JP2015009691A - 動力伝達機構 - Google Patents

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雷太 中西
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Abstract

【課題】モータジェネレータによる走行アシストおよび回生の効率を向上することができ、かつ、エンジンの始動に要する時間を短縮できる、動力伝達機構を提供する。【解決手段】連結切替機構15により、モータジェネレータ3のM/G軸14は、エンジン2のE/G出力軸11および変速機4のCVT出力軸6に選択的に連結される。【選択図】図1

Description

本発明は、車両における動力の伝達のための動力伝達機構に関する。
ハイブリッドカーには、走行用の動力源として、エンジンおよびモータが搭載されている。エンジンおよびモータが発生する動力は、変速機などを含む動力伝達機構を介して、駆動輪に伝達される。
エンジンを搭載した車両には、通常、エンジンを始動するためのスタータが設けられている。ハイブリッドカーでは、モータが走行用動力源として搭載されているので、そのモータをスタータとして兼用することができれば、スタータを省略することができ、コストを削減することができる。
たとえば、特許文献1には、モータを走行用およびエンジン始動用の動力源として兼用するための構成が開示されている。この構成では、モータの回転軸にシンクロクラッチを介して選択的に継合される第1ギヤおよび第2ギヤが設けられている。第1ギヤは、変速機の出力軸に取り付けられたギヤと噛合している。第2ギヤは、変速機の入力軸に取り付けられたギヤと噛合している。エンジンの出力軸と変速機の入力軸との間には、それらを断接するためのメインクラッチが介装されている。そして、モータの動力が駆動輪に伝達される走行アシスト時には、シンクロクラッチにより、モータの回転軸と第1ギヤとが接続される。モータの動力でエンジンを始動させる際には、シンクロクラッチにより、モータの回転軸と第2ギヤとが接続される。そして、メインクラッチが接続された後、モータが駆動され、モータの駆動力が変速機の入力軸およびメインクラッチを介してエンジンの出力軸に伝達される。
特開2002−114048号公報
ところが、かかる構成では、エンジンの始動に際して、シンクロクラッチおよびメインクラッチの継合後にモータの駆動を開始させなければならないので、エンジンの始動に時間がかかる。とくに、かかる構成が減速走行(コースト走行)時にフューエルカット制御が行われる車両に適用された場合、減速走行中のエンジンの再始動の際には、メインクラッチの半クラッチ状態が必要となり、エンジンの再始動に時間がかかる。
また、ハイブリッドカーでは、モータジェネレータを走行用の動力源として搭載し、たとえば、減速走行時に、モータジェネレータを発電機として機能させることが考えられる。この場合、モータジェネレータによる効率のよい回生が望まれる。
本発明の目的は、モータジェネレータによる走行アシストおよび回生の効率を向上することができ、かつ、エンジンの始動に要する時間を短縮できる、動力伝達機構を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る動力伝達機構は、エンジンおよびモータジェネレータを搭載した車両の動力伝達機構であって、エンジンの出力軸が連結される入力軸および車両の駆動輪に連結される出力軸を有し、入力軸に入力される動力を変速して出力軸から出力可能な変速機と、モータジェネレータの回転軸がエンジンの出力軸に連結された状態と変速機の出力軸に連結された状態とに切り替える連結切替機構とを含む。
この構成によれば、モータジェネレータの回転軸は、エンジンの出力軸および変速機の出力軸に選択的に連結される。
モータジェネレータの回転軸がエンジンの出力軸に連結された状態において、モータジェネレータがモータとして駆動されると、モータジェネレータの回転軸からエンジンの出力軸に動力が伝達される。この動力により、エンジンを始動させることができる。すなわち、モータジェネレータをエンジンのスタータとして機能させることができる。また、モータジェネレータの回転軸がエンジンの出力軸に連結された状態において、モータジェネレータが発電機として駆動されると、モータジェネレータにより、エンジンの出力軸からモータジェネレータの回転軸に伝達される動力を電力に回生することができる。
