JP2015009887A - Ptpシート用包装体 - Google Patents

Ptpシート用包装体 Download PDF

Info

Publication number
JP2015009887A
JP2015009887A JP2013138671A JP2013138671A JP2015009887A JP 2015009887 A JP2015009887 A JP 2015009887A JP 2013138671 A JP2013138671 A JP 2013138671A JP 2013138671 A JP2013138671 A JP 2013138671A JP 2015009887 A JP2015009887 A JP 2015009887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ptp sheet
holding member
sheet
shielding plate
ptp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013138671A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6250314B2 (ja
Inventor
文代 酒井
Fumiyo Sakai
文代 酒井
園恵 広川
Sonoe Hirokawa
園恵 広川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Printing Co Ltd
Original Assignee
Asahi Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Printing Co Ltd filed Critical Asahi Printing Co Ltd
Priority to JP2013138671A priority Critical patent/JP6250314B2/ja
Publication of JP2015009887A publication Critical patent/JP2015009887A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6250314B2 publication Critical patent/JP6250314B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Packages (AREA)

Abstract

【課題】紙製の包装体形成片を組み立てて作られた簡単な構造であり、PTPシートを固定して錠剤等の薬剤を安全に収容し、子供が取り出すことは難しく、成人には取り出し易いPTPシート用包装体を提供する。【解決手段】プラスチック成形体60に破断可能な封止シート64が取り付けられて開口部が閉鎖されたPTPシート58に取り付けられ、一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた包装体形成片12から成る。PTPシート58を挟んで接着する一対の保持部材14,20と、PTPシート58から収容物を取り出す操作を防ぐ遮蔽板46を備える。包装体形成片12の所定の折罫線の折れ角度を変更すると遮蔽板46が移動し、PTPシート58から収容物の取り出しを阻止する遮蔽状態と、取り出しが可能な開放状態とが切り替わる。【選択図】図1

