JP2015011554A - データ収集装置及びデータ収集プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】宇宙等の過酷な環境下において種々のデータを欠落なく送信する。
【解決手段】データ制御部10は、第1メモリ21の電源をオンし、取得したデータを第1メモリ21に転送する。データ制御部10は、第1メモリ21に転送されたデータのデータ量が第1メモリ21に記憶可能なデータ量に達したときに、第2メモリ22の電源をオンすると共に、取得したデータを転送するメモリを第1メモリ21から第2メモリ22に変更する。そして、データ制御部10は、第1演算処理部31に第1メモリ21に記憶されたデータの圧縮処理を実行させる。さらに、データ制御部10は、第1メモリ21のデータの圧縮処理が終了したときに、第1演算処理部31の電源をオフし且つ第2演算処理部32の電源をオンすると共に、第2演算処理部に第1メモリに記憶される圧縮されたデータを送信する送信処理を実行させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、データ収集装置及びデータ収集プログラムに関する。
バスイッチを使用して、複数のMPUと複数のメモリとの間の接続を制御する技術が知られている。例えば、n個のプロセッサと、m個のメモリと、スイッチマトリックスとを備えるマルチプロセッサシステムが知られている。n個のプロセッサは、メモリソースから供給される命令セットにより各々動作して1つ又は2つ以上のアドレス指定メモリに対するデータの入出移動に依拠する多数の異なるプロセスを制御可能である。m個のメモリは、各々一意のアドレス指定可能空間を有する。スイッチマトリックスは、n個のプロセッサ及びm個のメモリに接続される。
特開平3−211656号公報
しかしながら、宇宙等の過酷な環境下において種々のデータを収集するデータ収集装置において、データを収集し、且つ収集したデータを送信するためのデータ収集・送信技術は知られていない。
1つの側面では、本発明は、種々のデータを収集するデータ収集装置において、データを収集し、且つ収集したデータを送信することを目的とする。
1つの実施形態では、データ収集装置は、第1メモリと、第2メモリと、第1演算処理部と、第2演算処理部と、データ制御部とを有する。第1演算処理部は、第1メモリ及び第2メモリに記憶されたデータを圧縮する圧縮処理を実行する。第2演算処理部は、第1メモリ及び第2メモリの圧縮されたデータを送信する送信処理を実行する。データ制御部は、取得したデータを第1メモリ及び第2メモリに転送すると共に、第1メモリ、第2メモリ、第1演算処理部及び第2演算処理部の電源を個別にオンオフする。さらに、データ制御部は、第1メモリに転送されたデータのデータ量が第1メモリに記憶可能なデータ量に達したときに、第2メモリ及び第1演算処理部の電源をオンし、取得したデータを転送するメモリを第1メモリから第2メモリに変更する。そして、データ制御部は、第1演算処理部に第1メモリに記憶されたデータの圧縮処理を実行させる。さらに、データ制御部は、第1メモリのデータの圧縮処理が終了したときに、第1演算処理部の電源をオフし且つ第2演算処理部の電源をオンすると共に、第2演算処理部に第1メモリに記憶される圧縮されたデータを送信する送信処理を実行させる。
種々のデータを収集するデータ収集装置において、データを収集し、且つ収集したデータを送信することができる。
従来のデータ収集装置の一例の回路ブロック図である。 従来のデータ収集装置の他の例の回路ブロック図である。 データ収集装置の一例の回路ブロック図である。 図3に示すデータ収集装置の機能ブロック図である。 データ収集装置の処理の一例のフローチャートである。 データ収集装置の処理の一例における回路動作状態を示す図(1)。 データ収集装置の処理の一例における回路動作状態を示す図(2)。 データ収集装置の処理の一例における回路動作状態を示す図(3)。 データ収集装置の処理の一例における回路動作状態を示す図(4)。 データ収集装置の処理の一例における回路動作状態を示す図(5)。 データ収集装置の処理の一例における回路動作状態を示す図(6)。 データ収集装置の処理の一例における回路動作状態を示す図(7)。 データ収集装置の処理の一例における回路動作状態を示す図(8)。 データ収集装置の処理の一例における回路動作状態を示す図(9)。 データ収集装置の処理の一例における回路動作状態を示す図(10)。 データ収集装置の処理の他の例における回路動作状態を示す図(1)。 データ収集装置の処理の他の例における回路動作状態を示す図(2)。 データ収集装置の処理の他の例における回路動作状態を示す図(3)。 データ収集装置の処理の他の例における回路動作状態を示す図(4)。 データ収集装置の処理の他の例における回路動作状態を示す図(5)。 データ収集装置の処理の更に他の例における回路動作状態を示す図(1)。 データ収集装置の処理の更に他の例における回路動作状態を示す図(2)。 データ収集装置が搭載されるプリント基板の一例を示す図である。 図23に示すプリント基板の部分斜視図である。
以下図面を参照して、本発明に係るデータ収集装置及びデータ収集プログラムについて説明する。但し、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明との均等物に及ぶ点に留意されたい。
宇宙、海底又は地中等の極限環境にデータ収集装置を配置し、配置されたデータ収集装置で収集されたデータを別の装置に送信して集計することによりビックデータ化することが考えられる。人工衛星等が存在する宇宙のような極限環境は、搭載されたデータ収集装置に不具合が発生したとしても、現地に赴いてデータ収集装置を修理することは容易ではない。且つ、電子機器であるデータ収集装置自体にとって、温度や湿度、圧力を含め周囲の環境が地上とは大きく異なる困難な環境である。例えば、人工衛星に搭載されたデータ収集装置は、宇宙放射線の影響を受けるため、地上に配置されるデータ収集装置よりも故障する可能性が高くなる。また、人工衛星、航空機又潜水艇などに搭載されるデータ収集装置では、収集したデータを別の装置、例えば地上に設置されている集計用のサーバ装置に送信するための通信回路の通信速度を大きくすることが容易ではない。
図1は従来のデータ収集装置の回路ブロック図である。
