JP2015019910A - 調理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】調理容器の昇降機能を備え、かつ作業性に優れる調理器を提供する。【解決手段】調理室31aを有する炊飯器本体30と、前記調理室31aを開閉する開閉扉33a、33cであって、かつ扉裏面34が炊飯釜の載置面とされた開閉扉33a、33cと、前記扉裏面34に前記炊飯釜を載せた状態から前記開閉扉33a、33cを昇降させることにより、前記調理釜を、前記調理室に対応した高さ位置と、受け渡し作業を行う高さ位置との間で昇降させる第1リフタ50a、第2リフタ50cを備える。立体炊飯器20は、炊飯釜の昇降台に開閉扉33a、33cを使用する。開閉扉33a、33cであれば、未使用時は閉じておけば、作業者の邪魔にならない。【選択図】図11

Description

本発明は、調理容器を昇降させる機能を備えた調理装置に関する。
下記特許文献1には、釜を昇降する釜昇降機構を備えた立体炊飯装置が記載されている。このものは、釜の上げ下げを手作業で行う必要がないことから、作業者の作業負担が大幅に軽減されている。
特開2011−92493公報
しかしながら、特許文献1の装置は、釜載置台が立体炊飯器とは別体として設けられている。釜載置台は立体炊飯器の前側に飛び出しているため、作業者の邪魔になる。従って、未使用時は邪魔にならないように、釜載置台を、立体炊飯器上方に格納する必要があり、作業性が悪いという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、調理容器の昇降機能を備え、かつ作業性に優れる調理器を提供することを目的とする。
本発明は、調理室を有する調理装置本体と、前記調理室を開閉する開閉扉であって、かつ扉裏面が調理容器の載置面とされた開閉扉と、前記扉裏面に前記調理容器を載せた状態から前記開閉扉を昇降させることにより、前記調理容器を、前記調理室に対応した高さ位置と、受け渡し作業を行う高さ位置との間で昇降させる昇降装置とを備える。尚、「受け渡し作業」とは、作業台車等の運搬手段との間で、調理容器を受け渡す(載せ替える)作業を意味する。
本発明の調理装置は、調理容器の昇降台に開閉扉を使用する。開閉扉であれば、未使用時は閉じておけば、作業者の邪魔にならない。従って、載置台が立体炊飯器とは別体として設けられた従来タイプのように、リフト使用後に、釜載置台を立体炊飯器上方に格納する作業を行う必要がないので、作業性が大幅によい。
この発明の実施態様として、以下の構成が好ましい。
・前記昇降装置は、回転軸を中心とする回転動作により、前記開閉扉を昇降させる昇降リンクと、前記昇降リンクを、前記回転軸を中心に回転させる駆動部とを備える。この構成では、開閉扉の昇降を、昇降リンクを使用して行う。昇降リンク式の昇降装置であれば、構造が比較的単純で、耐久性もよい。
・前記開閉扉を支持する支持端が前記調理室側に向くように、前記昇降リンクの重量バランスをとるウエイトと、前記開閉扉が前記調理室に対応した高さ位置に位置決めされるように、前記昇降リンクを停止位置にて回転止めする回転ストッパとを備える。この構成では、開閉扉を、機械的な構造(回転ストッパ、ウエイト)により、位置決めできる。
・前記駆動部は、初期位置を基準として上下移動することによって、前記昇降リンクの一部を上方に押す又は、下方に押し下げることにより、前記昇降リンクを、前記回転軸を中心に回転させる可動体と、前記可動体を上下移動させる移動機構とを備え、前記初期位置にて前記可動体が前記昇降リンクから離間することにより、前記回転ストッパにより回転止めされた前記昇降リンクから前記駆動部が切り離される構造である。この構成では、初期位置にて可動体が昇降リンクから離間する構造となっている。そのため、可動体が初期位置からずれて停止しても、その影響が、昇降リンクや開閉扉に対して及ぶことがない。
・前記調理室は、前記調理容器の受け渡し作業を行う高さ位置よりも高い位置にある上段側調理室と、前記調理容器の受け渡し作業を行う高さ位置よりも低い位置にある下段側調理室との2室を含み、前記開閉扉は、前記上段側調理室を開閉する上段側開閉扉と、前記下段側調理室を開閉する下段側開閉扉とを含み、前記昇降装置は、前記上段側開閉扉を昇降させる上段側昇降リンクを有する上段側昇降装置と、前記下段側開閉扉を昇降させる下段側昇降リンクを有する下段側昇降装置とを含み、前記上段側昇降リンクと下段側昇降リンクは上下に配置され、前記可動体の初期位置は、前記2つの昇降リンクの中間位置に設定され、前記可動体の前記初期位置を基準した上方への移動に伴って、前記可動体が前記上段側昇降リンクの一部を押し上げることによって、前記上段側昇降リンクが回転して、前記上段側開閉扉を前記上段側調理室に対応する上段位置から下降させ、前記可動体の前記初期位置を基準した下方への移動に伴って、前記可動体が前記上段側昇降リンクの一部を押し下げることによって、前記下段側昇降リンクが回転して、前記下段側開閉扉を前記下段側調理室に対応する下段位置から上昇させる構成である。この構成では、2つの昇降リンクで駆動部(可動体や移動機構)を共用する。そのため、昇降リンクのそれぞれに専用の駆動部を設ける場合に比べて、部品点数が少なく、コストメリットがある。
