JP2015013086A - 寝返り補助具 - Google Patents

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秀比呂 橋本
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Abstract

【課題】自力で寝返りができない被介護者の、床ずれ等の不具合を解消し、かつ、介護者の労力を軽減する装置が求められている。又、老老介護の現場も想定し、安全確実で、容易に寝返りさせる事が可能で、コストが安く、持ち運びも簡単な寝返り補助具が求められている。【解決手段】被介護者に補助具を装着し、ベッド脇に設けた揺動アームで補助具の端部を吊り上げる事により、寝返りさせる。アームは、取り付けたワイヤーを電動ウインチで巻き取る構成により、作動させる。また、略U字形状に膨らむエアバッグを被介護者の身体の下に敷き、空気圧で膨らませて寝返りさせても良い。【選択図】図2

Description

本発明は、寝たきり患者の床ずれを防止する為、寝返りを支援する器具であり、主として介護者が使用し、被介護者を寝返りさせる際に使用する、介護用品である。
自力で寝返りができない患者を寝返りさせる装置としては、ベッドそのものを傾斜させ、患者を転がす構造の物や、患者に付けたベルトをワイヤーで引いて回転させる物、また、板状の器具を患者の太腿の間に挿入し、テコの原理で回転させる装置などがある。
しかし、ベッドそのものを傾斜させる装置は極めて大掛かりとなり、汎用性も無く、介護用品とは呼べない。そこで、ワイヤーを使って患者を回転させる方法が有力だが、既存品には問題が多く、実用化された商品は、ほとんど見かけない。また、テコの原理で患者を回転させるプレートも市販されているが、介護者にも力が必要で、高齢者が高齢者を介護する、いわゆる老老介護の現場では、使用は難しい。
特開2002−355275 特開平11−151274 特開2011−041658
広く世の中に普及させるとの目的を達成する為には、既存技術の不具合点を解消し、安全性・利便性・汎用性が高め、開発・製造コストを下げなければならない。その為には、以下の全ての課題を完璧に解決する必要がある。
1、被介護者・患者の負担を極力減らし、安全である事。特に動力を使う場合は、過負荷が加わった時に、絶対確実に動力伝達を切断又は遮断する安全装置を備える事。
2、汎用性が高い事。ベッドと一体では無く、装置単独で各ベッドに簡単に移設できる事。
3、ベッドだけではなく、畳や床の上に敷いた布団での介護にも対応可能な事。
4、自宅での老老介護などでも、個人で購入可能な事。最低でも、通常のベッドの市販価格を超えない価格で販売できる様に、低コストに抑えられる事。
5、老老介護の現場を想定し、高齢者でも安全確実に操作ができる事。当然、介護者の負担や労力を、最小限まで減らす必要がある。
6、病院や看護施設で、多数のベッドや多数の患者に対応する為、簡単に移動や移設ができる事。即ち、介護者1人で、道具を使わずに、撤去・持ち運び・設置ができる事。
7、被介護者を寝返りさせる際、被介護者の身体の角度に合せて、引っ張り又は押す方向を変化させる構成である事。
8、被介護者の身体には、左右に転がす荷重を加える構成とし、身体を横方向にスライドさせる荷重は極力加えない構成である事。即ち、横方向からワイヤーで被介護者を引っ張る構成等では、被介護者の身体が横方向にスライドしてしまうので、寝返りはできない。
9、介護者が動力装置を操作する場合は、操作スイッチから手を離した瞬間に動力が切断される事。また、通常の操作スイッチの他に、主電源を瞬時に切断する非常停止装置を有する事。
