JP2015011634A - 電子機器、電子機器の制御方法、及び電子機器の制御プログラム - Google Patents

電子機器、電子機器の制御方法、及び電子機器の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】操作に不慣れなユーザの望む機能を容易に実行することができること。【解決手段】撮像装置1は、リング操作またはタッチ操作に応じて音声処理部22を動作させ、音声処理部22に音声データを生成させる動作制御部321と、特定の音声及び特定の機能が関連付けられた関連情報を記録するFlashメモリ29と、音声処理部22にて生成された音声データを解析し、関連情報に含まれる特定の音声が入力されたか否かを判定する音声判定部322と、音声判定部322にて特定の音声が入力されたと判定された場合に、関連情報に基づいて、入力された特定の音声に関連付けられた機能を実行する機能実行部324とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置等の電子機器、当該電子機器の制御方法、及び当該電子機器の制御プログラムに関する。
近年、電子機器において、画面を表示する表示部の表示画面上に設けたタッチパネルにより、ユーザ操作を受け付ける技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなタッチパネルを電子機器に設ければ、表示部に表示させる画面の表示態様を工夫することで、機械的な操作ボタンを多数、設けることなく、種々のユーザ操作を受け付けることができる。
特開2010−232911号公報
ところで、電子機器によっては、当該電子機器固有の用語を含んだ画面を表示部に表示させることを余儀なくされる場合が多い。
例えば、携帯して用いる機器の代表として例にするとデジタルカメラ等の撮像装置では、当該撮像装置やユーザが専門的、慣用的に用いる固有の用語として、絞り値、シャッタスピード、ISO感度等がある。このような用語は、撮像装置に不慣れなユーザにとっては、難解なものである。
すなわち、ユーザは、所望の機能を電子機器に実行させたい場合(例えば、画像の露出状態等を変更したい場合等)に、表示部に表示された画面(上記のような用語を含む)を確認しても、どのような操作を行えばよいのかが分からない、という問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、操作に不慣れなユーザの望む機能を容易に実行することができる電子機器、当該電子機器の制御方法、及び当該電子機器の制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電子機器は、ユーザ操作を受け付ける操作入力部と、入力した音声に基づいて、音声データを生成する音声データ生成部と、前記ユーザ操作に応じて前記音声データ生成部を動作させ、前記音声データ生成部に音声データを生成させる動作制御部と、特定の音声及び特定の機能が関連付けられた関連情報を記録する関連情報記録部と、前記音声データ生成部にて生成された音声データを解析し、前記関連情報に含まれる前記特定の音声が入力されたか否かを判定する音声判定部と、前記音声判定部にて前記特定の音声が入力されたと判定された場合に、前記関連情報に基づいて、入力された前記特定の音声に関連付けられた機能を実行する機能実行部とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、上記発明において、前記操作入力部は、複数設けられ、前記音声判定部にて前記特定の音声が入力されたと判定された場合に、複数の前記操作入力部のうち、前記特定の音声が入力されるトリガとなった前記ユーザ操作を受け付けた操作入力部を特定する操作特定部を備え、前記機能実行部は、当該電子機器の動作を設定するためのパラメータを変更するパラメータ変更部を備え、前記パラメータ変更部は、前記操作特定部にて特定された前記操作入力部へのユーザ操作に応じて前記パラメータを変更することを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、上記発明において、被写体像の画像データを生成する撮像部を備え、前記パラメータは、前記撮像部による撮像条件に関する撮影パラメータであることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、上記発明において、画面を表示する表示部を備え、前記機能実行部は、前記パラメータの変更を促すパラメータ変更画面を前記表示部に表示させる表示制御部を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、上記発明において、前記パラメータは、複数種類設けられ、前記表示制御部は、複数種類の前記パラメータのうち、変更対象とするパラメータの選択を促すパラメータ選択画面を前記表示部に表示させることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、上記発明において、被写体像の画像データを生成する撮像部と、被写体像を結像する光学系を収容するレンズ部とを備え、前記操作入力部は、前記レンズ部に設けられ、前記光学系の光軸を中心として回転操作可能とするリング操作部材を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、上記発明において、画面を表示する表示部を備え、前記操作入力部は、前記表示部の表示画面上に設けられ、外部からの物体のタッチを検出し、検出したタッチに応じた信号を出力するタッチパネルを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、上記発明において、前記動作制御部は、前記ユーザ操作が行われた後、一定期間、前記音声データ生成部を動作させることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、上記発明において、前記動作制御部は、前記ユーザ操作が行われている間に前記音声データ生成部を動作させ、前記音声判定部は、前記音声データ生成部にて生成された複数の音声データを時系列に沿って繋いだ連結音声データを生成し、前記連結音声データを解析して前記特定の音声が入力されたか否かを判定することを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器の制御方法は、操作入力部へのユーザ操作に応じて音声データ生成部を動作させ、前記音声データ生成部に音声データを生成させる動作制御ステップと、前記音声データ生成部にて生成された音声データを解析し、特定の音声及び特定の機能が関連付けられた関連情報に含まれる前記特定の音声が入力されたか否かを判定する音声判定ステップと、前記特定の音声が入力されたと判定した場合に、前記関連情報に基づいて、入力された前記特定の音声に関連付けられた機能を実行する機能実行ステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器の制御方法は、特定の操作入力部へのユーザ操作を判定する操作判定ステップと、前記操作判定ステップで前記特定の操作入力部へのユーザ操作を判定した際に、音声データ生成部を動作させ、前記音声データ生成部に音声データを生成させる動作制御ステップと、前記音声データ生成部にて生成された音声データを解析し、前記音声データに特定キーワードが含まれるか否かを判定する音声判定ステップと、前記特定キーワードが含まれると判定した場合に、前記特定キーワードに関連付けられた機能を前記操作入力部で操作可能とする機能実行ステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器の制御プログラムは、上述した電子機器の制御方法を前記電子機器に実行させることを特徴とする。
本発明は、下記の想定されるユーザの動作に着目し、電子機器の構成として、上述した操作入力部、音声データ生成部、動作制御部、関連情報記録部、音声判定部、及び機能実行部を採用している。
想定されるユーザの動作は、所望の機能を電子機器に実行させたいが、その操作の方法が分からない場合に、操作入力部を操作しながら不満等を口にする(不満等の言葉を発する)動作である。
すなわち、本発明に係る電子機器によれば、上記ユーザによる操作入力部の操作(ユーザ操作)に応じて音声データ生成部を動作させ、ユーザが発した不満等の言葉(音声)を取得し、当該音声に基づく音声データを生成することができる。また、本発明に係る電子機器によれば、当該音声データを用いて関連情報記録部に予め記録された関連情報に含まれる特定の音声が入力されたか否かを判定し、特定の音声が入力された場合に当該特定の音声に対応する機能を実行することができる。
したがって、本発明に係る電子機器によれば、操作に不慣れなユーザの望む機能を容易に実行することができる、という効果を奏する。
本発明に係る電子機器の制御方法は、上述した電子機器が行う制御方法であるため、上述した電子機器と同様の効果を奏する。
本発明に係る電子機器の制御プログラムは、上述した電子機器にて実行されるプログラムであるため、上述した電子機器と同様の効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置のユーザに面する側の構成を示す斜視図である。 図2は、図1に示した撮像装置の構成を示すブロック図である。 図3は、図2に示したFlashメモリに記録された関連情報の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置の動作を示すフローチャートである。 図5は、ユーザが表示部に表示されたライブビュー画像(被写体の撮影によって生成された画像データに対応したライブビュー画像)を確認しながら撮影する際の状況を模式的に示す図である。 図6Aは、ユーザがライブビュー画像を確認しながらリング操作を行う状況を模式的に示す図である。 図6Bは、ユーザがライブビュー画像を確認しながらタッチ操作を行う状況を模式的に示す図である。 図7は、図4に示した音声対応処理の概要を示すフローチャートである。 図8Aは、図7に示したステップS106Fにおいて「MFモード」に切り替えられた際に表示部に表示されるライブビュー画像の一例を示す図である。 図8Bは、図7に示したステップS106Fにおいて「露出補正モード」に切り替えられた際に表示部に表示されるライブビュー画像の一例を示す図である。 図8Cは、図7に示したステップS106Fにおいて「ズームモード」に切り替えられた際に表示部に表示されるライブビュー画像の一例を示す図である。 図9は、図7に示したステップS106Fにおいて「Helpモード」に切り替えられた際に表示部に表示されるパラメータ選択画面の一例を示す図である。 図10Aは、図7に示したステップS106Fにおいて「キーボードモード」に切り替えられた際に表示部に表示されるキーボード入力画面の一例を示す図である。 図10Bは、図7に示したステップS106Fにおいて「キーボードモード」に切り替えられた際に表示部に表示されるキーボード入力画面の一例を示す図である。 図10Cは、図7に示したステップS106Fにおいて「キーボードモード」に切り替えられた際に表示部に表示されるキーボード入力画面の一例を示す図である。 図11は、本発明の実施の形態2に係る音声対応処理の概要を示すフローチャートである。
