JP2015012085A - 圧電アクチュエータ - Google Patents

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雄一 館山
Yuichi Tateyama
雄一 館山
信之 黒崎
Nobuyuki Kurosaki
信之 黒崎
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Taiheiyo Cement Corp
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Taiheiyo Cement Corp
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Abstract

【課題】座の主面に対してキャップを垂直に当接でき、丘陵部とキャップ間のクリアランスを、キャップの開口端一周にわたり均一にできる圧電アクチュエータを提供する。【解決手段】電圧の印加により変位する圧電アクチュエータ100であって、一端に半球130を有し、電圧の印加により伸縮する圧電アクチュエータ本体105と、圧電アクチュエータ本体105の他端を支持する座140と、半球130が当接するとともに圧電アクチュエータ本体105に被さって座140に封止されるキャップ160と、を備え、座140は、キャップ130の開口端が接合される傾斜面が周縁に形成された丘陵部145を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、電圧の印加により変位する圧電アクチュエータに関する。
積層型圧電素子(以降、素子と称する)を金属製の座と共に多連化し、そこへ金属キャップ(以降、キャップと称する)を被せて積層型圧電アクチュエータが製造される。キャップは、前述の座と溶接することで封管する。ここで座には、図4に示すような丘陵部545を設ける場合がある。
また多連化された素子の先端には、キャップ先端ダイヤフラムを変位させるための半球を設ける場合がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載の丘陵部は座に対するキャップの水平方向の位置決めを容易にする目的で設けられている。
特許第4443707号公報
しかし、図4に示すように従来の積層型圧電アクチュエータ500は、座540の丘陵部545とキャップ530との間にクリアランスが設けられている。そのため、キャップ530が半球を基点として動き、丘陵部545に対してキャップ530が斜めに当接し、座の丘陵部545とキャップ530間のクリアランスが、位置により偏り、均一とならない場合がある。この状態でキャップと座とを溶接すると、クリアランスの大きい箇所では溶接が不十分となり、Heリークエラーの発生や、破損の起点となってしまう懸念が生じる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、座の主面に対してキャップを垂直に当接でき、丘陵部とキャップ間のクリアランスを、キャップの開口端一周にわたり均一にできる圧電アクチュエータを提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するため、本発明の圧電アクチュエータは、電圧の印加により変位する圧電アクチュエータであって、一端に半球を有し、電圧の印加により伸縮する圧電アクチュエータ本体と、前記圧電アクチュエータ本体の他端を支持する座と、前記半球が当接するとともに、前記圧電アクチュエータ本体に被さって前記座に封止されるキャップと、を備え、前記座は、前記キャップの開口端が接合される傾斜面が周縁に形成された丘陵部を有することを特徴としている。
これにより、座の主面に対してキャップを垂直に当接でき、接合時に丘陵部とキャップ間のクリアランスを均一にできる。その結果、接合の不備が解消され、Heリークエラーや、破損の起点となる可能性を低減できる。
(2)また、本発明の圧電アクチュエータは、前記丘陵部の周縁の傾斜面の角度が主面に対して30°以上45°以下であることを特徴としている。傾斜面の角度が45°以下であることにより、溶接ポイントとの距離が小さくなり溶接に不備を防止できる。また、30°以上であることで有効に傾斜を利用して、接合時に丘陵部とキャップとの間のクリアランスを均一にできる。
(3)また、本発明の圧電アクチュエータは、前記傾斜面の幅が、前記キャップの壁の厚みより50μm以上100μm以下大きいことを特徴としている。これにより、確実にキャップの壁をテーパで受けることができ、キャップを垂直に当接できる。
本発明によれば、座の主面に対してキャップを垂直に当接でき、接合時に丘陵部とキャップ間のクリアランスを均一にできる。その結果、溶接の不備を防止できる。
本発明の圧電アクチュエータを示す断面図である。 座を示す正面図である。 キャップを圧電アクチュエータ本体に被せ、その開口端を丘陵部の傾斜面に当接させた状態を示す断面図である。 従来の圧電アクチュエータおよび封止部分を示す断面図である。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
(圧電アクチュエータの構造)
図1は、圧電アクチュエータ100を示す断面図である。圧電アクチュエータ100は、圧電アクチュエータ本体105、座140およびキャップ160により構成され、電圧が印加されることで変位する。