本発明によれば、作業者の負担を軽減できる。
本発明の実施形態1に係る立体炊飯器の斜視図 側面を切欠いた立体炊飯器の斜視図 第1リフタ、第2リフタの構造を示す側面図 開閉扉の取り付け構造を示す図 立体炊飯器の正面図(昇降リンク等の配置を示す) 立体炊飯器の正面図(昇降リンク等の配置を示す) 図3中のA部を拡大した図(可動プレートとローラの関係) 側面を切欠いた立体炊飯器の斜視図(開閉扉33aを開けた状態を示す) 側面を切欠いた立体炊飯器の斜視図(開閉扉33aを中段位置に下げた状態を示す) 側面を切欠いた立体炊飯器の斜視図(開閉扉33aに炊飯釜を載せた状態を示す) 側面を切欠いた立体炊飯器の斜視図(炊飯釜を載せた開閉扉33aを上段位置に上げた状態を示す) 側面を切欠いた立体炊飯器の斜視図(炊飯釜を加熱室31aに収容した状態を示す) 側面を切欠いた立体炊飯器の斜視図(開閉扉33cを開けた状態を示す) 側面を切欠いた立体炊飯器の斜視図(開閉扉33cを中段位置に上げた状態を示す) 側面を切欠いた立体炊飯器の斜視図(開閉扉33cに炊飯釜を載せた状態を示す) 側面を切欠いた立体炊飯器の斜視図(炊飯釜を載せた開閉扉33cを下段位置に下げた状態を示す) 側面を切欠いた立体炊飯器の斜視図(炊飯釜を加熱室31cに収容した状態を示す) 第1リフタ、第2リフタの構造を示す側面図(開閉扉33aを開けた状態を示す) 第1リフタ、第2リフタの構造を示す側面図(開閉扉33aを中段位置に下げた状態を示す) 第1リフタ、第2リフタの構造を示す側面図(作業台車から開閉扉33aに炊飯釜を載せ替えた状態を示す) 第1リフタ、第2リフタの構造を示す側面図(炊飯釜を載せた開閉扉33aを上段位置に上げた状態を示す) 第1リフタ、第2リフタの構造を示す側面図(炊飯釜を加熱室31aに収容した状態を示す) 第1リフタ、第2リフタの構造を示す側面図(開閉扉33aを閉じた状態を示す) 第1リフタ、第2リフタの構造を示す側面図(開閉扉33cを開けた状態を示す) 第1リフタ、第2リフタの構造を示す側面図(開閉扉33cを中段位置に上げた状態を示す) 第1リフタ、第2リフタの構造を示す側面図(作業台車から開閉扉33cに炊飯釜を載せ替えた状態を示す) 第1リフタ、第2リフタの構造を示す側面図(炊飯釜を載せた開閉扉33cを下段位置に下げた状態を示す) 第1リフタ、第2リフタの構造を示す側面図(炊飯釜を加熱室31cに収容した状態を示す) 第1リフタ、第2リフタの構造を示す側面図(開閉扉33cを閉じた状態を示す) 実施形態2において、第1リフタ、第2リフタの構造を示す側面図(作業台車から開閉扉33aに炊飯釜を載せ替えた状態を示す) 実施形態2において、第1リフタ、第2リフタの構造を示す側面図(炊飯釜を載せた開閉扉33aを上段位置に上げた状態を示す)
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図29によって説明する。
1.立体炊飯器20の構成
立体炊飯器(本発明の「調理装置」に相当)20は、図1に示すように、上下に長いボックス型の炊飯器本体(本発明の「調理装置本体」に相当)30に対して、3つの加熱室(本発明の「調理室」に相当)31a〜31cを縦方向に配置した構成となっている。そして、炊飯器本体30の正面右側には操作パネルPが設けられていて、加熱時間や温度などの条件を入力できる構成となっている。
各加熱室31a〜31cの正面には開閉扉33a〜33cが設けられている。各開閉扉33は、扉上部に設けられた取っ手38を手前下方向に引くことで下開きするようになっており、各加熱室31a〜31cに対して炊飯釜(本発明の「調理容器」に相当)200を正面側から出し入れする構成となっている。尚、各図中、必要に応じて、一部の取っ手38を省略している。また、上段の加熱室31aが本発明の「上段側調理室」に相当し、下段の加熱室31cが本発明の「下段側調理室」に相当する。また、上段の加熱室31aを開閉する開閉扉33aが本発明の「上段側開閉扉」に相当し、下段の加熱室31cを開閉する開閉扉33cが本発明の「下段側開閉扉」に相当する。
