JP2015015511A - 画像形成装置及び位置ずれ補正方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像形成装置は、2値の画像に第1の位置ずれ補正処理を施し(ステップS2)、得られた画像のうち、エッジ領域の画像を、当該エッジ領域におけるドットの形成率に応じた中間調の画像に変換して、第1の画像を生成する(ステップS3及びS4)第1補正部と、第1の画像に階調補間処理を用いた第2の位置ずれ補正処理を施し、第2の画像を生成する(ステップS5)第2補正部と、第2の画像において、中間調の画像を2値の画像に変換してエッジ領域を再構成し、位置ずれ補正された画像を生成する(ステップS7)再構成部と、を備えている。
【選択図】図12
Description
倍率補正処理は、画像の大きさを補正する処理をいい、通常は画素を挿入又は削除して画像を微小に拡大又は縮小する。
傾き補正処理は、スキュー、ボウ等と呼ばれる画像の傾斜を補正する処理をいう。通常は、一定領域ごとに画像をシフトすることにより、画像の傾斜を補正する。
また、画像の位置ずれを1画素単位で補正した後、1画素未満の単位の位置ずれ量に応じてエッジ又は細線の画素値を中間調とすることにより、画像のガタツキを抑えることが行われている(例えば、特許文献2参照)。
傾き補正処理及び倍率補正処理によって生じる画質の劣化は、各々の劣化の程度が小さくても、画質の劣化が重なることにより、無視できない大きな劣化となる場合がある。
例えば、倍率補正処理された画像に傾き補正処理を施すと、エッジが2画素幅以上の中間調領域となり、画像がボケることがある。また、部分的にエッジに大きな段差が生じて、ガタツキが大きい画像となることもある。
画像に第1の位置ずれ補正処理を施し、得られた画像のうち、エッジ領域の画像を、当該エッジ領域におけるドットの形成率に応じた画像に変換して、第1の画像を生成する第1補正部と、
前記第1の画像に、階調補間処理を用いた第2の位置ずれ補正処理を施して、第2の画像を生成する第2補正部と、
前記第2の画像において、前記エッジ領域の画像を再構成し、位置ずれ補正された画像を生成する再構成部と、
を備える画像形成装置が提供される。
前記第1補正部は、2値の画像に第1の位置ずれ補正処理を施して、前記エッジ領域の画像を、当該エッジ領域におけるドットの形成率に応じた中間調の画像に変換し、
前記再構成部は、前記第2の画像において、前記中間調の画像を2値の画像に変換して前記エッジ領域の画像を再構成し、前記位置ずれ補正された画像を生成する、
請求項1に記載の画像形成装置が提供される。
前記第1補正部は、前記エッジ領域内の各画素の階調値を移動平均して、前記ドットの形成率を算出し、各画素の階調値を当該形成率に置き換えて、前記ドットの形成率に応じた画像を得る、
請求項1又は2に記載の画像形成装置が提供される。
前記第1補正部は、2値の画像に、階調補間処理を用いた第1の位置ずれ補正処理を施して、前記エッジ領域の画像が、当該エッジ領域におけるドットの形成率に応じた中間調の画像に変換された第1の画像を生成し、
前記再構成部は、前記第2の画像において、前記中間調の画像を2値の画像に変換して前記エッジ領域の画像を再構成し、前記位置ずれ補正された画像を生成する、
請求項1に記載の画像形成装置が提供される。
前記第2の画像において、前記エッジ領域の幅を調整するエッジ調整部を備え、
前記再構成部は、前記エッジ領域の幅が調整された前記第2の画像において、前記エッジ領域の画像を再構成する、
請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置が提供される。
画像に第1の位置ずれ補正処理を施し、得られた画像のうち、エッジ領域の画像を、当該エッジ領域におけるドットの形成率に応じた画像に変換して、第1の画像を生成する第1補正ステップと、
前記第1の画像に、階調補間処理を用いた第2の位置ずれ補正処理を施し、第2の画像を生成する第2補正ステップと、
前記第2の画像において、前記エッジ領域の画像を再構成し、位置ずれ補正された画像を生成する再構成ステップと、
を含む位置ずれ補正方法が提供される。