以下に、図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態)について説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。さらに、図面の記載において、同一の部分には同一の符号を付している。
(実施の形態1)
〔撮像装置の概略構成〕
図1は、本実施の形態1に係る撮像装置1のユーザに面する側(前面側)の構成を示す斜視図である。図2は、撮像装置1の構成を示すブロック図である。
撮像装置1は、図1または図2に示すように、本体部2と、本体部2に着脱可能なレンズ部3とを備える。
この撮像装置1は、本発明に係る電子機器として機能する。
〔本体部の構成〕
本体部2は、図2に示すように、シャッタ10と、シャッタ駆動部11と、撮像素子12と、撮像素子駆動部13と、信号処理部14と、A/D変換部15と、画像処理部16と、AE処理部17と、AF処理部18と、画像圧縮展開部19と、入力部20と、音声入力部21と、音声処理部22と、表示部23と、表示駆動部24と、タッチパネル25と、記録媒体26と、メモリI/F27と、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)28と、Flashメモリ29と、本体通信部30と、バス31と、制御部32等を備える。
シャッタ10は、撮像素子12の状態を露光状態または遮光状態に設定する。
シャッタ駆動部11は、ステッピングモータ等を用いて構成され、制御部32から入力される指示信号に応じてシャッタ10を駆動する。
撮像素子12は、レンズ部3が集光した光を受光して電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を用いて構成される。
撮像素子駆動部13は、制御部32から入力される指示信号に応じて、所定のタイミングで撮像素子12から画像データ(アナログ信号)を信号処理部14に出力させる。この意味で、撮像素子駆動部13は、電子シャッタとして機能する。
信号処理部14は、撮像素子12から入力されるアナログ信号に対して、アナログ処理を施してA/D変換部15に出力する。
具体的には、信号処理部14は、アナログ信号に対してノイズ低減処理及びゲインアップ処理等を行う。例えば、信号処理部14は、アナログ信号に対して、リセットノイズ等を低減した上で波形整形を行い、さらに目的の明るさとなるようにゲインアップを行う。
A/D変換部15は、信号処理部14から入力されるアナログ信号に対してA/D変換を行うことによってデジタルの画像データを生成し、バス31を介してSDRAM28に出力する。
以上説明した撮像素子12、信号処理部14、及びA/D変換部15は、本発明に係る撮像部として機能する。
画像処理部16は、制御部32による制御の下、バス31を介してSDRAM28から画像データを取得し、取得した画像データに対して各種の画像処理を施す。この画像処理が施された画像データは、バス31を介してSDRAM28に出力される。
AE処理部17は、バス31を介してSDRAM28に記憶された画像データを取得し、当該取得した画像データに基づいて、静止画撮影または動画撮影を行う際の露出条件を設定する。
具体的には、AE処理部17は、画像データから輝度を算出し、算出した輝度に基づいて、例えば絞り値、露光時間、ISO感度等を決定することで撮像装置1の自動露出(Auto Exposure)を行う。
AF処理部18は、バス31を介してSDRAM28に記憶された画像データを取得し、取得した画像データに基づいて、撮像装置1の自動焦点の調整を行う。例えば、AF処理部18は、画像データから高周波成分の信号を取り出し、高周波成分の信号に対してAF(Auto Focus)演算処理を行うことによって、撮像装置1の合焦評価を決定することで撮像装置1の自動焦点の調整を行う。
なお、撮像装置1の自動焦点の調整方法は、撮像素子で位相差信号を取得するものや、専用のAF光学系等を搭載するタイプの方法であっても構わない。
画像圧縮展開部19は、バス31を介してSDRAM28から画像データを取得し、取得した画像データに対して所定の形式に従って圧縮し、この圧縮した画像データをSDRAM28に出力する。ここで、静止画の圧縮方式は、JPEG(Joint Photographic Experts Group)方式、TIFF(Tagged Image File Format)方式等である。また、動画の圧縮方式は、MotionJPEG方式、及びMP4(H.264)方式等である。また、画像圧縮展開部19は、バス31及びメモリI/F27を介して記録媒体26に記録された画像データ(圧縮画像データ)を取得し、取得した画像データを展開(伸長)してSDRAM28に出力する。
入力部20は、図1に示すように、撮像装置1の電源状態をオン状態またはオフ状態に切り替える電源スイッチ201と、静止画撮影の指示を与える静止画レリーズ信号の入力を受け付けるレリーズスイッチ202と、撮像装置1のモード(撮影モード(静止画撮影モード及び動画撮影モード)や再生モード等)を切り替えるモード切替スイッチ203と、撮像装置1の各種設定を切り替える操作スイッチ204と、撮像装置1の各種設定を表示部23に表示させるメニュースイッチ205と、記録媒体26に記録された画像データに対応する画像を表示部23に表示させる再生スイッチ206と、動画撮影の指示を与える動画レリーズ信号の入力を受け付ける動画スイッチ207等を備える。
レリーズスイッチ202は、外部からの押圧により進退可能であり、半押しされた場合に撮影準備動作を指示するファーストレリーズ信号の入力を受け付ける一方、全押しされた場合に静止画撮影を指示するセカンドレリーズ信号の入力を受け付ける。
操作スイッチ204は、メニュー画面等における選択設定を行う上下左右の各方向スイッチ204a〜204dと、メニュー画面等における各方向スイッチ204a〜204dによる操作を決定する決定スイッチ204e(OKスイッチ)とを備える(図1)。なお、操作スイッチ204は、ダイヤルスイッチ等を用いて構成してもよい。
音声入力部21は、マイクロフォンを用いて構成され、音声を入力して電気信号に変換する。なお、図1にマイクロフォンを図示していないが、撮像装置1の天面に配置すれば、被写体と撮影者(ユーザ)の声を両方集音し易いが、それぞれの音声を分けて集音する場合は、撮像装置1の正面(レンズ部3側)や、背面(表示部23側)に配置してもよい。特に、本発明の場合には、背面にマイクロフォンがあればノイズの影響を排して誤動作を防ぎ易い。
音声処理部22は、制御部32による制御の下、音声入力部21にて変換された電気信号に標本化及び量子化を施してA/D変換を行うことにより音声データを生成する。生成された音声データは、バス31を介してSDRAM28に出力される。
上述した音声入力部21及び音声処理部22は、本発明に係る音声データ生成部として機能する。
表示部23は、液晶または有機EL(Electro Luminescence)等からなる表示パネルを用いて構成される。
表示駆動部24は、制御部32による制御の下、バス31を介してSDRAM28に記憶された画像データまたは記録媒体26に記録された画像データを取得し、取得した画像データに対応する画像を表示部23に表示させる。
ここで、画像の表示には、撮影直後の画像データを所定時間だけ表示するレックビュー表示、記録媒体26に記録された画像データを再生する再生表示、及び撮像素子12が連続的に生成する画像データに対応するライブビュー画像を時系列に沿って順次表示するライブビュー表示等が含まれる。
また、表示部23は、撮像装置1の操作情報及び撮影に関する情報を適宜表示する。
タッチパネル25は、図1に示すように、表示部23の表示画面上に設けられ、外部からの物体のタッチを検出し、検出したタッチ位置に応じた位置信号を出力する。
ここで、一般的には、タッチパネルとして、抵抗膜方式、静電容量方式、光学方式等のタッチパネルがある。本実施の形態1では、タッチパネル25としては、いずれの方式のタッチパネルであっても適用可能である。
このタッチパネル25は、本発明に係る操作入力部として機能する。
以下では、タッチパネル25をタッチするユーザ操作を「タッチ操作」と記載する。
記録媒体26は、撮像装置1の外部から装着されるメモリカード等を用いて構成され、メモリI/F27を介して撮像装置1に着脱自在に装着される。
この記録媒体26には、その種類に応じた図示しない読み書き装置によって画像処理部16や画像圧縮展開部19が処理を施した画像データが書き込まれ、または読み書き装置によって記録媒体26に記録された画像データが読み出される。また、記録媒体26は、制御部32による制御の下、メモリI/F27及びバス31を介してプログラム及び各種情報それぞれをFlashメモリ29に出力してもよい。
SDRAM28は、揮発性メモリを用いて構成され、バス31を介してA/D変換部15から入力される画像データ、画像処理部16から入力される画像データ及び撮像装置1の処理中の情報を一時的に記憶する。
例えば、SDRAM28は、信号処理部14、A/D変換部15及びバス31を介して、撮像素子12が1フレーム毎に順次出力する画像データを一時的に記憶する。
Flashメモリ29は、不揮発性メモリを用いて構成される。
このFlashメモリ29は、撮像装置1を動作させるための各種プログラム(本発明に係る制御プログラムも含む)、プログラムの実行中に使用される各種データ、及び画像処理部16による画像処理の動作に必要な各種パラメータ等を記録する。
