JP2015015856A - ワイヤハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】屈曲させたとしてもシールド効果を維持することが可能なワイヤハーネスを提供する。【解決手段】ワイヤハーネス9は、二本の高圧導電路15と、この高圧導電路15を収容保護する外装部材16と、高圧導電路15を一括して覆いシールドする金属箔シールド部材17と含んで構成される。金属箔シールド部材17は、柔軟性を有するシート状のシールド部材本体18と、このシールド部材本体18を高圧導電路15に対し巻き付けた後に用いられる保持部材19とを含んで構成される。シールド部材本体18には、多数のスリット23が形成される。この多数のスリット23は、二本の高圧導電路15に対しシールド部材本体18を二重に巻いた際に上下に重ならない位置に配置形成される。【選択図】図2

Description

本発明は、導電路とシールド部材と外装部材とを含んで構成されるワイヤハーネスに関する。
従来、例えばハイブリッド自動車や電気自動車に搭載されるインバータユニットとバッテリーとの間は、太物の高圧導電路と、この高圧導電路を覆う編組シールド部材と、編組シールド部材の外側に配置される外装部材とを含むワイヤハーネスにて電気的に接続される。このようなワイヤハーネスにおいて、編組シールド部材は、高圧導電路から放射されたノイズにより周辺機器が誤作動してしまうのを防止するために設けられる。編組シールド部材は、公知の編組からなるシールド部材である。
編組シールド部材における編組を構成する素線に関し、この使用数は例えば300本にものぼることから、比較的重量のある部材になってしまうという問題点を有する。また、仮に軽量化を重視すれば編組の編み目が大きくなってしまうことから、良好なシールド効果が得られないという問題点を有する。従って、編組シールド部材の場合、シールド効果を確保しつつ軽量化も図ることには限界があると言える。
そこで、下記特許文献1に開示された技術が有効になる。下記特許文献1においては、編組シールド部材に替えて金属箔シールド部材が用いられる。金属箔シールド部材は、金属箔と、この金属箔が貼り付けられる基材とを有してシート状に形成される。金属箔シールド部材は、一方の側端部と他方の側端部とを合わせて拝み巻きされるとともに、この巻き方により筒状に形成される。
特開2012−29385号公報
上記従来の金属箔シールド部材にあっては、金属箔によりシールド効果を確保しつつ軽量化も図ることができるという利点を有する。しかしながら、金属箔は、編組のような素線の編み込みからなるものではなく伸縮性に劣ることから、ワイヤハーネスの屈曲性に影響を来してしまうという問題点を有する。
そこで、金属箔にスリットを設けて伸縮性を持たせようとする対策案が考えられるが、この対策案の場合、ワイヤハーネスの屈曲に伴ってスリットが開くと、開いたスリットから高圧導電路が露出することから、スリットの開きが大きくなる部分においては、この開き部分が原因となってシールド効果が低下してしまうという問題点を有する。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、例えば屈曲させたとしてもシールド効果を維持することが可能なワイヤハーネスを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の本発明は、一又は複数本の導電路と、該導電路を覆ってシールドするシールド部材とを含むワイヤハーネスにおいて、前記シールド部材は、多数のスリットを有する金属箔単独、又は該金属箔と基材とを含んで構成され、且つ、前記多数のスリットが重ならずに全体が少なくとも二重の状態になることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、シールド部材の構造により、ワイヤハーネスを屈曲させたとしてもシールド効果が十分に維持される。すなわち、金属箔単独又はこの金属箔を含むシールド部材(以下、金属箔シールド部材とする)を採用するとともに、この金属箔シールド部材にスリットを多数設け、さらには多数のスリットが重ならないような配置で金属箔シールド部材を少なくとも二重の状態にすることから、ワイヤハーネスを屈曲させた時に、上記二重の金属箔のうち、例えば外側の金属箔のスリットが開いたとしても、内側の金属箔にはスリットが存在しないようにすることができる。従って、内側又は外側の金属箔のスリットが開いたりしたとしても、導電路は露出することがないことから、シールド性能の低下を防止することができる。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のワイヤハーネスにおいて、前記多数のスリットは、当該ワイヤハーネスの屈曲に応じて開く切り込み形状に形成されることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、多数のスリットを切り込み形状に形成することから、ワイヤハーネスを屈曲させない状態においては導電路の露出がなく、結果、ワイヤハーネスの状態がどのような場合であっても、シールド性能の低下を防止することができる。
