JP2015009768A - 燃料電池スタック用搭載構造 - Google Patents

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秀晴 内藤
義人 木村
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Abstract

【課題】簡単且つコンパクトな構成で、燃料電池スタックを外部荷重に対して確実に固定するとともに、機器類を良好に保護することを可能にする。
【解決手段】燃料電池スタック14は、複数の燃料電池22が積層されるとともに、積層方向両端には、第1エンドプレート28aと第2エンドプレート28bとが配設される。本発明の搭載構造10は、第2エンドプレート28bとフレーム部材20Rとに連結されるマウント部材100を備える。マウント部材100は、第2エンドプレート28bの上面及び下面に跨る断面コ字状に構成される保持部102を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層されるとともに、積層方向の両端に矩形状のエンドプレートが配設される燃料電池スタックを、車両フレームに搭載するための燃料電池スタック用搭載構造に関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の両方にアノード電極とカソード電極とが配設された電解質膜・電極構造体(MEA)を備える。電解質膜・電極構造体は、セパレータによって挟持されることにより、発電セルが構成されている。この燃料電池は、通常、所定の数の発電セルを積層することにより、例えば、車載用燃料電池スタックとして、燃料電池電気自動車に搭載されている。
車載用燃料電池スタックでは、走行中の振動や発進及び停止の繰り返し等によって、前記燃料電池スタックに慣性力が作用してしまうため、該燃料電池スタックを車両に対して強固に固定する必要がある。このため、例えば、特許文献1に開示されている燃料電池スタックが知られている。
この燃料電池スタックでは、一方のエンドプレート側を車両に保持する固定支持手段と、他方のエンドプレート側を前記車両に対して積層方向に移動可能に保持する可動支持手段とが設けられている。従って、燃料電池スタックの周囲温度や運転温度の変化等によって前記燃料電池スタックが積層方向に伸縮する際、可動支持手段の作用下に他方のエンドプレートが積層方向に進退し、マウント構造に応力が発生することがない、としている。
特許第3774622号公報
ところで、燃料電池電気自動車では、車両内の狭小なスペースを有効に利用することが望まれている。このため、燃料電池スタックに対して、周辺機器の他、車両関連機器等の機器類を連結する構造が採用されている。その際、衝撃等の外部荷重から機器類を保護する必要があり、個別の保護構造を採用しなければならない。従って、保護構造は、部品数が増加して複雑化するとともに、コストが高騰するという問題がある。
本発明は、この種の問題を解決するものであり、簡単且つコンパクトな構成で、燃料電池スタックを外部荷重に対して確実に固定するとともに、関連機器類を良好に保護することが可能な燃料電池スタック用搭載構造を提供することを目的とする。
本発明は、燃料電池スタックを、車両フレームに搭載するための燃料電池スタック用搭載構造に関するものである。燃料電池スタックは、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層されるとともに、積層方向の両端に矩形状のエンドプレートが配設されている。
この搭載構造では、少なくとも一方のエンドプレートと車両フレームとに連結されるマウント部材を備え、前記マウント部材は、前記エンドプレートの上面及び下面に跨る断面コ字状に構成されている。
また、この搭載構造では、マウント部材は、エンドプレートとの間に機器類配置用の空間部を形成することが好ましい。
本発明によれば、マウント部材は、エンドプレートの上面及び下面に跨る断面コ字状に構成されている。このため、簡単且つコンパクトな構成で、燃料電池スタックを外部荷重に対して確実に固定することができる。しかも、マウント部材の内部に形成される空間を有効に利用することが可能になり、スペースの有効活用が容易に図られる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタック用搭載構造が適用される燃料電池車両の概略平面説明図である。 燃料電池スタックの要部の一部分解斜視図である。 前記搭載構造の要部の側面説明図である。 前記搭載構造の要部斜視説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタック用搭載構造の要部の斜視説明図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタック用搭載構造10は、燃料電池車両12に設けられる。燃料電池車両12は、例えば、燃料電池電気自動車である。
燃料電池車両12では、燃料電池スタック14が前輪16f、16fの近傍のモータルーム18内に配設される。モータルーム18内には、車両フレーム20が設けられており、燃料電池スタック14は、搭載構造10を介して前記車両フレーム20に搭載される。
