JP2015016055A - 名刺入れ - Google Patents

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【課題】1枚ずつ名刺を取り出せる名刺入れを、簡単な構成で低コストで製造できるうえ、デザイン性が良い名刺入れを提供する。【解決手段】表裏面部24、26と名刺を収容する収容部20とを有し一端を開口22して名刺が出し入れされる偏平ケース12と、偏平ケース12の表面部24を貫通して形成された孔14と、偏平ケース12の開口22を覆わない態様で偏平ケース12の表面部24の外側に配置されて孔を覆うカバー体であり、一端を偏平ケース12の該表面部24の開口寄り側に接続し他端を自由端とし、湾曲変形自在なカバー体16と、カバー体16の自由端側に設けられ、該カバー体16の上面を押圧しつつ開口22に向けてスライド操作することにより、孔14を通して加えられる摩擦力で最表面側の名刺を開口22から送り出す摩擦操作部18と、を備えた名刺入れ10から構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、複数枚の名刺を入れて携帯し、名刺を1枚ずつ円滑に取り出すことができる名刺入れに関する。
名刺を携帯する際には、名刺が折れたり曲がったり汚損したりするのを防ぐために、複数枚の名刺を重ねた状態で収容する名刺入れが利用される。名刺入れから自分の名刺を取り出す際には、手指を名刺入れ内に入れて重なった状態の名刺から1枚ずつ取り出す必要がある。しかしながら、名刺入れの内部は狭いとともに、指先が名刺に対して滑りやすいことから、名刺を取り出すのに手間取ったり、同時に数枚を取り出してしまう場合も多く、スムーズに1枚の名刺を取り出すことが困難であった。このような問題に対し、例えば、特許文献1には、名刺を1枚ずつ取り出せることを目的とした名刺入れの技術が提案されている。特許文献1の名刺入れは、前面部材にガイド孔を設け、補強プレートを前面部材の裏側に貼付し、ガイド孔を挟んでスライドボタンと一体となって自由スライドする弓形摩擦板を備えている。さらに、弓形摩擦板の凸部に線状ばねの中央部を掛け、両端は前面部材と側面部材との縫い合わせ部分に、挟み固定した戻しスプリングを備えている。そして、スライドボタンをガイド孔に沿って押し滑らすことにより、スライドボタンの裏側の弓形摩擦板で名刺を外側に押し出すことができ、スライドボタンから手を離すと戻しスプリングの弾性復元力により元の位置にスライドボタン及び弓形摩擦板が戻るようになっているものであった。
実用新案登録第3181827号公報
しかしながら、特許文献1の名刺入れでは、名刺入れにスライドボタンをガイドするガイド孔が設けられているとともに、ガイド孔を挟んでスライドボタンや弓形摩擦板を接続された構造であるためわざわざガイド孔の周囲を補強プレートで補強したりスライドボタンやガイド孔を精密に設ける必要があった。したがって、部材点数が多く複雑な構造となり、製造工程が煩雑化し、コストも高くついていた。また、名刺入れの内部空間では弓形摩擦板が突出して配置されているので、名刺を入れる際に引っ掛かりやすく不便であった。さらに、スライドボタンや弓形摩擦板は比較的厚みがあるように設けられるので、名刺入れ全体として厚み方向に嵩張るため、衣類のポケット等に入れた際に膨らんでしまい、携帯性に劣るものであった。また、名刺を取り出す際には、ガイド孔やスライドボタンが外から見えるので、見栄えが悪く、デザイン性に劣る問題があった。また、戻しスプリングでスライドボタン及び弓形摩擦板を戻す構造であるので、スライドボタンを押し滑らせて名刺を押し出した後に、手をスライドボタンから離してしまうと、戻しスプリングにより弓形摩擦板が元の位置に戻る際に押し出した名刺が再び名刺入れ内部に戻ってしまうおそれがあり、使い勝手が悪い問題があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その一つの目的は、1枚ずつ名刺を取り出せる名刺入れを、簡単な構成で低コストで製造できるうえ、デザイン性が良い名刺入れを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、表裏面部24、26と名刺NCを収容する収容部20とを有し一端を開口22して名刺NCが出し入れされる偏平ケース12と、偏平ケース12の表面部24を貫通して形成された孔14と、偏平ケース12の開口22を覆わない態様で偏平ケース12の表面部24の外側に配置されて孔を覆うカバー体であり、一端を偏平ケース12の該表面部24の開口寄り側に接続し他端を自由端とし、湾曲変形自在なカバー体16と、カバー体16の自由端側に設けられ、該カバー体16の上面を押圧しつつ開口22に向けてスライド操作することにより、孔14を通して加えられる摩擦力で最表面側の名刺を開口22から送り出す摩擦操作部18と、を備えた名刺入れ10から構成される。