Description

この発明は、PTPシートに台紙を取り付けて包装したPTPシート用包装体に関する。
従来、錠剤の包装技術としてPTP(Press Through Package)シートがある。PTPシートは、合成樹脂で作られたプラスチック成形体を有し、プラスチック成形体には、錠剤を収容する空間を有した突出部と、突出部の周縁部に形成された平板部が一体に成形されている。PTPシートは、突出部と反対側の面にアルミ箔等の破断可能な封止シートが貼り付けられて、突出部の空間が閉鎖され、錠剤を密閉している。錠剤を取り出すときは、突出部を指で押し、錠剤を封止シートに押し付けて封止シートを破断し、破断した部分から取り出すものである。
PTPシートに収容された薬剤には、紙製等の台紙を取り付け、錠剤の取り出しを難しくし、子供が容易に封止シートを破断できないようにしたものがある。例えば、特許文献1に開示されているPTP包装体のシート収納ケースは、紙製の箱体であり、ブランクシートから箱体形成片を打ち抜いたものを糊付して折り曲げて組み立てて作られている。シート収納ケースの底部には、PTPシートの突出部に対向する位置にカット線が設けられている。シート収納ケースから錠剤を取り出すときは、シート収納ケースの上蓋板を開け、中に収容されているPTPシートの突出部を押す。すると、PTPシートの封止シートが破断して錠剤が押し出され、シート収納ケースの底部のカット線から取り出す。
また、特許文献2に開示されているタブレット用の包装体は、PTPシートの封止シート側に位置するベース部分と突出側に位置するカバー部分とが二つ折りにとなってPTPシートを覆っている。ベース部分には、取り出し孔を有し、PTPシートの突出部は、カバー部分に形成された開放スロットの内部で移動可能にガイドされ取り出し孔に移動可能となっている。開放ストリップは切り取り片で閉鎖され、切り取り片はミシン線で分離可能に区分されている。PTPシートの収容物を取り出すときは、切り取り片を分離して開放スロットを作る。そしてPTPシートの突出部を開放スロットに沿って移動させて取り出し孔に一致させて開放状態とし、この状態でPTPシートの突出部を押して封止シートを破断し、収容物を取り出すものである。
また、特許文献3に開示されている包装容器は、上壁、下壁、側壁、後壁を有する平行六面体のスリーブと、インサートが設けられている。インサートは、スリーブに設けられた開口部へ突没可能に挿入されている。インサートは、スリーブ内のロック手段でロックされ、ロック手段を操作タブで押すことによりロック機能を解除して引き出し可能となる。PTPシートはインサートに固定され、インサートとともにスリーブ内に収容される。PTPシートの収容物を取り出すときは、スリーブの操作タブを押してロック手段を解除し、インサートとともにPTPシートをスリーブから引き出し、突出部を押して封止シートを破断し、収容物を取り出すものである。
また、特許文献4に開示されている包装体は、板状の2個の側面と蓋部が折罫線で連結して設けられている。2個の側面は、後壁部と前壁部が重ねられて設けられ、後壁部と前壁部の間にはPTPシートが摺動可能に挟まれて保持されている。後壁部には、切り取りストリップがミシン線等で区切られて設けられ、前壁部には、PTPシートの突出部が摺動可能に嵌合される開口スリットが設けられ、PTPシートは閉鎖位置と開放位置の間を摺動し、開放位置にある時、PTPシートの突出部は前記切り取りストリップを取り外して形成された開口部に対向する。PTPシートの収容物を取り出すときは、PTPシートを閉鎖位置から開放位置に移動し、後壁部の切り取りストリップを取り外して開口部を形成し、突出部を押して封止シートを破断し、開口部から収容物を取り出すものである。
特開2003−221067号公報 特表2003−501326号公報 特表2004−513035号公報 特表2005−503964号公報
上記背景技術の場合、特許文献1のシート収納ケースは、PTPシートのプラスチック成形体に突出部と錠剤を保護するための凹設支持部が設けられているものであり、構造が複雑であり、一般的な平坦なPTPシートを収容するものではない。特許文献2のタブレット用の包装体は、PTPシートの1個の突出部が1個の開放スロットに位置するものであり、特殊な形状で、一般的な複数個の突出部が並んで設けられているPTPシートを収容するものではない。特許文献3の包装容器は、インサートとスリーブの2部材が必要であり、構造も複雑である。PTPシートは、インサートに固定されるための固定タブが必要であり、特殊な形状である。特許文献4の包装容器は、PTPシートを摺動させる動作が複雑であり、成人にも使用が面倒なものである。
この発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、紙製の包装体形成片を組み立てて作られた簡単な構造であり、PTPシートを固定して錠剤等の薬剤を安全に収容し、子供が取り出すことは難しく、成人には取り出し易いPTPシート用包装体を提供することを目的とする。
本発明は、薬剤等の商品を内側に収容した複数の突出部と前記突出部の周囲に設けられたフランジ部を有するプラスチック成形体に、破断可能な封止シートが取り付けられて前記突出部の開口部が閉鎖されたPTPシートに取り付けられ、一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた包装体形成片から成るPTPシート用包装体である。前記包装体形成片には、前記PTPシートを挟んで接着する一対の保持部材と、前記PTPシートから収容物を取り出す操作を防ぐ遮蔽板が設けられ、前記包装体形成片の所定の折罫線の折れ角度を変更すると前記遮蔽板が移動し、前記PTPシートから収容物の取り出しを阻止する遮蔽状態と、取り出しが可能な開放状態とが切り替わるものである。