そして、立体炊飯器20は、第1リフタ(本発明の「上段側昇降装置」に相当)50aと、第2リフタ(本発明の「下段側昇降装置」に相当)50cと、を備える。第1リフタ50aは、上段の加熱室31aを開閉する開閉扉33aを、炊飯釜200を昇降させる昇降台として使用したリフタであり、裏面34上に炊飯釜200を載せた状態から開閉扉33aを昇降させることで、炊飯釜200を、上段の加熱室31aに対応する上段位置(図11、図21参照)と、中段の加熱室31bに対応する中段位置(図10、図20参照)との間で昇降する。
また、第2リフタ50cは、下段の加熱室31cを開閉する開閉扉33cを、炊飯釜200を昇降させる昇降台として使用したリフタであり、裏面34上に炊飯釜200を載せた状態から、開閉扉33cを昇降させることで、炊飯釜200を、下段の加熱室31cに対応する下段位置(図16、図27参照)と、中段の加熱室31bに対応する中段位置(図15、図26参照)との間で昇降する。
尚、中段位置(本発明の「受け渡し作業を行う高さ位置」に相当)では、図20や図26に示すように、開閉扉33aや開閉扉33cの裏面34の高さが、作業台車210の台板220と概ね同じ高さとなり、両間で炊飯釜200を載せ替える受け渡し作業を行うことが可能となる。また、上段位置や下段位置が本発明の「調理室に対応した高さ位置」に相当する。
第1リフタ50aは、支持部材60と、昇降リンク(本発明の「上段側昇降リンク」に相当)51aと、従動リンク53aと、駆動部70とを備える。
具体的に説明すると、図2に示すように、炊飯器本体30の左右両側には支持フレーム45が取り付けられている。図2中には、炊飯器本体30の手前側の側面側に取り付けられた支持フレーム45のみ示してあるが、奥側の側面にも、手前側と同様に支持フレーム45が取り付けられている。
昇降リンク51aと従動リンク53aは組になっており、左右の支持フレーム45の内面壁に対して左右一対取り付けられている。図2に示すように、昇降リンク51aと従動リンク53aは上下に並んでおり、昇降リンク51aは回転軸H1aを中心として回転し、従動リンク53aは回転軸H3aを中心に回転する。図2に示すように、昇降リンク51aと従動リンク53aのリンク先端は、炊飯器本体30の前面壁から前側に突出しており、支持部材60の両側に設けられた取付壁63に対して軸止されている。
支持部材60は、立体炊飯器20の幅方向(X方向)に長い形状をしている。支持部材60はヒンジ軸65を介して開閉扉33aを回転可能に支持している。開閉扉33aは、ヒンジ軸65を中心に約90°回転できるようになっており、図4に示すように、直立位置と水平位置との間で変位可能である。そして、開閉扉33aの裏面34は、フラットな載置面となっており、開閉扉33aを開いて水平位置に倒すと、裏面34上に炊飯釜200を載置することが出来る。尚、支持部材60には、水平位置にて開閉扉33aを回転止めするストッパ(図略)が設けられており、裏面34上に炊飯釜200を載せても、水平位置を保持する構造となっている。
昇降リンク51a、従動リンク53a、取付壁63、支持フレーム45は、4節の平行リンクを構成しており、回転軸H1aを中心に昇降リンク51aを回転させると、支持部材60が姿勢を保って昇降し、開閉扉33aを、図18に示す上段位置と、図19に示す中段位置との間で昇降させる構成となっている。
また、開閉扉33aは上段の加熱室31aに対応しており、ニューラルポジションは、図18に示す上段位置である。第1リフタ50aでは、機械的な位置決め構造によって、開閉扉33aをニューラルポジションである上段位置に位置決めする構成となっている。
具体的に説明すると、昇降リンク51aは、開閉扉33aが取り付けられた先端側の方が重く、フリーな状態では、先端が下を向くように回転(傾動)する。そのため、第1リフタ50aでは、昇降リンク51aが、先端を上に向くように、昇降リンク51aの重量バランスをとるウエイトWを設けている。
ウエイトWの取り付け構造について説明すると、図5、図9に示すように、左右の昇降リンク51aには、後端同士を連結して、後端プレート55が取り付けられている。ウエイトWは、後端プレート55に対して左右一対取り付けられている。ウエイトWは、リンク後部が重くなるように重量設定されていることから、昇降リンク51aは、先端が上を向く姿勢にバランスする。
そして、支持部材60は、昇降リンク51aの回転ストッパを兼用していて、昇降リンク51aが、図18に示す上昇位置まで回転すると、支持部材60が炊飯器本体30の前面壁に突き当たることにより、昇降リンク51aをそれ以上回転させない構成となっている。すなわち、支持部材60が前面壁に突き当たって昇降リンク51aの回転を拘束することで、開閉扉33aをニュートラルポジションである上段位置に位置決めする構成となっている。
