JP2015012737A - スイッチング電源回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】定電圧出力用途においてもオーバーシュート電圧が小さく、発光ダイオード駆動用途においても適切に機能するスイッチング電源回路を提供する。
【解決手段】スイッチ素子MP1と、誤差増幅器AMP1と、起動時に緩やかに上昇する電圧V2を出力する第1のソフトスタート回路3Aと、第1のソフトスタート回路3Aの出力電圧V2および誤差電圧V1の内の低い方の電圧と三角波電圧とを比較する比較器COMP2と、第1の比較器COMP2の比較結果に応じてスイッチ素子MP1の導通/遮断を制御する駆動回路1と、第1のソフトスタート回路3Aの出力電圧V2がVTHに達したときに参照電圧VREFをVREFSから目標とする第2の電圧値へ緩やかに上昇させることを開始する第2のソフトスタート回路3Bとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、負荷側に穏やかに電圧供給を開始するソフトスタート回路を備えたスイッチング電源回路に関する。
スイッチング電源回路は、導通/遮断を繰り返すスイッチ素子とインダクタとを組み合わせることで、負荷に対して低損失で電力を供給する電源回路であり、多くの分野において用いられている。
<従来例1>
図10に、従来例1の降圧型のスイッチング電源回路の構成例を示す。MP1はスイッチ素子としてのPMOSトランジスタであり、駆動回路1によってその導通/遮断が制御される。L1はインダクタであり、トランジスタMP1が導通したときに流れる電流IINによりエネルギーを蓄えるとともにコンデンサC0および負荷RLに供給し、遮断したときに発生する逆起電力をダイオードD1で整流してコンデンサC0および負荷RLに供給する。負荷RLに供給される電圧VOUTは、帰還抵抗R1、R2で分圧され、ここで得られた帰還電圧VFBが、誤差増幅器AMP1で参照電圧VREFと比較される。誤差増幅器AMP1の出力電圧V1は、三角波発振器2より出力される固定周期の三角波電圧と比較器COMP1において比較され、その比較結果に応じて駆動回路1が制御される。図10の構成の場合、誤差増幅器AMP1の出力電圧V1が高くなると三角波1周期の間でトランジスタMP1が導通している期間が長くなり、低い場合はその期間が短くなることで、帰還電圧VFBが誤差増幅器AMP1に入力する参照電圧VREFに一致するように、出力電圧VOUTが制御される。抵抗R3とコンデンサC2はローパスフィルタを構成している。
図10のスイッチング電源回路では、誤差増幅器AMP1を含む経路の負帰還動作により、理想状態においては、出力電圧VOUTとトランジスタMP1の導通/遮断の時比率Dと入力電圧VINの関係は、以下の式のようになる。
VOUT=D×VIN (1)
また、時比率Dは、TONをトランジスタMP1の導通時間とし、TSを三角波発振器2の発振波形の1周期の時間とすると、以下の式のようになる。
D=TON/TS (2)
すなわち、スイッチング電源回路の出力電圧VOUTは、理想状態においては、トランジスタMP1が導通している期間が長いほど上昇し、短いほど低下する。
スイッチング電源回路は、構成上、出力端子とGND間に出力電圧VOUTの平滑のためのコンデンサC0が必要となる。起動時、トランジスタMP1がスイッチング動作を開始した際には、コンデンサC0をまず充電して、目標電圧になるまで出力電圧VOUTを引き上げる必要があり、この際に、非常に大きな電流IINが電圧VINの電源から負荷RLの方向に流れ込む。これを突入電流と呼ぶ。この突入電流が大きすぎると、電源電圧VINが不安定になったり、トランジスタMP1に定格以上の電流が流れる可能性がある。
そこで、このような問題を回避するためにソフトスタート回路3が使用される。図10の回路においては、ソフトスタート回路3はコンデンサC1と抵抗R4で構成されている。起動時にこのソフトスタート回路3で決まる時定数で誤差増幅器AMP1の非反転入力端子の電圧が0Vから緩やかに上昇する。
結果として、回路全体の負帰還の働きにより、図11に示すように、出力電圧VOUTは0Vから、誤差増幅器AMP1の非反転入力端子の電圧に比例する形で緩やかに上昇する。このため、このコンデンサC0に流入する電流IINは低い値に抑えられる。