前記一対の保持部は、前記PTPシートの前記封止シート側の面に当接し前記PTPシートの前記突出部に対向する位置に打ち抜き部が設けられた第1保持部材と、前記PTPシートの前記プラスチック成形体側の面が接着され前記突出部が嵌合される孔部が設けられた第2保持部材が、折罫線で区切られて互いに連接して設けられている。前記第1保持部材の側縁部には、前記PTPシート用包装体の組み立て状態で前記第2保持部材を覆う第1覆い部材と、前記第1覆い部材の裏側面に折り返される第2覆い部材と、前記第2覆い部材の側縁部に折返線を介して連続し前記第1保持部材と前記第2保持部材の間に移動可能に差し込まれ前記PTPシートと前記第1保持部材の間に移動可能に位置する遮蔽板が設けられている。前記第2覆い部材には、前記遮蔽板を区切る前記折返線に対して平行な折返線が設けられている。前記PTPシート用包装体の組み立て状態で、前記第2覆い部材の前記一対の折返線を平坦に伸ばした時は前記遮蔽板が前記PTPシートの前記封止シートと前記第1保持部材の間に位置して前記PTPシートの収容物の取り出しを防ぐ遮蔽状態となり、前記一対の折返線を折り曲げて前記第2覆い部材が二つ折りされた時は前記遮蔽板が前記PTPシートの前記封止シート側の面から外れて収容物を取り出す開放状態となる。
前記第2保持部材の、前記第1保持部材と反対側の側縁部には、複数本の折罫線が設けられた帯状の折曲部材と、前記折曲部材の先端に連続する連結板が設けられている。前記連結板は、前記遮蔽板に糊付けされ、前記遮蔽板の遮蔽状態と前記開放状態の移動の際に前記折曲部材が前記複数本の折罫線で折り曲げられて変形し、前記連結板は前記遮蔽板に追従して移動する。
前記一対の保持部は、前記PTPシートの前記封止シート側の面が当接し前記PTPシートの突出部に対向する位置に打ち抜き部が設けられた第1保持部材と、前記PTPシートのプラスチック成形体側の面が接着され突出部が嵌合される孔部が設けられた第2保持部材が設けられ、前記第1保持部材の一側縁部には矩形の側面を介して前記遮蔽板が設けられ、前記遮蔽板の側縁部には矩形の側面を介して前記第2保持部材が連接して設けられ、前記遮蔽板の連接方向に交差する一対の端部には、矩形の側面を介して差込片が設けられている。前記遮蔽板には、前記PTPシートのプラスチック成形体突出部が嵌合される孔部が形成されている。前記PTPシート用包装体の組み立て状態で、
前記第1保持部材と前記第2保持部材がかさねて接着された面と、前記遮蔽板は、前記側面を介して四角筒体となり、前記四角筒体の両端部の開口を前記遮蔽板の一対の端部に設けられている上記一対の側面を前記差込片を前記第2保持部材の裏側に差し込むことにより閉鎖して箱体に組み立て、箱体に組み立てられている時は前記遮蔽板が前記PTPシートとの間が前記4個の側面により離間されて空間が位置して収容物の取り出しを防ぐ遮蔽状態であり、所定の折罫線を平坦にして前記4個の側面を倒して箱体を平坦に折り畳んだ時は前記遮蔽板と前記PTPシートの間に空間がなくなり前記遮蔽板の孔部に前記PTPシートの突出部が差し込まれて押すことが可能となり収容物を取り出す開放状態となる。
前記第1保持部材の打ち抜き部は破断線で囲まれて設けられ、前記PTPシートの収容物は前記破断線を破断して前記打ち抜き部を取り外して形成された開口部から取り出される。
本発明のPTPシート用包装体は、紙製の包装体形成片を組み立てて作られた簡単な構造であり、PTPシートを接着して錠剤等の薬剤を安全に収納保持し、包装体形成片の折罫線の折れ角度を変更するだけで遮蔽状態から開放状態になり、子供が取り出すことは難しく、成人には取り出し易い。一般的な平坦なPTPシートを収容することができ、便利である。
この発明の第一実施形態のPTPシート用包装体の開放状態を示す正面図である。 この発明の第一実施形態のPTPシート用包装体の遮蔽状態を示す正面図である。 この発明の第一実施形態のPTPシート用包装体の背面図である。 この発明の第一実施形態のPTPシート用包装体の展開図である。 この発明の第一実施形態のPTPシート用包装体の組み立て状態を示す正面図である。 この発明の第一実施形態のPTPシート用包装体の組み立て状態を示す正面図である。 PTPシートの正面図(a)と右側面図(b)、底面図(c)である。 この発明の第二実施形態のPTPシート用包装体の開放状態を示す正面図である。 この発明の第二実施形態のPTPシート用包装体の遮蔽状態を示す正面図である。 この発明の第二実施形態のPTPシート用包装体の展開図である。 この発明の第二実施形態のPTPシート用包装体の組み立て状態を示す正面図である。 この発明の第三実施形態のPTPシート用包装体の遮蔽状態を示す斜視図である。 この発明の第三実施形態のPTPシート用包装体の開放状態を示す斜視図である。 この発明の第三実施形態のPTPシート用包装体の展開図である。 この発明の第三実施形態のPTPシート用包装体の組み立て状態を示す正面図である。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図6はこの発明の第一実施形態を示すもので、この実施形態のPTPシート用包装体10は、紙製等の一枚のブランクシートを打ち抜いて形成された包装体形成片12で作られている。
図4は包装体形成片12を表面から見た展開図であり、包装体形成片12は、矩形の第1保持部材14が設けられ、第1保持部材14は一方向に少し長い長方形である。第1保持部材14には、後述するPTPシート58のプラスチック成形体60の突出部60aに対向する位置に円形の破断線18が設けられ、破断線18の内側は打ち抜き部16となる。打ち抜き部16は、5個に並べられた列が2列、互いに平行に形成され、合計10個の打ち抜き部16が設けられている。
第1保持部材14の、長い方の一側縁部には、第1保持部材14とほぼ同形の第2保持部材20が折罫線22で区切られて設けられている。第2保持部材20には、折罫線22で第1保持部材14に折り重ねた時に打ち抜き部16に対向する位置に、円形の孔部21が10個形成されている。折罫線22の中間付近は、後述する遮蔽板46の突起部56が突没可能に突出する矩形の挿通孔24が形成されている。
第2保持部材20の、折罫線22と反対側の側縁部の中心には、凹状の切欠部25が形成され、切欠部25の底部には帯状の折曲部材26が側方に突出して設けられている。折曲部材26には5本の折罫線28が設けられ、各折罫線28は第2保持部材20の側縁部に対して平行で、互に等間隔に設けられ、各折罫線28の途中には、折り曲げやすいように切断線が設けられている。折曲部材26の先端には、第2保持部材20よりも小さい矩形の連結板30が設けられている。折曲部材26と連結板30は、折曲部材26の折罫線28のうち第2保持部材20に隣接する折罫線28aで第2保持部材20に折り返された時に折罫線22の内側に収まる大きさに形成されている。
第1保持部材14の、折罫線22と反対側の側縁部には、立上片32が折罫線34で区切られて設けられている。立上片32は、第1保持部材14と連接している幅方向は第1保持部材14よりわずかに短く形成され、連接方向の長さは短く形成されている。
