JP2015009393A - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】通信回路を介して接続した外部画像形成装置の省電力状態を制御することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】本発明の画像形成装置20は、通信回路30を介して外部画像形成装置及び複数の情報処理装置10に接続される。本発明の画像形成装置20は、情報取得手段261と制御手段262とを備える。情報取得手段261は、通信回路30を介して接続された装置から情報を取得する。制御手段262は、画像形成装置20及び/又は外部画像形成装置を特定モードに移行するか否かを判定する。情報取得手段261は、複数の情報処理装置10から、起動又は非起動の状態を示す起動情報を取得する。制御手段262は、複数の情報処理装置10の起動情報に基づいて、画像形成装置20及び/又は外部画像形成装置を特定モードに移行するか否かを判定する【選択図】図4

Description

本発明は画像形成装置、及び画像形成装置を備えた画像形成システムに関する。
ネットワークを介して画像形成装置及び情報処理装置を接続した画像形成システムにおいて、画像形成装置の無駄な待機時間を短縮し、消費電力の低減を図る構成が検討されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の画像形成装置では、情報処理装置から取得した使用状態情報(使用頻度を示す情報など)にしたがって画像形成装置が省電力状態に移行するまでの規定時間を設定する。情報処理装置の使用状態に適合したかたちで規定時間の設定を最適化することができるため、省エネルギー効果を発揮させることが可能となる。
特開2003−256086号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置は、自装置の省電力状態しか制御できない。このため、このような画像形成装置を複数台接続した画像形成システムでは、画像形成装置ごとに省電力状態の制御が行われる。その結果、画像形成システムに消費電力の異なる画像形成装置を接続した場合では、消費電力の高い画像形成装置よりも消費電力の低い画像形成装置が先に省電力モードに移行するようなことがあり、画像形成システム全体として省電力の効率が良くないという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、通信回路を介して接続した外部画像形成装置の省電力状態を制御することができる画像形成装置、及び画像形成装置を備えた画像形成システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、通信回路を介して外部画像形成装置及び複数の情報処理装置に接続される画像形成装置である。本発明の画像形成装置は、画像形成手段と情報取得手段と制御手段とを備える。前記画像形成手段は、記録媒体に画像を形成する。前記情報取得手段は、前記通信回路を介して接続された装置から情報を取得する。前記制御手段は、前記画像形成装置及び/又は前記外部画像形成装置を特定モードに移行するか否かを判定する。前記情報取得手段は、前記複数の情報処理装置から、起動又は非起動の状態を示す起動情報を取得する。前記判定手段は、前記複数の情報処理装置の起動情報に基づいて、前記画像形成装置及び/又は前記外部画像形成装置を特定モードに移行するか否かを判定する。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成システムは、複数の画像形成装置と複数の情報処理装置とを備える。前記複数の画像形成装置は、マスター画像形成装置とスレーブ画像形成装置とを含む。前記複数の情報処理装置は、通信回路を介して前記複数の画像形成装置に接続する。前記マスター画像形成装置は、画像形成手段と情報取得手段と制御手段とを備える。前記画像形成手段は、記録媒体に画像を形成する。前記情報取得手段は、前記スレーブ画像形成装置と前記複数の情報処理装置とから情報を取得する。前記制御手段は、前記マスター画像形成装置及び/又は前記スレーブ画像形成装置を特定モードに移行するか否かを判定する。前記情報取得手段は、前記複数の情報処理装置から、起動又は非起動の状態を示す起動情報を取得する。前記制御手段は、前記複数の情報処理装置の起動情報に基づいて、前記マスター画像形成装置及び/又は前記スレーブ画像形成装置を特定モードに移行するか否かを判定する。
本発明の画像形成装置によれば、通信回路を介して接続した外部画像形成装置の省電力状態をも制御することができる。そのため、本発明の画像形成装置を備えた画像形成システムでは、画像形成システム全体として効率よく省電力を図ることができる。
本発明の実施形態に係る画像形成システムの構成を示す模式図である 情報処理装置及び画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す模式図である。 本実施形態の画像形成システムによる省電力制御の手順を示すフローチャートである。 本発明の画像形成システムによる省電力制御の他の実施形態の手順を示すフローチャートである。 本発明の画像形成システムによる省電力制御の更なる実施形態の手順を示すフローチャートである。 本発明の画像形成システムによる省電力制御の更なる実施形態の手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明による画像形成装置、及び画像形成装置を備えた画像形成システムの実施形態を説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されない。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成システム1の構成を示す模式図である。画像形成システム1は、複数の情報処理装置10と複数の画像形成装置20とを備える。情報処理装置10と画像形成装置20とは通信回路30を介して互いに接続される。画像形成システム1において、複数の画像形成装置20のうちのいずれか1つはマスター画像形成装置として機能し、残りの画像形成装置はスレーブ画像形成装置として機能する。マスター画像形成装置は、スレーブ画像形成装置に指令を出力する。スレーブ画像形成装置は、マスター画像形成装置から受けた指令に対応する機能を実行する。以下、9台の情報処理装置10(以下、区別のために情報処理装置10A〜10Iと記載することがある。)と3台の画像形成装置20(以下、区別のために画像形成装置20A〜20Cと記載することがある。)とを備えた画像形成システム1を説明する。
情報処理装置10は、ユーザーの操作によって画像形成装置20に印刷データを送信する。図2は、情報処理装置10A及び画像形成装置20Aの構成を示すブロック図であり、以下、図2を参照して情報処理装置10Aを説明する。なお、特に説明がない場合、情報処理装置10B〜10Iは、情報処理装置10Aと同様な構成を有する。本実施形態において、情報処理装置10Aは、パソナルコンピューター(PC)である。情報処理装置10Aは、通信手段11、処理手段12、操作手段13、表示手段14、メモリー15及び記憶手段16を備える。