圧電アクチュエータ本体105は、複数の圧電素子110、リード部材120、半球130で構成されている。複数の圧電素子110は、圧電素子110同士が端面で接着されることで互いに直列(電圧印加による伸縮方向)に連結されている。圧電アクチュエータ本体105は、一端に半球130を有し、他端は底部として座140に接着されており、多連化された圧電素子110に電圧が印加されることで伸縮する。
リード部材120は、金属製で板状に形成されており、圧電素子110の両側面に形成された外部電極115に接着されている。一対のリード部材120は、座140において一対の端子150に接続されている。
圧電アクチュエータ本体105は、リード部材120を介して外部電極115に電圧が印加される。座140は、圧電アクチュエータ本体105の他端を支持しており、圧電アクチュエータ本体105の伸縮により半球130が変位する。
圧電素子110は、圧電層と内部電極とが交互に積層されている。また、圧電素子110の側面には内部電極に接続された外部電極115が設けられている。圧電層は、たとえばPZT等の圧電材料で構成されている。内部電極は、Ag−Pd等で構成されている。
キャップ160は、圧電アクチュエータ本体105に被さって座に封止され、ドーム形状の部分に半球130が当接するダイヤフラムを有する。キャップ160の直管部分は、キャップ160の中央から底部にかけて円筒に形成されている。キャップの先端部分には、ドーム形状を有するダイヤフラムが形成されている。キャップ160は、SUS316、SUS316L等のばね性に優れている材質が望ましい。
座140は、概略円板状に形成され、圧電アクチュエータ本体105の他端を支持する。図2は、座140の正面図である。座140は、キャップ160の開口端が接合される傾斜面147が周縁に形成された丘陵部145を有する。傾斜面147は、外側に向かうほど薄くなる方向に傾斜している。これにより、座140の主面に対してキャップ160を垂直に当接でき、接合時には丘陵部145とキャップ160間のクリアランスを、開口端一周にわたり均一にできる。その結果、溶接の不備を防止でき、Heリークエラーや、破損の起点となる可能性を低減できる。
丘陵部145の周縁の傾斜面147の角度は、主面に対して30°以上45°以下である。45°以下であることにより、溶接ポイントpとの距離が小さくなり溶接に不備を防止できる。また、30°以上であることで有効に傾斜を利用して、接合時に丘陵部145とキャップ160との間のクリアランスを均一にできる。
傾斜面147の半径方向の幅aは、キャップ160の壁の厚みより50μm以上100μm以下大きい。これにより、確実にキャップの開口端を傾斜面147で受けることができ、キャップ160を垂直に当接できる。
(圧電アクチュエータの製造方法)
まず、圧電層と内部電極とが交互に積層された圧電素子110を作製する。具体的には、PZT等の圧電セラミックスのグリーンシートにAgやAg−Pd等の電極ペーストを印刷して積層、圧着し、焼成する。次に、圧電素子110の側面に積層方向に沿って、内部電極に接続された外部電極115を形成する。圧電素子110の側面に電極ペーストを印刷して焼成することで外部電極115を形成できる。
得られた複数の圧電素子110の積層方向の端面には、エポキシ等の接着剤を塗布して接着し、直列方向に連結する。このようにして多連化を行い、接着剤を硬化させる。最後に、金属製で板状のリード部材120を、外部電極115に固着させて、多連化した圧電アクチュエータ本体105を作製できる。
上記の圧電アクチュエータ本体105を座140に設置し、キャップ160を被せて封止する。図3は、キャップ160を圧電アクチュエータ本体105に被せ、その開口端を丘陵部145の傾斜面147に当接させた状態を示す断面図である。図3に示すように、傾斜面147を利用すると、接合時にキャップ160と座140とのクリアランスを均一にすることができる。このとき、リード部材120は、座140に挿通された端子150を介して外部と電気的に接続する。このようにして、圧電アクチュエータ100を作製することができる。
100 圧電アクチュエータ
105 圧電アクチュエータ本体
110 圧電素子
115 外部電極
120 リード部材
130 半球
140 座
145 丘陵部
147 傾斜面
150 端子
160 キャップ
545 丘陵部
p 溶接ポイント

Claims (3)

  1. 電圧の印加により変位する圧電アクチュエータであって、
    一端に半球を有し、電圧の印加により伸縮する圧電アクチュエータ本体と、
    前記圧電アクチュエータ本体の他端を支持する座と、
    前記半球が当接するとともに、前記圧電アクチュエータ本体に被さって前記座に封止されるキャップと、を備え、
    前記座は、前記キャップの開口端が接合される傾斜面が周縁に形成された丘陵部を有することを特徴とする圧電アクチュエータ。
  2. 前記丘陵部の周縁の傾斜面の角度が主面に対して30°以上45°以下であることを特徴とする請求項1記載の圧電アクチュエータ。
  3. 前記傾斜面の幅は、前記キャップの壁の厚みより50μm以上100μm以下大きいことを特徴とする請求項1または請求項2記載の圧電アクチュエータ。
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