JP2015013925A - 光学用粘着剤、光学用粘着シート及びそれを用いた画像表示装置 - Google Patents

光学用粘着剤、光学用粘着シート及びそれを用いた画像表示装置 Download PDF

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一樹 築山
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Abstract

【課題】携帯電話やタブレットPC等を構成する静電容量方式のタッチパネルの貼り合わせに用いた場合に、剥離が生じにくく、実用性に優れた光学用粘着剤等を提供する。【解決手段】アクリル系粘着剤と、テルペン系粘着付与樹脂又はロジン系粘着付与樹脂を少なくとも含み、そのアクリル系粘着剤が、炭素数10以上18以下のアルキル基を有するメタクリル酸アルキルエステルを10質量%以上39質量%以下含有するモノマー成分の重合物であり、アクリル系粘着剤100質量部に対してテルペン系粘着付与樹脂又はロジン系粘着付与樹脂が固形比で5質量部以上30質量部以下含まれている光学用粘着剤によって上記課題を解決する。この光学用粘着剤は、光学用粘着層を形成したとき、100kHz時における比誘電率が3.0未満であり、25℃における対ガラス粘着強度が20N/25mm以上50N/25mm以下の範囲内であるように構成できる。【選択図】なし

Description

本発明は、携帯電話やタブレットPC等を構成する静電容量方式のタッチパネルの貼り合わせに好適に用いられる光学用粘着剤、光学用粘着シート、及び画像表示装置に関する。
液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等の画像表示装置は、パソコンを始めとする広い分野で用いられている。近年、携帯電話やタブレットPC等の携帯機器は、画像表示方式としてタッチパネル方式が採用され、特に静電容量方式のタッチパネルが普及している。静電容量方式のタッチパネルは、指などでタッチパネルに触れた際に、触れた位置の静電容量が変化し、その静電容量の変化量がある閾値を超えた場合にタッチセンサーで検知する仕組みになっている。こうしたタッチパネルでは、静電容量が増すとタッチセンサーの検知感度が大きくなって誤動作が生じ易くなるという問題がある。
最近の薄型化及び軽量化の傾向から、タッチパネルを構成するシート状のタッチパネル部材や、そのタッチパネル部材を積層するために用いる粘着層(OCA:Optical Clear Adhesive。以下、「光学用粘着層」又は「OCA」ともいう。)に対しても薄層化が要求されている。しかし、例えば光学用粘着層は、薄くなるにしたがって静電容量が大きくなってしまう。そのため、光学用粘着層の薄層化と同時に、光学用粘着層の比誘電率を低下させることが求められている。
光学用粘着層の比誘電率を低下させることに関し、例えば特許文献1には、側鎖にC10〜C18のアルキル基を有するメタクリル酸アルキルエステルを40重量%〜99.5重量%含むモノマー成分を重合することにより得られ、ガラス転移温度(Tg)が0℃以下のメタクリル系ポリマーを含む粘着剤組成物が提案されている。この粘着剤組成物により、接着性能を満足し、かつ比誘電率の低い粘着剤層を実現することができるとされている。
また、特許文献2には、環状構造含有モノマーを25重量%〜99.5重量%、およびエステル末端に炭素数3〜18の分岐したアルキル基を有する分岐構造含有(メタ)アクリル系モノマーを0.5重量%〜70重量%を含むモノマー成分を重合することにより得られた(メタ)アクリル系ポリマーを含む粘着剤組成物が提案されている。この粘着剤組成物により、接着性能を満足し、かつ比誘電率の低い粘着剤層を実現することができるとされている。
特開2013−001761号公報 特開2013−32500号公報
しかしながら、特許文献1で提案された技術では、粘着層の比誘電率を低下させることができるとされているものの、炭素数が10〜18のメタクリル酸アクリルエステルが40質量%以上になると、粘着層が軟質化して加工性が低下し、また、高温時での耐久性が低いことから剥離が生じ易く、光学用粘着層として実用性に乏しい。