図3は、Flashメモリ29に記録された関連情報の一例を示す図である。
ここで、プログラムの実行中に使用される各種データとしては、図3に示す関連情報RIが挙げられる。
関連情報RIは、特定の音声(キーワード)と特定の機能(撮影パラメータを変更するための各モード)とが関連付けられた情報である。
具体的に、関連情報RIは、「色(いろ)」、「暗(くら)」、「明(あか)る」、及び「見(み)えない」等の撮影される画像の露出状態に関する音声と、撮影パラメータ(露出条件)である露出値(絞り値及びシャッタスピード等)を変更するための「露出補正モード」とが関連付けられた情報を含む。
また、関連情報RIは、「ピン」、「ぼけ」、「フォーカス」、及び「マニュアル」等の撮影される画像のピント状態に関する音声と、撮影パラメータであるピント位置及び焦点距離を変更するための「MF(マニュアルフォーカス)モード」とが関連付けられた情報を含む。
さらに、関連情報RIは、「大(おお)き」、「小(ちい)さ」、「ズーム」、「テレ」、及び「ワイド」等の撮影範囲に関する音声と、撮影パラメータであるズーム倍率を変更するための「ズームモード」とが関連付けられた情報を含む。
また、関連情報RIは、「ダメ」及び「どうしよう」等の操作方法が不明である旨を示す音声と、上述した露出補正モード、MFモード、及びズームモードのいずれかのモードの選択を促す「Helpモード」とが関連付けられた情報を含む。
さらに、関連情報RIは、「ツイート」等のメッセージを書き込む旨を示す音声と、当該メッセージを書き込むための「キーボードモード」とが関連付けられた情報を含む。
さらに、関連情報RIは、「違う」等の否定的な音声と、上述した露出補正モード、MFモード、ズームモード、Helpモード、またはキーボードモードを終了するとともに、撮影パラメータをデフォルト値に初期化するための「初期化モード」とが関連付けられた情報を含む。
以上のように、Flashメモリ29は、本発明に係る関連情報記録部としても機能する。
本体通信部30は、本体部2に装着されたレンズ部3との通信を行うための通信インターフェースである。
バス31は、撮像装置1の各構成部位を接続する伝送路等を用いて構成され、撮像装置1の内部で発生した各種データを撮像装置1の各構成部位に転送する。
制御部32は、CPU(Central Processing Unit)等を用いて構成され、バス31を介して、入力部20からの指示信号やレリーズ信号、または、タッチパネル25からの位置信号に応じて撮像装置1を構成する各部に対応する指示やデータの転送等を行って撮像装置1の動作を統括的に制御する。例えば、制御部32は、セカンドレリーズ信号が入力された場合、撮像装置1における撮影動作を開始する制御を行う。ここで、撮像装置1における撮影動作とは、シャッタ駆動部11及び撮像素子駆動部13の駆動によって撮像素子12が出力した画像データに対し、信号処理部14、A/D変換部15及び画像処理部16が所定の処理を施す動作をいう。このように処理が施された画像データは、制御部32による制御の下、画像圧縮展開部19で圧縮され、バス31及びメモリI/F27を介して記録媒体26に記録される。また、制御部32は、上述した撮影動作を開始する制御を行う際、「露出補正モード」、「MFモード」、または、「ズームモード」において、撮影パラメータが変更された場合には、シャッタ駆動部11、撮像素子駆動部13、レンズ部3(後述する絞り駆動部39、フォーカスレンズ駆動部36、ズームレンズ駆動部34)を駆動させ、当該変更された撮影パラメータで撮影動作を開始させる。
この制御部32は、図2に示すように、動作制御部321と、音声判定部322と、操作特定部323と、機能実行部324等を備える。
動作制御部321は、タッチパネル25や後述するレンズ操作部41へのユーザ操作に応じて、音声処理部22の動作を制御する。
音声判定部322は、音声処理部22にて生成された音声データを解析し、Flashメモリ29に記録された関連情報RIに含まれる特定の音声が入力されたか否かを判定する。
操作特定部323は、音声判定部322にて特定の音声が入力されたと判定された場合に、タッチパネル25及びレンズ操作部41のうち、当該特定の音声が入力されるトリガとなったユーザ操作を受け付けた操作入力部を特定する。そして、操作特定部323は、特定した操作入力部を、撮影パラメータの変更操作を受け付ける変更用操作入力部として設定する。
機能実行部324は、音声判定部322にて特定の音声が入力されたと判定された場合に、Flashメモリ29に記録された関連情報RIに基づいて、当該特定の音声に関連付けられた機能を実行する。
この機能実行部324は、図2に示すように、表示制御部324Aと、パラメータ変更部324B等を備える。
表示制御部324Aは、レックビュー表示、再生表示、及びライブビュー表示を表示部23に行わせる他、音声判定部322にて特定の音声が入力されたと判定された場合に、パラメータ変更画面やパラメータ選択画面(Help画面)を表示部23に表示させる。
パラメータ変更画面は、「露出補正モード」、「MFモード」、及び「ズームモード」毎に設けられ、各モードに応じた撮影パラメータの変更を促す画面である。
パラメータ選択画面は、変更対象とする撮影パラメータの選択を促す画面である。
パラメータ変更部324Bは、各モードに応じたパラメータ変更画面が表示部23に表示されている際に、操作特定部323にて設定された変更用操作入力部へのユーザ操作に応じて、当該モードに応じた撮影パラメータを変更するパラメータ変更処理を実行する。
以上の構成を有する本体部2に対して、音声入出力機能、フラッシュ機能、着脱自在な電子ビューファインダ(EVF)、及びインターネットを介してパーソナルコンピュータ等の外部処理装置と双方向に通信可能な通信部等を具備させてもよい。
〔レンズ部の構成〕
レンズ部3は、図2に示すように、光学系33と、ズームレンズ駆動部34と、ズームレンズ位置検出部35と、フォーカスレンズ駆動部36と、フォーカスレンズ位置検出部37と、絞り38と、絞り駆動部39と、絞り値検出部40と、レンズ操作部41と、レンズ記録部42と、レンズ通信部43と、レンズ制御部44とを備える。
光学系33は、所定の視野領域から光を集光し、この集光した光を撮像素子12の撮像面に結像する。この光学系33は、図2に示すように、ズームレンズ331と、フォーカスレンズ332とを備える。
ズームレンズ331は、一または複数のレンズを用いて構成され、光軸L(図2)に沿って移動することにより、光学系33のズーム倍率を変更する。
フォーカスレンズ332は、一または複数のレンズを用いて構成され、光軸Lに沿って移動することにより、光学系33のピント位置及び焦点距離を変更する。
ズームレンズ駆動部34は、ステッピングモータやDCモータ等を用いて構成され、レンズ制御部44による制御の下、ズームレンズ331を光軸Lに沿って移動させる。
ズームレンズ位置検出部35は、フォトインタラプタ等を用いて構成され、ズームレンズ駆動部34にて駆動されたズームレンズ331の位置を検出する。
具体的には、ズームレンズ位置検出部35は、ズームレンズ駆動部34に含まれる駆動用モータの回転量をパルス数に変換し、変換したパルス数に基づいて、無限遠を基準とする基準位置からのズームレンズ331の光軸L上における位置を検出する。
フォーカスレンズ駆動部36は、ステッピングモータやDCモータ等を用いて構成され、レンズ制御部42による制御の下、フォーカスレンズ332を光軸Lに沿って移動させる。
フォーカスレンズ位置検出部37は、フォトインタラプタ等を用いて構成され、ズームレンズ位置検出部35と同様の方法により、フォーカスレンズ駆動部36にて駆動されたフォーカスレンズ332の光軸L上における位置を検出する。
絞り38は、光学系33が集光した光の入射量を制限することで露出の調整を行う。
絞り駆動部39は、ステッピングモータ等を用いて構成され、レンズ制御部44による制御の下、絞り38を駆動することで撮像素子12に入射する光の光量を調整する。
絞り値検出部40は、絞り駆動部39にて駆動された絞り38の状態を検出することで絞り38の絞り値を検出する。この絞り値検出部40は、リニアエンコーダや可変抵抗素子等のポテンションメータ及びA/D変換回路等を用いて構成される。
レンズ操作部41は、図1に示すように、レンズ部3のレンズ鏡筒の周囲に設けられ、光軸Lを中心として回転可能とするリング操作部材である。そして、レンズ操作部41は、光学系33内のズームレンズ331やフォーカスレンズ332の動作または撮像装置1の動作を指示する指示信号の入力を受け付ける。なお、レンズ操作部41は、プッシュ式のスイッチ等であってもよい。
このレンズ操作部41は、タッチパネル25とともに、本発明に係る操作入力部として機能する。
以下では、レンズ操作部41を回転させるユーザ操作を「リング操作」と記載する。
レンズ記録部42は、光学系33及び絞り38の位置や動きを決定するための制御用プログラム、光学系33の倍率、焦点距離、画角、収差及びF値(明るさ)等を記録する。
レンズ通信部43は、レンズ部3が本体部2に装着されたときに、本体部2の本体通信部30と通信を行うための通信インターフェースである。
レンズ制御部44は、CPU等を用いて構成され、本体通信部30及びレンズ通信部43を介して入力される制御部32からの指示信号や駆動信号に応じてレンズ部3の動作を制御する。また、レンズ制御部44は、本体通信部30及びレンズ通信部43を介してズームレンズ位置検出部35が検出したズームレンズ331の位置、フォーカスレンズ位置検出部37が検出したフォーカスレンズ332の位置、及び絞り値検出部40が検出した絞り38の絞り値を制御部32に出力する。
〔撮像装置の動作〕
図4は、本実施の形態1に係る撮像装置1の動作を示すフローチャートである。
次に、上述した撮像装置1の動作(本発明に係る電子機器の制御方法)を図4に基づいて説明する。
ユーザによる電源スイッチ201の操作によって撮像装置1の電源がオンになる(ステップS101:Yes)と、制御部32は、ユーザによるモード切替スイッチ203の操作によって撮像装置1が撮影モードに設定されているか否かを判断する(ステップS102)。
撮像装置1が撮影モードに設定されていると判断された場合(ステップS102:Yes)には、表示制御部324Aは、表示部23にライブビュー画像の表示を開始させる(ステップS103)。