モータジェネレータの回転軸が変速機の出力軸に連結された状態において、モータジェネレータがモータとして駆動されると、モータジェネレータの回転軸から変速機の出力軸に動力が伝達される。この動力により、車両の走行をアシストすることができる。また、モータジェネレータの回転軸が変速機の出力軸に連結された状態において、モータジェネレータが発電機として駆動されると、モータジェネレータにより、駆動輪から変速機の出力軸を介してモータジェネレータの回転軸に伝達される動力を電力に回生することができる。このモータジェネレータによる走行アシストおよび回生の際に、モータジェネレータと駆動輪との間を伝達される動力が変速機を経由しない。よって、モータジェネレータによる走行アシストおよび回生の効率を向上させることができる。そして、モータジェネレータによる走行アシストおよび回生の効率の向上により、車両の燃費の向上を図ることができる。
また、車両の減速走行中におけるエンジンの始動の際には、連結切替機構により、モータジェネレータの回転軸が変速機の出力軸に連結された状態から、モータジェネレータの回転軸がエンジンの出力軸に連結された状態に切り替えられる。この切替えの前に、モータジェネレータの回転数がエンジンの回転数に合わされていれば、切替えの後、回転数合わせのための動作(たとえば、半クラッチ動作)を行う必要がない。よって、エンジンの始動に要する時間を短縮することができる。
モータジェネレータの回転軸とエンジンの出力軸との間に、モータジェネレータ側からエンジン側への一方向に動力を伝達するワンウェイクラッチが設けられていてもよい。
ワンウェイクラッチの働きにより、モータジェネレータの回転数がエンジンの回転数以上に上昇するまで、モータジェネレータの回転軸からエンジンの出力軸に動力が伝達されず、モータジェネレータの回転数がエンジンの回転数に達すると、モータジェネレータの回転軸からエンジンの出力軸に動力が伝達される。よって、連結切替機構による切替えの前に、モータジェネレータの回転数とエンジンの回転数とを合わせる必要がなく、その回転数合わせのための制御および時間を省略することができる。その結果、エンジンの始動に要する時間をさらに短縮することができる。
エンジンの出力軸と変速機の入力軸との間に、変速機における変速段の切り替えの際に切断されるクラッチが設けられ、クラッチが切断されているときに、モータジェネレータの回転軸が変速機の出力軸に連結された状態にされてもよい。
クラッチが切断されている間は、エンジンの出力軸から変速機の入力軸への動力の伝達が途絶える。このとき、モータジェネレータの回転軸が変速機の出力軸に連結されて、モータジェネレータがモータとして駆動され、モータジェネレータの回転軸から変速機の出力軸に動力が伝達される。これにより、エンジンの出力軸から変速機の入力軸への動力の伝達が途絶えることによるトルク抜け感の発生を抑制できる。
なお、変速機の出力軸は、ファイナルギヤが保持される軸に限らず、その軸と動力を伝達可能に連結される種々の軸を含む概念である。たとえば、変速機の出力軸には、ドライブシャフトが含まれてもよい。
本発明によれば、モータジェネレータによる走行アシストおよび回生の効率を向上させることができる。また、エンジンの始動に要する時間を短縮することができる。
本発明の第1実施形態に係る動力伝達機構が組み込まれた車両の駆動系統の構成を概念的に示す図である。 車両の状態に応じたエンジン、クラッチおよび連結切替機構の動作を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係る動力伝達機構が組み込まれた車両の駆動系統の構成を概念的に示す図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る動力伝達機構が組み込まれた車両1の駆動系統の構成を概念的に示す図である。
車両1は、エンジン(E/G)2およびモータジェネレータ(M/G)3を動力源として搭載した自動車である。車両1は、変速機4を備えている。
変速機4は、たとえば、Vベルト式の無段変速機(CVT:Continuously
Variable Transmission)であり、プライマリプーリを保持するCVT入力軸5と、セカンダリプーリを保持するCVT出力軸6とを備えている。プライマリプーリとセカンダリプーリとには、Vベルトが巻き掛けられている。CVT出力軸6には、ファイナルギヤ7が保持されている。ファイナルギヤ7は、ディファレンシャルギヤ8と噛合している。
CVT入力軸5に入力される動力は、所定の変速比で変速されて、CVT出力軸6に伝達される。CVT出力軸6に伝達される動力は、ファイナルギヤ7およびディファレンシャルギヤ8を介して、ディファレンシャルギヤ8から左右に延びるドライブシャフト9L,9Rに伝達される。これにより、ドライブシャフト9L,9Rが回転し、ドライブシャフト9L,9Rとともに、それぞれ駆動輪10L,10Rが回転する。