<従来例2>
一方、近年、発光ダイオードLEDの用途の拡大により、その発光ダイオードLEDをスイッチング電源回路を用いて駆動する場合が増えている。発光ダイオードLEDはその特性上、一定の輝度で駆動するためには、そのアノード・カソード間に一定の電圧を印加するのではなく、一定の電流が流れるよう制御する必要がある。このため、スイッチング電源回路の負荷に発光ダイオードLEDを用いる場合は、図12のような構成になる。
図12のスイッチング電源回路における抵抗RSは、発光ダイオードLEDに流れる電流ILEDを検出するための検出抵抗であり、通常動作において、発光ダイオードLEDに流れる電流ILEDは以下のように決まる。
ILED=VREF/RS (3)
図13には図10と図12のスイッチング電源回路の出力電圧VOUTの変化に対する帰還電圧VFBの変化を表している。図13(a)は図10のスイッチング電源回路の場合であり、出力電圧VOUTの変化に対して帰還電圧VFBは比例して変化している。図13(b)は図12のスイッチング電源回路の場合であり、発光ダイオードLEDを駆動した場合である。発光ダイオードLEDは、そのアノード・カソード間に印加される電圧がその発光ダイオードLEDの閾値電圧以上になるまで、ほとんど電流を流さない。このため、出力電圧VOUTが閾値電圧以下の場合、帰還電圧VFBは0Vである。
この結果、図12のスイッチング電源回路の場合、誤差増幅器AMP1の非反転入力端子の電圧が0Vかまたはかなり低い電圧であっても、反転入力端子の帰還電圧VFBは0Vのままであり、スイッチング電源回路の回路全体を介した負帰還動作が機能しない。このため、起動時の出力電圧VOUTが発光ダイオードLEDの閾値電圧に達するまでは、ソフトスタート回路3が機能せず、図14に示すように、電流IINが過大な突入電流として流れることになる。
<従来例3>
こうした問題もあり、従来、発光ダイオードLEDを駆動できるようにしたスイッチング電源回路は、図15のような構成になっている。図15では、電流源I1とコンデンサC3とリセット用スイッチSW1からなるソフトスタート回路3Aが追加されている。COMP2は比較器であり、2つの非反転入力端子の電圧が双方とも反転入力端子の電圧より高くならなければ、その出力電圧は変化しない。このため、当該2つの非反転入力端子の電圧の内の低い方の電圧によって比較器COMP2の出力状態が決まり、出力電圧VOUTは起動後から緩やかに上昇していく。よって、トランジスタMP1の導通時間は、短い状態から徐々に長くなり、コンデンサC0に過大な突入電流が流れることを防止できる。
しかし、この図15のようなソフトスタート回路3Aを備えたスイッチング電源回路の欠点として、通常の定電圧出力の制御を行なった場合に問題が発生する。
図15のスイッチング電源回路では、ソフトスタート時、誤差増幅器AMP1の出力電圧V1はソフトスタート回路3Aの出力電圧V2よりも高い状態にある。その後、出力電圧VOUTが目標電圧まで上昇し、誤差増幅器AMP1を含めた経路の負帰還動作により出力電圧VOUTが制御される状態に移行するタイミングにおいて、誤差増幅器AMP1の出力電圧V1は、次第に低下してソフトスタート3Aの出力電圧V2より低くなる必要がある。
しかし、誤差増幅器AMP1の出力電圧V1の変化の遅れにより、制御の切り替わりタイミングに遅れが生じ、図16に示すように、出力電圧VOUTが一時的に目標電圧より高くなるオーバーシュート電圧が発生する。この電圧VOUTの上昇は負荷RLの耐圧を越え、破壊に至らしめる可能性がある。つまり、図15のようなソフトスタート回路3Aを備えたスイッチング電源回路は、定電圧を出力する事を目的とする用途にはあまり適さない。
以上のように、従来のスイッチング電源回路は、定電圧を出力することを目的とする場合(図10)にはソフトスタート回路3を、発光ダイオードを定電流で駆動する場合(図15)にはソフトスタート回路3Aを、それぞれ用いる必要がある。つまり、使用目的に応じて異なるソフトスタート回路を備えたスイッチング電源回路を使い分ける必要があった。