データ収集装置100は、複数のデータ収集部110を有する。複数のデータ収集装置110はそれぞれ、単数又は複数のセンサから送信されたデータを受信するインタフェース回路111と、受信したデータを処理する演算処理部112と、演算処理部112が処理したデータを記憶するメモリ113とを有する。同一の構成を有する複数のデータ収集部110はバックアップ用のデータ収集部として使用される。すなわち、データ収集装置100は、使用しているデータ収集部110が故障した場合に他のデータ収集部110を使用することによりデータ収集を継続できる。
しかしながら、データ収集装置100を極限環境で使用する場合、種々の問題が生じる可能性がある。まず、複数のデータ収集部110を搭載すると、データ収集装置100の重量及び配置スペースが増加すると共に、データ収集装置100を駆動する電池が大型化するおそれがある。
また、データ収集装置100は、データレートが可変であるデータを収集するために最適な構成にすることは容易ではない。センサから送信されるデータは、連続して送信される場合がある一方で、センサから全くデータが送信されない場合もある。というのは、センサにより検出される事象の発生頻度が、一定ではない場合が十分に考えられるからである。しかしながら、データ収集部110は送信されるデータ量に応じて、データ処理速度を変更することは容易ではなく、複数のデータ収集部110はそれぞれ、連続して送信されるデータを受信できるような回路構成で実装される場合が多い。データ収集部110が連続して送信されるデータを受信できるような回路構成で実装されると、データ収集部110は、回路規模が大きくなると共に動作周波数が高くなり、データ収集装置100を駆動する電池が更に大型化するおそれがある。
また、データ収集装置100では、メモリ113に書き込まれたデータを読み出す前に、メモリ113の全てのメモリセルにデータが書き込まれると、センサから送信されたデータを書き込めなくおそれがある。特に、センサからデータが不規則な周期で送信される場合、メモリ113の全てのメモリセルにデータが書き込まれて、センサから送信されたデータを書き込めなくなるタイミングを予測することは容易ではない。メモリ113の全てのメモリセルにデータが書き込まれる前に、メモリ113に書き込まれたデータを外部装置に送信するために、外部装置にデータを送信する頻度を高くすると、演算処理部112がデータ送信処理をする時間が増加する。演算処理部112がデータ送信処理をする時間が増加すると、演算処理部112がデータ送信処理のためビジー状態となり、センサから送信されたデータが受信されない状態になる時間が増加する。
このように、同一の構成を有する複数のデータ収集部110を有するデータ収集装置100を使用して、極限環境において種々のデータを収集する場合、センサから送信されたデータを欠落なく送信することは容易ではない。
また、送信可能なデータ量が小さい通信回線に接続されるデータ収集装置では、センサから取得されたデータを解析、圧縮して、圧縮されたデータを送信することが考えられる。例えば、ある期間に取得されたデータが全て同一の値である場合、データが同一値である期間と単一のデータとを関連付けて記憶することにより、データを圧縮することができる。取得したデータを解析、圧縮するために演算処理装置を複数搭載するマルチプロセッサ方式を採用することが考えられる。
図2は、マルチプロセッサ方式が採用される従来のデータ収集装置の回路ブロック図である。
データ収集装置200は、第1メモリ221と、第2メモリ222と、第1演算処理部231と、第2演算処理部232と、デュアルポートメモリである共有バッファ233とを有する。第1メモリ221は第1演算処理部231に接続され、第2メモリ222は第2演算処理部232に接続される。第1メモリ221に記憶されるデータを第2演算処理部232が使用するとき、第1演算処理部231が第1メモリ221に記憶されるデータを共有バッファ233に記憶し、共有バッファ233に記憶されたデータ第2演算処理部232が使用する。
しかしながら、第1メモリ221に記憶されるデータを第2演算処理部232が使用するとき又は第2メモリ222に記憶されるデータを第1演算処理部231が使用するとき、共有バッファ233にデータを記憶するため処理が煩雑になる。また、使用するデータ量が大きい場合、第1メモリ221又は第2メモリ222に記憶されるデータを共有バッファ233に記憶する処理の処理時間が長くなる。また、第1演算処理部231及び第2演算処理部232はそれぞれ、共有バッファ233に記憶されるデータを処理する時間が増加すると、センサから送信されたデータを記憶する処理及び記憶されたデータを送信する処理に影響を与えるおそれがある。また、第1メモリ221及び第2メモリ222並びに第1演算処理部231及び第2演算処理部232の電源は常時オンされているため、データ収集装置200の消費電力は大きくなる。
そこで、バックアップ用に搭載されるメモリ及び演算処理部をデータ送信処理に使用し且つデータ送信処理に使用されないメモリ及び演算処理部の電源をオフする構成を採用することによって、データ送信処理の高速化及び低電力化が実現されると発明者は考えた。
図3は、実施形態に係るデータ収集装置の回路ブロック図である。
データ収集装置1は、データ制御部10と、第1メモリ21と、第2メモリ22と、第3メモリ23と、第1演算処理部31と、第2演算処理部32とを有する。
データ制御部10は、単数又は複数のセンサから送信されるデータを有線または無線通信を介して受信し、受信したデータを第1メモリ21、第2メモリ22又は第3メモリ23の何れかに記憶する。また、データ制御部10は、第1メモリ21、第2メモリ22及び第3メモリ23に記憶されたデータを圧縮し、不図示の送信装置から例えば無線通信網を介して別の装置へ向けて送信するように第1演算処理部31及び第2演算処理部32を制御する。また、データ制御部10は、第1メモリ21、第2メモリ22及び第3メモリ23並びに第1演算処理部31及び第2演算処理部32の電源を個別にオンオフする。
第1メモリ21、第2メモリ22及び第3メモリ23はそれぞれ、複数のメモリセルが配置されるメモリセル領域を有する記憶装置を有する。
第1メモリ21、第2メモリ22及び第3メモリ23は交互に使用するように制御されることが好ましい場合がある。例えば、データ収集装置1が人工衛星に搭載される場合、宇宙放射線から受ける影響を最小限に抑えるため、バックアップとして搭載される素子も動作させることが好ましいためである。
