JP2015010784A - 除湿システム - Google Patents

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Abstract

【課題】2つの吸着熱交換器(46,47)を吸着側と再生側に交互に切り換えて用いる除湿ユニットを備えた除湿システムにおいて、再生温度を上げずに室内空気の露点温度を下げられる構成を実用化する。【解決手段】前段除湿ユニット(20)と後段除湿ユニット(30)とを設け、前段除湿ユニット(20)の再生側と室外空間との間で室外空気が循環する室外循環回路(11)と、後段除湿ユニット(30)の吸着側と除湿対象空間(S)との間で室内空気が循環する室内循環回路(12)と、前段除湿ユニット(20)の吸着側と後段除湿ユニット(30)の再生側との間で空気が循環する中間循環回路(13)とを設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、除湿システムに関し、特に2つの吸着熱交換器を吸着側と再生側に交互に切り換えて用いる除湿ユニットを備えた除湿システムに関するものである。
従来、吸着剤を担持した2つの吸着熱交換器を吸着側と再生側に交互に切り換えて用いる除湿ユニットは、除湿対象空間である室内空間を除湿したり加湿したりするために用いられている(例えば特許文献1参照)。上記除湿ユニットで室内を除湿する際には、吸着側の吸着熱交換器で除湿した空気が室内に供給される一方、再生側の吸着熱交換器を通過して吸着剤を再生した空気が室外に排出される。一方、室内を除湿する運転を行う際、図14に示すように、室内空気(RA)を吸着側の吸着熱交換器(EX1,EX2)に供給して除湿した後に室内に給気(SA)として戻し、室外空気(OA)を再生側の吸着熱交換器(EX2,EX1)に供給して吸着剤を再生した後に室外に排気(EA)として放出する運転を行うことがある。いわゆる空気循環式の運転である。
2つの吸着熱交換器(EX1,EX2)を吸着側と再生側に交互に切り換えて用いる運転では、吸着(冷却吸湿)側の吸着熱交換器(EX1,EX2)である程度の水分を吸着すると、その吸着熱交換器が再生(加熱放湿)側に切り換えられ、逆にそれまで再生側であった吸着熱交換器(EX2,EX1)が吸着側に切り換えられて、室内空気の除湿が連続して行われる。
特開2011−002132号公報
ここで、食品や種子を保管する倉庫などに上記除湿ユニットを適用する場合、室内空気を低露点温度(例えば露点5℃〜マイナス20℃程度)にして、室内を乾燥させることが必要となることがある。
その際、再生側の吸着熱交換器(EX2,EX1)において、再生温度を高くすれば水分の放出量が多くなり、次に吸着側になったときに吸着量も多くなるから、室内空気を低露点温度にすることができると考えられる。しかし、吸着熱交換器(EX1,EX2)を用いるシステムでは一般に冷媒回路が採用されるため、再生温度は実際には60℃程度であり、それよりも高くするには補助加熱器を設ける必要が生じるなど実用性に問題がある。その結果、上記のシステムで室内空気を低露点温度にすることは困難であった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、2つの吸着熱交換器を吸着側と再生側に交互に切り換えて用いる除湿ユニットを備えた除湿システムにおいて、再生温度を上げずに室内空気の露点温度を下げられる構成を実用化することである。
第1の発明は、除湿対象空間(S)に除湿空気を供給する除湿装置(10)を備え、上記除湿装置(10)が、吸着部と再生部を有する吸着部材(45)を備えた除湿システムを前提としている。
そして、上記除湿システムの除湿装置(10)は、前段で除湿を行う前段除湿ユニット(20)と、後段で除湿を行う後段除湿ユニット(30)とを備え、前段除湿ユニット(20)が、吸着部と再生部に交互に切り換えられる2つの吸着熱交換器(46,47)を備え、後段除湿ユニット(30)が、吸着部と再生部に切り換えられる吸着部材(45)を備え、前段除湿ユニット(20)の再生部と室外空間との間で室外空気が循環する室外循環回路(11)が構成され、後段除湿ユニット(30)の吸着部と除湿対象空間(S)との間で室内空気が循環する室内循環回路(12)が構成され、前段除湿ユニット(20)の吸着部と後段除湿ユニット(30)の再生部との間で中間空気が循環する中間循環回路(13)が構成されていることを特徴としている。
また、第2の発明は、第1の発明において、前段除湿ユニット(20)と後段除湿ユニット(30)の両方が、吸着部と再生部に交互に切り換えられる2つの吸着熱交換器(46,47)を備えていることを特徴としている。
上記第1,第2の発明では、前段除湿ユニット(20)の再生部を再生しながら、中間循環回路(13)において前段除湿ユニット(20)の吸着部で空気を除湿して乾燥空気を生成し、その乾燥空気により後段除湿ユニット(30)の再生部が再生される。このようにして再生した後段除湿ユニット(30)の吸着部材(45)(吸着熱交換器(46,47))の水分量は、中間循環回路(13)を設けない場合と比べて少なくすることができる。したがって、この後段除湿ユニット(30)の吸着部材(45)(吸着熱交換器(46,47))が次に吸着部になって室内空気が室内循環回路(12)を循環するときに、空気を低露点温度になるまで除湿して室内に供給することができる。
第3の発明は、第2の発明において、後段除湿ユニット(30)が、前段除湿ユニット(20)に対して複数台が互いに並列に接続され、各後段除湿ユニット(30)で、吸着熱交換器(46,47)を吸着部と再生部に切り換えるタイミングが互いに相違することを特徴としている。例えば、各後段除湿ユニット(30)で、吸着熱交換器(46,47)を吸着部と再生部に切り換える時間間隔(時間の長さ)は同じでも、切り換え時点が異なるような場合である。
ここで、複数の後段除湿ユニット(30)において吸着熱交換器(46,47)を吸着部と再生部に切り換えるタイミングが互いに一致していると、室内の温度変動や湿度変動が大きくなりやすいのに対して、この第3の発明では、複数の後段除湿ユニット(30)において吸着熱交換器(46,47)を吸着部と再生部に切り換えるタイミングを互いに相違させているので、室内の温度変動や湿度変動が抑えられる。