10、動力装置を使用する場合は、減速装置などの専用機器が不要で、既に市販されている、廉価で信頼性の高い装置を、無改造で使用可能な事。また、装置に不具合が発生した場合は、容易に交換が可能な事。
11、手動で行う場合では、介護者がハンドル等を連続で回転させる方法ではなく、レバーなどを90度以下の回転角度で被介護者を寝返りさせられる事。
尚、特許文献1は簡単に移設ができず汎用性に欠け、特許文献2は被介護者が横方向にスライドしてしまい、確実に寝返りさせる事ができない上、汎用性も無い。特許文献3は、介護者の労力とテクニックに依存し、自動化ができない。また、どの先行技術も、左右交互に寝返りさせる事はできない。従って既存技術では、本発明の課題を解決する事は不可能である。
課題を解決する為には、本発明の請求項1から請求項8のいずれかに記載された構成を採用する。その内容は、概略、以下の構成を指す。
1、被介護者の身体にベルトを装着させ、身体を横回転させる荷重を加えられる様にする。
2、ウインチで作動する遥動アームでベルトを引き、被介護者を寝返りさせる。アームの先端は円運動をするが、遥動軸受けの形状により、楕円軌道を描かせても良い。
3、被介護者の病状や症状などにより、ベルトで引く方法が困難な場合は、略U字形状に膨らむエアバッグとエアポンプを使用し、寝返りさせる。また、大腿部に絡ませる様なエアバッグを使用しても良い。
4、ウインチやエアポンプなどの動力装置を制御し、自動的に、所定の時間毎に、仰向けの状態から左右交互に寝返りさせる様に装置しても良い。
本発明の、請求項1から請求項8のいずれかに記載された構成を採用すれば、前述の課題を全て完璧に解決する事が可能となり、年々増え続ける介護の現場に、極めて利便性が高く、安全な寝返り補助具を提供する事ができる。また、介護者の負担や労力も、大幅に軽減する事ができる。
仰向けに寝ている被介護者が、本発明品を装着した状態を示す。 布団の脇に装置し、ウインチでアームを作動させる、本発明品を示す ベッドに取り付け、アームを伸縮式とした、本発明品を示す アームの先端の軌跡を、楕円状にする為の、軸受け構造を示す 断面がU字形状のエアバッグを示す 空気注入前のエアバッグを、被介護者の大腿部に装着した状態を示す 大腿部に装着したエアバッグが、膨らんだ状態を示す 膨らんだ図7のエアバッグの、取っ手を引いて転がした状態を示す 突起形状を設け、空気圧で自動的に寝返りさせるエアバッグを示す 左用と右用の薄いエアバッグを複数設け、左右に自動反転させる構成を示す 図2の構成において、アームの中間で折り曲げ可能とした構成を示す
以下の様に装置する。
1、被介護者の身体にベルトを装着させ、身体を横回転させる荷重を加えられる様にする。
2、ウインチで作動する遥動アームでベルトを引き、被介護者を寝返りさせる。アームの先端は円運動をするが、遥動軸受けの形状により、楕円軌道を描かせても良い。
3、被介護者の病状や症状などにより、ベルトで引く方法が困難な場合は、略U字形状に膨らむエアバッグとエアポンプを使用し、寝返りさせる。また、大腿部に絡ませる様なエアバッグを使用しても良い。
4、ウインチやエアポンプなどの動力装置を制御し、自動的に、所定の時間毎に、仰向けの状態から左右交互に寝返りさせる様に装置しても良い。
本発明を実施し、課題を解決する為の形態や構成は、請求項1から請求項8に詳述された通りである。その一例を、図を使用して説明する。
図1は、仰向けに寝ている被介護者1に、請求項1に記載された補助具2を装着した状態を表す。補助具の両端には、ベルト3が取り付けられ、その先端にとって4が装置されているので、介護者は、被介護者の脇から取っ手を引く事により、被介護者を容易に寝返りさせる事ができる。
