JP2015015786A - ディジタルリレー - Google Patents

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Abstract

【課題】ディジタルリレーを更新する際に、伝送親局側のアプリケーションプログラムの変更作業を必要とせず、また、設備の稼働に支障を与えることがないディジタルリレーを提供することを目的としている。【解決手段】ディジタルリレー4は、取得データ(計測値)40を処理するためのデータ処理用プロセッサ部4aと、設定値情報と処理された計測値情報とを格納する外部メモリ4bと、型式毎の伝送フォーマットの設定データが収容されている伝送フォーマットデータベース4c3と、伝送フォーマットデータベース4c3に基づいて設定値情報及び計測値情報の伝送フォーマット変換を行って伝送親局2に伝送する伝送処理用プロセッサ部4cと、を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、電力系統の電力や電流、電圧を監視するための計測機能及び計測値の異常を検知した場合の保護機能を有するディジタルリレーに関するものである。
ディジタルリレー(組み込み機器)は、電力系統の電力や電流、電圧を監視するための計測機能及び計測値の異常を検知した場合の保護機能(遮断器などの開閉器へ制御信号を出力)を有するものである。一般的に、ディジタルリレーに使用されるデータ処理用のプロセッサの処理能力の制約から全ての計測項目、保護項目に対する機能を搭載することは困難であり、また、適用される電力系統において必要とされる計測項目、保護項目の組み合わせが異なるため、電力系統毎に必要な計測項目、保護項目の機能に応じて複数の型式のディジタルリレーが用意されている。
図1に示すように、ディジタルリレーで構築された伝送システムでは、ディジタルリレーが保有する計測情報と設定値情報は表示制御装置へ、表示制御装置からの制御指令はディジタルリレーへと伝送親局の内部メモリを介して情報が伝達されている(例えば、特許文献1を参照。)。しかし、伝送親局に格納できるデータ数、容量が限られており、1台でも多くのディジタルリレーを接続できるようにするため、型式毎に保有されたデータを伝送親局の最小限のメモリを使用して格納している。このため、伝送親局の内部メモリに格納されるデータの順序、構成は一様に統一されておらず、型式毎に異なっている。また、近年、データ処理用のプロセッサの処理能力の向上により、1つの型式でより多くの計測項目、保護項目を保有することが可能となったため、最新のディジタルリレーでは旧式のディジタルリレーの型式の統廃合も実施されている。
特開2002−315082号公報
しかしながら、従来の伝送システムでは、型式の統廃合により、伝送システムが旧式のディジタルリレーで構築されている場合には、伝送親局の内部メモリに格納される計測値情報、設定値情報の情報数、データ構成、各情報の格納メモリ番号が最新のディジタルリレーと異なっている。このため、伝送親局側のアプリケーションプログラムに高い汎用性を保持させ、使用されるディジタルリレーの型式に応じたアプリケーションプログラムの変更作業を最小限に抑えるようにしているが、更新作業に負担と時間が掛かるという課題があった。また、アプリケーションプログラムの変更誤りにより、データの送受信に問題が発生してしまい、設備の稼動に支障をきたす可能性もあり、更新作業を簡単かつスムーズに実施できることが求められている。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、ディジタルリレーを更新する際に、伝送親局側のアプリケーションプログラムの変更作業を必要とせず、また、設備の稼働に支障を与えることがないディジタルリレーを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係るディジタルリレーは、複数の型式の伝送フォーマットの設定データが収容されている伝送フォーマットデータベースと、機器から取得された計測値を処理するためのデータ処理用プロセッサ部と、前記機器の設定値情報及び前記計測値が処理された計測値情報が格納される外部メモリと、前記外部メモリから読み出された前記設定値情報及び前記計測値情報を所定の型式の伝送フォーマットにて、伝送親局に伝送する伝送処理用プロセッサ部と、を備え、前記伝送処理用プロセッサ部は、データ変換処理部を持ち、前記伝送フォーマットデータベースから前記所定の型式の伝送フォーマットを選択して、前記設定値情報及び前記計測値情報を前記所定の型式の設定データに基づいた伝送フォーマットに変換し、前記伝送親局に伝送することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に係るディジタルリレーは、複数の型式の伝送フォーマットの設定データが収容されている伝送フォーマットデータベースと、機器から取得された計測値を処理するためのデータ処理用プロセッサ部と、前記機器の設定値情報及び前記計測値が処理された計測値情報が格納される外部メモリと、前記外部メモリから読み出された前記設定値情報及び前記計測値情報を所定の型式の伝送フォーマットにて、伝送親局に伝送する伝送処理用プロセッサ部と、を備え、前記データ処理用プロセッサ部は、データ変換処理部を持ち、前記伝送フォーマットデータベースから前記所定の型式の伝送フォーマットを選択して、前記設定値情報及び前記計測値情報を前記所定の型式の設定データに基づいた伝送フォーマットに変換し、前記外部メモリに格納することを特徴とするものである。