偏平ケース12は、例えば、布、不織布、天然皮革、人工皮革や合成皮革等の人造皮革、プラスチック等の合成樹脂、鉄やアルミ等の金属で形成される。カバー体16は、例えば、布、不織布、天然皮革、人工皮革や合成皮革等の人造皮革、合成樹脂で形成される。
また、摩擦操作部18は、カバー体16の裏面の名刺に当着する部分に名刺に対して滑らないような摩擦力を生じさせる滑り止め部36を有することとしてもよい。
また、偏平ケース12の表面部24の孔14の輪郭形状は、開口22とは反対側の他端部側が次第に狭く設けられたこととしてもよい。
また、カバー体16の外面には、操作する手指FGが滑るのを防止する指止め部38が設けられたこととしてもよい
本発明の名刺入れによれば、表裏面部と名刺を収容する収容部とを有し一端を開口して名刺が出し入れされる偏平ケースと、偏平ケースの表面部を貫通して形成された孔と、偏平ケースの開口を覆わない態様で偏平ケースの表面部の外側に配置されて孔を覆うカバー体であり、一端を偏平ケースの該表面部の開口寄り側に接続し他端を自由端とし、湾曲変形自在なカバー体と、カバー体の自由端側に設けられ、該カバー体の上面を押圧しつつ開口に向けてスライド操作することにより、孔を通して加えられる摩擦力で最表面側の名刺を開口から送り出す摩擦操作部と、を備えたことから、湾曲自在なカバー体の自由端側の摩擦操作部を操作して一枚ずつ名刺を取り出せるとともに操作性が良い上、構造が簡単であり低コストで製造できる。さらに、名刺を取り出すために設けた孔が外から見えないのでデザイン性がよい。また、摩擦操作部によって名刺を送り出した後に、摩擦操作部から手を離してもカバー体の自由端がフリー状態となり開口から出した名刺を再び収容部に戻すようなこともなく、円滑な名刺の取り出しを実現できる。
また、摩擦操作部は、カバー体の裏面の名刺に当着する部分に名刺に対して滑らないような摩擦力を生じさせる滑り止め部を有する構成とすることにより、摩擦操作部の名刺に対する摩擦力を有効に生じさせて確実かつ円滑に名刺の取り出し操作を行える。
また、偏平ケースの表面部の孔の輪郭形状は、開口とは反対側の他端部側が次第に狭く設けられた構成とすることにより、名刺を偏平ケースの収容部に入れる際に、名刺が孔の縁に引っ掛かりにくく、名刺をスムーズに収容することができるとともに、名刺や偏平ケースの孔縁が損傷、変形するのを防止できる。
また、カバー体の外面には、操作する手指が滑るのを防止する指止め部が設けられた構成とすることにより、摩擦操作部を押圧してスライド操作する際に手指がカバー体に対して滑りにくく、確実かつ円滑に名刺の取り出し操作を行える。
本発明の第1の実施形態に係る名刺入れの斜視図である。 図1の名刺入れのカバー体を開いた状態の斜視図である。 図1の名刺入れの正面図である。 図1の名刺入れの側面図である。 図3のA−A線断面図である。 図1の名刺入れの分解斜視図である。 図1の名刺入れの作用説明図である。 本発明の名刺入れの他の形態の説明図である。
以下添付図面を参照しつつ本発明の名刺入れの実施形態について説明する。本発明に係る名刺入れは、複数枚の名刺を収容部内に重ねて収容して携帯でき、その収容した名刺を1枚ずつ取り出すことができる取り出し機構付きの携帯用名刺入れである。図1ないし図7は、本発明の名刺入れの第1の実施形態を示している。図1、図2、図3に示すように、本実施形態において、名刺入れ10は、偏平ケース12と、偏平ケース12に設けられた孔14と、孔14を覆うように偏平ケース12に一端を接続されたカバー体16と、カバー体16に設けられる摩擦操作部18と、を備えている。
