JP2015011268A - 光学機器および撮像装置 - Google Patents

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【課題】 光学部品に付着するごみを容易に除去する。【解決手段】 有効光線が通過する光線範囲に出し入れ可能な複数の光学部品と、光学部品を待機位置から使用位置に、または使用位置から待機位置に移動させる駆動手段と、光学部品が待機位置と使用位置の間を移動する際に該光学部品の移動を案内するガイド部材80と、振動を発生する振動手段901、902とを有し、ガイド部材80は、振動手段901,902による振動を光学部品に伝える。【選択図】 図9

Description

本発明は、有効光線が通過する光線範囲に出し入れ可能な複数の光学部品を有する光学機器および撮像装置に関するものである。
従来、光学フィルタ切替装置として、光軸に略垂直な一つの平面内に複数の透過率のフィルタ(NDフィルタ)を配置した製品が発明されている。また、カメラのレンズに付着したほこりを除去するために駆動される絞り板にブラシをつけて、そのブラシによってレンズのごみを除去する発明がある(特許文献1)。
特開平11−84470号公報
しかしながら、同一平面上にNDフィルタを並べた場合光軸方向の投影面積が大きくなり、フィルタの枚数を増やして、より細かな光量調節を行う場合、製品外形が大きくなってしまうという問題があった。また、NDフィルタ上にゴミが付着した場合、再生画像でごみが目立ってしまうという課題があった。また、ブラシを用いた除去方法では経年によるブラシの劣化と、それに伴うブラシの毛が脱落する恐れがある。
(発明の目的)
本発明の目的は、光学部品に付着するごみを容易に除去することができる光学機器および撮像装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の光学機器は、有効光線が通過する光線範囲に出し入れ可能な複数の光学部品と、前記光学部品を待機位置から使用位置に、または使用位置から待機位置に移動させる駆動手段と、前記光学部品が前記待機位置と前記使用位置の間を移動する際に該光学部品の移動を案内するガイド部材と、振動を発生する振動手段とを有し、前記ガイド部材が、前記振動手段による振動を前記光学部品に伝えることを特徴とするものである。
本発明によれば、光学部品に付着するごみを容易に除去することができる。
本発明の実施例を備えるビデオカメラの斜視図である。 図1のビデオカメラ前面部の分解図である。 本発明の実施例であるNDフィルタユニットを示す斜視図である。 実施例の構造を示す図である。 実施例の構造を示す斜視図である。 実施例の一部を示す斜視図である。 実施例の動きを説明する図である。 複数のフィルタホルダユニットの組立構造を示す図である。 ガイド部材と振動部材の関係を示す図である。 フォトインタラプタの配置、NDフィルタの位置関係を示す図である。 実施例における振動部材を示す図である。
本発明を実施するための形態は、以下の実施例に記載される通りである。
以下、本発明の実施例である光学機器としてのNDフィルタユニットについて図面を用いて説明する。この例では、NDフィルタユニットは撮像装置としてのビデオカメラに備えられている。本実施例に係るビデオカメラを図1に示す。このビデオカメラは交換レンズ方式のビデオカメラである。カメラ本体1(以下、本体1)の前面にはレンズマウント部(以下、マウント部)3を備えており、交換レンズ2が着脱可能に取りつけることが可能である。
背面部の上部にはファインダ4を備えている。側面に配置されている二つのボタンはND切り替え操作ボタン5、6である。ND切り替え操作ボタン5を押すと透明度の小さいNDフィルタに切り替わり、ND切り替え操作ボタン6を押すと透明度の大きいNDフィルタに切り替わる。マウント部3の奥にはカバーガラス71がホルダ72に図示しない接着剤によって取りついている
図2に本体1の前面部70の要部分解図を示す。被写体側からカバーガラス71、NDフィルタユニット100、センサユニット40の順番に並んでいる。
図3(a)にNDフィルタユニット100の撮影者側からの斜視図を示し、図3(b)にレンズ側からの斜視図を示す。材質が金属でレンズの光線通過用の穴203が空いている撮影者側のベースプレート201と、レンズ側を覆っている樹脂製のモールドカバー202を外装としている。モールドカバー202にはレンズの光線用通過用の穴204が開いている。さらには本体シャーシにネジ止められる四か所の受け部205、206、207、208を備えている。
図4、図5にNDフィルタユニット100の内部のフィルタホルダユニット108aの切り替え構造の詳細を示す。図4(a)(b)(c)はそれぞれ被写体側から見た正面図、側面図、背面図であり、図5は斜視図である。本来は4枚のフィルタホルダユニットが光軸方向に重なっているのであるが、説明のため一枚のフィルタホルダユニット108aのみを示す。動作の構造はすべてのフィルタホルダユニットで同じである。