第4の発明は、第2または第3の発明において、前段除湿ユニット(20)の1台あたりの処理風量が、後段除湿ユニット(30)の1台あたりの処理風量よりも多く設定されていることを特徴としている。
この第4の発明では、室内への供給空気の露点温度を下げるためには後段除湿ユニット(30)の風量を多くすることが困難であるのに対して、前段除湿ユニット(20)はそれよりも露点温度が高くてもよいので、後段除湿ユニット(30)よりも大風量での運転が行えることから、前段除湿ユニット(20)の1台あたりの処理風量を、後段除湿ユニット(30)の1台あたりの処理風量よりも多く設定している。
第5の発明は、第4の発明において、中間循環回路(13)には、後段除湿ユニット(30)の再生側出口から再生側入口に空気の一部を戻す戻し通路(16)が設けられていることを特徴としている。
この第5の発明では、前段除湿ユニット(20)から後段除湿ユニット(30)に供給される中間空気の風量が後段除湿ユニット(30)の処理風量よりも少ない場合に、上記戻し通路(16)に空気を流すことにより、風量のバランスをとることができる。
第6の発明は、第2から第5の発明の何れか1つにおいて、前段除湿ユニット(20)と後段除湿ユニット(30)とで、吸着熱交換器(46,47)を吸着部と再生部に切り換える時間間隔が互いに相違することを特徴としている。この「時間間隔が相違する」は、前段除湿ユニット(20)と後段除湿ユニット(30)とで、吸着熱交換器(46,47)を吸着部と再生部に切り換える時間の長さが異なることを意味している。
この第6の発明では、前段除湿ユニット(20)と後段除湿ユニット(30)において、吸着熱交換器(46,47)を吸着部と再生部に切り換える時間間隔が互いに異なるように調整される。具体的には、再生直後の吸着剤が十分に乾燥している状態となるような再生時間と、吸着中に吸着剤が水分を吸着しすぎて除湿能力が低下しないような吸着時間とから、前段除湿ユニット(20)と後段除湿ユニット(30)に最適な切り換え時間間隔が設定される。特に、前段除湿ユニット(20)の1台あたりの処理風量が、後段除湿ユニット(30)の1台あたりの処理風量よりも多く設定されている場合には、吸着時間を短くして水分の吸着量を抑える必要があることから、後段除湿ユニット(30)よりも切り換え時間間隔を短く設定するとよい。
第7の発明は、第2から第6の発明の何れか1つにおいて、前段除湿ユニット(20)の吸着側出口空気と、後段除湿ユニット(30)の再生側出口空気との間で熱交換を行わせる顕熱交換器(14)が設けられていることを特徴としている。
この第7の発明では、中間循環回路(13)において、前段除湿ユニット(20)の吸着側出口空気と後段除湿ユニット(30)の再生側出口空気との間で顕熱交換器(14)により熱回収が行われる。具体的には、後段除湿ユニット(30)の再生側出口空気の温熱を後段除湿ユニット(30)の再生部の再生に利用できる。
第8の発明は、第2から第7の発明の何れか1つにおいて、前段除湿ユニット(20)をバイパスして後段除湿ユニット(30)の再生側入口に室外空気を導入する室外バイパス通路を備えていることを特徴としている。
この第8の発明では、例えば外気が低湿度である場合には、前段除湿ユニット(20)をバイパスして後段除湿ユニット(30)だけでの運転が行われる。
本発明によれば、前段除湿ユニット(20)の再生部を再生しながら、中間循環回路(13)において前段除湿ユニット(20)の吸着部で空気を除湿して乾燥空気を生成し、その乾燥空気で後段除湿ユニット(30)の再生部を再生することにより、再生した後段除湿ユニット(30)の吸着部材(45)(吸着熱交換器(46,47))の水分量を下げることができる。そして、水分量の少ない後段除湿ユニット(30)の吸着部材(45)(吸着熱交換器(46,47))を用いて室内空気を除湿できるから、再生温度を上げなくても室内空気を低露点温度の空気にすることができる。その際、後段除湿ユニット(30)の再生出口空気も十分に低湿になり、この乾いた空気が前段除湿ユニット(20)の吸着部との間で循環することになる。
上記第3の発明によれば、複数の後段除湿ユニット(30)において吸着熱交換器(46,47)を吸着部と再生部に切り換えるタイミングを互いに相違させているので、室内の温度変動や湿度変動を抑えることができ、室内空気の状態を安定させることができる。
上記第4の発明によれば、前段除湿ユニット(20)で処理する空気の露点温度を後段除湿ユニット(30)よりも高くできることから、前段除湿ユニット(20)を後段除湿ユニット(30)よりも大風量で運転できるようにしているから、前段除湿ユニット(20)の台数を少なくすることができる。したがって、システムのイニシャルコストを下げることが可能になる。
上記第5の発明によれば、前段除湿ユニット(20)から後段除湿ユニット(30)に供給される空気の風量が後段除湿ユニット(30)の処理風量よりも少ない場合に、上記戻し通路(16)に空気を流して風量のバランスをとることができるから、システムの能力が低下するのを抑えられる。
上記第6の発明によれば、前段除湿ユニット(20)の切り換え時間間隔を後段除湿ユニット(30)の切り換え時間間隔よりも短くすることができるので、各段の除湿ユニットにおいて最適な運転を行うことが可能になる。
上記第7の発明によれば、中間循環回路(13)において、前段除湿ユニット(20)の吸着側出口空気と後段除湿ユニット(30)の再生側出口空気との間で顕熱交換器(14)により熱回収を行ない、後段除湿ユニット(30)の再生側出口空気の温熱を後段除湿ユニット(30)の再生部の再生に利用できるので、除湿システムの性能向上を図ることができる。
上記第8の発明によれば、前段除湿ユニット(20)をバイパスして後段除湿ユニット(30)の再生側入口に室外空気を導入する室外バイパス通路を設けたことにより、例えば外気が低湿度である場合には、前段除湿ユニット(20)をバイパスして後段除湿ユニット(30)だけでの運転を行えるから、システムの省エネルギ化を図ることが可能となる。