第1演算処理部31は、第1メモリ21、第2メモリ22及び第3メモリ23に記憶されたデータを解析し、圧縮する圧縮処理を実行する演算処理装置である。第1演算処理部31は、データ制御部10から受信する圧縮指示信号に基づいて、第1メモリ21、第2メモリ22及び第3メモリ23に記憶されるデータを圧縮する圧縮処理を開始する。第1演算処理部31は、圧縮処理を終了すると、圧縮処理終了信号をデータ制御部10に送信する。第1演算処理部31は、第2演算処理部32が故障した場合、第1メモリ21、第2メモリ22及び第3メモリ23に記憶されたデータを送信する送信処理を実行する演算処理装置として機能する。
第2演算処理部32は、第1演算処理部31が圧縮したデータを不図示の送信装置に送信する送信処理を実行する演算処理装置である。第2演算処理部32は、データ制御部10から受信する送信指示信号に基づいて、圧縮されたデータの送信処理を開始する。第2演算処理部32は、送信処理を終了すると、送信処理終了信号をデータ制御部10に送信する。第2演算処理部32は、第1演算処理部31が故障した場合、第1メモリ21、第2メモリ22及び第3メモリ23に記憶されたデータを圧縮することなしに送信する。
図4は、データ収集装置1の機能ブロック図である。
データ制御部10は、シリアル/パラレル変換部11と、DMAバッファ部12とを有する。データ制御部10は、第1メモリインタフェース部131と、第2メモリインタフェース部132と、第3メモリインタフェース部133とを更に有する。データ制御部10は、第1MPUバススイッチ部141と、第2MPUバススイッチ部142と、DMAバススイッチ部143とを更に有する。データ制御部10は、第1MPUインタフェース部151と、第2MPUインタフェース部152と、構成制御部16とを更に有する。
シリアル/パラレル変換部11は、I2Cバスなどのシリアルデータとしてセンサから送信されるデータを、1バイト又は1ワードのパラレルデータに変換して、DMAバッファ部12に送信する。一例では、シリアル/パラレル変換部11は、パラレルデータに変換したデータを8ビットずつDMAバッファ部12に送信する。
DMAバッファ部12は、メモリバス幅分のデータがシリアル/パラレル変換部11から送信されると、構成制御部16により接続された第1メモリ21、第2メモリ22又は第3メモリ23の何れかに書き込むDMA転送を実行する。DMAバッファ部12は、DMAバス幅毎にデータをDMA転送を実行する。DMAバス幅が32ビットであり、シリアル/パラレル変換部11からパラレルデータに変換したデータが8ビットずつ受信する場合、DMAバッファ部12は、シリアル/パラレル変換部11から4回データを受信する毎にDMA転送を実行する。
また、DMAバッファ部12は、アドレスカウンタ121と、拡張レジスタ122とを有する。アドレスカウンタ121は、DMA転送を実行する毎にインクリメントされる。アドレスカウンタ121がメモリフルを示すアドレスまでインクリメントされると、DMAバッファ部12は、構成制御部16に割込み信号を送信する。すなわち、DMAバッファ部12は、メモリにDMA転送されたデータのデータ量がメモリに記憶可能なデータ量に達したときに、割込み信号を送信する。DMAバッファ部12は、割込み信号を送信した後は、構成制御部16が設定を変更したメモリに対してDMA転送を実行する。
拡張レジスタ122は、第1メモリ21、第2メモリ22及び第3メモリ23の何れか2つ又は全てを単一のメモリとして機能させるときに、メモリフルを示すアドレスを拡張するために使用されるレジスタである。
DMAバッファ部12は、第1演算処理部31又は第2演算処理部32から送信処理終了信号を受信すると、アドレスカウンタ121をクリアする。
第1メモリインタフェース部131は、第1メモリECC部131Eを有し、構成制御部16から送信される信号に基づいて、第1メモリ21との間でデータを送受信すると共に、第1メモリ21が正常に動作可能であるか否かを判定する。
第1メモリインタフェース部131は、第1メモリECC部131Eに記憶されるアルゴリズムに基づいて、第1メモリ21へのアクセスを開始する毎に第1メモリ21に記憶されるデータのエラーをECC(Error Check and Correct)によって検出する。第1メモリインタフェース部131は、ECCによって2ビットエラー、オール1又はオール0などのエラーが検出されたとき、構成制御部16に第1メモリ故障信号を送信する。
第2メモリインタフェース部132及び第3メモリインタフェース部133はそれぞれ、第1メモリインタフェース部131と同一の機能を有する。第2メモリインタフェース部132は、第2メモリ22との間でデータを送受信すると共に、第2メモリ22が正常に動作可能であるか否かを判定する。第2メモリインタフェース部132は、ECCによって2ビットエラー、オール1又はオール0などのエラーが検出されたとき、構成制御部16に第2メモリ故障信号を送信する。第3メモリインタフェース部133は、第3メモリ23との間でデータを送受信すると共に、第3メモリ23が正常に動作可能であるか否かを判定する。第3メモリインタフェース部133は、ECCによって2ビットエラー、オール1又はオール0などのエラーが検出されたとき、構成制御部16に第3メモリ故障信号を送信する。
第1MPUバススイッチ部141は、構成制御部16から受信する指示信号に基づいて、第1メモリ21、第2メモリ22又は第3メモリ23の何れか1つと、第1演算処理部31との間を接続し又は切断する。
第1MPUバススイッチ部141は、構成制御部16から第1メモリ接続指示信号を受信すると、第1メモリインタフェース部131との間を接続する。第1MPUバススイッチ部141は、構成制御部16から第1メモリ切断指示信号を受信すると、第1メモリインタフェース部131との間を切断する。第1MPUバススイッチ部141と第1メモリインタフェース部131との間が接続されることにより、第1メモリ21と第1演算処理部31との間が接続される。
第1MPUバススイッチ部141は、構成制御部16から第2メモリ接続指示信号を受信すると、第2メモリインタフェース部132との間を接続する。第1MPUバススイッチ部141は、構成制御部16から第2メモリ切断指示信号を受信すると、第2メモリインタフェース部132との間を切断する。第1MPUバススイッチ部141と第2メモリインタフェース部132との間が接続されることにより、第2メモリ22と第1演算処理部31との間が接続される。
第1MPUバススイッチ部141は、構成制御部16から第3メモリ接続指示信号を受信すると、第3メモリインタフェース部133の間を接続する。第1MPUバススイッチ部141は、構成制御部16から第3メモリ切断指示信号を受信すると、第3メモリインタフェース部133との間を切断する。第1MPUバススイッチ部141と第3メモリインタフェース部133との間が接続されることにより、第3メモリ23と第1演算処理部31との間が接続される。