また、特許文献2で提案された技術でも粘着層の比誘電率を低下させることができるとされているものの、比誘電率が3.0以上のものが多い。しかも、比誘電率が3.0未満のものに関しては、接着力が低く耐久性が不十分であることから剥離が生じ易く、光学用粘着層して実用性に乏しい。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、携帯電話やタブレットPC等を構成する静電容量方式のタッチパネルの貼り合わせに用いた場合に、剥離が生じにくく、実用性に優れた光学用粘着剤、その光学用粘着剤で形成される光学用粘着シート、及びその光学用粘着シートを用いた画像表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明に係る光学用粘着剤は、アクリル系粘着剤と、テルペン系粘着付与樹脂又はロジン系粘着付与樹脂を少なくとも含み、前記アクリル系粘着剤が、炭素数10以上18以下のアルキル基を有するメタクリル酸アルキルエステルを10質量%以上39質量%以下含有するモノマー成分の重合物であり、前記アクリル系粘着剤100質量部に対して、前記テルペン系粘着付与樹脂又は前記ロジン系粘着付与樹脂が固形比で5質量部以上30質量部以下含まれていることを特徴とする。
本発明に係る光学用粘着剤において、光学用粘着層を形成したときの100kHz時における比誘電率が、3.0未満であるように構成できる。
本発明に係る光学用粘着剤において、光学用粘着層を形成したときの25℃における対ガラス粘着強度が、20N/25mm以上、50N/25mm以下の範囲内であるように構成できる。
上記課題を解決するための本発明に係る光学用粘着シートは、アクリル系粘着剤と、テルペン系粘着付与樹脂又は樹脂ロジン系粘着付与樹脂を少なくとも含み、前記アクリル系粘着剤が、炭素数10以上18以下のアルキル基を有するメタクリル酸アルキルエステルを10質量%以上39質量%以下含有するモノマー成分の重合物であり、前記アクリル系粘着剤100質量部に対して、前記テルペン系粘着付与樹脂又は前記ロジン系粘着付与樹脂が固形比で5質量部以上30質量部以下含まれていることを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明に係る画像表示装置は、上記した本発明に係る光学用粘着剤又は上記した本発明に係る光学用粘着シートを用いてタッチパネル部材が貼り合わされていることを特徴とする。
本発明に係る光学用粘着剤又は光学用粘着シートによれば、携帯電話やタブレットPC等の画像表示装置を構成するタッチパネル部材の貼り合わせに用いた場合に、タッチパネル部材の剥離が生じにくく、実用性に優れている。また、本発明に係る画像表示装置によれば、タッチパネル部材の剥離が生じにくいので、タッチパネル部材が剥離した場合に起こり易い誤動作の発生を抑制することができる。
本発明に係る光学用粘着シートの一例を示す模式的な断面図である。 本発明に係る光学用粘着シートを用いた画像表示装置の一例を示す模式的な断面図である。
本発明に係る光学用粘着剤、光学用粘着シート及び画像表示装置について、図面を参照しつつ説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。
[光学用粘着剤]
本発明に係る光学用粘着剤は、アクリル系粘着剤と、テルペン系粘着付与樹脂又はロジン系粘着付与樹脂を少なくとも含んでいる。そして、アクリル系粘着剤が、炭素数10以上18以下のアルキル基を有するメタクリル酸アルキルエステルを10質量%以上39質量%以下含有するモノマー成分の重合物であり、そのアクリル系粘着剤100質量部に対して、テルペン系粘着付与樹脂又はロジン系粘着付与樹脂が固形比で5質量部以上30質量部以下含まれている。