通信手段11は、通信回路30を介して外部の装置と情報を送受信するインターフェースである。例えば、通信手段11を介して情報処理装置10B〜10Iや画像形成装置20A〜20Cに情報処理装置10Aから情報が送信される。また、情報処理装置10Aは、通信手段11を介して情報処理装置10B〜10Iや画像形成装置20A〜20Cから情報を受信する。
処理手段12は、メモリー15や記憶手段16に格納された所定のプログラムを実行して所定の処理を実行する。処理手段12としてCPUを使用する。
操作手段13は、キーボード、マウス、又はタッチパネルなどの入力装置である。操作手段13は、情報処理装置10Aの操作に使用される。ユーザーは、操作手段13を介して情報処理装置10Aを操作し、印刷データを画像形成装置20に送信する。
表示手段14は、液晶ディスプレイなどの装置である。表示手段14は、各種の情報(印刷データ、画像形成装置20の使用状況など)を表示する。
メモリー15は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を含む記憶装置である。メモリー15には、情報処理装置10Aを制御するためのプログラムが格納されている。処理手段12は、メモリー15に格納されているプログラムを実行することによって情報処理装置10Aの全体を制御する。
記憶手段16は、ハードディスクなどの記憶装置である。記憶手段16には、プリンタードライバー161が格納されている。プリンタードライバー161は、画像形成装置20の機能を実行するためのプログラムである。ユーザーは、画像形成装置20A〜20Cのうちから、印刷時に通常使う装置をデフォルトプリンターに設定する。
ユーザーが操作手段13から印刷指示を入力すると、処理手段12は、デフォルトプリンターとして設定された画像形成装置20のプリンタードライバー161を実行する。処理手段12がプリンタードライバー161を実行すると、表示手段14に印刷条件(印刷部数、用紙のサイズ、又は種類、余白など)を設定する設定画面が表示される。ユーザーは、必要に応じて各種の条件を設定する。プリンタードライバー161は、ユーザーが設定した印刷条件に基づいて印刷データを生成する。そして、プリンタードライバー161は、通信手段11及び通信回路30を経由して、生成した印刷データをデフォルトプリンターとして設定された画像形成装置20に送信し、当該画像形成装置20に印刷作業を行わせる。
また、記憶手段16には、情報生成手段162を実現するためのプログラムが格納されている。情報生成手段162は、情報処理装置10Aに関する情報を生成して画像形成装置20に送信する。情報生成手段162が生成する情報は、起動情報、デフォルト情報、出力頻度情報、登録ユーザー情報などである。
起動情報は、情報処理装置10Aの起動又は非起動の状態を示す。以下、情報生成手段162による起動情報の生成を説明する。情報生成手段162は、情報処理装置10Aの電源モードに基づいて、情報処理装置10Aが起動状態であるか、或いは非起動状態であるかを判定する。情報処理装置10Aの電源モードとしては、情報処理を実行可能なスタンバイモードや、スタンバイモードよりも消費電力が少ない省電力モード(例えばスリープモード)がある。情報生成手段162は、情報処理装置10Aの電力モードがスタンバイモードである場合に、情報処理装置10Aが起動状態であると判定する。一方、情報生成手段162は、情報処理装置10Aの電力モードが省電力モードである場合に、情報処理装置10Aが非起動状態であると判定する。そして、情報生成手段162は、判定の結果を示す起動情報を生成する。
なお、起動情報の送信先は、ユーザーが画像形成装置20A〜20Cから選択することによって設定できる。本実施形態において、情報生成手段162は、バックグラウンドで常時動作しているデーモンである。情報生成手段162は、定期的に起動情報を生成する。そして情報生成手段162は、起動情報をマスター画像形成装置に送信する。
デフォルト情報は、情報処理装置10Aによって設定されたデフォルトプリンターを示す。具体的には、デフォルト情報は、情報処理装置10Aによって、デフォルトプリンターとして設定された画像形成装置20を示す。デフォルト情報は、プリンタードライバー161の設定に基づいて生成される。
出力頻度情報は、情報処理装置10Aが印刷データを画像形成装置20に出力する頻度を示す。出力頻度情報は、例えば情報処理装置10Aの記憶手段16に記憶されている。情報処理装置10Aが印刷データを出力すると、出力頻度情報が更新される。
登録ユーザー情報は、情報処理装置10Aにおいて登録中のユーザーを示す。具体的には、登録ユーザー情報は、情報処理装置10Aにログインした現在の使用者を示す。登録ユーザー情報は、例えばユーザーのアカウント名である。
画像形成装置20は、情報処理装置10から受信した印刷データを印刷する。図3は、画像形成装置20Aを示す模式図であり、以下、図2及び図3を参照して画像形成装置20Aを説明する。なお、特に説明がない場合、画像形成装置20B及び画像形成装置20Cは、画像形成装置20Aと同様な構成を有する。本実施形態において、画像形成装置20Aは、複合機である。画像形成装置20Aは、通信手段21、画像形成手段22、画像読取手段23、処理手段24、メモリー25及び記憶手段26を備える。
通信手段21は、通信回路30を介して外部の装置と情報を送受信するインターフェースである。例えば、通信手段21を介して情報処理装置10A〜10Iや画像形成装置20B、画像形成装置20Cに画像形成装置20Aから情報が送信される。また、画像形成装置20Aは、通信手段21を介して情報処理装置10A〜10Iや画像形成装置20A、画像形成装置20Bから情報を受信する。
画像形成手段22は、画像形成処理を行う。本実施形態において、画像形成手段22は、記録媒体を搬送する搬送部221、静電潜像が形成される感光体222、感光体222にトナー像を形成する現像部223、トナー像を記録媒体に転写する転写部224、及び記録媒体に転写されたトナー像を記録媒体に定着させる定着部225を備える。
画像読取手段23は、原稿の画像を読み取って画像データを生成する。本実施形態において、画像読取手段23はスキャナーである。
処理手段24は、メモリー25や記憶手段26に格納された所定のプログラムを実行して所定の処理を実行する。処理手段24としてCPUを使用する。
メモリー25は、ROM及びRAMを含む記憶装置である。メモリー25には、画像形成装置20Aを制御するためのプログラムが格納されている。処理手段24は、メモリー25に格納されているプログラムを実行することによって画像形成装置20Aの全体を制御する。
記憶手段26は、ハードディスクなどの記憶装置である。記憶手段26には、情報処理装置10から受信した印刷データが格納されている。また、記憶手段26には、情報取得手段261及び制御手段262を実現するためのプログラムが格納されている。