請求項1に記載された本発明によれば、ワイヤハーネスを屈曲させたとしてもシールド効果を維持することができるという効果を奏する。また、請求項2に記載された本発明によれば、ワイヤハーネスを屈曲させたとしてもシールド部材での導電路の露出を確実に防止することができるという効果を奏する。
本発明のワイヤハーネスの配索状態を示す模式図である。 ワイヤハーネスの構成を示す斜視図(断面図を含む)である。 金属箔シールド部材の斜視図である。
ワイヤハーネスは、一又は複数本の導電路と、この導電路を覆ってシールドするシールド部材とを含んで構成される。ワイヤハーネスは、車両床下を通る長尺なものであり、シールド部材は、切り込み形状の多数のスリットを有する金属箔単独、又はこの金属箔と基材とを含んで構成される。また、シールド部材は、多数のスリットを有し、この多数のスリットが重ならずに全体が少なくとも二重の状態になるように形成される。
以下、図面を参照しながら実施例を説明する。図1は本発明のワイヤハーネスの配索状態を示す模式図である。また、図2はワイヤハーネスの構成を示す斜視図、図3は金属箔シールド部材の斜視図である。
本実施例においては、ハイブリッド自動車(電気自動車や一般的な自動車であってもよいものとする)に配索されるワイヤハーネスに対し本発明を採用するものとする。
図1において、引用符号1はハイブリッド自動車を示す。ハイブリッド自動車1は、エンジン2及びモータユニット3の二つの動力をミックスして駆動する車両であって、モータユニット3にはインバータユニット4を介してバッテリー5(電池パック)からの電力が供給される。エンジン2、モータユニット3、及びインバータユニット4は、本実施例において前輪等がある位置のエンジンルーム6に搭載される。また、バッテリー5は、後輪等がある自動車後部7に搭載される(エンジンルーム6の後方に存在する自動車室内に搭載してもよいものとする)。
モータユニット3とインバータユニット4は、高圧のワイヤハーネス8により接続される。また、バッテリー5とインバータユニット4も高圧のワイヤハーネス9により接続される。ワイヤハーネス9は、この中間部10が車両床下11に配索される。また、車両床下11に沿って略平行に配索される。車両床下11は、公知のボディであるとともに所謂パネル部材であって、所定位置には貫通孔が形成される。この貫通孔には、ワイヤハーネス9が水密に挿通される。
ワイヤハーネス9とバッテリー5は、このバッテリー5に設けられるジャンクションブロック12を介して接続される。ジャンクションブロック12には、ワイヤハーネス9の後端13が公知の方法で電気的に接続される。ワイヤハーネス9の前端14側は、インバータユニット4に対し公知の方法で電気的に接続される。
モータユニット3は、モータ及びジェネレータを構成に含むものとする。また、インバータユニット4は、インバータ及びコンバータを構成に含むものとする。モータユニット3は、シールドケースを含むモータアッセンブリとして形成されるものとする。また、インバータユニット4もシールドケースを含むインバータアッセンブリとして形成されるものとする。バッテリー5は、Ni−MH系やLi−ion系のものであって、モジュール化してなるものとする。尚、例えばキャパシタのような蓄電装置を使用することも可能であるものとする。バッテリー5は、ハイブリッド自動車1や電気自動車に使用可能であれば特に限定されないものとする。
図2において、ワイヤハーネス9は、二本の高圧導電路15(導電路。本数は一例であるものとする)と、この高圧導電路15を収容保護する外装部材16と、高圧導電路15を一括して覆いシールドする金属箔シールド部材17(シールド部材)と含んで構成される。
尚、ワイヤハーネス9は、高圧導電路15と一緒に低圧導電路も外装部材16に収容保護するような構成及び構造としてもよいものとする。
本実施例においてはワイヤハーネス9を例に挙げて説明するものとするが、所謂モーターケーブルと呼ばれるワイヤハーネス8(図1参照)にも本発明を適用することが可能であるものとする。