具体的に、制御部32は、撮像素子駆動部13を駆動することによって、電子シャッタによる撮影を行う。また、画像処理部16は、電子シャッタによる撮影によって撮像素子12が生成し、SDRAM28に記憶された画像データに対して各種の画像処理を施す。そして、表示制御部324Aは、画像処理部16にて画像処理が施され、SDRAM28に記憶された画像データに対応するライブビュー画像を表示部23に表示させる。
続いて、制御部32は、ユーザによりリング操作が行われたか否かを判断する(ステップS104)。
制御部32は、リング操作が行われていないと判断した場合(ステップS104:No)には、ユーザによりタッチ操作が行われたか否かを判断する(ステップS105)。
一方、制御部32は、リング操作が行われたと判断した場合(ステップS104:Yes)には、ユーザにより発せられた音声に対応させて撮影パラメータを変更する音声対応処理を実行する(ステップS106)。また、この場合(ステップS104:Yes)には、操作特定部323は、リング操作が行われたことを示すリング操作フラグをオン状態とし、タッチ操作が行われたことを示すタッチ操作フラグをオフ状態とする。なお、これらリング操作フラグ及びタッチ操作フラグは、SDRAM28に記憶されている。
そして、制御部32は、タッチ操作が行われたと判断した場合(ステップS105:Yes)にも、音声対応処理(ステップS106)を実行する。また、この場合(ステップS105:Yes)には、操作特定部323は、リング操作フラグをオフ状態とし、タッチ操作フラグをオン状態とする。
図5は、ユーザが表示部23に表示されたライブビュー画像W100(被写体(花)Sの撮影によって生成された画像データに対応したライブビュー画像)を確認しながら撮影する際の状況を模式的に示す図である。図6Aは、ユーザがライブビュー画像W100を確認しながらリング操作を行う状況を模式的に示す図である。図6Bは、ユーザがライブビュー画像W100を確認しながらタッチ操作を行う状況を模式的に示す図である。
ユーザは、撮影操作(レリーズスイッチ202や動画スイッチ207への操作)を行う際、図5に示すように、撮像装置1をホールディングする。
具体的に、ユーザは、左手の手の平で本体部2を支持しながら、左手の指をレンズ部3に添える。また、ユーザは、レリーズスイッチ202等を操作可能に、右手を本体部2に添える。
以上のように、ユーザは、撮像装置1をホールディングした状態で、ライブビュー画像W100を確認して撮影操作を行うこととなる。
ここで、ユーザは、ライブビュー画像W100を確認した結果、画像の露出状態やピント状態、または撮影範囲を変更したいが、その操作の方法が分からない場合がある。
そして、このような場合において、図6Aや図6Bに示すように、ユーザが矢印R1,R2(図6A)の方向にリング操作を行ったりタッチパネル25上で指をスライドさせるタッチ操作を行ったりしながら不満を口にする(不満等の言葉を発する)ことが想定される。
本実施の形態1は、上記のように想定されるユーザ操作を検出し(ステップS104,S105)、ステップS106において、ユーザにより発せられた言葉に対応させて、ユーザの望む露出状態やピント状態、または撮影範囲に変更する。
なお、音声対応処理(ステップS106)の詳細については後述する。
制御部32は、タッチ操作が行われていないと判断した場合(ステップS105:No)、または音声対応処理(ステップS106)の後、レリーズスイッチ202からセカンドレリーズ信号が入力されたか否かを判断する(ステップS107)。
そして、制御部32は、セカンドレリーズ信号が入力されたと判断した場合(ステップS107:Yes)には、静止画撮影を行い(ステップS108)、ステップS101へ戻る。
具体的に、ステップS108において、制御部32は、シャッタ駆動部11及び撮像素子駆動部13を駆動することによって、メカシャッタによる撮影を行う。また、画像処理部16は、メカシャッタによる撮影によって撮像素子12が生成し、SDRAM28に記憶された画像データに対して各種の画像処理を施す。そして、画像圧縮展開部19は、画像処理部16にて画像処理が施され、SDRAM28に記憶された画像データを圧縮し、圧縮した画像データを記録媒体26に記録する。
一方、制御部32は、セカンドレリーズ信号が入力されていないと判断した場合(ステップS107:No)には、動画スイッチ207から動画レリーズ信号が入力されたか否かを判断する(ステップS109)。
そして、制御部32は、動画レリーズ信号が入力されたと判断した場合(ステップS109:Yes)には、動画撮影を行い(ステップS110)、ステップS101へ戻る。
具体的に、ステップS110において、制御部32は、撮像素子駆動部13を駆動することによって、電子シャッタによる撮影を行う。また、画像処理部16は、電子シャッタによる撮影によって撮像素子12が生成し、SDRAM28に記憶された画像データに対して各種の画像処理を施す。そして、画像圧縮展開部19は、画像処理部16にて画像処理が施され、SDRAM28に記憶された画像データを圧縮し、圧縮した画像データを記録媒体26に作成された動画ファイルに動画として記録する。
また、制御部32は、動画レリーズ信号が入力されていないと判断した場合(ステップS109:No)には、ステップS101へ戻る。
そして、ステップS101において、制御部32は、撮像装置1の電源がオフされたと判断した場合(ステップS101:No)には、本処理を終了する。
ステップS102に戻って、制御部32は、撮像装置1が撮影モードに設定されていないと判断した場合(ステップS102:No)には、ユーザによるモード切替スイッチ203の操作によって撮像装置1が再生モードに設定されているか否かを判断する(ステップS111)。
撮像装置1が再生モードに設定されていないと判断された場合(ステップS111:No)には、撮像装置1は、ステップS101へ戻る。
一方、撮像装置1が再生モードに設定されていると判断された場合(ステップS111:Yes)には、表示制御部324Aは、記録媒体26に記録された画像データに対応する画像を表示部23に表示させる(ステップS112)。
続いて、表示制御部324Aは、ユーザによる入力部20やタッチパネル25への操作により、画像の変更を指示する指示信号が入力されたか否かを判断する(ステップS113)。
表示制御部324Aは、画像の変更を指示する指示信号が入力されたと判断した場合(ステップS113:Yes)には、表示部23に表示させる画像を変更する(ステップS114)。ステップS114の後、撮像装置1は、ステップS112へ戻る。
一方、画像の変更を指示する指示信号が入力されていないと判断された場合(ステップS113:No)には、撮像装置1は、ステップS101へ戻る。
〔音声対応処理〕
図7は、音声対応処理の概要を示すフローチャートである。
次に、図4に示した音声対応処理(ステップS106)を図7に基づいて説明する。
リング操作が行われたと判断された場合(ステップS104:Yes)、またはタッチ操作が行われたと判断された場合(ステップS105:Yes)には、動作制御部321は、音声処理部22を動作させ、音声データの生成を開始(音声取得開始)させる(ステップS106A)。
すなわち、図6Aや図6Bに示すように、ユーザにより発せられた言葉は、音声入力部21に入力されるとともに電気信号に変換され、音声処理部22にて音声データとして生成されることとなる。
続いて、動作制御部321は、リング操作またはタッチ操作が行われてから一定時間が経過したか否かを常時、監視し(ステップS106B)、一定時間が経過した場合(ステップS106B:Yes)に、音声処理部22の動作を停止(音声取得停止)させる(ステップS106C)。
ステップS106A〜S106Cの間で生成された音声データは、バス31を介してSDRAM28に出力される。そして、SDRAM28に記憶されている音声データが最新の音声データに更新される。
以上説明したステップS106A〜S106Cは、本発明に係る動作制御ステップに相当する。
続いて、音声判定部322は、SDRAM28から音声データを読み出し、当該音声データを解析する。そして、音声判定部322は、Flashメモリ29に記録された関連情報RIに含まれる特定の音声が音声データに含まれるか否か(特定の音声が入力されたか否か)を判定する(ステップS106D:音声判定ステップ)。
特定の音声が入力された場合(ステップS106D:Yes)には、操作特定部323は、タッチパネル25及びレンズ操作部41のうち、当該特定の音声が入力されるトリガとなったユーザ操作を受け付けた操作入力部を特定する。
具体的に、操作特定部323は、SDRAM28に記憶されたリング操作フラグ及びタッチ操作フラグを確認する。そして、操作特定部323は、オン状態となっている操作フラグに対応する操作入力部を、特定の音声が入力されるトリガとなったユーザ操作を受け付けた操作入力部として特定する。
そして、操作特定部323は、特定した操作入力部を、撮影パラメータの変更操作を受け付ける変更用操作入力部として設定する(ステップS106E)。
なお、操作特定部323は、入力された特定の音声が「ツイート」である場合には、リング操作フラグ及びタッチ操作フラグのオン状態またはオフ状態に関わらず、タッチパネル25を変更用操作入力部として設定する。
そして、操作特定部323にて設定された情報は、バス31を介してSDRAM28に出力される。
続いて、機能実行部324は、Flashメモリ29に記録された関連情報RIに基づいて、入力された特定の音声に対応するモードに切り替える(ステップS106F)。そして、表示制御部324Aは、切り替えられたモードに対応する以下に示す画像を表示部23に表示させる。
図8Aないし図8Cは、ステップS106Fにおいて、「MFモード」、「露出補正モード」、「ズームモード」に切り替えられた際に表示部23に表示されるライブビュー画像W201〜W203の一例をそれぞれ示す図である。
撮影される画像のピント状態に関する音声が入力され(ステップS106D:Yes)、「MFモード」に切り替えられた場合(ステップS106F)には、表示制御部324Aは、図8Aに示すライブビュー画像W201を表示部23に表示させる。
具体的に、ライブビュー画像W201は、ライブビュー画像W100にタイトル画像TL1、方向画像AR,AL、及び説明画像DR1,DL1を重畳した画像である。
タイトル画像TL1は、切り替えたモードのタイトルを示す画像であり、図8Aの例では、「ピント」の文字が表示されている。
