JP2015009946A - シート検出装置、画像形成装置 - Google Patents

シート検出装置、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シートの幅方向の端部位置を高い確率で検出することのできるシート検出装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】シート検出装置及び画像形成装置は、第1光源611、第2光源62、光量検出部612、及び制御部を備える。光量検出部612は、第1光源611から照射されてシートPで反射した反射光及び第2光源62から照射されてシートPを透過した透過光の幅方向D2の各位置における光量をそれぞれ検出可能である。そして、制御部は、第1光源611及び第2光源62を個別に発光させたときに光量検出部612により検出される反射光の光量及び透過光の光量に基づいてシートPの幅方向の端部位置を検出可能である。【選択図】図2

Description

本発明は、シートの幅方向の端部位置を検出可能なシート検出装置及びシート検出装置を備える画像形成装置に関する。
従来、シートの幅方向に長尺状の光をシートに照射したときに前記シートから反射した反射光を検出し、その反射光の光量に基づいてシートの幅方向の端部位置を検出する技術が知られている。また、シートの幅方向に長尺状の光をシートに照射したときに前記シートを透過した透過光を検出し、その透過光の光量に基づいてシートの幅方向の端部位置を検出する技術も知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2008−252385号公報
ところで、シートの色又は材質などのシート種別によって光の反射率及び透過率は異なる。例えば、白色に近い色のシートの反射率及び透過率は高く、黒色に近い色のシートの反射率及び透過率は低い。そのため、反射光及び透過光のいずれか一方のみに基づいてシートの幅方向の端部位置を検出する構成では、シート種別によってシートの幅方向の端部位置を検出することができないおそれがある。
本発明の目的は、シートの幅方向の端部位置を高い確率で検出することのできるシート検出装置及び画像形成装置を提供することにある。
本発明に係るシート検出装置は、第1光源、第2光源、光量検出部、及び制御部を備える。前記第1光源は、シートの一方の面に光を照射する。前記第2光源は、前記シートの他方の面に光を照射する。前記光量検出部は、前記第1光源から照射されて前記シートで反射した反射光及び前記第2光源から照射されて前記シートを透過した透過光の前記シートの幅方向の各位置における光量をそれぞれ検出可能である。前記制御部は、前記第1光源及び前記第2光源を個別に発光させたときに前記光量検出部により検出される前記反射光の光量及び前記透過光の光量に基づいて前記シートの幅方向の端部位置を検出可能である。
本発明に係る画像形成装置は、前記シート検出装置と前記シートに画像を形成する画像形成部とを備える。
本発明によれば、シートの幅方向の端部位置を高い確率で検出することのできるシート検出装置及び画像形成装置が実現される。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す模式図である。 図2は、本発明の実施形態に係るシート検出装置の構成を示す模式図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行されるエッジ検出処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における反射率の差と出力電圧の差との関係を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における透過率の差と出力電圧の差との関係を示す図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[画像形成装置10の構成]
まず、図1を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の構成について説明する。
図1に示すように、前記画像形成装置10は、給紙カセット1、給紙搬送部2、画像形成部3、インクタンク部4、印字搬送部5、シート検出装置6、排紙部7、制御部8、及びこれらを収容する本体フレーム9などを備えるインクジェット記録装置である。なお、本実施形態では、前記シート検出装置6及び前記制御部8が本発明に係るシート検出装置を構成する。
前記画像形成装置10は、パーソナルコンピューター等の情報処理装置から入力される印字データ(画像データ)に基づいてシートに画像を形成するプリンターである。なお、本発明に係る画像形成装置は、プリンターに限らず、複写機、ファクシミリ装置、又は複合機などにも適用可能である。
前記給紙カセット1には、複数のシートPが収容される。前記シートPは、紙又はフィルム等の記録媒体であって、前記画像形成装置10では、前記画像形成部3により前記シートPに画像が形成される。