情報取得手段261は、通信回路30に接続された装置から情報を取得するためのプログラムであり、処理手段24によって実行される。情報取得手段261が取得する情報は、情報処理装置10の起動情報、デフォルト情報、出力頻度情報及び登録ユーザー情報、又は画像形成装置20の使用情報などである。
使用情報は、画像形成装置20の使用状態を示す。情報取得手段261は、自装置(画像形成装置20A)から使用情報を取得し、且つ通信手段21及び通信回路30を介して画像形成装置20B及び画像形成装置20Cから使用情報を取得する。使用状態には、処理待ち状態、処理実行状態、省電力状態などが含まれる。処理待ち状態とは、画像形成装置20が印刷、スキャン、複写などの処理の要求を待っている状態をいう。処理実行状態とは、画像形成装置20が印刷、スキャン、複写などの処理を実行している状態をいう。省電力状態とは、画像形成装置20が省電力モードに移行した状態をいう。なお、使用情報は、例えば画像形成装置20に備えられた状態検知部(図示せず)によって生成される。
制御手段262は、画像形成装置20を特定モードに移行するか否かを判定するためのプログラムであり、処理手段24によって実行される。画像形成装置20の特定モードは、例えば省電力モードである。本実施形態において、制御手段262は、情報取得手段261で取得した情報処理装置10の起動情報に基づいて画像形成装置20を省電力モードに移行するか否かを判定する。
図1〜図3を参照して本実施形態の画像形成システム1の構成を説明した。本実施形態の画像形成システム1において、マスター画像形成装置により、全体の画像形成装置20に対する省電力制御を行う。図4は、本実施形態の画像形成システム1による省電力制御の手順を示すフローチャートである。以下、図1〜図4を参照して、画像形成システム1による省電力制御を説明する。
本実施形態の画像形成システム1において、画像形成装置20Aをマスター画像形成装置(以下、マスター画像形成装置20Aと記載することがある)とし、画像形成装置20B、画像形成装置20Cをスレーブ画像形成装置(以下、スレーブ画像形成装置20B、スレーブ画像形成装置20Cと記載することがある)とする。マスター画像形成装置20Aの省電力制御は、ステップS401〜S408によって実行される。
ステップS401において、マスター画像形成装置20A、スレーブ画像形成装置20B、及びスレーブ画像形成装置20Cのすべてが処理待ち状態であるか否かを判定する。具体的には、マスター画像形成装置20Aの情報取得手段261は、自装置、スレーブ画像形成装置20B、及びスレーブ画像形成装置20Cから、使用状態を示す使用情報を取得する。そして、マスター画像形成装置20Aの制御手段262は、情報取得手段261が取得した使用情報に基づいて、自装置、スレーブ画像形成装置20B、及びスレーブ画像形成装置20Cのすべてが処理待ち状態であるか否かを判定する。マスター画像形成装置20A、スレーブ画像形成装置20B、及びスレーブ画像形成装置20Cのすべてが処理待ち状態であると制御手段262が判定した場合、省電力制御はステップS402に進む。一方、マスター画像形成装置20A、スレーブ画像形成装置20B、及びスレーブ画像形成装置20Cの少なくとも1つが処理待ち状態ではないと制御手段262が判定した場合、省電力制御はステップS401に戻る。
ステップS402において、情報処理装置10の情報を取得する。具体的には、情報処理装置10A〜10Iの各々の情報生成手段162は、情報処理装置10Aの起動又は非起動の状態を示す起動情報を生成してマスター画像形成装置20Aに送信する。マスター画像形成装置20Aの情報取得手段261は、情報処理装置10A〜10Iから送信された起動情報を取得する。マスター画像形成装置20Aの情報取得手段261が情報処理装置10の情報を取得した後、省電力制御はステップS403に進む。
ステップS403において、非起動状態の情報処理装置10の数量が予め設定した閾値を超えているか否かを判定する。具体的には、マスター画像形成装置20Aの制御手段262は、情報取得手段261が取得した起動情報に基づいて、非起動状態の情報処理装置10の数量を算出する。そして制御手段262は、算出された非起動状態の情報処理装置10の数量が予め設定した閾値を超えているか否かを判定する。
閾値として、画像形成装置20の数量に対応して、値が異なる3つの閾値(第1閾値、第2閾値及び第3閾値)が設定されている。本実施形態では、第1閾値、第2閾値及び第3閾値のうち第1閾値を最も小さい値とし、第3閾値を最も大きい値とする。制御手段262は、先ず、非起動状態の情報処理装置10の数量が第1閾値を超えているか否かを判定する。非起動状態の情報処理装置10の数量が第1閾値を超えていないと制御手段262が判定した場合、省電力制御はステップS401に戻る。一方、非起動状態の情報処理装置10の数量が第1閾値を超えていると制御手段262が判定した場合、制御手段262は、非起動状態の情報処理装置10の数量が第2閾値及び第3閾値を超えているか否かを更に判定する。非起動状態の情報処理装置10の数量が第2閾値及び第3閾値を超えているか否かの判定結果にかかわらず、省電力制御はステップS404に進む。
例えば、第1閾値を3とし、第2閾値を5とし、第3閾値を7とする。非起動状態の情報処理装置10の数量が1である場合、制御手段262は、非起動状態の情報処理装置10の数量が第1閾値を超えていないと判定し、省電力制御はステップS401に戻る。一方、情報処理装置10のうち、非起動状態の情報処理装置10の数量が7である場合、制御手段262は、非起動状態の情報処理装置10の数量が第1閾値、第2閾値を超えており、第3閾値を超えていないと判定する。そして、省電力制御はステップS404に進む。
ステップS404において、省電力モードに移行する対象画像形成装置(以下、対象画像形成装置と記載する)を決定する。具体的には、非起動状態の情報処理装置10の数量が、第1閾値〜第3閾値のうちどの閾値を超えているかに応じて、対象画像形成装置を決定する。非起動状態の情報処理装置10の数量が第1閾値を超えている場合、制御手段262は、マスター画像形成装置20A、スレーブ画像形成装置20B、及びスレーブ画像形成装置20Cのうちの1つを対象画像形成装置として決定する。一方、非起動状態の情報処理装置10の数量が第2閾値を超えている場合、制御手段262は、マスター画像形成装置20A、スレーブ画像形成装置20B、及びスレーブ画像形成装置20Cのうちの2つを対象画像形成装置として決定する。また、非起動状態の情報処理装置10の数量が第3閾値を超えている場合、制御手段262は、マスター画像形成装置20A、スレーブ画像形成装置20B、及びスレーブ画像形成装置20Cのすべてを対象画像形成装置として決定する。