尚、図の様に、補助具2は、胸や部分に装着しても、腰部分に装着しても、脚の付け根26、即ち大腿部に装着しても良い。以上が、請求項1に記載された本発明の実施例である。
図2は、電動ウインチでアームを作動させる本発明を表す。ワイヤー9を巻き取るプーリーを備えた電動ウインチ8は、箱状の容器7に格納され、容器はプレート10に取り付けられている。このプレートを、床5と布団6の間に挿入する事により、布団の重さによってプレートが固定され、容器7は、所定の位置に固定される。緊急停止ボタンも備えた操作スイッチ11を押す事により、ワイヤーが巻き取られ、方向を変換する滑車12を介してワイヤーがアーム14を引く。アームは、軸受け13で揺動自在に容器7に取り付けられているので、アームの先端部は軸受けを回転中心とする円弧を描き、21の軌跡上を動く。アーム先端に取り付けた吊下げ用のワイヤーで、補助具の取っ手4を吊り上げる事により、介護者の労力を使わずに、被介護者1を寝返りさせる事ができる。
また、ワイヤーをアームに取り付ける部分は、洗濯バサミの様に、弾性部材で圧着させて固定する構成を採用すれば、過大な負荷が加わった時にワイヤーが滑ってアームの動きを止めてくれるので、極めて安全である。
図3は、図2の装置をベッドに取り付ける構成を表す。即ち、プレートの替わりに、ベッド脇の転落防止柵に固定する為の取り付け具19を装置する。この構成により、被介護者がベッドを使用している場合でも、本発明品を使用する事ができる。
また、布団で使用する場合は、プレート10を布団の下に挿入する位置を調整するだけで、簡単にアームの先端位置を所定の左右方向位置に合せる事が可能だが、ベッドの場合は容器7の位置が固定されてしまう。そこで、アームを外筒17と内筒18で構成し、収縮式とすれば良い。
図11は、アームをピン結合した構成を表す。軸受け13で容器に取り付けられた短いアーム37にはピン38を介してアーム40が揺動自在に取り付けられている。図2の構成では、吊り下げワイヤー16を引っ張る為のアーム先端の動きは、単純な円弧状になるが、図11の構成によれば、楕円の一部分に近い動きとなる。さらに、ピン結合部を増やしたり、ワイヤー9をアームに取り付ける位置を変更する事により、ワイヤー16を引っ張る方向、即ち、被介護者を寝返りさせる方向を可変する事ができる。尚、ピン結合部は、無負荷時にアームの自重によって垂れ下がってしまうので、ピンの両側のアームを緩衝装置39や弾性部材で連結すれば不具合を解消できる。
尚、ベッド脇の転落防止柵が簡単に着脱可能に装置された介護用ベッドを使用する場合は、本発明の寝返り補助具と一体に構成しておけば、柵を交換するだけで多数のベッドに流用が可能となり、利便性が高まる。また、手動ウインチを使用する場合は、ワイヤーを支柱に設けた滑に通し、直接、被介護者に装着したベルトを引いても良い。
以上が、請求項2、請求項4、及び請求項5に記載された本発明の実施例である。
図4は、アームの軸受け構造を示す。図2の構成では、アームの先端部の軌跡は単純な円弧状になるが、実際に被介護者を寝返りさせる場合、最初は上方向に引き、徐々に横方向に引いた方がスムーズに寝返りさせる事が可能となる。そこで、アーム23を取り付けた回転軸21を、楕円形とし、回転軸を支える貫通孔状の軸受けを、横に長い台形22とする。この構成により、アームが略水平の状態では、回転軸が上下方向に長い楕円の為、図の左側に寄った状態となり、ワイヤーで引かれたアームが略垂直の25になると、軸受けの上下方向寸法が小さくなる為、回転軸は右側に滑らかに移動する。この構成により、アーム先端の動きは軌跡24の形状となる。以上が、請求項3に記載された本発明の実施例である。