エンジン2の出力軸(以下、「E/G出力軸」という。)11には、フライホイール12が保持されている。フライホイール12の外周には、ギヤ歯(アウタリングギヤ)が形成されている。
E/G出力軸11と変速機4のCVT入力軸5との間には、クラッチ13が介装されている。クラッチ13が継合されると、E/G出力軸11とCVT入力軸5とが連結され、クラッチ13が切断されると、E/G出力軸11とCVT入力軸5との連結が解除される。クラッチ13は、たとえば、クラッチディスクおよびプレッシャプレートを備え、プレッシャプレートとフライホイール12との間にクラッチディスクが挟み込まれた状態でそれらが圧着されることによって継合状態となる構成の乾式単板型のクラッチである。
モータジェネレータ3は、その回転軸(以下、「M/G軸」という。)14がE/G出力軸11と平行に延びるように配置されている。M/G軸14の先端部は、変速機4内に入り込んでいる。
M/G軸14には、連結切替機構15が組み込まれている。連結切替機構15は、M/G軸14に保持された第1ギヤ16と、M/G軸14の先端部に保持された第2ギヤ17と、第1ギヤ16と第2ギヤ17との間に介在されたドッグクラッチ18とを備えている。
第1ギヤ16および第2ギヤ17は、M/G軸14を中心に回転可能に設けられている。第1ギヤ16および第2ギヤ17は、それぞれフライホイール12のアウタリングギヤおよびファイナルギヤ7と噛合している。
ドッグクラッチ18は、M/G軸14に沿って移動可能に設けられている。
ドッグクラッチ18が第1ギヤ16側に移動されて、ドッグクラッチ18と第1ギヤ16とが継合することにより、M/G軸14と第1ギヤ16とが相対回転不能に連結される。これにより、E/G出力軸11とM/G軸14とがフライホイール12および第1ギヤ16を介して相互に動力を伝達可能に連結される。
ドッグクラッチ18が第2ギヤ17側に移動されて、ドッグクラッチ18と第2ギヤ17とが継合することにより、M/G軸14と第2ギヤ17とが相対回転不能に連結される。これにより、CVT出力軸6とM/G軸14とがファイナルギヤ7および第2ギヤ17を介して相互に動力を伝達可能に連結される。
なお、ドッグクラッチ18は、油圧アクチュエータなどの駆動源を含む駆動機構により、M/G軸14に沿って移動され、第1ギヤ16および第2ギヤ17に選択的に継合される。
図2は、車両1の状態に応じたエンジン2、クラッチ13および連結切替機構15の動作を説明するための図である。
車両1が停車した状態でのエンジン2の始動の際には、クラッチ13が切断状態(OFF)にされる。また、連結切替機構15のドッグクラッチ18が第1ギヤ16と継合されて、E/G出力軸11とM/G軸14とが連結される。そして、モータジェネレータ3がモータとして駆動され、M/G軸14の動力がE/G出力軸11に伝達されることにより、エンジン2が始動する。
エンジン2の始動後、車両1が停車している状態において、モータジェネレータ3による発電の要求があると、クラッチ13が切断状態にされ、ドッグクラッチ18が第1ギヤ16と噛合された状態のまま、モータジェネレータ3が発電機として駆動される。このとき、モータジェネレータ3により、E/G出力軸11からM/G軸14に伝達される動力が電力に回生される。モータジェネレータ3から出力される電力は、バッテリ(図示せず)に蓄えられて、補機類の駆動に使用される。たとえば、バッテリの残容量が所定量以下になると、モータジェネレータ3による発電が要求される。
車両1の走行中であって、運転者によってブレーキペダル(図示せず)が操作されていない状態では、クラッチ13が継合状態(ON)にされる。また、ドッグクラッチ18が第2ギヤ17と噛合されて、CVT出力軸6とM/G軸14とが連結される。そして、モータジェネレータ3がモータとして駆動されるときには、M/G軸14の動力がCVT出力軸6に伝達される。これにより、CVT出力軸6の回転がM/G軸14からの動力でアシストされる。そのため、そのM/G軸14からの動力によるアシスト分、エンジン2の出力を下げることができる。その結果、車両1の走行燃費が向上する。また、モータジェネレータ3が発電機として駆動されるときには、モータジェネレータ3により、E/G出力軸11からM/G軸14に伝達される動力が電力に回生される。