本発明はこのような問題を解決し、定電圧出力用途においてもオーバーシュート電圧が小さく、発光ダイオード駆動用途においても適切に機能するスイッチング電源回路を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明のスイッチング電源回路は、負荷に供給する電圧を導通/遮断するスイッチ素子と、前記負荷に供給される電圧に相当する帰還電圧を参照電圧と比較して得られる誤差電圧を出力する誤差増幅器と、起動時に緩やかに上昇する電圧を出力する第1のソフトスタート回路と、該第1のソフトスタート回路の出力電圧および前記誤差電圧の内の低い方の電圧と一定周期の三角波電圧とを比較する第1の比較器と、該第1の比較器の比較結果に応じて前記スイッチ素子の導通/遮断を制御する駆動回路とを有し、前記スイッチ素子の導通/遮断に応じて負荷に一定電圧を供給するスイッチング電源回路において、前記第1のソフトスタート回路の出力電圧が所定値に達したときに前記参照電圧を第1の電圧値から目標とする第2の電圧値へ緩やかに上昇させることを開始する第2のソフトスタート回路を備えたことを特徴とする。
請求項2にかかる発明のスイッチング電源回路は、負荷に供給する電圧を導通/遮断するスイッチ素子と、前記負荷に供給される電圧に相当する帰還電圧を参照電圧と比較して得られる誤差電圧を出力する誤差増幅器と、起動時に緩やかに上昇する電圧を出力する第1のソフトスタート回路と、該第1のソフトスタート回路の出力電圧および前記誤差電圧の内の低い方の電圧と一定周期の三角波電圧とを比較する第1の比較器と、該第1の比較器の比較結果に応じて前記スイッチ素子の導通/遮断を制御する駆動回路とを有し、前記スイッチ素子の導通/遮断に応じて負荷に一定電圧を供給するスイッチング電源回路において、前記帰還電圧が所定値に達したときに前記参照電圧を第1の電圧値から目標とする第2の電圧値へ緩やかに上昇させる第2のソフトスタート回路を備えたことを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1に記載のスイッチング電源回路において、前記第1のソフトスタート回路は、前記帰還電圧が前記第1の電圧値を超えてから前記第2のソフトスタート回路の出力電圧が前記第1の電圧値を超えるまでの期間中、出力電圧の上昇率がそれ以外の期間の上昇率よりも高くなるよう設定されていることを特徴とする。
請求項4にかかる発明のスイッチング電源回路は、負荷に供給する電圧を導通/遮断するスイッチ素子と、前記負荷に供給される電圧に相当する帰還電圧を参照電圧と比較して得られる誤差電圧を出力する誤差増幅器と、起動時に緩やかに上昇する電圧を出力する第1のソフトスタート回路と、該第1のソフトスタート回路の出力電圧および前記誤差電圧の内の低い方の電圧と一定周期の三角波電圧とを比較する第1の比較器と、該第1の比較器の比較結果に応じて前記スイッチ素子の導通/遮断を制御する駆動回路とを有し、前記スイッチ素子の導通/遮断に応じて負荷に一定電圧を供給するスイッチング電源回路において、前記第1のソフトスタート回路の出力電圧と前記誤差電圧を比較する第2の比較器と、該第2の比較器が前記誤差電圧が前記第1のソフトスタート回路の出力電圧より低いことを判定したとき前記参照電圧を第1の電圧値から目標とする第2の電圧値へ緩やかに上昇させることを開始する第2のソフトスタート回路を備えたことを特徴とする。
請求項5にかかる発明のスイッチング電源回路は、負荷に供給する電圧を導通/遮断するスイッチ素子と、前記負荷に供給される電圧に相当する帰還電圧を参照電圧と比較して誤差電圧を出力する誤差増幅器と、該誤差電圧と一定周期の三角波電圧とを比較する第3の比較器と、該第3の比較器の比較結果に応じて前記スイッチ素子の導通/遮断を制御する駆動回路とを有し、前記スイッチ素子の導通/遮断に応じて負荷に一定電圧を供給するスイッチング電源回路において、起動時に緩やかに上昇する電圧を出力する第1のソフトスタート回路と、前記帰還電圧が所定値に達することにより前記参照電圧を第1の電圧値から目標とする第2の電圧値へ緩やかに上昇させることを開始する第2のソフトスタート回路とを備え、前記スイッチ素子に流れる電流に対応する電圧よりも前記第1のソフトスタート回路の出力電圧が低いとき前記駆動回路が前記第3の比較器の比較結果に応じて制御されるようにしたことを特徴とする。