非起動状態の情報処理装置10の数量が第1閾値、第2閾値又は第3閾値を超えている場合、マスター画像形成装置20A、スレーブ画像形成装置20B、及びスレーブ画像形成装置20Cのうちのどれを対象画像形成装置として決定するかは、予め設定した優先順位に基づいて行われる。例えば、優先順位として、スレーブ画像形成装置20C、スレーブ画像形成装置20B、マスター画像形成装置20Aの順に設定する。この場合、非起動状態の情報処理装置10の数量が第1閾値を超えている場合に、制御手段262は、スレーブ画像形成装置20Cを対象画像形成装置として決定する。一方、非起動状態の情報処理装置10の数量が第2閾値を超えている場合に、制御手段262は、スレーブ画像形成装置20C及びスレーブ画像形成装置20Bを対象画像形成装置として決定する。
なお、本実施形態において、優先順位は、ユーザーによって予め設定される。優先順位を示す情報は、マスター画像形成装置20Aの記憶手段26に格納される。ユーザーは、利便性(例えば印刷が完了までの待ち時間の短さ)を優先するか、或いは省電力を優先するかの意向に基づいて優先順位を設定できる。例えば、印刷が完了までの待ち時間の短さを優先する場合、ユーザーは、出力速度が高い機種を優先順位の下位に設定すればよい。これに対して、省電力を優先する場合、ユーザーは、消費電力が高い機種を優先順位の上位に設定すればよい。対象画像形成装置を決定した後、省電力制御はステップS405に進む。
ステップS405において、対象画像形成装置に対して処理要求があったか否かを判定する。具体的には、制御手段262は、対象画像形成装置のいずれかに対して印刷、スキャン、複写などの処理要求があったか否かを判定する。対象画像形成装置のいずれかに対して処理要求があったと制御手段262が判定した場合、省電力制御はステップS406に進む。ステップS406において、処理要求があった対象画像形成装置は、要求された処理を実行する。そして、省電力制御はステップS401に戻る。一方、対象画像形成装置のいずれに対しても処理要求がないと制御手段262が判定した場合、省電力制御はステップS407に進む。
ステップS407において、制御手段262は、対象画像形成装置を省電力モードに移行する。なお、本実施形態において、省電力モードとは、画像形成装置20の特定部位への電力供給を低減又は停止することで、画像形成装置20全体の消費電力を低減させるモードをいう。特定部位は、例えば、画像形成装置20の各部を駆動するモーター(図示せず)、定着部25の加熱ヒーター(図示せず)及び/又は処理手段24である。対象画像形成装置を省電力モードに移行した後、省電力制御はステップS408に進む。
ステップ408において、省電力制御を中止する要求があったか否かを判定する。省電力制御を中止する要求は、例えばユーザーが情報処理装置10又は画像形成装置20から入力する。省電力制御を中止する要求があったと制御手段262が判定した場合、省電力制御は終了する。一方、省電力制御を中止する要求がないと制御手段262が判定した場合、省電力制御はステップS401に戻る。
以上、図1〜図4を参照して、マスター画像形成装置20Aによる省電力制御の手順を説明した。本実施形態のマスター画像形成装置20Aによれば、通信回路30を介して接続したスレーブ画像形成装置20B、スレーブ画像形成装置20Cの省電力状態をも制御することができる。例えば、ユーザーの設定により、消費電力の高さの順にマスター画像形成装置20A、スレーブ画像形成装置20B、及びスレーブ画像形成装置20Cを省電力モードに移行することができる。そのため、マスター画像形成装置20Aを備えた画像形成システム1の全体に対して効率よく省電力を図ることができる。
なお、本実施形態において、画像形成装置20Aをマスター画像形成装置としていたが、本発明はこれに限定されない。省電力制御を行うための処理性能を備えていれば、画像形成装置20Bや画像形成装置20Cをマスター画像形成装置としてもよい。
また、本実施形態において、省電力モードに移行する優先順位は、ユーザーによって予め設定されていたが、本発明はこれに限定されない。優先順位は、マスター画像形成装置20Aによって決定されてもよい。例えば、マスター画像形成装置20Aは、省電力制御を行うたびに、マスター画像形成装置20A、スレーブ画像形成装置20B、及びスレーブ画像形成装置20Cの使用頻度に基づいて優先順位を決定する。具体的には、マスター画像形成装置20A、スレーブ画像形成装置20B、及びスレーブ画像形成装置20Cのそれぞれに、処理を行う頻度を示す処理頻度情報が記憶されている。処理を行うと、各画像形成装置の処理頻度情報が更新される。省電力制御を行う際、マスター画像形成装置20Aは、各画像形成装置から処理頻度情報を取得する。マスター画像形成装置20Aは、処理頻度情報に基づいて、処理を行う頻度が低い画像形成装置を優先的に省電力モードに移行するように優先順位を決定する。
上述した実施形態の画像形成システム1において、省電力制御は、複数の画像形成装置20を一体にして行っていたが、図5を参照して説明するように、本発明はこれに限定されない。
図5は、本発明の画像形成システム1による省電力制御の他の実施形態の手順を示すフローチャートである。本実施形態において、省電力制御は、マスター画像形成装置によって、画像形成装置20A、画像形成装置20B、及び画像形成装置20Cのそれぞれに対して行う。以下、図1〜図3及び図5を参照して、画像形成システム1による本実施形態の省電力制御の手順を説明する。なお、煩雑を避けるため、図4を参照して説明した実施形態の省電力制御の手順と重複する説明を省略することがある。
本実施形態の画像形成システム1において、画像形成装置20Aをマスター画像形成装置とし、画像形成装置20B及び画像形成装置20Cをスレーブ画像形成装置とする。また、情報処理装置10A及び情報処理装置10Bは、画像形成装置20Aをデフォルトプリンターとする。情報処理装置10C、情報処理装置10D及び情報処理装置10Eは、画像形成装置20Bをデフォルトプリンターとする。情報処理装置10F、情報処理装置10G、情報処理装置10H及び情報処理装置10Iは、画像形成装置20Cをデフォルトプリンターとする。先ず、マスター画像形成装置20Aに対する省電力制御の手順を説明する。省電力制御は、ステップ501〜S507によって実行される。
ステップS501において、マスター画像形成装置20Aが処理待ち状態であるか否かを判定する。具体的には、マスター画像形成装置20Aの情報取得手段261は、自装置から、使用状態を示す使用情報を取得する。そして、マスター画像形成装置20Aの制御手段262は、情報取得手段261が取得した使用情報に基づいて、自装置が処理待ち状態であるか否かを判定する。マスター画像形成装置20Aが処理待ち状態であると制御手段262が判定した場合、省電力制御はステップS502に進む。一方、マスター画像形成装置20Aが処理待ち状態ではないと制御手段262が判定した場合、省電力制御はステップS501に戻る。
