JP2015013726A - シート収納装置と画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1対のサイド規制板を、リフト台の昇降方向に沿った向きに調節できるようにする。【解決手段】ペーパデッキは、積載したシートをシート給送位置に上昇させる昇降可能なリフト台と、シートの給送方向Bに対して交差するシートの幅方向Cに、互いに接近離間移動可能な1対のサイド調整台81と、リフト台に積載されたシートの、シートの給送方向に沿った両側端を整合する1対のサイド規制板80と、サイド規制板を、サイド調整台に位置調節可能に取り付ける取付け機構400と、を備え、取付け機構は、サイド調整台に、シートの給送方向に突出した支点軸81Aaと、サイド規制板の下部に、シートの幅方向に形成されて、支点軸に当接する当接面80cと、サイド調整台とサイド規制板の下部とを一体化する取付けねじと、サイド規制板の下部に、シートの幅方向に形成されて、取付けねじが貫通する長孔80dと、を有している。【選択図】図4

Description

本発明は、複数枚のシートを収納するシート収納装置と、このシート収納装置を装置本体に備えて、シート収納装置から給送されるシートに画像を形成する画像形成装置とに関する。
従来、複写機、プリンタ等の画像形成装置は、シート収納装置に収納されたシートを、シート給送装置によって、画像形成部に給送して、画像形成部でシートに画像を形成するようになっている。また、画像形成装置には、大量の枚数のシートを収納するシート収納装置(特許文献1参照)を備えて、連続して大量のシートに画像を形成するタイプのものがある。
一般に、シート収納装置は、シート収納装置から給送されたシートの所望の位置に画像が形成されるようにするため、シートを適正な位置に収納する必要がある。このため、特許文献1に記載のシート収納装置は、シートの給送方向に対して直角なシートの幅方向にシートを位置決めする整合部材としての1対のサイド規制板を備えている。
特開2007−331919号公報
しかし、図9(A)、(B)に示すように、特許文献1に記載のシート収納装置500における1対のサイド規制板580は、筐体572の上部に取り付けられている。ところが、この1対のサイド規制板580は、シートを積載して昇降する昇降部材としてのリフタ台561の昇降方向Eに平行に位置を調節して設けられるようになっていない。
このため、図9(A)に示すように、1対のサイド規制板同士の間隔が、リフタ台561の上昇方向に向かって広くなっている場合がある。この場合、上層のシートPは、1対のサイド規制板580によって幅整合されることが無く、適正な位置に収納されることが困難な場合があった。
また、図9(B)に示すように、1対のサイド規制板同士の間隔が、リフタ台561の下降方向に向かって広くなっている場合がある。この場合、下層のシートPは、1対のサイド規制板580によって幅整合されることが無い。このため、下層のシートは、シートの幅方向に位置がずれて、リフタ台561の上昇に伴って、シートの側端が1対のサイド規制板580に擦れて、損傷を受ける場合があった。また、損傷を受けたシートは、画像形成装置の搬送路に引っ掛かり、画像形成装置内に詰まるおそれがある。このため、このようなシート収納装置を備えた画像形成装置は、可動率が低下することになる。
そこで本発明は、1対の整合部材の、昇降部材の位置や、傾きや、向きを調整できるシート収納装置と、このシート収納装置を装置本体に備えた画像形成装置とを提供することにある。
本発明のシート収納装置は、シートを積載して、該シートをシート給送位置に上昇させる、昇降可能な昇降部材と、シートの給送方向に対して交差するシートの幅方向に、少なくとも一方が他方に対して接近離間移動可能な1対の基台と、前記昇降部材に積載されたシートの、前記シートの給送方向に沿った両側端を整合する1対の整合部材と、前記整合部材を、前記基台に位置調節可能に取り付ける取付け手段と、を備え、前記取付け手段は、前記基台と前記整合部材の下部との一方に、前記シートの給送方向に突出した凸部と、前記基台と前記整合部材の下部との他方に、前記シートの幅方向に形成されて、前記凸部に当接する当接面と、前記基台と前記整合部材の下部とを一体化する一体化部材と、前記基台と前記整合部材の下部との少なくとも一方に、前記シートの幅方向に形成されて、前記一体化部材が貫通する長孔と、を有するものである。