図5は、エアバッグを使用した寝返り補助具を示す。仰向けに寝ている被介護者の腰の下に、エアバッグ35を挿入し、注入口34にエアポンプを繋いで空気を注入すると、図5の形状に膨らむ。また、エアバッグには取っ手29も付いているので、介護者がこの取っ手を引けば、被介護者を容易に寝返りさせる事ができる。又、空気の圧力により、突起形状30が突き出す様にエアバッグの形状を構成すれば、空気を注入するだけで、突起が布団又はベッドマット6を押す為、被介護者は自動的に寝返りし、介護者の負担が皆無となる。
取っ手部分には、貫通孔36を設け、エアポンプの吐出量と同等以上の空気が抜ける様に装置し、介護者は、この孔を手で塞ぎながら取っ手を引く構成にすれば、過大な負荷が加わった時に、介護者が手を離すだけで加圧が止まり、極めて安全である。以上が、請求項6に記載された本発明の実施例である。
図6から図9は、請求項7に記載された本発明の実施例を表す。被介護者の大腿部26に絡ませる様にエアバッグ27を装置し、図6の状態とする。ここに空気を注入すると、図7の28の形状に膨らむ。そこで介護者が取っ手29を引けば、被介護者は矢印36の方向に回転し、図8の様に寝返りする。また、突起形状30を設ければ、図5の構成と同様、空気の圧力だけで自動的に患者を寝返りさせる事ができる。
図10は、被介護者の大腿部26に、厚さの薄いエアバッグを複数装置した状態を示す。この構成において、エアバッグの形状を図9の断面形状とし、左側に寝返りさせるエアバッグ31と、右側に寝返りさせるエアバッグ32を交互に配置し、それぞれに同時に空気を注入する為、連結パイプ33で、同一方向用のエアバッグを連通させる。各空気注入口とエアポンプを連結し、所定の時間毎に左右方向のエアバッグを膨らませれば、介護者が不在でも、自動的かつ安全に、被介護者を寝返りさせる事が可能で、床ずれなどの不具合を解消できる。尚、エアバッグには小さな貫通孔を設けておき、エアポンプの吐出空気量よりも少ない量の空気が抜ける様に装置しておけば、エアポンプ作動時のみ、被介護者が横向きになり、エアポンプの作動が止まればゆっくりと空気が抜け、被介護者は、安全に仰向けに戻る。以上が、請求項6から請求項8に記載された本発明の実施例である。
本発明の、請求項1から請求項8のいずれかに記載された構成を採用すれば、前述の課題を全て完璧に解決する事が可能となり、年々増え続ける介護の現場に、極めて利便性が高く、安全な寝返り補助具を提供する事ができる。また、介護者の負担や労力も、大幅に軽減する事ができる。
特に、介護施設や病院での使用は、介護者の負担を軽減する為に極めて有効であり、また、自宅でも安全かつ簡単に使用できる為、社会問題になっている老老介護の現場にも有効である。
1、仰向けに寝ている、被介護者
2、被疑者の身体に装着した、装具
3、ベルト
4、ベルトに取り付けた、取っ手
5、畳、又は床
6、布団
7、箱状の容器
8、電動ウインチの、ワイヤー巻取りプーリー
9、ワイヤー
10、本体を布団の脇に固定する、プレート
11、スイッチ
12、滑車
13、アームの揺動中心軸
14、アーム
15、引っ張りスプリング
16、吊り下げ用の、ワイヤー
17、伸縮式アームの、外筒
18、伸縮式アームの、内筒
19、ベッド脇の転落防止柵に本体を固定する、取り付け具
20、円弧状の、軌跡
21、楕円形の回転軸
22、台形の軸受け孔
23、左側に寄せられた、略水平状態のアーム
24、楕円状の、軌跡
25、右側に寄せられた、略垂直状態のアーム
26、被介護者の、大腿部
27、空気が入っていない状態の、エアバッグ
28、空気が注入されて膨らんだ、エアバッグ
29、エアバッグが膨らんだ状態の、取っ手
30、注入した空気の圧力で伸びる、突き出し部
31、仰向けから左側に被介護者を転がす、連結した薄型エアバッグ
32、仰向けから右側に被介護者を転がす、連結した薄型エアバッグ