この光学用粘着剤は上記したアクリル系粘着剤を含むので、この光学用粘着剤で形成した光学用粘着層2やその光学用粘着層2を含む光学用粘着シート10(図1を参照)は、携帯電話やタブレットPC等の画像表示装置を構成する静電容量方式のタッチパネル部材の貼り合わせに用いたとき、粘着強度が良好でタッチパネル部材の剥離が生じにくく、実用性に優れている。また、この光学用粘着剤で形成した光学用粘着層2は、比誘電率が低く、かつ高温時の流動もなく、加工性にも優れている。これらの結果より、この光学用粘着層2やその光学用粘着層2を含む光学用粘着シート10でタッチパネル部材を貼り合わせた画像表示装置は、タッチパネル部材の剥離が生じにくいので、タッチパネル部材が剥離した場合に起こり易い誤動作の発生を抑制することができる。
以下、光学用粘着剤の構成要素について詳しく説明する。
(アクリル系粘着剤)
アクリル系粘着剤は、炭素数10以上18以下のアルキル基を有するメタクリル酸アルキルエステルを10質量%以上39質量%以下含有するモノマー成分の重合物である。言い換えれば、共重合させるモノマー成分のうち10質量%以上39質量%以下含有するメタクリル酸アルキルエステルと、他のモノマー成分(単量体や官能性単量体)とを共重合して得られる重合物である。なお、アクリル系粘着剤は、アクリル粘着剤又はアクリル樹脂組成物ということもできる。
炭素数10以上18以下のアルキル基を有するメタクリル酸アルキルエステルとしては、ラウリルメタクリレート(炭素数12、Tg:−65℃)、トリデシルメタクリレート(炭素数13、Tg:−40℃)、ステアリルメタクリレート(炭素数18、Tg:38℃)、イソデシルメタクリレート(炭素数10、Tg:−41℃)、ウンデシルメタクリレート(炭素数11)、テトラデシルメタクリレート(炭素数14)、ペンタデシルメタクリレート(炭素数15)、ヘキサデシルメタクリレート(炭素数16)、ヘプタデシルメタクリレート(炭素数17)等を挙げることができる。これらのメタクリル酸アルキルエステルは、単独で用いてもよいし、2以上を混合して用いてもよい。ここで示したTgは、示差熱同時分析(TG−DTA)での測定値である。
メタクリル酸アルキルエステルは、炭素数10以上18以下のアルキル基を有する。その範囲のアルキル基を有するメタクリル酸アルキルエステルは上市されている製品から入手し易い。さらに、そのメタクリル酸アルキルエステルを用いてなるアクリル系粘着剤を含有した光学用粘着剤は、光学用粘着層を形成したときに比誘電率を低下させることができる。
上記の他の単量体としては、例えばアクリル酸ブチル、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、スチレン、アクリロニトリル、及び酢酸ビニル等を挙げることができる。これらの他の単量体は、単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。また、上記の他の官能性単量体としては、例えばアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、アクリル酸ヒドロキシルエチル、メタクリル酸ヒドロキシルエチル、アクリル酸プロピレングリコール、アクリルアミド、メタクリルアミド、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、及びメタクリル酸−tert−ブチルアミノエチル等を挙げることができる。これらの官能性単量体は、単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
アクリル系粘着剤は、上記したメタクリル酸アルキルエステルを10質量%以上、39質量%以下の範囲内で含有するモノマー成分の重合物である。アクリル系粘着剤がこの範囲内のメタクリル酸アルキルエステルを含有することにより、得られた光学用粘着層は、高温時の流動性が抑制されて十分な接着力を示すとともに、比誘電率を下げることができる。アクリル系粘着剤に含まれるメタクリル酸アルキルエステルの含有量が10質量%未満では、十分に低い比誘電率にすることができないことがある。一方、アクリル系粘着剤に含まれるメタクリル酸アルキルエステルの含有量が39質量%を超えると、得られた光学用粘着層は、非常に軟化し、特に高温時に流動し易くなって接着力が不十分になり、耐久性と加工性が劣ることがある。なお、「高温」とは、例えば車の中で上昇した高い温度のことであり、その高温には、車内に装着されているカーナビゲーション等の画像表示装置等が晒される。
