【0062】また、ディスク(DISK)等の外部記憶装
置のアクセスに、仮想記憶概念を用いたマッピングプロ
グラムを用いるようにすれば、受信バッファメモリ、ス
タックエリア、DISK等のメモリデバイスの物理アド
レスにとらわれることなく、高速なアクセスが実現で
き、トランザクション処理全体で高いスループットを実
現できる。
【0063】また、外部記憶装置に格納された電文を受
信バッファメモリに転送する際に、その電文を半導体メ
モリに設けられた転送準備エリアに一旦格納し、その後
受信バッファメモリに空きができたときに、転送準備エ
リアから受信バッファメモリにその電文を転送するよう
にしたものによれば、外部記憶装置から受信バッファメ
モリに退避電文を格納する際に、当該退避電文を必要と
するアプリケーションプログラム等の情報処理プログラ
ムが起動する前に、外部記憶装置から転送準備エリアに
一旦格納するようにすることができ、その情報処理プロ
グラムが起動する際には退避電文が受信バッファに格納
されていることから、実質的にアクセス時間を短縮でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のDISK退避処理にかかる
マッピングプログラム52の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図2】本発明のブロードキャスト通信制御装置が適用
された一実施例の分散型情報処理システムの全体構成図
である。
【図3】図2のサーバの全体構成を示す図である。
【図4】図3の通信制御アダプタの全体構成を示す図で
ある。
【図5】通信制御アダプタのローカルメモリに格納され
るプログラム及びデータの概念構成を示す図である。
【図6】サーバの主メモリに格納されるプログラム及び
データの概念構成を示す図である。
【図7】ブロードキャスト通信電文の一例の電文フォー
マットを示す図である。
【図8】マッピングプログラム制御テーブルの構成と、
退避用スタックエリアとの関係を説明する図である。
【図9】受信バッファ管理テーブルの構成の一例を示す
図である。
【図10】トランザクション制御ブロックの構成と、電
文フォーマット、受信バッファ、及びDISK内電文退
避エリアとの関係を説明する図である。
【図11】退避エリア管理テーブルの構成と、DISK
内電文退避エリアとの関係を説明する図である。
【図12】受信バッファ格納準備エリアと準備エリア管
理テーブルの構成と、DISKから受信バッファへの電
文転送処理を説明する図である。
【図13】通信制御アダプタの受信制御プログラムの処
理手順を示すフローチャートである。
【図14】サーバの受信処理プログラムの処理手順を示
すフローチャートである。
【図15】DISKから受信バッファ格納準備エリアへ
の電文転送処理の動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図16】受信バッファ格納準備エリアから受信バッフ
ァへの電文格納処理の動作手順を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1〜3 サーバ 4,5 ローカルエリアネットワーク 6 FDDI 11 主CPU 12 主メモリ 13 DISK 14 通信制御アダプタ 15 主バス 21 サブCPU 22 通信制御装置 23 ローカルメモリ 24 ローカルバス 25 バスインターフェイス装置 33 受信処理プログラム 34 トランザクション制御ブロック実行管理キュー 35 受信バッファ管理テーブル 36 退避エリア管理テーブル 37 マッピングプログラム 39 受信バッファ 40 受信バッファ格納準備エリア 41 受信バッファ格納準備エリア管理テーブル 51 マッピングプログラム 52 受信制御プログラム 55 マッピングプログラム制御テーブル 56 DISK退避用スタックエリア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線に接続された一の情報処理装置
    が、当該通信回線を介して他の複数の情報処理装置から
    ブロードキャスト通信により伝送されてくる電文を受信
    した際に、当該電文を格納する受信バッファメモリの格
    納容量に空きがあるか否かを確認し、空きがあるときは
    そのまま当該電文を前記受信バッファメモリに格納し、
    空きがないときは半導体メモリに設定されたスタックエ
    リアに当該電文を一旦格納した後、当該電文を前記スタ
    ックエリアから非半導体メモリからなる外部記憶装置に
    転送し、その後前記受信バッファメモリに空きができた
    ときに、前記外部記憶装置から前記受信バッファメモリ
    に当該電文を転送することを特徴とするブロードキャス
    ト通信の受信制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のブロードキャスト通信
    の受信制御方法において、前記スタックエリアの格納電
    文が一定量を超えたとき、又は一の電文を格納してから
    一定時間経過したとき、前記スタックエリアの格納電文
    を前記外部記憶装置に転送することを特徴とするブロー
    ドキャスト通信の受信制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のブロードキャスト通信
    の受信制御方法において、前記外部記憶装置に格納され
    た電文を前記受信バッファメモリに転送する際に、当該
    電文を半導体メモリに設けられた転送準備エリアに一旦
    格納し、その後前記受信バッファメモリに空きができた
    ときに、前記転送準備エリアから前記受信バッファメモ
    リに当該電文を転送することを特徴とするブロードキャ
    スト通信の受信制御方法。
  4. 【請求項4】 主CPUと主メモリと外部記憶装置とを
    主バスを介して接続し、前記主バスを通信制御アダプタ
    を介して通信回線に接続して情報処理装置を形成し、前
    記通信制御アダプタを、サブCPUとローカルメモリと
    をローカルバスを介して接続し、該ローカルバスをバス
    インターフェイス装置を介して前記主バスに接続すると
    ともに通信制御装置を介して前記通信回線に接続して形
    成し、前記主メモリに受信バッファを設定するとともに
    前記ローカルメモリにスタックエリアを設け、前記サブ
    CPUは前記通信制御装置を介して前記通信回線からブ
    ロードキャスト通信による電文を受信したとき、前記ロ
    ーカルメモリに格納されたプログラムに従って、前記受
    信バッファに当該電文を格納する空きがあるか否かを確
    認し、空きがあるときはそのまま当該電文を前記受信バ
    ッファに転送格納し、空きがないときは前記スタックエ
    リアに当該電文を一旦格納した後、当該電文を前記スタ
    ックエリアから前記外部記憶装置に転送し、その後前記
    受信バッファに空きができたときに、前記外部記憶装置
    から前記受信バッファに当該電文を転送することを特徴
    とするブロードキャスト通信制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のブロードキャスト通信
    制御装置において、前記スタックエリアの格納電文が一
    定量を超えたとき、又は一の電文を格納してから一定時
    間経過したとき、前記スタックエリアの格納電文を前記
    外部記憶装置に転送することを特徴とするブロードキャ
    スト通信制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のブロードキャスト通信
    制御装置において、前記主メモリに転送準備エリアを設
    定し、前記外部記憶装置に格納された電文を前記受信バ
    ッファに転送する際に、当該電文を前記転送準備エリア
    に一旦格納し、その後前記受信バッファに空きができた
    ときに、前記転送準備エリアから前記受信バッファに当
    該電文を転送することを特徴とするブロードキャスト通
    信制御装置。
JP6195055A 1994-08-19 1994-08-19 ブロードキャスト通信の受信制御方法及びブロードキャスト通信制御装置 Pending JPH0865309A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010218112A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Nec System Technologies Ltd キュー管理システム及び方法
JP2015020450A (ja) * 2013-07-16 2015-02-02 ダイハツ工業株式会社 車両用制御装置

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JP2010218112A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Nec System Technologies Ltd キュー管理システム及び方法
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