33、連結パイプ
34、エアポンプから送られる空気をエアバッグに入れる、空気注入口
35、断面が略U字形状の、エアバッグ
36、介護者が手で塞いで使用する、空気抜き用の孔
37、アーム
38、ピン
39、緩衝装置
40、アーム

Claims (8)

  1. 自力で寝返りができない病人や高齢者等の被介護者を、容易に寝返りさせる装置であって、以下の様に装置された事を特徴とする、寝返り補助具。
    1、被介護者の腰部近傍、又は胸部近傍、又は肩部近傍、又は大腿部近傍のいずれか、又はいずれか複数箇所に、身体の左右両側に伸びるベルトを装着させ、そのベルトの先端に、介護者が掴んで引くための、取っ手を設けた。
    2、取っ手は、ベルトに別部品を取り付ける構成の他、ベルト本体に貫通孔を設けて掴める様にした構成とする。
    3、ベルトは、被介護者に巻きつける構成、又は被介護者の衣服と一体に装置した構成、又は被介護者の衣服に着脱可能に装置した構成の、いずれかとする。
    4、ベルトを被介護者の衣服に一体に装置する構成には、ベルトをU字状とし、その両端部を衣服に取り付け、介護者がU字部分を取っ手として引く事を可能にした構成も含む。
    5、ベルトを被介護者の衣服に着脱可能に装置した構成は、ボタン、ファスナー、ベルクロによって着脱自在とした構成の他、衣服に設けた貫通孔又はベルト通しにベルトを通す構成や、ベルトを貫通孔などに通した後、ベルトとベルトを前述のボタン等で固定する構成も含む。
  2. 電動又は手動でワイヤーを巻き取るウインチを使用し、請求項1に記載のベルトを引っ張る事によって被介護者を寝返りさせる装置で、以下のいずれか、又はいずれか複数の特徴を有する、寝返り補助具。尚、ワイヤーは、ベルトや線材や細いスプリングやゴム紐などの紐状部材を指す。
    1、箱状の容器の中にウインチ本体を装置し、容器の内部又は表面又は外部に揺動中心を備えたアームを取り付ける。ウインチの巻き取りワイヤーは、アームに連結され、ウインチの作動による張力によって、アームが略水平から少なくとも略垂直まで揺動可能に構成する。
    2、アームは、スプリングやゴムなどの弾性部材によって、常に一方向に引っ張られる、又は押し付けられる様に装置し、ワイヤーの張力により、弾性部材の弾性力に打ち勝って、アームが揺動する様に構成する。
    3、アームと箱状の容器を、液圧式ダンパーや空圧式ダンパーや、摩擦ダンパーなどの緩衝装置で連結し、ワイヤーが切れた場合などの非常時にも、アームの急激な遥動を防止した。尚、摩擦ダンパーは、アームの遥動中心となる軸受けをボルトやナットなどの締結部品で締め上げ、遥動に抵抗を加える構成も含む。
    4、アームは、内外筒の組合せによる伸縮式、又は部品の連結によって、長さを変更可能とした構成とした。尚、伸縮式アームには、伸縮をロックする装置を設けた構成も含む。
    5、アームは、複数のアームをピン結合し、そのピン結合部で折り曲げや揺動を可能にした。尚、ピン結合部の両側のアームを弾性部材や緩衝装置で連結した構成も含む。
    6、箱状の容器は、各面に窓を設けた、又は枠のみで立体形状を構成した。
    7、箱の一部又は大半の部分を開放とし、モーター、プーリー、ワイヤー、増減速装置等の可動部及びその近傍を、カバーで覆った。
    8、ワイヤーとアームの連結部分は、S字状のフックや、リングや、カラビナなどの連結器具によって着脱自在とし、アーム上には、ワイヤー取り付け用の貫通孔やフック形状を複数設けた。