重合物であるアクリル系粘着剤は、溶液重合、塊状重合、乳化重合等の各種ラジカル重合等を適宜選択して製造してもよい。
なお、ラジカル重合では、重合開始剤、連鎖移動剤、乳化剤等が用いられるが、それらは特に限定されず、適宜選択して使用することができる。メタクリル系ポリマーの重量平均分子量は、重合開始剤、連鎖移動剤の使用量、反応条件により制御可能であり、これらの種類に応じて適宜のその使用量が調整される。
(粘着付与樹脂)
粘着付与樹脂は、上記したアクリル系粘着剤に配合され、上記したアクリル系粘着剤だけの場合の接着力、耐久性及び加工性を向上させる。粘着付与樹脂は、そうした機能を付与できるものであれば特に限定されないが、テルペン系粘着付与樹脂又はロジン系粘着付与樹脂が好ましく用いられる。
テルペン系粘着付与樹脂としては、テルペン樹脂(α−ピネン、β−ピネン)、水添テルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂、水添テルペンフェノール樹脂、芳香族変性テルペン樹脂、芳香族変性水添テルペン樹脂、水素化テルペン樹脂等を挙げることができる。これらの粘着付与樹脂は、単独で用いてもよいし、2以上を混合させて用いてもよい。
ロジン系粘着付与樹脂としては、ロジン又はロジン誘導体を挙げることができる。ロジン誘導体としては、水素化ロジン;不均化ロジン;重合ロジン;アルコール、グリセリン、ペンタエリスリトール等のエステル化ロジン;等を挙げることができる。
これらの粘着付与樹脂は、ベースとなるアクリル系粘着剤に良好に相溶でき、ヘイズの上昇も起こらず、OCA(光学用粘着剤又は光学用粘着シート)に要求される透明性を満足することができる。これらの粘着付与樹脂は、上市されているものから得ることができる。
粘着付与樹脂は、アクリル系粘着剤100質量部に対して、固形比で5質量部以上、30質量部以下の範囲内で含まれていることが好ましい。この範囲内の粘着付与樹脂をアクリル系粘着剤に含有させることにより、得られた光学用粘着剤で形成した光学用粘着層2や光学用粘着シート10の接着力、耐久性及び加工性を実用可能なものにすることができる。すなわち、粘着付与樹脂は、光学用粘着層2や光学用粘着シート10の比誘電率を低下させたり、接着力を増したり、硬質化して加工性を向上させたりするのに寄与している。
アクリル系粘着剤100質量部に対する粘着付与樹脂の含有量が5質量部未満(0質量部を含む)では、粘着付与樹脂の効果が十分に発揮できず、接着力、耐久性及び加工性が不十分になる。一方、アクリル系粘着剤100質量部に対する粘着付与樹脂の含有量が30質量部を超えると、粘着付与樹脂の効果が過剰になり、タックが消失して加工性が低下することがある。
(光学用粘着剤)
光学用粘着剤は、上記したアクリル系粘着剤と粘着付与樹脂とを上記した所定範囲の配合割合で配合して得ることができる。この光学用粘着剤で形成した光学用粘着層2は、比誘電率が低く、かつ高温時の流動もなく、加工性にも優れている。
光学用粘着剤は、本発明の効果を阻害しない範囲内で、イソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、オキサゾリン系架橋剤、過酸化物等の架橋剤を含んでいてもよいし、その他の添加剤を含んでいてもよい。
架橋剤は、本発明に係る光学用粘着剤に加えられて光学用粘着層2を形成するために好ましく用いられる。架橋剤としては、イソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、シリコーン系架橋剤、オキサゾリン系架橋剤、アジリジン系架橋剤、シラン系架橋剤、アルキルエーテル化メラミン系架橋剤、金属キレート系架橋剤、過酸化物等を挙げることができる。架橋剤は、単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。例えば、イソシアネート系架橋剤としては、トリレンジイソシアネート、キシレンジイソシアネートなどの芳香族イソシアネート、イソホロンジイソシアネート等の脂環族イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート等の脂肪族イソシアネート等を挙げることができる。