尚、上記により、本発明の「前記開閉扉を支持する支持端が前記調理室側に向くように、前記昇降リンクの重量バランスをとるウエイトと、前記開閉扉が前記調理室に対応した高さ位置に位置決めされるように、前記昇降リンクを停止位置(実施形態では上昇位置)にて回転止めする回転ストッパ(実施形態では、支持部材60)とを備える構成である」が実現されている。
また、図6、図9に示すように、昇降リンク51aには、中間プレート56が取り付けられている。尚、図5、図6はいずれも立体炊飯器を正面側から見た図であるが、ウエイトWの配置構造や中間プレート56の配置をわかり易くするため、図5中では中間プレート56を省略し、図6中では、後端プレート55やウエイトWを省略してある。
中間プレート56は後端プレート55の前側(回転軸H1aよりも後側)にあって、後端プレート55と同様、左右の昇降リンク51aを連結している。そして、中間プレート56のうち、幅方向の中央寄りの2か所には、ブラケット57を介してローラ58aが取り付けられている。このローラ58aは、次に説明する駆動部70の可動プレート71の相手となるものである。
駆動部70は、昇降リンク51aを、回転軸H1aを中心に回転させる機能を果たすものであり、図3、図7に示すように、可動プレート(本発明の「可動体」に相当)71と、可動プレート71を上下方向に移動させる移動機構73と、モータ77とを備える。移動機構73はボール螺子軸74とボールナット75から構成されている。そして、可動プレート71はボールナット75に取り付けられており、モータ77の動力によって、ボール螺子軸74を回転させると、ボールナット75がボール螺子軸74に沿って上下方向に移動することで、可動プレート71を上下移動させる構成となっている。
駆動部70を構成する移動機構73、可動プレート71、モータ77は、図5、図6に示すように、炊飯器本体30の中央後部側に配置されている。そして、図7に示す初期位置では、可動プレート71が昇降リンク51aのローラ58aの下側に位置する。そのため、駆動部70を駆動させて可動プレート71を、初期位置から上昇させると、可動プレート71がローラ58aを介して、昇降リンク51aの後部側を上向きに押し上げる。これにより、昇降リンク51aが回転軸H1aを中心に回転(先端を下げる向きに回転)すると共に、従動リンク53aが回転軸H3aを中心に回転することから、開閉扉33aを、図18に示す上段位置から、図19に示す中段位置へ変位させる構成となっている。
第2リフタ50cの基本構造は、第1リフタ50aの基本構造は同じであり4節の平行リンクを利用して、開閉扉33cを、図24に示す下段位置と、図25に示す中段位置との間で変位させるものである。具体的に説明すると、図2、図3に示すように、第2リフタ50cは、第1リフタ50aと同様に、昇降リンク(本発明の「下段側昇降リンク」に相当)51cと、従動リンク53cを備える。これら昇降リンク51cと従動リンク53cは、第1リフタ50a側のリンクと同様、支持フレーム45の内面壁の取り付けられており、昇降リンク51cは回転軸H1cを中心として回転し、従動リンク53cは回転軸H3cを中心に回転する。尚、リンクの配置は、第2リフタ50c側のリンク51c、53cが下にあり、第1リフタ50a側のリンク51a、53cが上にある。
図2、図3に示すように、昇降リンク51cと従動リンク53cのリンク先端は、炊飯器本体30の前面壁から前側に突出しており、支持部材60の両側に設けられた取付壁63に対して軸止されている。
昇降リンク51c、従動リンク53c、取付壁63、支持フレーム45は、4節の平行リンクを構成しており、回転軸H1cを中心に昇降リンク51cを回転させると、支持部材60が姿勢を保って昇降し、開閉扉33cを、図24に示す下段位置と、図25に示す中段位置との間で変位させる構成となっている。尚、開閉扉33cは、開閉扉33cと同様、ヒンジ軸65を中心に約90°回転できるようになっており、図4に示すように、直立位置と水平位置との間で変位可能である。開閉扉33aの裏面34は、フラットな載置面となっており、開閉扉33aを開いて水平位置に倒すと、裏面34上に炊飯釜200を載置することが出来る。
また、開閉扉33cは下段の加熱室31cに対応しておりニューラルポジションは、図24に示す下段位置である。第2リフタ50cでは、機械的な位置決め構造によって、開閉扉33cをニューラルポジションである下段位置に位置決めする構成となっている。
具体的に説明すると、昇降リンク51cは、開閉扉33cが取り付けられた先端側の方が重く、フリーな状態では、先端が下を向くように回転(傾動)する。そして、第1リフタ50a側と同様、支持部材60が、昇降リンク51cの回転ストッパを兼用していて、昇降リンク51cが、図24に示す下降位置まで回転すると、支持部材60が炊飯器本体30の前面壁に突き当たって、昇降リンク51cをそれ以上回転させない構成となっている。すなわち、支持部材60が前面壁に突き当たって昇降リンク51cの回転を拘束することで、開閉扉33cをニュートラルポジションである下段位置に位置決めする構成となっている。