画像形成装置Gは、図1に示すように、制御部1、記憶部2、操作部3、表示部4、通信部5、プリントコントローラー6、スキャナー7、画像メモリー8、画像処理装置g及び画像形成部9を備えている。
例えば、制御部1は、ジョブの設定に従い、プリントコントローラー6又はスキャナー7により生成された画像を、画像形成部9により用紙上に形成させる。
制御部1は、生成された画像の位置ずれ補正処理が必要である場合、画像の変倍率、シフト量等の処理条件を決定して、画像処理装置gにより当該処理条件で画像を補正させる。
表示部4は、LCD(Liquid crystal display)等であることができ、制御部1の指示に従って操作画面等を表示する。
通信部5は、制御部1からの指示に従い、ネットワーク上のコンピューター、例えばサーバー又は他の画像形成装置と通信する。
プリントコントローラー6は、C(シアン)、M(マジェンタ)、Y(イエロー)及びK(黒)の各色の画像を生成する。プリントコントローラー6により生成された画像は、画像メモリー8に保存される。
R、G及びBの画像は、C、M、Y及びKの画像に色変換されて、画像メモリー8に保存される。色変換は、スキャナー7の後段に色変換部を備えるか、画像処理装置gが色変換部を備えて、当該色変換部により行えばよい。
画像メモリー8は、プリントコントローラー6又はスキャナー7により生成された画像を保存する。また、画像メモリー8は、画像処理装置gにより処理された画像を保存することもできる。
画像処理装置gは、主な構成として、図1に示すように、階調補正部g1、中間調処理部g2及び位置ずれ補正部g3を備えている。
階調補正部g1は、形成される画像の階調特性が目標の階調特性に一致するように各階調値に対応する補正値が定められたLUT(Look Up Table)から、入力された画像の各画素の階調値に対応する補正値を得て、補正値からなる画像を出力する。
図2は、位置ずれ補正部g3の主な構成を示している。
位置ずれ補正部g3は、図2に示すように、第1補正部g31、第2補正部g32、エッジ調整部g33及び再構成部g34を備えている。
倍率補正処理は、図3aに示すように画像を拡大するか又は縮小して、画像の大きさを補正する処理である。倍率補正処理は、両面に形成する画像の大きさを合わせる等、数%程度の倍率で画像を拡大又は縮小する場合に、利用され得る。
傾き補正処理は、図3b及び図3cに示すように画像をシフトして、画像の傾きを補正する処理である。図3bは、スキューと呼ばれる傾きを補正する例を示しており、図3cはボウと呼ばれる湾曲を補正する例を示している。スキューは画像の傾きが一定であるが、ボウは画像の傾きが変化する。
以下、第1の位置ずれ補正処理が倍率補正処理であり、第2の位置ずれ補正処理が傾き補正処理である例を説明する。
倍率補正処理時、第1補正部g31は、画像に画素を挿入して画像を拡大するか、又は画像中の画素を削除して画像を縮小する。
第1補正部g31は、画素の挿入又は削除による画質劣化を抑えるため、画素の挿入位置又は削除位置を分散させることもできる。
まず、第1補正部g31は、制御部1から指示された画像の変倍率に応じて、挿入又は削除する画素数を決定する。変倍率は、主走査方向xと副走査方向yとで同じ場合もあるし、異なる場合もある。第1補正部g1は、主走査方向x及び副走査方向yのそれぞれの変倍率に応じて、主走査方向xに挿入又は削除する画素数kxと、副走査方向yに挿入又は削除する画素数kyを決定する。
具体的には、第1補正部g31は、画像を主走査方向xにkx分割し、副走査方向yにky分割して、kx×ky個の単位領域を得る。
第1補正部g31は、画素の挿入又は削除を、主走査方向x及び副走査方向yのそれぞれについて順番に行う。順番は特に限定されず、第1補正部g31は、主走査方向xに画素の挿入又は削除を行った後、副走査方向yに画素の挿入又は削除を行うこともできるし、その逆の順番で行うこともできる。
主走査方向xに拡大又は縮小する場合、第1補正部g31は、主走査方向xの1ラインごとに1画素ずつ挿入又は削除する位置を決定する。副走査方向yに拡大又は縮小する場合、第1補正部g31は、副走査方向yの1ラインごとに1画素ずつ挿入又は削除する位置を決定する。