添加剤としては、例えば、着色剤、顔料、染料、界面活性剤、可塑剤、表面潤滑剤、レベリング剤、軟化剤、酸化防止剤、シランカップリング剤、老化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、重合禁止剤、充填剤、金属粉、粒子状、箔状物等を挙げることができる。
光学用粘着剤の比誘電率は、光学用粘着層を形成したときの100kHz時において3.0未満であることが好ましい。こうした範囲の比誘電率は、アクリル系粘着剤と粘着付与樹脂とを所定量の範囲内で配合することにより得ることができる。比誘電率の測定方法は、後述する実施例の欄にて説明する。
[光学用粘着シート]
本発明に係る光学用粘着シート10は、図1に示すように、上記した本発明に係る光学用粘着剤で形成した光学用粘着層2が基材シート上に設けられたものである。光学用粘着層2は、上記した光学用粘着剤で形成され、光学用粘着剤は、上記したように、アクリル系粘着剤と、テルペン系粘着付与樹脂又はロジン系粘着付与樹脂とを少なくとも含んでいる。
光学用粘着層2は、基材シート上に光学用粘着剤を塗布等して形成でき、形成した光学用粘着層2の25℃における対ガラス粘着強度は、20N/25mm以上、50N/25mm以下の範囲内であることが好ましい。こうした範囲の粘着強度も上記同様、アクリル系粘着剤と粘着付与樹脂とを所定量の範囲内で配合することにより得ることができる。粘着強度の測定方法は、後述する実施例の欄にて説明する。
光学用粘着層2は、例えば光学用粘着剤を基材シート上に塗布し、重合溶剤等を乾燥除去することにより形成することができる。光学用粘着剤の塗布の際には、塗布用の希釈溶剤を、重合溶剤以外の溶剤として加えてもよい。光学用粘着層2の厚さは特に制限されず、例えば1μm以上、300μm以下程度である。
光学用粘着層2の形成方法としては、各種の方法が用いられる。具体的には、例えば、ロールコート、キスロールコート、グラビアコート、リバースコート、ロールブラッシュ、スプレーコート、ディップロールコート、バーコート、ナイフコート、エアーナイフコート、カーテンコート、リップコート、ダイコーター等を挙げることができる。
光学用粘着層2を設ける基材シートとしては、例えば剥離処理したシートを用いることができる。剥離処理したシートとしては、そのまま基材シートとして用いるものであってもよいし、後に剥離するための剥離シート1(セパレーターともいう。図1を参照)であってもよい。
剥離シート1の構成材料としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステルフィルム等のプラスチックフィルム、紙、布、不織布等の多孔質材料、ネット、発泡シート、金属箔、及びこれらのラミネート体等の適宜な薄葉体等を挙げることができる。なかでも、表面平滑性に優れる点から、プラスチックフィルムが好適に用いられる。
剥離シート1の厚さは特に限定されないが、通常、5μm以上、200μm以下である。剥離シート1には、必要に応じて各種の離型剤が設けられていてもよいし、離型処理、防汚処理、帯電防止処理等が施されていてもよい。
光学用粘着シート10や光学用粘着層2は、光学用部材への適用が好ましく、特にタッチパネル部材を貼り合わせるための用途に用いることが好ましい。タッチパネル用の光学用粘着シートは、例えば静電容量方式のタッチパネルの製造時に、ITO等の金属酸化物薄膜が設けられた透明導電フィルムと、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)板、ハードコートフィルム、ガラスレンズ等とを貼り合わせるために用いられる。タッチパネルの種類は特に限定されないが、例えば、携帯電話、タブレットコンピューター、携帯情報端末等を挙げることができる。