図2に示すように、燃料電池スタック14は、複数の燃料電池22が車両幅方向(矢印B方向)に積層される。燃料電池22の積層方向一端には、第1ターミナルプレート24a、第1絶縁プレート26a及び第1エンドプレート(一方のエンドプレート)28aが、外方に向かって順次配設される。燃料電池22の積層方向他端には、第2ターミナルプレート24b、第2絶縁プレート26b及び第2エンドプレート28bが、外方に向かって順次配設される。燃料電池スタック14は、複数の燃料電池22が車両幅方向(矢印B方向)に積層されるとともに、車両幅方向両端には、第1エンドプレート28aと第2エンドプレート28bとが配置される。
第1エンドプレート28a及び第2エンドプレート28bは、燃料電池22、第1絶縁プレート26a及び第2絶縁プレート26bの外形寸法よりも大きな外形寸法に設定される。第1ターミナルプレート24aは、第1絶縁プレート26aの内部の凹部に収容される一方、第2ターミナルプレート24bは、第2絶縁プレート26bの内部の凹部に収容される。
横長形状の第1エンドプレート28aの中央部からは、第1ターミナルプレート24aに接続された第1電力出力端子30aが外方に向かって延在する。横長形状の第2エンドプレート28bの中央部からは、第2ターミナルプレート24bに接続された第2電力出力端子30bが外方に向かって延在する。第1エンドプレート28aと第2エンドプレート28bの各辺間には、連結バー32の両端が複数のねじ34により固定され、複数の積層された燃料電池22に積層方向(矢印B方向)の締め付け荷重を付与する。
図1に示すように、燃料電池22は、電解質膜・電極構造体36が、第1セパレータ38及び第2セパレータ40に挟持される。第1セパレータ38及び第2セパレータ40は、金属セパレータやカーボンセパレータにより構成される。
図2に示すように、燃料電池22の矢印A方向の一端縁部には、積層方向(矢印B方向)に互いに連通して、酸化剤ガス入口連通孔42a、冷却媒体入口連通孔43a及び燃料ガス出口連通孔44bが、矢印C方向(鉛直方向)に配列して設けられる。酸化剤ガス入口連通孔42aは、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガス(以下、空気ともいう)を供給する。冷却媒体入口連通孔43aは、冷却媒体を供給する一方、燃料ガス出口連通孔44bは、燃料ガス、例えば、水素含有ガス(以下、水素ガスともいう)を排出する。
燃料電池22の矢印A方向の他端縁部には、矢印B方向に互いに連通して、燃料ガスを供給する燃料ガス入口連通孔44a、冷却媒体を排出する冷却媒体出口連通孔43b及び酸化剤ガスを排出する酸化剤ガス出口連通孔42bが、矢印C方向に配列して設けられる。
図1に示すように、第1セパレータ38の電解質膜・電極構造体36に向かう面には、酸化剤ガス入口連通孔42aと酸化剤ガス出口連通孔42bとに連通する酸化剤ガス流路48が設けられる。第2セパレータ40の電解質膜・電極構造体36に向かう面には、燃料ガス入口連通孔44aと燃料ガス出口連通孔44bとに連通する燃料ガス流路50が設けられる。
互いに隣接する燃料電池22を構成する第1セパレータ38と第2セパレータ40との間には、冷却媒体入口連通孔43aと冷却媒体出口連通孔43bとを連通する冷却媒体流路52が設けられる。第1セパレータ38と第2セパレータ40とには、図示しないが、それぞれシール部材が、一体的又は個別に設けられる。
電解質膜・電極構造体36は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜58と、前記固体高分子電解質膜58を挟持するカソード電極60及びアノード電極62とを備える。カソード電極60及びアノード電極62は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成される電極触媒層とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜58の両面に形成される。
図2に示すように、第1エンドプレート28aには、酸化剤ガス入口連通孔42a、酸化剤ガス出口連通孔42b、燃料ガス入口連通孔44a及び燃料ガス出口連通孔44bが形成される。第2エンドプレート28bには、冷却媒体入口連通孔43a及び冷却媒体出口連通孔43bが形成される。
第1エンドプレート28aの外側の面(燃料電池22の積層体側とは反対の面)には、ブロック部材64を介して燃料ガス系デバイス群(複数の燃料ガス系デバイス)66の一部が配設される。ブロック部材64に取り付けられる燃料ガス系デバイス群66は、少なくともエゼクタ68、水素ポンプ70、気液分離器(タンク)72、パージ弁74及び逆止弁76のいずれかを備える。なお、燃料ガス系デバイス群66は、図示しないが、例えば、インジェクタを備えてもよい。
ブロック部材64の内部には、図示しないが、所定のデバイスに燃料ガスの供給や排出を行うための流路78が形成される。ブロック部材64には、燃料ガス入口連通孔44aと燃料ガス出口連通孔44bとに連結される配管部80a、80bが一体又は別体に設けられる。ブロック部材64は、第1エンドプレート28aにねじ止め等により固定される。