まずモータ101のモータ軸にギヤ102が圧入されており、モータ101の回転をギヤ103に伝達する。この回転はギヤ103bを介してギヤ104に伝達される。モータ101はフィルタホルダユニットを移動させ、戻すための駆動手段を構成する。
図6(a)に示すように、ギヤ104の中心軸には放射状に90度の位相差でカムリブ104a、104b、104c、104dが伸びており、該カムリブ104a、104b、104c、104dは各々が光軸方向に所定量Zずらして配置されている。図6(b)に揺動レバー105を示す。揺動レバー105の下側端面はカム摺動面1051を備える。図4(c)、図5はカムリブ104aがカム摺動面1051に当接した状態を表している。
図7を用いてフィルタホルダユニット108aの動きの原理を説明する。フィルタホルダユニット108aは枠体120を備え、該枠体120にNDフィルタ109aが保持されている。他のフィルタホルダユニット108b、108c、108dも同様にそれぞれ枠体120によってNDフィルタ109b、109c、109dを保持している。軸106、軸107はベースプレート201にカシメで固定されている。
揺動レバー105の一端は軸106に回動自在にカシメられており、揺動レバー105の他端は連結レバー112の一端で軸111によって回動自在にカシメられている。さらに連結レバー112の他端は軸110によってフィルタホルダユニット108aの一端と回動自在にカシメられている。軸110の位置は軸107をはさんでNDフィルタ109aと反対側に位置している。また、軸110の近傍で連結レバー112にばね113を取り付けており、ばね113はフィルタホルダユニット108aを上方に付勢するように下側に向けて固定されている。
図8にすべてのNDフィルタ109a〜109dとの関係をしめす。透明度の異なる4種類のNDフィルタ109a,109b,109c,109dがそれぞれフィルタホルダユニット108a,108b,108c,108dに固定されている。フィルタホルダユニット108a,108b,108c,108dはすべて同形状であり、軸107に回転可能に取り付けられて、光軸方向に所定量Zの距離で積層状態に並んでいる。
図9(a)にフィルダホルダユニット108a〜108dを案内するガイド部材80の斜視図を示す。ガイド部材80は4枚の枠体120の回動円の中心と略同一中心で円弧状に形成された案内溝810a,810b,810c,810dを備えている。前記4つの案内溝810a〜810dはフィルタホルダユニット108a〜108dの所定量Zと同じ間隔で備えられており、図9(b)に示すように各々に4枚の枠体120が摺動可能に係合している。案内溝810a〜810dは、枠体120の先端を案内することで、回動の際に重なりあった枠体120がお互いに接触することはない。
フィルタホルダユニット108aはばね113により、ストッパシャフト300(図7(a))に当接してその位置にて保持される。この位置がフィルタホルダユニット108aの待機位置である。待機位置においては光線範囲(図7に点線で示す)にフィルタホルダユニット108aが干渉しない位置で保持する。光線範囲は、有効光線が通過する範囲であり、その中心に光軸が位置する。NDフィルタ109aは光線範囲に出し入れ可能になっている。
図7においてギヤ104がモータ101により順回転、もしくは逆回転した時、カムリブ104aがカム摺動面1051を摺動することにより揺動レバー105は矢印500の方向に動く。連動して連結レバー112が矢印501の方向に動き、その結果フィルタホルダユニット108aを軸107を中心に矢印502、矢印503の方向に移動させ、あるいは戻す。図7(b)に示すようにストッパシャフト301に当接するフィルタホルダユニット108aの位置が使用位置である。使用位置においてはNDフィルタ109aが完全に光線範囲を覆う位置で保持される。フィルタホルダユニット108b,108c,108dには、図4(c)のフィルタホルダユニット108aと同様に、揺動レバー105、連結レバー112、ばね113、軸110、軸111が連結しており、軸106により3枚の揺動レバー105を挿通して回動可能に固定されている。
カムリブ104a、104b,104c,104dは各揺動レバー105に摺動可能な位置関係になっている。また、カムリブ104a、104b,104c,104dが90度の位相差を持っているので、ギヤ104が90度回転するごとに各揺動機構を動かすことにより、使用位置に入るフィルタホルダユニットが一枚ずつ入れ替わる。モータ101の起動はND切り替え操作ボタン5、6を用いる。モータ101にはステッピングモータを使用している。モータの停止はフォトインタラプタで検出している。図10(a)に示すようにギヤ104には中心と同心状のリブ104fがあり、該リブ104fには一カ所スリット104eがある。4個のフォトインタラプタ600〜603を90度の位相差でリブ104fをまたぐように配置することにより、ギヤ104が90度回転するたびにスリット104eを検出するようにしている。4枚のNDフィルタ109a〜109dのうちいずれかが使用位置に移動してきた時にスリット104eがフォトインタラプタ600〜603のどれかに検出される位置関係に配置してある。図10(b)にセンサユニット40の撮像面47と4枚のNDフィルタ109a、109b、109c、109dが使用位置にある際の位置関係を示す。
