JP2015013760A - ガラス接合パッケージ用容器及びガラス接合パッケージ並びにそれらの製造方法 - Google Patents

ガラス接合パッケージ用容器及びガラス接合パッケージ並びにそれらの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】気密性に優れ、かつパッケージ内の領域を広く確保することが可能となるガラス接合パッケージ用容器及びガラス接合パッケージを提供する。
【解決手段】第1の基板1と、第2の基板2と、第1の基板1と第2の基板2との間に配置され、第1の基板1及び第2の基板2にレーザー照射によって接合された囲み枠とを備え、囲み枠は、ガラス長尺部材3の両端部を当接させることにより形成されており、ガラス長尺部材3が第1の基板1と接する領域の幅Wが、20〜150μmであることを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガラス接合パッケージ用容器及びガラス接合パッケージ並びにそれらの製造方法に関するものである。
太陽電池モジュールや有機エレクトロルミネセンス(有機EL)ディスプレイなどにおいては、内部の気密性に優れたパッケージが求められている。一般には、対向する一対の基板間を、封止樹脂を用いて封止することにより内部の気密性が保持されている。
特許文献1においては、2枚のガラス板の間に、ガラス板の各周縁部に沿って4枚のガラスリボンを配置し、レーザー加熱することで2枚のガラス板とガラスリボンを融着させて、発光デバイス用のセルを形成することが開示されている。また、4枚のガラスリボンに代えて、額縁状のガラスリボンを配置し、レーザー加熱することで2枚のガラス板とガラスリボンを融着させることもが開示されている。
特開2012−163936号公報
特許文献1に開示されているような方法では、内部の気密性を保つことができないことがあった。これは、ガラスリボン同士の接続部分にはわずかな隙間があり、4本のガラスリボンを用いることで、4箇所もの隙間が形成されるためである。また、額縁状のガラスリボンを使用した場合、ガラスリボンの幅を数mmにまで太くする必要がある。これは、予め額縁状になっていることで、額縁状の形状を維持したままガラス板に配置させる必要があり、配置させる際に、装置等に当接し、ガラスリボンが割れることを防止するためである。このように、太いガラスリボンを使用した場合、ガラスリボンがガラス板と接触する面積が大きくなり、そのことで、例えば太陽電池モジュール用回路等を形成するための領域が狭くなる。
また、額縁状のガラスリボンを作製するためには、厚さが100μm以下のガラスシートを作製した後、中心部を取り除く工程を経るため、多量のガラスが廃棄されることとなり、作製のために、莫大なコストを要する。
本発明の目的は、気密性に優れ、かつパッケージ内の領域を広く確保することが可能となるガラス接合パッケージ用容器及びガラス接合パッケージ並びにそれらの製造方法を提供することにある。
<ガラス接合パッケージ用容器>
本発明のガラス接合パッケージ用容器は、第1の基板と、第1の基板にレーザー照射によって接合された囲み枠とを備え、囲み枠は、ガラス長尺部材の両端部を当接させることにより形成されており、ガラス長尺部材が第1の基板と接する領域の幅が、20〜150μmであることを特徴としている。
ガラス長尺部材の長手方向に対して垂直な方向における断面形状は、矩形であることが好ましい。
ガラス長尺部材の両端部は、レーザー照射によって接合されていることが好ましい。
<ガラス接合パッケージ>
本発明のガラス接合パッケージは、第1の基板と、第2の基板と、第1の基板と第2の基板との間に配置され、第1の基板及び第2の基板にレーザー照射によって接合された囲み枠とを備え、囲み枠は、ガラス長尺部材の両端部を当接させることにより形成されており、ガラス長尺部材が第1の基板と接する領域の幅が、20〜150μmであることを特徴としている。
ガラス長尺部材の長手方向に対して垂直な方向における断面形状は、矩形であることが好ましい。
ガラス長尺部材の両端部は、レーザー照射によって接合されていることが好ましい。
第1の基板及び第2の基板の内の少なくとも一方は、透明な基板であることが好ましい。
第1の基板及び第2の基板の両方が、ガラス基板であってもよい。
ガラス長尺部材、第1の基板、及び第2の基板は、実質的に同一の材質であってもよい。