高圧導電路15は、高圧の導電路であって、電気的な接続に必要な長さを有するように形成される。具体的には、ワイヤハーネス9がインバータユニット4とバッテリー5(ジャンクションブロック12)とを電気的に接続する(図1参照)ものであることから、長尺に形成される。高圧導電路15は、導体と、この導体を被覆する絶縁体とを備えて構成される。
上記導体は、銅や銅合金、或いはアルミニウムやアルミニウム合金により製造される。導体に関しては、素線を撚り合わせてなる導体構造のものや、断面矩形又は丸形となる棒状の導体構造(例えば平角単心や丸単心となる導体構造であり、この場合、電線自体も棒状となる)のもののいずれであってもよいものとする。以上のような導体は、この外面に絶縁性の樹脂材料からなる絶縁体が押出成形される。
高圧導電路15としては、公知の高圧電線や、バスバーに絶縁体を設けたもの等が挙げられるものとする(特に限定されないものとする)。本数は一又は複数本であるものとする。また、一本でプラス回路及びマイナス回路を同軸で有するように、或いは一本で三回路以上を同軸で有するように構成される高圧同軸複合導電路も挙げられるものとする。
外装部材16は、高圧導電路15を覆う樹脂製の管体であって、高圧導電路15の挿通収容に必要な長さ、及び保護に必要な厚みを有する形状に形成される。外装部材16は、車両床下11(図1参照)を通りこの車両床下11の前後に跨る長尺なものに形成される。尚、外装部材16は、樹脂製に限らず金属製であってもよいものとする。
外装部材16は、曲げて配索する部分としての可撓管部と、ストレートに配索する部分としてのストレート管部とを有する。可撓管部とストレート管部は、一又は複数有し、交互に並ぶように配置形成される。外装部材16は、可撓管部を撓ませない状態で、この可撓管部とストレート管部とが直線状になるように形成される。外装部材16は、この断面形状が略矩形状、円形状、長円形状、楕円形状等になるように形成される(断面形状は適宜選定されるものとする)。
外装部材16は、上記以外に公知のコルゲートチューブやプロテクタ等であってもよいものとする。外装部材16は、図示の如く金属箔シールド部材17の外側に配置される。
図2及び図3において、金属箔シールド部材17は、柔軟性を有するシート状のシールド部材本体18と、このシールド部材本体18を高圧導電路15に対し巻き付けた後に用いられる保持部材19とを含んで構成される。金属箔シールド部材17は、上記の如くシールドするための部材であって、例えば高圧導電路15の端末に設けられるシールドコネクタを介して高圧機器のシールドケースに接続される(一例であるものとする。例えばドレイン線等の公知手段によりグランドをとってもよいものとする)。
シールド部材本体18は、本実施例において二本の高圧導電路15をこの全長にわたって二重に巻き付けることができるような大きさに形成される(二重以上であれば大きさは限定されないものとする)。尚、図2では空間があるような「ブカブカ」に巻き付けられた状態を示すが、二本の高圧導電路15に対し密着させるような巻き付けであっても当然によいものとする。
シールド部材本体18は、金属箔20及び基材21と、これらを接合する接着層22とを含んで構成される。本実施例においては、金属箔20が高圧導電路15に近い側となるように配置される。尚、上記構成の他にメッキ層を含んでもよいものとする。或いは、基材21を用いずに金属箔20単独でシールド部材本体18を構成してもよいものとする。
金属箔20は、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、鉄等の導電性を有する箔であって、シールド機能を発揮させる部分として用いられる。金属箔20は、この厚みが適宜設定される。また、大きさは基材21の大きさに合わせて形成される。
基材21は、シールド部材本体18のベースとなる部分であって、適宜材質のものが用いられる。基材21に好適な材質としては、例えばポリエチレンテレフタレートからなるPETシート、ポリエステルシート、アセテート布、ポリエステル布、ガラスクロス、絶縁紙、PET織布等が挙げられるものとする。
以上のようなシールド部材本体18には、スリット23が多数形成される。この多数のスリット23は、シールド部材本体18に伸縮性を持たせるためとして形成される。多数のスリット23は、二本の高圧導電路15に対しシールド部材本体18を二重に巻いた際に、上下に重ならないような位置に配置形成される。
二重に巻いた際に、上下に重ならないような配置にする理由としては、ワイヤハーネス9を屈曲させた時に、二重の金属箔20のうち例えば外側の金属箔20のスリット23が開いたとしても、内側の金属箔20にはスリット23が存在しないようにすることができ、これにより高圧導電路15の露出を防止することができるからである。言い換えれば、シールド性能の低下を防止することができるからである。