本発明の画像形成装置は、シート収納装置と、前記シート収納装置に収納されたシートを給送する給送手段と、前記給送手段によって前記シート収納装置から給送されるシートに画像を形成する画像形成部と、を備え、前記シート収納装置は、上記のシート収納装置である、ことを特徴とする。
本発明のシート収納装置によれば、整合部材の位置や傾きや向きを調整することができ、適正な位置にシートを収納することができる。
本発明の画像形成装置によれば、整合部材の位置、傾き、向きを調整できるシート収納装置を備えているので、シート収納装置から給送されるシートの側端が損傷されていることがなく、シートが画像形成装置内に詰まることがない。このため、画像形成装置は、可動率を高めることができる。
本発明の実施の形態に係るシート収納装置としてのペーパデッキを装置本体に備えた画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面概略図である。 ペーパデッキのカバーを取り除いた、ペーパデッキの斜視図である。 1対のサイド規制板を、基台としての1対のサイド調整台に取付け機構によって、取り付けた状態を示した図である。 取付け手段としての取付け機構によって、整合部材としてのサイド規制板をサイド調整台に組付ける状態を示す図である。 取付け機構によって、サイド規制板がサイド調整台に組付けられた状態を示す図である。 治具の外観斜視図である。 治具を用いて、1対のサイド規制板の位置を決めるときの斜視図である。 リフタ台の斜視図である。 従来のシート収納装置の概略図である。
以下、本発明の実施形態のシート収納装置としてのペーパデッキを装置本体に備えた画像形成装置とを図に基づいて説明をする。
(画像形成装置)
図1は、本発明の実施の形態に係るシート収納装置としてのペーパデッキと、このペーパデッキを装置本体に備えた画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面概略図である。
画像形成装置としてのプリンタ100は、画像形成装置の装置本体としてのプリンタ本体900と、プリンタ本体900の上部に設けられた画像読取装置としてのスキャナ200とを備えている。さらに、プリンタ100は、プリンタ本体900の脇にシート収納装置としてのペーパデッキ300を備えている。
原稿Dを読み取るスキャナ200は、原稿自動送り装置250、走査光学系光源201、プラテンガラス202、レンズ204、受光素子(光電変換)205、画像処理部206を備えている。さらに、スキャナ200は、画像処理部206にて処理された画像処理信号を記憶しておくメモリ部208等も備えている。原稿自動送り装置250は、原稿圧板203を有して、プラテンガラス202の上面を開閉するようになっている。
スキャナ200は、原稿自動送り装置250によってプラテンガラス202の上面に自動的に給送される原稿に、走査光学系光源201の光を照射して、原稿を読み取る。読み取った原稿の画像は、画像処理部206で、画像処理された後、電気信号207に変換されてレーザスキャナ111に伝送される。なお、電気信号207に変換された画像情報は、一旦、メモリ部208に記憶されて、コントローラ120からの信号によって、必要に応じてレーザスキャナ111に伝送することもできるようになっている。
プリンタ本体900は、シートPを給送する第1〜第4シート給送装置101〜104と、シート給送装置101〜104により給送されたシートPを画像形成部901に搬送するシート搬送装置902とを備えている。また、プリンタ本体900は、プリンタ100を制御するコントローラ120等も備えている。
第1〜第4シート給送装置101〜104は、それぞれ、シートを収納するカセット10と、ピックアップローラ11と、フィードローラ12及びリタードローラ13とから成る分離部とを備えている。そして、カセット10内のシートPは、所定のタイミングで昇降して回転するピックアップローラ11と、分離部とによって1枚ずつに分離されて、給送されるようになっている。
また、フィードローラ12とリタードローラ13のシート搬送方向下流側近傍には給紙センサ14が設けられている。この給紙センサ14は、シートPの通過を検知するようになっている。