第2MPUバススイッチ部142及びDMAバススイッチ部143はそれぞれ、第1MPUバススイッチ部141と同一の機能を有する。第2MPUバススイッチ部142は、第1メモリ21、第2メモリ22及び第3メモリ23と第2演算処理部32との間を接続し、又は切断する。DMAバススイッチ部143は、第1メモリ21、第2メモリ22及び第3メモリ23とDMAバッファ部12との間を接続し、又は切断する。
第1MPUインタフェース部151は、第1MPUWDT部151Wを有する。第1MPUインタフェース部151は、構成制御部16から送信される信号に基づいて、第1演算処理部31との間でデータを送受信すると共に、第1演算処理部31が正常に動作可能であるか否かを判定する。
第1MPUインタフェース部151は、第1MPUWDT部151Wに配置されるウォッチドックタイマを使用して、所定の周期で第1演算処理部31が正常に動作しているか否かを判定する。第1MPUインタフェース部151は、所定の周期毎に第1MPUWDT部151Wに配置されるウォッチドックタイマをリセットする指示を第1演算処理部31に送信する。第1演算処理部31の電源がオンしており且つ第1MPUWDT部151Wに配置されるウォッチドックタイマがリセットされない場合、第1MPUインタフェース部151は、第1演算処理部31が故障していると判定する。第1MPUインタフェース部151は、第1演算処理部31が故障していると判定したとき、構成制御部16に第1演算処理部故障信号を送信する。
第2MPUインタフェース部152は、第1MPUインタフェース部151と同一の機能を有する。第2MPUインタフェース部152は、第2演算処理部32との間でデータを送受信すると共に、第2演算処理部32が正常に動作可能であるか否かを判定する。第2MPUインタフェース部152は、第2演算処理部32が故障していると判定したとき、構成制御部16に第2演算処理部故障信号を送信する。
構成制御部16は、メモリ故障判定部161と、DMAバス設定部162と、MUP故障判定部163とを有する。構成制御部16は、圧縮処理設定部164と、圧縮バス設定部165と、送信処理設定部166と、送信バス設定部167とを更に有する。構成制御部16は、メモリ電源制御部168と、MPU電源制御部169とを更に有する。構成制御部16は、メモリ故障レジスタ171と、DMAバスレジスタ172と、MUP故障レジスタ173とを更に有する。構成制御部16は、圧縮処理レジスタ174と、圧縮バスレジスタ175と、送信処理レジスタ176と、送信バスレジスタ177とを更に有する。構成制御部16は、メモリ電源レジスタ178と、MPU電源レジスタ179とを更に有する。
メモリ故障判定部161は、第1メモリ21、第2メモリ22又は第3メモリ23の何れかの電源がオンされたことを検知すると、対応するメモリインタフェース部に電源オンしたメモリが動作可能であるか否かを判定させる。メモリ故障判定部161は、第1メモリインタフェース部131から第1メモリ故障信号を受信したとき、メモリ故障レジスタ171に第1メモリ21が故障したことを記憶する。メモリ故障判定部161は、第2メモリインタフェース部132から第2メモリ故障信号を受信したとき、メモリ故障レジスタ171に第2メモリ22が故障したことを記憶する。メモリ故障判定部161は、第3メモリインタフェース部133から第3メモリ故障信号を受信したとき、メモリ故障レジスタ171に第3メモリ23が故障したことを記憶する。
DMAバス設定部162は、DMA転送が実行されるメモリを選択する。DMAバス設定部162は、単一のメモリにのみDMA転送を実行するときには、第1メモリ21、第2メモリ22及び第3メモリ23の順にDMA転送を実行するメモリに選択し、DMAバスレジスタ172に記憶する。DMAバス設定部162は、第1メモリ21へのDMA転送が終了して、DMAバス設定部162から割込み信号を受信すると、DMA転送が実行されるメモリとして第2メモリ22を選択する。DMAバス設定部162は、第2メモリ22へのDMA転送が終了して、DMAバッファ部12から割込み信号を受信すると、DMA転送が実行されるメモリとして第3メモリ23を選択する。DMAバス設定部162は、第3メモリ23へのDMA転送が終了して、DMAバッファ部12から割込み信号を受信すると、DMA転送が実行されるメモリとして第1メモリ21を選択する。
DMAバス設定部162は、第1メモリ21、第2メモリ22又は第3メモリ23の何れかが故障しているとき、故障しているメモリを飛ばしてDMA転送が実行されるメモリを選択する。例えば、第3メモリ23が故障しているとき、構成制御部16は、第1メモリ21と第2メモリ22とを交互にDMA転送が実行されるメモリとして選択する。
MPU故障判定部163は、第1MPUインタフェース部151及び第2MPUインタフェース部152に所定の周期毎にMPU故障判定指示信号を送信し、第1演算処理部31及び第2演算処理部32が故障したか否かを判定させる。MPU故障判定部163は、第1MPUインタフェース部151から第1演算処理部故障信号を受信したとき、MUP故障レジスタ173に第1演算処理部31が故障したことを記憶する。MPU故障判定部163は、第2MPUインタフェース部152から第2演算処理部故障信号を受信したとき、MUP故障レジスタ173に第2演算処理部32が故障したことを記憶する。
MPU故障判定部163は、第1演算処理部31又は第2演算処理部32が故障したと判定されたとき、圧縮処理を実行することなく、送信処理を実行するように、圧縮処理設定部164、圧縮バス設定部165の処理を停止させる。また、MPU故障判定部163は、第1演算処理部31又は第2演算処理部32が故障したと判定されたとき、DMA転送されたデータを圧縮することなく送信するように、送信処理設定部166及び送信バス設定部167の制御を変更する。
圧縮処理設定部164は、DMAバッファ部12から割込み信号を受信すると、送信処理が実行されるメモリを設定する。圧縮処理設定部164は直前にDMA転送が終了したメモリを圧縮処理が実行されるメモリとしてとして選択する。圧縮処理設定部164は、第1メモリ21へのDMA転送が直前に終了した場合、圧縮処理が実行されるメモリとして第1メモリ21を選択し、圧縮処理レジスタ174に記憶する。圧縮処理設定部164は、第2メモリ22へのDMA転送が直前に終了した場合、圧縮処理が実行されるメモリとして第2メモリ22を選択し、圧縮処理レジスタ174に記憶する。圧縮処理設定部164は、第3メモリ23へのDMA転送が直前に終了した場合、圧縮処理が実行されるメモリとして第3メモリ23を選択し、圧縮処理レジスタ174に記憶する。圧縮処理設定部164は、第1演算処理部31に圧縮指示信号を送信する。