    9、電動ウインチの操作スイッチは、箱状容器の表面に設ける、又は有線式のリモコンとし、操作する人がスイッチから手を離せばウインチが停止するタイプのスイッチとする。具体的には、ボタンを押している時だけウインチが駆動する構成を指す。尚、通常の操作スイッチとは別に、主電源のON−OFFスイッチを設けた構成や、主電源を瞬時に切る為の非常停止ボタンを備えた構成も含む。
    10、アームは、遥動中心又はその近傍で、着脱可能とした。
    11、アームの遥動中心、又は電動ウインチの駆動部に電磁ブレーキを装置し、ウインチの電源又は主電源がONの場合のみ、ブレーキが解除される様に装置した。
    12、電動ウインチのモーターと、ワイヤーを巻き取るプーリーとの間に、増速装置又は減速装置を設けた。
    13、アームの遥動中心にラチェット機構を設け、アームは水平から垂直方向には遥動可能だが、逆方向にはラチェットの解除手段を操作しなければ遥動不可能とした。
    14、ウインチのワイヤー巻取りプーリーと、アームとワイヤーの接続部の間に、1個又は複数の空転可能な滑車を装置し、ワイヤーの引っ張り方向を変更可能とした。尚、空転可能な滑車の、取り付け位置や直径や角度を可変とした構成も含む。
    15、前述のアームの遥動を固定し、アームの長さ方向の中間部分、又は先端部近傍に滑車を設け、ウインチから伸びるワイヤーは、滑車を通して被介護者に装着されたベルトに連結する。尚、滑車の取り付け位置を可変式とした構造を含み、遥動を固定したアームは、略垂直に固定して装置した支柱である構成も含む。
    16、手動ウインチの場合、ワイヤーを巻き取るプーリーに、手でプーリーを回転させるハンドルを設けた。尚、プーリー又は手動ウインチに、ブレーキやラチェット機構を装置した構成も含む。
    17、手動ウインチの場合、ワイヤーを巻き取るプーリーに、手でプーリーを回転させるレバーを取り付け、巻き取り用プーリーの直径を大きくする事で、レバーの遥動角度が180度以下でも所定の長さのワイヤーを巻き取り、被介護者を寝返りさせる事が可能に装置した。
    18、箱状の容器、又はウインチ本体、又はアームの揺動中心軸、又は支柱のいずれか、又はその全てを、介護用ベッドの両側部に装置された柵と、一体構造とした。尚、介護用ベッドの柵とは、ベッドの両側に2個以上の筒状装着部を備え、柵の下部には、棒状部材による差し込み部を備え、柵を上から下に下げ、棒状部材を筒状装着部に挿入するだけで、道具を使わずに簡単に着脱可能に構成された柵を指す。
    19、上記18の構成において、被介護者の転落防止柵としての機能を廃止、又は削減した。
    20、上記18又は19の構成において、筒状装着部に差し込む棒状部材の設置間隔を可変式とした。尚、棒状部材を着脱交換式とし、太さを変更可能とした構成も含む。
    21、電動ウインチ本体、又はモーター部分だけを、ベッドから1メートル以上離れた床や壁に設置可能とした。
  3. 請求項2のアームを揺動させる構成において、アームの揺動角度に応じて揺動中心軸を移動させる事を特徴とする、寝返り補助具。尚、請求項2の構成ではアーム先端部分の動きは単純な円弧となるが、以下の構成により、アーム先端部分の軌跡は、徐々に円弧の半径が大きくなり、楕円の一部と酷似した曲線の軌跡となる。
    1、アームの揺動中心部に、アームの長手方向と直角の回転軸を設け、この回転軸を軸受けで支持する構成により、アームを揺動自在とする。
    2、回転軸の断面形状は、長円形、又は楕円形、又は角部に丸みを付けた長方形、又は、その組合せ形状とする。
    3、軸受けは、アームの両側に貫通孔又は凹部を設けたプレートを装置し、その孔又は凹部で上記の回転軸を保持する。
    4、軸受けの孔又は凹部は、横倒しにした台形とする。即ち、水平方向の位置移動に比例して、上下方向の寸法が小さくなっていく形状とする。