シート搬送装置902は、搬送ローラ対15と、レジスト前ローラ対130及びレジストローラ対110を有するレジストローラ部とを備えている。シート給送装置101〜104から給送されたシートPは、搬送ローラ対15とレジスト前ローラ対130とにより、シート搬送路108を通過した後、レジストローラ対110に導かれる。さらに、シートPは、レジストローラ対110によって画像形成部側に搬送される。
画像形成部901は、レーザスキャナ111、感光ドラム112、現像器114、転写帯電器115、分離帯電器116等を備えている。画像形成の際のレーザスキャナ111のレーザ光は、ミラー113によって折り返されて時計の回転方向に回転する感光ドラム112に照射されて、感光ドラム上に潜像を形成する。感光ドラム112に形成された潜像は、現像器114によってトナー画像として顕像化される。
感光ドラム上のトナー画像は、転写部112bにおいて、転写帯電器115によりシートPに転写される。トナー画像が転写されたシートPは、分離帯電器116により感光ドラム112から静電分離された後、搬送ベルト117により定着装置118に搬送されてトナー画像の定着が行われる。最後、シートは、排出ローラ対119によって排出される。
また、定着装置118と排出ローラ対119との間の搬送経路中に排紙センサ121が設けられている。シートPは、排紙センサ121によって、排出を検知される。
なお、プリンタ本体900とスキャナ200は、別体であるが、一体であってもよい。また、プリンタ本体900は、スキャナ200と別体でも一体でも、レーザスキャナ111にスキャナ200の処理信号を入力すれば複写機として機能し、FAXの送信信号を受信すればFAXとして機能する。さらに、パソコンの出力信号を受信すれば、プリンタとして機能する。
逆に、スキャナ200の画像処理部206の電気信号207を、他のFAXに送信すれば、FAXとして機能する。また、スキャナ200は、ユーザによってプラテンガラス202の上に載置された不図示の原稿を読み取ることもできるようになっている。
(ペーパデッキ(シート収納装置))
図1において、ペーパデッキ300の外観は、方形状のハウジング300Aで形成されている。図2は、ペーパデッキ300の右側板62(図1)を取り除いた、ペーパデッキの斜視図である。ペーパデッキ300は、例えば、約3000枚の大量のシートを収納できるようになっている。図3は、1対のサイド規制板80を、基台としての1対のサイド調整台81に取付け機構400によって、取り付けた状態を示した図である。
図2において、ペーパデッキ300の筐体70は、隣同士で互いに直角な、底板63と、1対の側板71と、先端規制板86と図1で示す右側板62とで形成されている。
1対の側板71は、シートの給送方向Bに対して平行になっている。先端規制板86は、シートの給送方向の下流側の位置で、整合面86aでシートの先端Pfを受け止めて、シートの先端を整合するようになっている。整合面86aは、シート給送方向Bとリフタ台61のシート積載面61cとに対して直角で、かつリフタ台61の昇降方向Eに平行に形成されている。先端規制板86の上方近くには、リフタ台61に載置されたシートPの内、最上位のシートに当接する給紙ローラ51が配置されている。
筐体70には、リフタ台61、1対のサイド調整台81(図3)、1対のサイド規制板80、後端規制板87等が内在している。筐体70の上部には、給紙ローラが配設されている。
昇降部材としてのリフタ台61は、不図示の昇降装置により、筐体内を矢印E方向に昇降するように(昇降可能に)なっている。図8に示すように、リフタ台61には、後述する1対のサイド規制板80が互いに接近できるようにする逃げ部としての切欠部61aと、後端規制板87がシート給送方向Bに移動できるようにするスリット61bとが形成されている。また、リフタ台61には、シートPが積載されるシート積載面61cが形成されている。シート積載面61cは、リフタ台61の昇降方向Eに対して直角な平面である。したがって、リフタ台61は、シート積載面61cにシートPを積載して上昇し、給送手段でありシート給送位置である給紙ローラ51に最上位のシートが当接すると、上昇を停止するようになっている。