ステップS502において、情報処理装置10の情報を取得する。具体的には、情報処理装置10A〜10I各々の情報生成手段162は、情報処理装置10Aの起動又は非起動の状態を示す起動情報を生成してマスター画像形成装置20Aに送信する。マスター画像形成装置20Aの情報取得手段261は、情報処理装置10A〜10Iから送信された起動情報を取得する。また、情報取得手段261は、情報処理装置10A〜10Iから、設定されたデフォルトプリンターを示すデフォルト情報を取得する。情報処理装置10の情報を取得した後、省電力制御はステップS503に進む。
ステップS503において、非起動状態の情報処理装置10の数量が予め設定した閾値を超えているか否かを判定する。具体的には、制御手段262は、デフォルト情報に基づいて、マスター画像形成装置20Aをデフォルトプリンターとして設定した情報処理装置10を特定する。本実施形態において、情報処理装置10A〜10Iのうち、情報処理装置10A及び情報処理装置10Bが特定される。そして、制御手段262は、起動情報に基づいて、情報処理装置10A及び情報処理装置10Bのうち、非起動状態の情報処理装置の数量を算出する。そして、制御手段262は、算出された非起動状態の情報処理装置の数量が予め設定した閾値を超えているか否かを判定する。
本実施形態において、閾値を1とする。情報処理装置10A及び情報処理装置10Bが非起動状態である場合、制御手段262は非起動状態の情報処理装置の数量を2であると算出する。そして、制御手段262は、算出された非起動状態の情報処理装置の数量が予め設定した閾値を超えている(数量2>閾値1)と判定する。その後、省電力制御はステップS504に進む。一方、情報処理装置10A及び情報処理装置10Bのうち一方のみが非起動状態である場合、或いは両方とも非起動状態ではない場合、制御手段262は、非起動状態の情報処理装置の数量を1であると算出する。そして、制御手段262は、算出された非起動状態の情報処理装置の数量が予め設定した閾値を超えていない(数量1=閾値1)と判定する。その後、省電力制御はステップS501に戻る。
ステップS504において、省電力モードに移行する対象画像形成装置を決定する。本実施形態において、制御手段262は、マスター画像形成装置20Aを対象画像形成装置として決定する。省電力制御はステップS505に進む。
ステップS505において、対象画像形成装置に対して処理要求があったか否かを判定する。ここでは、制御手段262は、マスター画像形成装置20Aに対して処理要求があったか否かを判定する。マスター画像形成装置20Aに対して処理要求があったと制御手段262が判定した場合、省電力制御はステップS506に進む。ステップS506において、マスター画像形成装置20Aは要求された処理を実行する。そして省電力制御はステップS501に戻る。一方、マスター画像形成装置20Aに対して処理要求がないと制御手段262が判定した場合、省電力制御はステップS507に進む。
ステップS507において、制御手段262は、対象画像形成装置を省電力モードに移行する。本実施形態において、マスター画像形成装置20Aを省電力モードに移行する。マスター画像形成装置20Aを省電力モードに移行した後、省電力制御はステップS508に進む。
ステップ508において、省電力制御を中止する要求があったか否かを判定する。省電力制御を中止する要求があったと制御手段262が判定した場合、省電力制御は終了する。一方、省電力制御を中止する要求がないと制御手段262が判定した場合、省電力制御はステップS501に戻る。
以上、マスター画像形成装置20Aに対する省電力制御の手順を説明した。スレーブ画像形成装置20B及びスレーブ画像形成装置20Cに対しても、上述したステップに基づいて省電力制御を行う。なお、マスター画像形成装置20A、スレーブ画像形成装置20B、及びスレーブ画像形成装置20Cの省電力制御は、同じタイミングでスタートしてもよく、異なるタイミングでスタートしてもよい。
図1〜図3及び図5を参照して画像形成システム1による本実施形態の省電力制御を説明した。本実施形態の画像形成システム1によれば、画像形成装置20ごとに省電力制御を行うこともできる。
なお、本実施形態において、省電力モードに移行するか否かの判定に使用される閾値は、利便性(例えば印刷が完了までの待ち時間の短さ)を優先するか、或いは省電力を優先するかの意向に基づいてユーザーが設定できる。例えば、印刷が完了までの待ち時間の短さを優先したい場合は、閾値をより大きく設定することで、画像形成装置20が省電力モードに移行する確率を下げればよい。一方、省電力を優先したい場合は、閾値をより小さく設定することで、画像形成装置20が省電力モードに移行する確率を上げればよい。
図6は、本発明の画像形成システム1による省電力制御の更なる実施形態の手順を示すフローチャートである。本実施形態の省電力制御において、起動情報に対して更に重み付けする。そして、重み付けした起動情報に基づいて、画像形成装置20を省電力モードに移行するか否かを判定する。以下、図1〜図3及び図6を参照して、画像形成システム1による本実施形態の省電力制御の手順を説明する。なお、煩雑を避けるため、図4を参照して説明した実施形態の省電力制御の手順と重複する説明を省略することがある。
本実施形態の画像形成システム1において、画像形成装置20Aをマスター画像形成装置とし、画像形成装置20B及び画像形成装置20Cをスレーブ画像形成装置とする。省電力制御は、ステップ601〜S609によって実行される。
ステップS601において、マスター画像形成装置20A、スレーブ画像形成装置20B、及びスレーブ画像形成装置20Cのすべてが処理待ち状態であるか否かを判定する。マスター画像形成装置20A、スレーブ画像形成装置20B、及びスレーブ画像形成装置20Cのすべてが処理待ち状態であると制御手段262が判定した場合、省電力制御はステップS602に進む。一方、マスター画像形成装置20A、スレーブ画像形成装置20B、及びスレーブ画像形成装置20Cの少なくとも1つが処理待ち状態ではないと制御手段262が判定した場合、省電力制御はステップS601に戻る。
ステップS602において、情報処理装置10の情報を取得する。具体的には、マスター画像形成装置20Aの情報取得手段261は、情報処理装置10A〜10Iから送信された起動情報及び出力頻度情報を取得する。マスター画像形成装置20Aの情報取得手段261が情報処理装置10の情報を取得した後、省電力制御はステップS603に進む。
ステップS603において、起動情報を重み付けする。具体的には、制御手段262は、出力頻度情報に基づいて、起動情報によって示される非起動状態の情報処理装置10の数量を重み付けする。
本実施形態において、情報処理装置10A及び情報処理装置10Cが非起動状態である例を説明する。ステップS602において、情報取得手段261によって取得した起動情報は、情報処理装置10A及び情報処理装置10Cが非起動状態であることを示す。制御手段262は、情報処理装置10A及び情報処理装置10Cの出力頻度が予め設定した閾値を超えているか否かを判定する。情報処理装置10A及び情報処理装置10Cの出力頻度が予め設定した閾値を超えている場合、制御手段262は、起動情報によって示される情報処理装置10A及び情報処理装置10Cの数量を大きくする。一方、情報処理装置10A及び情報処理装置10Cの出力頻度が予め設定した閾値を超えていない場合、制御手段262は、起動情報によって示される情報処理装置10A及び情報処理装置10Cの数量を維持する。