圧縮処理設定部164は、第1演算処理部31又は第2演算処理部32から圧縮処理終了信号を受信すると、圧縮処理レジスタ174をクリアする。
圧縮バス設定部165は、圧縮処理レジスタ174に記憶される設定に基づいて、第1メモリ21、第2メモリ22及び第3メモリ23と、第1演算処理部31との間の接続を設定する。
圧縮バス設定部165は、第1メモリ21を選択するように圧縮処理レジスタ174が設定される場合、第1MPUバススイッチ部141に第1メモリ接続指示信号を送信する。圧縮バス設定部165は、第2メモリ22を選択するように圧縮処理レジスタ174が設定される場合、第1MPUバススイッチ部141に第2メモリ接続指示信号を送信する。圧縮バス設定部165は、第3メモリ23を選択するように圧縮処理レジスタ174が設定される場合、第1MPUバススイッチ部141に第3メモリ接続指示信号を送信する。
送信処理設定部166は、送信処理設定部166は、第1演算処理部31から圧縮処理終了信号を受信すると、送信処理が実行されるメモリを設定する。圧縮処理設定部164は直前に圧縮処理が終了したメモリを送信処理が実行されるメモリとしてとして選択する。送信処理設定部166は、第1メモリ21に記憶されるデータの圧縮処理が直前に終了した場合、送信処理が実行されるメモリとして第1メモリ21を送信処理レジスタ176に記憶する。送信処理設定部166は、第2メモリ22に記憶されるデータの圧縮処理が直前に終了した場合、送信処理が実行されるメモリとして第2メモリ22を送信処理レジスタ176に記憶する。送信処理設定部166は、第3メモリ23に記憶されるデータの圧縮処理が直前に終了した場合、送信処理が実行されるメモリとして第3メモリ23を送信処理レジスタ176に記憶する。送信処理設定部166は、第2演算処理部32に送信指示信号を送信する。
送信処理設定部166は、第1演算処理部31又は第2演算処理部32から送信処理終了信号を受信すると、送信処理レジスタ176をクリアする。
送信バス設定部167は、送信処理レジスタ176に記憶される設定に基づいて、第1メモリ21、第2メモリ22及び第3メモリ23と、第2演算処理部32との間の接続を設定する。
送信バス設定部167は、第1メモリ21を選択するように送信処理レジスタ176が設定される場合、第2MPUバススイッチ部142に第1メモリ接続指示信号を送信する。送信バス設定部167は、第2メモリ22を選択するように送信処理レジスタ176が設定される場合、第2MPUバススイッチ部142に第2メモリ接続指示信号を送信する。送信バス設定部167は、第3メモリ23を選択するように送信処理レジスタ176が設定される場合、第2MPUバススイッチ部142に第3メモリ接続指示信号を送信する。
メモリ電源制御部168は、DMAバスレジスタ172及び送信処理レジスタ176の設定に基づいて、DMA転送及び送信処理が実行されていないメモリの電源をオフする。メモリ電源制御部168は、第1メモリ21、第2メモリ22及び第3メモリ23それぞれの電源状態をメモリ電源レジスタ178に記憶する。
MPU電源制御部169は、送信処理レジスタ176の設定に基づいて、圧縮処理又は送信処理が実行されていない演算処理部の電源をオフする。MPU電源制御部169は、第1演算処理部31及び第2演算処理部32それぞれの電源状態をMPU電源レジスタ179に記憶する。
データ制御部10、第1演算処理部31及び第2演算処理部32が実行する処理のプログラムは、コンピュータプログラム記憶部80に記憶される。コンピュータプログラム記憶部80として、CD−ROM、DVDディスク及びUSBメモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が使用される。
図5は、データ収集装置の処理の一例を示すフローチャートである。図6〜15は、データ収集装置1の処理の一例における回路動作状態を示す図である。図6〜15において、実線で示されるメモリ及び演算処理部は電源がオンの状態を示し、破線で示されるメモリ及び演算処理部は電源がオフの状態を示す。図6〜15において、実線で示される配線は接続状態を示し、破線で示される配線は切断状態を示す。
まず、ステップS101において、データ収集装置1は、センサから送信されたデータを第1メモリ21にDMA転送する。具体的には、メモリ電源制御部168は、第1メモリ21の電源をオンし、DMAバス設定部162は、第1メモリ21にDMAバスを接続する。次いで、シリアル/パラレル変換部11は、シリアルデータとしてセンサから送信されるデータをパラレルデータに変換して、DMAバッファ部12に送信する。次いで、DMAバッファ部12は、受信したパラレルデータを第1メモリ21に書き込むDMA転送を実行する。次いで、DMAバッファ部12は、アドレスカウンタ121をインクリメントする。次いで、図6に示すように、第1メモリ21にDMA転送する処理が繰り返される。
次いで、ステップS102において、データ収集装置1は、第1メモリ21にDMA転送されたデータを圧縮処理する。具体的には、DMAバッファ部12は、アドレスカウンタ121がメモリフルを示すアドレスまでインクリメントする。DMAバッファ部12は、アドレスカウンタ121がメモリフルを示すアドレスまでインクリメントされると、第1メモリ21にDMA転送されたデータのデータ量が第1メモリ21に記憶可能なデータ量に達したと判定する。
次いで、MPU電源制御部169は、第1演算処理部31の電源をオンする。次いで、DMAバス設定部162は第1メモリ21のDMAバスを分離し、圧縮バス設定部165は第1メモリ21と第1演算処理部31との間を接続し、圧縮処理設定部164は第1演算処理部31に圧縮指示信号を送信する。
次いで、図7に示すように、第1演算処理部31は、第1メモリ21に記憶されるデータを圧縮する圧縮処理を開始する。
次いで、ステップS103において、データ収集装置1は、センサから送信されたデータを第2メモリ22にDMA転送する。具体的には、メモリ電源制御部168は、第2メモリ22の電源をオンし、DMAバス設定部162は、第2メモリ22のDMAバスを接続する。次いで、図8に示すように、第1メモリ21に記憶されるデータの圧縮処理と共に、第2メモリ22へのDMA転送が実行される。