本発明のディジタルリレーによれば、伝送処理用プロセッサに設定値情報及び計測値情報を所定の型式の設定データに基づいた伝送フォーマットに変換するデータ変換処理機能を追加したので、ディジタルリレーを更新する際に、型式の相異に拘らず伝送親局側のアプリケーションプログラムの変更作業を必要とせず、また、設備の稼働に支障を与えることがないという効果を奏する。
実施の形態1に係るディジタルリレーが適用される伝送システムの全体構成を示す図である。 実施の形態1に係るディジタルリレーの内部構成を示す図である。 実施の形態1において作成される型式対応伝送フォーマットの構成を示す図である。 実施の形態1におけるデータ変換処理プロセスの処理手順を示す図である。 実施の形態2に係るディジタルリレーの内部構成を示す図である。 従来のディジタルリレーの内部構成を示す図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るディジタルリレーが適用される伝送システムの全体構成を示す図であり、図2は、実施の形態1に係るディジタルリレーの内部構成を示す図である。図3は、作成される型式対応伝送フォーマットの構成を示す図であり、図4は、データ変換処理プロセスの処理手順を示す図である。
図1に示すように、伝送システム100は、表示制御装置1と、表示制御装置1と伝送線10を介して信号を送受する伝送親局(PLC)2と、伝送親局2と伝送線20を介して相互にデータを送受するディジタルリレー3(3A,3B,・・・,3N)と、で構成されている。表示制御装置1は、データ処理部1a、アプリケーションプログラム1b、データ記憶部1c、データ表示部1dから成り、伝送親局2は、アプリケーションプログラム2a、内部メモリ2bを有している。表示制御装置1は、伝送親局2を介して、ディジタルリレー3を監視し、ディジタルリレー3から伝送されてきたデータ情報をアプリケーションプログラム1bに基づいて、データ処理部1aにより処理加工し、データ記憶部1cにデータを格納するとともに、データ表示部1dに表示する。また、ディジタルリレー3に制御指令を出す。
各種受配電機器に設置されたディジタルリレー3(3A,3B,・・・,3N)は、機器毎に保有している計測値情報、設定値情報をディジタルリレーの型式毎(型式A、型式B、・・・、型式N)に決められた伝送データ構成、伝送データ項目、データ送信順序の手順に従って伝送線20を介して、伝送親局2に伝送される。伝送親局2は、アプリケーションプログラム2aに従ってディジタルリレー3から伝送された計測値情報、設定値情報のデータは内部メモリ2bに格納される。表示制御装置1は、伝送線10を介して伝送親局2の内部メモリ2bに格納されたディジタルリレー3の計測値情報、設定値情報を収集する。また、表示制御装置1は、制御指令を発して伝送親局2を通してディジタルリレー3に情報を伝達する。
ここで、伝送システム100を構築する際に、ディジタルリレー3の型式毎の種類、数量によって表示制御装置1の処理能力、伝送線20の伝送容量、伝送親局2の内部メモリ2bの容量等が決められている。ディジタルリレー3の更新、追加、型式の変更を行う場合には、伝送親局2の内部メモリ2bに格納する計測値情報及び設定値情報の情報数、データ構成、各情報の格納メモリ番号を変更する必要がある。このため、伝送親局2のアプリケーションプログラム2aの変更を行って、対応している。ディジタルリレーの能力向上に伴い本願発明のディジタルリレー4(図6に示す従来の型式が固定された一般的なディジタルリレー3と区別するため符号を4と表記する。)では、複数の型式に対応できるよう伝送フォーマットの設定データが格納された伝送フォーマットデータベース4c3を保有しており、更新の際に、更新前のディジタルリレー3の型式に応じた伝送フォーマットを操作ボタン等で選択できるようになっている。
図2は、本実施の形態に係るディジタルリレー4の内部構成を示すものであり、ディジタルリレー4が設置された機器(例えば、受配電機器、図示せず。)から取得した取得データ(計測値)40を処理するためのデータ処理用プロセッサ部4aと、機器の設定値情報と処理された計測値情報とを格納する外部メモリ4bと、型式毎の伝送フォーマットの設定データが収容されている伝送フォーマットデータベース4c3と、伝送フォーマットデータベースから所定の型式の伝送フォーマットを選択し、当該型式の設定データに基づいて伝送フォーマットを変換して、設定値情報及び計測値情報を伝送親局2に伝送する伝送処理用プロセッサ部4cと、を備えている。