図1は、実施形態1に係る除湿システムのシステム構成図である。 図2は、除湿ユニットの冷媒回路図である。 図3は、除湿ユニットの構造を示す斜視図である。 図4は、除湿ユニットの構成図であり、図4(A)は平面視図、図4(B)は左側面視図、図4(C)は右側面視図である。 図5は、第1動作中の除湿ユニットの空気の流れを示す図であり、図5(A)は平面視図、図5(B)は左側面視図、図5(C)は右側面視図である。 図6は、第2動作中の除湿ユニットの空気の流れを示す図であり、図6(A)は平面視図、図6(B)は左側面視図、図6(C)は右側面視図である。 図7は、図1の除湿システムの構成を簡略化して示した動作説明図である。 図8は、実施形態1の変形例1に係る除湿システムのシステム構成図である。 図9は、実施形態1の変形例2に係る除湿システムのシステム構成図である。 図10は、図9のシステムの概略構成図である。 図11は、実施形態1の変形例3に係る除湿システムの概略の構成図である。 図12は、実施形態2に係る除湿システムの概略の構成図である。 図13は、実施形態3に係る除湿システムの概略の構成図である。 図14は、従来の除湿システムの概略の構成図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
《発明の実施形態1》
本発明の実施形態1について説明する。
図1に示す実施形態1は、吸着熱交換器を用いて室内空間(S)を除湿する除湿システム(1)に関するものである。この除湿システム(1)は、室内空気(RA)を除湿して室内へ給気(SA)として戻す循環型の除湿システムである。室外空気(OA)は吸着熱交換器の吸着剤を再生するのに用いられる。除湿対象となる室内空間(S)は、例えば、露点プラス5℃〜マイナス20℃程度の低露点空気が求められる倉庫(2)の内部空間である。このような倉庫(2)の具体例としては、種子や食品等を保管する倉庫などが挙げられる。
この除湿システム(1)は、除湿対象空間に除湿空気を供給する除湿装置(10)を備えている。除湿装置(10)は、室内空間(S)に対して前段で除湿を行う前段除湿ユニット(20)と、室内空間側の後段で除湿を行う後段除湿ユニット(30)とを有している。前段除湿ユニット(20)と後段除湿ユニット(30)は、いずれも、吸着部と再生部に切り換えられる吸着部材(45)を備えている。各ユニットの吸着部材(45)には、上記吸着部と再生部に交互に切り換えられる2つの吸着熱交換器(46,47)が用いられている。
各除湿ユニット(20,30)の一対の吸着熱交換器(46,47)は、冷媒が循環して冷凍サイクルを行う冷媒回路(40)(図2参照)の2つの熱交換器により構成されていて、冷媒の循環方向を反転させることにより、蒸発器になる吸着熱交換器(46,47)と凝縮器になる吸着熱交換器(47,46)を入れ換えて、吸着側と再生側を交互に切り換えるようになっている。
各除湿ユニット(20,30)は、吸着部である吸着側の吸着熱交換器(46,47)で空気を除湿する一方、再生部である再生側の吸着熱交換器(47,46)では空気に水分を放出して吸着剤が再生される切り換え式の除湿ユニットである。各除湿ユニット(20,30)は、図2に示すように、圧縮機(41)、第1吸着熱交換器(第1吸着部材)(46)、膨張弁(42)、第2吸着熱交換器(第2吸着部材)(47)、及び四方切換弁(43)が接続された冷媒回路(40)を備え、図3から図6に示すようにケーシング(111)内に機器が収納されている。各吸着熱交換器(46,47)はフィンアンドチューブ式の熱交換器の表面に吸着剤が担持されたものであり、ケーシング(111)内には、第1吸着熱交換器(46)を収納する後述の第1熱交換器室(137)と、第2吸着熱交換器(47)を収納する後述の第2熱交換器室(138)が設けられている。
四方切換弁(43)は、第1から第4までのポートを有し、第1ポート(P1)が圧縮機(41)の吐出側と、第2ポート(P2)が圧縮機(41)の吸入側と、第3ポート(P3)が第1吸着熱交換器(46)の端部と、第4ポート(P4)が第2吸着熱交換器(47)の端部とそれぞれ接続されている。四方切換弁(43)は、第1ポート(P1)と第3ポート(P3)とが連通するとともに第2ポート(P2)と第4ポート(P4)とが連通する第1状態(図1の実線で示す状態)と、第1ポート(P1)と第4ポート(P4)とが連通するとともに第2ポート(P2)と第3ポート(P3)とが連通する第2状態(図1の破線で示す状態)とに切換可能に構成されている。
図1に示すように、この除湿システム(1)では、前段除湿ユニット(20)の再生部と室外空間との間で室外空気が循環する室外循環回路(11)と、後段除湿ユニット(30)の吸着部と除湿対象空間(S)との間で室内空気(RA)が循環する室内循環回路(12)と、前段除湿ユニット(20)の吸着部と後段除湿ユニット(30)の再生部との間で中間空気が循環する中間循環回路(13)とが構成されている。
この除湿システム(1)では、後段除湿ユニット(30)は、前段除湿ユニット(20)に対して複数台(30A,30B)が互いに並列に接続されている。また、この除湿システム(1)では、前段除湿ユニット(20)の吸着側出口空気と、後段除湿ユニット(30)の再生側出口空気との間で熱交換を行わせる顕熱交換器(14)が設けられている。室内循環回路(12)には、室内(S)に供給する空気の温度を調整するための温度調整用空調ユニット(15)が設けられている。
次に、前段除湿ユニット(20)と高段側除湿ユニット(30)の具体的な装置構成について、図3及び図4を参照しながら説明する。なお、ここでの説明で用いる「上」「下」「左」「右」「前」「後」「手前」「奥」は、特にことわらない限り、各除湿ユニット(20,30)を前面側から見た場合の方向を意味している。
また、前段除湿ユニット(20)と高段側除湿ユニット(30)は実質的に同じように構成されている。なお、以下の説明では、吸着部である吸着側の吸着熱交換器(46,47)を流れる空気を吸着空気と称し、再生部である再生側の吸着熱交換器(47,46)を流れる空気を再生空気と称する。
各除湿ユニット(20,30)は、ケーシング(111)を備えている。ケーシング(111)内には、上記冷媒回路(40)の構成部品である第1吸着熱交換器(46)、第2吸着熱交換器(47)、圧縮機(41)、四方切換弁(43)、及び膨張弁(42)が収容されている。
ケーシング(111)は、やや扁平で高さが比較的低い直方体状に形成されている。このケーシング(111)では、図3における左手前側に前面パネル(112)が、同図における右奥側に背面パネル(113)がそれぞれ立設されている。このケーシング(111)は、前後方向の幅と左右方向の幅とが略同一の長さとなっている。