画像C11において副走査方向yに画素を挿入又は削除する場合、第1補正部g31は、画像C11の副走査方向yの6ラインのそれぞれにおいて、1画素の挿入位置又は削除位置を決定する。これにより、合計6画素の挿入位置又は削除位置が決定される。
例えば、第1補正部g31は、下記式で表される画素分散テーブルT[6]を用いて、6画素の挿入位置又は削除位置を決定することができる。
T[6]={6,2,8,3,1,7}
第1補正部g31は、繰り返し出力される6つのパラメーターに従って、図5に示すように単位領域の左端から順に、単位領域の上端から6画素目、2画素目、8画素目、3画素目、1画素目及び7画素目を挿入位置又は削除位置P0として決定する。
また、画素分散テーブルT[6]のパラメーターは、1〜9画素の範囲内で位置を分散させるのに適したパラメーターであるので、第1補正部g31は、単位領域の大きさに応じて、各パラメーターを正規化して使用する。例えば、1〜20画素の範囲内で分散させる場合、第1補正部g31は、上記画素分散テーブルT[6]から出力される各パラメーターを20/9倍して得られたパラメーターを用いればよい。
図6は、9×12画素を1つの単位領域として、単位領域ごとに画素の挿入位置又は削除位置が決定された画像の例を示している。画素の挿入位置又は削除位置以降の画素は、画素の挿入又は削除によって位置がずれる画素である。
図7bは、画像C11において削除位置P2として決定された各画素が削除され、縮小された画像C13を示している。
図7a及び図7bに示すように、画素の挿入位置P1又は削除位置P2が分散しており、画素の挿入又は削除による階調変化が目立ちにくくなっている。
階調補間処理を用いる場合、第1補正部g31は、拡大又は縮小前の1ラインの各画素の階調値を、隣接する画素同士で重み付けて加算し、拡大又は縮小後の1ラインの各画素の階調値を得る。
階調補間処理を用いずに単純に画素が挿入された場合、図8に示すように画像C11中に含まれる2画素幅の細線の一部が画素の挿入位置P1として決定されると、細線の線幅は3画素幅に拡大する。一方、単純に画素が削除された場合は、細線の線幅が1画素幅に縮小する。元の細線の線幅と大きく異なるため、画質劣化が生じる。
傾き補正処理時、第2補正部g32は、制御部1により指示された方向に、指示されたシフト量で、画像をシフトさせる。
例えば、形成された画像が1/8画素の傾きで副走査方向y上側に傾斜するスキューを補正する場合、制御部1により1/8画素の傾きで副走査方向y下側に傾斜するよう指示される。第2補正部g32は、制御部1の指示に応じて、図9に示すように、画像C21を主走査方向xの8画素ごとに副走査方向y下側に1画素シフトさせて、1/8画素の傾きで副走査方向y下側に傾斜する画像C22を生成する。
図9に示す画像C23は、画像C22においてエッジの画素の位置を分散させて得られた画像である。
図9に示すように、シフトのみの画像C22の場合、画像C22中に含まれる2画素幅の細線のエッジに段差が現れ、画質劣化が生じている。これに対し、画像C23は、段差部分の階調変化が目立ちにくく、画質劣化が抑えられている。
階調補間処理を用いる場合、第2補正部g32は、シフト前の各画素の階調値を、隣接する画素同士でシフト量に応じた重み付け係数により重み付けして加算し、シフト後の各画素の階調値を得る。階調補間処理により、シフトによる階調変化を緩和することができ、画質劣化を抑えることができる。
第2補正部g32は、シフト前の2画素とシフト後の画素との距離に応じた重み付け係数を用いて、重み付けする。シフト量が0.5画素の場合、シフト前の2画素のそれぞれとシフト後の画素との距離の比は1:1であるので、第2補正部g32は、シフト前の2画素の重み付け係数をそれぞれ0.5として重み付けする。
階調補間処理を用いずに画素の位置をシフトさせて傾き補正すると、シフト位置P3において細線のエッジに段差が生じる。これに対し、階調補間処理が用いられた画像C25は、シフト位置P3付近が中間調で再現されているため、段差のような目立つ階調変化が抑えられている。
倍率補正処理のみ施す場合、画像は上記第1補正部g31にのみ出力され、倍率補正処理された画像が第1補正部g31から画像形成部9へ出力される。