データ処理用プロセッサ部4aは、データ演算部4a1とデータ記憶部4a2とで構成されている。データ記憶部4a2には、データ演算部4a1にて、取得データ(計測値)40が加工された計測値情報が格納されるとともに、受配電機器の設定値情報が格納されている。さらに、計測値情報及び設定値情報は、データ処理用プロセッサ部4aにより外部メモリ4bに書き込まれる。
伝送用処理用プロセッサ部4cは、伝送システム100に合わせた伝送フォーマットに変換するデータ変換処理部4c1と変換されたデータを送出する伝送処理部4c2とで構成されている。伝送用処理用プロセッサ部4cは、型式毎の伝送フォーマットの設定データが収容されている伝送フォーマットデータベース4c3を保有しており、型式データ4cA,4cB,・・・,4cN(それぞれ、型式A、型式B、・・・、型式Nに相当)に対応した伝送型式選択項目である伝送データ構成、伝送データ項目及びデータ送信順序の情報が書き込まれている。さらに、伝送用処理用プロセッサ部4cのデータ変換処理部4c1は、外部メモリ4bに書き込まれている型式設定情報を読み込み、型式毎の伝送型式選択項目の伝送データ構成、伝送データ項目及びデータ送信順序、伝送親局2へのデータ格納メモリ番号の情報を保有する伝送フォーマットデータベース4c3から該当するデータベース情報を読み出す。そして、データベース情報に従い、該当する伝送データ項目を外部メモリ4bから読み出し、伝送データ構成、データ送信順序、データ格納メモリ番号の情報に基づき、型式に対応した変換伝送フォーマット4dを作成する。伝送処理部4c2は、作成された変換伝送フォーマット4dを伝送親局2の内部メモリ2bへデータを送信する。
図3に、データ変換処理部4c1における型式に応じた伝送フォーマットの変換の例を示す。データ変換処理部4c1では、ディジタルリレー4が保有する拡張されたディジタルリレー伝送フォーマット5の計測値情報5a((1),(2),・・・,(10))及び設定値情報5b((1),(2),・・・,(10))から要求される型式に対応した型式対応伝送フォーマット6に変換する。変換された型式対応伝送フォーマット6では、必要とされる計測値情報6a((1),(2),(4),(5),(3),(8))及び設定値情報6b((1),(3),(4),(8),(6),(10))となっている。ここで注目すべきは、情報の数だけではなく、順序も変更されている点である。これにより、更新前のディジタルリレー3からディジタルリレー4に更新されても伝送型式選択項目の情報が維持されており、伝送親局2にとっては、更新前と何ら変わらず、従来通りの処理を行えばよい。
次に、本実施の形態1に係るディジタルリレーにおける伝送フォーマットの変換作業について、図4に示すデータ変換処理プロセスの処理手順を用いて説明する。
まず、ステップS01では、データ処理用プロセッサ部4aにより、外部メモリ4bにシリーズコード、機種設定コードが書き込まれる。続いて、ステップS02では、伝送処理用プロセッサ部4cにおいて、外部メモリ4bから設定データの読み出しが行われる。
ステップS03では、ステップS02で読み出されたデータの良否の判定が行われる。外部メモリ4bから3回の読み出し、読み出したデータが全て一致するかどうかが判定される(ノイズ等の影響でデータが書き換わっていないかを確認する。)。良と判定された場合には、ステップS04に移行され、不良と判定された場合には、ステップS17に移行されて、伝送機能が停止され、さらに、ステップS19において、外部メモリ4bにエラーコードの書き込みが行われる。
ステップS04では、シリーズコードの正誤判定が行われる。シリーズコードの数値が予め想定される範囲内であるとされた場合には、正と判定され、ステップS05に移行され、範囲外であるとされた場合には、誤と判定され、ステップS14に移行される。
ステップS05では、機種コードの正誤判定が行われる。機種コードの数値が予め想定される範囲内であるとされた場合には、正と判定され、ステップS06に移行され、範囲外であるとされた場合には、誤と判定され、ステップS14に移行される。
ステップS06では、機種コードがシリーズコードに対応しているかどうかの正誤判定が行われる。機種コードの数値が予め想定されるシリーズコードに対応する範囲内であるとされた場合には、正と判定され、ステップS07に移行され、範囲外であるとされた場合には、誤と判定され、ステップS14に移行される。
ステップS07では、伝送フォーマットデータベース4c3の型式に対応したデータベース情報の読み出し位置が決定される。データベース情報に格納されているデータは、外部メモリ4bのアドレス番号であり、シリーズコード、機種コードの情報からデータベース情報の読み出しアドレスの先頭とデータの読み出し個数が決まる。