ケーシング(111)の前面パネル(112)では、左寄りの位置に再生空気吹出口(121)が、右寄りの位置に吸着空気吹出口(122)がそれぞれ開口している。ケーシング(111)の背面パネル(113)の中央部には、上側寄りの位置に吸着空気吸込口(123)が、下側寄りの位置に再生空気吸込口(124)がそれぞれ開口している。
ケーシング(111)の内部空間は、前面パネル(112)側の部分と背面パネル(113)側の部分とに区画されている。
ケーシング(111)内における前面パネル(112)側の空間は、吸着熱交換器(46,47)の下流側で、仕切板(115)により、左右2つの空間に仕切られている。この左右に仕切られた2つの空間は、左寄りの空間が再生側ファン室(135)を、右寄りの空間が吸着側ファン室(136)をそれぞれ構成している。
再生側ファン室(135)には、上記再生空気吹出口(121)が設けられている。この再生側ファン室(135)には再生側ファン(125)が収容されており、再生側ファン(125)の送風口が再生空気吹出口(121)に接続されている。一方、吸着側ファン室(136)には、上記吸着側吹出口(122)が設けられている。この吸着側ファン室(136)には、吸着側ファン(126)が収容されており、吸着側ファン(126)の送風口が吸着側吹出口(122)に接続されている。また、吸着側ファン室(136)には、圧縮機(41)も収容されている。
一方、ケーシング(111)内の背面パネル(113)側の空間は、ケーシング(111)内に立設された第1仕切板(116)及び第2仕切板(117)によって前後3つの空間に仕切られている。これら仕切板(116,117)は、ケーシング(111)の左右方向に延びている。第1仕切板(116)は上記背面パネル(113)寄りに、第2仕切板(117)は前面パネル(112)寄りにそれぞれ配置されている。
ケーシング(111)内において、第1仕切板(116)の奥の空間は上下2つの空間に仕切られており、上側の空間が吸着側流入路(132)を、下側の空間が再生側流入路(134)をそれぞれ構成している。吸着側流入路(132)は、吸着空気吸込口(123)と連通している。この吸着側流入路(132)には、ケーシング(111)の左右の内壁に亘って横断するように吸着空気フィルタ(161)が配置されている。この吸着空気フィルタ(161)は、吸着空気吸込口(123)から取り込まれる吸着空気中の塵埃を捕集する。再生側流入路(134)は再生空気吸込口(124)と連通している。この再生側流入路(134)には、ケーシング(111)の左右の内壁に亘って横断するように再生空気フィルタ(162)が配置されている。この再生空気フィルタ(162)は、再生空気吸込口(124)から取り込まれる再生空気中の塵埃を捕集する。
第2仕切板(117)の手前の空間は上下2つの空間に仕切られており、上側の空間が再生側流出路(131)を、下側の空間が吸着側流出路(133)を構成している。再生側流出路(131)は、再生側ファン室(135)と連通している。吸着側流出路(133)は、吸着側ファン室(136)と連通している。
第1仕切板(116)と第2仕切板(117)との間の空間は、更に中央仕切板(118)によって左右2つの空間に仕切られている。そして、中央仕切板(118)の右側の空間が第1熱交換器室(137)を構成し、その左側の空間が第2熱交換器室(138)を構成している。第1熱交換器室(137)には第1吸着熱交換器(46)が、第2熱交換器室(138)には第2吸着熱交換器(47)がそれぞれ収容されている。これら2つの吸着熱交換器(46,47)は、それぞれが収容される熱交換器室(137,138)を左右方向へ横断するように配置されている。
第1仕切板(116)には、開閉式のダンパ(141〜144)が4つ設けられている。具体的に、第1仕切板(116)では、右側の上部に第1ダンパ(141)が、左側の上部に第2ダンパ(142)が、右側の下部に第3ダンパ(143)が、左側の下部に第4ダンパ(144)がそれぞれ取り付けられている。第1ダンパ(141)を開くと、吸着側流入路(132)と第1熱交換器室(137)が連通する。第2ダンパ(142)を開くと、吸着側流入路(132)と第2熱交換器室(138)が連通する。第3ダンパ(143)を開くと、再生側流入路(134)と第1熱交換器室(137)が連通する。第4ダンパ(144)を開くと、再生側流入路(134)と第2熱交換器室(138)が連通する。これらのダンパ(141〜144)により、第1流路切換部(151)が構成されている。
第2仕切板(117)には、開閉式のダンパ(145〜148)が4つ設けられている。具体的に、第2仕切板(117)では、右側の上部に第5ダンパ(145)が、左側の上部に第6ダンパ(146)が、右側の下部に第7ダンパ(147)が、左側の下部に第8ダンパ(148)がそれぞれ取り付けられている。第5ダンパ(145)を開くと、再生側流出路(131)と第1熱交換器室(137)が連通する。第6ダンパ(146)を開くと、再生側流出路(131)と第2熱交換器室(138)が連通する。第7ダンパ(147)を開くと、吸着側流出路(133)と第1熱交換器室(137)が連通する。第8ダンパ(148)を開くと、吸着側流出路(133)と第2熱交換器室(138)が連通する。これらのダンパ(145〜148)により、第2流路切換部(152)が構成されている。
そして、第1流路切換部(151)と第2流路切換部(152)により、第1吸着熱交換器(46)を通過した吸着空気が吸着側ファン室(136)を流れるとともに第2吸着熱交換器(47)を通過した再生空気が再生側ファン室(135)を流れる第1空気流通状態と、第1吸着熱交換器(46)を通過した再生空気が再生側ファン室(135)を流れるとともに第2吸着熱交換器(47)を通過した除湿空気が吸着側ファン室(136)を流れる第2空気流通状態とを切り換え可能な空気通路切換機構(151,152)が構成されている。
上記各除湿ユニット(20,30)では、一対の吸着熱交換器(46,47)は、所定のタイミング(例えば3分間隔や5分間隔)で吸着側と再生側が交互に切り換えられる。上記ケーシング(111)は、一対の吸着熱交換器(46,47)が吸着側と再生側に切り換わるのに合わせて、空気通路における空気の流れ(流路)も切り換わるように構成されている。
