JP2015011676A - 紙葉類処理装置、残留紙葉類排出方法、及び残留紙葉類排出プログラム - Google Patents

紙葉類処理装置、残留紙葉類排出方法、及び残留紙葉類排出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】結束枚数に達していない残留紙葉類を取り除く操作が容易である。
【解決手段】紙葉類を結束処理する紙葉類処理装置100であって、前記紙葉類が投入される投入部2が設けられた筺体1と、投入部2に投入された紙葉類を結束枚数になるまで集積する集積部8a〜8eと、集積部8a〜8e内に残存している紙葉類を分離する分離部12a〜12eと、前記分離された紙葉類を前記筺体の外部に搬送する搬送路4b〜4eとを備える。ここで、分離部12a〜12eは、取引が正常終了した場合、又は前記紙葉類の搬送が可能なエラーが発生した場合に、集積部8a〜8e内に残存している紙葉類を分離する。
【選択図】図2

Description

本発明は、所定の結束枚数の紙葉類を紙帯等の結束帯で結束する紙葉類処理装置、並びにこの紙葉類処理装置で実行する残留紙葉類排出方法、及び残留紙葉類排出プログラムに関する。
従来から、銀行や郵便局等の金融機関、及び大型ディスカウント店等の流通業等に設置されることを想定した紙幣整理装置が知られている(特許文献1参照)。
ここで特許文献1に記載される紙幣整理装置について、図10を参照して概要を説明する。紙幣整理装置900は、筺体901と、投入部902と、識別部903と、搬送路904a,904b,904c,904d,904eと、表裏反転部905と、リジェクトポケット906と、オープンポケット907a,907bと、一時集積機構908と、振分機構909と、移送部910と、把持部911と、施封部913と、扉914と、排出口915と、センサ916と、操作部917と、記憶部919と、制御部920とを備えて構成されている。
特開2009−086715号公報(図1等)
ここで、紙幣整理装置900は、制御部920でエラーが発生した場合に、一時集積機構908の一時集積部908a〜908eに結束枚数に達していない紙幣が残留している場合が生じる。この時、紙幣整理装置900の操作者は、扉914を開放し、全ての残留紙幣を取り除いた後に扉914を閉鎖することになる。
しかしながら、扉914は、振分機構909と一体に形成されているため、サイズが大きく開閉し易いとは必ずしも言えない。つまり、従来の紙幣整理装置900は、残留紙幣を取り除く場合の操作性に問題があった。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、結束枚数に達していない残留紙葉類を取り除く操作が容易である、紙葉類処理装置、残留紙葉類排出方法、及び残留紙葉類排出プログラムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る紙葉類処理装置は、紙葉類を結束処理する紙葉類処理装置(100)であって、前記紙葉類が投入される投入部(2)が設けられた筺体(1)と、前記投入部に投入された紙葉類を結束枚数になるまで集積する集積部(8a〜8e)と、前記集積部内に残存している紙葉類を分離する分離部(12a〜12e,212a)と、前記分離された紙葉類を前記筺体の外部に搬送する搬送路(4)と、を備えることを特徴とする。但し、括弧内の符号は例示である。
この紙葉類処理装置は、取引が終了したときに、結束枚数に達していない残留紙葉類が外部に搬送されるので、扉を開閉することなく、残留紙葉類を取り除くことができる。ここで、取引の終了とは、正常終了(例えば、投入部に投入された紙葉類が無くなった場合や終了命令が入力された場合等)、又は特定のエラー(例えば、搬送路を搬送する紙葉類の間隔が許容範囲よりも狭まったり、広がったりしたときや紙葉類が斜行したときに発生し、紙葉類の搬送が可能な軽度のエラー)を検知した場合である。
本発明によれば、結束枚数に達していない残留紙葉類を取り除く操作が容易である。
第1実施形態に係る紙幣整理装置の外観斜視図である。 第1実施形態に係る紙幣整理装置の縦断面図である。 第1実施形態に係る分離部の外観斜視図である。 第1実施形態に係る紙幣整理装置の残留紙幣の排出動作を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る紙幣整理装置における残留紙幣の排出動作を説明するための図である。 第2実施形態に係る紙幣整理装置の縦断面図である。 第2実施形態に係る紙幣整理装置の残留紙幣の排出動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る紙幣整理装置における残留紙幣の排出動作を説明するための図である。 変形例に係る分離部を説明するための図である。 従来における紙幣整理装置の縦断面図である。