次いで、ステップS104において、データ収集装置1は、第1メモリ21の圧縮処理されたデータを送信する。具体的には、第1演算処理部31は、第1メモリ21に記憶されるデータの圧縮処理を終了すると、圧縮処理終了信号をデータ制御部10に送信する。次いで、圧縮処理設定部164は圧縮処理レジスタ174をクリアし、第1メモリ21と第1演算処理部31との間の接続が切断される。次いで、MPU電源制御部169は、第1演算処理部31の電源をオフすると共に、第2演算処理部32の電源をオンする。次いで、送信バス設定部167は第1メモリ21と第2演算処理部32との間を接続し、送信処理設定部166は第1演算処理部31に送信指示信号を送信する。
次いで、図9に示すように、第2演算処理部32は、第1メモリ21に記憶される圧縮されたデータを送信する送信処理を開始する。
次いで、ステップS105において、データ収集装置1は、第2メモリ22にDMA転送されたデータを圧縮処理する。具体的には、アドレスカウンタ121がメモリフルを示すアドレスまでインクリメントする。DMAバッファ部12は、アドレスカウンタ121がメモリフルを示すアドレスまでインクリメントされると、第2メモリ22にDMA転送されたデータのデータ量が第2メモリ22に記憶可能なデータ量に達したと判定する。
次いで、MPU電源制御部169は、第1演算処理部31の電源をオンする。次いで、DMAバス設定部162は第2メモリ22のDMAバスを分離し、圧縮バス設定部165は第2メモリ22と第1演算処理部31との間を接続し、圧縮処理設定部164は第1演算処理部31に圧縮指示信号を送信する。
次いで、図10に示すように、第1演算処理部31は、第2メモリ22に記憶されるデータを圧縮する圧縮処理を開始する。
次いで、ステップS106において、データ収集装置1は、センサから送信されたデータを第3メモリ23にDMA転送する。具体的には、メモリ電源制御部168は、第3メモリ23の電源をオンし、DMAバス設定部162は、第3メモリ23のDMAバスを接続する。次いで、図11に示すように、第1メモリ21に記憶される圧縮されたデータの送信処理、第2メモリ22に記憶されるデータの圧縮処理と共に、第3メモリ23へのDMA転送が実行される。
次いで、ステップS107において、データ収集装置1は、第2メモリ22の圧縮処理されたデータを送信する。具体的には、第2演算処理部32は、第1メモリ21に記憶されるデータの送信処理を終了すると、送信処理終了信号をデータ制御部10に送信する。次いで、送信処理設定部166は送信処理レジスタ176をクリアし、第1メモリ21と第2演算処理部32との間の接続が切断される。次いで、図12に示すように、メモリ電源制御部168は第1メモリの電源をオフし、MPU電源制御部169は第2演算処理部32の電源をオフする。
次いで、第1演算処理部31は、第2メモリ22に記憶されるデータの圧縮処理を終了すると、圧縮処理終了信号をデータ制御部10に送信する。次いで、圧縮処理設定部164は圧縮処理レジスタ174をクリアし、第2メモリ22と第1演算処理部31との間の接続が切断される。次いで、MPU電源制御部169は、第1演算処理部31の電源をオフすると共に、第2演算処理部32の電源をオンする。次いで、送信バス設定部167は第1メモリ21と第2演算処理部32との間を接続し、送信処理設定部166は第1演算処理部31に送信指示信号を送信する。
次いで、図13に示すように、第2演算処理部32は、第2メモリ22に記憶される圧縮されたデータを送信する送信処理を開始する。
次いで、ステップS108において、データ収集装置1は、第3メモリ23にDMA転送されたデータを圧縮処理する。具体的には、アドレスカウンタ121がメモリフルを示すアドレスまでインクリメントする。DMAバッファ部12は、アドレスカウンタ121がメモリフルを示すアドレスまでインクリメントされると、第3メモリ23にDMA転送されたデータのデータ量が第3メモリ23に記憶可能なデータ量に達したと判定する。
次いで、MPU電源制御部169は、第1演算処理部31の電源をオンする。次いで、DMAバス設定部162は第3メモリ23のDMAバスを分離し、圧縮バス設定部165は第3メモリ23と第1演算処理部31との間を接続し、圧縮処理設定部164は第1演算処理部31に圧縮指示信号を送信する。
次いで、図14に示すように、第1演算処理部31は、第3メモリ23に記憶されるデータを圧縮する圧縮処理を開始する。
次いで、ステップS109において、データ収集装置1は、センサから送信されたデータを第3メモリ23にDMA転送する。具体的には、メモリ電源制御部168は、第1メモリ21の電源をオンし、DMAバス設定部162は、第1メモリ21のDMAバスを接続する。次いで、図15に示すように、第2メモリ22に記憶される圧縮されたデータの送信処理、第3メモリ23に記憶されるデータの圧縮処理と共に、第1メモリ21へのDMA転送が実行される。
以降、データ収集装置1は、第1メモリ21〜第3メモリ23並びに第1演算処理部31及び第2演算処理部32を順次切り替えながら、DMA転送、圧縮処理及び送信処理を繰り返す。
図16〜20は、データ収集装置1の第2演算処理部32が故障した場合の処理の一例における回路動作状態を示す図である。図16〜20において、実線で示されるメモリ及び演算処理部は電源がオンの状態を示し、破線で示されるメモリ及び演算処理部は電源がオフの状態を示す。図16〜20において、実線で示される配線は接続状態を示し、破線で示される配線は切断状態を示す。
図16〜20に示す処理フローは、第1演算処理部31が圧縮処理でなく送信処理を実行することが図5〜15に示す処理フローと相違する。構成制御部16は、第1演算処理部31又は第2演算処理部32が故障したと判定されたとき、圧縮処理を実行することなく送信処理を実行するように、処理を変更する。
まず、図16に示すように、構成制御部16は、第1演算処理部31又は第2演算処理部32が故障していると判定されていない場合と同様に、第1メモリ21にDMA転送する処理が繰り返される。
次いで、アドレスカウンタ121がメモリフルを示すアドレスまでインクリメントされ、第1メモリ21にDMA転送されたデータのデータ量が第1メモリ21に記憶可能なデータ量に達したと判定されると、送信処理が実行される。MPU電源制御部169は、第1演算処理部31の電源をオンする。次いで、DMAバス設定部162は第1メモリ21のDMAバスを分離し、送信バス設定部167は第1メモリ21と第1演算処理部31との間を接続し、送信処理設定部166は第1演算処理部31に送信指示信号を送信する。