前記給紙搬送部2は、ピックアップローラー21、搬送ローラー22、搬送路23、レジストローラー24、手差しフィーダ25、及び給紙ローラー26を備える。前記ピックアップローラー21は、前記給紙カセット1から前記シートPを1枚ずつ取り出す。前記搬送ローラー22は、前記ピックアップローラー21により取り出された前記シートPを前記搬送路23に沿わせて前記レジストローラー24まで搬送するローラー対である。前記レジストローラー24は、所定の搬送タイミング(画像の書き出しタイミング)で前記シートPを前記画像形成部3に搬送する際に用いられるローラー対である。また、前記手差しフィーダ25は、複数の前記シートPを載置可能である。そして、前記給紙ローラー26は、前記手差しフィーダ25から前記シートPを1枚ずつ取り出して前記レジストローラー24に向けて搬送する。
前記画像形成部3は、K(ブラック)に対応する記録ヘッド31、C(シアン)に対応する記録ヘッド32、M(マゼンタ)に対応する記録ヘッド33、及びY(イエロー)に対応する記録ヘッド34を有するインクジェット方式の記録部である。前記記録ヘッド31〜34各々は、前記印字搬送部5が備える搬送ベルト51の載置面51Aに対向して配置されている。前記記録ヘッド31〜34各々は、前記印字搬送部5による前記シートPの搬送方向D1に垂直な前記搬送ベルト51の幅方向D2(図2参照)に長尺状であり、前記搬送方向D1に沿って所定間隔ごとに配置されている。前記記録ヘッド31〜34の下端部には、インクを吐出する多数のノズル(吐出口)を有するインク吐出面がそれぞれ設けられている。なお、本実施の形態では、KCMYの4色に対応した4つの前記記録ヘッド31〜34を有する構成を例に挙げて説明するが記録ヘッドの数はこれに限らず、前記画像形成部3は一つ又は複数の記録ヘッドを有する。
そして、前記画像形成部3は、前記印字搬送部5により前記搬送ベルト51の載置面51Aに載置されて搬送される前記シートPに前記記録ヘッド31〜34のインク吐出面からインクを吐出し、前記シートPに画像を形成する。即ち、前記画像形成装置10は、所謂ラインヘッド型のインクジェット記録装置である。なお、前記記録ヘッド31〜34のインクの吐出方式には、例えばピエゾ素子を利用してインクを吐出させるピエゾ方式又は加熱により気泡を発生させてインクを吐出させるサーマル方式などが採用される。
前記インクタンク部4は、K(ブラック)に対応するインクタンク41、C(シアン)に対応するインクタンク42、M(マゼンタ)に対応するインクタンク43、Y(イエロー)に対応するインクタンク44を備える。前記インクタンク41〜44は、不図示のインクチューブにより同色の前記記録ヘッド31〜34にそれぞれ接続されており、前記記録ヘッド31〜34に各色のインクを補給する。
前記印字搬送部5は、前記記録ヘッド31〜34の下方に配置されている。そして、前記印字搬送部5は、前記給紙搬送部2から供給された前記シートPを前記記録ヘッド31〜34のインク吐出面に対向させつつ前記排紙部7まで搬送する。具体的に、前記印字搬送部5は、搬送ベルト51、駆動ローラー52、従動ローラー53、54、55、押圧ローラー56、及び光学センサー57などを備える。なお、前記搬送ベルト51と前記記録ヘッド31〜34のインク吐出面との間隙は、前記搬送ベルト51で搬送される前記シートPと前記記録ヘッド31〜34のインク吐出面との間隔が例えば1mm以上2mm以下となるように定められている。
前記搬送ベルト51は、前記シートPが載置される載置面51Aを有する無端状のベルトであって、前記駆動ローラー52及び前記従動ローラー53〜55によって所定のテンションで張架されている。
前記駆動ローラー52は、駆動ギアを介して駆動モーター52Aの回転軸に連結されている。そして、前記駆動モーター52Aの駆動により前記駆動ローラー52が反時計回りに回転すると、前記駆動ローラー52から伝達される駆動力により前記搬送ベルト51が走行し、前記載置面51Aに載置された前記シートPが前記搬送方向D1に搬送される。このとき、前記従動ローラー53〜55は、前記駆動ローラー52の駆動により前記搬送ベルト51を介して伝達される駆動力により回転する。
前記押圧ローラー56は、前記給紙搬送部2から前記印字搬送部5への前記シートPの給紙位置に設けられている。前記押圧ローラー56は、前記従動ローラー55の対向位置に配置されており、前記搬送ベルト51は、前記従動ローラー55及び前記押圧ローラー56の間に挟まれている。そして、前記押圧ローラー56は、前記給紙搬送部2から供給される前記シートPを前記搬送ベルト51に押しつけて密着させる。なお、前記シートPは、前記搬送ベルト51に静電吸着又は吸引吸着により吸着された状態で前記搬送ベルト51によって搬送される。
前記光学センサー57は、前記搬送方向D1において前記搬送ベルト51より上流側の位置で前記シートPを検出する反射型の光学式センサーである。そして、前記光学センサー57による検出信号は、前記制御部8に入力される。なお、前記光学センサー57は、前記シートPを検出することができれば接触式センサーなどの他のセンサーであってもよい。また、前記光学センサー57は、前記押圧ローラー56の下流側に配置されていてもよい。
前記排紙部7は、前記印字搬送部5の前記搬送方向D1における前記画像形成部3の下流側に設けられている。前記排紙部7は、乾燥装置71、搬送路72、排紙ローラー73及び排紙トレイ74などを有する。前記乾燥装置71は、前記シートPに送風することにより、前記シートPに付着したインクを乾燥させる。そして、前記乾燥装置71で乾燥された前記シートPは、前記搬送路72を介して前記排紙ローラー73により前記排紙トレイ74に排出される。