立上片32の、折罫線34と反対側の側縁部には、第1保持部材14とほぼ同形の第1覆い部材36が折罫線38で区切られて設けられている。第1覆い部材36の、折罫線38と反対側の側縁部には、第1覆い部材36とほぼ同形の第2覆い部材40が折罫線42で区切られて設けられている。第2覆い部材40の、折罫線42からはなれた側縁部に近い位置には、折罫線42に対して平行な折返線44が第2覆い部材40の両端部に達して設けられている。第2覆い部材40の、折返線44で区切られた先端部分は、折返し片40aとなる。折返線44の途中には、折り曲げやすいように切断線が設けられている。
第2覆い部材40の、折罫線42と反対側の側縁部には、矩形の遮蔽板46が折返線48で区切られて設けられている。遮蔽板46は、第2覆い部材40と連接している幅方向は第1保持部材14より短く形成され、連接方向の長さは第1保持部材14と立上片32の長さを足したものよりもわずかに短く形成されている。遮蔽板46の、折返線48近傍には、折返線48と平行な折罫線50が設けられ、折返線48,折罫線50の間隔は、立上片32の連接方向長さとほぼ等しい。遮蔽板46の、折罫線50の近傍には、折罫線50に対して平行な折罫線52が設けられ、折罫線50,52の間隔は、折返線48,折罫線50の間隔よりも広い。折返線48、折罫線50,52の途中には、折り曲げやすいように切断線が設けられている。折返線48,折罫線50の途中には、指を掛けるための1個の透孔54が設けられている。遮蔽板46の、折返線48と反対側の側縁部の中心には、側方にわずかに突出する突起部56が設けられている。
次に、この実施形態のPTPシート用包装体10の組立方法の一例について説明する。PTPシート用包装体10は、PTPシート58に取り付けて包装するものである。ここで、PTPシート58について図7に基づいて説明する。PTPシート58はプラスチック成形体60が設けられ、プラスチック成形体60には錠剤62を収容する突出部60aと、突出部60aの周縁部のフランジ部60bが設けられている。ここでは、5個の突出部60aが並べられた列が2列、互いに平行に形成され、合計10個の突出部60aが設けられている。プラスチック成形体60の平板状のフランジ部60bには、突出部60aの突出方向と反対の面に薄い破断可能なアルミ製の封止シート64が貼り付けられ、突出部60aが閉鎖されている。
次にPTPシート用包装体10の組立方法について説明する。なお、ここでは図4がPTPシート用包装体10の包装体形成片12の表面を見たものであり、包装体形成片12の表面が凸になる折り方を正折り、そして裏面が凸になる折り方を逆折りと称する。
まず、第2覆い部材40の裏面に糊66を塗布する。糊66は、折返線44近傍で折返し片40aと反対側の位置に、折返線44に対して平行な直線状に塗布する。そして、折罫線42を正折りし、図5に示すように第2覆い部材40の裏面を第1覆い部材36の裏面に糊付けする。この二つ折りの状態でPTPシート用包装体10が出荷される。
次に、PTPシート58を収容し包装する工場等において、第2保持部材20の裏面に図5に示すようにPTPシート58をセットする。このとき、PTPシート58のプラスチック成形体60のフランジ部60bに糊68を塗布し、第2保持部材20の裏面に当接し、突出部60aを第2保持部材20の孔部21に差し込み、表面へ突出する状態で糊付けする。次に、折曲部材26と連結板30を、折罫線28aで正折りし、図6に示すようにPTPシート58と第2保持部材20に折り重ね、連結板30の裏面に糊69を塗布し、第2保持部材20の連結板30から露出する裏面にも糊70を塗布し、第2保持部材20を折罫線22で正折りし、図2に示すように第2保持部材20の裏面を第1保持部材14の裏面に糊付けし、連結板30の裏面を遮蔽板46の表面に糊付けし、包装が完了する。糊70は、第2保持部材20の端部に沿って直線状に塗布されているため、第1保持部材14と第2保持部材20は袋状になり、第1保持部材14と第2保持部材20の間を遮蔽板46と連結板30が自由に摺動可能となる。
次に、PTPシート用包装体10の使用方法について説明する。PTPシート用包装体10は、保管や携帯の時に折罫線34,38を各々90°に正折りして、立上片32を中心にして二つ折りにして、小形化すると共にPTPシート58の突出部60aを保護する。図2は、PTPシート58と第1保持部材14の間に遮蔽板46と連結板30が位置する遮蔽状態であり、第2保持部材20の孔部21から突出しているPTPシート58の突出部60aを押しても封止シート64が破断されず、錠剤62を取り出すことができない。PTPシート用包装体10から錠剤62を取り出すときは、透孔54に指を掛けて第2覆い部材40の折返し片40aを折返線44を中心に引き起こし、第2覆い部材40の表面に折返し片40aの表面を折り返して重ねる。この時、平坦に延びていた折返線48が折り曲げられる。これに伴い、折返し片40aに連続する遮蔽板46と、遮蔽板46に糊付けされている連結板30が、第1保持部材14とPTPシート58の間から引き出され、図1に示す開放状態となる。折曲部材26は、連結板30に連続して第1保持部材14の裏面から引き出されるが、複数本の折罫線28で折り曲げられながら引き出され、連結板30の動きに支障なく円滑に移動する。この状態で、第2保持部材20の孔部21から突出しているPTPシート58の突出部60aを押すと、錠剤62が封止シート64に当接して破断し、第1保持部材14の打ち抜き部16に当接して破断線18が切断されて打ち抜き部16が外れて開口し、錠剤62が取り出される。取り出した後は、透孔54に指を掛けて押し込み、遮蔽板46と連結板30を元の位置に戻して遮蔽状態とする。挿通孔24に突起部56が差し込まれ、遮蔽状態となったことが確認される。