上記室外循環回路(11)は、図1において、室外空気取込口(3)と前段除湿ユニット(20)の再生空気吸込口(124)とを接続し、前段除湿ユニット(20)の再生空気吹出口(121)と排気口(4)とを接続することにより構成されている。室内循環回路(12)は、室内空気取込口(5)と後段除湿ユニット(30)の吸着空気吸込口(123)とを接続し、後段除湿ユニット(30)の吸着空気吹出口(122)と給気口(6)とを接続することにより構成されている。また、中間循環回路(13)は、前段除湿ユニット(20)の吸着空気吹出口(122)と後段除湿ユニット(30)の再生空気吸込口(124)とを接続し、後段除湿ユニット(30)の再生空気吹出口(121)と前段除湿ユニット(20)の吸着空気吸込口(123)とを接続することにより構成されている。
この実施形態では、各後段除湿ユニット(30A,30B)で吸着熱交換器(46,47)を吸着部と再生部に切り換えるタイミングが互いに相違するように構成されている。
具体的に、この実施形態では、後段第1除湿ユニット(30A)で2つの吸着熱交換器(46,47)を吸着側と再生側に切り換えるタイミングと、後段第2除湿ユニット(30B)で2つの吸着熱交換器(46,47)を吸着側と再生側に切り換えるタイミングを、相互にずらす制御を行うコントローラ(100)が設けられている。コントローラ(100)は、後段第1除湿ユニット(30A)と後段第2除湿ユニット(30B)のそれぞれの2つの吸着熱交換器(46,47)をいずれも同じ時間間隔(例えば3分)で吸着側と再生側に切り換えるとすると、第1除湿ユニット(30A)と第2除湿ユニット(30B)の切り換えタイミングを、切り換え時間間隔の半分の時間(例えば1分30秒)ずらすようにしている。
後段除湿ユニット(30)の吸着側の吸着熱交換器(46,47)から流出した空気は、再生側で加熱されていた吸着熱交換器が吸着側に切り換わった直後は温度が高い。吸着熱交換器(46,47)は吸着側に切り換わると徐々に温度が低下するが、その後に再生側に切り換わると温度が上昇し、その高い温度で吸着側に切り換わる形で温度変動が繰り返される。したがって、後段除湿ユニット(30)の処理出口の空気温度は、時間の経過に伴って上昇と下降を繰り返す。
ここで、後段第1除湿ユニット(30A)と後段第2除湿ユニット(30B)の切り換えタイミングが同じである場合を比較例として考えると、その場合は温度変動や湿度変動のタイミングが同期するため、温度変動や湿度変動が顕著になる問題がある。一方、本実施形態では、後段第1除湿ユニット(30A)における吸着/再生の切り換えタイミングと後段第2除湿ユニット(30B)における吸着/再生の切り換えタイミングを、切り換え時間間隔の半分だけずらすようにしている。このように切り換えタイミングをずらすことにより、本実施形態では、後段除湿ユニット(30)の出口空気の温度変動や湿度変動を抑えることができる。
また、コントローラ(100)は、前段除湿ユニット(20)の1台あたりの処理風量が、後段除湿ユニット(30A,30B)の1台あたりの処理風量よりも多くなるように制御を行う。
具体的に、室内への供給空気の露点温度を下げるためには後段除湿ユニット(30)の風量を多くすることが困難であるのに対して、前段除湿ユニット(20)はそれよりも露点温度が高くてもよいので、後段除湿ユニット(30)よりも大風量での運転が行えることから、本実施形態では、前段除湿ユニット(20)の1台あたりの処理風量を、後段除湿ユニット(30)の1台あたりの処理風量よりも多く設定している。
−運転動作−
次に、除湿システム(10)の運転動作について説明する。
〈除湿ユニットの動作〉
まず、各除湿ユニット(20,30)の動作を説明する。除湿システム(10)の運転時には、各除湿ユニット(20,30)が図5に示す第1動作と図6に示す第2動作とを所定時間おきに交互に行う。
各除湿ユニット(20)では、吸着側ファン(126)及び再生側ファン(125)が運転される。吸着側ファン(126)の運転が開始されると、吸着空気が吸着空気吸込口(123)からケーシング(111)内へ取り込まれる。再生側ファン(125)の運転が開始されると、再生空気が再生空気吸込口(124)からケーシング(111)内へ取り込まれる。
第1動作では、第2吸着熱交換器(47)で空気を除湿すると同時に、第1吸着熱交換器(46)の吸着剤を再生する。
具体的に、第1動作中の冷媒回路(40)では、四方切換弁(25)が図2の実線の状態となり、膨張弁(42)が所定開度に制御される。第1流路切換部(151)は、吸着側流入路(132)と第2吸着熱交換器(47)の収容室(第2熱交換器室(138))とを連通させ、且つ再生側流入路(134)と第1吸着熱交換器(46)の収容室(第1熱交換器室(137))とを連通させる。また、第2流路切換部(152)は、第2吸着熱交換器(47)の収容室(第2熱交換器室(138))と吸着側流出路(133)とを連通させ、且つ第1吸着熱交換器(46)の収容室(第1熱交換器室(137))と再生側流出路(131)とを連通させる。
第1動作において、圧縮機(41)で圧縮された冷媒は、四方切換弁(43)を通過して、第1吸着熱交換器(46)を流れる。第1吸着熱交換器(46)では、冷媒によって吸着剤が加熱され、吸着剤中の水分が空気へ放出される。第1吸着熱交換器(46)で放熱して凝縮した冷媒は、膨張弁(42)で減圧された後、第2吸着熱交換器(47)を流れる。第2吸着熱交換器(47)では、空気中の水分が吸着剤に吸着され、この際に生じる吸着熱が冷媒に付与される。第2吸着熱交換器(47)で吸熱して蒸発した冷媒は、圧縮機(41)に吸入されて圧縮される。
図5に示すように、この第1動作中には、第2ダンパ(142)、第3ダンパ(143)、第5ダンパ(145)、及び第8ダンパ(148)だけが開状態となり、残りのダンパ(141,144,146,147)が閉状態となる。
吸着空気吸込口(123)から吸着側流入路(132)へ流入した吸着空気は、第2ダンパ(142)を通って第2熱交換器室(138)へ流入し、その後に第2吸着熱交換器(47)を通過する。第2吸着熱交換器(47)では、吸着空気中の水分が吸着剤に吸着される。第2吸着熱交換器(47)で除湿された吸着空気は、第8ダンパ(148)を通って吸着側流出路(133)へ流入し、吸着側ファン室(136)を通過後に吸着空気吹出口(122)を通ってケーシング(111)から排出される。