本実施形態において、制御手段262は、情報処理装置10Aの出力頻度が予め設定した閾値を超えていると判定し、情報処理装置10Cの出力頻度が予め設定した閾値を超えていないと判定する例を説明する。この場合、制御手段262は、起動情報によって示される情報処理装置10Aの数量を1から2変更にする。また、制御手段262は、起動情報によって示される情報処理装置10Cの数量を1に維持する。起動情報に対する重み付けの後、省電力制御はステップS604に進む。
ステップS604において、非起動状態の情報処理装置10の数量が予め設定した閾値を超えているか否かを判定する。具体的には、制御手段262は、重み付けされた起動情報に基づいて、非起動状態の情報処理装置10の数量を算出する。そして、制御手段262は、算出された非起動状態の情報処理装置10の数量が予め設定した閾値を超えているか否かを判定する。
閾値として、画像形成装置20の数量に対応して、第1閾値、第2閾値及び第3閾値が設定されている。制御手段262は、先ず、算出された非起動状態の情報処理装置10の数量が第1閾値を超えているか否かを判定する。算出された非起動状態の情報処理装置10の数量が第1閾値を超えていないと制御手段262が判定した場合、省電力制御はステップS601に戻る。一方、算出された非起動状態の情報処理装置10の数量が第1閾値を超えていると制御手段262が判定した場合、制御手段262は、算出された非起動状態の情報処理装置10の数量が第2閾値及び第3閾値を超えているか否かを更に判定する。算出された非起動状態の情報処理装置10の数量が第2閾値及び第3閾値を超えているか否かの判定結果にかかわらず、省電力制御はステップS605に進む。
例えば、第1閾値を3とし、第2閾値を5とし、第3閾値を7とする。制御手段262は、ステップS603において重み付けされた起動情報に基づいて、情報処理装置10Aの数量及び情報処理装置10Cのそれぞれの数量を2としてカウントし、非起動状態の情報処理装置10の数量が4であると算出する。そして、制御手段262は、算出された非起動状態の情報処理装置10の数量が第1閾値を超えており(数量:4>閾値:3)、第2閾値及び第3閾値を超えていない(数量:4<閾値:5、7)と判定する。その後、省電力制御はステップS605に進む。
ステップS605において、省電力モードに移行する対象画像形成装置(以下、対象画像形成装置と記載する)を決定する。非起動状態の情報処理装置10の数量が第1閾値を超えている場合、制御手段262は、マスター画像形成装置20A、スレーブ画像形成装置20B、及びスレーブ画像形成装置20Cのうちの1つを対象画像形成装置として決定する。一方、非起動状態の情報処理装置10の数量が第2閾値を超えている場合、制御手段262は、マスター画像形成装置20A、スレーブ画像形成装置20B、及びスレーブ画像形成装置20Cのうちの2つを対象画像形成装置として決定する。また、非起動状態の情報処理装置10の数量が第3閾値を超えている場合、制御手段262は、マスター画像形成装置20A、スレーブ画像形成装置20B、及びスレーブ画像形成装置20Cのすべてを対象画像形成装置として決定する。なお、マスター画像形成装置20A、スレーブ画像形成装置20B、及びスレーブ画像形成装置20Cのうちのどれを対象画像形成装置として決定するかは、例えば予め設定した優先順位に基づいて行われる。対象画像形成装置を決定した後、省電力制御はステップS606に進む。
ステップS606において、対象画像形成装置に対して処理要求があったか否かを判定する。対象画像形成装置のいずれかに対して処理要求があったと制御手段262が判定した場合、省電力制御はステップS607に進む。ステップS607において、処理要求があった対象画像形成装置は、要求された処理を実行する。そして、省電力制御はステップS601に戻る。一方、対象画像形成装置のいずれに対しても処理要求がないと制御手段262が判定した場合、省電力制御はステップS608に進む。
ステップS608において、制御手段262は、対象画像形成装置を省電力モードに移行する。対象画像形成装置を省電力モードに移行した後、省電力制御はステップS609に進む。
ステップ609において、省電力制御を中止する要求があったか否かを判定する。省電力制御を中止する要求があったと制御手段262が判定した場合、省電力制御は終了する。一方、省電力制御を中止する要求がないと制御手段262が判定した場合、省電力制御はステップS601に戻る。
以上、図1〜図3及び図6を参照して、画像形成システム1による本実施形態の省電力制御の手順を説明した。本実施形態において、情報処理装置10の出力頻度に応じて起動情報を重み付けすることで、情報処理装置10の実際の使用状況に適合した省電力制御を行うことができる。
なお、上述した説明では、起動情報の重み付けにおいて、制御手段262は、起動情報によって示される情報処理装置10Aの数量を1から2に変更していたが、本発明はこれに限定されない。制御手段262は、情報処理装置10の出力頻度に応じて、起動情報によって示される情報処理装置10の数量を予め設定した任意の数値に変更してもよい。例えば、情報処理装置10の出力頻度が高ければ高いほど、制御手段262は、起動情報によって示される当該情報処理装置10の数量をより大きい数値に変更する。
図7は、本発明の画像形成システム1による省電力制御の更なる実施形態の手順を示すフローチャートである。本実施形態の省電力制御において、特定ユーザーに対応する画像形成装置20、を省電力モードに移行する対象画像形成装置から除外する。以下、図1〜図3及び図7を参照して、画像形成システム1による本実施形態の省電力制御の手順を説明する。なお、煩雑を避けるため、図4を参照して説明した実施形態の省電力制御の手順と重複する説明を省略することがある。
本実施形態の画像形成システム1において、画像形成装置20Aをマスター画像形成装置とし、画像形成装置20B及び画像形成装置20Cをスレーブ画像形成装置とする。また、情報処理装置10A及び情報処理装置10Bは、画像形成装置20Aをデフォルトプリンターとする。情報処理装置10C〜10Eは、画像形成装置20Bをデフォルトプリンターとする。情報処理装置10F〜10Iは、画像形成装置20Cをデフォルトプリンターとする。省電力制御は、ステップ701〜S710によって実行される。
ステップS701において、マスター画像形成装置20A、スレーブ画像形成装置20B、及びスレーブ画像形成装置20Cのすべてが処理待ち状態であるか否かを判定する。マスター画像形成装置20A、スレーブ画像形成装置20B、及びスレーブ画像形成装置20Cのすべてが処理待ち状態であると制御手段262が判定した場合、省電力制御はステップS702に進む。一方、マスター画像形成装置20A、スレーブ画像形成装置20B、及びスレーブ画像形成装置20Cの少なくとも1つが処理待ち状態ではないと制御手段262が判定した場合、省電力制御はステップS701に戻る。