方向画像AR,ALは、レンズ操作部41の回転方向(矢印R1,R2(図6A))に対応し、状態を変更するための操作方向を示す画像である。
説明画像DR1,DL1は、方向画像AR,ALに基づく操作方向へのリング操作やタッチ操作によって変更される状態を説明する画像であり、図8Aの例では、「近距離」の文字、「遠距離」の文字がそれぞれ表示されている。
すなわち、ライブビュー画像W201は、撮影パラメータであるピント位置及び焦点距離の変更を促すパラメータ変更画面に相当する。
また、画像の露出状態に関する音声が入力され(ステップS106D:Yes)、「露出補正モード」に切り替えられた場合(ステップS106F)には、表示制御部324Aは、図8Bに示すライブビュー画像W202を表示部23に表示させる。
具体的に、ライブビュー画像W202は、ライブビュー画像W201と同様に、ライブビュー画像W100にタイトル画像TL2、方向画像AR,AL、及び説明画像DR2,DL2を重畳した画像である。
図8Bの例では、タイトル画像TL2として、「ロシュツ」の文字が表示されている。また、説明画像DR2,DL2として、「明るい」の文字、「暗い」の文字がそれぞれ表示されている。
すなわち、ライブビュー画像W202は、撮影パラメータである露出値の変更を促すパラメータ変更画面に相当する。
さらに、撮影範囲に関する音声が入力され(ステップS106D:Yes)、「ズームモード」に切り替えられた場合(ステップS106F)には、表示制御部324Aは、図8Cに示すライブビュー画像W203を表示部23に表示させる。
具体的に、ライブビュー画像W203は、ライブビュー画像W201,W202と同様に、ライブビュー画像W100にタイトル画像TL3、方向画像AR,AL、及び説明画像DR3,DL3を重畳した画像である。
図8Cの例では、タイトル画像TL3として、「ズーム」の文字が表示されている。また、説明画像DR3,DL3として、「大きい」の文字、「小さい」の文字がそれぞれ表示されている。
すなわち、ライブビュー画像W203は、撮影パラメータであるズーム倍率の変更を促すパラメータ変更画面に相当する。
そして、ユーザは、ライブビュー画像W201〜W203のいずれかを確認し、撮像装置1に実行させたい機能(ピント状態、露出状態、撮影範囲の変更)が正しいと判断すれば、その表示(方向画像AR,AL)の通りに操作入力部(レンズ操作部41、タッチパネル25)を操作して、当該機能を実行させればよい。このように、操作入力部への操作時に近いタイミングの音声(音声データ)のみを判定すればよいので、必要な時のみ音声データを解析すればよく、省エネ設計が可能であるし、他の音声に影響されたり、乱されたりすることなく、時間的にフィルタリング可能でユーザの不満を的確に判断することが可能である。
また、その操作入力部を操作すれば関連操作(所望の機能を実行させる操作)が可能なので、他の操作部材に持ち替える必要もなく、迅速な操作(しかも、ユーザが操作したいであろう操作)に移行でき、誤動作なくストレスない操作で機器使用を快適に楽しむことができる。
特に、本実施の形態のように、本発明に係る電子機器として撮像装置1を採用した場合では、撮影の決定的瞬間等を逃すことがない。また、緊急安全装置のようなものを操作する場合にも、こうした考えによるユーザインターフェースは有効である。すなわち、音声のみによる操作より信頼性が高く、誤動作に至ることが少ない。そして、本実施の形態では、上述したように文字表示(説明画像DR1〜DR3,DL1〜DL3等)を合わせて、さらに誤動作に至ることを防止している。
つまり、特定の操作入力部へのユーザ操作を判定する操作判定ステップ(ステップS104、S105(制御部32が当該ステップを実行する操作判定部としての機能も有する))と、当該操作判定ステップで特定の操作入力部へのユーザ操作を判定した際に、音声データ生成部(音声入力部21及び音声処理部22)を動作させる動作制御ステップ(ステップS106A〜S106C)と、当該動作制御ステップで生成した音声データを解析し、音声データに特定キーワードが含まれるか否かを判定する音声判定ステップ(ステップS106D)と、当該音声判定ステップで特定キーワードが含まれると判定した場合に、当該特定キーワードに関連付けられた機能を上記操作入力部で操作可能とする機能実行ステップ(ステップS106F,S106H)とを実行することによって、電子機器を確実に迅速に、しかも省エネも考慮して制御する電子機器の制御方法を提案することができる。
図9は、ステップS106Fにおいて「Helpモード」に切り替えられた際に表示部23に表示されるパラメータ選択画面W204の一例を示す図である。
操作方法が不明である旨を示す音声が入力され(ステップS106D:Yes)、「Helpモード」に切り替えられた場合(ステップS106F)には、表示制御部324Aは、図9に示すパラメータ選択画面W204を表示部23に表示させる。
具体的に、パラメータ選択画面W204は、タイトル画像TL4、方向画像Ar1〜Ar3、及び説明画像D1〜D3が画面内に配置された画像である。
図9の例では、タイトル画像TL4として、「何か用ですか?」の文字が表示されている。
方向画像Ar1〜Ar3は、レンズ操作部41の回転方向に対応し、「MFモード」、「露出補正モード」、及び「ズームモード」のいずれかのモードを選択するための操作方向を示す画像である。
説明画像D1〜D3は、方向画像Ar1〜Ar3に基づく操作方向へのリング操作やタッチ操作によって選択されるモードを説明する画像である。図9の例では、説明画像D1〜D3として、「MFモード」に対応した「ピントぼけてる」の文字、「露出補正モード」に対応した「明るさ変えたい」の文字、「ズームモード」に対応した「大きさ変えたい」の文字がそれぞれ表示されている。
なお、図9では、説明画像D1が選択され、表示制御部324Aが当該説明画像D1をハイライト表示させている状態を示している(図9では斜線で表現)。
図10Aないし図10Cは、ステップS106Fにおいて「キーボードモード」に切り替えられた際に表示部23に表示されるキーボード入力画面W205の一例を示す図である。
メッセージを書き込む旨を示す音声が入力され(ステップS106D:Yes)、「キーボードモード」に切り替えられた場合(ステップS106F)には、表示制御部324Aは、図10Aないし図10Cに示すキーボード入力画面W205を表示部23に表示させる。
具体的に、キーボード入力画面W205は、ライブビュー画像W101と、ローマ字入力アイコンA1と、かな入力アイコンA2と、決定アイコンA3と、キーボード入力アイコンKB(図10B及び図10C)と、メッセージ表示領域M(図10C)とが画面内に配置された画像である。
ライブビュー画像W101は、ライブビュー画像W100を縮小した画像である。
ローマ字入力アイコンA1は、ローマ字入力用のキーボード入力アイコンKBをキーボード入力画面W205内に表示させる指示信号の入力を受け付けるアイコンである。
かな入力アイコンA2は、かなで入力するためのかな入力用のキーボード入力アイコン(図示略)をキーボード入力画面W205内に表示させる指示信号の入力を受け付けるアイコンである。
メッセージ表示領域Mは、ユーザによるキーボード入力アイコンKBへのタッチ操作によって入力されたメッセージを表示する領域である。
キーボード入力アイコンKBは、文字の入力を指示する指示信号の入力を受け付けるアイコンであり、ローマ字入力用のキーボード入力アイコンKB、及びかな入力用のキーボード入力アイコン(図示略)の2種類が設けられている。
なお、図10B及び図10Cに示すキーボード入力画面W205では、ローマ字入力用のキーボード入力アイコンKBが表示されている。
ローマ字入力用のキーボード入力アイコンKBは、ローマ字でのメッセージ入力を可能とするアイコンであり、ローマ字入力アイコンA1が選択された場合に表示される。
かな入力用のキーボード入力アイコン(図示略)は、かなでのメッセージ入力を可能とするアイコンであり、かな入力アイコンA2が選択された場合に表示される。
決定アイコンA3は、入力されたメッセージを決定する指示信号の入力を受け付けるアイコンである。
以上のように、入力された特定の音声に対応したモードに切り替えられるとともに当該モードに対応した画像W201〜W205が表示部23に表示された(ステップS106F)の後、撮像装置1は、図4に示したメインルーチンに戻る。
ステップS106Dに戻って、特定の音声が入力されていない場合(ステップS106D:No)には、パラメータ変更部324Bは、操作特定部323にて変更用操作入力部が設定されたか否か(操作特定部323にて設定された情報がSDRAM28に記憶されているか否か)を判断する(ステップS106G)。
ステップS106Eが実行されておらず、操作特定部323にて変更用操作入力部が設定されていない場合(ステップS106G:No)には、撮像装置1は、図4に示したメインルーチンに戻る。
一方、パラメータ変更部324Bは、操作特定部323にて変更用操作入力部が設定されていたと判断した場合(ステップS106G:Yes)には、パラメータ変更処理を実行する(ステップS106H)。この後、撮像装置1は、図4に示したメインルーチンに戻る。
すなわち、パラメータ変更処理(ステップS106H)は、音声対応処理(ステップS106)により入力された特定の音声に対応するモードに切り替えられた後、図4に示したメインルーチンに戻り、ユーザによりリング操作が行われたり(ステップS104:Yes)、タッチ操作が行われたり(ステップS105:Yes)することで、再度、音声対応処理(ステップS106)に移行した場合に実行されるものである。
〔パラメータ変更処理〕
以下、パラメータ変更処理(ステップS106H)について、「MFモード」、「露出補正モード」、「ズームモード」、「Helpモード」、「キーボードモード」、及び「初期化モード」毎に、ユーザによるリング操作やタッチ操作に関連付けて説明する。
〔MFモードでのパラメータ変更処理〕
ユーザは、撮影操作を行う前に、ライブビュー画像W100(図5)を確認する。ここで、ユーザは、画像のピント状態を変更したいが、その操作の方法が分からないため、左手でリング操作を行いながら、画像のピント状態に関する言葉(例えば、「ぼけてる」等)を発する場合がある。
このような場合には、特定の音声が入力された(ステップS106D:Yes)ため、レンズ操作部41が変更用操作入力部として設定される(ステップS106E)。また、「MFモード」に切り替えられるとともに、図8Aに示すライブビュー画像W201が表示部23に表示される(ステップS106F)。