また、傾き補正処理のみ施す場合、画像は上記第2補正部g32にのみ出力され、傾き補正処理された画像が第2補正部g32から画像形成部9へ出力される。
画像形成部9は、C、M、Y及びKの色ごとに、露光部、感光体及び現像部を4セット備えている。また、画像形成部9は、転写体、2次転写ローラー、定着装置及び反転機構を備えている。転写体は、無端ベルトであり、複数のローラーに巻き回されて回動している。各色の露光部、感光体及び現像部は、転写体の回動方向に並列に配置されている。
このようにして4つの感光体上に各色のトナーで形成された画像は、各感光体から転写体上に順次重ねて転写され、転写体上にカラー画像が形成される。2次転写ローラーは、転写体上のカラー画像を、用紙上に転写する。定着装置は転写後の用紙を加熱及び加圧して定着処理する。
以下の説明において、階調値を、とり得る値域に対する割合(%)として表す。1画素が8bitのデータであれば、階調値は0〜255の値域に対する割合(%)として表され、例えば128の階調値は50%(50=128/256)と表される。
図12に示すように、位置ずれ補正部g3では、第1補正部g31が、制御部1により決定された変倍率に応じて、画素分散テーブルのパラメーターを取得する(ステップS1)。
次に、第1補正部g31は、入力された2値の画像に倍率補正処理を施す(ステップS2)。倍率補正処理時、第1補正部g31は、ステップS1で取得したパラメーターを用いて、挿入又は削除した画素を分散させることができる。
第1補正部g31は、副走査方向yに画素が追加又は削除された場合、主走査方向xにおいて各エッジから所定範囲内に他のエッジがあると、当該所定範囲内の画素をエッジ領域として決定する。主走査方向xに画素が追加又は削除された場合、第1補正部g31は、各エッジから副走査方向yにおいて所定範囲内に他のエッジがあると、当該所定範囲内の画素をエッジ領域として決定する。
第1補正部g31は、エッジ領域内の各画素の階調値を移動平均して、ドットの形成率を算出する。第1補正部g31は、各画素の階調値をドットの形成率に置き換えて、ドットの形成率に応じた中間調の画像を得る。
一方、領域C323内のドットの形成率は80%((100%×4画素)/5画素)となる。第1補正部g31は、領域C323の中央の1画素の階調値を80%に変換する。
その結果、図14aに示すように、エッジ領域の階調値が、ドットの形成率に変換された第1の画像C33が得られる。
図14bは、階調補間処理を用いた傾き補正処理によって、画像C33を1/28画素の傾きで副走査方向y上側へシフトして得られた画像C34を示している。
エッジ領域は2画素幅以上に拡大されると、画像がぼけやすい。階調補間処理が用いられた場合は、特にエッジ領域が拡大しやすい。エッジ調整部g33は、エッジ領域の幅を縮小するようにエッジ領域の各画素の階調値を調整し、エッジ領域の拡大による画像のぼけを抑える。
図15a及び図15bは、それぞれ画像C33及び画像C34のA−A*線上に位置する6画素の階調値(%)を示している。図15aに示すように、中間調の画像に変換されたエッジ領域は、傾き補正処理によって図15bに示すように階調値が変化する。
エッジ調整部g33は、エッジ領域内の各画素の階調値を、エッジ方向に隣接する画素の階調値が最大値100%を超えない範囲内で、当該隣接する画素へ移す。これにより、図15cに示すようにエッジ領域の最外郭に位置する画素の階調値が減り、エッジ領域の幅が視覚的に縮小する。
図14cは、このようなエッジ領域の幅調整により、画像C34から得られた画像C35を示している。
具体的には、再構成部g34は、エッジ領域の各画素の中間調の階調値を、元の2値の階調値に変換して、エッジ領域の画像を再構成する。
図14dは、画像C35においてエッジ領域を再構成して得られた、位置ずれ補正された画像C36を示している。
従来の位置ずれ補正処理によって、倍率補正処理と傾き補正処理の両方が2段階で施されると、図16bに示す画像C42が得られる。
画像C42は、図16bに示すように、倍率補正処理のみ施された画像C32(図13b参照)におけるエッジの凹凸と、傾き補正処理が施された画像C41(図16a参照)におけるエッジの凹凸とが重なり、全体的にエッジのガタツキが大きくなっている。また、2画素以上の大きな段差も局所的に生じている。