請求項6にかかる発明のスイッチング電源回路は、負荷に供給する電圧を導通/遮断するスイッチ素子と、前記負荷に供給される電圧に相当する帰還電圧を参照電圧と比較して誤差電圧を出力する誤差増幅器と、該誤差電圧と一定周期の三角波電圧とを比較する第3の比較器と、該第3の比較器の比較結果に応じて前記スイッチ素子の導通/遮断を制御する駆動回路とを有し、前記スイッチ素子の導通/遮断に応じて負荷に一定電圧を供給するスイッチング電源回路において、起動時に緩やかに上昇する電圧を出力する第1のソフトスタート回路と、前記三角波電圧の1又は複数周期の期間にわたって、前記スイッチ素子に流れる電流に対応する電圧よりも前記第1のソフトスタート回路の出力電圧が低いとき、前記参照電圧を第1の電圧値から目標とする第2の電圧値へ緩やかに上昇させることを開始する第2のソフトスタート回路と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、第1のソフトスタート回路によって発光ダイオード駆動用途であっても適切に機能し、第2のソフトスタート回路によって定電圧出力用途においてもオーバーシュート電圧が小さくできる。
本発明の実施例1のスイッチング電源回路の回路図である。 実施例1のスイッチング電源回路の定電圧出力の起動時の動作波形図である。 実施例1のスイッチング電源回路の負荷を発光ダイオードとしたときの起動時の動作波形図である。 実施例1のスイッチング電源回路の要部の具体例の回路図である。 本発明の実施例2のスイッチング電源回路の回路図である。 実施例2のスイッチング電源回路の要部の変形例の回路図である。 本発明の実施例3のスイッチング電源回路の回路図である。 本発明の実施例4のスイッチング電源回路の回路図である。 本発明の実施例5のスイッチング電源回路の回路図である。 従来例1のスイッチング電源回路の回路図である。 従来例1のスイッチング電源回路における定電圧出力の起動時の動作波形図である。 従来例2のスイッチング電源回路の回路図である。 従来例1,2のスイッチング電源回路における起動時の動作波形図である。 従来例2のスイッチング電源回路における起動時の動作波形図である。 従来例3のスイッチング電源回路の回路図である。 従来例3のスイッチング電源回路における起動時の動作波形図である。
<実施例1>
図1に、本発明の実施例1のスイッチング電源回路を示す。図10,図12,図15で説明したものと同じものには同じ符号を付けて詳しい説明は省略する。本実施例1では、ソフトスタート回路3Aの出力電圧V2が閾値電圧VTHまで上昇したことを検知する検出回路4Aを設ける。また、そのソフトスタート回路3Aの出力電圧V2が閾値電圧VTHに達した時点から、出力電圧V3がGND電圧付近の電圧VREFSから緩やかに上昇し、最終的に参照電圧VREFの値に達するような当該出力電圧V3を出力する第2のソフトスタート回路3Bを設けている。
実施例1のスイッチング電源回路では、出力電圧VOUTを定電圧に制御する場合、各部の電圧、電流は図2に示すようになる。起動前、出力電圧VOUTは0Vであり、ソフトスタート回路3AのコンデンサC3の両端の電圧V2も0Vである。また同時に、ソフトスタート回路3Bの出力電圧V3は0Vでも良いが、誤差増幅器AMP1の出力電圧を安定させるために、参照電圧VREFの1/10程度の初期電圧VREFSに設定されている。
時刻t0でスイッチング電源回路が動作を開始すると、まず、ソフトスタート回路3Aの出力電圧V2が緩やかに上昇を始める。このとき、誤差増幅器AMP1の出力電圧V1は、帰還電圧VFBが0Vであるため、ソフトスタート回路3Bの出力電圧V3(=VREFS)によって上昇し、ソフトスタート回路3Aの出力電圧V2よりも高い状態になる。
比較器COMP2は1つの反転入力端子と2つの非反転入力端子を持ち、2つの非反転入力端子の内の低い電圧を反転入力端子の電圧と比較してその結果を出力する。このため、起動直後は、誤差増幅器AMP1の電圧V1よりも低い電圧であるソフトスタート回路3Aの出力電圧V2を元に、トランジスタMP1の導通/遮断の時比率が決まる。
この後、トランジスタMP1の導通/遮断の動作により出力電圧VOUTが上昇し、それに比例して帰還電圧VFBが上昇して、その帰還電圧VFBがソフトスタート回路3Bの前記した初期電圧VREFSに達する時刻t1になると、誤差増幅器AP1の出力電圧V1は、低下してソフトスタート回路3Aの出力電圧V2以下になる。