前記制御部8は、CPU81、ROM82、RAM83、及びEEPROM84などを有する。前記CPU81は、演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROM82は、前記CPU81に各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。また、前記RAM83は揮発性の記憶部、前記EEPROM84は不揮発性の記憶部である。前記RAM83及び前記EEPROM84は、前記CPU81が実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。また、前記画像形成装置10では、前記EEPROM84に、不図示の記録媒体(CD,DVD、半導体メモリーなど)から読み出した制御プログラムをインストールすることも可能である。なお、前記制御部8は集積回路(ASIC又はDSP)などの電子回路で構成されていてもよい。また、前記制御部8が、複数の制御主体(プロセッサー)を有することも考えられる。
[シート検出装置6]
前記シート検出装置6は、前記レジストローラー24及び前記押圧ローラー56の間に配置されており、前記給紙搬送部2により搬送される前記シートPの幅方向D2の端部位置を検出する。
次に、図2を参照しつつ、前記シート検出装置6の構成について説明する。なお、図2(A)は前記シート検出装置6を上方から見た模式図、図2(B)は前記シート検出装置6を側方から見た模式図、図2(C)は前記シート検出装置6を下方から見た模式図である。前記シート検出装置6は、前記印字搬送部5における前記シートPの搬送経路50に配置されており、イメージセンサー61、第2光源62、及び低反射部63を備える。
ここに、前記画像形成装置10では、前記シートPを前記搬送経路50の前記幅方向D2の中央部を通過させて搬送するセンター通紙方式が採用されている。この場合には、前記シートPの幅方向D2の端部の一方が少なくとも検出できればよい。そこで、前記画像形成装置10では、図2に示すように、前記イメージセンサー61、前記第2光源62、及び前記低反射部63各々が、前記搬送経路50の前記幅方向D2の中央部から一方側に長尺状に設けられている。前記イメージセンサー61、前記第2光源62、及び前記低反射部63各々の前記幅方向D2の長さは、例えば前記搬送経路50で搬送可能な最大サイズの前記シートPの幅の半分と同等の長さである。
なお、前記画像形成装置10が、前記シートPを前記幅方向D2の一端部に寄せて搬送する構成である場合には、前記メージセンサー61、前記第2光源62、及び前記低反射部63各々が前記幅方向D2の全体に亘って長尺状に設けられる。また、前記センター通紙方式が採用された構成において、前記イメージセンサー61、前記第2光源62、及び前記低反射部63各々が前記幅方向D2の全体に亘って長尺状に設けられてもよい。
前記イメージセンサー61は、前記シートPの幅方向D2の1ラインの画像データを読み取るCIS(Contact Image Sensor)又はCCD(Charge Coupled Devices)などの撮像素子である。具体的に、前記イメージセンサー61は、第1光源611及び光量検出部612を有する。
前記第1光源611は、前記シートPの一方の面である表面側に対向する位置に配置されており、前記シートPの表面に光を照射する。また、前記第2光源62は、前記シートPの他方の面である裏面側に対向する位置に配置されており、前記シートPの裏面に光を照射する。
具体的に、前記第1光源611及び前記第2光源62は、前記搬送経路50に沿って搬送される前記シートPの幅方向D2に配列された複数のLEDを有する長尺状の光源である。なお、前記LEDは、白色LED又は赤色LEDなどである。また、前記第1光源611及び前記第2光源62はLEDに限らず蛍光灯などの他の光源であってもよい。
前記光量検出部612は、前記シートPの幅方向D2に各位置に対応して配列された複数の光電変換素子を有し、前記第1光源611から照射されて前記シートPで反射した反射光の前記幅方向D2の各位置における光量を検出するラインセンサーである。前記光量検出部612は、前記光電変換素子各々を順に駆動し、前記光電変換素子各々に入射する光の光量に応じた値の電圧を順に出力させる走査処理を実行する。そして、前記光量検出部612の前記光電変換素子各々からの出力電圧は不図示のA/D変換回路などを介して前記制御部8に入力される。これにより、前記制御部8は、前記シートPの幅方向D2の各位置における光量に対応する出力電圧を画像データとして取得することが可能である。
また、前記イメージセンサー61及び前記第2光源62は、前記第2光源62から前記搬送経路50に向けて照射された光が前記光量検出部612で受光可能な位置に配置されている。従って、前記光量検出部612は、前記第2光源62から照射されて前記シートPを透過した透過光の前記幅方向D2の各位置における光量を検出可能である。