次いで、図17に示すように、第1演算処理部31は、第1メモリ21に記憶されたデータを送信する送信処理を開始する。
次いで、メモリ電源制御部168は、第2メモリ22の電源をオンし、DMAバス設定部162は、第2メモリ22のDMAバスを接続する。次いで、図18に示すように、第1メモリ21に記憶されるデータの圧縮処理と共に、第2メモリ22へのDMA転送が実行される。
次いで、第1演算処理部31は、第1メモリ21に記憶されるデータの送信処理を終了すると、送信処理終了信号をデータ制御部10に送信する。次いで、送信処理設定部166は送信処理レジスタ176をクリアし、第1メモリ21と第1演算処理部31との間の接続が切断される。次いで、図19に示すように、メモリ電源制御部168は第1メモリの電源をオフし、MPU電源制御部169は第1演算処理部31の電源をオフする。
次いで、アドレスカウンタ121がメモリフルを示すアドレスまでインクリメントされ、第2メモリ22にDMA転送されたデータのデータ量が第2メモリ22に記憶可能なデータ量に達したと判定される。MPU電源制御部169は、第1演算処理部31の電源をオンする。次いで、DMAバス設定部162は第2メモリ22のDMAバスを分離し、送信バス設定部167は第2メモリ22と第1演算処理部31との間を接続し、送信処理設定部166は第1演算処理部31に送信指示信号を送信する。
次いで、図20に示すように、第1演算処理部31は、第2メモリ22に記憶されたデータを送信する送信処理を開始する。
以降、データ収集装置1は、第1メモリ21〜第3メモリ23を順次切り替えながら、DMA転送及び送信処理を繰り返す。
図21〜22は、データ収集装置1の第2メモリ22、第3メモリ23及び第2演算処理部32が故障した場合の処理の一例における回路動作状態を示す図である。図21〜22において、実線で示されるメモリ及び演算処理部は電源がオンの状態を示し、破線で示されるメモリ及び演算処理部は電源がオフの状態を示す。図21〜22において、実線で示される配線は接続状態を示し、破線で示される配線は切断状態を示す。
図21〜22に示す処理フローは、メモリを切り替えることなく単一のメモリである第1メモリ21と単一の演算処理部である第1演算処理部31とにより、DMA転送と送信処理とを交互に実行することが図16〜20に示す処理フローと相違する。
まず、図21に示すように、構成制御部16は、第2メモリ22、第3メモリ23及び第2演算処理部32が故障していると判定されていない場合と同様に、第1メモリ21にDMA転送する処理が繰り返される。
次いで、アドレスカウンタ121がメモリフルを示すアドレスまでインクリメントされ、第1メモリ21にDMA転送されたデータのデータ量が第1メモリ21に記憶可能なデータ量に達したと判定されると、送信処理が実行される。MPU電源制御部169は、第1演算処理部31の電源をオンする。次いで、DMAバス設定部162は第1メモリ21のDMAバスを分離し、送信バス設定部167は第1メモリ21と第1演算処理部31との間を接続し、送信処理設定部166は第1演算処理部31に送信指示信号を送信する。
次いで、図22に示すように、第1演算処理部31は、第1メモリ21に記憶されたデータを送信する送信処理を開始する。送信処理が実行されている間、DMA転送はされない。
次いで、第1演算処理部31は、第1メモリ21に記憶されるデータの送信処理を終了すると、送信処理終了信号をデータ制御部10に送信する。次いで、送信処理設定部166は送信処理レジスタ176をクリアし、第1メモリ21と第1演算処理部31との間の接続が切断される。次いで、DMAバス設定部は第1メモリ21のDMAバスを接続する。接続MPU電源制御部169は第1演算処理部31の電源をオフする。
以降、データ収集装置1は、DMA転送及び送信処理を交互に繰り返す。
データ収集装置1は、3つのメモリ及び2つの演算処理部を有するが、データ収集装置は、2つのメモリ、または4つ以上のメモリを有してもよく、3つ以上の演算処理部を有してもよい。
また、データ収集装置1は、1つのセンサから送信されるデータを収集するが、2つ以上のセンサから送信されるデータを収集してもよい。データ収集装置1が複数のセンサから送信されるデータを収集する場合、第1メモリ21、第2メモリ22及び第3メモリ23はそれぞれ、センサ毎に分割されたDMA転送用記憶領域を有するように形成されてもよい。第1メモリ21、第2メモリ22及び第3メモリ23がセンサ毎に分割されたDMA転送用記憶領域を有する場合、DMA転送用記憶領域が記憶可能なデータ量は、センサ毎に異なるように形成されてもよい。例えば、データが送信される頻度が高いセンサ用のDMA転送用記憶領域を大きくし、データが送信される頻度が低いセンサ用のDMA転送用記憶領域を小さくしてもよい。
また、第1メモリ21、第2メモリ22又は第3メモリ23の何れかが故障したときに、単一のメモリ内部をDMA転送用記憶領域と、圧縮処理用記憶領域と、送信処理用記憶領域とに分割してもよい。単一のメモリ内部をDMA転送用記憶領域と、圧縮処理用記憶領域と、送信処理用記憶領域とに分割して、データ制御部10は、記憶領域毎にDMA転送、圧縮処理及び送信処理を同時に実行することができる。
また、データ収集装置1は単一のプリント基板に搭載されてもよい。データ収集装置1を単一のプリント基板に搭載することにより、データ収集装置1を小型化することができる。
図23は、データ収集装置1が搭載されるプリント基板の一例を示す図である。
プリント基板50は、データ制御部電源領域51と、第1メモリ電源領域521と、第2メモリ電源領域522と、第3メモリ電源領域523と、第1MPU電源領域531と、第2MPU電源領域532とを有する。
データ制御部電源領域51には、データ制御部10が配置され、外部電源60から電源電圧が供給される。第1メモリ電源領域521には、第1メモリ21を形成する複数の記憶装置20と、電源IC621とが配置される。電源IC621は、電源電圧の供給をオンオフするロードスイッチを有し、データ制御部電源領域51から供給される複数の記憶装置20への電源電圧をオンオフする。第2メモリ電源領域522及び第3メモリ電源領域523は、第1メモリ電源領域521と同一の構成を有する。第1MPU電源領域531には、第1演算処理部31と、電源IC631とが配置される。電源IC631は、電源電圧の供給をオンオフするロードスイッチを有し、データ制御部電源領域51から供給される第1演算処理部31への電源電圧をオンオフする。第2MUP電源領域532は、第1MPU電源領域531と同一の構成を有する。