また、第2リフタ50c側の昇降リンク51cにも、第1リフタ50a側の昇降リンク51aと同様に、左右の昇降リンク51cを連結するようにして、中間プレート56が取り付けられている。そして、中間プレート56のうち、幅方向の中央寄りの2か所には、ブラケッ57トを介してローラ58cが取り付けられている。
図7に示すように、第2リフタ50c側のローラ58cは、初期位置に停止する可動プレート71の下側に位置する。そのため、駆動部70を駆動させて可動プレート71を、初期位置から下降させると、可動プレート71がローラ58cを介して、昇降リンク51cの後部側を下向きに押し下げる。これにより、昇降リンク51cが回転軸H1cを中心に回転(先端を上げる向きに回転)すると共に、従動リンク53cが回転軸H3cを中心に回転することから、開閉扉33cを、図24に示す下段位置から図25に示す中段位置へ変位させる構成となっている。
すなわち、立体炊飯器20は、可動プレート71の初期位置を、2つの昇降リンク51a、51cの中間位置に設定することにより、第1リフタ50aと第2リフタ50cは駆動部70を共用しており、可動プレート71を初期位置から上昇させると、第1リフタ50aが作動して、開閉扉33aをニュートルポジションである上段位置から中段位置に下降させることが出来る。また、可動プレート71を初期位置から下降させると、第2リフタ50cが作動して、開閉扉33cをニュートルポジションである下段位置から中段位置に上昇させることが出来る。
また、本実施形態では、開閉扉33a、33cを機械的な構造を利用してニュートラルで位置決めすることから以下のメリットがある。
開閉扉33aや開閉扉33cをニュートラルポジションに位置決めする方法には、機械的な構造を利用する方法以外に、駆動部70を使用する方法がある。すなわち、駆動部70の可動プレート71を利用して、昇降リンク51aや昇降リンク51cの位置を規制することで、開閉扉33aをニュートラルポジションである上段位置や、開閉扉33cをニュートラルポジションである下降位置に位置規制する方法がある。しかし、可動プレート71を使用して位置決めする場合、可動プレート71の停止位置に誤差があると、開閉扉33a、33cの停止位置がニュートラルポジションからずれてしまう。
そのため、開閉扉33a、33cをニュートラルポジションに正確に停止させるには、可動プレート71の停止位置を高精度に制御する必要がある。この点、本実施形態では、上記したように、機械的な構造を利用して、開閉扉33a、33cをニュートラルポジションに位置決めするので、駆動部70の制御を比較的ラフにできるというメリットがある。
また、図7に示すように、可動プレート71の初期位置は、第1リフタ50a側のローラ58aとの間と、第2リフタ50c側のローラ58cとの間にそれぞれ隙間を保有する設定としてある。すなわち、初期位置にて可動プレート71が、各昇降リンク51a、51cのローラ58a、58cから離間することにより、回転止めされた昇降リンク51a、51cから、駆動部70が切り離される構造となっている。
このような構造にすることで、可動プレート71の初期位置が多少ばらついたとしても、可動プレート71が、各リフタ50a、50cのローラ58a、58cに干渉せず、開閉扉33a、33cの停止位置に影響を及ぼさない。すなわち、開閉扉33a、33cがニュートラルポジションから位置ずれしない構造となっている。
2.上段の加熱室31aを使用して調理(炊飯)を行う際の作業手順を説明する。
(a)作業台車210上の炊飯釜200を上段の加熱室31aに移す作業手順
尚、作業前の状態において、図3に示すように、開閉扉33aは上段位置、開閉扉33bは中段位置、開閉扉33cは下段位置にあって、対応する加熱室31a、31b、31cをそれぞれ閉じている状態にあるものとする。また、第1リフト50a側の昇降リンク51aは上昇位置にあり、第2リフト50c側の昇降リンク51cは下降位置にある。そして、駆動部70の可動プレート71は、図3、図7に示す初期位置にあり、第1リフト50a側のローラ58aとの間、第2リフト50c側のローラ58cとの間には、いずれも隙間がある。
さて、炊飯釜(洗米されたお米を収容した炊飯釜)200を、作業台車210から上段の加熱室31aに移すには、まず、上段位置にある開閉扉33aを手で開いて、開閉扉33aを直立位置から水平位置に変位させる(図8、図18参照)。その後、前面壁に設けられた操作パネルPを操作して駆動部70を作動させる。