この実施形態のPTPシート用包装体10によれば、簡単な構造で錠剤62を安全に収納保持し、子供が取り出すことを確実に防ぎ、成人には容易に取り出すことができる。遮蔽状態では、PTPシート58の封止シート64と第2保持部材20の間に遮蔽板46と連結板30が位置しているため、強い力で突出部60aを押しても取り出すことができず、錠剤62の誤飲を防ぐことができる。開放状態では、遮蔽板46と連結板30が引き抜かれ、PTPシート58の封止シート64に直接第2保持部材20が位置し、第2保持部材20にはPTPシート58の突出部60aに対向する打ち抜き部16が破断線18で区切られて設けられているため、突出部60aを強い力で押すと、封止シート64と打ち抜き部16が破断されて錠剤62を取り出すことができる。第1保持部材14から打ち抜き部16を外すためにはある程度の力が必要であり、子供が不用意にPTPシート用包装体10を開放状態にした時も弱い力では錠剤62を取り出すことができず、より安全である。開放状態と遮蔽状態の切り替えには、透孔54に指を掛けて折返し片40aを引き起こしたり元に戻したりするだけの簡単な操作であり、成人には容易に行うことができ、便利である。さらに、PTPシート用包装体10は、一枚の包装体形成片12を折り曲げて糊付けするだけで作られ、作業効率が良好なものである。
なお、この実施形態のPTPシート用包装体10の連結板30は、なくてもよい。図8〜図11に示すPTPシート用包装体72は連結板30をなくしたものであり、紙製等の一枚のブランクシートを打ち抜いて形成された包装体形成片74で作られている。図10は、包装体形成片74を表面から見た展開図であり、包装体形成片74は、第2保持部材20の、折罫線22と反対側の側縁部の中心に切欠部25が形成され、上記実施形態のPTPシート用包装体10に設けられていた折曲部材26と連結板30が設けられていないものである。
遮蔽板46の、折返線48と反対側の側縁部の中心には、側方にわずかに突出する突起部56が設けられ、突起部56の両側の側縁部は、突起部56から離れるに従い、折罫線48に近くなる傾斜が形成されている。
次に、この実施形態のPTPシート用包装体72の組立方法の一例について説明する。第2覆い部材40の裏面に糊66を塗布し、折罫線42を正折りし、図11に示すように第2覆い部材40の裏面を第1覆い部材36の裏面に糊付けする。この二つ折りの状態でPTPシート用包装体72が出荷される。
次に、PTPシート用包装体72を収容し包装する工場等において、第2保持部材20の裏面にPTPシート58をセットする。このとき、PTPシート58のプラスチック成形体60のフランジ部60bに糊68を塗布し、第2保持部材20の裏面に当接し、突出部60aを第2保持部材20の孔部21に差し込み、表面へ突出する状態で糊付けする。次に、第2保持部材20のPTPシート58から露出する裏面に糊70を塗布し、第2保持部材20を折罫線22で正折りし、図9に示すように第2保持部材20の裏面を第1保持部材14の裏面に糊付けし、包装が完了する。
次にPTPシート用包装体72の使用方法について説明する。図9は、PTPシート58と第1保持部材14の間に遮蔽板46が位置する遮蔽状態であり、第2保持部材20の孔部21から突出しているPTPシート58の突出部60aを押しても封止シート64が破断されず、錠剤62を取り出すことができない。PTPシート用包装体72から錠剤62を取り出すときは、透孔54に指を掛けて第2覆い部材40の40aを折返線44を中心に引き起こし、第2覆い部材40の表面に折返し片40aの表面を折り返して重ねる。これに伴い、折返し片40aに連続する遮蔽板46が第1保持部材14とPTPシート58の間から引き出され、図8に示す開放状態となる。この状態で、第2保持部材20の孔部21から突出しているPTPシート58の突出部60aを押すと、錠剤62が封止シート64に当接して破断し、第1保持部材14の打ち抜き部16に当接して破断線18が切断されて打ち抜き部16が外れて開口し、錠剤62が取り出される。取り出した後は、透孔54に指を掛けて押し込み、遮蔽板46を元の位置に戻して遮蔽状態とする。挿通孔24に突起部56が差し込まれ、遮蔽状態となったことが確認される。遮蔽板46の両側の側縁部は、突起部56から離れるに従い、折罫線48に近くなる傾斜が形成されているため、差し込む際に円滑に移動する。
この実施形態のPTPシート用包装体72によれば、PTPシート用包装体10と同様の効果を有するものである。連結板30と折曲部材26が設けられていないため、包装体形成片74が小形でシンプルな形状となり、組み立てが容易でコストが安価となる。
次にこの発明の第三実施形態について図12〜図15に基づいて説明する。この実施形態のPTPシート用包装体76は、紙製等の一枚のブランクシートを打ち抜いて形成された包装体形成片78を組み立てて設けられている。
図14は、包装体形成片78を表面から見た展開図であり、包装体形成片78は、矩形の第1保持部材80が設けられ、第1保持部材80は一方向に少し長い長方形である。第1保持部材80には、PTPシート58のプラスチック成形体60の突出部60aに対向する円形の破断線84が設けられ、破断線84の内側は打ち抜き部82となる。打ち抜き部82は、5個に並べられた列が2列、互いに平行に形成され、合計10個の打ち抜き部82が設けられている。
第1保持部材80の、長い方の一側縁部には、側面86が折罫線88で区切られて設けられている。折罫線88の途中には、折り曲げやすいように切断線が設けられている。側面86は、第1保持部材80と連接している幅方向は第1保持部材80と同じ長さに形成され、連接方向の長さは短く形成されている。
側面86の、折罫線88と反対側の側縁部には、第1保持部材80とほぼ同形の遮蔽板90が折罫線92で区切られて設けられている。折罫線92の途中には、折り曲げやすいように切断線が設けられている。遮蔽板90には、折罫線92で側面86と第1保持部材80に折り重ねた時に打ち抜き部82に対向する位置に、円形の孔部94が10個形成されている。遮蔽板90の、連接方向に対して交差する一対の端部には矩形の側面96が折罫線98で区切られて各々設けられている。側面96は、折罫線98に平行方向の長さは遮蔽板90とほぼ同じであり、折罫線98に対して直角方向の長さは側面86の連接方向の長さとほぼ同じである。側面96の折罫線98と反対側の端部には、差込片100が折罫線102で区切られて各々設けられている。
遮蔽板90の、折罫線92と反対側の側縁部には、側面86とほぼ同形の側面104が折罫線106で区切られて設けられている。側面104の、連接方向に対して交差する一対の端部には、台形状のフラップ108が折罫線110で区切られて各々設けられている。
側面104の、折罫線106と反対側の側縁部には、第1保持部材80とほぼ同形の第2保持部材112が折罫線114で区切られて設けられている。第2保持部材112には、折罫線114で遮蔽板90と側面104に折り重ねた時に孔部94に対向する位置に、円形の孔部116が10個形成されている。