一方、再生空気吸込口(124)から再生側流入路(134)へ流入した再生空気は、第3ダンパ(143)を通って第1熱交換器室(137)へ流入し、その後に第1吸着熱交換器(46)を通過する。第1吸着熱交換器(46)では、冷媒で加熱された吸着剤から水分が脱離し、この脱離した水分が再生空気に付与される。第1吸着熱交換器(46)で水分を付与された再生空気は、第5ダンパ(145)を通って再生側流出路(131)へ流入し、再生側ファン室(135)を通過後に再生空気吹出口(121)を通ってケーシング(111)から排出される。
第2動作では、第1吸着熱交換器(46)で空気を除湿すると同時に、第2吸着熱交換器(47)の吸着剤を再生する。
第2動作中の冷媒回路(40)では、四方切換弁(43)が図2の破線の状態となり、膨張弁(42)が所定開度に制御される。第1流路切換部(151)は、吸着側流入路(132)と第1吸着熱交換器(46)の収容室(第1熱交換器室(137))とを連通させ、且つ再生空気流入路(134)と第2吸着熱交換器(47)の収容室(第2熱交換器室(138))とを連通させる。また、第2流路切換部(152)は、第1吸着熱交換器(46)の収容室(第1熱交換器室(137))と吸着側流出路(133)とを連通させ、且つ第2吸着熱交換器(47)の収容室(第2熱交換器室(138))と再生側流出路(131)とを連通させる。
第2動作において、圧縮機(41)で圧縮された冷媒は、四方切換弁(43)を通過して、第2吸着熱交換器(47)を流れる。第2吸着熱交換器(47)では、冷媒によって吸着剤が加熱され、吸着剤中の水分が空気へ放出される。第2吸着熱交換器(47)で放熱して凝縮した冷媒は、膨張弁(42)で減圧された後、第1吸着熱交換器(46)を流れる。第1吸着熱交換器(46)では、空気中の水分が吸着剤に吸着され、この際に生じる吸着熱が冷媒に付与される。第1吸着熱交換器(46)で吸熱して蒸発した冷媒は、圧縮機(41)に吸入されて圧縮される。
図6に示すように、この第2動作中には、第1ダンパ(141)、第4ダンパ(144)、第6ダンパ(146)、及び第7ダンパ(147)だけが開状態となり、残りのダンパ(142,143,145,148)が閉状態となる。
吸着空気吸込口(123)から吸着側流入路(132)へ流入した吸着空気は、第1ダンパ(141)を通って第1熱交換器室(137)へ流入し、その後に第1吸着熱交換器(46)を通過する。第1吸着熱交換器(46)では、吸着空気中の水分が吸着剤に吸着される。第1吸着熱交換器(46)で除湿された吸着空気は、第7ダンパ(147)を通って吸着側流出路(133)へ流入し、吸着側ファン室(136)を通過後に吸着空気吹出口(122)を通ってケーシング(111)から排出される。
一方、再生空気吸込口(124)から再生側流入路(134)へ流入した再生空気は、第4ダンパ(144)を通って第2熱交換器室(138)へ流入し、その後に第2吸着熱交換器(47)を通過する。第2吸着熱交換器(47)では、冷媒で加熱された吸着剤から水分が脱離し、この脱離した水分が再生空気に付与される。第2吸着熱交換器(47)で水分を付与された再生空気は、第6ダンパ(146)を通って再生側流出路(131)へ流入し、再生側ファン室(135)を通過後に再生空気吹出口(121)を通ってケーシング(111)から排出される。
〈除湿システムの動作〉
本実施形態の除湿システム(1)では、システム構成を簡略化して示した図7の動作説明図において、吸着空気である室内空気(RA)が、室内循環回路(12)を循環する際に後段除湿ユニット(30)で除湿され、給気(SA)として室内に供給される動作が繰り返される。なお、この空気は、図1に示す温度調整用空調ユニット(15)で温度も調整される。
中間循環回路では、中間空気が前段除湿ユニット(20)の吸着側の吸着熱交換器(46,47)で除湿されるとともに、後段除湿ユニット(30)の再生側の吸着熱交換器(47,46)を再生する動作が繰り返される。また、その際には、図1に示す顕熱交換器(14)において中間空気の吸着側と再生側で熱回収が行われ、後段除湿ユニット(30)の再生側出口から回収した温熱が後段除湿ユニット(20)の吸着熱交換器(47,46)の再生に利用される。
室外循環回路(11)では、再生空気である室外空気(OA)により前段除湿ユニット(20)の吸着熱交換器(46,47)が再生された後、室外に排出される動作が繰り返される。
このように、本実施形態では、前段除湿ユニット(20)の再生部(再生側の吸着熱交換器)を再生空気(室外空気(OA))で再生しながら、中間循環回路(13)において前段除湿ユニット(20)の吸着部(吸着側の吸着熱交換器)で空気を除湿して乾燥空気を生成し、その乾燥空気により後段除湿ユニット(30)の再生部が再生される。このことにより、再生した後段除湿ユニット(30)の再生側の吸着熱交換器(46,47)の水分量を少なくすることができる。したがって、この吸着熱交換器(46,47)が次に吸着側になって室内空気(RA)が室内循環回路(12)を循環するときに、空気を低露点温度になるまで除湿して室内に供給することができる。
また、複数の後段除湿ユニット(30A,30B)において吸着熱交換器(46,47)を吸着部と再生部に切り換えるタイミングが互いに一致していると、室内の温度変動や湿度変動が同期して大きくなりやすいのに対して、この実施形態では、後段第1除湿ユニット(30A)における吸着/再生の切り換えタイミングと後段第2除湿ユニット(30B)における吸着/再生の切り換えタイミングを、切り換え時間の間隔の半分ずらすようにしているので、室内の温度変動や湿度変動が抑えられる。
−実施形態1の効果−
本実施形態によれば、前段除湿ユニット(20)の再生部(再生側の吸着熱交換器(46,47))を再生空気(室外空気(OA))で再生しながら、中間循環回路(13)において前段除湿ユニット(20)の吸着部(吸着側の再生熱交換器(46,47))で中間空気を除湿して乾燥空気を生成し、その乾燥空気により後段除湿ユニット(30)の再生部を再生することにより、後段除湿ユニット(30)の再生側の吸着熱交換器(46,47)の水分量を下げることができる。そして、この吸着熱交換器(46,47)が吸着側になったときに、その水分量の少ない吸着熱交換器(46,47)を用いて室内空気(RA)を除湿できるから、再生温度を上げなくても室内空気(RA)を低露点温度の空気にすることができる。その際、後段除湿ユニット(30)の再生出口空気も十分に低湿であり、この空気が前段除湿ユニット(20)の吸着側の吸着熱交換器(46,47)との間で中間循環回路(13)を循環する。