駆動部70の作動により、可動プレート71が初期位置から上昇してゆく。すると、上昇する可動プレート71が、昇降リンク51aのローラ58aを下から押し上げる。そのため、昇降リンク51aが回転軸H1aを中心として、図19に示すR方向に回転することから、開閉扉33aは下降する。そして、開閉扉33aが中段位置まで下降したら(図9、図19参照)、駆動部70を一旦停止した後、作業台車210から開閉扉33aに炊飯釜200を載せ替える作業を行う(図10、図20)。
その後、駆動部70を再び作動させて、今度は、可動プレート71を下降させる。すると、昇降リンク51aがウエイトWの作用により、回転軸H1aを中心として、図21に示すR方向に回転する。そのため、開閉扉33aは上昇する。そして、開閉扉33aが、図11、図21に示す上段位置まで移動すると、支持部材60が炊飯器本体30の前面壁に突き当たることにより、昇降リンク51aの回転は拘束され、開閉扉33aは上段位置にて位置決めされる。そして、昇降リンク51aの回転拘束後、可動プレート71が初期位置まで移動したところで、駆動部70を停止させる。
図11、図21に示すように、開閉扉33aを上段位置に移動させた状態では、開閉扉33a上の炊飯釜200は上段の加熱室31aの入口に臨んだ状態になる。そのため、側面を押すことで、図12、図22に示すように炊飯釜200を加熱室31aの内部に押し込める。その後、開閉扉33aを閉止する(図23参照)。
以上により、立体炊飯器20の加熱室31aに、炊飯釜200が収まった状態になるので、あとは、立体炊飯器20を作動させて炊飯を開始する。すなわち、加熱室31aにて加熱処理が開始される。これにより、炊飯釜200は加熱され、炊飯釜200内にて、お米が炊き上がる。
(b)上段の加熱室31aから作業台車210に炊飯済みの炊飯釜200を移す作業手順
まず、取っ手38をつかんで、加熱室31aの開閉扉33aを開放して水平位置に変位させる。その後、加熱室31aから炊飯釜200を手で引き出して、開閉扉33a上に移動させる。次に、前面壁に設けられた操作パネルPを操作して駆動部70を作動させる。
駆動部70の作動により、可動プレート71が初期位置から上昇してゆく。すると、上昇する可動プレート71が、昇降リンク51aのローラ58aを下から押し上げる。そのため、昇降リンク51aが回転軸H1aを中心として、図19に示すR方向に回転することから、開閉扉33aは下降する。そして、開閉扉33aが中段位置まで下降したら、駆動部70を停止させる。その後、側面を押して、開閉扉33a上の炊飯釜200を作業台車210側に移動させることで、炊飯済みの炊飯釜200を作動台車210上に載せ替えることが出来る。
3.下段の加熱室を使用して調理(炊飯)を行う際の作業手順を説明する。
(a)作業台車210上の炊飯釜200を下段の加熱室に移す作業手順
尚、作業前の状態において、図3に示すように、開閉扉33aは上段位置、開閉扉33bは中段位置、開閉扉33cは下段位置にあって、対応する加熱室31a、31b、31cをそれぞれ閉じている状態にあるものとする。また、第1リフト50a側の昇降リンク51aは上昇位置にあり、第2リフト50c側の昇降リンク51cは下降位置にある。そして、駆動部70の可動プレート71は、図3、図7に示す初期位置にあり、第1リフト50a側のローラ58aとの間、第2リフト50c側のローラ58cとの間には、いずれも隙間がある。
さて、炊飯釜(洗米されたお米を収容した炊飯釜)200を、作業台車210から下段の加熱室31cに移すには、まず、下段位置にある開閉扉33cを手で開いて、開閉扉33cを直立位置から水平位置(図13、図24参照)に変位させる。その後、前面壁に設けられた操作パネルPを操作して駆動部70を作動させる。
駆動部70の作動により、可動プレート71が初期位置から下降してゆく。すると、下降する可動プレート71が、昇降リンク51cのローラ58cを上から押し下げる。そのため、昇降リンク51cが回転軸H1cを中心として、図25に示すR方向に回転することから、開閉扉33cは上昇する。そして、開閉扉33cが中段位置まで上昇したら(図14、図25参照)、駆動部70を一旦停止した後、作業台車210から開閉扉33cに炊飯釜200を載せ替える作業を行う(図15、図26参照)。
その後、駆動部70を再び作動させて、今度は、可動プレート71を上昇させる。すると、昇降リンク51cが、回転軸H1cを中心として、図27に示すS方向に回転する。そのため、開閉扉33cは下降する。そして、開閉扉33cが図16、図27に下段位置まで移動すると、支持部材60が炊飯器本体30の前面壁に突き当たることにより、昇降リンク51cの回転は拘束され、開閉扉33cは下段位置にて位置決めされる。そして、昇降リンク51cの回転拘束後、可動プレート71が初期位置まで移動したところで、駆動部70を停止させる。