図1、図3、図4に示すように、偏平ケース12は、内部に複数枚の名刺を重ねて入れる収容部20を有し、一端に名刺を出し入れする開口22が設けられた名刺入れ本体である。本実施形態では、偏平ケース12は、例えば、天然皮革製又は人造皮革製で薄板状又はシート状の薄肉厚部材を加工して形成されている。偏平ケース12は、例えば、収容部20を形成するように間隙をあけて対向配置された表面部24と裏面部26とを有している。表面部24と裏面部26は、例えば、それぞれ略長方形のシート状に形成されており、偏平ケース12は名刺のサイズより一回り程度大きな略四角形状のケースとなっている。表面部24と裏面部26とは、短辺側となる一方(図3上、上方側)を開放して内部の収容部20に連通する開口22を形成し、他の三方(図3上、左方、右方、下方側)を側面部281〜283で閉鎖して接続されている。表面部24と3つの側面部281〜283とは、例えば、一枚のシート状の皮革を曲げ加工等して一体的に設けられてポケット部32を形成しており、表面部24を含むポケット部32を裏面部26に接続して偏平ケース12が構成されている。ポケット部32の側面部281〜283から外側に突設された耳部30を裏面部26の3辺に沿って重ねた状態で縫着されて連結されている。偏平ケース12の開口22側では、表面部24より裏面部26が長く延設されており、開口22から偏平ケース12の収容部20に名刺NCを入れやすくなっている。なお、偏平ケース12は、上記した構成に限らず、任意の構成としてもよい。例えば、偏平ケース12は、略長方形状のケースの長辺側に開口を設けることとしてもよいし、略長方形の隅部にアールをつけた形状としてもよい。
図2、図5、図6に示すように、偏平ケース12の表面部24には、該表面部24を貫通する孔14が形成されている。孔14は、収容部20と連通しており、孔14を通して収容部20内の名刺の表面へカバー体16をアクセス可能とする操作用孔である。本実施形態では、孔14は、例えば、比較的大きな孔で形成されており、名刺の出し入れ方向Dに沿ってある程度の長さで設けられ、さらに、名刺の出し入れ方向に直交する方向にある程度の幅で設けられている。具体的には、孔14は、表面部24の略中央位置に、略ハート形状の輪郭形状で設けられている。孔14の輪郭形状は、開口22寄り側が比較的広く、開口22とは反対側となる奥側の端部側形状が次第に狭くなるように設けられる。孔14の輪郭形状が名刺の挿入方向奥側(図2上、下端側)が次第に狭くなっていることにより、名刺を収容部20に入れる際に名刺が孔14に引っ掛かりにくく、名刺や偏平ケースを傷つけることなく円滑に収容することができる。この表面部24に形成される孔14は、該孔を通してカバー体16が名刺に当着してスライド操作できる大きさ、形状であれば任意でよい。
図1、図2、図5に示すように、カバー体16は、偏平ケース12の表面部24の外側に重ねて配置されて孔14を覆うとともに、一端16aを同表面部24に連結されるとともに他端16bを自由端とし、湾曲変形自在に形成されている。カバー体16は、一端16と表面部24との接続状態で自由端側を自在に捲って開いたり、任意の形状に自在に撓ませることができる。カバー体16は、摩擦操作部18を一体的に備えており、孔14を覆った状態で名刺の取り出し操作を行わせる取り出し操作用カバー部材である。本実施形態では、カバー体16は、例えば、非伸縮性で、偏平ケース12と同じ素材の天然皮革製又は人工皮革製で自在に湾曲するように薄肉厚で略長方形状の可撓性シート体からなり、偏平ケース12の孔16を覆うように大きな面積で設けられている。カバー体16は、表面部24と略同じか、やや小さな略四角形状に設けられている。図6にも示すように、カバー体16は、短辺側の一端16aを偏平ケース12の表面部24の開口22側の短辺に縫着等により接続され、偏平ケース12の一端の開口22を覆わないように表面部24に重ねて配置される。カバー体16の表面部24との接続端部(16a)は、カバー体16の端部を折り返して、折返し内側を表面部24と接続している。なお、カバー体16と偏平ケース12の表面部24とを一枚のシート部材で一体的に形成してもよい。