燃料電池スタック14には、前方サイドパネル82、後方サイドパネル84、アッパーパネル86及びローワーパネル88が装着される。前方サイドパネル82、後方サイドパネル84、アッパーパネル86及びローワーパネル88は、互いに、さらに第1エンドプレート28a及び第2エンドプレート28bに対して、孔部90を通ってねじ穴92に螺合するねじ94により固定される。
アッパーパネル86の第2エンドプレート28b側の一方の角部には、後述するマウント部材100との干渉を避けるために開口部86aが形成されることが好ましい。ローワーパネル88の一方の角部には、同様に図示しない開口部が形成されることが好ましい。
前方サイドパネル82は、第1エンドプレート28a及び第2エンドプレート28bの車両進行方向(矢印Af方向)前方の各側面に固定される。後方サイドパネル84は、第1エンドプレート28a及び第2エンドプレート28bの車両進行方向(矢印Af方向)後方の各側面に固定される。
前方サイドパネル82及び後方サイドパネル84は、第1エンドプレート28aから車幅方向(矢印B方向)外方に突出する端部を有し、前記端部には、燃料ガス系デバイス群66を覆ってカバー部材96が設けられる。カバー部材96は、断面略コ字状を有し、前方サイドパネル82及び後方サイドパネル84にねじ止めされる。
図1及び図3に示すように、搭載構造10は、第2エンドプレート28bと車両フレーム20を構成するフレーム部材20Rとに連結されるマウント部材100を備える。マウント部材100は、図3及び図4に示すように、第2エンドプレート28bの上面及び下面に跨る断面コ字状に構成される保持部102を備える。保持部102には、連結部104の一端がねじ止め(又は溶接)により連結され、前記連結部104の他端がフレーム部材20Rに固定される。
保持部102は、水平方向に延在する上面102u及び下面102dに、例えば、それぞれ2つの孔部90aが形成される。各孔部90aに挿入されるねじ94aは、第2エンドプレート28bの上面及び下面に形成されたそれぞれ2つのねじ穴92aに螺合することにより、保持部102が前記第2エンドプレート28bに固定される。連結部104は、平板状の板部材(屈曲する板部材でもよい)で構成される。連結部104の一端は、複数のねじ94aを介して保持部102に固定される。連結部104の他端は、複数、例えば、3つのねじ94aを介してフレーム部材20Rに固定される。
なお、保持部102は、上部側に上面102uに連なる段部形状を有しているが、この段部形状を不要にした断面コ字状に構成してもよい。すなわち、上面102uと下面102dと鉛直方向に延在する側面とにより構成し、一側面が開口してその間に第2エンドプレート28bを挟むことができる形状であってもよい。
マウント部材100は、第2エンドプレート28bとの間に機器類配置用の空間部106を形成する。空間部106には、機器類、例えば、エアコン用の水加熱ヒータ108が配置される。水加熱ヒータ108は、図1に示すように、電源ケーブル109aを介してバッテリBTに接続される一方、配管109bを介して図示しない熱交換ユニットに接続される。空間部106に収納される機器類としては、冷却媒体用マニホールド、ブレーキのVSA(車両挙動安定化制御システム)モジュール、燃料電池用セル電圧監視ユニット、燃料電池用モータ及び電装系等の冷却用水ポンプ等が採用される。
図1及び図3に示すように、搭載構造10は、カバー部材96と車両フレーム20を構成するフレーム部材20Lとに連結されるマウント部材110を備える。フレーム部材20Rは、燃料電池車両12の右側に沿って矢印A方向に延在する一方、フレーム部材20Lは、前記燃料電池車両12の左側に沿って矢印A方向に延在する。
マウント部材110は、平板状の板部材(屈曲する板部材でもよい)で構成される。マウント部材110は、カバー部材96の上面(又は下面)に複数のねじ94aを介して固定されるとともに、フレーム部材20Lに複数のねじ94aを介して固定される。
搭載構造10は、ローワーパネル88と車両フレーム20を構成するフレーム部材20Sとに連結されるマウント部材112を備える。フレーム部材20Sは、フレーム部材20R、20Lに両端側が連結されて矢印B方向に延在する。マウント部材112は、屈曲する板部材(平板状の板部材でもよい)で構成される。マウント部材112は、ローワーパネル88の後方側端部に複数のねじ94aを介して固定されるとともに、フレーム部材20Sに複数のねじ94aを介して固定される。
このように構成される燃料電池車両12の動作について、以下に説明する。
先ず、燃料電池車両12の運転時には、図2に示すように、燃料ガス(水素ガス)は、燃料電池スタック14の燃料ガス入口連通孔44aに供給される。燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔44aから第2セパレータ40の燃料ガス流路50に導入される。この水素ガスは、図1に示すように、電解質膜・電極構造体36を構成するアノード電極62に沿って供給される。
酸化剤ガス(空気)は、燃料電池スタック14の酸化剤ガス入口連通孔42aに導入される。この酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口連通孔42aから第1セパレータ38の酸化剤ガス流路48に導入される。酸化剤ガスは、電解質膜・電極構造体36を構成するカソード電極60に沿って供給される。