前記低反射部63は、前記搬送経路50を挟んで前記第1光源611又は前記光量検出部612に対向する位置に配置されている。前記低反射部63は、前記第1光源611から照射される光に対する反射率が低い部材であり、例えば前記低反射部63の前記搬送経路50側の表面は黒色である。これにより、前記第1光源611から照射されて前記光量検出部612に入射する光の光量では、前記シートPで反射した反射光と前記低反射部63で反射した反射光との間に大きな差が生じる。なお、前記低反射部63の色は、前記第1光源611の発光色に対して反射率が低い色であれば黒色に限らない。また、前記画像形成装置10は、前記低反射部63が省略された構成であってもよい。なお、前記画像形成装置10が、不図示の駆動部により前記低反射部63に対して清掃部材を摺動させることにより前記低反射部63を自動的に清掃する清掃装置を備えることも考えられる。
そして、前記画像形成装置10では、前記制御部8によって、後述のエッジ検出処理が実行されることにより、前記シートPの幅方向D2の端部位置が検出される。なお、前記エッジ検出処理は、前記制御部8が、前記ROM82に記憶された前記制御プログラムに従って前記CPU81を用いて実行する。本発明は、前記CPU81に前記エッジ検出処理を実行させるための制御プログラム、又は前記エッジ検出処理における各工程を実行するエッジ検出方法の発明として捉えてもよい。
[エッジ検出処理]
以下、図3のフローチャートを参照しつつ、前記エッジ検出処理の手順の一例について説明する。前記制御部5は、前記画像形成装置10に画像データが入力された場合に前記画像データに基づく印字処理と共に前記エッジ検出処理を実行し、前記印字処理の終了と共に前記エッジ検出処理を終了させる。なお、前記エッジ検出処理に含まれる各処理手順をステップS1、S2、・・・と称する。
<ステップS1>
まず、ステップS1において、前記制御部8は、前記光学センサー57により前記シートPが検出されたか否かを判断する。前記ステップS1では、前記シート検出装置6による検出可能な位置に前記シートPが存在するか否かが、前記シートPが前記光学センサー57に到達した否かに応じて判断される。ここで、前記制御部8は、前記シートPが検出されるまでの間は(S1のNo側)、処理を前記ステップS1で待機させる。そして、前記制御部8は、前記シートPが検出されたと判断すると(S1のYes側)、処理をステップS2に移行させる。
なお、本実施の形態では、前記光学センサー57が、前記搬送方向D1において前記シート検出装置6の下流側に配置されている場合を例に挙げて説明する。一方、前記光学センサー57が、前記搬送方向D1において前記シート検出装置6の上流側に配置される構成も他の実施形態として考えられる。この場合、前記制御部8は、前記ステップS1において前記光学センサー57により前記シートPが検出されてから、予め設定された待機時間が経過した後に、処理をステップS2に移行させる。前記待機時間は、前記シートPが前記光学センサー57の位置から前イメージセンサー61の位置に到達するまでの所要時間として予め設定された時間である。
<ステップS2〜S3>
ステップS2〜S3において、前記制御部8は、前記第1光源611を発光させると共に、前記光量検出部612により前記シートPの幅方向D2の1ライン分の画像データを読み取る。このとき、前記制御部8は、前記光量検出部612からの出力電圧を前記シートPの幅方向D2の各位置(各画素)に対応する前記反射光の光量(画素値)を示す情報として取得する。
<ステップS4>
ステップS4において、前記制御部8は、前記シートPの幅方向D2において互いに隣接する位置の前記反射光の光量差を示す出力電圧の差(指標値の一例)が予め設定された第1閾値以上となる部分が存在するか否かを判断する。前記第1閾値は、前記反射光に基づいて前記シートPの幅方向D2の端部位置を検出するために、前記シートPと前記低反射部63との反射率の差に応じて予め設定された値である。なお、前記出力電圧の差は指標値の一例に過ぎず、例えば前記出力電圧に基づいて算出される光量の差又は画素値の差を指標値として用いてもよい。
ここに、図4は、前記シートPと前記低反射部63とにおける前記第1光源611からの光の反射率の差と、前記光量検出部612から出力される出力電圧の差との関係の一例を示す図である。図4に示すように、前記反射率の差が大きくなるほど前記出力電圧の差も大きくなる。例えば、前記シートPの色が白色に近い場合には、前記低反射部63の黒色との反射率の差が大きく前記出力電圧の差も大きいが、前記シートPの色が黒色に近い場合には、前記低反射部63の黒色との反射率の差が小さく前記出力電圧の差も小さくなる。具体的に、図4に示す例では、前記シートPのシート種別に応じた前記反射率の差の変化に伴って、前記出力電圧の差が0.1V以上1.6V以下の範囲で変化している。この場合、前記画像形成装置10では、例えば前記シートPのシート種別によって変化する前記出力電圧の差の最大値から最小値を引いた値の1/2の値である0.75V(=((1.6−0.1)/2))が前記第1閾値として予め設定される。なお、例えば前記シートPのシート種別によって変化する前記出力電圧の差の最大値及び最小値の平均値である0.85V(=((1.6+0.1)/2))が前記第1閾値として予め設定されることも考えられる。