ここで、誤差増幅器AMP1を介してスイッチング電源回路全体の負帰還の制御が開始する。電圧VOUTSをソフトスタート回路3Bが動作する前のスイッチング電源回路の出力電圧とすると、そのときの帰還電圧VFBは、
VFB=VREFS=VOUTS×R1/(R1+R2) (4)
であるので、出力電圧VOUTSは以下の式により決まる電圧で、一旦、安定する。
VOUTS=VREFS×(1+R2/R1) (5)
その後の時刻t2において、ソフトスタート回路3Aの出力電圧V2が閾値電圧VTHに達すると、これが検出回路4Aで検出されて、ソフトスタート回路3Bの出力電圧V3がVREFSから上昇を開始する。その上昇に応じて、出力電圧VOUTも上昇して、ソフトスタート回路3Bの出力電圧V3が参照電圧VREFに達するソフトスタート終了の時刻t3になると、同時に出力電圧VOUTも目標電圧に達する。このため、図12や図15のスイッチング電源回路で問題となった出力電圧のオーバーシュートはほとんど発生しない。
ここで、ソフトスタート回路3Bの出力電圧V3は、以下の条件を満たすことが必要である。
(1)動作開始から帰還電圧VFBがソフトスタート回路3Bの初期電圧VREFSに達する時間(t0〜t2)を、十分な時間に設定する。
(2)ソフトスタート回路3Bの出力電圧V3の上昇を、ソフトスタート回路3Aの出力電圧V2の上昇に比例または、立ち上がりの傾きに応じさせる。
ここで、ソフトスタート回路3Aの出力電圧V2が閾値電圧VTHに達するタイミングt2では、帰還電圧VFBがソフトスタート回路3Bの初期電圧VREFSに確実に達している必要がある。
降圧型のスイッチング電源回路において、出力電圧VOUTの目標値が電源電圧VINに近い設定の場合、時比率が1に近づくため、閾値電圧VTHを高く設定する必要がある。このため、その閾値電圧VTHは、VOSCAを三角波発振器2の出力電圧の振幅、VOSCLをその出力電圧の下限値とすると、以下の式の値に設定する必要がある。
VTH≧VOSCA×(VREFS/VREF)+VOSCL (6)
前記した条件(2)は、例えば、ソフトスタート回路3Aの立ち上がり時間を長くした場合、それに応じてソフトスタート回路3Bの立ち上がり時間を長くする必要があることを意味する。ソフトスタート回路3Bの立ち上り時間が短すぎると、出力電圧VOUTがソフトスタート回路3Bの出力電圧に合わせて上昇している最中に、誤差増幅器AMP1の出力電圧V1がソフトスタート回路3Bの出力電圧V2の上昇を追い越し、出力電圧VOUTの制御がソフトスタート回路3Bの出力電圧V2による制御に戻る場合がある。このため、出力電圧VOUTの上昇が不安となり、オーバーシュート等が発生することが考えられる。
次に、図1のスイッチング電源回路において、発光ダイオードLEDを定電流駆動する場合について説明する。このとき、図1の負荷抵抗RLは発光ダイオードLEDに置き換わり、抵抗R1,R2は接続を外され、発光ダイオードLEDに直列の検出抵抗RSが接続される。すなわち、出力回路部分が図12で説明した回路に置き換わる。各部の電圧、電流は図3に示す通りとなる。
この場合、時刻t0での起動後も、出力電圧VOUTが発光ダイオードLEDの閾値電圧に達する時刻t2までは、帰還電圧VFBは0Vである。このため比較器COMP2の比較結果は、ソフトスタート回路3Aの出力電圧V2により決まり、この出力電圧V2の上昇と共に、トランジスタMP1の導通時間は長くなる。途中の時刻t1でソフトスタート回路3Bの出力電圧V3の上昇が開始するが、帰還電圧VFBは0Vのままであるため、比較器COMP2の比較結果に影響を与えない。その後の時刻t2で、出力電圧VOUTが発光ダイオードLEDの閾値電圧に達すると、帰還電圧VFBは急激に上昇し始め、上昇している途中の時刻t3で、ソフトスタート回路3Bの出力電圧V3に到達する。この時点t3で、誤差増幅器AMP1の出力電圧V1は低下して、ソフトスタート回路3Aの出力電圧V2以下になり、誤差増幅器AMP1を含めた負帰還が働き、その後はソフトスタート回路3Bの出力電圧V3の変化に応じて出力電圧VOUTが変化して、目標とする電圧に到達する。ソフトスタート動作は電圧V3が電圧VREFになった時刻t4で終了する。
以上のような動作により、実施例1のスイッチング電源回路は、定電圧出力の電源用途および発光ダイオードLEDを定電流で駆動する電源用途において、最適なソフトスタート動作を可能としている。