図3において、ペーパデッキ300の筐体の底板63には、ビスによって、ピニオンギア83が回転自在に取り付けられている。ピニオンギア83の両側には、1対のラック82が噛合っている。1対のラック82は、ピニオンギア83の回転によって、底板63上をシートの幅方向Cに互いに逆方向に移動するようになっている。図4において、ラック82の外端には、基台としてのサイド調整台81がねじ止めされている。サイド調整台81は、シートの給送方向(矢印B方向)と、リフタ台61の昇降方向Eとに対して交差する方向(矢印C方向、以下、幅方向Cと言う)に向いたガイド軸89を案内にして、シートの幅方向Cに移動するようになっている。このため、1対のサイド調整台81は、ピニオンギア83が回転して、1対のラック82が互いに逆方向に移動すると、ガイド軸89を案内にして、互いに、シートの幅方向Cに、接近離間移動するようになっている。
整合部材としての1対のサイド規制板80は、互いに平行に折り曲げられた1対の折り曲げ片80A(図4)によって、断面コ字状に形成されている。1対のサイド規制板80は、後述する取付け機構400によって、サイド調整台81に、位置調節可能に立てた状態で取り付けられている。1対のサイド規制板80は、サイド調整台81に取り付けられた状態で、リフタ台61のシート積載面61cに対して直角で、かつシートの給送方向Bに対して平行になる整合面80eが形成されている。
1対のサイド規制板80は、サイド調整台81と一体に、サイド調整台81のシートの幅方向Cに、互いに接近離間移動するようになっている。1対のサイド規制板80は、筐体70の側板71とリフタ台61との間を互いに接近離間移動して、リフタ台61に積載されたシートPの給送方向Bに沿った側端Psに当接して、整合面80eでシートPの両側端を整合するようになっている。
後端規制板87は、整合面87aを形成されて、シートPの給送方向Bに往復移動するようになっている。整合面87aは、リフタ台61のシート積載面61cに対して直角に、かつシートの幅方向Cに平行に形成されている。後端規制板87は、整合面87aで、シートPの後端Pbの位置を規制して、シートPの後端Pbを整合するようになっている。
以上のペーパデッキ300において、給紙ローラ51が、不図示の駆動源によって、矢印Aの方向に回転すると、最上位のシートPが給送方向Bに給送し、給紙ローラ51の下流側に隣接しているフィードローラ12とリタードローラ13とのニップに当接する。シートPが重なって、重送された場合、リタードローラ13が、不図示の駆動源により駆動されて矢印Aと同方向に回転して、最上位のシートの下に重なっている2枚目以降のシートを筐体70内に逆送する。この結果、フィードローラ12によって、最上位のシートが1枚だけレジスト前ローラ対130に給送される。
一方、リフタ台61は、給紙ローラ51によってシートが1枚ずつ、給送されるのにしたがって上昇し、最上位のシートを、順次給紙ローラ51に当接させる。この場合、図9に基づいて説明したようにサイド規制板が傾いていると、シートの幅整合を正確に行われなかったり、シートを傷付けたりすることがある。そこで、本発明のペーパデッキにおける1対のサイド規制板80は、取付け手段としての取付け機構400によって、後述するサイド調整台81に位置調節可能に取り付けられている。
(取付け機構)
図3は、1対のサイド規制板80を、基台としての1対のサイド調整台81に取付け機構400によって、取り付けた状態を示した図である。図4は、取付け機構400によって、サイド規制板80をサイド調整台81に組付ける状態を示す図である。図5は、取付け機構400によって、サイド規制板80がサイド調整台81に組付けられた状態を示す図である。図6は、治具の外観斜視図である。図7は、治具を用いて、1対のサイド規制板80の位置を決めるときの斜視図である。
基台としての1対のサイド調整台81のシートの給送方向Bの両端部には、1対の側片81Aが設けられている。側片81Aには、シートPの給送方向Bに凸部であり、突起としての支点軸81Aaが突設されている。側片81Aの支点軸81Aaより上部には、一体化部材としての取付けねじ84(図5)がねじ込まれる雌ねじ81Abが上下方向に2箇所形成されている。取付けねじ84は、サイド規制板80の下部80Aaをサイド調整台81に取り付けるねじである。
なお、サイド規制板80の下部80Aaをサイド調整台81に取り付けて、サイド規制板80とサイド調整台81とを一体化するのに、取り付けねじを使用しているが、取り付けることのできる他の部材であれば、取り付けねじを使用する必要が無い。したがって、一体化部材は、取り付けねじに限定されるものではない。