図11(a)に図9(b)における振動部材901近傍の断面を示す。図9(b)に示すようにガイド部材80に対しては枠体120が待機位置と使用位置のどちらにある場合でも案内溝810a,810b,810c,810dに係合している。図9(b)に示すようにガイド部材80の両端近傍には振動部材901と振動部材902が図示しないねじで固定されている。図11(b)に振動部材901の詳細を示す。モータ922のシャフト923に一部円柱をカットした分銅923を備えており、分銅923の重心が偏っている。そのために、モータ922が回転した際にバランスの偏った分銅923をモータ922で回転することでモータ922自体のバランスが不安定になり、振動を起こし、振動部材901に伝わって、振動部材901が振動する。振動部材902も同様である。また、ガイド部材80において振動部材901の近傍には切り欠き部820(図9(a))を備え、振動部材902の近傍には切り欠き部821を備えている。そのため、両切り欠き部820、821の近傍ではガイド部材80の剛性が若干小さくなり、振動が抑制されにくい(伝わりやすい)構造となっている。振動部材901もしくは902を振動させることで、ガイド部材80から枠体120にも振動を伝達し、それと同時にNDフィルタ109a,109b,109c,109dを振動させることによりフNDィルタ109a,109b,109c,109dに付着している異物(ごみ)をふるい落とす事が可能である。振動部材901及び902の振動するタイミングとしては、例えば電源投入時に設定される。この設定では、電源投入時毎に振動部材901、902は自動振動する。振動部材901は待機位置の近傍に配置されることにより、待機位置に保持されている3枚のNDフィルタに対して効果的な振動を与えることができる。また振動部材902は使用位置近傍に配置しているので使用位置にいるNDフィルタに効果的に振動を与えることができ、撮影画像で振動前後のごみ除去の状況を確認できる。
以上、本発明をその好適な実施例に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。たとえば本実施例では交換レンズ方式の撮像装置であるが、固定レンズ方式の撮像装置でも構わない。また、本実施例では複数のフィルタの枚数は4枚であったが、本発明はこの枚数に限定されるものではない。フィルタは偏光フィルタ、ローパスフィルタ、ハイパスフィルタ、カラーフィルタなどであっても良い。 また、振動部材はピエゾ素子など振動を発生するデバイスであれば良い。振動部材が振動するタイミングも、撮影者が任意に振動させてもよいし、撮影中の場合は振動部材901のみ振動することにしてもよい。また、フィルタ切り替え時に振動するなどでもよい。
80 ガイド部材
100 NDフィルタユニット
101 モータ
108a〜108d フィルタホルダユニット
109a〜109d NDフィルタ
901 振動部材
902 振動部材

Claims (6)

  1. 有効光線が通過する光線範囲に出し入れ可能な複数の光学部品と、
    前記光学部品を待機位置から使用位置に、または使用位置から待機位置に移動させる駆動手段と、
    前記光学部品が前記待機位置と前記使用位置の間を移動する際に該光学部品の移動を案内するガイド部材と、
    振動を発生する振動手段とを有し、
    前記ガイド部材は、前記振動手段による振動を前記光学部品に伝えることを特徴とする光学機器。
  2. 前記振動手段は、前記使用位置の近傍で前記ガイド部材に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  3. 前記振動手段は、前記待機位置の近傍で前記ガイド部材に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  4. 前記ガイド部材には、前記振動手段による振動を前記光学部品に伝えやすくするための切り欠き部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の光学機器。
  5. 前記振動手段が振動するタイミングは、電源投入時に設定されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の光学機器。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の光学機器を備えた撮像装置。
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