    5、アームが略水平、又は水平から30度までの上向きの状態で、楕円形等の軸受けは、長径が略垂直の状態で、軸受けの上下方向寸法が最も大きい部分、又はその近傍に装置される。
    6、ワイヤーに引かれたアームが、略水平から上向き略90度、又は90度を超えるまで揺動する事により、楕円形等の軸受けは上下方向の寸法が回転に比例して小さくなり、台形の軸受け孔の、上下方向寸法が小さい方へ、徐々に移動する。
    7、以上の構成により、アーム上の任意の点の軌跡は、円弧が横に引き伸ばされた形状となり、即ち、楕円の4分の1を切り取った形状に酷似した軌跡となる。
  4. 以下のいずれか、又は全ての安全装置を有する事により、過負荷が加わった際、緊急停止ボタンを押すまでの一瞬の時間遅れが発生した場合でも、被介護者に無理な負荷が加わらない様に装置した事を特徴とする、請求項2又は3に記載の、寝返り補助具。
    1、アームは、釣竿の様な、しなり特性を備えた材料とし、過負荷が加わった場合はアームをしならせる。
    2、ワイヤーとアームの連結部、又はワイヤーとベルトの連結部に、所定の長さのスプリング、又はゴムを装置し、過負荷が加わった場合は、スプリング等を伸ばす。
    3、ワイヤーとアームの連結部、又はワイヤーとベルトの連結部は、スプリングの付勢力を使用した摩擦接続とし、過負荷が加わった場合は、接続部を滑らせる。具体的には、洗濯バサミ状のクリップで、ワイヤーとアーム等を同時に挟んでおく様な構成を指す。
    4、ウインチのモーターと、ワイヤー巻取りプーリーの間に、摩擦クラッチを装置し、過負荷が加わった場合は、その接続部を滑らせる。
    5、ワイヤーの全て、又は一部分を、細いコイルスプリングとし、過負荷が加わった場合は、ワイヤーが伸びる構成とした。尚、ワイヤーを伸縮機能のある紐状部材、又はゴムを織り込んだ紐状部材とした構成も含む。
    6、ワイヤーの、アーム接続部と反対側の端部は、ウインチの巻き取りプーリーに固定せず、巻きつけたワイヤーの摩擦力だけで張力を発生させる構成とし、過負荷が加わった場合は、このワイヤーとプーリーの間で滑らせる構成とした。
  5. 以下のいずれか、又は全ての特徴を有する事により、ベッドでも布団でも使用可能とした、請求項2から請求項4のいずれかに記載の、寝返り補助具。
    1、箱状の容器の外表面にフックを設け、ベッド脇の安全柵に本体を取り付け可能とした。
    2、使用するベッドと同等以上の高さを有するスタンドに、箱状の容器を着脱可能に構成した。尚、スタンドの転倒や移動を防止する装置を備え、ベッド脇の安全柵に固定、又は接続可能とした構成も含む。
    3、布団と、布団が敷かれている床や畳などの間に、薄いプレートを挿入し、そのプレートの部が布団の脇から露出する様に装置し、その露出部に箱状の容器を着脱自在に取り付けた。尚、プレートの表面又は裏面は、高摩擦係数材を貼り付ける又は粗面にする事により、滑りを防止した構成も含む。
  6. 被介護者の腰部近傍、又は胸部近傍、又は肩部近傍、又は大腿部近傍のいずれか、又はいずれか複数箇所の、被介護者とベッドとの間にエアバッグを挿入し、自力で寝返りができない患者や被介護者を、空気圧を使って容易に寝返りさせる装置であり、以下のいずれか又はいずれか複数の特徴を有する、寝返り補助具。
    1、エアバッグは空気圧により、被介護者の視点で上部開放の略U字形状に膨らませる。この構成により、略U字状エアバッグに乗った被介護者の身体は、エアバッグ底面の円弧によって転がる為、容易に寝返り可能となる。尚、略U字形状を左右対称とせず、一部分を削減した形状とし、左右の片側のみに寝返りさせる様に装置した構成も含む。