本発明のガラス接合パッケージは、上記本発明のガラス接合パッケージ用容器の囲み枠の上に第2の基板を配置し、囲み枠を形成するガラス長尺部材と第2の基板とをレーザー照射で接合することによっても得ることができる。
<ガラス接合パッケージ用容器の製造方法>
本発明のガラス接合パッケージ用容器の製造方法は、上記本発明のガラス接合パッケージ用容器を製造する方法であって、第1の基板及びガラス長尺部材を準備する工程と、第1の基板の上にガラス長尺部材を配置し、ガラス長尺部材の両端部を当接させて囲み枠を形成する工程と、レーザー照射により、第1の基板とガラス長尺部材との接合を行う工程とを備えることを特徴としている。
ガラス長尺部材の所定の箇所を第1の基板に対して仮止めする工程をさらに備えていてもよい。この場合、仮止めは、レーザー照射によってなされることが好ましい。
また、第1の基板に、ガラス長尺部材を嵌め入れる溝が形成されており、該溝にガラス長尺部材を嵌め入れることにより、第1の基板に対しガラス長尺部材を位置決めしてもよい。
レーザー照射は、超短パルスレーザーの照射であることが好ましい。超短パルスレーザーとは、パルス幅のオーダーが1×10−9秒未満の超短パルスレーザーである。超短パルスレーザーとして、さらに好ましくは、1×10−12秒未満の超短パルスレーザーを用いる。超短パルスレーザーを用いることにより、接合面に歪みが残りにくいので、高い信頼性を付与することができる。
<ガラス接合パッケージの製造方法>
本発明のガラス接合パッケージの製造方法は、上記本発明のガラス接合パッケージを製造する方法であって、第1の基板、第2の基板及びガラス長尺部材を準備する工程と、第1の基板の上にガラス長尺部材を配置し、ガラス長尺部材の両端部を当接させて囲み枠を形成する工程と、囲み枠を形成したガラス長尺部材の上に第2の基板を配置する工程と、レーザー照射により、第1の基板とガラス長尺部材との接合、及びガラス長尺部材と第2の基板との接合を行う工程とを備えることを特徴としている。
本発明の製造方法の第1の局面では、レーザー照射の工程は、第1の基板と囲み枠を形成したガラス長尺部材とをレーザー照射により接合する工程と、囲み枠を形成したガラス長尺部材の上に第2の基板を配置した後、ガラス長尺部材と第2の基板とをレーザー照射により接合する工程とを含む。したがって、第1の局面では、本発明のガラス接合パッケージ用容器を製造した後、ガラス接合パッケージ用容器のガラス長尺部材の上に第2の基板を配置し、ガラス長尺部材と第2の基板とをレーザー照射により接合することにより、ガラス接合パッケージを製造する。例えば、ガラス接合パッケージ用容器における囲み枠内の第1の基板の上に、太陽電池モジュール用回路等を形成した後に、第2の基板を接合してガラス接合パッケージを製造することができる。
本発明の製造方法の第2の局面では、レーザー照射の工程が、第1の基板と第2の基板との間に、囲み枠を形成したガラス長尺部材を挟み、第1の基板とガラス長尺部材との接合及びガラス長尺部材と第2の基板との接合をレーザー照射によって同時に行う工程を含む。第2の局面では、例えば、以下に説明するように、ガラス長尺部材の所定箇所を第1の基板に対して仮止めして、囲み枠を形成し、囲み枠内の第1の基板の上に、太陽電池モジュール用回路等を形成した後に、第1の基板とガラス長尺部材との接合及びガラス長尺部材と第2の基板との接合をを行い、ガラス接合パッケージを製造することができる。
ガラス長尺部材の所定の箇所を第1の基板に対して仮止めする工程をさらに備えていてもよい。この場合、仮止めは、レーザー照射によってなされることが好ましい。
また、第1の基板に、ガラス長尺部材を嵌め入れる溝が形成されており、該溝にガラス長尺部材を嵌め入れることにより、第1の基板に対しガラス長尺部材を位置決めしてもよい。
レーザー照射は、上記と同様に、超短パルスレーザーの照射であることが好ましい。
また、第1の基板及び第2の基板の内の少なくとも一方が、レーザーに対して透明である場合、該透明な基板側からレーザーが照射されることが好ましい。
本発明によれば、気密性に優れ、かつパッケージ内の領域を広く確保することが可能となるガラス接合パッケージ用容器及びガラス接合パッケージとすることができる。
本発明の製造方法によれば、本発明のガラス接合パッケージ用容器及びガラス接合パッケージを効率良く製造することができる。