図1のスイッチング電源回路に使用するソフトスタート回路3Bと検出回路4Aの最もシンプルな一例を図4に示す。検出回路4Aは、ソフトスタート回路3Aの出力電圧V2をゲートに入力するNMOSトランジスタMN1で構成される。ソフトスタート回路3Bは、参照電圧VREFとNMOSトランジスタMN1の出力電圧を切り替えるスイッチSW2と、そのスイッチSW2を制御する比較器COMP5と、電流源I2と、抵抗R6とで構成される。
起動時、トランジスタMN1のソースは、ソフトスタート回路3BのスイッチSW2を介して抵抗R6に接続されている。この抵抗R6の両端には、電流源I2から流れる電流によって、初期電圧VREFS(≒VREF/10)が発生している。ソフトスタート回路3Aの出力電圧V2が閾値電圧VTHに達すると、トランジスタMN1が導通してそのトランジスタMN1を流れる電流により抵抗R6に生じる電圧が初期電圧VREFSから出力電圧V2に応じて上昇する。これにより、その抵抗R6に生じる電圧が参照電圧VREFを超えると、比較器COMP5によってスイッチSW2が参照電圧VREF側に切り替わり、ソフトスタート回路3Bの出力電圧V3が参照電圧VREFに固定される。
このような動作により、図2の回路は、図1のスイッチング電源回路の検出回路4Aとソフトスタート回路3Bの役割を果たすことができる。特にこの構成においては、遅延時間の設定用のコンデンサC3を共有できるため、ソフトスタート時間の変更を行なう場合に、コンデンサC3の値を変更するだけで良いというメリットがある。
<実施例2>
図5に、実施例2のスイッチング電源回路の構成例を示す。図1のスイッチング電源回路では、定電圧出力での構成において、出力電圧VOUTの上昇が、ソフトスタート回路3Bの出力電圧V3の上昇が開始されるまで、一旦停止する時間帯(図2の時刻t1〜t2の時間T1)が存在する。
そこで、実施例2のスイッチング電源回路においては、帰還電圧VFBがソフトスタート回路3Bの初期電圧VREFSに達したことを検出する検出回路4Bを設けて、この検出回路4Bが初期電圧VREFSを検出すると、ソフトスタート回路3Bの動作を開始させる。これにより、図2の時刻t1でソフトスタート回路3Bがスイープを開始することになり、出力電圧VOUTの上昇が一旦停止する期間を短縮することができる。
ここで、上記した図5の回路と同様に停止時間帯を無くす動作を行う変形例の回路を、図6に示す。図6の回路構成では、図4の回路に加え、ソフトスタート回路3Aを、コンデンサC3への充電電流を増加させる新たな電流源I3を備えたソフトスタート回路3A’に置き換える。また、この電流源I3を制御する検出回路4Cを新たに備える。この検出回路4Cは、電流源I3の動作/停止を制御するアンド回路AND1と、比較器COMP6,COMP7と、開始電圧VREFSの電圧源で構成されている。
動作開始時、アンド回路AND1は、ソフトスタート回路3Bの出力電圧V3が開始電圧VREFSより低くても、帰還電圧VFBが開始電圧VREFSを超えると、電流源I3を動作させて、その電流源I3によりコンデンサC3への充電を開始する。その後、ソフトスタート回路3Bの出力電圧V3が開始電圧VREFSを超えると、コンデンサC3への充電を停止する。
以上の結果、図1のスイッチング電源回路では、定電圧出力動作時に、一時的に出力電圧VOUTの上昇が停止する時間帯があったが、図6の構成を備えたスイッチング電源回路では、その時間を電流源I3がコンデンサC3への充電電流を増やすことで短くすることができる。
<実施例3>
図7に、実施例3のスイッチング電源回路の構成例を示す。前記した実施例2の図5のスイッチング電源回路では、誤差増幅器AMP1の出力端子と反転入力端子間に、位相補償用のコンデンサを接続した構成においては、ソフトスタート回路3Bの動作開始を正確にコントロールできない。
実施例3の図7はこうした問題点を解決するための構成であり、ソフトスタート回路3Aの出力電圧V2と誤差増幅器AMP1の出力電圧V1を比較器COMP3で比較し、誤差増幅器AMP1の出力電圧V1がソフトスタート回路3Aの出力電圧V2より低下したとき、すなわちトランジスタMP1の制御が誤差増幅器AMP1の出力電圧V1により行なわれる状態になったときに、ソフトスタート回路3Bの動作を開始させるものである。これにより、位相補償用のコンデンサC4を接続した構成においても、ソフトスタート回路3の動作開始を正確にコントロールできる。