また、本実施形態によれば、複数の後段除湿ユニット(30)において吸着熱交換器(46,47)を吸着側と再生側に切り換えるタイミングを互いに相違させているので、室内の温度変動や湿度変動を抑えることができ、室内空気の状態を安定させることができる。
さらに、本実施形態によれば、前段除湿ユニット(20)で処理する空気の露点温度を後段除湿ユニット(30)で処理する空気の露点温度よりも低くできることから、前段除湿ユニット(20)を後段除湿ユニット(30)よりも大風量で運転するようにしている。したがって、前段除湿ユニットの台数を少なくしてシステムのイニシャルコストを下げることが可能になる。
また、本実施形態によれば、中間循環回路(13)において、後段除湿ユニット(30)の再生側出口空気と後段除湿ユニット(30)の再生側出口空気との間で顕熱交換器(14)により熱回収を行うようにしている。具体的には、後段除湿ユニット(30)の再生側出口空気から回収した温熱を後段除湿ユニット(30)の再生に利用できるので、除湿システム(1)の性能向上を図ることができる。
−実施形態1の変形例−
(変形例1)
図8は、実施形態1の変形例1を示している。
この変形例1では、後段除湿ユニット(30)の再生側出口から再生側入口に空気の一部を戻す戻し通路(16)が設けられている。その他の構成は図1〜図6の実施形態1と同じであるため、説明は省略する。
この変形例1では、前段除湿ユニット(20)から後段除湿ユニット(30)に供給される風用が後段除湿ユニット(30)の処理風量よりも少なくなる場合に、上記戻し通路(16)に空気を流すようにする。そうすることにより、前段除湿ユニット(20)と後段除湿ユニット(30)の風量バランスをとることができるので、除湿システム(1)の能力が低下するのを抑えられる。
(変形例2)
実施形態1の変形例2は、図9,図10に示すように、前段除湿ユニット(20)をバイパスして後段除湿ユニット(30)の再生側入口に室外空気(OA)を導入する室外バイパス通路(17)を設けた例である。図8はシステム構成図、図9はシステムの概略構成図であり、後段除湿ユニット(30)は1台だけを示している。室外バイパス通路(17)を設けた点以外は図1〜図6の実施形態1と同じであるため、説明は省略する。
この変形例2では、例えば外気が低湿度である場合に、室外バイパス通路(17)を用いることにより、前段除湿ユニット(20)を用いずに後段除湿ユニット(30)だけでの運転が行われる。
この変形例2によれば、前段除湿ユニット(20)をバイパスして後段除湿ユニット(30)の再生側入口に室外空気を導入する室外バイパス通路(17)を設けたことにより、例えば外気が低湿度である場合には、前段除湿ユニットを用いずに後段除湿ユニット(30)だけでの運転を行えるから、省エネルギ化を図ることが可能となる。
(変形例3)
変形例3は、変形例2の室外バイパス通路(17)を設けずに、図1〜図6に示した実施形態1の構成において、図11に示すように前段除湿ユニット(20)の吸着側ファン(126)及び再生側ファン(125)を運転した状態で、ダンパ(141〜144)の開閉状態を制御して空気の流れを切り換えるとともに、冷媒回路(40)の運転を停止するようにした例である。また、後段除湿ユニットは1台だけを示している。その他の構成は、図1〜図6の実施形態1と同じである。
この例では、前段除湿ユニット(20)に流入した室外空気が処理されずに後段除湿ユニット(30)の再生側の吸着熱交換器(46,47)を通過して該吸着熱交換器(46,47)を再生する。この後段除湿ユニットの吸着熱交換器(46,47)を再生した空気は前段除湿ユニットでは処理はされずに通過するだけで、排気として室外へ放出される。
また、室内空気は上記変形例2と同様にして後段除湿ユニット(30)の吸着熱交換器(46,47)で処理され、低露点空気になって室内へ供給される。
このように構成しても、外気が低湿度であるような場合には、前段除湿ユニットを用いずに後段除湿ユニット(30)だけでの運転を行えるから、省エネルギ化を図ることが可能となる。
(変形例4)
実施形態1の変形例4は、前段除湿ユニット(20)と後段除湿ユニット(30)とで、吸着熱交換器(46,47)を吸着側と再生側に切り換える時間間隔を互いに異ならせるようにした例である。装置構成は実施形態1と同じであり、コントローラ(100)の制御内容が異なるだけであるため、システムの図示は省略する。
この変形例4では、前段除湿ユニット(20)と後段除湿ユニット(30)の吸着熱交換器(46,47)を吸着側と再生側に切り換える時間間隔を、再生直後の吸着剤が十分に乾燥している状態となるような再生時間と、吸着中に吸着剤が水分を吸着しすぎて除湿能力が低下しないような吸着時間とから、最適な切り換え時間間隔に設定される。特に、前段除湿ユニット(20)の1台あたりの処理風量が、後段除湿ユニット(30)の1台あたりの処理風量よりも多く設定されている場合には、吸着時間を短くして水分の吸着量を抑える必要があることから、後段除湿ユニット(30)よりも切り換え時間間隔が短く設定される。
この変形例4によれば、前段除湿ユニット(20)と後段除湿ユニット(30)とで、吸着熱交換器(46,47)を吸着側と再生側に切り換える時間間隔が互いに相違するようにしており、特に前段除湿ユニット(20)の切り換え時間間隔を後段除湿ユニット(30)の切り換え時間間隔よりも短くすることにより、各段の除湿ユニット(20,30)において最適な運転を行うことが可能になる。
《発明の実施形態2》
本発明の実施形態2について説明する。
実施形態2は、図12に示すように、前段除湿ユニット(20)と高段側除湿ユニット(30)の間に中段除湿ユニット(50)を設けた例である。つまり、実施形態1は前段除湿ユニット(20)と後段除湿ユニット(30)の二段で除湿装置(10)を構成した例であるが、本実施形態は、前段除湿ユニット(20)と高段側除湿ユニット(30)と中段除湿ユニット(50)の三段で除湿装置(10)を構成した例である。