第2保持部材112の、折罫線114と反対側の側縁部には、側面104とほぼ同形の内側側面118が折罫線120で区切られて設けられている。折罫線120の途中には、折り曲げやすいように切断線が設けられている。内側側面118の、連接方向に対して交差する一対の端部には、台形状のフラップ122が折罫線124で区切られて各々設けられている。
内側側面118の、折罫線120と反対側の側縁部には、糊付片126が折罫線128で区切られて設けられている。折罫線128の途中には、折り曲げやすいように切断線が設けられている。
次に、この実施形態のPTPシート用包装体76の組立方法の一例について説明する。まず、糊付片126の表面に糊130を塗布する。そして折罫線120を正折りし、次に折罫線106を正折りすると、図15に示すように、糊付片126の表面は遮蔽板90の裏面に糊130により糊付けされ、内側側面118は側面86の裏面に重ねられる。そして、第2保持部材112の表面に、図15に示すようにPTPシート58をセットする。このとき、PTPシート58のプラスチック成形体60のフランジ部60bに糊68を塗布し、第2保持部材112の表面に当接させ、突出部60aを第2保持部材112の孔部116に差し込み、裏面側へ突出する状態で糊付けする。次に、第2保持部材112のPTPシート58から露出する裏面に、糊132を塗布し、第1保持部材80を折罫線88で正折りし、第1保持部材80の裏面を第2保持部材112の表面90に糊付けする。この時、第1保持部材80の打ち抜き部82は、PTPシート58の封止シート64側の突出部60aに対向する位置に一致する。
次に、折罫線88,92,106,114,120,128を各々90°に正折りして四角筒状とする。折罫線110,124でフラップ108,122を90°に正折りし、折罫線98で側面96を90°に正折りし、差込片100を折罫線102で正折りする。この時、差込片100は第2保持部材112の裏面側に差し込まれて係止され、四角筒状の両方の開口部が側面96で閉鎖され、図12に示すように箱体となり、包装が完了する。PTPシート58は遮蔽板90と第1保持部材80の間に挟持され、PTPシート58のプラスチック成形体60突出部60aは、第2保持部材112の孔部116からPTPシート用包装体76の内側空間に突出する。
次に、PTPシート用包装体76の使用方法について説明する。PTPシート用包装体76は、図12に示す箱体の時は遮蔽状態であり、遮蔽板90の孔部94からPTPシート用包装体76の内側空間に位置するPTPシート58のプラスチック成形体60突出部60aが見えるが、遮蔽板90と第2保持部材112は4個の側面86,96,104が直角に立ち上がって離間されて空間が位置しているため、孔部94に指を入れても届かず、突出部60aを押して錠剤62を取り出すことができない。錠剤62を取り出すときは、差込片100を第2保持部材112の裏面から引き抜いて側面96の係止を解除し、折罫線88,106,120の折り角度を0°にして4個の側面86,96,104を倒して、図13に示すように平坦にすると、遮蔽板90の孔部94が第2保持部材112の孔部116に一致し、遮蔽板90の孔部94からPTPシート58のプラスチック成形体60突出部60aが突出し、開放状態となる。そして突出部60aを押すと、錠剤62が封止シート64に当接して破断し、第1保持部材80の打ち抜き部82が外れて開口し、錠剤62が取り出される。取り出した後は、再び折罫線88,106,120の折り角度を90°にして、差込片100を第2保持部材112の裏面に差し込んで、四角筒状の両方の開口部が側面96で閉鎖され、図12に示す遮蔽状態となる。
この実施形態のPTPシート用包装体76によれば、上記実施形態と同様の効果を有するものである。遮蔽状態では、PTPシート58と遮蔽板90の間に空間が位置し、更に遮蔽板90の孔部94とPTPシート58のプラスチック成形体60突出部60aが対向せずにずれているため、PTPシート58を押すことができず錠剤62を取り出すことができないため、錠剤62の誤飲を防ぐことができる。開放状態では、遮蔽板90とPTPシート58の間に空間がなくなり、遮蔽板90の孔部94とPTPシート58のプラスチック成形体60突出部60aが一致し、外側に突出するため、容易に押すことがで、錠剤62を取り出すことができる。開放状態では、PTPシート58の封止シート64に直接第1保持部材80が位置し、プラスチック成形体60の突出部60aに対向する打ち抜き部82が破断線84で区切られて設けられているため、突出部60aを強い力で押すと、封止シート64と打ち抜き部82が破断されて錠剤62を取り出すことができる。第1保持部材80から打ち抜き部82を外すためにはある程度の力が必要であり、子供が不用意にPTPシート用包装体76を開放状態にした時も弱い力では錠剤62を取り出すことができず、より安全である。開放状態と遮蔽状態の切り替えには、側面96の係止を解除して箱体を平坦に折り畳んだり、箱体に組み立てて元に戻したりする操作であり、成人には容易に行うことができ、便利である。PTPシート用包装体76は一枚の包装体形成片78を折り曲げて糊付けするだけで作られ、製造コストが安価で作業効率が良好なものである。
なお、この発明のPTPシート用包装体は、上記各実施形態に限定されるものではなく、収容する錠剤の数は適宜変更可能であり、PTPシートの突出部の数に合わせて包装体形成片の孔部と打ち抜き部の数を変更して簡単に対応することができる。PTPシートの素材も関係なく、いろいろなものに対応することができる。収容される錠剤は、薬剤に限らず他の商品でもよい。また、各部材の連接する順番や糊付位置、組み立てる順番等は適宜変更可能である。PTPシート用包装体の素材は、紙以外にプラスチック等折罫線で折り角度を自由に変化させることができるものであればよい。
10,72,76 PTPシート用包装体
12,74,78 包装体形成片
14,80 第1保持部材
16,82 打ち抜き部
18,84 破断線
20,112 第2保持部材
21,116 孔部
24 挿通孔
26 折曲部材
28 折罫線
30 連結板
32 立上片
36 第1覆い部材
40 第2覆い部材
44,48折返線
46,90 遮蔽板
54 透孔
56 突起部
58 PTPシート
60 プラスチック成形体
60a 突出部
60b フランジ部
62 錠剤
64 封止シート
66,68,69,70,130,132 糊
86,96,104 側面
100 差込片