    2、膨らんだ略U字形状のエアバックには、1箇所又は複数箇所の取っ手を設け、介護者が掴んで引く、又は押す事が可能に装置する。尚、通常はしぼんでいる取っ手が、空気圧によって、介護者側に突き出し、掴み易くした構成も含む。
    3、略U字形状のエアバッグの底面近傍で、中心から左右いずれかに所定の距離だけ離れた位置に、空気圧によって突き出す突起形状を設ける事により、空気圧でエアバッグが膨らんだ際、自動的に被介護者が横向きに転がる、即ち寝返りする様に装置した。
    4、エアバッグは、被介護者の頭と足先を結ぶ方向の寸法が小さい、即ち、寝ている被介護者を横方向から見て幅の狭いエアバッグを、複数装着する構成とした。
    5、上記4のエアバッグにおいて、被介護者の身体を、仰向けから右側に寝返りさせる方向のエアバッグと、左側に寝返りさせるエアバッグとを交互に配置し、同じ方向用のエアバッグは、エアパイプで連結した。
    6、電動エアポンプをベッドや布団の脇、又はベッド下、又はベッドから1メートル以上離れた場所に装置し、エアパイプでエアバッグと連結する構成により、被介護者を仰向けの状態から所定の方向に寝返りさせ、また、パイプを付け替えて、逆方向のエアバッグを膨らませる事により、反対方向への寝返りを可能にした。
    7、上記6の構成において、エアポンプからの空気を、左方向用のエアパイプと右方向用のエアパイプに切替えて分配する、3方向弁を装置した。
    8、上記6又は7の構成において、エアポンプの操作スイッチは、請求項2に記載の電動ウインチの操作スイッチと同等の構成とした。
    9、エアバッグに、1箇所又は複数箇所の貫通孔を設け、エアポンプが排出する単位時間当りの空気量よりも少ない空気量が、自然に抜ける様に装置し、エアポンプ作動中はエアバッグが加圧されて膨らむが、エアポンプの作動を停止すると空気が抜け、エアバッグが自動的にしぼむ様に構成した。
    10、エアバッグの、介護者が掴む取っ手又は取っ手の近傍に貫通孔を設け、介護者が取っ手を握っている時は貫通孔が塞がれるが、手をを離すと貫通孔から空気が抜け、自動的にエアバッグがしぼむ様に構成した。
    11、エアバッグに圧力弁を装置し、内部圧力が所定の圧力を超えた場合は、自動的に排気して圧力上昇を抑える様に構成した。
    12、エアバッグは、単体で被介護者に装着する、又は衣服と一体化させる、又は衣服に着脱自在に装着する構成とした。
    13、エアバッグの表面の一部又は全部を、布、又は不織布、又は紙、又は樹脂で覆った。尚、覆った物を着脱自在とした構成も含む。
  7. 請求項6に記載の構成において、エアバッグの形状及び仕様を、以下の様に構成した事を特徴とする、寝返り補助具。
    1、空気注入前のエアバッグを、被介護者の大腿部に、図6の様に装着する。
    2、エアバッグは、空気を注入すると図7の形状に膨らむ様に装置し、介護者が取っ手を引くと、図8の様に転がる事により、被介護者を容易に寝返りさせる。
    3、図9の様に、空気圧によって突き出す突起形状を設け、図6の状態から空気を注入するだけで、自動的に被介護者を寝返りさせる構成も含む。
  8. 請求項6に記載の3方向弁を、所定の時間毎に自動的に切り替え、エアポンプを所定の時間毎に作動させる事により、所定の時間毎に被介護者を、右側と左側に、自動的に寝返りさせる様に構成した事を特徴とする、請求項6又は請求項7に記載の、寝返り補助具。尚、3方向弁を使用せず、右側用と左側用と、個別にエアポンプを備えた構成や、仰向けの状態から左側又は右側のどちらか片方だけに、反復して寝返りさせる様に装置した構成も含む。
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