本発明の一実施形態のガラス接合パッケージを示す断面図である。 本発明の一実施形態のガラス接合パッケージを示す平面図である。 図1に示すB−B線に沿う断面図である。 本発明の一実施形態の製造方法において、第1及び第2の基板間のガラス長尺部材をそれぞれの基板と接合する工程を説明するための模式的断面図である。 本発明の一実施形態の製造方法において、第1及び第2の基板間のガラス長尺部材をそれぞれの基板と接合した状態を示す模式的断面図である。 ガラス長尺部材の両端部の接合態様の一例を示す平面図である。 ガラス長尺部材の両端部の接合態様の他の例を示す平面図である。 ガラス長尺部材の両端部の接合態様のさらに他の例を示す平面図である。 本発明の一実施形態の製造方法において、第1の基板の上にガラス長尺部材を配置した状態を示す平面図である。 本発明の他の実施形態の製造方法において、第1の基板の基板面に形成した溝にガラス長尺部材を嵌め入れた状態を示す模式的断面図である。 本発明の一実施形態のガラス接合パッケージ用容器を示す断面図である。 図11に示す実施形態のガラス接合パッケージ用容器の製造方法において、第1の基板とガラス長尺部材を接合する工程を説明するための模式的断面図である。 図11に示す実施形態のガラス接合パッケージ用容器の製造方法において、第1の基板とガラス長尺部材を接合した状態を示す模式的断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について説明する。但し、以下の実施形態は単なる例示であり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態のガラス接合パッケージ5を示す断面図である。図2は、本発明の一実施形態のガラス接合パッケージ5を示す平面図である。図3は、図1に示すB−B線に沿う断面図である。なお、図1は、図2に示すA−A線に沿う断面図である。
図1に示すように、ガラス長尺部材3は、第1の基板1及び第2の基板2の間に配置されている。第1の基板1の対向面1aと第2の基板2の対向面2aは、ガラス長尺部材3を挟んで対向している。図2及び図3に示すように、第1の基板1及び第2の基板2は矩形形状を有しており、ガラス長尺部材3は、第1の基板1及び第2の基板2の周縁部に沿って周回するように配置され、囲み枠が形成されている。したがって、ガラス長尺部材3は、矩形形状の囲み枠となるように周回されている。但し、本発明において、ガラス長尺部材3の周回によって形成される囲み枠の形状は、矩形形状に限定されるものではなく、例えば、円形や楕円形などその他の形状であってもよい。また、ガラス長尺部材3は、図2及び図3に示すように第1の基板1及び第2の基板2の周縁部の近くを通るように周回されていることが好ましい。
図2及び図3に示すように、本実施形態では、ガラス長尺部材3の両端部(両方の先端部)3a及び3bは、それらの先端を突き合わせるようにして接合している。両端部3a及び3bを接合させることにより、パッケージ内部を取り囲む囲み枠が形成される。両端部3a及び3bは、レーザー照射によって接合することが好ましい。特に、超短パルスレーザーの照射によって接合することが好ましい。しかしながら、封止樹脂などの接合材を用いて接合してもよい。
以下、図1〜図3に示す実施形態のガラス接合パッケージの製造方法について説明する。
図9に示すように、第1の基板1の上にガラス長尺部材3を配置する。ガラス長尺部材3は、第1の基板1の周辺部に沿わせて周回させ、両端部3a及び3bを当接させて、矩形形状の囲み枠が形成されるように配置する。このとき、矩形形状の囲み枠のコーナー部4の領域をレーザー照射等で仮止めすることにより、ガラス長尺部材3の囲み枠の形状を保持しやすくなり、製造工程をより容易にすることができる。また、必要に応じて、両端部3a及び3bをレーザー照射等で仮止めしてもよい。レーザー照射による仮止めは、ガラス長尺部材3と第1の基板1とをレーザー照射で接合することにより行うことができる。しかしながら、仮止めはレーザー照射によるものに限定されるものではなく、他の方法で仮止めしてもよい。両端部3aと3bの接合は、この仮止めの時にレーザー照射等で行ってもよい。
次に、第1の基板1上に配置されたガラス長尺部材3の上に、第2の基板2を配置する。次に、以下のようにして、第1の基板1とガラス長尺部材3、及び第2の基板2とガラス長尺部材3をレーザー照射で接合する。
図4は、第1の基板1の対向面1aとガラス長尺部材3、及び第2の基板2の対向面2aとガラス長尺部材3をレーザー照射で接合する工程を説明するための模式的断面図である。