また、サイド規制板80の1対の折り曲げ片80Aの下部80Aaには、サイド調整台81の支点軸81Aaの上部に当接する当接面80cと、が形成されている。当接面80cは、サイド規制板80の1対の折り曲げ片80Aの下部80Aaに下向きに開放された切欠88の一部分である。切欠88は、シートの幅方向Cに、支点軸81Aaの径より長く形成さている。また、折り曲げ片80Aの下部80Aaの当接面80cより上部には、取付けねじ84が貫通する長孔80dがシートの幅方向Cに形成されている。長孔80dのシートの幅方向Cの幅は、取付けねじ84の径より広く形成されている。長孔80dは上下方向に2箇所形成されている。
サイド規制板80をサイド調整台81に取り付けるには、当接面80cを下向きにしたサイド規制板80をサイド調整台81に上方から接近させて、サイド規制板80の1対の折り曲げ片80Aの下部80Aaをサイド調整台の側片81Aの外側に嵌合させる。折り曲げ片80Aの下部80Aaは、対向する面同士が接近する方向に突出して形成されている。1対の折り曲げ片80Aの下部80Aaの対向する面同士の間隔L1は、1対の折り曲げ片80Aの下部80Aaを、サイド調整台81の側片81Aの外側に殆ど隙間なく嵌合できるように、側片81Aの外面同士の間隔L2より多少広く設定されている。
そして、当接面80cを支点軸81Aaの上側に当接させる。そして、サイド規制板80を、支点軸81Aa上、図5のシートの幅方向Cに移動させて、位置を調整する。また、サイド規制板80を、支点軸81Aaを支点にして、傾斜方向Jに傾きを調整して、サイド規制板80の整合面80eをリフタ台61の昇降方向Eと平行になるように傾きを調整する。さらに、サイド規制板80の両端を、図4の矢印F方向に、僅かに水平回転させて、サイド規制板80の整合面80eをシートの給送方向Bと平行に、向きを調整する。矢印C方向へ、或いは矢印F方向へは、切欠88が支点軸81Aaの径より長く形成されているので、サイド規制板80の位置を調整できる。
このように、サイド規制板80の位置と、傾きと、向きとを調整した後、取付けねじ84を、長孔80dを貫通させて、雌ねじ81Abにねじ込むことによって、サイド規制板80は、サイド調整台81と一体化される。一体化された、サイド規制板80とサイド調整台81は、シートの幅方向Cに向いたガイド軸89を案内にして、シートの幅に応じて、シートの幅方向Cに位置を調整される。
このように、ペーパデッキ300は、当接面80cがサイド規制板80の下部に形成されているので、サイド規制板80を、サイド調整台81に上方から接近させて、当接面80cを支点軸81Aaに受け止めさせることができて、組み立てが容易である。また、サイド規制板80の位置や、傾きや、向きの調整を、支点軸81Aaに当接面80cに支持させた状態で行うので、位置や、傾きや、向きの調整を容易に行うことができる。
なお、1対のサイド規制板80及びサイド調整台81は、互いにシートの幅方向Cに接近離間するようになっているが、1対の一方を固定して、他方だけを移動できるようにしてもよい。したがって、1対のサイド規制板80とサイド調整台81は、少なくとも一方が他方に対して接近離間移動可能になっていればよい。
また、サイド調整台81に形成されている雌ねじ81Abの代わりにシートの幅方向に沿った長孔にし、この長孔と、サイド規制板の長孔80dとに取付けねじ84を貫通させて、取付けねじとナットとでサイド規制板とサイド調整台とを一体にしてもよい。
さらに、支点軸81Aaが、サイド調整台81の両側に突設して形成されているが、支点軸81Aaの代わりに、サイド調整台81の両側を貫通する軸の突出端部を支点軸としてもよい。
なお、以上の説明において、サイド規制板80の位置や、傾きや、向きの調整は、次に説明する治具を使用すると、簡単、正確、かつ速やかに行うことができる。
図6は、治具85の外観斜視図である。治具85は、方形状に形成されてリフタ台61に載置されるようになっている。リフタ台61に載置された治具85の、リフタ台61のシート積載面61cからの高さは、リフタ台61に載置されるシートの最大積載高さと略同じか、それ以上である。