摩擦操作部18は、カバー体16の自由端側に設けられ、カバー体16の湾曲変形を利用して、カバー体16の自由端側をスライド操作することにより、名刺を摩擦力で送り出し操作するための操作手段である。すなわち、摩擦操作部18は、カバー体16において名刺に対して直接的に摩擦を作用させうる摩擦作用部であり、カバー体16の上下中間位置から自由端寄り部分に設けられている。摩擦操作部18を含むカバー体16と偏平ケース側の孔14とが協働して名刺の取り出し機構34を構成しているといえる。図7に示すように、摩擦操作部18は、手の指FGでカバー体16の上面を押圧しつつ開口22に向けてスライド操作することにより、孔14を通して加えられる摩擦力で収容部20内の最表面側の名刺NCを開口22から送り出す。本実施形態では、図2、図5に示すように、摩擦操作部18は、カバー体16の裏面の名刺に当着する部分に名刺に対する摩擦力を生じさせるための滑り止め部36を含む。滑り止め部36は、例えば、名刺に対して滑らないような摩擦力を生じさせるゴム材からなり、偏平ケース12の表面部24の肉厚以下の厚みで薄く設けられている。滑り止め部24としてのゴムは、乾燥して固まる流動性ゴムをカバー体16の裏面に塗布やスプレーして付着させたり、シート状又はフィルム状に薄いゴム部材を接着剤や縫着等で固定させたりして形成される。よって、カバー体16の厚みは比較的薄い状態で保持され、名刺入れ全体も嵩張りにくい構造が保持される。滑り止め部36の輪郭形状は、例えば、四角形状に形成されているがこれに限らず、円形状、楕円形状、三角形状、ドット状等、その他任意の形状でもよい。なお、滑り止め部36としては、例えば、天然ゴム、シリコンゴム、合成ゴム等のゴムや、摩擦係数が大きい樹脂等を取り付けたり、カバー体自体を高摩擦素材で形成したり、カバー体に刺繍や凹凸を施したり粗面加工する等、その他任意の構成でもよい。本実施形態では、カバー体16の摩擦操作部18の構成及び上述の孔14の構成は、従来の名刺入れのスライドボタンとガイド孔のようにガイドさせる機能を必要としない。したがって、従来のようなスライドボタンとガイド孔との精密な設計による特殊なガイド機構、及び孔の周囲の補強構造は不要であるとともに、ガイド孔を挟んでスライドボタンと摩擦部材とを連結させる等の複雑な構造等も不要であり、簡単に製造することができる。
図1、図3に示すように、カバー体16の外面には、操作する手指が滑るのを防止する指止め部38が設けられている。本実施形態では、指止め部38は、例えば、カバー体の厚みと略同じかそれ以下程度の厚さの薄い皮革製シート片からなり、シート体16の表面側であって中間位置で偏平ケース12の孔14の位置に対応する位置に重ねて固定されている。なお、指止め部38の輪郭形状は、例えば、円形状に形成されているが、これに限らず、楕円形、三角形や四角形等の多角形、ハート形等、その他任意の形状でもよい。指止め部38は、カバー体16の摩擦操作部18を操作する際に、シート片の表面の摩擦力によって又はシート片の僅かな段差に指がかかることでカバー体に対して手指が滑りにくく、円滑に操作することができる。なお、指止め部38は、例えば、ゴムのように指が滑りにくい高い摩擦力のものを取り付けたり、シート体に細かな凹凸加工を施したりしてもよく、その他任意の滑り止め構造でもよい。好適には、滑り止め部はボタンのように比較的厚みがある立体形状よりも、厚みが薄い薄片部材を取り付けたり、シート体自体を加工してシート体の薄肉厚構造を保持する方が名刺入れの携帯性を保持できる。なお、シート体の表面が指が滑りにくい場合には、指止め部は必ずしも設けなくても良い。
次に、図7を参照しつつ本実施形態に係る名刺入れの作用について説明する。予め名刺入れ10の偏平ケース12の収容部20に複数の名刺NCを重ねた状態で入れておく。自分の名刺を相手方に渡すために名刺NCを取り出す場合には、図7(a)に示すように、偏平ケース12の表面部24に配置されているカバー体16の自由端側の摩擦操作部18を表面側から指FGで押圧し、カバー体16の撓みを利用してカバー体16の裏面側の滑り止め部36を孔14を通して最表面側の名刺NCに当着させる。図7(b)に示すように、摩擦操作部18においてカバー体16の上面側から押圧しつつカバー体16自体の湾曲変形を利用して接続側近傍を撓ませながら偏平ケース12の開口22側に向けてスライド操作する。この際、カバー体16の滑り止め部36と最表面側の名刺NCとの摩擦力で該名刺NC1枚を開口22から送り出し、名刺NCの端部がケースの外部に出される。この状態でカバー体16から指を離すと自由端部はフリーとなり、カバー体は湾曲状態から元の平らな状態に戻るが、押圧状態が解放されているので該カバー体16と名刺NCとの摩擦がほとんど又は全くなく、開口22から送り出された名刺NCが収容部内に戻ることがない。図7(c)に示すように、開口22から外に出た名刺NCの端部を指で摘んで引き出すことで1枚の名刺を取り出すことができる。このようにして、名刺を1枚ずつ円滑かつスピーディに取り出すことができる。