<実施例4>
図8に、実施例4のスイッチング電源回路の構成例を示す。実施例1〜3(図1、図5、図7)のスイッチング電源回路においては、ソフトスタート回路3Aの出力電圧V2と三角波発振器2の出力電圧と誤差増幅器AMP1の出力電圧V1を比較する比較器COMP3を用いていた。
これに対し、図8のスイッチング電源回路では、トランジスタMP1が導通状態にある間に検出抵抗RTに流れる電流IINを検出して、その電流値に比例した出力電圧V4を出力する検出回路4Cを設け、その検出電圧V4をソフトスタート回路3Aの出力電圧V2と比較する比較器COMP4を設ける。また、比較器COMP1,COMP4の出力を入力して駆動回路1を制御するノア回路NOR1を備える。
比較器COMP4は、検出回路4Cの出力電圧V4がソフトスタート回路3Aの出力電圧V2より高いときその出力を“H”にする。比較器COMP1の出力電圧は、前記したように、帰還電圧VFBが初期電圧VREFSに到達した以後は、三角波発振器2の出力電圧の変化に応じて“L”、“H”を繰り返す。
トランジスタMP1に流れる電流IINは、導通時間の長さに応じてその値が増加していくが、ソフトスタート回路3Aの出力電圧V2の上昇に応じて、比較器COMP4の出力が“L”となり、トランジスタMP1の導通時間は短い状態から次第に長くなり、図1のスイッチング電源回路と同様のソフトスタート動作を行なうことができる。
この場合においても、帰還電圧VFBを検出回路4Bで検出して、その帰還電圧VFBが初期電圧VREFSに達したときにソフトスタート回路3Bから参照電圧VREFを出力させる動作させることが行われ、図5のスイッチング電源回路と同様の効果を得ることができる。
<実施例5>
図9に、実施例5のスイッチング電源回路の構成例を示す。図9は図8のスイッチング電源回路において、図7のソフトスタート回路3Bと同等の特性を実現する場合の構成である。図9の回路においては、ソフトスタート回路3Aの出力電圧V2と、誤差増幅器AMP1の出力電圧V1を比較しても、比較器COMP1,COMP4のどちらの比較結果によってトランジスタMP1の遮断に至るタイミングが制御されているかが、判定できない。
しかしながら、比較器COMP1の出力が“L”、“H”を繰り返すことでトランジスタMP1の導通/遮断の制御が行なわれる場合、トランジスタMP1が遮断になることにより、検出回路4Cの出力電圧V4はそれ以上に上がらず、ソフトスタート回路3Aの出力電圧V2に達することができず、比較器COMP4の出力は“L”状態に固定されたままになる。
そこで、比較器COMP1の出力電圧は“L”、“H”を繰り返しているにもかかわらず、三角波発振器2の1周期または数周期において比較器COMP4の出力電圧が“L”から変化しない状態が続くことを検出器4Dによって検出すれば、この検出結果によって、トランジスタMP1の制御は誤差増幅器AMP1の出力電圧V1により行なわれている事が判断できる。そして、その状態が継続することが検出されたときに、ソフトスタート回路3Bの動作を開始させるようにすれば、実施例3の図7のスイッチング電源回路と同様の効果を得ることができる。
本発明はスイッチング電源回路において、回路構成を変更することなく、定電圧出力および発光ダイオードの定電流制御などの用途への利用を容易し、発光ダイオードを用いた照明や自動車の灯火類など幅広い用途への利用を可能とする。
1:駆動回路、2:三角波発振器、3,3A,3B:ソフトスタート回路、4A,4B,4C,4D:検出回路

Claims (6)

  1. 負荷に供給する電圧を導通/遮断するスイッチ素子と、前記負荷に供給される電圧に相当する帰還電圧を参照電圧と比較して得られる誤差電圧を出力する誤差増幅器と、起動時に緩やかに上昇する電圧を出力する第1のソフトスタート回路と、該第1のソフトスタート回路の出力電圧および前記誤差電圧の内の低い方の電圧と一定周期の三角波電圧とを比較する第1の比較器と、該第1の比較器の比較結果に応じて前記スイッチ素子の導通/遮断を制御する駆動回路とを有し、前記スイッチ素子の導通/遮断に応じて負荷に一定電圧を供給するスイッチング電源回路において、