治具85は、リフタ台61に載置される切欠き状の底部85aと、1対の側面85bと、端面85c、85dとで形成されている。底部85aと、1対の側面85bと、端面85c、85dは、隣同士で、直角に形成されている。1対の側面85bには、それぞれ、4つの凸部85eが外向きに突出して設けられている。なお、凸部85eは、少なくとも3つ、三角形の頂点に位置するように配置されていればよい。
図7は、治具85をリフタ台61に載置したときのペーパデッキ300の斜視図である。治具85を載置するとき、リフタ台61は、最も下降した位置にいるものとする。治具85は、リフタ台61に載置されて、シート給送方向Bの先端側の端面85cを先端規制板86に突き当てられ、シート給送方向Bの後端側の端面85dを後端規制板87で拘束される。次に、取付けねじ84を緩めた状態で、1対のサイド規制板80を治具85の両側の側面85bの凸部85eに突き当てる。治具85に形成されている、両側8箇所の凸部85eの全てが、1対のサイド規制板80に当接しているか否かを確認する。
当接していない場合には、8箇所全部に1対のサイド規制板80が当接するように、図5のサイド規制板80を矢印C方向に移動させてサイド規制板80のシートの幅方向の位置を調整する。また、サイド規制板80を矢印J方向に傾かせてサイド規制板80の傾きを調整する。さらに、図4のサイド規制板80を矢印F方向に水平回転させて、サイド規制板80のシートの給送方向Bに対する向きを調整する。このようにして、1対のサイド規制板80が、8箇所の突起全て当接するように位置と、傾きと、向きとを調整した後、取付けねじ84を雌ねじ81Abにねじ込んで、1対のサイド規制板80を1対のサイド調整台81に固定する。
このように、1対のサイド規制板80を治具85の側面85bの凸部85eに位置を合わせると、1対のサイド規制板の整合面80eを互いに平行にすることができるとともに、リフタ台61の昇降方向Eと、シートの給送方向Bとに平行にすることができる。
その後、ピニオンギア83(図3)を回転させて、1対のサイド規制板を治具85から離間させて、治具85を取り除いてから、リフタ台61にシートを載置する。そして、ピニオンギア83(図3)を逆回転させて、1対のサイド規制板80を互いに接近させる。この結果、1対のサイド規制板80は、束状のシートの側端Psを、リフタ台61の昇降方向Eと、シートの給送方向Bとに平行にして幅整合することができる。
このように、ペーパデッキ300は、1対のサイド規制板80によって、束状のシートの側端Psを、リフタ台61の昇降方向Eと給送方向Bとに平行にして幅整合するようになっている。このため、ペーパデッキ300は、リフタ台61に載置されるシートの枚数に関係なく、常時、シートを適正な幅方向の位置に位置決めすることができて、給紙ローラ51によってシートを円滑に、かつ幅方向の適正な位置から給送することができる。
また、ペーパデッキ300は、1対のサイド規制板80の当接面80cをリフタ台61の昇降方向Eと平行に、かつ当接面80cの間隔をシートの幅に一致させることができるようになっている。このため、ペーパデッキ300は、シートが順次給送されてリフタ台61に載置されているシートの枚数が少なくなるのにともなって、リフタ台61が上昇しても、シートの側端が1対のサイド規制板80に擦れて、損傷を受けることが殆どない。また、ペーパデッキ300は、リフタ台61を一定の速度で、円滑に昇降せることができる。
さらに、リフタ台61に載置された治具85の、リフタ台61のシート積載面61cからの高さは、リフタ台61に載置されるシートの最大積載高さと略同じ、あるいはそれ以上に設定してある。このため、ペーパデッキ300は、リフタ台61にシートPを最大枚数積載した状態と同じ状態でサイド規制板80の位置と、傾きと、向きとを調整できるので、シートPの積載高さ方向の1対のサイド規制板80の規制位置精度を高めることができる。
また、一般に、シートの収納枚数が多いペーパデッキ300は、シートを収納する容積が大きく、シートを収納すると質量があるので、ペーパデッキ300や、プリンタ100のプリンタ本体900は、床に凸凹があると、歪むことがある。そこで、ペーパデッキ300やプリンタ本体900の底部には、ペーパデッキ300やプリンタ本体900を床に支持する、高さ調整用のボルト91(図1)が取り付けられている。しかし、シートの収納枚数が多いと、シートの積載高さが高く、僅かな歪みがあっても、シートを円滑に給送することできなくなることがある。