以下、本発明の実施をするための形態を、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、参照する図面において、本発明を構成する部材の寸法は、説明を明確にするために誇張して表現されている場合がある。なお、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
≪第1実施形態に係る紙幣整理装置の構成≫
図1及び図2を参照して、第1実施形態に係る紙葉類処理装置の構成について説明する。
紙葉類処理装置としての紙幣整理装置100は、筺体1と、投入部2と、識別部3と、搬送路4a,4b,4c,4d,4eと、表裏反転部5と、リジェクトポケット6と、外部集積部としてのオープンポケット7a,7bと、一時集積機構8と、振分機構9と、移送部10と、把持部11と、分離機構12と、施封部13と、扉14と、排出口15と、センサ16と、操作部17と、記憶部19と、制御部20とを備えて構成されている。以下、紙幣整理装置100の各構成について詳細に説明する。
(筺体)
筺体1は、箱型形状をなし、内部に各構成部を収納するものである。筺体1は、正面上部に投入部2を備え、正面中央部に扉14を備え、正面最下部に排出口15を備える。また、筺体1は、投入部2よりも上部の前方にリジェクトポケット6を備え、上部中央にオープンポケット7a,7bを備え、上部後方に操作部17を備える。
(投入部)
投入部2は、金種別(紙幣の種類ごと)に整理するためにセットされた紙幣を下側から1枚毎に分離して筺体内に繰り出す機能を有している。例えば、投入部2は、所定数(例えば、1000枚)の紙幣を横向き(紙幣の長手方向が紙幣整理装置100の幅方向になる向き)に設置可能なステージと、ステージ上の紙幣を筺体内に繰り出す繰出部とで構成される。繰出部は、ステージ内に配置され、紙幣を搬送方向へ繰り出す繰出ローラと、この繰出ローラと同じ方向に回転することで繰出ローラと連動して紙幣を搬送方向へ繰り出すフィードローラと、このフィードローラに対して対向する位置に配置され、繰り出される紙幣を1枚毎に分離するリバースローラとで構成される。そして、投入部2に投入された紙幣は、搬送路4aを介して識別部3に搬送される。本実施形態では、投入部2は、操作者の腰部の高さ付近に設けられている。
(識別部)
識別部3は、投入部2から繰り出され、搬送路4aにより搬送された紙幣の真偽(真贋)を鑑別し、正損、表裏、金種等を識別する機能、及び連鎖、重送、斜行等の搬送異常を識別する機能等を有している。例えば、識別部3は、CCDカメラ等を用いて紙幣を撮影することで紙幣に印刷された模様を認識し、認識した模様や磁気センサの出力信号から紙幣の真偽、金種、正損、表裏等の各種の識別を行う。また、識別部3は、透過方式の光学センサにより紙幣の重送等の搬送異常を検出する。そして、識別された紙幣は、搬送路4b,4c,4d,4eを介して識別結果に基づいて所定の構成部に搬送される。
(搬送路)
搬送路4a,4b,4c,4d,4e(以下、まとめて「搬送路4」と呼ぶ場合がある)は、紙幣を双方向に搬送するものである。搬送路4は、ベルト対またはローラ対で構成され、紙幣を狭持して搬送する。ここで、搬送路4による紙幣の搬送は、紙幣の短手方向を搬送方向としている。また、搬送路4の分岐には、図示しない切替ブレードが設けられ、搬送方向が切り替えられるように構成されている。
(表裏反転部)
表裏反転部5は、識別部3から搬送路4bにより搬送された紙幣を識別部3からの表裏情報を基に、紙幣の表裏を揃えて搬送路4cへ搬出する機能を有している。例えば、表裏反転部5は、紙幣の表と裏を反転させる反転ルートと、紙幣の表と裏を反転させない非反転ルートとを備え、識別部3からの表裏情報を基にして紙幣を通過させるルートを選択する。そして、表裏が揃えられた紙幣は、振分機構9に搬送される。
(リジェクトポケット)
リジェクトポケット6は、搬送路4b,4dにより搬送されたリジェクト紙幣(識別部3で対応しない外国紙幣等のために認識できなかった紙幣や、搬送異常と判定された紙幣等)が集積される。そして、リジェクトポケット6に集積された紙幣は、紙幣整理装置100の操作者が回収することができる。
(オープンポケット)
オープンポケット7a,7b(以下、まとめて「オープンポケット7」と呼ぶ場合がある)は、搬送路4b,4dにより搬送された結束対象外の紙幣(識別部3で結束対象外の金種と判定された紙幣)や、後記する一時集積部8a〜8eから分離された紙幣等が集積される外部集積部である。オープンポケット7a,7bは、各々に集積可能な枚数が決まっていて、一方(例えば、オープンポケット7a)に集積された紙幣の枚数が上限に達した場合に、もう一方(例えば、オープンポケット7b)に集積されるようになっている。オープンポケット7は、単数又は3以上の複数で構成されてもよい。そして、オープンポケット7に集積された紙幣は、紙幣整理装置100の操作者が回収することができる。本実施形態では、オープンポケット7a,7bは、操作者の胸部の高さ付近に設けられている。