車両1の走行中に、運転者によってブレーキペダルが操作されると、クラッチ13が継合状態から切断状態にされる。その後、エンジン2の運転(エンジン2に対する燃料の供給)が停止される。このとき、ドッグクラッチ18は、第2ギヤ17と噛合されたままである。そして、モータジェネレータ3が発電機として駆動されて、モータジェネレータ3により、E/G出力軸11からM/G軸14に伝達される動力が電力に回生される。
その後、車両1の走行中に、エンジン2の再始動の要求があると、クラッチ13が切断状態にされ、ドッグクラッチ18が第1ギヤ16と噛合される。そして、モータジェネレータ3がモータとして駆動され、M/G軸14の動力がE/G出力軸11に伝達されることにより、エンジン2が始動する。たとえば、車両1の減速走行中に、運転者によるブレーキペダルの操作が解除されると、エンジン2の再始動が要求される。
以上のように、連結切替機構15により、モータジェネレータ3のM/G軸14は、エンジン2のE/G出力軸11および変速機4のCVT出力軸6に選択的に連結される。
M/G軸14がE/G出力軸11に連結された状態において、モータジェネレータ3がモータとして駆動されると、M/G軸14からE/G出力軸11に動力が伝達される。この動力により、エンジン2を始動させることができる。すなわち、モータジェネレータ3をエンジン2のスタータとして機能させることができる。また、M/G軸14がE/G出力軸11に連結された状態において、モータジェネレータ3が発電機として駆動されると、モータジェネレータ3により、E/G出力軸11からM/G軸14に伝達される動力を電力に回生することができる。
M/G軸14がCVT出力軸6に連結された状態において、モータジェネレータ3がモータとして駆動されると、M/G軸14からCVT出力軸6に動力が伝達される。この動力により、車両1の走行をアシストすることができる。また、M/G軸14がCVT出力軸6に連結された状態において、モータジェネレータ3が発電機として駆動されると、モータジェネレータ3により、駆動輪10L,10RからCVT出力軸6を介してM/G軸14に伝達される動力を電力に回生することができる。このモータジェネレータ3による走行アシストおよび回生の際に、モータジェネレータ3と駆動輪10L,10Rとの間を伝達される動力が変速機4を経由しない。変速機4では、動力の損失が発生する。たとえば、変速機4がVベルト式の無段変速機である場合には、いわゆるベルト滑りにより、動力の損失が生じる。モータジェネレータ3と駆動輪10L,10Rとの間を伝達される動力が変速機4を経由しない構成では、変速機4における動力の損失がないので、モータジェネレータ3による走行アシストおよび回生の効率を向上させることができる。そして、モータジェネレータ3による走行アシストおよび回生の効率の向上により、車両1の燃費の向上を図ることができる。
また、車両1の減速走行中におけるエンジン2の始動の際には、連結切替機構15により、M/G軸14がCVT出力軸6に連結された状態から、M/G軸14がE/G出力軸11に連結された状態に切り替えられる。この切替えの前に、モータジェネレータ3の回転数がエンジン2の回転数に合わされていれば、切替えの後、回転数合わせのための動作を行う必要がない。よって、エンジン2の始動に要する時間を短縮することができる。
図3は、本発明の第2実施形態に係る動力伝達機構が組み込まれた車両1の駆動系統の構成を概念的に示す図である。図3において、図1に示される各部に相当する部分には、それらの各部と同一の参照符号が付されている。また、図3に示される構成について、図1に示される構成との相違点のみを説明する。
図3に示される構成では、変速機4に代えて、AMT(Automated Manual
Transmission)21が採用されている。AMT21は、E/G出力軸11とクラッチ13を介して連結されるAMT入力軸22と、ファイナルギヤ23を保持するAMT出力軸24とを備えている。ファイナルギヤ23は、ディファレンシャルギヤ8と噛合している。
また、図3に示される構成では、モータジェネレータ3のM/G軸14の先端部が変速機4内に入り込んでおらず、第2ギヤ17は、図示しないギヤ列を介して、ディファレンシャルギヤ8と噛合している。
AMT21のシフト操作およびクラッチ13の操作は、自動で行われる。AMT21のシフト操作(変速段の切り替え)の際には、クラッチ13が切断され、シフト操作の完了後、クラッチ13が継合される。そして、このシフト操作に際して、クラッチ13が切断されている間、ドッグクラッチ18が第2ギヤ17と噛合されて、AMT出力軸24とM/G軸14とがファイナルギヤ23およびディファレンシャルギヤ8を介して連結される。そして、モータジェネレータ3がモータとして駆動され、M/G軸14の動力がディファレンシャルギヤ8を介してドライブシャフト9L,9Rに伝達される。これにより、ドライブシャフト9L,9Rの回転がM/G軸14からの動力でアシストされる。