図4に示すように、ガラス長尺部材3を第1の基板1と第2の基板2との間に配置した状態で、レンズ11を通して超短パルスレーザーであるレーザー光10を第2の基板2側から、ガラス長尺部材3が配置された箇所に照射する。第2の基板2は、超短パルスレーザーであるレーザー光10に対して、透明な基板である。本発明において、「透明」とは使用するレーザーを透過することを意味しており、透明な基板は、使用するレーザーを透過する基板であればよい。本実施形態では、第1の基板1及び第2の基板2としてそれぞれガラス基板を用いている。しかしながら、本発明は、ガラス基板同士の接合に限定されるものではなく、例えば、ガラス基板とセラミック基板、ガラス基板と金属基板などの基板間の接合に適用することができる。また、透明な基板は、ガラス基板に限定されるものではなく、結晶化ガラス基板などその他の基板を用いてもよい。第1の基板1及び第2の基板2のうち少なくとも一方を透明な基板にすることにより、透明な基板側からレーザーを照射することができる。
図4に示すように、レーザー光10が照射されると、フィラメント領域A1が形成される。フィラメント領域A1は、レーザー光10がガラスなどの媒質に入射して生じるフィラメンテーションの領域である。すなわち、レーザー光10がガラスなどの媒質に入射すると、3次の非線形光学効果と、プラズマ形成による屈折率の減少効果とが生じる。これら2つの効果が均衡することにより、所定の距離にわたって最小ピーク径で伝搬するフィラメンテーションという現象が生じる。このフィラメンテーションが生じている領域が、フィラメント領域A1である。
図4に示すように、フィラメント領域A1は、ガラス長尺部材3の上方の第2の基板2の領域からガラス長尺部材3の下方の第1の基板1の領域に跨って形成されている。フィラメント領域A1においては、多光子吸収現象が生じるため、フィラメント領域A1が選択的に加熱される。この加熱により、第2の基板2とガラス長尺部材3、及び第1の基板1とガラス長尺部材3が接合される。これにより、図5に示すように、第2の基板2、ガラス長尺部材3及び第1の基板1に跨る接合領域A2が形成される。
以上のように、ガラス長尺部材3を介して第1の基板1と第2の基板2を接合し、かつガラス長尺部材3の両端部3a及び3bを接合することにより、ガラス長尺部材3により囲まれ、かつ第1の基板1と第2の基板2の間に挟まれたパッケージの内部が封止される。本発明では、第1の基板1と第2の基板2がガラス長尺部材3により形成された囲み枠を介してレーザーで接合されているので、ガラスリボンを4枚使用した時と比較して隙間が少なくなり、内部の気密性に優れたパッケージにすることができる。また、両端部3a及び3bの接合も、レーザー照射で行うことにより、さらに内部の気密性を向上させることができる。さらに、ガラス長尺部材3は、額縁状のガラスリボンと比べて、第1の基板1と第2の基板2の間に、基板との接触面積を小さくして配置させることができるので、太陽電池モジュール用回路等を形成するための領域を広く確保することが可能となる。
ガラス長尺部材3が第1の基板1と接する領域の幅は、20〜150μmの範囲内であることが好ましく、25〜100μmの範囲内であることがより好ましく、30〜50μmの範囲内であることがさらに好ましい。本実施形態では、図3に示すガラス長尺部材3の幅Wが、ガラス長尺部材3が第1の基板1と接する領域の幅となっている。ガラス長尺部材3の幅Wがこの範囲であることにより、第1の基板1及び第2の基板2と接触する面積を小さくすることができるとともに、図9に示すガラス長尺部材3のコーナー部4の曲率半径を小さくでき、太陽電池モジュール用回路等を形成するための領域を広く確保することが可能となる。また、レーザー光を用いて封止する場合、レーザー光を複数回走査して、複数のラインを形成して封止することができる。また、ガラス長尺部材3を曲げ易くなるいため、第1及び第2の基板1,2の形状に沿って、ガラス長尺部材3を配置させやすくなる。
ガラス長尺部材3が第1の基板1と接する領域の幅Wが大きすぎる場合、第1の基板1及び第2の基板2と接触する面積が大きくなり、太陽電池モジュール用回路等を形成するための領域を確保し難くなるのみならず、ガラス長尺部材3を曲げ難くなり、曲げた時に発生する応力により、ガラス長尺部材3が破壊する場合がある。また、ガラス長尺部材3を曲げることができたとしても、図9に示すガラス長尺部材3のコーナー部4の曲率半径が大きくなり、パッケージ内部の領域を広く確保できなくなる。一方、ガラス長尺部材3の幅Wが小さすぎる場合、レーザー光を照射しにくくなり、封止作業が難しくなる場合がある。