ステップS702において、情報処理装置10の情報を取得する。具体的には、マスター画像形成装置20Aの情報取得手段261は、情報処理装置10A〜10Iから送信された起動情報、出力頻度情報、登録ユーザー情報及びデフォルト情報を取得する。情報処理装置10から送信された情報を取得した後、省電力制御はステップS703に進む。
ステップS703において、起動情報に対して重み付けする。具体的には、制御手段262は、出力頻度情報に基づいて、起動情報によって示される非起動状態の情報処理装置10の数量を重み付けする。起動情報に対する重み付けの後、省電力制御はステップS704に進む。
ステップS704において、非起動状態の情報処理装置10の数量が予め設定した閾値を超えているか否かを判定する。具体的には、制御手段262は、重み付けされた起動情報に基づいて、非起動状態の情報処理装置10の数量を算出する。そして、制御手段262は、算出された非起動状態の情報処理装置10の数量が予め設定した閾値を超えているか否かを判定する。その後、省電力制御はステップS705に進む。
ステップS705において、省電力モードに移行する対象画像形成装置を決定する。ここでは、例えばスレーブ画像形成装置20B及びスレーブ画像形成装置20Cを対象画像形成装置として決定する。対象画像形成装置を決定した後、省電力制御はステップS706に進む。
ステップS706において、特定ユーザーに対応する画像形成装置20を、省電力モードに移行する対象画像形成装置から除外する。具体的には、制御手段262は、ステップS702において情報取得手段261が取得した登録ユーザー情報から、特定ユーザーを示す特定ユーザー情報を特定する。特定ユーザーとは、画像形成装置20を常時待機状態に維持したいユーザーをいう。特定ユーザーは、例えば、出力頻度の高いユーザー、利便性を最優先するユーザーである。例えば、マスター画像形成装置20Aの記憶手段26に、特定ユーザーを示す特定ユーザー情報が予め格納されている。制御手段262は、登録ユーザー情報と特定ユーザー情報との照合により、登録ユーザー情報から特定ユーザー情報を特定する。
登録ユーザー情報から特定ユーザー情報を特定できた場合、制御手段262は、情報処理装置10A〜10Iのうち、当該特定ユーザー情報が示す特定ユーザーに対応する情報処理装置(以下、特定情報処理装置)を特定する。そして、制御手段262は、ステップS702において情報取得手段261が取得したデフォルト情報に基づいて、当該特定情報処理装置によってデフォルトプリンターとして設定された画像形成装置(以下、特定画像形成装置)を更に特定する。その後、制御手段262は、ステップS705において決定した対象画像形成装置から、当該特定画像形成装置を除外する。対象画像形成装置から当該特定画像形成装置を除外した後、省電力制御はステップS707に進む。
一方、登録ユーザー情報から特定ユーザー情報を特定できなかった場合、省電力制御はステップS707に進む。
本実施形態において、情報処理装置10Cを特定ユーザーが使用している例を説明する。制御手段262は、登録ユーザー情報から、特定ユーザー情報を特定した。そして、制御手段262は、当該特定ユーザーが使用している情報処理装置10Cによってデフォルトプリンターとして設定されたスレーブ画像形成装置20Bを特定する。その後、制御手段262は、ステップS705において対象画像形成装置として決定したスレーブ画像形成装置20B及びスレーブ画像形成装置20Cから、スレーブ画像形成装置20Bを除外する。
ステップS707において、特定画像形成装置を除外した対象画像形成装置に対して処理要求があったか否かを判定する。特定画像形成装置を除外した対象画像形成装置のいずれかに対して処理要求があったと制御手段262が判定した場合、省電力制御はステップS708に進む。ステップS708において、要求された処理を実行した後、省電力制御はステップS601に戻る。一方、特定画像形成装置を除外した対象画像形成装置のいずれに対しても処理要求がないと制御手段262が判定した場合、省電力制御はステップS709に進む。
ステップS708において、制御手段262は、特定画像形成装置を除外した対象画像形成装置を省電力モードに移行する。本実施形態において、制御手段262は、スレーブ画像形成装置20Cを省電力モードに移行する。その後、省電力制御はステップS710に進む。
ステップ710において、省電力制御を中止する要求があったか否かを判定する。省電力制御を中止する要求があったと制御手段262が判定した場合、省電力制御は終了する。一方、省電力制御を中止する要求がないと制御手段262が判定した場合、省電力制御はステップS701に戻る。
以上、画像形成システム1による本実施形態の省電力制御の手順を説明した。本実施形態によれば、特定ユーザー情報を予め登録しておくことで、特定ユーザーに対応する画像形成装置20を省電力モードに移行する対象から除外することができる。
上述した各実施形態において、画像形成装置20A〜20Cは、同様な構成を有する複合機であったが、本発明はこれに限定されない。画像形成装置20A〜20Cは、プリンターであってもよく、互いに異なる構成を有してもよい。また、情報処理装置10A〜10Iは、同様な構成を有するパソナルコンピューターであったが、本発明はこれに限定されない。情報処理装置10A〜10Iは、携帯電話などの端末装置であってもよく、互いに異なる構成を有してもよい。
なお、上述した各実施形態において、情報処理装置10に関する情報は、バックグラウンドで常時動作しているデーモンによって定期的にマスター画像形成装置20Aに送信されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、マスター画像形成装置
20Aの情報取得手段が情報処理装置10に対して、ブロードキャスト方式で情報の送信要求を行い、送信要求を受けた情報処理装置10の情報生成手段162が情報を生成してマスター画像形成装置20Aに送信してもよい。
また、上述した各実施形態において、情報処理装置10が起動状態であるか、又は非起動状態であるかの判定は、情報処理装置10の電源モードに基づいて行われていたが、本発明はこれに限定されない。情報処理装置10が起動状態であるか、又は非起動状態であるかの判定は、情報処理装置10の電源モードに加えて、処理手段12(CPU)の使用率に基づいて行われてもよい。具体的には、情報生成手段162は、電源モードがスタンバイモードであり、且つ処理手段12の使用率が予め設定した閾値(例えば30%)を超えている場合に、情報処理装置10が起動状態であると判定する。一方、電源モードがスタンバイモードであり、且つ処理手段12の使用率が予め設定した閾値以下である場合に、又は電源モードが省電力モードである場合に、情報生成手段162は、情報処理装置10Aが非起動状態であると判定する。