ここで、前記制御部8は、前記出力電圧の差が前記第1閾値以上となる部分が存在すると判断すると(S4のYes側)、処理をステップS41に移行させる。一方、前記出力電圧の差が前記第1閾値以上となる部分が存在しないと判断すると(S4のNo側)、前記制御部8は処理をステップS5に移行させる。
<ステップS41>
ステップS41において、前記制御部8は、前記ステップS4で前記出力電圧の差(光量差)が前記第1閾値以上であると判断された部分の境界位置を前記シートPの幅方向D2の端部位置として検出する。即ち、前記制御部8は、前記第1光源61を発光させたときに前記光量検出部612により検出される前記反射光に基づいて前記シートPの幅方向D2の端部位置が検出された場合には、前記第2光源62を発光させたときに前記光量検出部612により検出される前記透過光に基づいて前記シートPの幅方向D2の端部位置を検出する処理を実行しない。
<ステップS42>
ステップS42において、前記制御部8は、前記第1光源611の発光を停止させる。なお、前記ステップS3において前記光量検出部612による前記反射光の検出が実行されている途中で前記ステップS4の判断が実行されることも考えられる。この場合、前記ステップS42では、前記第1光源611の発光が停止されると共に、前記光量検出部612による前記反射光の検出も終了される。
<ステップS43>
そして、ステップS43において、前記制御部8は、前記ステップS41で検出された前記シートPの幅方向D2の端部位置に応じて、前記画像形成部3により前記シートPに形成される画像の位置を補正する。具体的に、前記制御部8は、前記シートPのサイズに対応する本来の前記シートPの幅方向D2の端部位置と前記ステップS41で検出された前記シートPの幅方向D2の端部位置との位置ずれ量を算出する。そして、前記制御部8は、前記記録ヘッド31〜34により形成される画像の前記幅方向D2の書き出し位置を前記位置ずれ量に応じて補正する。これにより、前記シートPには、前記シートPの幅方向D2の端部位置が本来の位置を通過する場合と同様の位置に画像が形成される。その後、前記制御部8は、処理を前記ステップS1に戻す。これにより、次のページの印刷処理においても同様に前記エッジ検出処理が実行される。
<ステップS5>
一方、前記ステップS4において前記出力電圧の差が前記第1閾値以上となる部分が存在しないと判断された場合、続くステップS5では、前記制御部8が、前記第1光源611の発光を停止させる。
<ステップS6〜S7>
その後、ステップS6〜S7において、前記制御部8は、前記第2光源62を発光させると共に、前記光量検出部612により前記シートPの幅方向D2の1ライン分の画像データを読み取る。このとき、前記制御部8は、前記光量検出部612からの出力電圧を前記シートPの幅方向D2の各位置(各画素)に対応する前記透過光の光量(画素値)を示す情報として取得する。
<ステップS8>
ステップS8において、前記制御部8は、前記シートPの幅方向D2において互いに隣接する位置の前記透過光の光量差を示す出力電圧の差(指標値の一例)が予め設定された第2閾値以上となる部分が存在するか否かを判断する。前記第2閾値は、前記透過光に基づいて前記シートPの幅方向D2の端部位置を検出するために、光が前記シートPを透過する領域と光が前記シートPを透過しない前記シートPの外部領域との透過率の差に応じて予め設定された値である。
ここに、図5は、光が前記シートPを透過する領域と前記シートPの外部領域とにおける前記第2光源62からの光の透過率の差と、前記光量検出部612から出力される出力電圧の差との関係を示す図である。図5に示すように、前記透過率の差が大きくなるほど前記出力電圧の差も大きくなる。例えば、前記シートPの色が白色に近い場合には、光が前記シートPを透過する領域と光が前記シートPを透過しない外部領域との光の透過率の差が小さく前記出力電圧の差も小さい。一方、前記シートPの色が黒色に近い場合には、光が前記シートPを透過する領域と光が前記シートPを透過しない外部領域との光の透過率の差が大きく前記出力電圧の差も大きくなる。具体的に、図5に示す例では、前記シートPのシート種別に応じた前記透過率の差の変化に伴って、前記出力電圧の差が0.1V以上1.6V以下の範囲で変化している。この場合、前記画像形成装置10では、例えば前記シートPのシート種別によって変化する前記出力電圧の差の最大値から最小値を引いた値の1/2の値である0.75V(=((1.6−0.1)/2))が前記第2閾値として予め設定される。なお、例えば前記シートPのシート種別によって変化する前記出力電圧の差の最大値及び最小値の平均値である0.85V(=((1.6+0.1)/2))が前記第2閾値として予め設定されることも考えられる。
ここで、前記制御部8は、前記出力電圧の差が前記第2閾値以上となる部分が存在すると判断すると(S8のYes側)、処理をステップS81に移行させる。一方、前記出力電圧の差が前記第2閾値以上となる部分が存在しないと判断すると(S8のNo側)、前記制御部8は処理をステップS9に移行させる。
<ステップS81>
ステップS81において、前記制御部8は、前記ステップS8で前記出力電圧の差(光量差)が前記第2閾値以上であると判断された部分の境界位置を前記シートPの幅方向D2の端部位置として検出する。