    前記第1のソフトスタート回路の出力電圧が所定値に達したときに前記参照電圧を第1の電圧値から目標とする第2の電圧値へ緩やかに上昇させることを開始する第2のソフトスタート回路を備えたことを特徴とするスイッチング電源回路。
  2. 負荷に供給する電圧を導通/遮断するスイッチ素子と、前記負荷に供給される電圧に相当する帰還電圧を参照電圧と比較して得られる誤差電圧を出力する誤差増幅器と、起動時に緩やかに上昇する電圧を出力する第1のソフトスタート回路と、該第1のソフトスタート回路の出力電圧および前記誤差電圧の内の低い方の電圧と一定周期の三角波電圧とを比較する第1の比較器と、該第1の比較器の比較結果に応じて前記スイッチ素子の導通/遮断を制御する駆動回路とを有し、前記スイッチ素子の導通/遮断に応じて負荷に一定電圧を供給するスイッチング電源回路において、
    前記帰還電圧が所定値に達したときに前記参照電圧を第1の電圧値から目標とする第2の電圧値へ緩やかに上昇させる第2のソフトスタート回路を備えたことを特徴とするスイッチング電源回路。
  3. 請求項1に記載のスイッチング電源回路において、
    前記第1のソフトスタート回路は、前記帰還電圧が前記第1の電圧値を超えてから前記第2のソフトスタート回路の出力電圧が前記第1の電圧値を超えるまでの期間中、出力電圧の上昇率がそれ以外の期間の上昇率よりも高くなるよう設定されていることを特徴とするスイッチング電源回路。
  4. 負荷に供給する電圧を導通/遮断するスイッチ素子と、前記負荷に供給される電圧に相当する帰還電圧を参照電圧と比較して得られる誤差電圧を出力する誤差増幅器と、起動時に緩やかに上昇する電圧を出力する第1のソフトスタート回路と、該第1のソフトスタート回路の出力電圧および前記誤差電圧の内の低い方の電圧と一定周期の三角波電圧とを比較する第1の比較器と、該第1の比較器の比較結果に応じて前記スイッチ素子の導通/遮断を制御する駆動回路とを有し、前記スイッチ素子の導通/遮断に応じて負荷に一定電圧を供給するスイッチング電源回路において、
    前記第1のソフトスタート回路の出力電圧と前記誤差電圧を比較する第2の比較器と、
    該第2の比較器が前記誤差電圧が前記第1のソフトスタート回路の出力電圧より低いことを判定したとき前記参照電圧を第1の電圧値から目標とする第2の電圧値へ緩やかに上昇させることを開始する第2のソフトスタート回路を備えたことを特徴とするスイッチング電源回路。
  5. 負荷に供給する電圧を導通/遮断するスイッチ素子と、前記負荷に供給される電圧に相当する帰還電圧を参照電圧と比較して誤差電圧を出力する誤差増幅器と、該誤差電圧と一定周期の三角波電圧とを比較する第3の比較器と、該第3の比較器の比較結果に応じて前記スイッチ素子の導通/遮断を制御する駆動回路とを有し、前記スイッチ素子の導通/遮断に応じて負荷に一定電圧を供給するスイッチング電源回路において、
    起動時に緩やかに上昇する電圧を出力する第1のソフトスタート回路と、
    前記帰還電圧が所定値に達することにより前記参照電圧を第1の電圧値から目標とする第2の電圧値へ緩やかに上昇させることを開始する第2のソフトスタート回路とを備え、
    前記スイッチ素子に流れる電流に対応する電圧よりも前記第1のソフトスタート回路の出力電圧が低いとき前記駆動回路が前記第3の比較器の比較結果に応じて制御されるようにしたことを特徴とするスイッチング電源回路。
  6. 負荷に供給する電圧を導通/遮断するスイッチ素子と、前記負荷に供給される電圧に相当する帰還電圧を参照電圧と比較して誤差電圧を出力する誤差増幅器と、該誤差電圧と一定周期の三角波電圧とを比較する第3の比較器と、該第3の比較器の比較結果に応じて前記スイッチ素子の導通/遮断を制御する駆動回路とを有し、前記スイッチ素子の導通/遮断に応じて負荷に一定電圧を供給するスイッチング電源回路において、
    起動時に緩やかに上昇する電圧を出力する第1のソフトスタート回路と、
    前記三角波電圧の1又は複数周期の期間にわたって、前記スイッチ素子に流れる電流に対応する電圧よりも前記第1のソフトスタート回路の出力電圧が低いとき、前記参照電圧を第1の電圧値から目標とする第2の電圧値へ緩やかに上昇させることを開始する第2のソフトスタート回路と、
    を備えることを特徴とするスイッチング電源回路。
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