こうした光学用粘着シート10や光学用粘着層2を、携帯電話やタブレットPC等の画像表示装置を構成する静電容量方式のタッチパネル部材の貼り合わせに用いたとき、粘着強度が良好でタッチパネル部材の剥離が生じにくく、実用性に優れたものになる。また、光学用粘着層2は、比誘電率が低く、かつ高温時の流動もなく、加工性にも優れているので、この光学用粘着層2やその光学用粘着層2を含む光学用粘着シート10でタッチパネル部材をた画像表示装置に貼り合わせたとき、タッチパネル部材の剥離が生じにくいので、タッチパネル部材が剥離した場合に起こり易い誤動作の発生を抑制することができる。
[画像表示装置]
本発明に係る画像表示装置20は、図2に示すように、上記した本発明に係る光学用粘着剤で形成した光学用粘着層2、又は上記光学用粘着シート10を用いてタッチパネル部材であるカバーパネル3が貼り合わされている。この画像表示装置20は、本発明の光学用粘着剤で形成した光学用粘着層2又は光学用粘着シート10でタッチパネル部材が貼り合わされているで、耐久性と接着力を満足することができる。その結果、タッチパネル使用時に、剥がれや浮きを防止できる接着力を有するので、剥離による静電容量の増大やタッチパネルの誤動作が起こらない。
図2に示す画像表示装置20は、静電容量方式のタッチパネルの構成であり、画像表示素子6、透明電極5a、光学用粘着層2a、透明電極5b、光学用粘着層2b、加飾印刷4がされたタッチパネル部材3がその順で重ね合わされた構造形態を示している。こうしたタッチパネルは、指等で触れた際に、触れた位置の静電容量が変化し、その静電容量の変化量がある閾値を超えた場合にタッチセンサーで検知する仕組みになっている。これらの各構成部材については、一般的なものを任意に選択して用いることができる。
画像表示素子6は、有機EL素子や液晶表示素子等の表示素子を挙げることができる。タッチパネル部材3は、通常、画像表示素子6側の面の一部に加飾印刷4が設けられている。タッチパネル部材3が携帯端末等に用いられる場合には、加飾印刷4は、外周縁の全周に帯状に、各種の印刷手段で設けられている。タッチパネル部材3の材質は特に限定されないが、ガラス板やプラスチック板を挙げることができる。プラスチック板としては、透明アクリル板(PMMA板)等を例示できる。
画像表示素子6とタッチパネル部材3との間には、通常、所定のパターン形状を有する透明電極5a,5bが画像表示部の全面に形成されている。透明電極5a,5bのパターンは、指等で触れた際の静電容量の変化量を検知できるパターンで形成されている。透明電極5a,5bとしては、ITO等、各種の透明導電膜で形成されている。透明電極5a,5bと上記本発明の光学用粘着層2とは対面するように積層され、いずれも画像表示素子6とタッチパネル部材3との間に設けられている。
このように構成された本発明に係る画像表示装置20は、タッチパネル部材3の剥離が生じにくいので、タッチパネル部材3が剥離した場合に起こり易い誤動作の発生を抑制することができる。
実施例と比較例により、本発明をさらに詳しく説明する。
[実施例1]
炭素数10以上18以下のアルキル基を有するメタクリル酸アルキルエステル(共栄社化学株式会社製、商品名:ライトエステルL)を10質量%含むモノマー成分の重合物であるアクリル系粘着剤を光学用粘着剤として用いた。その光学用粘着剤には、アクリル系粘着剤100質量部に対して、テルペンフェノール粘着付与樹脂(ヤスハラケミカル株式会社製、商品名:ポリスターTH130)が固形比で5質量部含まれている。それらの含有量を表1及び表2に示した。
次いで、上記で得られた光学用粘着剤の固形分100質量部に対して、架橋剤としてキシリレンジイソシアネートのトリメチロールプロパン付加物(三井化学株式会社製、商品名:D110N)を0.5質量部混合するとともに、酸化防止剤としてヒンダードフェノール系酸化防止剤(BASFジャパン社製、商品名:IRGANOX1010)を1質量部混合した。この混合物を、シリコーン処理を施した50μmのポリエチレンテレフタラート(PET)フィルム(リンテック株式会社製、商品名:P502150)1aの片面に、乾燥後の光学用粘着層の厚さが150μmとなるよう塗布した。その後に乾燥させて光学用粘着層2を形成した。形成した光学用粘着層2の上に、同じくシリコーン処理を施した厚さ50μmのポリエチレンテレフタラート(PET)フィルム(リンテック株式会社製、商品名:P501031)1bをラミネートした。こうして、光学用粘着層2の両面に剥離可能なPETフィルムを設けた光学用粘着シート10を得た(図1参照)。