また、情報処理装置10が起動状態であるか、又は非起動状態であるかの判定は、情報処理装置10の電源モードに加えて、情報処理装置10において実行されるソフトウェアで設定された使用者状態に基づいて行われてもよい。ソフトウェアは、「オンライン」、「オフライン」や「退席中」といった使用者状態を設定できるソフトウェア(例えばSKYPE(登録商標))である。情報処理装置10において、ユーザーは、ソフトウェアの使用状況に応じて使用者状態を設定する。情報生成手段162は、電源モードがスタンバイモードであり、且つ使用者状態が「オンライン」である場合に、情報処理装置10Aが起動状態であると判定する。一方、情報生成手段162は、電源モードがスタンバイモードであり、且つ使用者状態が「退席中」や「オフライン」である場合に、又は電源モードが省電力モードである場合に、情報生成手段162は、情報処理装置10Aが非起動状態であると判定する。
また、上述した各実施形態において、画像形成装置20を省電力モードに移行する優先順位が設定されている場合、省電力制御時に、優先順位の設定にかかわらず、マスター画像形成装置20Aを優先順位の最下位として省電力制御を行ってもよい。
本発明の画像形成装置は、例えば、プリンター、複写機や複合機である。本発明の画像形成装置は、通信回路を介して情報処理装置と接続して画像形成システムを構成する。本発明の画像形成装置によれば、通信回路を介して接続した外部画像形成装置の省電力状態をも制御することができる。
1 画像形成システム
10 情報処理装置
11 通信手段
12 処理手段
13 操作手段
14 表示手段
15 メモリー
16 記憶手段
162 情報生成手段
20 画像形成装置
21 通信手段
22 画像形成手段
23 画像読取手段
24 処理手段
25 メモリー
26 記憶手段
261 情報取得手段
262 制御手段
30 通信回路

Claims (9)

  1. 通信回路を介して外部画像形成装置及び複数の情報処理装置に接続される画像形成装置であって、
    記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記通信回路を介して接続された装置から情報を取得する情報取得手段と、
    前記画像形成装置及び/又は前記外部画像形成装置を特定モードに移行するか否かを判定する制御手段と
    を備え、
    前記情報取得手段は、前記複数の情報処理装置から、起動又は非起動の状態を示す起動情報を取得し、
    前記制御手段は、前記複数の情報処理装置の起動情報に基づいて、前記画像形成装置及び/又は前記外部画像形成装置を特定モードに移行するか否かを判定する、画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、予め設定した優先順位に基づいて前記画像形成装置及び/又は前記外部画像形成装置を特定モードに移行する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記画像形成装置及び/又は前記外部画像形成装置の使用頻度に基づいて前記優先順位を設定する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記情報取得手段は、前記複数の情報処理装置から、設定されたデフォルトプリンターを示すデフォルト情報を更に取得し、
    前記制御手段は、前記複数の情報処理装置のうち、前記画像形成装置をデフォルトプリンターとして設定する情報処理装置の起動情報に基づいて、前記画像形成装置を特定モードに移行するか否かを判定し、
    前記制御手段は、前記複数の情報処理装置のうち、前記外部画像形成装置をデフォルトプリンターとして設定する情報処理装置の起動情報に基づいて、前記外部画像形成装置を特定モードに移行するか否かを判定する、請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記複数の情報処理装置の使用頻度に基づいて、前記情報取得手段が取得した前記複数の情報処理装置の前記起動情報を重み付けし、
    前記制御手段は、前記重み付けされた起動情報に基づいて、前記画像形成装置及び/又は前記外部画像形成装置を特定モードに移行するか否かを判定する、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記情報取得手段は、前記複数の情報処理装置から、登録中のユーザーを示す登録ユーザー情報を更に取得し、
    前記制御手段は、前記登録ユーザー情報から、特定のユーザーを示す特定ユーザー情報の存在を特定し、
    前記制御手段は、前記特定ユーザー情報を特定できた結果に基づいて、前記複数の情報処理装置のうち、前記特定ユーザーに対応する情報処理装置を特定し、
    前記制御手段は、前記画像形成装置及び前記外部画像形成装置のうち、前記特定ユーザーに対応する前記情報処理装置においてデフォルトプリンターとして設定された画像形成装置を特定モードに移行する対象から除外する、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記起動情報において非起動状態を示す情報処理装置の数量が予め設定した閾値を超えたか否かを判定し、
    前記制御手段は、前記閾値を超えた結果に基づいて、前記画像形成装置及び/又は前記外部画像形成装置を特定モードに移行すると判定する、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. マスター画像形成装置とスレーブ画像形成装置とを含む複数の画像形成装置と、
    通信回路を介して前記複数の画像形成装置に接続する複数の情報処理装置と
    を備える画像形成システムであって、
    前記マスター画像形成装置は、
    記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記スレーブ画像形成装置と前記複数の情報処理装置とから情報を取得する情報取得手段と、
    前記マスター画像形成装置及び/又は前記スレーブ画像形成装置を特定モードに移行するか否かを判定する制御手段と
    を備え、
    前記情報取得手段は、前記複数の情報処理装置から、起動又は非起動の状態を示す起動情報を取得し、
    前記制御手段は、前記複数の情報処理装置の起動情報に基づいて、前記マスター画像形成装置及び/又は前記スレーブ画像形成装置を特定モードに移行するか否かを判定する、画像形成システム。
  9. 前記複数の情報処理装置のそれぞれは、前記起動情報を生成する情報生成手段を備え、
    前記マスター画像形成装置の前記情報取得手段は、前記複数の情報処理装置に対して起動情報の送信要求を行い、
    前記複数の情報処理装置のうち、前記送信要求を受けた情報処理装置の情報生成手段は、起動情報を生成して前記情報取得手段に送信する、請求項8に記載の画像形成システム。
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