<ステップS82>
ステップS82において、前記制御部8は、前記第2光源62の発光を停止させる。なお、前記ステップS7において前記光量検出部612による前記透過光の検出が実行されている途中で前記ステップS8の判断が実行されることも考えられる。この場合、前記ステップS82では、前記第2光源62の発光が停止されると共に、前記光量検出部612による前記透過光の検出も終了される。
<ステップS83>
そして、ステップS83において、前記制御部8は、前記ステップS43と同様に、前記ステップS81で検出された前記シートPの幅方向D2の端部位置に応じて、前記画像形成部3により前記シートPに形成される画像の位置を補正する。これにより、前記シートPには、前記シートPの幅方向D2の端部位置が本来の位置を通過する場合と同様の位置に画像が形成される。その後、前記制御部8は、処理を前記ステップS1に戻す。これにより、次のページの印刷処理においても同様に前記エッジ検出処理が実行される。
<ステップS9>
一方、前記ステップS8において前記出力電圧の差が前記第2閾値以上となる部分が存在しないと判断された場合、続くステップS9では、前記制御部8が、前記第2光源62の発光を停止させる。
<ステップS10>
そして、ステップS10において、前記制御部8は、前記シートPの幅方向D2の端部位置の検出ができなかったと判断し、不図示の表示パネル又はパーソナルコンピューター等にエラーを表示させるエラー処理を実行した後、処理を前記ステップS1に戻す。なお、前記制御部8が、前記エラー処理後に前記エッジ検出処理を終了させることも考えられる。
以上説明したように、前記制御部8は、前記第1光源611及び前記第2光源62を個別に発光させたときに前記光量検出部612により検出される前記反射光の光量及び前記透過光の光量に基づいて前記シートPの幅方向D2の端部位置を検出可能である。従って、前記画像形成装置10では、前記制御部8により前記シートPの幅方向D2の端部位置が高い確率で検出される。
例えば、前記第1光源611の光量が低下した場合でも、前記第2光源62を用いて前記シートPの幅方向D2の端部位置を検出することが可能である。また、前記低反射部63の黒色度が低下して反射率が高くなった場合でも、前記第2光源62を用いて前記シートPの幅方向D2の端部位置を検出することが可能である。一方、前記第2光源62の光量が低下した場合でも、前記第1光源611を用いて前記シートPの幅方向D2の端部位置を検出することが可能である。また、前記シートPが前記第2光源62から照射される光の透過率が高い色又は材質である場合でも、前記第1光源611を用いて前記シートPの幅方向D2の端部位置を検出することが可能である。そして、前記画像形成装置10では、前記シートPの幅方向D2の端部位置に応じて前記シートPに形成される画像の端部位置が補正されるため、前記シートPには、前記シートPの幅方向D2の端部位置が本来の位置を通過する場合と同様の位置に画像が形成される。
また、前記画像形成装置10では、前記第1光源611を発光させたときに前記光量検出部612により検出される前記反射光に基づいて前記シートPの幅方向D2の端部位置が検出された場合には前記エッジ検出処理が終了する。一方、前記第1光源611を発光させたときに前記光量検出部612により検出される前記反射光に基づいて前記シートPの幅方向D2の端部位置が検出されなかった場合には、前記第2光源62を発光させたときに前記光量検出部612により検出される前記透過光に基づいて前記シートPの幅方向D2の端部位置が検出される。従って、前記シートPが前記第1光源611からの光を反射する反射率が高い通常の白色用紙などである場合には、前記第2光源62を用いた不要な検出処理が省略される。
[他の実施形態]
ところで、前記エッジ検出処理において、先に前記第2光源62を用いて前記シートPの幅方向D2の端部位置が検出されなかった場合にのみ、前記第1光源611を用いた前記シートPの幅方向D2の端部位置の検出が実行されることも他の実施形態として考えられる。即ち、前記制御部8が、前記第2光源62を発光させたときに前記光量検出部612により検出される前記透過光に基づいて前記シートPの幅方向D2の端部位置が検出された場合には前記エッジ検出処理を終了させ、前記第1光源61を発光させたときに前記光量検出部612により検出される前記反射光に基づいて前記シートPの幅方向D2の端部位置を検出する処理を実行しない。一方、前記第2光源62を発光させたときに前記光量検出部612により検出される前記透過光に基づいて前記シートPの幅方向D2の端部位置が検出されなかった場合、前記制御部8は、前記第1光源611を発光させたときに前記光量検出部612により検出される前記反射光に基づいて前記シートPの幅方向D2の端部位置を検出する。
さらに、前記第1光源611及び前記第2光源62を用いた前記シートPの幅方向D2の端部位置の検出が常に両方実行されることも他の実施形態として考えられる。このとき、前記シートPが前記搬送方向D1に対して傾きを有する場合には、前記第1光源611及び前記第2光源62を用いて検出される前記シートPの幅方向D2の端部位置が検出される前記搬送方向D1の位置が異なる。そこで、前記制御部8が、前記第1光源611及び前記第2光源62を用いて検出される前記幅方向D2の端部位置各々に基づいて前記シートPの傾きを検出することも考えられる。また、前記制御部8が、1枚の前記シートPが搬送される間に前記エッジ検出処理を複数回実行することにより検出される前記シートPの幅方向D2の端部位置各々に応じて前記シートPの傾きを検出することも考えられる。