この後、ユーザは、例えば、近距離でピントを合わせたい場合には、図8Aに示すライブビュー画像W201から、「近距離」の文字が表示された説明画像DR1を見付ける。そして、ユーザは、これまで行っていたリング操作を、説明画像DR1を指す方向画像ARに基づく操作方向(矢印R1(図6A)の方向)に行う。
上述したように、レンズ操作部41は、変更用操作入力部として設定されている。このため、パラメータ変更部324Bは、パラメータ変更処理(ステップS106H)において、当該リング操作に応じて、撮影パラメータ(ピント位置及び焦点距離)を近距離の値に変更する。
なお、遠距離でピントを合わせたい場合には、ユーザは、方向画像ALに基づく操作方向(矢印R2(図6A)の方向)にリング操作を行えば、パラメータ変更処理(ステップS106H)が実行されるため、撮影パラメータ(ピント位置及び焦点距離)を遠距離の値に変更することができる。
そして、撮影パラメータの変更に応じてライブビュー画像W100のピント状態も変更されるため、ユーザは、当該ライブビュー画像W100を含むライブビュー画像W201を確認しながら、所望のピント状態となるまで、上記のリング操作を行うこととなる。
なお、ユーザがタッチパネル25上で指をスライドさせるタッチ操作を行いながら画像のピント状態に関する言葉を発した場合には、ステップS106Eにおいて、タッチパネル25が変更用操作入力部として設定される。
この場合には、ユーザは、タッチパネル25上で方向画像ARや方向画像ALに沿って指をスライドさせるタッチ操作を行うことで、パラメータ変更処理(ステップS106H)が実行されるため、撮影パラメータ(ピント位置及び焦点距離)を変更することができる。
すなわち、パラメータ変更部324Bは、変更用操作入力部へのユーザ操作に応じて撮影パラメータを変更するものであり、その他の操作入力部へのユーザ操作では撮影パラメータを変更しない。
〔露出補正モードでのパラメータ変更処理〕
ユーザは、撮影操作を行う前に、ライブビュー画像W100(図5)を確認する。ここで、ユーザは、画像の露出状態を変更したいが、その操作の方法が分からないため、左手でリング操作を行いながら、画像の露出状態に関する言葉(例えば、「明るくしたい」等)を発する場合がある。
このような場合には、特定の音声が入力された(ステップS106D:Yes)ため、レンズ操作部41が変更用操作入力部として設定される(ステップS106E)。また、「露出補正モード」に切り替えられるとともに、図8Bに示すライブビュー画像W202が表示部23に表示される(ステップS106F)。
この後、ユーザは、例えば、画像を明るくしたい場合には、図8Bに示すライブビュー画像W202から、「明るい」の文字が表示された説明画像DR2を見付ける。そして、ユーザは、これまで行っていたリング操作を、説明画像DR2を指す方向画像ARに基づく操作方向(矢印R1(図6A)の方向)に行う。
このリング操作に応じて、パラメータ変更部324Bは、パラメータ変更処理(ステップS106H)において、画像を明るくする値に撮影パラメータ(露出値)を変更する。
なお、画像を暗くしたい場合には、ユーザは、方向画像ALに基づく操作方向(矢印R2(図6A)の方向)にリング操作を行えば、パラメータ変更処理(ステップS106H)が実行されるため、画像を暗くする値に撮影パラメータ(露出値)を変更することができる。
なお、ユーザがタッチパネル25上で指をスライドさせるタッチ操作を行いながら画像の露出状態に関する言葉を発した場合には、ステップS106Eにおいて、タッチパネル25が変更用操作入力部として設定される。
この場合には、ユーザは、タッチパネル25上で方向画像ARや方向画像ALに沿って指をスライドさせるタッチ操作を行うことで、パラメータ変更処理(ステップS106H)が実行されるため、撮影パラメータ(露出値)を変更することができる。
〔ズームモードでのパラメータ変更処理〕
ユーザは、撮影操作を行う前に、ライブビュー画像W100(図5)を確認する。ここで、ユーザは、撮影範囲を変更したいが、その操作の方法が分からないため、左手でリング操作を行いながら、撮影範囲に関する言葉(例えば、「大きくしたい」等)を発する場合がある。
このような場合には、特定の音声が入力された(ステップS106D:Yes)ため、レンズ操作部41が変更用操作入力部として設定される(ステップS106E)。また、「ズームモード」に切り替えられるとともに、図8Cに示すライブビュー画像W203が表示部23に表示される(ステップS106F)。
この後、ユーザは、例えば、被写体Sを大きく撮影したい場合には、図8Cに示すライブビュー画像W203から、「大きい」の文字が表示された説明画像DR3を見付ける。そして、ユーザは、これまで行っていたリング操作を、説明画像DR3を指す方向画像ARに基づく操作方向(矢印R1(図6A)の方向)に行う。
このリング操作に応じて、パラメータ変更部324Bは、パラメータ変更処理(ステップS106H)において、撮影パラメータ(ズーム倍率)を大きい値に変更する。
なお、被写体Sを小さく撮影したい場合には、ユーザは、方向画像ALに基づく操作方向(矢印R2(図6A)の方向)にリング操作を行えば、パラメータ変更処理(ステップS106H)が実行されるため、撮影パラメータ(ズーム倍率)を小さい値に変更することができる。
なお、ユーザがタッチパネル25上で指をスライドさせるタッチ操作を行いながら撮影範囲に関する言葉を発した場合には、ステップS106Eにおいて、タッチパネル25が変更用操作入力部として設定される。
この場合には、ユーザは、タッチパネル25上で方向画像ARや方向画像ALに沿って指をスライドさせるタッチ操作を行うことで、パラメータ変更処理(ステップS106H)が実行されるため、撮影パラメータ(ズーム倍率)を変更することができる。
〔Helpモードでのパラメータ変更処理〕
ユーザは、撮影操作を行う前に、ライブビュー画像W100(図5)を確認する。ここで、ユーザは、画像のピント状態や露出状態、または撮影範囲を変更したいが、その操作の方法が分からないため、左手でリング操作を行いながら、操作方法が不明である旨を示す言葉(例えば、「どうしよう」等)を発する場合がある。
このような場合には、音声対応処理(ステップS106)において、特定の音声が入力された(ステップS106D:Yes)ため、レンズ操作部41が変更用操作入力部として設定される(ステップS106E)。また、「Helpモード」に切り替えられるとともに図9に示すパラメータ選択画面W204が表示部23に表示される(ステップS106F)。
この後、ユーザは、例えば、画像の露出状態を変更したい場合には、図9に示すパラメータ選択画面W204から、「明るさ変えたい」の文字が表示された説明画像D2を見付ける。そして、ユーザは、これまで行っていたリング操作を、現状で選択されている説明画像D1から説明画像D2に向かう方向画像Ar3に基づく操作方向(矢印R2(図6A)の方向)に行う。
上述したように、レンズ操作部41は、変更用操作入力部として設定されている。このため、機能実行部324は、当該リング操作に応じて、説明画像D2を選択し、説明画像D2をハイライト表示させる。
そして、機能実行部324は、説明画像D2が選択されてから一定時間が経過した後、選択された説明画像D2に対応する「露出補正モード」に切り替える。
なお、画像のピント状態または撮影範囲を変更したい場合には、ユーザは、リング操作により説明画像D1または説明画像D3を選択すれば、上述した機能実行部324による処理が実行されるため、「MFモード」または「ズームモード」に切り替えることができる。
ここで、「MFモード」、「露出補正モード」、または「ズームモード」に切り替えられた後のパラメータ変更処理は、上述した「MFモードでのパラメータ変更処理」、「露出補正モードでのパラメータ変更処理」、または「ズームモードでのパラメータ変更処理」と同様である。
なお、ユーザがタッチパネル25上で指をスライドさせるタッチ操作を行いながら操作方法が不明である旨を示す言葉を発した場合には、ステップS106Eにおいて、タッチパネル25が変更用操作入力部として設定される。
この場合には、ユーザは、タッチパネル25上で方向画像Ar1〜Ar3のいずれかに沿って指をスライドさせるタッチ操作を行うことで、上述した機能実行部324による処理が実行されるため、説明画像D1〜D3のいずれかを選択することができる。
すなわち、機能実行部324は、変更用操作入力部へのユーザ操作に応じて説明画像D1〜D3のいずれかを選択するものであり、その他の操作入力部へのユーザ操作では説明画像D1〜D3のいずれかを選択しない。
〔キーボードモードでのパラメータ変更処理〕
ユーザは、撮影操作を行う前に、ライブビュー画像W100(図5)を確認する。ここで、ユーザは、画像のピント状態や露出状態、または撮影範囲を変更したいが、その操作の方法が分からないため、リング操作やタッチ操作を行いながら、メッセージを書き込む旨を示す言葉(例えば、「ツイート」等)を発する場合がある。
このような場合には、特定の音声が入力された(ステップS106D:Yes)ため、タッチパネル25が変更用操作入力部として設定される(ステップS106E)。また、「キーボードモード」に切り替えられるとともに、図10Aに示すキーボード入力画面W205が表示部23に表示される(ステップS106F)。
この後、ユーザは、例えば、画像のピント状態を変更したい場合には、キーボード入力画面W205にて画像のピント状態に関するメッセージ(例えば、「ぼけてる」等)を入力する。
具体的に、ユーザは、「ぼけてる」というメッセージをローマ字(BOKETERU)で入力する場合には、以下のようなタッチ操作を行う。
先ず、ユーザは、タッチ操作によりローマ字入力アイコンA1を選択する。
このタッチ操作に応じて、表示制御部324Aは、図10Bに示すように、キーボード入力画面W205内にローマ字入力用のキーボード入力アイコンKBを表示させる。
次に、ユーザは、「ぼ(BO)」を入力するために、キーボード入力アイコンKB内の「2.ABC」の表示領域を3回、タッチ操作するとともに、「6.MNO」の表示領域を4回、タッチ操作する。
次に、ユーザは、「け(KE)」を入力するために、「5.JKL」の表示領域を3回、タッチ操作するとともに、「3.DEF」の表示領域を3回、タッチ操作する。