ステップS08では、読み出されたデータベース情報は、所定の配列にデータが格納される。
ステップS09では、データベースの各アドレス情報に対して、データの読み出しが行われる。
ステップS10では、ステップS09で読み出されたデータの良否の判定が行われる。外部メモリ4bから3回の読み出しが行われ、読み出されたデータが全て一致するかどうかが判定される(ノイズ等の影響でデータが書き換わっていないかが確認される。)。良と判定された場合には、ステップS11に移行され、不良と判定された場合には、ステップS17に移行され、伝送機能が停止され、さらに、ステップS19において、外部メモリ4bにエラーコードの書き込みが行われる。
ステップS11では、ステップS09で読み出されたデータのスケール変換が行われる。同じデータ内容であっても、機種毎にデータの範囲が異なる項目も存在するため、データ処理用プロセッサ部4a側は、外部メモリ4bに書き込まれるデータが選択されたシリーズと機種に応じてデータのスケールが可変にされ、外部メモリ4bに格納される。読み出されたデータは、外部メモリ4b上では16ビットであるのに対して、伝送親局2に伝送する伝送データは12ビットであるので、データのスケールが変換される。
ステップS12では、伝送親局2にデータを送信するため、型式対応伝送フォーマット6のデータに加工された伝送文が作成される。ステップS13では、伝送親局2にデータが送信される。
ステップS04、S05,S06で、誤と判定された場合には、ステップS14に移行され、シリーズコード、機種コードの異常コードが外部メモリ4bに書き込まれ、ステップS15に移行される。
ステップS15では、ステップS14で書き込まれたデータの良否の判定が行われる。外部メモリ4bから3回の読み出しを行い、読み出されたデータが全て一致するかどうかが判定される(ノイズ等の影響でデータが書き換わっていないかが確認される。)。良と判定された場合には、ステップS16に移行され、伝送機能が停止され、続いて、ステップS18において、外部メモリ4bにエラーコードの書き込みが行われる。不良と判定された場合には、ステップS17に移行され、伝送機能が停止され、さらに、ステップS19において、外部メモリ4bにエラーコードの書き込みが行われる。
ステップS18及びS19で、エラーコードの書き込まれた後、ステップS20では、データ処理用プロセッサ部4aによりエラーコードが読み出され、ステップS21では、エラー内容(番号)がディジタルリレー4の表示画面に表示され、一連の作業が終了となる。
したがって、本願ディジタルリレー4は、複数の型式の伝送フォーマットを収容した伝送フォーマットデータベース4c3を有し、要求に応じて型式を選択することによって汎用性を持たせているため、既設のディジタルリレー3を、本願ディジタルリレー4に更新する際にも、既設の伝送システム1の伝送親局2の内部メモリ2bの容量や伝送能力の制約に捉われず、また、表示制御装置1、伝送親局2や伝送線20等に変更を加える必要がない。
以上のように、本願発明に係わるディジタルリレー4においては、従来のディジタルリレー3を更新する際に、ディジタルリレー3の型式名を設定するだけでよく、伝送親局2のアプリケーションプログラム2aの変更を行う必要はない。このため、更新に伴う作業時間を必要とせず、また、アプリケーションプログラム2aの変更誤りも発生しないため、設備の稼働に支障をきたすことがない。
このように、実施の形態1に係るディジタルリレーでは、複数の伝送フォーマットのデータベースが組み込まれており、必要とされる型式を選択して、当該型式の伝送フォーマットに変換した上で、伝送親局に計測値情報、設定値情報を送信するようにしているので、ディジタルリレーの更新時に、伝送親局のアプリケーションプログラムの変更を行う必要もなく、内部メモリの容量や伝送能力の制約に捉われず、設備の稼働に支障をきたすことがないという顕著な効果がある。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2に係るディジタルリレーの内部構成を示す図である。本実施の形態2におけるディジタルリレーの構成が、図2の実施の形態1における構成と異なる点は、実施の形態1では、データ変換処理部4c1及び伝送フォーマットデータベース4c3が、伝送用処理用プロセッサ部4cに設けられているのに対して、実施の形態2では、データ変換処理部4a3及び伝送フォーマットデータベース4a4が、データ処理用プロセッサ部4aに設けられている点である。他の構成要素は、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