また、前述したように前記シートPの反射率及び透過率は、前記シートPのシート種別に応じて変化する。そこで、前記制御部8が、予め設定された前記シートPのシート種別に応じて前記第1光源611及び前記第2光源62を選択的に使用する構成も考えられる。なお、前記シートPのシート種別は、前記画像形成装置10が備える不図示の操作表示部、又はコンピューター等の情報処理装置に対するユーザー操作により予め設定される。具体的に、前記制御部8は、前記シート種別に対応して予め設定された前記第1光源611及び前記第2光源62の一方を選択して発光させたときに前記光量検出部612により検出される前記反射光又は前記透過光に基づいて前記シートPの幅方向D2の端部位置を検出する。そして、前記シートPの幅方向D2の端部位置が検出されなかった場合に他方の前記第1光源611又は前記第2光源62を発光させたときに前記光量検出部612により検出される前記反射光又は前記透過光に基づいて前記シートPの幅方向D2の端部位置を検出する。これにより、前記制御部8は、前記シートPが反射率の高い通常の用紙などである場合には前記第1光源611を優先的に使用して前記シートPのエッジを検出することができる。また、前記制御部8は、前記シートPが反射率の低い色の濃い用紙などである場合には前記第2光源62を優先的に使用して前記シートPの幅方向D2の端部位置を検出することができる。
ところで、前記制御部8が、前記光量検出部612により読み取られる前記反射光の光量に基づいて前記第1閾値を更新することも考えられる。具体的に、前記制御部8は、前記光量検出部612により読み取られる前記シートPで反射した反射光の光量と前記低反射部63で反射した反射光の光量との差分の変化に応じて前記第1閾値を更新することが考えられる。例えば、予め前記シートPとして白色のシートを用いる旨がユーザーにより設定された状態で、前記シートPからの反射光量と前記低反射部63からの反射光量との差分が小さくなっている場合には、前記低反射部63の黒色度又は前記第1光源611の光量が低下していることが考えられる。そこで、前記制御部8は、前記シートPとして白色のシートを用いる旨がユーザーにより設定された状態で検出される前記差分が小さくなるに従って前記第1閾値が小さくなるように前記第1閾値を変更することが考えられる。これにより、前記低反射部63の黒色度が低下した場合、又は前記第1光源611の光量が低下した場合にも前記第1光源611及び前記光量検出部612を用いて前記シートPの幅方向D2の端部位置を検出することが可能となる。
同じく、前記制御部8が、前記光量検出部612により読み取られる前記透過光の光量に基づいて前記第2閾値を更新することも考えられる。具体的に、前記制御部8は、前記光量検出部612により読み取られる前記シートPを透過した透過光の光量と前記第2光源62から直接入射する直接光の光量との差分の変化に応じて前記第2閾値を更新することが考えられる。例えば、予め前記シートPとして白色のシートを用いる旨がユーザーにより設定された状態で、前記シートPを透過した透過光の光量と前記第2光源62から直接入射する直接光の光量との差分が小さくなっている場合には、前記第2光源62の光量が低下していると考えられる。そこで、前記制御部8は、前記シートPとして白色のシートを用いる旨がユーザーにより設定された状態で検出される前記差分が小さくなるに従って前記第2閾値が小さくなるように前記第2閾値を変更することが考えられる。これにより、前記第2光源62の光量が低下した場合にも前記第2光源62及び前記光量検出部612を用いて前記シートPの幅方向D2の端部位置を検出することが可能となる。
また、前記画像形成部装置10が、前記インクジェット方式の画像形成部3に代えて、電子写真方式の画像形成部を備えることも他の実施形態として考えられる。前記電子写真方式の画像形成部は、感光体ドラム、帯電部、露光装置、現像装置、転写ローラー、定着装置及びトナーコンテナなどを備える。前記電子写真方式の画像形成部では、前記露光装置が、前記帯電部により所定電位に帯電された前記感光体ドラムに、画像データに基づくレーザ光を照射して静電潜像を形成する。その後、前記現像装置は、前記トナーコンテナから供給されるトナーを用いて前記静電潜像をトナー像として現像する。そして、前記感光体ドラム及び前記転写ローラーは、前記感光体ドラムに形成された前記トナー像を前記給紙カセット1から搬送される前記シートPに転写する。この場合でも、前記制御部8が、前記エッジ検出処理により前記シートPの前記幅方向の端部位置を検出すること、及び前記画像形成部により前記シートPに形成される画像の端部位置を前記シートPの幅方向D2の端部位置に応じて補正することが可能である。具体的に、前記制御部8は、前記露光装置による前記感光体ドラムへの静電潜像の形成位置を補正することにより、前記画像形成部により前記シートPに形成される画像の端部位置を補正することが可能である。