ガラス長尺部材3の厚みDは、図1に示すように、第1の基板1の対向面1aと第2の基板2の対向面2aが対向する方向の厚みである。ガラス長尺部材3の厚みDを150μm以下にすることにより、第1の基板1とガラス長尺部材3との接合と、第2の基板2とガラス長尺部材3との接合を、図4に示すように同時に行うことがより容易になる。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、第1の基板1とガラス長尺部材3との接合と、第2の基板2とガラス長尺部材3との接合を同時に行うことが困難である場合には、それぞれの接合をそれぞれ別のレーザー照射で行うことができる。ガラス長尺部材3の厚みDは、さらに好ましくは、100μm以下である。ガラス長尺部材3の厚みDの下限値は、特に限定されるものではないが、2μm以上であることが好ましい。
ガラス長尺部材3の長さ方向に垂直な方向における断面形状は、本実施形態のように、矩形形状であることが好ましい。その理由は、第1の基板1及び/又は第2の基板2の接触面積を大きくして、レーザー照射を容易にできるためである。しかしながら、本発明においては、矩形形状に限定されるものではなく、例えば、円形形状や楕円形形状などその他の断面形状であってもよい。
ガラス長尺部材3の材質は、特に限定されるものではないが、珪酸塩系ガラス、硼珪酸塩系ガラス、硼酸塩系ガラス、リン酸塩系ガラスなどが挙げられる。第1の基板1及び第2の基板2がガラス基板である場合、それらの材質は、特に限定されるものではないが、ガラス長尺部材3と同様の上記例示の材質を用いることができる。ガラス長尺部材3と第1の基板1及び第2の基板2との間の歪みなどを低減する目的からは、ガラス長尺部材3と第1の基板1及び第2の基板2が、実質的に同一の材質であることが好ましい。実質的に同一の材質を用いることにより、熱膨張係数などの差による歪みの発生を抑制することができ、信頼性の高いパッケージにすることができる。また、パッケージ内部に、半導体素子等が形成される場合、第1の基板1及び第2の基板2の材質としては、無アルカリガラスが好ましい。この場合、ガラス長尺部材3も無アルカリガラスから形成することが好ましい。
以上のようにして、本実施形態の製造方法に従い、ガラス接合パッケージを製造することができる。
図10は、本発明の他の実施形態の製造方法において、第1の基板1の対向面1aに設けられた溝1bに、ガラス長尺部材3の下方部を嵌め入れた状態を示す模式的断面図である。第1の基板1の上にガラス長尺部材3を配置する際、溝1bにガラス長尺部材3の下方部を嵌め入れることにより、第1の基板1に対しガラス長尺部材3を位置決めすることができる。したがって、ガラス長尺部材3を所定形状の囲み枠となるように第1の基板1上に容易に配置することができる。また、図3に示すガラス長尺部材3の幅Wが大きく、曲がりにくいガラス長尺部材3を用いた場合にも、この溝1bにガラス長尺部材3の下方部を嵌め入れることにより、容易に所定形状の囲み枠となるようにガラス長尺部材3を曲げて第1の基板1上に配置することができる。
したがって、溝1bを対向面1aに形成する場合には、図9を参照して説明したレーザー照射による仮止めを行なわなくとも、ガラス長尺部材3を所定形状の囲み枠となるように第1の基板1上に容易に配置することができる。しかしながら、溝1bを形成した場合にも、仮止めを行ってもよいことは言うまでもない。
図10に示す実施形態では、第1の基板1の対向面1aにのみ溝1bを形成しているが、第2の基板2の対向面2aに.ガラス長尺部材3を嵌め入れる溝を形成してもよい。また、対向面1a及び2aの両方に溝を形成してもよい。
図11は、本発明の一実施形態のガラス接合パッケージ用容器6を示す断面図である。図11に示すように、ガラス長尺部材3は、第1の基板1の上に配置されている。ガラス長尺部材3は、図1〜図3に示す実施形態のガラス接合パッケージと同様に、矩形形状の囲み枠となるように周回されている。ガラス長尺部材3は、第1の基板1とレーザー照射によって接合されている。本実施形態において、ガラス長尺部材3が第1の基板1と接合された領域の長手方向に対して垂直な方向における幅は、図1〜図3に示す実施形態のガラス接合パッケージと同様に、ガラス長尺部材3の幅Wに対応している。したがって、本実施形態において、ガラス長尺部材3が第1の基板1と接合された領域の長手方向に対して垂直な方向における幅は、20〜150μmの範囲内であることが好ましく、25〜100μmの範囲内であることがより好ましく、30〜50μmの範囲内であることがさらに好ましい。