多数のスリット23は、ワイヤハーネス9を真っ直ぐな状態にした時に閉じた状態になり、ワイヤハーネス9を屈曲させた時(図示省略)には、その屈曲部分において、矢印P方向の力により二点鎖線で示すような開口24の状態になるように形成される。また、多数のスリット23は、シールド部材本体18の厚み方向に貫通するように形成される。尚、多数のスリット23は、基材21自体が伸縮性を有する場合に、金属箔20のみに形成することも可能であるものとする。
本実施例において、多数のスリット23は、高圧導電路15の軸直交方向(矢印Q方向)に切り込まれるように形成される。また、上記軸直交方向に並ぶように配置形成される。さらに、このような切り込み方向で並ぶスリット23は、高圧導電路15の軸方向(矢印P方向)に所定のピッチで配置形成される。多数のスリット23は、二重になる金属箔20のうち、外側の金属箔20におけるスリット23の位置と、内側の金属箔20におけるスリット23の位置とが異なるように配置形成される。
多数のスリット23に関し、上記以外としては、高圧導電路15の軸方向(矢印P方向)に交差する方向に並ぶ斜めの配置であってもよいものとする。また、図示のような直線状となる形状ではなく、波状や十字状となる形状等であってもよいものとする。さらに、多数のスリット23は、千鳥状に配置形成されてもよいものとする。
多数のスリット23は、外力が加わらない状態で閉じた状態にあることが好ましいものとする(上下に重ならないように配置形成することから、厳密には閉じた状態でなくともよいものとする)。
尚、ワイヤハーネス9の屈曲位置が予め分かっているのであれば、屈曲位置にのみスリット23を配置形成してもよいものとする。
シールド部材本体18は、本実施例において、この巻き付けを二周行うことにより「二重に巻いた状態」に形成される。他の例としては、予めシールド部材本体18を二枚重ね、その上で巻き付けを一周行うことにより形成される例が挙げられる。「二重に巻いた状態」に関しては、ワイヤハーネス9の屈曲等により高圧導電路15の露出が生じなければ特に限定されないものとする。特に図示しないが、縦添えにより少なくとも二重の状態に形成される例も挙げられる。
図2に戻り、保持部材19は、「二重に巻いた状態」にあるシールド部材本体18を保持するための部材であって、テープ止め(テープ巻き)による保持、クランプによる保持、或いは結束バンドによる保持等が挙げられる。本実施例においては、テープ止めが採用され、このような保持部材19は適宜位置に設けられる。
以上、図1ないし図3を参照しながら説明してきたように、シールド部材本体18の構造により(金属箔シールド部材17の構造により)、ワイヤハーネス9を屈曲させたとしても、高圧導電路15の露出が生じないことから、シールド性能の低下を防止することができるという効果を奏する。言い換えれば、ワイヤハーネス9を屈曲させたとしてもシールド効果を十分に維持することができるという効果を奏する。
金属箔シールド部材17にあっては、金属箔20によりシールド効果を確保しつつ軽量化を図ることができるという効果も奏する。
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
1…ハイブリッド自動車
2…エンジン
3…モータユニット
4…インバータユニット
5…バッテリー
6…エンジンルーム
7…自動車後部
8、9…ワイヤハーネス
10…中間部
11…車両床下
12…ジャンクションブロック
13…後端
14…前端
15…高圧導電路(導電路)
16…外装部材
17…金属箔シールド部材(シールド部材)
18…シールド部材本体
19…保持部材
20…金属箔
21…基材
22…接着層
23…スリット
24…開口

Claims (2)

  1. 一又は複数本の導電路と、該導電路を覆ってシールドするシールド部材とを含むワイヤハーネスにおいて、
    前記シールド部材は、多数のスリットを有する金属箔単独、又は該金属箔と基材とを含んで構成され、且つ、前記多数のスリットが重ならずに全体が少なくとも二重の状態になる
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 請求項1に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記多数のスリットは、当該ワイヤハーネスの屈曲に応じて開く切り込み形状に形成される
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
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