(一時集積機構)
一時集積機構8は、紙帯等の結束帯で結束(施封)する枚数になるまで、紙幣を一時的に集積するものである。一時集積機構8は、縦一列に並べられた複数(本実施例では5つ)の一時集積部8a〜8eで構成される。一時集積部8a〜8eは、内部を上下方向に移動自在なステージを備え、このステージ上に予め決められた所定枚数(例えば、100枚)の紙幣が蓄積できるようになっている。そして、一時集積部8a〜8eは、搬送路4cに接続する振分機構9により金種や正損レベルに応じて振り分けられた紙幣を種別毎に集積する。例えば、千円紙幣は一時集積部8aに集積され、二千円紙幣は一時集積部8bに集積され、五千円紙幣は一時集積部8cに集積され、万円紙幣は一時集積部8d,8eに集積される。
(振分機構)
振分機構9は、識別部3からの金種情報等を基に紙幣を金種毎に振り分け、振り分けた紙幣を決められた一時集積部8a〜8eに搬送するものである。振分機構9は、ベルト対またはローラ対で紙幣を狭持して搬送する振分搬送路9aと、この振分搬送路9aの各分岐に設置される図示しない切替ブレードとで構成される。例えば、振分機構9は、千円紙幣を一時集積部8aに振り分け、2千円紙幣を一時集積部8bに振り分け、五千円紙幣を一時集積部8cに振り分け、万円紙幣を一時集積部8d,8eに振り分ける。
(移送部)
移送部10は、把持部11を昇降させる昇降機能と、把持部11を一時集積部8a〜8eに近接方向や離間方向に移動させることにより、把持部11を一時集積部8a〜8eに挿入し、また把持部11を一時集積部8a〜8eから引き抜く挿抜機能等を有する。例えば、一時集積部8a〜8eは、それぞれの位置にポジションセンサが配置されており、移送部10は、そのポジションセンサの位置まで把持部11を昇降させる。
(把持部)
把持部11は、一時集積部8a〜8eに集積された複数枚の紙幣を束の状態のまま把持するものである。例えば、把持部11は、上下方向(紙幣の厚さ方向)に開閉する一対の爪を有し、一時集積部8a〜8eに集積された所定枚数(例えば、100枚)の紙幣を束の状態のまま把持する。移送部10は、把持部11が紙幣を把持した状態で把持部11を一時集積部8a〜8eから引き抜くことで、紙幣を束の状態のまま移動させることが可能である。
(分離機構)
分離機構12は、取引が終了した時点で、各々の一時集積部8a〜8eに集積されている紙幣(残留紙幣)を一枚ずつに分離して、振分機構9に搬送するものである。分離機構12は、各々の一時集積部8a〜8eに備えられた分離部12a〜12eで構成される。分離部12a〜12eにより分離され、振分機構9に搬送された紙幣は、搬送路4を介してオープンポケット7a,7bに排出される。この動作の詳細な説明は、後記する。分離部12a〜12eの構成は、全て同様なので、分離部12aを例にとって図3を参照して詳細な構成を説明する。
分離部12aは、繰出ローラ12aaと、フィードローラ12abと、リバースローラ12acとを備えて構成されている。
繰出ローラ12aaは、ステージ上に配置され、ステージ上に束の状態で集積されている紙幣束の一番上の位置する紙幣をフィードローラ12abが設置される方向に搬送する。フィードローラ12abは、繰出ローラ12aaと同じ方向に回転することで、繰出ローラ12aaと連動して紙幣を振分機構9の振分搬送路9aに搬送するものである。リバースローラ12acは、フィードローラ12abと対向する位置に配置され、繰出ローラ12aa及びフィードローラ12abにより繰り出される紙幣が重なっていた場合に1枚毎に分離するものである。
(施封部)
施封部13は、移送部10により束のまま移送された紙幣を受け取り、束の状態の紙幣を紙帯で結束して排出口15から排出するものである。
施封部13は、受け取った束のままの紙幣をクランプするためのオープン搬送路13aと、紙幣を結束するための紙帯を供給する結束帯供給部13bと、紙帯を切断するカッタ(不図示)と、束のままの紙幣に巻き付けた紙帯の裏面の接着剤を溶かして接合するためのヒータヘッド(不図示)と、銀行スタンプ等を捺印するスタンプ部(不図示)と、束のままの紙幣に巻き付けた紙帯の張りが戻らないように紙帯を押える紙帯押え部(不図示)とを主に備えて構成されている。
(扉)
扉14は、外部からの一時集積部8へのアクセスを制限するものである。扉14は、筺体1の正面中央部に開閉自在に取り付けられ、振分機構9と一体に形成されている。紙幣整理装置100の操作者は、扉14を開放することにより一時集積部8に集積された紙幣にアクセスすることが可能である。
(排出口、センサ、操作部)
排出口15は、施封部13により結束された紙幣の束が排出されるものでる。