図24は、プリント基板50の部分斜視図である。
プリント基板50は多層板であり、表面層501と、第2層502と、VCC層503と、GND層504と、第3層505と、裏面層506と、VCC層503及びGND層504を電源領域毎に分離する電源分離部507とを有する。データ制御部電源領域51の電源電圧は、電源用スルーホール508を介して、表面層501の表面に取り出され、表面層501の表面に形成されるパターン配線により、電源IC621に供給される。電源IC621に供給された電源電圧は、電源用スルーホール508を介して第1メモリ電源領域521のVCC層503及びGND層504に供給される。
VCC層503及びGND層504は、プリント基板50内部で電源領域毎に電源分離部507により分離されているので、VCC層503及びGND層504はプリント基板50内部で電源領域を亘って接続されることはない。
また、データ制御部10の機能の一部又は全てはハードウェアで実現してもよく、またソフトウェアで実現してもよい。例えば、シリアル/パラレル変換部11及びDMAバッファ部12はハードウェアで実現し、構成制御部16、メモリ電源制御部168及びMPU電源制御部169はソフトウェアで実現してもよい。
また、データ制御部10と、第1演算処理部31及び第2演算処理部32とは同一のハードウェア構成を有する装置を使用してもよい。データ制御部10と、第1演算処理部31及び第2演算処理部32とが同一のハードウェア構成を有する場合、データ制御部10が故障した場合、第1演算処理部31又は第2演算処理部32の何れかがデータ制御部10の機能を代替できる。第1演算処理部31又は第2演算処理部32の何れかは不図示の記憶装置に記憶されるデータ制御部10の機能を実行するためのプログラムを読み込むことによって、データ制御部10の機能を代替できる。
また、データ制御部10が実行する処理の一部を第1演算処理部31及び第2演算処理部32又は他の演算処理装置が実行してもよい。例えば、第1メモリ21、第2メモリ22及び第3メモリ23並びに第1演算処理部31及び第2演算処理部32の電源をオンオフする処理は、データ制御部10以外の演算処理装置が実行してもよい。
データ収集装置1は、何れかが故障したときにバックアップとして機能する3つの第1メモリ21、第2メモリ22及び第3メモリ23を順次使用して処理を実行するため、バックアップ用として搭載されるメモリを有効活用することができる。バックアップとして機能する2つの第1演算処理部31及び第2演算処理部32を順次使用して処理を実行するため、バックアップ用として搭載される演算処理装置を有効活用することができる。
また、データ収集装置1では、第1メモリ21、第2メモリ22及び第3メモリ23並びに第1演算処理部31及び第2演算処理部32が使用されないとき、データ制御部10から切り離されて電源がオフにされるので、消費電力が低減される。
また、データ収集装置1では、複数の演算処理部及び複数のメモリの一部が故障した場合でも、機能を縮退して処理を実行することにより、データ収集処理を継続できる。複数の演算処理部及び複数のメモリの一部が故障した場合、取得したデータの一部が送信されないおそれがあるが、データ収集装置1は、取得したデータを送信し続けることが可能である。
1 データ収集装置
10 データ制御部
21 第1メモリ
22 第2メモリ
23 第3メモリ
31 第1演算処理部
32 第2演算処理部

Claims (5)

  1. 第1メモリと、
    第2メモリと、
    前記第1メモリ及び前記第2メモリに記憶されたデータを圧縮する圧縮処理を実行する第1演算処理部と、
    前記第1メモリ及び前記第2メモリの圧縮されたデータを送信する送信処理を実行する第2演算処理部と、
    取得したデータを前記第1メモリ及び前記第2メモリに転送すると共に、前記第1メモリ、前記第2メモリ、前記第1演算処理部及び前記第2演算処理部の電源を個別にオンオフするデータ制御部と、を有し、
    前記データ制御部は、前記第1メモリに転送されたデータのデータ量が前記第1メモリに記憶可能なデータ量に達したときに、前記第2メモリ及び前記第1演算処理部の電源をオンし、取得したデータを転送するメモリを前記第1メモリから前記第2メモリに変更すると共に、前記第1演算処理部に前記第1メモリに記憶されたデータの圧縮処理を実行させ、
    前記データ制御部は、前記第1メモリのデータの圧縮処理が終了したときに、前記第1演算処理部の電源をオフし且つ前記第2演算処理部の電源をオンすると共に、前記第2演算処理部に前記第1メモリに記憶される圧縮されたデータを送信する送信処理を実行させる、
    ことを特徴とするデータ収集装置。
  2. 前記データ制御部は、前記第1メモリ、前記第2メモリ、前記第1演算処理部及び前記第2演算処理部の何れかの装置が故障していると判定したとき、故障していると判定した装置の電源をオフすると共に、判定結果を記憶する、請求項1に記載のデータ収集装置。
  3. 前記データ制御部が、前記第2演算処理部が故障していると判定した場合、前記データ制御部は、前記第1演算処理部に前記第1メモリに記憶されたデータを送信する送信処理を実行させる、請求項2に記載のデータ収集装置。
  4. 前記データ制御部が、前記第2メモリが故障していると判定した場合、前記第1メモリに転送されたデータのデータ量が前記第1メモリに記憶可能なデータ量に達したときに、前記データ制御部は、前記第1演算処理部が送信処理を実行している間、転送を実行しない、請求項3に記載のデータ収集装置。
  5. コンピュータを動作させるプログラムであって、
    第1メモリに転送されたデータのデータ量が前記第1メモリに記憶可能なデータ量に達したときに、第2メモリ及び第1演算処理部の電源をオンし、前記コンピュータに接続するセンサから取得したデータを転送するメモリを前記第1メモリから前記第2メモリに変更すると共に、前記第1演算処理部に前記第1メモリに記憶されたデータの圧縮処理を実行させ、
    前記第1演算処理部による前記第1メモリのデータの圧縮処理が終了したときに、前記第1演算処理部の電源をオフし且つ第2演算処理部の電源をオンすると共に、前記第2演算処理部に前記第1メモリに記憶される圧縮されたデータを送信する送信処理を実行させる、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするデータ収集プログラム。
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