Claims (5)

  1. 薬剤等の商品を内側に収容した複数の突出部と前記突出部の周囲に設けられたフランジ部を有するプラスチック成形体に、破断可能な封止シートが取り付けられて前記突出部の開口部が閉鎖されたPTPシートに取り付けられ、一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた包装体形成片から成り、前記包装体形成片には、前記PTPシートを挟んで接着する一対の保持部材と、前記PTPシートから収容物を取り出す操作を防ぐ遮蔽板が設けられ、前記包装体形成片の所定の折罫線の折れ角度を変更すると前記遮蔽板が移動し、前記PTPシートから収容物の取り出しを阻止する遮蔽状態と、取り出しが可能な開放状態とが切り替わることを特徴とするPTPシート用包装体。
  2. 前記一対の保持部は、前記PTPシートの前記封止シート側の面に当接し前記PTPシートの前記突出部に対向する位置に打ち抜き部が設けられた第1保持部材と、前記PTPシートの前記プラスチック成形体側の面が接着され前記突出部が嵌合される孔部が設けられた第2保持部材が、折罫線で区切られて互いに連接して設けられ、前記第1保持部材の側縁部には、前記PTPシート用包装体の組み立て状態で前記第2保持部材を覆う第1覆い部材と、前記第1覆い部材の裏側面に折り返される第2覆い部材と、前記第2覆い部材の側縁部に折返線を介して連続し前記第1保持部材と前記第2保持部材の間に移動可能に差し込まれ前記PTPシートと前記第1保持部材の間に移動可能に位置する遮蔽板が設けられ、前記第2覆い部材には、前記遮蔽板を区切る前記折返線に対して平行な折返線が設けられ、前記PTPシート用包装体の組み立て状態で、前記第2覆い部材の前記一対の折返線を平坦に伸ばした時は前記遮蔽板が前記PTPシートの前記封止シートと前記第1保持部材の間に位置して前記PTPシートの収容物の取り出しを防ぐ遮蔽状態となり、前記一対の折返線を折り曲げて前記第2覆い部材が二つ折りされた時は前記遮蔽板が前記PTPシートの前記封止シート側の面から外れて収容物を取り出す開放状態となる請求項1記載のPTPシート用包装体。
  3. 前記第2保持部材の、前記第1保持部材と反対側の側縁部には、複数本の折罫線が設けられた帯状の折曲部材と、前記折曲部材の先端に連続する連結板が設けられ、前記連結板は、前記遮蔽板に糊付けされ、前記遮蔽板の遮蔽状態と前記開放状態の移動の際に前記折曲部材が前記複数本の折罫線で折り曲げられて変形し、前記連結板は前記遮蔽板に追従して移動する請求項1または2記載のPTPシート用包装体。
  4. 前記一対の保持部は、前記PTPシートの前記封止シート側の面が当接し前記PTPシートの突出部に対向する位置に打ち抜き部が設けられた第1保持部材と、前記PTPシートのプラスチック成形体側の面が接着され突出部が嵌合される孔部が設けられた第2保持部材が設けられ、前記第1保持部材の一側縁部には矩形の側面を介して前記遮蔽板が設けられ、前記遮蔽板の側縁部には矩形の側面を介して前記第2保持部材が連接して設けられ、前記遮蔽板の連接方向に交差する一対の端部には、矩形の側面を介して差込片が設けられ、前記遮蔽板には、前記PTPシートのプラスチック成形体突出部が嵌合される孔部が形成され、前記PTPシート用包装体の組み立て状態で、前記第1保持部材と前記第2保持部材がかさねて接着された面と、前記遮蔽板は、前記側面を介して四角筒体となり、前記四角筒体の両端部の開口を前記遮蔽板の一対の端部に設けられている上記一対の側面を前記差込片を前記第2保持部材の裏側に差し込むことにより閉鎖して箱体に組み立て、箱体に組み立てられている時は前記遮蔽板が前記PTPシートとの間が前記4個の側面により離間されて空間が位置して収容物の取り出しを防ぐ遮蔽状態であり、所定の折罫線を平坦にして前記4個の側面を倒して箱体を平坦に折り畳んだ時は前記遮蔽板と前記PTPシートの間に空間がなくなり前記遮蔽板の孔部に前記PTPシートの突出部が差し込まれて押すことが可能となり収容物を取り出す開放状態となる請求項1記載のPTPシート用包装体。
  5. 前記第1保持部材の打ち抜き部は破断線で囲まれて設けられ、前記PTPシートの収容物は前記破断線を破断して前記打ち抜き部を取り外して形成された開口部から取り出される請求項1、2または4記載のPTPシート用包装体。
JP2013138671A 2013-07-02 2013-07-02 Ptpシート用包装体 Active JP6250314B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013138671A JP6250314B2 (ja) 2013-07-02 2013-07-02 Ptpシート用包装体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013138671A JP6250314B2 (ja) 2013-07-02 2013-07-02 Ptpシート用包装体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015009887A true JP2015009887A (ja) 2015-01-19
JP6250314B2 JP6250314B2 (ja) 2017-12-20