センサ16は、搬送路4、振分搬送路9a等に配置され、紙幣の通過を光学的に監視するものである。
操作部17は、紙幣整理装置100の各種設定、使用状況、エラー時のガイダンス等が表示されるものである。操作部17は、例えば、タッチパネル型の液晶ディスプレイである。
(記憶部、制御部)
記憶部19は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等の記憶手段から構成される。記憶部19は、紙幣整理装置100の各種設定、紙幣整理装置100を動作させるためのプログラムが格納されている。
制御部20は、紙幣整理装置100が備えるCPU(Central Processing Unit)によるプログラム実行処理や、専用回線等により実現される。
以上で、第1実施形態に係る紙幣整理装置100の構成についての説明を終了する。
<第1実施形態に係る紙幣整理装置の動作>
ここでは、図4及び図5を参照して紙幣整理装置100の一時集積部8a〜8eに集積された端数紙幣(結束する所定枚数に満たない数の紙幣であり、以下では「残留紙幣」と呼ぶ場合がある)をオープンポケット7a,7bに排出する動作について説明する。なお、紙幣整理装置100の投入部2にセットされた紙幣を一時集積部8a〜8eに取り込み、所定枚数になった紙幣を施封して排出口15から排出する処理(以下、「結束処理」と呼ぶ場合がある)は、従来と同様のために説明を省略する。
(残留紙幣の排出動作)
紙幣整理装置100は、取引が終了した場合に結束枚数に達した紙幣が集積されている一時集積部8a〜8eが存在するか否かを判定する(ステップS10)。ここで、取引の終了は、例えば、正常終了(投入部2にセットされた紙幣が無くなった場合や操作部17を介して結束処理の終了が操作者により入力された場合)、又は紙幣整理装置100で特定のエラー(例えば、搬送路4を搬送する紙幣の間隔が狭まったり、広がったりしたときや紙幣が斜行したときに発生する軽度のエラー)を検知した場合である。結束枚数に達した紙幣が集積されている一時集積部8a〜8eが存在するとき(ステップS10で“Yes”)には、処理はステップS20に進み、一方、結束枚数に達した紙幣が集積されている一時集積部8a〜8eが存在しないとき(ステップS10で“No”)には、処理はステップS30に進む。
結束枚数に達した紙幣が集積されている一時集積部8a〜8eが存在する(ステップS10で“Yes”)と判定された場合に、紙幣整理装置100は、結束処理を実行する(ステップS20)。具体的には、制御部20は、移送部10及び把持部11を制御して、結束枚数に達した束の状態の紙幣を全て施封部13に移送し、施封部13を制御して紙幣を施封する。これにより、各々の一時集積部8a〜8eは、内部が空であるか、又は残留紙幣が集積されている状態となる。
結束枚数に達した紙幣が集積されている一時集積部8a〜8eが存在しない(ステップS10で“No”)と判定された場合、又はステップS20に続いて、紙幣整理装置100は、全ての一時集積部8a〜8eが空であるか否か、すなわち、一時集積部8a〜8eに残留紙幣が残っていないかを判定する(ステップS30)。全ての一時集積部8a〜8eが空である(全ての一時集積部8a〜8eに残留紙幣が残っていない)場合(ステップS30で“Yes”)には、処理は終了し、一方、全ての一時集積部8a〜8eが空でない(何れかの一時集積部8a〜8eに残留紙幣が残っている)場合(ステップS30で“No”)には、処理はステップS40に進む。
全ての一時集積部8a〜8eが空でない、すなわち何れかの一時集積部8a〜8eに残留紙幣が残っている(ステップS30で“No”)と判定された場合に、制御部20は、残留紙幣が集積された一時集積部8a〜8eから一つを選択する(ステップS40)。そして、制御部20は、ステップS40で選択した一時集積部8a〜8eに備えられた分離部12a〜12eを制御して、一時集積部8a〜8eに集積されている残留紙幣を一枚ずつに分離し、分離した紙幣を振分機構9の振分搬送路9aに繰り出す(ステップS50)。分離部12a〜12eにより繰り出された紙幣は、振分機構9、表裏反転部5、搬送路4等を通過して、オープンポケット7a,7bに排出される(図5の太線矢印参照)。このとき、紙幣は、表裏反転部5の非反転ルートを通過するようにするとよい。ステップS50の分離処理が終了したら、処理はステップS30に戻る。そして、制御部20は、再び全ての一時集積部8a〜8eが空であるか否かを判定し、残留紙幣が集積された一時集積部8a〜8eがある場合に、ステップS40に進んで次の一時集積部8a〜8eを選択する。