[実施例2〜6]
光学用粘着剤を構成するメタクリル酸アルキルエステルの含有量と、テルペンフェノール粘着付与樹脂の配合量とを表1に示すように種々変えて、実施例2〜6の光学用粘着剤及び光学用粘着シート10を得た。
[実施例7〜12]
粘着付与樹脂として水添テルペンフェノール粘着付与樹脂(ヤスハラケミカル株式会社製、商品名:ポリスターUH115)を用い、メタクリル酸アルキルエステルの含有量と、水添テルペンフェノール粘着付与樹脂の配合量とを表1に示すように種々変えて、実施例7〜12の光学用粘着剤及び光学用粘着シート10を得た。
[実施例13〜12]
粘着付与樹脂としてロジン系粘着付与樹脂(荒川化学工業株式会社製、商品名:KE−100)を用い、メタクリル酸アルキルエステルの含有量と、ロジン系粘着付与樹脂の配合量とを表1に示すように種々変えて、実施例13〜18の光学用粘着剤及び光学用粘着シート10を得た。
[比較例1]
粘着付与樹脂を含まない光学用粘着剤を用いた他は、実施例2と同様にして比較例1の光学用粘着剤及び光学用粘着シートを得た。
[比較例2]
テルペンフェノール粘着付与樹脂を過剰に配合した光学用粘着剤を用いた他は、実施例2と同様にして比較例2の光学用粘着剤及び光学用粘着シートを得た。
[比較例3]
メタクリル酸アルキルエステルを過剰に含有するとともに、粘着付与樹脂を含まない光学用粘着剤を用いた他は、実施例2と同様にして比較例3の光学用粘着剤及び光学用粘着シートを得た。
[比較例4〜11]
メタクリル酸アルキルエステルの含有量と、粘着付与樹脂の種類及び配合量とを表2に示すように種々変えて、比較例4〜11の光学用粘着剤及び光学用粘着シートを得た。
[物性評価方法と判断基準]
比誘電率の測定、高温時の光学用粘着層2の流動性、粘着強度、及び加工性について測定し、評価した。以下にそれらの測定手段を示すと共に、結果を表1及び表2に示した。
(比誘電率)
各光学用粘着シート10の両面設けられたPETフィルムを剥離し、厚さ約150μmの光学用粘着層2をアルミニウムテープとクロム基板との間に挟んで測定試料を準備した。周波数100kHzにおける各測定試料の比誘電率は、JIS K 6911に準じ、下記の装置と条件で測定した。比誘電率の値は、3サンプルの測定値の平均値とした。
測定方法:容量法(装置:Solartron社製、インピーダンスアナライザSI1260を使用)
上部電極:40mm×70mm×t0.7mmクロム基板
下部電極:古藤工業株式会社のアルミニウムテープ
測定環境:25℃、50%RH
(高温時の光学用粘着層の流動)
光学用粘着シート10の一方のPETフィルムを剥離して、厚さ0.7mm、幅4.5cm、長さ10cmのソーダライムガラスに貼り合わせた。その後、もう一方のPETフィルムを剥離して、厚さ50μm、幅5mmの加飾印刷層が額縁上に装飾された厚さ0.7mm、長さ11cm、幅5cmのソーダライムガラスに貼り合わせた。こうして、加飾印刷ガラス、光学用粘着層2、ガラスの順で積層された測定試料を得た。その測定試料を85℃、85%RHの環境下に100時間保管した後、光学用粘着層2が2枚のガラスの間からどの程度流動(はみ出して)いるかを測定した。具体的な評価レベルとして、「○」は光学用粘着層2のはみ出しが全くない状態であり、「×」は光学用粘着層2がガラスの周縁から1mm以上はみ出している状態である。
(粘着強度)
光学用粘着シート10の一方の面のPETフィルムを剥離して光学用粘着層2を露出させ、露出した光学用粘着層2の面を厚さ100μmのPETフィルム(商品名:コスモシャインA4100、東洋紡株式会社製)の易接着面に貼り合わせた。貼り合わせた後、ゴムローラーを用いてラミネートしてラミネートフィルムを得た。このラミネートフィルムを25mm×70mmのサイズに切断した後、光学用粘着シート10の他方の面に設けられているPETフィルムを剥離して光学用粘着層2を露出させ、露出した光学用粘着層2の面を厚さ2mmのガラス基板(フロート板ガラス、日本タクト株式会社製)に貼り合わせた。貼り合わせた後、2kgのローラーを用いてラミネートし、測定試料である貼合体を得た。得られた貼合体を、25℃、50%RHの雰囲気下に1日間放置した後、引張り試験機(5565型試験機、インストロン社製)を用いて、25℃環境下及び100℃環境下のそれぞれにおいて、引張速度300mm/分、剥離角180°(JIS Z0237に準拠)の条件にて粘着強度(N/25mm)を測定した。