これにより、エッジ領域の幅を縮小するように調整することができ、位置ずれ補正による画質劣化をより抑えることが可能となる。
他の実施の形態の画像形成装置によれば、2値の画像に階調補間処理を用いた第1の位置ずれ補正処理を施すことにより、エッジ領域の画像が、当該エッジ領域におけるドットの形成率に応じた中間調の画像に変換された第1の画像を生成することができる。
階調補間処理が用いられた場合、図8に示すようにエッジ領域は中間調の画像に変換される。中間調の階調値は、1画素において形成するドットの割合を表しているので、エッジ領域の2値の階調値を中間調の階調値に変換することにより、エッジ領域のドットの形成率を表すことができる。すなわち、倍率補正処理を施して得られた画像のうち、エッジ領域の画像が、中間調の画像に変換された第1の画像が得られる。
再構成部g34は、エッジ幅が調整された第2の画像において、エッジ領域の画像を再構成し、位置ずれ補正された画像を生成する(ステップS105)。
ステップS104及びS105の処理は、それぞれ前述したステップS6及びS7と同じ処理内容であるので、詳細な説明は省略する。
1 制御部
2 記憶部
6 プリントコントローラー
7 スキャナー
9 画像メモリー
g 画像処理装置
g1 階調補正部
g2 中間調処理部
g3 位置ずれ補正部
g31 第1補正部
g32 第2補正部
g33 エッジ調整部
g34 再構成部
10 画像形成部
Claims (6)
- 画像に第1の位置ずれ補正処理を施し、得られた画像のうち、エッジ領域の画像を、当該エッジ領域におけるドットの形成率に応じた画像に変換して、第1の画像を生成する第1補正部と、
前記第1の画像に、階調補間処理を用いた第2の位置ずれ補正処理を施して、第2の画像を生成する第2補正部と、
前記第2の画像において、前記エッジ領域の画像を再構成し、位置ずれ補正された画像を生成する再構成部と、
を備える画像形成装置。 - 前記第1補正部は、2値の画像に第1の位置ずれ補正処理を施して、前記エッジ領域の画像を、当該エッジ領域におけるドットの形成率に応じた中間調の画像に変換し、
前記再構成部は、前記第2の画像において、前記中間調の画像を2値の画像に変換して前記エッジ領域の画像を再構成し、前記位置ずれ補正された画像を生成する、
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第1補正部は、前記エッジ領域内の各画素の階調値を移動平均して、前記ドットの形成率を算出し、各画素の階調値を当該形成率に置き換えて、前記ドットの形成率に応じた画像を得る、
請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記第1補正部は、2値の画像に、階調補間処理を用いた第1の位置ずれ補正処理を施して、前記エッジ領域の画像が、当該エッジ領域におけるドットの形成率に応じた中間調の画像に変換された第1の画像を生成し、
前記再構成部は、前記第2の画像において、前記中間調の画像を2値の画像に変換して前記エッジ領域の画像を再構成し、前記位置ずれ補正された画像を生成する、
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第2の画像において、前記エッジ領域の幅を調整するエッジ調整部を備え、
前記再構成部は、前記エッジ領域の幅が調整された前記第2の画像において、前記エッジ領域の画像を再構成する、
請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 画像に第1の位置ずれ補正処理を施し、得られた画像のうち、エッジ領域の画像を、当該エッジ領域におけるドットの形成率に応じた画像に変換して、第1の画像を生成する第1補正ステップと、
前記第1の画像に、階調補間処理を用いた第2の位置ずれ補正処理を施し、第2の画像を生成する第2補正ステップと、
前記第2の画像において、前記エッジ領域の画像を再構成し、位置ずれ補正された画像を生成する再構成ステップと、
を含む位置ずれ補正方法。
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