なお、ステップS40で残留紙幣が集積された一時集積部8a〜8eから一つを選択する方法は種々のものが考えられる。例えば、一時集積機構8の各一時集積部8a〜8eに残留紙幣が集積された状態で取引が終了された場合を想定すると、制御部20は、分離部12a→分離部12b→分離部12c→分離部12d→分離部12eの順番に分離を行うように制御してもよい。また、制御部20は、これとは逆に、分離部12e→分離部12d→分離部12c→分離部12b→分離部12aの順番に分離を行うように制御してもよい。また、制御部20は、一時集積部8a〜8eに集積されている金種の順番に分離を行うように制御してもよい。
また、本実施形態のように2つのオープンポケット7a,7bを備える場合、制御部20は、最初に一方のオープンポケット(例えば、オープンポケット7a)に残留紙幣を集中して排出するように制御し、一方のオープンポケット(例えば、オープンポケット7a)が集積可能な上限枚数に達した場合に、他方のオープンポケット(例えば、オープンポケット7b)に排出するように制御してもよい。この場合、両方のオープンポケット7a,7bが集積可能な上限枚数に達した場合には、制御部20は、分離部12a〜12eに対して紙幣の分離処理を中断(待機)させる。そして、操作者によりオープンポケット7a,7bの少なくとも何れか一方に集積された残留紙幣が取り除かれた場合に、制御部20は、分離部12a〜12eに対して紙幣の分離処理を再開させ、残留紙幣が取り除かれたオープンポケット7a,7bに残留紙幣を排出する。
また、オープンポケット7a,7b毎に残留紙幣を排出する一時集積部8a〜8eを指定するようにしてもよい。例えば、オープンポケット7aに一時集積部8a,8b内の残留紙幣を排出し、オープンポケット7bに一時集積部8a〜8c内の残留紙幣を排出するようにしてもよい。
また、オープンポケット7a,7b毎に残留紙幣を排出する金種を指定するようにしてもよい。例えば、オープンポケット7aに万円紙幣を排出し、オープンポケット7bにそれ以外の紙幣(千円紙幣等)を排出するようにしてもよい。
全ての一時集積部8a〜8eが空となった時点で、分離部12a〜12eによる残留紙幣の分離処理を終了する(ステップS30で“Yes”)。
以上で、第1実施形態に係る紙幣整理装置100の動作についての説明を終了する。
以上説明したように、第1実施形態に係る紙幣整理装置100は、全ての一時集積部8a〜8eに分離部12a〜12eを設ける構成とした。そして、紙幣整理装置100は、分離部12a〜12eにより一時集積部8a〜8eに集積された残留紙幣を一枚ずつに分離し、分離した残留紙幣を筺体1の外部(オープンポケット7a,7b)に排出する。
このため、第1実施形態に係る紙幣整理装置100は、操作者が腰部よりも低い位置にある扉14を開閉することなく、一時集積部8a〜8eに集積された残留紙幣を抜き取ることが可能である。
特に、第1実施形態に係る紙幣整理装置100は、筺体1の上部に2つのオープンポケット7a,7bを備え、残留紙幣がこのオープンポケット7a,7bに集積される。
このため、第1実施形態に係る紙幣整理装置100は、操作者が屈むことなく、一時集積部8a〜8eに集積された残留紙幣を抜き取ることが可能である。
[第2実施形態]
第1実施形態に係る紙幣整理装置100は、全ての一時集積部8a〜8eに分離部12a〜12eを設ける構成とした。これに対して、第2実施形態に係る紙幣整理装置200(図6参照)は、一時集積部8a〜8eの何れか1つ(一時集積部8a)に分離部を設ける構成とし、分離部を備えない一時集積部8b〜8eに集積された残留紙幣は、分離部を備える一時集積部8aに移送してから分離処理を行う。
≪第2実施形態に係る紙幣整理装置の構成≫
図6を参照して、第2実施形態に係る紙幣整理装置200の構成を説明する。
第2実施形態に係る紙幣整理装置200は、分離機構212の構成、及び制御部220の機能が第1実施形態に係る分離機構12、及び制御部20と異なる。以下、第1実施形態と同じ構成に同じ符号を付して説明を省略し、第2実施形態に係る紙幣整理装置200の構成の変更点について説明する。
(分離機構)
分離機構212は、取引が終了した場合に、一時集積部8aに集積されている残留紙幣を一枚ずつに分離して、振分機構9に搬送するものである。
分離機構212は、一番上(施封部13から一番遠くの位置)に配設される一時集積部8aに備えられる一つの分離部212aとして構成される。分離部212aにより分離され、振分機構9に搬送された紙幣は、搬送路4を介してオープンポケット7a,7bに排出される。この動作の詳細な説明は、後記する。分離部212aの構成は、第1実施形態に係る分離部12a(図3参照)と同様であるので、説明を省略する。
(制御部)
制御部220は、取引が終了した場合に、移送部10及び把持部11を制御して、一時集積部8b〜8eに集積された束の状態の残留紙幣を一時集積部8aに搬送する。この動作の詳細な説明は、後記する。
以上で、第2実施形態に係る紙幣整理装置200の構成についての説明を終了する。