図12は、図11に示す実施形態のガラス接合パッケージ用容器6の製造方法において、第1の基板とガラス長尺部材を接合する工程を説明するための模式的断面図である。図12に示すように、ガラス長尺部材3を第1の基板1の上に配置した状態で、レンズ11を通して超短パルスレーザーであるレーザー光10をガラス長尺部材3側から、ガラス長尺部材3が配置された箇所に照射する。フィラメント領域A1は、ガラス長尺部材3と第1の基板1に跨る領域に形成され、このフィラメント領域A1が選択的に加熱される。この加熱により、第1の基板1とガラス長尺部材3が接合され、図13に示すように、ガラス長尺部材3及び第1の基板1に跨る接合領域A2が形成される。
以上のようにして、本実施形態のガラス接合パッケージ用容器6を製造することができる。第1の基板1及びガラス長尺部材3の材質及び形状等は、図1〜図3に示す実施形態のガラス接合パッケージの場合と同様のものを用いることができる。本実施形態のガラス接合パッケージ用容器のガラス長尺部材の上に第2の基板を配置し、ガラス長尺部材と第2の基板とをレーザー照射により接合することにより、本発明のガラス接合パッケージを製造することができる。この場合の第2の基板の材質及び形状等は、図1〜図3に示す実施形態のガラス接合パッケージの場合と同様のものを用いることができる。
上記実施形態では、レーザー光10をガラス長尺部材3側から照射しているが、これに限定されるものではなく、レーザー光10を第1の基板1側から照射して、ガラス長尺部材3と第1の基板1とを接合してもよい。
図6は、ガラス長尺部材3の両端部(3a、3b)の接合態様の一例を示す平面図であり、図1〜図3に示す実施形態及び図11に示す実施形態における両端部の接合態様を示している。図6に示すように、本実施形態では、先端部3a及び3bを当接させて接合している。先端部3a及び3bをレーザー照射で接合する場合、先端部3a及び3bを当接させた状態で先端部3a及び3bにレーザーを照射することにより接合することができる。
図7は、ガラス長尺部材の両端部の接合態様の他の例を示す平面図である。図7に示す実施形態では、側面部3cと側面部3dとが当接するように先端部3aと先端部3bとをずらして配置し、先端部3a近傍の側面部3cと先端部3b近傍の側面部3dとを接合している。上記と同様に、側面部3cと側面部3dを当接させた状態でレーザーを照射することにより接合することができる。
図8は、ガラス長尺部材の両端部の接合態様のさらに他の例を示す平面図である。図8に示す実施形態では、先端部3a近傍の側面部3eに先端部3bを当接させて接合している。本実施形態は、主に、ガラス長尺部材3の両端部の接合をガラス長尺部材3で形成する囲み枠のコーナー部で形成する場合に用いられる。上記と同様に、側面部3eと先端部3bを当接させた状態でレーザーを照射することにより接合することができる。
図6〜図8に示す実施形態では、レーザー照射による両端部の接合状態を説明しているが、上述のように、両端部3a及び3bの接合は、レーザー照射による接合に限定されるものではない。
また、本発明においては、必ずしも両端部3aと3bを接合しなくてもよい。両端部3aと3bを互いに当接させた状態で、両端部3a及び3bを第1の基板1及び/または第2の基板2に接合させて、両端部3a及び3bの第1の基板1及び第2の基板2に対する位置を固定するだけでもよい。
なお、本明細書において、「両端部」の言葉は、先端部及びその近傍を含めた広い領域を示す場合に用いている。
(ガラス接合パッケージの作製)
図1〜図3に示す実施形態のガラス接合パッケージを作製する。第1の基板1及び第2の基板2としては、無アルカリガラス基板(日本電気硝子株式会社製、OA−10G)を用いる。ガラス長尺部材3としては、無アルカリガラスを用いる。第1の基板1及び第2の基板2の寸法形状は、縦100mm、横150mmの長方形の形状である。ガラス長尺部材3は、厚みD20μm、幅W20μmの断面形状を有している。
第1の基板1の上に、図9に示すようにガラス長尺部材3を配置する。コーナー部4の領域を、超短パルスレーザーを照射して仮止めする。超短パルスレーザーの照射条件は、波長800nm、パルス幅80fs、レーザーパワー10mW、パルス繰り返し数1kHz、走査速度1mm/秒である。