Family

ID=52303391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013138671A Active JP6250314B2 (ja) 2013-07-02 2013-07-02 Ptpシート用包装体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6250314B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106241073A (zh) * 2016-08-30 2016-12-21 上海艾瑞德生物科技有限公司 试剂片存放及提取控制系统
JP2019210023A (ja) * 2018-06-07 2019-12-12 相互印刷株式会社 プレススルーパックの包装体

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6394275B1 (en) * 2000-10-11 2002-05-28 F. M. Howell & Company Child resistant package
US20080110791A1 (en) * 2004-12-23 2008-05-15 Erich Specker Blister Packaging
JP2009511207A (ja) * 2005-10-14 2009-03-19 アール.ピー. シェーラー テクノロジーズ インコーポレイテッド 子供に対する安全性があり、かつ高齢者に対する利便性がある薬物貯蔵および配分包装

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6394275B1 (en) * 2000-10-11 2002-05-28 F. M. Howell & Company Child resistant package
US20080110791A1 (en) * 2004-12-23 2008-05-15 Erich Specker Blister Packaging
JP2009511207A (ja) * 2005-10-14 2009-03-19 アール.ピー. シェーラー テクノロジーズ インコーポレイテッド 子供に対する安全性があり、かつ高齢者に対する利便性がある薬物貯蔵および配分包装

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106241073A (zh) * 2016-08-30 2016-12-21 上海艾瑞德生物科技有限公司 试剂片存放及提取控制系统
JP2019210023A (ja) * 2018-06-07 2019-12-12 相互印刷株式会社 プレススルーパックの包装体
JP6991930B2 (ja) 2018-06-07 2022-01-13 相互印刷株式会社 プレススルーパックの包装体

Also Published As

Publication number Publication date
JP6250314B2 (ja) 2017-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
SE517722C2 (sv) Barnsäker förpackning
JP6555944B2 (ja) チャイルドレジスタント機能付き包装用箱
JP5836101B2 (ja) 包装用箱
JP6250314B2 (ja) Ptpシート用包装体
JP5722620B2 (ja) 包装用ケースのシート接続構造及び包装用ケース
JP6330564B2 (ja) ブリスター収納体
JP6398397B2 (ja) 包装体
JP6595226B2 (ja) 中箱付き包装用箱
JP6678033B2 (ja) 包装体及び展開シート
JP6770310B2 (ja) Ptpシート用収容体
JP6368561B2 (ja) 包装用箱
JP3218547U (ja) Ptpホルダー
JP6509034B2 (ja) Ptpシート用包装体
JP6482795B2 (ja) 包装用箱
JP3200520U (ja) 中仕切付包装箱
JP6456050B2 (ja) 包装用箱
JP6886779B2 (ja) 包装用箱
JP3234137U (ja) 包装用箱
JP2018104097A (ja) 二次包装体
JP2020001730A (ja) 包装用箱
JP6522302B2 (ja) 包装用箱
JP5707064B2 (ja) 包装体
JP2022172533A (ja) 包装用箱
JP6797609B2 (ja) 包装体
JP2015151167A (ja) 包装用箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170606

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170804

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6250314

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250