従って、電解質膜・電極構造体36では、アノード電極62に供給される水素ガスと、カソード電極60に供給される空気とが、電極触媒層内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。使用済みの燃料ガスは、燃料ガス出口連通孔44bに排出される一方、使用済みの空気は、酸化剤ガス出口連通孔42bに排出される。
また、冷却媒体は、冷却媒体入口連通孔43aに供給される。この冷却媒体は、第1セパレータ38及び第2セパレータ40間の冷却媒体流路52に導入され、電解質膜・電極構造体36を冷却した後、冷却媒体出口連通孔43bに排出される。
この場合、第1の実施形態では、図3及び図4に示すように、搭載構造10は、第2エンドプレート28bとフレーム部材20Rとに連結されるマウント部材100を備えている。マウント部材100は、第2エンドプレート28bの上面及び下面に跨る断面コ字状に構成される保持部102と、フレーム部材20Rに固定される連結部104とを備えている。
このため、簡単且つコンパクトな構成で、燃料電池スタック14を確実に固定することができ、外部荷重を受けることができる。しかも、マウント部材100の内部の空間を有効に利用することが可能になり、スペースの有効活用が容易に図られるという効果が得られる。
具体的には、マウント部材100は、第2エンドプレート28bとの間に機器類配置用の空間部106を形成しており、前記空間部106には、機器類、例えば、エアコン用の水加熱ヒータ108が配置されている。従って、水加熱ヒータ108は、専用の保護部材を用いる必要がなく、マウント部材100及び第2エンドプレート28bにより確実に保護することができる。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタック用搭載構造120の要部の斜視説明図である。なお、第1の実施形態に係る搭載構造10と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
搭載構造120では、カバー部材96を不要にするとともに、マウント部材110に代えてマウント部材122が用いられる。マウント部材122は、上記のマウント部材100と同様に構成され、第1エンドプレート28aの上面及び下面に跨る断面コ字状に構成される保持部124を備える。保持部124には、連結部126の一端がねじ止めにより連結され、前記連結部126の他端がフレーム部材20Lにねじ止め固定される。
マウント部材122は、第1エンドプレート28aとの間に機器類配置用の空間部128を形成する。空間部128には、機器類、例えば、燃料ガス系デバイス群66が配置される。
このように構成される第2の実施形態では、簡単且つコンパクトな構成で、マウント部材122の内部を有効に利用することが可能になり、スペースの有効活用が容易に図られる等、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
10、120…搭載構造 12…燃料電池車両
14…燃料電池スタック 20L、20R、20S…フレーム部材
22…燃料電池 28a、28b…エンドプレート
36…電解質膜・電極構造体 38、40…セパレータ
42a…酸化剤ガス入口連通孔 42b…酸化剤ガス出口連通孔
43a…冷却媒体入口連通孔 43b…冷却媒体出口連通孔
44a…燃料ガス入口連通孔 44b…燃料ガス出口連通孔
48…酸化剤ガス流路 50…燃料ガス流路
52…冷却媒体流路 58…固体高分子電解質膜
60…カソード電極 62…アノード電極
64…ブロック部材 66…燃料ガス系デバイス群
82…前方サイドパネル 84…後方サイドパネル
86…アッパーパネル 88…ローワーパネル
96…カバー部材
100、110、112、122…マウント部材
102、124…保持部 104、126…連結部
106、128…空間部 108…水加熱ヒータ

Claims (2)

  1. 燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層されるとともに、積層方向の両端に矩形状のエンドプレートが配設される燃料電池スタックを、車両フレームに搭載するための燃料電池スタック用搭載構造であって、
    少なくとも一方の前記エンドプレートと前記車両フレームとに連結されるマウント部材を備え、
    前記マウント部材は、前記エンドプレートの上面及び下面に跨る断面コ字状に構成されることを特徴とする燃料電池スタック用搭載構造。
  2. 請求項1記載の搭載構造において、前記マウント部材は、前記エンドプレートとの間に機器類配置用の空間部を形成することを特徴とする燃料電池スタック用搭載構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017084578A (ja) * 2015-10-27 2017-05-18 本田技研工業株式会社 車載用燃料電池スタック
JP2020053141A (ja) * 2018-09-25 2020-04-02 本田技研工業株式会社 燃料電池スタック及びエンドプレート
JP2020087528A (ja) * 2018-11-16 2020-06-04 本田技研工業株式会社 燃料電池システム

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