そこで、本実施形態のペーパデッキ300は、プリンタ100を床に設置して高さ調整用のボルト91で高さ調整をした後、取付けねじ84を緩めて、1対のサイド規制板80の位置と、傾きと、向きとを調整することができる。また、長期間の使用によって、歪みが生じても、再度、調整することができる。したがって、本実施形態のペーパデッキ300は、シートの収納枚数が多いことによる、歪みに対応することができるようになっている。
また、プリンタ100は、シートの側端を損傷することが少なく、かつシートを適正な幅方向の位置に位置決めするペーパデッキ300を備えているので、シートをプリンタ本体内に詰まらせることなく、画像をシートの所望の位置に形成することができる。すなわち、プリンタ100は、本実施形態のペーパデッキ300を備えていることによって、可動率を高めて、シートの、ユーザの要望に応じた位置に画像を形成することができる。
51:給紙ローラ(給送手段)、61:リフタ台(昇降部材)、61c:シート積載面、80:サイド規制板(整合部材)、80A:折り曲げ片、80Aa:サイド規制板の折り曲げ片の下部、80c:当接面、80d:長孔、80e:整合面、81:サイド調整台(基台)、81Aa:支点軸(凸部)、84:取付けねじ(一体化部材)、85:治具、85a:底部、85b:側面、85c:端面、85d:端面、85e:凸部、86:先端規制板、88:切欠、100:プリンタ(画像形成装置)、101:シート給送装置、118:定着装置、300:ペーパデッキ(シート収納装置)、400:取付け機構(取付け手段)、900:プリンタ本体(装置本体)、901:画像形成部、902:シート搬送装置、B:シート給送方向、C:シートの幅方向、E:昇降方向、F:傾斜方向、P:シート、Pb:シートの後端、Pf:シートの先端、Ps:シートの側端。

Claims (4)

  1. シートを積載して、該シートをシート給送位置に上昇させる、昇降可能な昇降部材と、
    シートの給送方向に対して交差するシートの幅方向に、少なくとも一方が他方に対して接近離間移動可能な1対の基台と、
    前記昇降部材に積載されたシートの、前記シートの給送方向に沿った両側端を整合する1対の整合部材と、
    前記整合部材を、前記基台に位置調節可能に取り付ける取付け手段と、を備え、
    前記取付け手段は、
    前記基台と前記整合部材の下部との一方に、前記シートの給送方向に突出した凸部と、
    前記基台と前記整合部材の下部との他方に、前記シートの幅方向に形成されて、前記凸部に当接する当接面と、
    前記基台と前記整合部材の下部とを一体化する一体化部材と、
    前記基台と前記整合部材の下部との少なくとも一方に、前記シートの幅方向に形成されて、前記一体化部材が貫通する長孔と、を有する、
    ことを特徴とするシート収納装置。
  2. 前記凸部は前記基台に突設された突起であり、前記当接面は前記整合部材の下部に、前記突起の径より長く形成された切欠である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート収納装置。
  3. 前記昇降部材に載置される底部と、1対の前記整合部材に挟まれる1対の側面と、前記底部と1対の前記側面とに対して直角な端面とを有する治具を備え、前記治具の前記端面を所定の位置に位置決めした状態で、1対の前記側面に1対の前記整合部材を整合して、1対の前記整合部材を前記基台に対して位置決めをする、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート収納装置。
  4. シート収納装置と、
    前記シート収納装置に収納されたシートを給送する給送手段と、
    前記給送手段によって前記シート収納装置から給送されるシートに画像を形成する画像形成部と、を備え、
    前記シート収納装置は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート収納装置である、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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