図16、図27に示すように、開閉扉33cが下段位置に移動した状態では、開閉扉33c上の炊飯釜200は、下段の加熱室31cの入口に臨んだ状態になる。そのため、側面を押すことで、図17、図28に示すように、炊飯釜200を加熱室31cの内部に押し込める。その後、開閉扉33を閉止する(図29参照)。
以上により、立体炊飯器20の加熱室31cに、炊飯釜200が収まった状態になるので、あとは、立体炊飯器20を作動させて、炊飯を開始する。すなわち、加熱室31cにて加熱処理が開始される。これにより、炊飯釜200は加熱され、お米が炊き上がる。
(b)炊飯から取り出しまでの作業手順
まず、取っ手38をつかんで、開閉扉33cを開放し、水平位置に変位させる。その後、加熱室31cから炊飯釜200を手で引き出して、開閉扉33cの上に移動させる。次に、前面壁に設けられた操作パネルPを操作して駆動部70を作動させる。
駆動部70の作動により、可動プレート71が初期位置から下降してゆく。すると、上昇する可動プレート71が、昇降リンク51cのローラ58cを下から押し上げる。そのため、昇降リンク51cが回転軸H1cを中心として、図25に示すR方向に回転することから、開閉扉33cは上昇する。そして、開閉扉33cが中段位置まで上昇したら、駆動部70を停止させる。その後、側面を押して、開閉扉33c上の炊飯釜200を作業台車210側に移動させることで、炊飯済みの炊飯釜200を作動台車210上に載せ替えることが出来る。
尚、上記では、上段の加熱室31aを使用して炊飯を行う場合と、下段の加熱室31cを使用して炊飯を行う場合を分けて説明したが、各段の加熱室31a〜31cを同時に使用して炊飯を行うことも出来る。
4.効果説明
本実施形態にて開示する立体炊飯器20では、炊飯釜200を上げ下げする第1リフト50a、第2リフト50cを備えている。そのため、作業台車210から上下段の加熱室31a、31cへ炊飯釜200を移す作業や、上下段の加熱室31a、31cから作業台車210に炊飯釜200を移す作業について、作業者の負担を軽減することが出来る。
加えて、第1リフト50aと第2リフト50cは、開閉扉33a、33cを使用して、炊飯釜200を昇降させる構造となっている。開閉扉33であれば、未使用時は閉じて直立位置に戻しておけば、作業者の邪魔にならない。従って、載置台が立体炊飯器とは別体として設けられた従来タイプのように、リフト使用後に、釜載置台を立体炊飯器上方に格納する作業を行う必要がないので、作業性が大幅によい。
また、本実施形態にて開示する立体炊飯器20では、第1リフト50aと第2リフト50cで、駆動部70を共通使用しているので、各リフト50a、50cごとに駆動部70を専用に設ける場合に比べて、部品点数を少なくすることが可能であり、コストメリットが高い。また、装置を小型化できるというメリットもある。
また、本実施形態にて開示する立体炊飯器20では、昇降リンク51a、51cを両持ち構造にしているから、炊飯釜200を安定的に昇降させることが可能である。また、本実施形態にて開示する立体炊飯器20では、駆動部70の左右両側に出来たデットスペースを利用してウエイトWを配置しているため、装置を小型化できる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図30、図31によって説明する。
実施形態1では、加熱室30を上段、中段、下段の3段構造とした立体炊飯器20を示した。実施形態2の立体炊飯器120は、実施形態1の立体炊飯器20に対して下段の加熱室31cを廃止しており、加熱室30を上段と中段の2段構造としている。また、実施形態2の立体炊飯器120では、下段の加熱室30cを廃止したことに対応して第2リフト50cを廃止しており、第1リフト50aのみ搭載した構成となっている。
第1リフト50aの構造は、実施形態1と同じであり、上段の加熱室31aを開閉する開閉扉33aを、炊飯釜200を昇降させる昇降台として使用したリフタであり、裏面34上に炊飯釜200を載せた状態から開閉扉33aを昇降させることで、炊飯釜200を、中段の加熱室31bに対応する中段位置(図30参照)と、上段の加熱室31aに対応する上段位置(図31参照)との間で昇降できる。
実施形態2の立体炊飯器120も、実施形態1の立体炊飯器20と同様に、未使用時は、閉じて直立位置に戻しておけば、開閉扉33aが作業者の邪魔になることはない。従って、載置台が立体炊飯器とは別体として設けられた従来タイプのように、リフト使用後に、釜載置台を立体炊飯器上方に格納する作業を行う必要がなく、作業性が大幅によい。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施形態1、2では、調理装置の一例に「立体炊飯器30」を例示し、調理容器の一例に「炊飯釜200」を例示した。本発明は、立体炊飯器以外にも、スチームコンベクションオーブンやフライヤーなどの調理装置に適用することが可能である。