クラッチ13が切断されている間は、E/G出力軸11からAMT入力軸22への動力の伝達が途絶える。このとき、M/G軸14からの動力がドライブシャフト9L,9Rに伝達されることにより、E/G出力軸11からAMT入力軸22への動力の伝達が途絶えることによるトルク抜け感の発生を抑制できる。
さらに、図3に示される構成によっても、図1に示された構成と同様の作用効果を奏することができる。
以上、本発明の2つの実施形態について説明したが、本発明は、さらに他の形態で実施することもできる。
たとえば、図1および図3に破線で示されるように、第1ギヤ16に、M/G軸14からE/G出力軸11への動力の伝達を許容し、E/G出力軸11からM/G軸14への動力の伝達を阻止するワンウェイクラッチ31が内蔵されてもよい。
車両1の減速走行中、運転停止しているエンジン2が再始動されるときに、ワンウェイクラッチ31の働きにより、モータジェネレータ3の回転数がエンジン2の回転数以上に上昇するまで、M/G軸14からE/G出力軸11に動力が伝達されず、モータジェネレータ3の回転数がエンジン2の回転数に達すると、M/G軸14からE/G出力軸11に動力が伝達される。よって、連結切替機構15のドッグクラッチ18が第2ギヤ17と継合している状態から第1ギヤ16と継合する状態に切り替えられる前に、モータジェネレータ3の回転数をエンジン2の回転数に合わせる必要がなく、その回転数合わせのための制御および時間を省略することができる。その結果、エンジン2の始動に要する時間をさらに短縮することができる。
連結切替機構15は、M/G軸14を第1ギヤ16および第2ギヤ17に選択的に連結することができる構成であれば、前述の構成に限らない。連結切替機構15として、たとえば、シフトフォークと電磁クラッチとを組み合わせた構成が採用されてもよい。
また、第1ギヤ16とフライホイール12のアウタリングギヤとの間には、第1ギヤ16の動力を減速してフライホイール12のアウタリングギヤに伝達する減速機構が介装されてもよい。
変速機4として、Vベルト式の無段変速機を例示したが、変速機4は、Vベルト式以外の型式の無段変速機であってもよいし、無段変速機に限らず、有段変速機であってもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 車両
2 エンジン
3 モータジェネレータ
4 変速機
5 CVT入力軸(入力軸)
6 CVT出力軸(出力軸)
10L 駆動輪
10R 駆動輪
11 E/G出力軸
13 クラッチ
14 M/G軸
15 連結切替機構
21 AMT(変速機)
22 AMT入力軸(入力軸)
24 AMT出力軸(出力軸)
31 ワンウェイクラッチ

Claims (3)

  1. エンジンおよびモータジェネレータを搭載した車両の動力伝達機構であって、
    前記エンジンの出力軸が連結される入力軸および前記車両の駆動輪に連結される出力軸を有し、前記入力軸に入力される動力を変速して前記出力軸から出力可能な変速機と、
    前記モータジェネレータの回転軸が前記エンジンの前記出力軸に連結された状態と前記変速機の前記出力軸に連結された状態とに切り替える連結切替機構とを含む、動力伝達機構。
  2. 前記モータジェネレータの前記回転軸と前記エンジンの前記出力軸との間に設けられ、前記モータジェネレータ側から前記エンジン側への一方向に動力を伝達するワンウェイクラッチをさらに含む、請求項1に記載の動力伝達機構。
  3. 前記エンジンの前記出力軸と前記変速機の前記入力軸との間に設けられ、前記変速機における変速段の切り替えの際に切断されるクラッチをさらに含み、
    前記連結切替機構は、前記クラッチが切断されているときに、前記モータジェネレータの前記回転軸が前記変速機の前記出力軸に連結された状態にされる、請求項1に記載の動力伝達機構。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016168973A (ja) * 2015-03-13 2016-09-23 アイシン精機株式会社 ハイブリッド車両用駆動装置
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JP2018114922A (ja) * 2017-01-20 2018-07-26 スズキ株式会社 動力伝達装置および動力伝達装置を備えた車両

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