(加工性)
光学用粘着シート10の一方の面のPETフィルム側から打ち抜き機(岩崎鉄工株式会社製、型名:D250)を用い、シール刃により100ショット/分の速さで打ち抜いた。打ち抜いた測定試料の周辺部の浮きが起こらず、且つ剥離可能なPETフィルムを手で剥離した際にいわゆる糊取られが起こらなかったサンプルを「○」とした。一方、打ち抜いた測定試料の周辺部に浮きが起こり、糊取られが発生したサンプルを「×」とした。なお、「糊取られ」とは、セパレーターであるPETフィルム1と光学用粘着層2との間で光学用粘着剤の一部が糸状に引かれたり、光学用粘着層2の一部が欠けたりする現象をいう。
(結果)
表1及び表2に示す結果より、アクリル系粘着剤が炭素数10以上18以下のアルキル基を有するメタクリル酸アルキルエステルを10質量%以上39質量%以下含有し、且つ、アクリル系粘着剤100質量部に対して、テルペン系粘着付与樹脂又はロジン系粘着付与樹脂が固形比で5質量部以上30質量部以下含まれている場合に、比誘電率、高温時の光学用粘着層の流動性、粘着強度、及び加工性が良好であった。
Figure 2015013925
Figure 2015013925
1,1a,1b セパレーター(剥離フィルム)
2,2a,2b 光学用粘着層
3 カバーパネル(タッチパネル部材)
4 加飾印刷
5,5a,5b 透明電極
6 画像表示素子
10 光学用粘着シート
20 画像表示装置

Claims (5)

  1. アクリル系粘着剤と、テルペン系粘着付与樹脂又はロジン系粘着付与樹脂を少なくとも含み、
    前記アクリル系粘着剤が、炭素数10以上18以下のアルキル基を有するメタクリル酸アルキルエステルを10質量%以上39質量%以下含有するモノマー成分の重合物であり、
    前記アクリル系粘着剤100質量部に対して、前記テルペン系粘着付与樹脂又は前記ロジン系粘着付与樹脂が固形比で5質量部以上30質量部以下含まれている、ことを特徴とする光学用粘着剤。
  2. 光学用粘着層を形成したときの100kHz時における比誘電率が3.0未満である、請求項1に記載の光学用粘着剤。
  3. 光学用粘着層を形成したときの25℃における対ガラス粘着強度が20N/25mm以上50N/25mm以下の範囲内である、請求項1又は2に記載の光学用粘着剤。
  4. アクリル系粘着剤と、テルペン系粘着付与樹脂又はロジン系粘着付与樹脂を少なくとも含み、
    前記アクリル系粘着剤が、炭素数10以上18以下のアルキル基を有するメタクリル酸アルキルエステルを10質量%以上39質量%以下含有するモノマー成分の重合物であり、
    前記アクリル系粘着剤100質量部に対して、前記テルペン系粘着付与樹脂又は前記ロジン系粘着付与樹脂が固形比で5質量部以上30質量部以下含まれている、ことを特徴とする光学用粘着シート。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の光学用粘着剤又は請求項4に記載の光学用粘着シートを用いてタッチパネル部材が貼り合わされていることを特徴とする画像表示装置。
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JP2020507665A (ja) * 2017-03-30 2020-03-12 蘇州凡賽特材料科技有限公司 感圧接着剤及びその製造方法
WO2022019261A1 (ja) * 2020-07-22 2022-01-27 日東電工株式会社 画像表示装置
JP7427855B1 (ja) 2023-09-01 2024-02-06 artience株式会社 加飾シート用粘着剤組成物、加飾シート、加飾構造体およびその製造方法

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