次に、第1の基板1の上に配置したガラス長尺部材3の上に、第2の基板2を配置する。この状態で、第2の基板2側から、図4に示すように超短パルスレーザーであるレーザー光10を照射する。レーザー光10を、ガラス長尺部材3の長さ方向に沿って走査しながら照射する。レーザー光10の照射条件は、上記の照射条件と同様である。
以上のようにして、ガラス長尺部材3を第1の基板1及び第2の基板2の間に挟み、第1の基板1及び第2の基板2を接合することにより、ガラス接合パッケージを得た。得られたガラス接合パッケージは、パッケージ内部の気密性に優れたものであった。
(ガラス接合パッケージ用容器の作製)
図11に示す実施形態のガラス接合パッケージ用容器を作製する。第1の基板1としては、無アルカリガラス基板(日本電気硝子株式会社製 OA−10G)を用いる。ガラス長尺部材3としては、無アルカリガラスを用いる。第1の基板1及びガラス長尺部材3の寸法形状は、上記のガラス接合パッケージの実施例と同様である。
第1の基板1の上に、図9に示すようにガラス長尺部材3を配置する。次に、第1の基板1の上にガラス長尺部材3を配置した状態で、ガラス長尺部材3側から、図12に示すように超短パルスレーザーであるレーザー光10を照射する。レーザー光10を、ガラス長尺部材3の長さ方向に沿って走査しながら照射する。レーザー光10の照射条件は、上記の照射条件と同様である。
以上のようにして、ガラス長尺部材3と第1の基板1とを接合することにより、ガラス接合パッケージ用容器を作製した。作製したガラス接合パッケージ用容器のガラス長尺部材3の上に、第2の基板2を配置し、第2の基板2側から、超短パルスレーザーであるレーザー光10を照射することにより、第2の基板2とガラス長尺部材3を接合して、ガラス接合パッケージを作製した。レーザー光10の照射条件は、上記の照射条件と同様である。得られたガラス接合パッケージは、パッケージ内部の気密性に優れたものであった。
本発明のガラス接合パッケージ用容器及びガラス接合パッケージは、例えば、有機エレクトロルミネセンス(有機EL)素子、有機ELディスプレイ、太陽電池モジュールなどの、パッケージ内部の気密性が必要とされる分野におけるパッケージに用いることができるものである。
1…第1の基板
2…第2の基板
1a,2a…第1の基板及び第2の基板の対向面
1b…溝
3…ガラス長尺部材
3a,3b…両端部(先端部)
3c,3d,3e…先端部近傍の側面部
4…コーナー部(仮止め領域)
5…ガラス接合パッケージ
6…ガラス接合パッケージ用容器
10…レーザー光
11…レンズ
A1…フィラメント領域
A2…接合領域
D…ガラス長尺部材の厚み
W…ガラス長尺部材の幅

Claims (23)

  1. 第1の基板と、
    前記第1の基板にレーザー照射によって接合された囲み枠とを備え、
    前記囲み枠は、ガラス長尺部材の両端部を当接させることにより形成されており、前記ガラス長尺部材が前記第1の基板と接する領域の幅が、20〜150μmである、ガラス接合パッケージ用容器。
  2. 前記ガラス長尺部材の長手方向に対して垂直な方向における断面形状が、矩形である、請求項1に記載のガラス接合パッケージ用容器。
  3. 前記ガラス長尺部材の両端部が、レーザー照射によって接合されている、請求項1または2に記載のガラス接合パッケージ用容器。
  4. 第1の基板と、
    第2の基板と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に配置され、前記第1の基板及び前記第2の基板にレーザー照射によって接合された囲み枠とを備え、
    前記囲み枠は、ガラス長尺部材の両端部を当接させることにより形成されており、前記ガラス長尺部材が前記第1の基板と接する領域の幅が、20〜150μmである、ガラス接合パッケージ。
  5. 前記ガラス長尺部材の長手方向に対して垂直な方向における断面形状が、矩形である、請求項4に記載のガラス接合パッケージ。
  6. 前記ガラス長尺部材の両端部が、レーザー照射によって接合されている、請求項4または5に記載のガラス接合パッケージ。
  7. 前記第1の基板及び第2の基板の内の少なくとも一方が、透明な基板である、請求項4〜6のいずれか一項に記載のガラス接合パッケージ。
  8. 前記第1の基板及び第2の基板の両方が、ガラス基板である、請求項4〜7のいずれか一項に記載のガラス接合パッケージ。