さらに、前記シート検出装置6は、原稿であるシートを自動搬送する自動原稿搬送装置と、前記シート搬送装置により搬送される前記シートから画像データを読み取る画像読取部とを備える画像読取装置にも適用可能である。即ち、前記画像読取装置において、前記シート検出装置6が、前記自動原稿搬送装置による前記シートの搬送経路上に配置されることが考えられる。これにより、前記画像読取装置に設けられる制御部は、前記シート検出装置6により前記シートの幅方向の端部位置を検出することができる。そして、前記制御部は、前記画像読取部により前記シートから読み取られた画像の端部位置を、前記シート検出装置6により検出された前記シートの幅方向の端部位置に応じて補正することが可能である。また、前記画像読取装置では、前記シートの裏面の画像を読み取るためのCIS等のイメージセンサーが前記自動原稿搬送装置に設けられることがある。この場合には、前記イメージセンサーを前記イメージセンサー61として利用することができるため、前記第2光源62を追加するだけで前記シート検出装置6を構成することが可能である。
1 :給紙カセット
2 :給紙搬送部
3 :画像形成部
31〜34:記録ヘッド
4 :インクタンク部
41〜44:インクタンク
5 :印字搬送部
51:搬送ベルト
52:駆動ローラー
53〜55:従動ローラー
56:押圧ローラー
57:光学センサー
6 :シート検出装置
61:イメージセンサー
611:第1光源
612:光量検出部
62:第2光源
63:低反射部
7 :排紙部
8 :制御部
81:CPU
82:ROM
83:RAM
84:EEPROM
9 :本体フレーム
10:画像形成装置
D1:搬送方向
D2:幅方向

Claims (9)

  1. シートの一方の面に光を照射する第1光源と、
    前記シートの他方の面に光を照射する第2光源と、
    前記第1光源から照射されて前記シートで反射した反射光及び前記第2光源から照射されて前記シートを透過した透過光の前記シートの幅方向の各位置における光量をそれぞれ検出可能な光量検出部と、
    前記第1光源及び前記第2光源を個別に発光させたときに前記光量検出部により検出される前記反射光の光量及び前記透過光の光量に基づいて前記シートの幅方向の端部位置を検出可能な制御部と、
    を備えるシート検出装置。
  2. 前記シートの搬送経路を挟んで前記第1光源又は前記光量検出部に対向する位置に、前記第1光源から照射される光に対する反射率が低い低反射部が配置された請求項1に記載のシート検出装置。
  3. 前記制御部が、前記シートの幅方向において互いに隣接する位置の前記反射光の光量差を示す指標値が予め設定された第1閾値以上となる部分が存在する場合、又は前記シートの幅方向において互いに隣接する位置の前記透過光の光量差を示す指標値が予め設定された第2閾値以上である部分が存在する場合に、前記部分の境界を前記シートの幅方向の端部として検出する請求項1又は2に記載のシート検出装置。
  4. 前記制御部が、前記第1光源を発光させたときに前記光量検出部により検出される前記反射光に基づいて前記シートの幅方向の端部位置が検出されなかった場合に、前記第2光源を発光させたときに前記光量検出部により検出される前記透過光に基づいて前記シートの幅方向の端部位置を検出する請求項1〜3のいずれかに記載のシート検出装置。
  5. 前記制御部が、前記第2光源を発光させたときに前記光量検出部により検出される前記透過光に基づいて前記シートの幅方向の端部位置が検出されなかった場合に、前記第1光源を発光させたときに前記光量検出部により検出される前記反射光に基づいて前記シートの幅方向の端部位置を検出する請求項1〜3のいずれかに記載のシート検出装置。
  6. 前記制御部が、予め設定された前記シートのシート種別に応じて前記第1光源及び前記第2光源の一方を選択して発光させたときに前記光量検出部により検出される前記反射光又は前記透過光に基づいて前記シートの幅方向の端部位置が検出されなかった場合に、他方の前記第1光源又は前記第2光源を発光させたときに前記光量検出部により検出される前記反射光又は前記透過光に基づいて前記シートの幅方向の端部位置を検出する請求項1〜3のいずれかに記載のシート検出装置。
  7. 前記制御部が、前記第1光源及び前記第2光源の一方を発光させたときに前記光量検出部により検出される前記反射光又は前記透過光に基づいて前記シートの幅方向の端部位置が検出された場合に、他方の前記第1光源又は前記第2光源を発光させたときに前記光量検出部により検出される前記反射光又は前記透過光に基づいて前記シートの幅方向の端部位置を検出する処理を実行しない請求項1〜6のいずれかに記載のシート検出装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のシート検出装置と、前記シートに画像を形成する画像形成部と、を備える画像形成装置。
  9. 前記制御部が、前記画像形成部により前記シートに形成される画像の前記シートの幅方向の端部位置を前記シートの幅方向の端部位置に応じて補正する請求項8に記載の画像形成装置。
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