<第2実施形態に係る紙幣整理装置の動作>
ここでは、図7及び図8を参照して紙幣整理装置200の一時集積機構8(一時集積部8a〜8e)に集積された残留紙幣をオープンポケット7a,7bに排出する動作について説明する。なお、紙幣整理装置200の投入部2にセットされた紙幣を一時集積機構8(一時集積部8a〜8e)に取り込み、所定枚数になった紙幣を施封して排出口15から排出する処理(結束処理)は、従来と同様のために説明を省略する。
(残留紙幣の排出動作)
紙幣整理装置200は、取引が終了した場合に結束枚数に達した紙幣が集積されている一時集積部8a〜8eが存在するか否かを判定する(ステップS110)。ここで、取引の終了は、第1実施形態と同様であり、例えば、正常終了(投入部2にセットされた紙幣が無くなった場合、操作部17を介して結束処理の終了が操作者により入力された場合)、又は紙幣整理装置200で特定のエラー(例えば、搬送路4を搬送する紙幣の間隔が狭まったり、広がったりしたときや紙幣が斜行したときに発生する軽度のエラー)を検知した場合である。結束枚数に達した紙幣が集積されている一時集積部8a〜8eが存在するとき(ステップS110で“Yes”)には、処理はステップS120に進み、一方、結束枚数に達した紙幣が集積されている一時集積部8a〜8eが存在しないとき(ステップS110で“No”)には、処理はステップS130に進む。
結束枚数に達した紙幣が集積されている一時集積部8a〜8eが存在する(ステップS110で“Yes”)と判定された場合に、紙幣整理装置200は、結束処理を実行する(ステップS120)。具体的には、制御部220は、移送部10及び把持部11を制御して、結束枚数に達した束の状態の紙幣を全て施封部13に移送し、施封部13を制御して紙幣を施封する。これにより、各々の一時集積部8a〜8eは、内部が空であるか、又は残留紙幣が集積されている状態となる。
結束枚数に達した紙幣が集積されている一時集積部8a〜8eが存在しない(ステップS110で“No”)と判定された場合、又はステップS120に続いて、紙幣整理装置200は、分離部212aが設けられた一時集積部8aに残留紙幣が存在するか否かを判定する(ステップS130)。分離部212aが設けられた一時集積部8aに残留紙幣が存在するとき(ステップS130で“Yes”)には、処理はステップS140に進み、一方、分離部212aが設けられた一時集積部8aに残留紙幣が存在しないとき(ステップS130で“No”)には、処理はステップS150に進む。
分離部212aが設けられた一時集積部8aに残留紙幣が存在する(ステップS130で“Yes”)と判定された場合に、紙幣整理装置200は、一時集積部8a内の残留紙幣の分離処理を実行する(ステップS140)。これにより、一時集積部8aは、内部が空の状態となる。
分離部212aが設けられた一時集積部8aに残留紙幣が存在しない(ステップS130で“No”)と判定された場合、又はステップS140に続いて、紙幣整理装置200は、全ての一時集積部8a〜8eが空であるか否か、すなわち、一時集積部8a〜8eに残留紙幣が残っていないかを判定する(ステップS150)。全ての一時集積部8a〜8eが空である(全ての一時集積部8a〜8eに残留紙幣が残っていない)場合(ステップS150で“Yes”)には、処理は終了し、一方、全ての一時集積部8a〜8eが空でない(何れかの一時集積部8a〜8eに残留紙幣が残っている)場合(ステップS150で“No”)には、処理はステップS160に進む。なお、一時集積部8aは、ステップS120又はステップS140で現時点では空の状態である。
全ての一時集積部8a〜8eが空でない、すなわち何れかの一時集積部8a〜8eに残留紙幣が残っている(ステップS150で“No”)と判定された場合に、制御部220は、分離部212aが設けられておらず、かつ残留紙幣が集積された一時集積部8b〜8eから一つを選択する(ステップS160)。続いて、制御部220は、移送部10及び把持部11を制御して、ステップS160で選択した一時集積部8b〜8eに集積されている残留紙幣を、図8の太線矢印のルートを介して一時集積部8aにまとめて搬送する(ステップS170)。そして、制御部220は、分離部212aを制御して、ステップS170で一時集積部8aに搬送された残留紙幣を一枚ずつに分離し、分離した紙幣を振分機構9の振分搬送路9aに繰り出す(ステップS180)。
分離部212aにより繰り出された紙幣は、振分機構9、表裏反転部5、搬送路4等を通過して、オープンポケット7a,7bに排出される(図8の太線矢印参照)。このとき、紙幣は、表裏反転部5の非反転ルートを通過するようにするとよい。ステップS180の分離処理が終了したら、処理はステップS150に戻る。そして、制御部220は、再び全ての一時集積部8a〜8eが空であるか否かを判定し、残留紙幣が集積された一時集積部8b〜8eがある場合に、ステップS160に進んで次の一時集積部8b〜8eを選択する。