次に、ユーザは、「て(TE)」を入力するために、「8.TUV」の表示領域を2回、タッチ操作するとともに、「3.DEF」の表示領域を3回、タッチ操作する。
最後に、ユーザは、「る(RU)」を入力するために、「7.PQRS」の表示領域を4回、タッチ操作するとともに、「8.TUV」の表示領域を3回、タッチ操作する。
以上のタッチ操作に応じて、表示制御部324Aは、メッセージ表示領域Mに「ぼけてる」の文字を表示させる(図10C)。
そして、ユーザは、メッセージ表示領域Mのメッセージを確認し、入力内容が正しいと判断した場合には、タッチ操作により決定アイコンA3を選択する。
このタッチ操作に応じて、機能実行部324は、特定のメッセージ(関連情報RIに含まれる特定の音声に対応したメッセージ)が入力されたか否かを判断する。上記の場合には、「ぼけてる」のメッセージは、特定のメッセージであるため、機能実行部324は、当該特定のメッセージに対応する「MFモード」に切り替える。
なお、ユーザは、画像の露出状態に関するメッセージ(例えば、「明るくしたい」等)、撮影範囲に関するメッセージ(例えば、「大きくしたい」等)、または、操作方法が不明である旨のメッセージ(例えば、「どうしよう」等)を入力すれば、上述した機能実行部324による処理が実行されるため、「露出補正モード」、「ズームモード」、または「Helpモード」に切り替えることができる。
ここで、「MFモード」、「露出補正モード」、「ズームモード」、または「Helpモード」に切り替えられた後のパラメータ変更処理は、上述した「MFモードでのパラメータ変更処理」、「露出補正モードでのパラメータ変更処理」、「ズームモードでのパラメータ変更処理」、または「Helpモードでのパラメータ変更処理」と同様である。
〔初期化モードでのパラメータ変更処理〕
ユーザは、「MFモード」、「露出補正モード」、または「ズームモード」において、撮影パラメータを変更している際に、画像が所望の状態に変更されないため、リング操作やタッチ操作を行いながら、否定的な言葉(例えば、「違う」等)を発する場合がある。
このような場合には、特定の音声が入力された(ステップS106D:Yes)ため、これまで操作されていたレンズ操作部41またはタッチパネル25が変更用操作入力部として設定される(ステップS106E)。また、「初期化モード」に切り替えられる(ステップS106F)。
そして、パラメータ変更部324Bは、ユーザがこれまで行っていたリング操作またはタッチ操作を再度、行った場合に、パラメータ変更処理(ステップS106H)において、「MFモード」、「露出補正モード」、または「ズームモード」で変更された撮影パラメータをデフォルト値に初期化する。この後、機能実行部324は、「MFモード」、「露出補正モード」、または「ズームモード」を終了する。
なお、ユーザが「Helpモード」または「キーボードモード」においてリング操作やタッチ操作を行いながら、否定的な言葉を発した場合で、かつ、これまで行っていたリング操作またはタッチ操作を再度、行った場合も、上記同様である。すなわち、パラメータ変更処理(ステップS106H)により、撮影パラメータがデフォルト値に初期化されるとともに、「Helpモード」または「キーボードモード」が終了する。
以上説明したステップS106F,S106Hは、本発明に係る機能実行ステップに相当する。
以上説明した本実施の形態1に係る撮像装置1によれば、リング操作やタッチ操作に応じて音声処理部22を動作させ、ユーザが発した不満等の言葉(音声)を取得し、当該音声に基づく音声データを生成することができる。また、本実施の形態1に係る撮像装置1によれば、当該音声データを用いてFlashメモリ29に予め記録された関連情報RIに含まれる特定の音声が入力されたか否かを判定し、特定の音声が入力された場合に当該特定の音声に対応する機能(「MFモード」等の各モードで当該モードに応じた撮影パラメータを変更する機能)を実行することができる。
したがって、本実施の形態1に係る撮像装置1によれば、操作に不慣れなユーザの望む機能を容易に実行することができる、という効果を奏する。
また、本実施の形態1では、音声処理部22を動作させるトリガとなる操作入力部として、複数の操作入力部(レンズ操作部41及びタッチパネル25)を採用している。
したがって、本実施の形態1に係る撮像装置1によれば、操作の方法が分からない場合にユーザにより操作される操作入力部を複数、設けたことにより、ユーザが発した言葉をより確実に取得し、ユーザの望む機能をより確実に実行することができる。
さらに、本実施の形態1では、撮像装置1は、レンズ操作部41及びタッチパネル25のうち、当該特定の音声が入力されるトリガとなったユーザ操作を受け付けた操作入力部を特定し、当該特定した操作入力部を変更用操作入力部として設定する。そして、撮像装置1は、「MFモード」、「露出補正モード」、「ズームモード」、「Helpモード」、及び「初期化モード」において、ユーザにより変更用操作入力部が操作された場合に、撮影パラメータを変更する。
したがって、本実施の形態1に係る撮像装置1によれば、ユーザは、撮像装置1をホールディングした左手を持ち替えることなく、撮影パラメータを変更することができる。
さらに、本実施の形態1では、撮像装置1は、「ダメ」及び「どうしよう」等の操作方法が不明である旨を示す音声を入力した場合に、「Helpモード」に切り替えて、パラメータ選択画面W204を表示部23に表示する。
したがって、本実施の形態1に係る撮像装置1によれば、ユーザは、画像の露出状態やピント状態、または撮影範囲に関する用語が分からない場合であっても、操作方法が不明である旨を示す言葉を発することで、パラメータ選択画面W204が表示されるので、画像の露出状態やピント状態、または撮影範囲を変更することができる。
また、本実施の形態1では、撮像装置1は、リング操作またはタッチ操作が行われてから一定時間、音声処理部22を動作させ、ユーザが発する言葉(音声)を取得する。
したがって、本実施の形態1に係る撮像装置1によれば、ユーザが言葉を発している最中にリング操作またはタッチ操作を止めた場合であっても、ユーザが発した言葉を略全て取得することを可能とし、ユーザの望む機能をより確実に実行することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
以下の説明では、上述した実施の形態1と同様の構成及びステップには同一符号を付し、その詳細な説明は省略または簡略化する。
上述した実施の形態1では、音声対応処理(ステップS106)において、動作制御部321は、リング操作またはタッチ操作が行われてから一定時間、音声処理部22を動作させていた。そして、音声判定部322は、上記一定時間で入力された音声に基づき生成された音声データを用いて、特定の音声が入力されたか否かを判定していた。
これに対して、本実施の形態2に係る音声対応処理では、リング操作またはタッチ操作が継続している間だけ、音声処理部22を動作させるものである。そして、本実施の形態2に係る音声対応処理では、リング操作またはタッチ操作が間欠的に複数回、行われた結果、音声処理部22にて生成された複数の音声データを時系列に沿って繋いだ連結音声データを生成し、当該連結音声データを用いて、特定の音声が入力されたか否かを判定するものである。
本実施の形態2に係る撮像装置の構成は、上述した実施の形態1と同様の構成である。
以下では、本実施の形態2に係る音声対応処理(図4に示したステップS106)のみを説明する。
〔音声対応処理〕
図11は、本実施の形態2に係る音声対応処理の概要を示すフローチャートである。
なお、本実施の形態2に係る音声対応処理は、上述した実施の形態1で説明した音声対応処理(図7)に対して、図11に示すように、ステップS106BがステップS106Iに変更されている点、ステップS106J,S106Kが追加されている点が異なるのみである。このため、以下では、上記異なる点のみを説明する。
〔ステップS106I〕
本実施の形態2に係る動作制御部321は、音声処理部22の動作を開始させた(ステップS106A)後、ステップS106Iにおいて、リング操作またはタッチ操作が継続しているか否かを常時、監視する。そして、動作制御部321は、リング操作またはタッチ操作が停止した場合(ステップS106I:No)に、ステップS106Cにおいて、音声処理部22の動作を停止させる。
以上説明したステップS106A,S106I,S106Cは、本発明に係る動作制御ステップに相当する。
〔ステップS106J〕
本実施の形態2に係る音声判定部322は、ステップS106Dにおいて、SDRAM28に記憶された最新の音声データを読み出し、当該音声データを解析する。そして、音声判定部322は、Flashメモリ29に記録された関連情報RIに含まれる特定の音声が当該最新の音声データに含まれるか否か(特定の音声が入力されたか否か)を判定する。
なお、本実施の形態2では、SDRAM28には、音声処理部22にて生成された音声データ(ユーザによる1回のリング操作またはタッチ操作の間に生成された音声データ)が順次、所定の数だけ記憶される。すなわち、音声処理部22にて生成された音声データがSDRAM28に記憶される際には、既に記憶された上記所定の数の音声データのうち、最も時系列的に古い音声データが削除される。
そして、音声判定部322は、特定の音声が最新の音声データに含まれていないと判断した場合(ステップS106D:No)には、ステップS106Jへ移行する。
音声判定部322は、ステップS106Jにおいて、SDRAM28から上記所定の数の音声データを読み出し、当該所定の数の音声データを時系列に沿って繋いだ連結音声データを生成する。この後、撮像装置1は、ステップS106Kへ移行する。
〔ステップS106K〕
音声判定部322は、ステップS106Kにおいて、連結音声データを解析する。そして、音声判定部322は、Flashメモリ29に記録された関連情報RIに含まれる特定の音声が当該連結音声データに含まれるか否か(特定の音声が入力されたか否か)を判定する。
特定の音声が連結音声データに含まれると判断された場合(ステップS106K:Yes)には、撮像装置1は、ステップS106Eへ移行する。
一方、特定の音声が連結音声データに含まれていないと判断された場合(ステップS106K:No)には、撮像装置1は、ステップS106Gへ移行する。
以上説明した本実施の形態2のように連結音声データを用いて特定の音声が入力されたか否かを判定した場合であっても、上述した実施の形態1と同様の効果を享受できる。
(その他の実施の形態)