実施の形態2では、データ処理用プロセッサ部4aのデータ変換処理部4a3は、選択された型式に基づき伝送フォーマットデータベース4a4から対応する伝送型式選択項目の設定値に応じて、外部メモリ4bに格納する際に、型式対応伝送フォーマット6に合わせて計測値情報、設定値情報を格納するデータ位置を換えて格納する。したがって、伝送処理用プロセッサ部4cの伝送処理部4c2では、外部メモリ4bの所定アドレスから計測値情報、設定値情報を読み出して、伝送親局2に送信するだけよい。その他の構成の動作については、実施の形態1と同様であり、説明を省略する。
このように、実施の形態2に係るディジタルリレーでは、伝送フォーマットデータベースがデータ処理用プロセッサ部に設けられているか伝送処理用プロセッサ部に設けられているかの違いだけで、実施の形態1と同様、複数の伝送フォーマットのデータベースが組み込まれており、必要とされる型式を選択して、当該型式の伝送フォーマットに変換した上で、伝送親局に計測値情報、設定値情報を送信するようにしているので、ディジタルリレーの更新時に、伝送親局のアプリケーションプログラムの変更を行う必要もなく、内部メモリの容量や伝送能力の制約に捉われず、設備の稼働に支障をきたすことがないという顕著な効果がある。
なお、上記実施の形態では、伝送フォーマットデータベースに登録されていない型式に対応できるように、ユーザにおいて任意に伝送フォーマットを作成、変更し、登録できる機能を設けておけばよく、伝送フォーマットデータベースを拡張することが可能になる。これにより、型式に対応した変換された伝送フォーマットを自由に構築することが可能となり、伝送親局の内部メモリに格納されるデータの選択、データの格納メモリ番号、データ表示ビット数を任意に設定することが可能となる。データ表示ビット数を小さくすることにより、伝送親局の内部メモリを占有するメモリ量を小さくして、より多くのディジタルリレーを接続することができる。
また、上記実施の形態の説明では、データ処理用プロセッサ部と伝送処理用プロセッサ部を別個のものとして説明したが、両方の機能を併せ持った1つのプロセッサ部であってもよい。
また、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
また、図において、同一符号は、同一または相当部分を示す。
1 表示制御装置、2 伝送親局、2b 内部メモリ、3(3A,3B,・・・,3N) ディジタルリレー、4 ディジタルリレー、3a,4a データ処理用プロセッサ部、3a1,4a1 データ演算部、3a2,4a2 データ記憶部、3b,4b 外部メモリ、3c,4c 伝送処理用プロセッサ部、3c2,4c2 伝送処理部、4c1,4a3 データ変換処理部、4c3,4a4 伝送フォーマットデータベース、5 ディジタルリレー伝送フォーマット、5a,6a 計測値情報、5b,6b 設定値情報、6
型式対応伝送フォーマット、10,20 伝送線、100 伝送システム、40 取得データ(計算値)。

Claims (3)

  1. 複数の型式の伝送フォーマットの設定データが収容されている伝送フォーマットデータベースと、
    機器から取得された計測値を処理するためのデータ処理用プロセッサ部と、
    前記機器の設定値情報及び前記計測値が処理された計測値情報が格納される外部メモリと、
    前記外部メモリから読み出された前記設定値情報及び前記計測値情報を所定の型式の伝送フォーマットにて、伝送親局に伝送する伝送処理用プロセッサ部と、
    を備え、
    前記伝送処理用プロセッサ部は、データ変換処理部を持ち、前記伝送フォーマットデータベースから前記所定の型式の伝送フォーマットを選択して、前記設定値情報及び前記計測値情報を前記所定の型式の設定データに基づいた伝送フォーマットに変換し、前記伝送親局に伝送することを特徴とするディジタルリレー。
  2. 複数の型式の伝送フォーマットの設定データが収容されている伝送フォーマットデータベースと、
    機器から取得された計測値を処理するためのデータ処理用プロセッサ部と、
    前記機器の設定値情報及び前記計測値が処理された計測値情報が格納される外部メモリと、
    前記外部メモリから読み出された前記設定値情報及び前記計測値情報を所定の型式の伝送フォーマットにて、伝送親局に伝送する伝送処理用プロセッサ部と、
    を備え、
    前記データ処理用プロセッサ部は、データ変換処理部を持ち、前記伝送フォーマットデータベースから前記所定の型式の伝送フォーマットを選択して、前記設定値情報及び前記計測値情報を前記所定の型式の設定データに基づいた伝送フォーマットに変換し、前記外部メモリに格納することを特徴とするディジタルリレー。
  3. 前記伝送フォーマットデータベースは、新たな型式の伝送フォーマットの設定データの追加及び任意の伝送フォーマットの設定データの作成が可能な機能を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のディジタルリレー。
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