  9. 前記ガラス長尺部材、前記第1の基板、及び前記第2の基板が、実質的に同一の材質である、請求項4〜8のいずれか一項に記載のガラス接合パッケージ。
  10. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のガラス接合パッケージ用容器の前記囲み枠の上に前記第2の基板を配置し、前記囲み枠を形成する前記ガラス長尺部材と前記第2の基板とをレーザー照射によって接合することにより得られる、請求項4〜9のいずれか一項に記載のガラス接合パッケージ。
  11. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のガラス接合パッケージ用容器を製造する方法であって、
    前記第1の基板及び前記ガラス長尺部材を準備する工程と、
    前記第1の基板の上に前記ガラス長尺部材を配置し、前記ガラス長尺部材の両端部を当接させて前記囲み枠を形成する工程と、
    レーザー照射により、前記第1の基板と前記ガラス長尺部材との接合を行う工程とを備える、ガラス接合パッケージ用容器の製造方法。
  12. 前記ガラス長尺部材の所定の箇所を前記第1の基板に対して仮止めする工程をさらに備える、請求項11に記載のガラス接合パッケージ用容器の製造方法。
  13. 前記仮止めが、レーザー照射によってなされる、請求項12に記載のガラス接合パッケージ用容器の製造方法。
  14. 前記第1の基板に、前記ガラス長尺部材を嵌め入れる溝が形成されており、該溝に前記ガラス長尺部材を嵌め入れることにより、前記第1の基板に対し前記ガラス長尺部材を位置決めする、請求項11〜13のいずれか一項に記載のガラス接合パッケージ用容器の製造方法。
  15. 前記レーザー照射が、超短パルスレーザーの照射である、請求項11〜14のいずれか一項に記載のガラス接合パッケージ用容器の製造方法。
  16. 請求項4〜10のいずれか一項に記載のガラス接合パッケージを製造する方法であって、
    前記第1の基板、前記第2の基板及び前記ガラス長尺部材を準備する工程と、
    前記第1の基板の上に前記ガラス長尺部材を配置し、前記ガラス長尺部材の両端部を当接させて前記囲み枠を形成する工程と、
    前記囲み枠を形成した前記ガラス長尺部材の上に前記第2の基板を配置する工程と、
    レーザー照射により、前記第1の基板と前記ガラス長尺部材との接合、及び前記ガラス長尺部材と前記第2の基板との接合を行う工程とを備える、ガラス接合パッケージの製造方法。
  17. 前記レーザー照射の工程が、前記第1の基板と前記囲み枠を形成した前記ガラス長尺部材とをレーザー照射により接合する工程と、前記囲み枠を形成したガラス長尺部材の上に前記第2の基板を配置した後、前記ガラス長尺部材と前記第2の基板とをレーザー照射により接合する工程とを含む、請求項16に記載のガラス接合パッケージの製造方法。
  18. 前記レーザー照射の工程が、前記第1の基板と前記第2の基板との間に、前記囲み枠を形成した前記ガラス長尺部材を挟み、前記第1の基板と前記ガラス長尺部材との接合及び前記ガラス長尺部材と前記第2の基板との接合をレーザー照射によって同時に行う工程を含む、請求項16に記載のガラス接合パッケージの製造方法。
  19. 前記ガラス長尺部材の所定の箇所を前記第1の基板に対して仮止めする工程をさらに備える、請求項16〜18のいずれか一項に記載のガラス接合パッケージの製造方法。
  20. 前記仮止めが、レーザー照射によってなされる、請求項19に記載のガラス接合パッケージの製造方法。
  21. 前記第1の基板に、前記ガラス長尺部材を嵌め入れる溝が形成されており、該溝に前記ガラス長尺部材を嵌め入れることにより、前記第1の基板に対し前記ガラス長尺部材を位置決めする、請求項16〜20のいずれか一項に記載のガラス接合パッケージの製造方法。
  22. 前記レーザー照射が、超短パルスレーザーの照射である、請求項16〜21のいずれか一項に記載のガラス接合パッケージの製造方法。
  23. 前記第1の基板及び第2の基板の内の少なくとも一方が、前記レーザーに対して透明であり、該透明な基板側から前記レーザーが照射される、請求項18〜22のいずれか一項に記載のガラス接合パッケージの製造方法。
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