ここまで、本発明を実施するための形態を説明してきたが、本発明は上述した実施の形態1,2によってのみ限定されるべきものではない。
上述した実施の形態1,2において、ライブビュー画像W201〜W203(図8A〜図8C)、及びパラメータ選択画面W204(図9)に、操作特定部323にて設定された変更用操作入力部の操作を促すメッセージを表示させても構わない。
例えば、当該メッセージとしては、変更用操作入力部がレンズ操作部41である場合には「リング操作を行ってください。」、変更用操作入力部がタッチパネル25である場合には「タッチ操作を行ってください。」のメッセージを例示することができる。
上述した実施の形態1,2において、図3に示す関連情報RIは、一例であり、その他の音声と図3に示す関連情報RIに含まれるモードとを関連付けた情報としてもよく、あるいは、その他の音声とその他のモードとを関連付けた情報としても構わない。
上述した実施の形態1,2において、機能実行部324が切り替えるモードは、上述した実施の形態1,2で説明したモードに限られず、例えば、その他の撮影パラメータであるISO感度やホワイトバランス等を変更するためのモードを採用しても構わない。
上述した実施の形態1,2では、本発明に係る操作入力部として、レンズ操作部41及びタッチパネル25を採用していたが、これに限られず、例えば、入力部20に含まれる機械的なスイッチを本発明に係る操作入力部として採用しても構わない。
上述した実施の形態1,2において、例えば、本体部2とレンズ部3とを一体的に形成しても構わない。
また、本発明は、デジタル一眼レフカメラ以外にも、例えばアクセサリ等を装着可能なデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ及び携帯電話やタブレット型携帯機器等の電子機器にも適用することができる。さらに、つぶやくなど声を発しながら(ツイートしながら)操作入力部を手で操作できるモバイル機器に有効利用できるのはもちろんのこと、モバイル機器に限られず、ユーザが自然に声を出して操作可能な車載、医療、産業用機器にも搭載することが可能であることは言うまでもない。このような場合は、モバイル機器に限られない。また、リング操作以外にレバー操作、スライドスイッチ操作、回転ダイヤル操作、タッチパネル操作等も、それらを動かしながら、あるいは操作しながらつぶやいた状況から、ユーザに対する補助が行われるようにしてもよい。さらに、操作入力部が特有の操作音を発する場合、これを音声ノイズとしてキャンセルし、キーワードを抽出する等、音声解析をすることは言うまでもない。
また、処理フローは、上述した実施の形態1,2で説明したフローチャートにおける処理の順序に限られず、矛盾のない範囲で変更しても構わない。
さらに、本明細書においてフローチャートを用いて説明した処理のアルゴリズムは、プログラムとして記述することが可能である。このようなプログラムは、コンピュータ内部の記録部に記録してもよいし、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録してもよい。プログラムの記録部または記録媒体への記録は、コンピュータまたは記録媒体を製品として出荷する際に行ってもよいし、通信ネットワークを介したダウンロードにより行ってもよい。
1 撮像装置
2 本体部
3 レンズ部
10 シャッタ
11 シャッタ駆動部
12 撮像素子
13 撮像素子駆動部
14 信号処理部
15 A/D変換部
16 画像処理部
17 AE処理部
18 AF処理部
19 画像圧縮展開部
20 入力部
21 音声入力部
22 音声処理部
23 表示部
24 表示駆動部
25 タッチパネル
26 記録媒体
27 メモリI/F
28 SDRAM
29 Flashメモリ
30 本体通信部
31 バス
32 制御部
33 光学系
34 ズームレンズ駆動部
35 ズームレンズ位置検出部
36 フォーカスレンズ駆動部
37 フォーカスレンズ位置検出部
38 絞り
39 絞り駆動部
40 絞り値検出部
41 レンズ操作部
42 レンズ記録部
43 レンズ通信部
44 レンズ制御部
201 電源スイッチ
202 レリーズスイッチ
203 モード切替スイッチ
204 操作スイッチ
205 メニュースイッチ
206 再生スイッチ
207 動画スイッチ
321 動作制御部
322 音声判定部
323 操作特定部
324 機能実行部
324A 表示制御部
324B パラメータ変更部
331 ズームレンズ
332 フォーカスレンズ
A1 ローマ字入力アイコン
A2 かな入力アイコン
A3 決定アイコン
DR1〜DR3,DL1〜DL3,D1〜D3 説明画像
KB キーボード入力アイコン
M メッセージ表示領域
RI 関連情報
R1,R2 矢印
S 被写体
TL1〜TL4 タイトル画像
AR,AL,Ar1〜Ar3 方向画像
W100,W101,W201〜W203 ライブビュー画像
W204 パラメータ選択画面
W205 キーボード入力画面

Claims (12)

  1. ユーザ操作を受け付ける操作入力部と、
    入力した音声に基づいて、音声データを生成する音声データ生成部と、
    前記ユーザ操作に応じて前記音声データ生成部を動作させ、前記音声データ生成部に音声データを生成させる動作制御部と、
    特定の音声及び特定の機能が関連付けられた関連情報を記録する関連情報記録部と、
    前記音声データ生成部にて生成された音声データを解析し、前記関連情報に含まれる前記特定の音声が入力されたか否かを判定する音声判定部と、
    前記音声判定部にて前記特定の音声が入力されたと判定された場合に、前記関連情報に基づいて、入力された前記特定の音声に関連付けられた機能を実行する機能実行部とを備える
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記操作入力部は、複数設けられ、
    前記音声判定部にて前記特定の音声が入力されたと判定された場合に、前記複数の操作入力部のうち、前記特定の音声が入力されるトリガとなった前記ユーザ操作を受け付けた操作入力部を特定する操作特定部を備え、
    前記機能実行部は、
    当該電子機器の動作を設定するためのパラメータを変更するパラメータ変更部を備え、
    前記パラメータ変更部は、
    前記操作特定部にて特定された前記操作入力部へのユーザ操作に応じて前記パラメータを変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 被写体像の画像データを生成する撮像部を備え、
    前記パラメータは、
    前記撮像部による撮像条件に関する撮影パラメータである
    ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 画面を表示する表示部を備え、
    前記機能実行部は、
    前記パラメータの変更を促すパラメータ変更画面を前記表示部に表示させる表示制御部を備える
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記パラメータは、複数種類設けられ、
    前記表示制御部は、
    複数種類の前記パラメータのうち、変更対象とするパラメータの選択を促すパラメータ選択画面を前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 被写体像の画像データを生成する撮像部と、
    被写体像を結像する光学系を収容するレンズ部とを備え、
    前記操作入力部は、
    前記レンズ部に設けられ、前記光学系の光軸を中心として回転操作可能とするリング操作部材を備える
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の電子機器。
  7. 画面を表示する表示部を備え、
    前記操作入力部は、
    前記表示部の表示画面上に設けられ、外部からの物体のタッチを検出し、検出したタッチに応じた信号を出力するタッチパネルを備える
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の電子機器。
  8. 前記動作制御部は、
    前記ユーザ操作が行われた後、一定期間、前記音声データ生成部を動作させる
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の電子機器。
  9. 前記動作制御部は、
    前記ユーザ操作が行われている間に前記音声データ生成部を動作させ、
    前記音声判定部は、
    前記音声データ生成部にて生成された複数の音声データを時系列に沿って繋いだ連結音声データを生成し、前記連結音声データを解析して前記特定の音声が入力されたか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の電子機器。
  10. 操作入力部へのユーザ操作に応じて音声データ生成部を動作させ、前記音声データ生成部に音声データを生成させる動作制御ステップと、
    前記音声データ生成部にて生成された音声データを解析し、特定の音声及び特定の機能が関連付けられた関連情報に含まれる前記特定の音声が入力されたか否かを判定する音声判定ステップと、
    前記特定の音声が入力されたと判定した場合に、前記関連情報に基づいて、入力された前記特定の音声に関連付けられた機能を実行する機能実行ステップとを含む
    ことを特徴とする電子機器の制御方法。
  11. 特定の操作入力部へのユーザ操作を判定する操作判定ステップと、
    前記操作判定ステップで前記特定の操作入力部へのユーザ操作を判定した際に、音声データ生成部を動作させ、前記音声データ生成部に音声データを生成させる動作制御ステップと、
    前記音声データ生成部にて生成された音声データを解析し、前記音声データに特定キーワードが含まれるか否かを判定する音声判定ステップと、
    前記特定キーワードが含まれると判定した場合に、前記特定キーワードに関連付けられた機能を前記操作入力部で操作可能とする機能実行ステップとを含む
    ことを特徴とする電子機器の制御方法。
  12. 請求項10または請求項11に記載の電子機器の制御方法を前記電子機器に実行させる
    ことを特徴とする電子機器の制御プログラム。
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