(2)実施形態1、2では、可動プレート71を上下方向に移動させる移動機構73を、ボール螺子軸74とボールナット75から構成した例を示した。移動機構73は、可動プレート71を上下方向に移動させるものであればよく、例えば、ラックギヤとピニオンギヤとからなる歯車機構や、タイミングベルト等を使用したベルト機構により構成することも可能である。
20...立体炊飯器(本発明の「調理装置」に相当)
30...炊飯器本体(本発明の「調理装置本体」に相当)
31a...上段の加熱室(本発明の「上段側調理室」に相当)
31b...中段の加熱室
31c...下段の加熱室(本発明の「下段側調理室」に相当)
33a...開閉扉(本発明の「上段側開閉扉」に相当)
33b...開閉扉
33c...開閉扉(本発明の「下段側開閉扉」に相当)
34...裏面
50a...第1リフタ(本発明の「上段側昇降装置」に相当)
50c...第2リフタ(本発明の「下段側昇降装置」に相当)
51a...昇降リンク(本発明の「上段側昇降リンク」に相当)
51c...昇降リンク(本発明の「下段側昇降リンク」に相当)
58a、58c...ローラ
60...支持部材
63...取付壁
70...駆動部
71...可動プレート(本発明の「可動体」に相当)
73...移動機構
74...ボール螺子軸
75...ボールナット
77...モータ
200...炊飯釜(本発明の「調理容器」に相当)
W...ウエイト

Claims (5)

  1. 調理室を有する調理装置本体と、
    前記調理室を開閉する開閉扉であって、かつ扉裏面が調理容器の載置面とされた開閉扉と、
    前記扉裏面に前記調理容器を載せた状態から前記開閉扉を昇降させることにより、前記調理容器を、前記調理室に対応した高さ位置と、受け渡し作業を行う高さ位置との間で昇降させる昇降装置とを備える調理装置。
  2. 前記昇降装置は、
    回転軸を中心とする回転動作により、前記開閉扉を昇降させる昇降リンクと、
    前記昇降リンクを、前記回転軸を中心に回転させる駆動部と、を備える請求項1に記載の調理装置。
  3. 前記開閉扉を支持する支持端が前記調理室側に向くように、前記昇降リンクの重量バランスをとるウエイトと、
    前記開閉扉が前記調理室に対応した高さ位置に位置決めされるように、前記昇降リンクを停止位置にて回転止めする回転ストッパと、を備える構成であることを特徴とする請求項2に記載の調理装置。
  4. 前記駆動部は、
    初期位置を基準として上下移動することによって、前記昇降リンクの一部を上方に押す、又は下方に押し下げることにより、前記昇降リンクを、前記回転軸を中心に回転させる可動体と、
    前記可動体を上下移動させる移動機構と、を備え、
    前記初期位置にて前記可動体が前記昇降リンクから離間することにより、前記回転ストッパにより回転止めされた前記昇降リンクから前記駆動部が切り離される構造であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の調理装置。
  5. 前記調理室は、
    前記調理容器の受け渡し作業を行う高さ位置よりも高い位置にある上段側調理室と、
    前記調理容器の受け渡し作業を行う高さ位置よりも低い位置にある下段側調理室との2室を含み、
    前記開閉扉は、
    前記上段側調理室を開閉する上段側開閉扉と、
    前記下段側調理室を開閉する下段側開閉扉と、を含み、
    前記昇降装置は、
    前記上段側開閉扉を昇降させる上段側昇降リンクを有する上段側昇降装置と、
    前記下段側開閉扉を昇降させる下段側昇降リンクを有する下段側昇降装置と、を含み、
    前記上段側昇降リンクと下段側昇降リンクは上下に配置され、
    前記可動体の初期位置は、前記2つの昇降リンクの中間位置に設定され、
    前記可動体の前記初期位置を基準した上方への移動に伴って、前記可動体が前記上段側昇降リンクの一部を押し上げることによって、前記上段側昇降リンクが回転して、前記上段側開閉扉を前記上段側調理室に対応する上段位置から下降させ
    前記可動体の前記初期位置を基準した下方への移動に伴って、前記可動体が前記上段側昇降リンクの一部を押し下げることによって、前記下段側昇降リンクが回転して、前記下段側開閉扉を前記下段側調理室に対応する下段位置から上昇させる構成であることを特徴とする請求項4に記載の調理装置。
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