なお、名刺入れは、上記した実施形態に限るものではない。例えば、図8(a)〜(d)は、名刺入れ10の構成を一部変形した他の実施形態を示している。上記実施形態と同一部材には同一符号を付して詳細な説明は省略する。図8(a)の実施形態では、カバー体16の表面側を覆うように開閉される蓋部40を有している。蓋部40は、偏平ケース12の裏面部26の一方の長辺側に一体的に接続されており、2つ折り状に開閉するようになっている。偏平ケース12の裏面部26と蓋部40とは一枚の略矩形状のシート体を中央から2つ折りして一体的に形成されている。蓋部40には、他人から貰った名刺を入れることができる補助ポケット部42が形成されている。蓋部40が設けられることにより、カバー体16を覆うように閉じることで名刺入れのデザイン性をより向上することができる。図8(b)の実施形態では、図8(a)同様に蓋部40を有するが、蓋部40が偏平ケース12の裏面部26の開口22側の短辺部に一体的に接続されており、名刺を出し入れする開口22を開閉するように2つ折り状に開閉するようになっている。これにより、蓋部40を閉じた状態では、偏平ケースの開口22を覆うことができるので、収容している名刺が不意に落下するのを防止できるとともに、名刺が外から見えないので見栄えやデザイン性をより向上できる。図8(c)の実施形態では、略長方形状のケースの偏平ケース12の一方の長辺側端部に開口22が設けられている。略長方形状のカバー体16の長辺側が偏平ケース12の表面部26に接続されて、他端を自由端としている。上記実施形態同様に、カバー体16の自由端側の摩擦操作部18を押圧しつつ開口22に向けてスライド操作することにより、孔14を通して摩擦力で最表面の名刺を開口22から送り出すことができる。図8(d)の実施形態では、図8(c)と略同じ構成を有しており、蓋部40が偏平ケース12の裏面部26の開口22側の長辺部に一体的に接続され、名刺を出し入れする開口22を開閉するように2つ折り状に開閉するようになっている。
以上説明した本発明の名刺入れは、上記した実施形態のみの構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行ってもよい。
本発明の名刺入れは、例えば、ビジネス等で複数枚の名刺を携帯するのに利用される。
10 名刺入れ
12 偏平ケース
14 孔
16 カバー体
18 摩擦操作部
20 収容部
22 開口
24 表面部
26 裏面部
36 滑り止め部
38 指止め部
NC 名刺

Claims (4)

  1. 表裏面部と名刺を収容する収容部とを有し一端を開口して名刺が出し入れされる偏平ケースと、
    偏平ケースの表面部を貫通して形成された孔と、
    偏平ケースの開口を覆わない態様で偏平ケースの表面部の外側に配置されて孔を覆うカバー体であり、一端を偏平ケースの該表面部の開口寄り側に接続し他端を自由端とし、湾曲変形自在なカバー体と、
    カバー体の自由端側に設けられ、該カバー体の上面を押圧しつつ開口に向けてスライド操作することにより、孔を通して加えられる摩擦力で最表面側の名刺を開口から送り出す摩擦操作部と、を備えたことを特徴とする名刺入れ。
  2. 摩擦操作部は、カバー体の裏面の名刺に当着する部分に名刺に対して滑らないような摩擦力を生じさせる滑り止め部を有することを特徴とする請求項1記載の名刺入れ。
  3. 偏平ケースの表面部の孔の輪郭形状は、開口とは反対側の他端部側が次第に狭く設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載の名刺入れ。
  4. カバー体の外面には、操作する手指が滑るのを防止する指止め部が設けられたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の名刺入れ。
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