なお、ステップS160において、分離部212aが設けられておらず、かつ残留紙幣が集積された一時集積部8b〜8eから一つを選択する方法は種々のものが考えられる。例えば、一時集積機構8の各一時集積部8a〜8eに残留紙幣が集積された状態で取引が終了された場合を想定すると、制御部220は、一時集積部8bから一時集積部8aへの残留紙幣の搬送処理→分離部212aによる分離処理→一時集積部8cから一時集積部8aへの残留紙幣の搬送処理→分離部212aによる分離処理→一時集積部8dから一時集積部8aへの残留紙幣の搬送処理→分離部212aによる分離処理→一時集積部8eから一時集積部8aへの残留紙幣の搬送処理→分離部212aによる分離処理の順番に分離を行うように制御してもよい。
また、制御部220は、これとは逆に、一時集積部8eから一時集積部8aへの残留紙幣の搬送処理→分離部212aによる分離処理→一時集積部8dから一時集積部8aへの残留紙幣の搬送処理→分離部212aによる分離処理→一時集積部8cから一時集積部8aへの残留紙幣の搬送処理→分離部212aによる分離処理→一時集積部8bから一時集積部8aへの残留紙幣の搬送処理→分離部212aによる分離処理の順番に分離を行うように制御してもよい。
また、制御部220は、一時集積部8b〜8eに集積されている金種の順番に搬送及び分離を行うように制御してもよい。なお、残留紙幣をオープンポケット7a,7bに排出する制御については第1実施形態と同様でよい。
全ての一時集積部8a〜8eが空となった時点で、分離部212aによる残留紙幣の分離処理を終了する(ステップS150で“Yes”)。
以上で、第2実施形態に係る紙幣整理装置200の動作についての説明を終了する。
以上のように、第2実施形態に係る紙幣整理装置200は、一時集積機構8の一箇所(一時集積部8a)に分離部212aを設ける構成とした。そして、紙幣整理装置200は、分離部212aにより一時集積部8aに集積されている残留紙幣や、一時集積部8b〜8eに集積され、搬送された束の状態の残留紙幣を一枚ずつに分離し、分離した紙幣を筺体1の外部(オープンポケット7a,7b)に排出する。
このため、第2実施形態に係る紙幣整理装置200は、操作者が腰部よりも低い位置にある扉14を開閉することなく、一時集積部8a〜8eに集積された残留紙幣を抜き取ることが可能である。また、第2実施形態に係る紙幣整理装置200は、第1実施形態に係る紙幣整理装置100に比べて、実装しなければならない分離部212aの数を減らすことができる。さらに一時集積部8b〜8eに集積された残留紙幣を従来の機構を援用して搬送するので、第1実施形態に係る紙幣整理装置100に比べて、安価に製造することができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨を変えない範囲で実施することができる。実施形態の変形例を以下に示す。
第1実施形態及び第2実施形態では、紙葉類処理装置として紙幣整理装置100,200を想定していたので、紙葉類である紙幣を取り扱っていた。しかしながら、紙葉類処理装置は、紙葉類として紙幣以外のもの(例えば、小切手、商品券等)を取り扱ってもよい。
また、第1実施形態に係る紙幣整理装置100及び第2実施形態に係る紙幣整理装置200は、ステップS20(図4参照)やステップS120(図7参照)で結束枚数に達した紙幣を施封部13により施封する結束処理を行った後に、残留紙幣の分離処理を行っていた。しかしながら、結束処理と分離処理との順番はこれに限定されるものではなく、分離処理を行ってから結束処理を行ってもよいし、結束処理と分離処理とを並行して行ってもよい。
また、第2実施形態に係る紙幣整理装置200は、分離部212aを一番上(施封部13から一番遠くの位置)に配設される一時集積部8aに備える構成としたが、これに限定されるものではなく、他の一時集積部8b〜8eに備える構成としてもよい。
また、第1実施形態に係る紙幣整理装置100及び第2実施形態に係る紙幣整理装置200は、分離部12a,12b,12c,12d,12e,212aが、紙幣が搬送されてきたルート(搬送路4)に残留紙幣を繰り出していた。しかしながら、紙幣が搬送されてきたルート以外のルートを有する場合に、このルートに残留紙幣を繰り出すようにしてもよい。また、前記実施形態は、紙幣を搬送し、結束していたが、紙幣に限る必要はない。なお、紙幣は、日本国以外の紙幣であってもよい。
図9は、変形例に係る分離部を説明するための図である。図9に示す紙葉類処理装置は、紙葉類を識別する識別部3と、搬送路4f,4gと、単一の一時集積部8aとを備え、一時集積部8aの内部に分離機構12を備える。但し、前記実施形態と異なり、分離機構12は、一時集積部8aの後方に設けられており、紙葉類が集積されるルートと残留した紙葉類が外部に排出されるルートとが異なっている。