このように除湿装置(10)を三段で構成すると、前段除湿ユニット(20)と後段除湿ユニット(30)の間で2段の中間循環回路(13a,13b)が形成される。中間循環回路(13a,13b)の段数が増えると、後段除湿ユニット(30)の再生側の吸着熱交換器(46,47)をより低湿度にすることが可能になる。より後段になるほど、再生側の吸着熱交換器(47,46)の再生後の水分量を少なくできるからである。したがって、後段除湿ユニット(30)の吸着熱交換器(46,47)が吸着側になったときに、室内空気(RA)の水分吸着量を、除湿装置(10)が二段の場合よりも増やすことが可能になる。その結果、この実施形態2によれば、室内に供給する空気を、再生温度を上げずにより低露点温度の空気にすることが可能になる。
その他の構成、作用、効果は実施形態1と同様である。
《発明の実施形態3》
実施形態3の変形例1は、図13に示すように、前段除湿ユニット(20)を2台にして並列に接続するとともに、高段側除湿ユニット(30)を3台にして並列に接続した例である。
この実施形態3においても、実施形態1と同様に、後段除湿ユニット(30)同士で吸着熱交換器(46,47)を吸着側と再生側に切り換えるタイミングを異ならせるようにしている。また、前段除湿ユニット(20)同士でも、吸着熱交換器(46,47)を吸着側と再生側に切り換えるタイミングを異ならせるようにしている。
このように各段の除湿ユニット(20,30)の台数を増やし、各段の吸着熱交換器(46,47)の切り換えタイミングを異ならせるようにすると、実施形態1と比べて温度変動と湿度変動をさらに低減することが可能になる。したがって、この実施形態3によれば、室内空気の状態をより安定させることができる。
なお、その他の構成、作用、効果は実施形態1と同様である。
《その他の実施形態》
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
例えば、上記各実施形態や変形例では、前段除湿ユニット(20)と後段除湿ユニット(30)の両方で吸着部材として2つの吸着熱交換器(46,47)を用い、吸着側と再生側を切り換えるようにしている。しかしながら、後段除湿ユニット(30)は、吸着熱交換器(46,47)の代わりに吸着ロータを用いた構成にしてもよい。その場合、吸着ロータが吸着側の空気通路と再生側の空気通路にまたがって配置されるとともに回転可能に構成され、吸着側の空気通路に位置している吸着ロータの吸着部で空気中の水分を吸着する一方、再生側の空気通路に位置している吸着ロータの再生部でロータの水分を空気に放出することになる。
このようにしても、前段除湿ユニット(20)で除湿した乾燥空気で後段除湿ユニットの吸着ロータを再生できるから、再生後の吸着ロータに含まれる水分量を少なくすることができる。したがって、水分の少ない吸着ロータで室内空気を除湿できるから、再生温度を上げなくても室内に供給する空気を低露点の空気にすることが可能になる。
また、前段除湿ユニット(20)と後段除湿ユニット(30)の台数や段数は、上記各実施形態で説明した台数や段数から適宜変更することが可能である。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、2つの吸着熱交換器を吸着側と再生側に交互に切り換えて用いる除湿ユニットを備えた除湿システムについて有用である。
除湿システム
除湿装置
除湿対象空間
吸着部
再生部
吸着部材
前段除湿ユニット
後段除湿ユニット
吸着熱交換器
吸着部材
室外循環回路

Claims (8)

  1. 除湿対象空間(S)に除湿空気を供給する除湿装置(10)を備え、
    上記除湿装置(10)が、吸着部と再生部を有する吸着部材(45)を備えた除湿システムであって、
    上記除湿装置(10)は、前段で除湿を行う前段除湿ユニット(20)と、後段で除湿を行う後段除湿ユニット(30)とを備え、
    前段除湿ユニット(20)は、吸着部と再生部に交互に切り換えられる2つの吸着熱交換器(46,47)を備え、後段除湿ユニット(30)は、吸着部と再生部に切り換えられる吸着部材(45)を備え、
    前段除湿ユニット(20)の再生部と室外空間との間で室外空気が循環する室外循環回路(11)が構成され、
    後段除湿ユニット(30)の吸着部と除湿対象空間(S)との間で室内空気が循環する室内循環回路(12)が構成され、
    前段除湿ユニット(20)の吸着部と後段除湿ユニット(30)の再生部との間で中間空気が循環する中間循環回路(13)が構成されていることを特徴とする除湿システム。
  2. 請求項1において、
    前段除湿ユニット(20)と後段除湿ユニット(30)の両方が、吸着部と再生部に交互に切り換えられる2つの吸着熱交換器(46,47)を備えていることを特徴とする除湿システム。
  3. 請求項2において、
    後段除湿ユニット(30)は、前段除湿ユニット(20)に対して複数台が互いに並列に接続され、
    各後段除湿ユニット(30)で、吸着熱交換器(46,47)を吸着部と再生部に切り換えるタイミングが互いに相違することを特徴とする除湿システム。
  4. 請求項2または3において、
    前段除湿ユニット(20)の1台あたりの処理風量が、後段除湿ユニット(30)の1台あたりの処理風量よりも多く設定されていることを特徴とする除湿システム。
  5. 請求項4において、
    上記中間循環回路(13)には、後段除湿ユニット(30)の再生側出口から再生側入口に空気の一部を戻す戻し通路(16)が設けられていることを特徴とする除湿システム。
  6. 請求項2から5の何れか1つにおいて、
    前段除湿ユニット(20)と後段除湿ユニット(30)とで、吸着熱交換器(46,47)を吸着部と再生部に切り換える時間間隔が互いに相違することを特徴とする除湿システム。
  7. 請求項2から6の何れか1つにおいて、
    前段除湿ユニット(20)の吸着側出口空気と、後段除湿ユニット(30)の再生側出口空気との間で熱交換を行わせる顕熱交換器(14)が設けられていることを特徴とする除湿システム。
  8. 請求項2から7の何れか1つにおいて、
    前段除湿ユニット(20)をバイパスして後段除湿ユニット(30)の再生側入口に室外空気を導入する室外バイパス通路を備えていることを特徴とする除湿ユニット。
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