また、第1実施形態に係る紙幣整理装置100及び第2実施形態に係る紙幣整理装置200は、操作者の胸部の高さ付近に設けられたオープンポケット7a,7bに残留紙幣を排出していたが、これ以外の構成に残留紙幣を排出するようにしてもよい。
1 筺体
2 投入部
3 識別部(鑑別部)
4a,4b,4c,4d,4e(4) 搬送路
5 表裏反転部
6 リジェクトポケット
7a,7b(7) オープンポケット(外部集積部)
8 一時集積機構
8a,8b,8c,8d,8e 一時集積部(集積部)
9 振分機構
9a 振分搬送路
10 移送部
11 把持部
12,212 分離機構
12a,12b,12c,12d,12e,212a 分離部
13 施封部
14 扉
15 排出口
16 センサ
17 操作部
19 記憶部
20,220 制御部
100,200 紙幣整理装置(紙葉類処理装置)

Claims (11)

  1. 紙葉類を結束処理する紙葉類処理装置であって、
    前記紙葉類が投入される投入部が設けられた筺体と、
    前記投入部に投入された紙葉類を結束枚数になるまで集積する集積部と、
    前記集積部内に残存している紙葉類を分離する分離部と、
    前記分離された紙葉類を前記筺体の外部に搬送する搬送路と、
    を備えることを特徴とする紙葉類処理装置。
  2. 前記分離部は、取引が正常終了した場合、又は前記紙葉類の搬送が可能なエラーが発生した場合に、前記集積部内に残存している紙葉類を分離する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の紙葉類処理装置。
  3. 前記取引が正常終了した場合は、前記投入部を介して投入される前記紙葉類が無くなった場合、又は前記結束処理の終了命令が入力された場合であり、
    前記エラーが発生した場合は、前記紙葉類を搬送する間隔が許容範囲よりも狭まったり、広がったりした場合、又は前記紙葉類が斜行して搬送された場合である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の紙葉類処理装置。
  4. 少なくとも1つ以上の他の集積部と、
    前記他の集積部内に残存している紙葉類を分離する他の分離部と、をさらに備え、
    前記他の分離部は、前記分離部が前記集積部内の全ての紙葉類を分離した後に、前記他の集積部内の紙葉類の分離を開始する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の紙葉類処理装置。
  5. 少なくとも1つ以上の他の集積部と、
    前記他の集積部内に残存している紙葉類を前記集積部に移送する移送部と、をさらに備え、
    前記分離部は、前記集積部内に残存している紙葉類、及び前記他の集積部から移送された紙葉類を分離する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の紙葉類処理装置。
  6. 前記移送部は、前記結束枚数の紙葉類を前記集積部及び前記他の集積部から前記結束処理を行う場所に移送する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の紙葉類処理装置。
  7. 前記筺体は、操作者の胸部の高さ付近に前記分離された紙葉類が集積される外部集積部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載の紙葉類処理装置。
  8. 前記投入部は、前記操作者の腰部の高さ付近に設けられている、
    ことを特徴とする請求項7に記載の紙葉類処理装置。
  9. 前記搬送路は、前記投入部に投入された紙葉類を前記集積部に搬送する機能を有する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項8の何れか1項に記載の紙葉類処理装置。
  10. 紙葉類を結束処理する紙葉類処理装置が実行する残留紙葉類排出方法であって、
    前記紙葉類処理装置は、
    前記紙葉類が投入される投入部が設けられた筺体と、
    前記投入部に投入された紙葉類を結束枚数になるまで集積する集積部と、
    前記集積部内に残存している紙葉類を分離する分離部と、
    前記分離された紙葉類を前記筺体の外部に搬送する搬送路と、を備え、
    前記分離部を駆動させて前記集積部内に残存している紙葉類を前記筺体の外部に搬送する、
    ことを特徴とする残留紙葉類排出方法。
  11. 請求項10に記載の残留紙葉類排出方法をコンピュータに実行させることを特徴とする残留紙葉類排出プログラム。
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