JP2015008557A - モータ用ロータ及びそのモータ用ロータを用いたモータ - Google Patents

モータ用ロータ及びそのモータ用ロータを用いたモータ Download PDF

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Abstract

【課題】回転子用部材(ロータヨークやロータマグネット等)の回転ムラや振動のシャフトへの伝達を抑制することで、シャフトの回転ムラや振動を低減したモータ用ロータを、回転子用部材の構成に依存せず、シャフトと回転子用部材に位相を生じさせず、停止時間が長くなることかなく、且つ、トルクの低下を招くことのない手段によって実現したモータ用ロータ、及び、そのモータ用ロータを用いたモータを提供することを目的とする。【解決手段】本発明のモータ用ロータは、シャフトと、前記シャフトを受け入れる貫通孔を有する回転子用部材と、前記貫通孔内に設けられ、前記シャフトと前記回転子用部材との間に配置される制振合金とを備える。【選択図】 図2

Description

本発明は、モータ用ロータ、及び、そのモータ用ロータを用いたモータに関する。
従来のステッピングモータ用ロータは、ロータヨークとロータマグネットからなる可動子部材、若しくは、ロータヨーク単独の可動子部材に直接当接してシャフトが固定されているために、可動子部材の動きが、そのままシャフトに伝達される。
このため、可動子部材の回転ムラや振動が被制御部に接続されるシャフトに伝達されるという問題がある(特許文献1)。
この問題を解決するために、特許文献1では、可動子部材とシャフトとの間にゴム等の弾性体を介在させ、可動子部材の回転ムラや振動がシャフトへ伝達されるのを抑制している。
一方、シャフトとロータヨークとを固定し、ロータヨークとシャフトに対して回転可能にロータマグネットを設けることでロータマグネットの慣性モーメントに伴うシャフトの振動を低減することが特許文献2に開示されている。
実開昭62−004878号公報 特開平10−108444号公報 特開2002−153026号公報 特開2002−359958号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、ステッピングモータの回転制御の各ステップで発生する加減速や停止時に、ゴム等の弾性体に変形(伸縮)が生じるため、可動子部材とシャフトとの間で位相(遅れや進み)が生じるという問題がある。
また、停止時においても変形(伸縮)が解消して停止状態に至るため、その変形(伸縮)が解消するのに必要な時間だけ、停止時間が長くなるという問題もある。
一方、特許文献2の構成では、ロータマグネットの回転を許容するために、ロータヨークとロータマグネットとの間に間隙を設ける必要があり、この間隙により磁気損失が発生しトルクが低下するという問題がある。
また、特許文献2の手法は、これまでシャフトに対して固定されていた部材を、シャフトに対して回転自在にするものであるが、このような手法の適用が困難であるモータ用ロータが多くある。
例えば、特許文献3には、ロータマグネットのみがシャフトに固定されたインナーロータ型ブラシレスモータ用ロータが記載されているが、シャフトに対してロータマグネットを回転自在にすることは、シャフトへの回転力の伝達ができなくなるため、特許文献2の手法を適用することが困難である。
また、特許文献1に記載されるロータヨーク単独の可動子部材(一般にVR型ステッピングモータで用いられる。)をシャフトに固定するモータ用ロータの場合も、シャフトに対してロータヨークを回転自在にすることは、シャフトへの回転力の伝達ができなくなるため、特許文献2の手法を適用することが困難である。
さらに、特許文献4に記載される表面の周方向に複数のマグネットが設けられたスリーブをシャフトに固定するようなPM型ステッピングモータ用ロータの場合も、シャフトに対してスリーブを回転自在にすることは、シャフトへの回転力の伝達ができなくなるため、特許文献2の手法を適用することが困難である。
従って、特許文献2の手法は、シャフトに対して固定されている部材(以下、回転子用部材という。)が、どのような構成であるかによって適用自体が困難となる問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、回転子用部材(ロータヨークやロータマグネット等)の回転ムラや振動のシャフトへの伝達を抑制することで、シャフトの回転ムラや振動を低減したモータ用ロータを、回転子用部材の構成に依存せず、シャフトと回転子用部材に位相を生じさせず、停止時間が長くなることかなく、且つ、トルクの低下を招くことのない手段によって実現したモータ用ロータ、及び、そのモータ用ロータを用いたモータを提供することを目的とする。
このような目的を達成するために本発明は、以下の構成により把握される。
(1)本発明のモータ用ロータは、シャフトと、前記シャフトを受け入れる貫通孔を有する回転子用部材と、前記貫通孔内に設けられ、前記シャフトと前記回転子用部材との間に配置される制振合金とを備える。
(2)上記(1)の構成において、前記制振合金は、非磁性材料である。
(3)上記(1)又は(2)の構成において、前記シャフトは、磁性材料である。
(4)上記(3)の構成において、前記シャフトは、焼き入れ加工されている。
(5)上記(1)乃至(4)の構成において、前記回転子用部材は、ロータヨークとロータマグネットからなる。
(6)上記(1)乃至(4)の構成において、前記回転子用部材は、ロータマグネットである。
(7)上記(1)乃至(4)の構成において、前記回転子用部材は、ロータヨークである。
(8)上記(1)乃至(4)の構成において、前記回転子用部材は、スペーサとスペーサの外表面、若しくは、外表面近傍のスペーサ内に、マグネットが外周方向に複数設けられた部材である。
(9)上記(5)の構成のロータを用いたHB型ステッピングモータ。
(10)上記(5)又は(6)の構成のロータを用いたインナーロータ型ブラシレスモータ。
(11)上記(7)の構成のロータを用いたVR型ステッピングモータ。
(12)上記(8)の構成のロータを用いたPM型ステッピングモータ。
本発明によれば、回転子用部材(ロータヨークやロータマグネット等)の回転ムラや振動のシャフトへの伝達を抑制することで、シャフトの回転ムラや振動を低減したモータ用ロータを、回転子用部材の構成に依存せず、シャフトと回転子用部材に位相を生じさせず、停止時間が長くなることかなく、且つ、トルクの低下を招くことのない手段によって実現したモータ用ロータ、及び、そのモータ用ロータを用いたモータを提供することができる。
本発明のHB型ステッピングモータ用ロータを示す図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 本発明のHB型ステッピングモータの断面図である。 本発明のインナーロータ型ブラシレスモータ用ロータを示す図である。 本発明のVR型ステッピングモータ用ロータを示す図である。 本発明のPM型ステッピングモータ用ロータを示す図である。
(実施形態)
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と称する)について説明する。
実施形態の説明では全体を通して、同じ要素には同じ番号を付与している。
(HB型ステッピングモータ用ロータ)
本発明の第1実施形態としてHB型ステッピングモータ用ロータ1について、図1および図2に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施形態のHB型ステッピングモータ用ロータ1を示した図面であり、図2は図1のA−A線に沿った断面図である。
図2に示されるように、第1実施形態のHB型ステッピングモータ用ロータ1は、回転子用部材5の貫通孔内に制振合金6が設けられるとともに、制振合金6の貫通孔内にシャフト7を設けた構成である。
回転子用部材5は、貫通孔を有する円筒状のロータマグネット2と、有底円筒状で有底部に貫通孔が設けられたロータヨーク3、4とからなり、ロータヨーク3、4の有底部に設けられた貫通孔は、ロータマグネット2の貫通孔と略同径に形成されるとともに、ロータマグネット2の軸方向両端部にロータヨーク3、4が嵌合した時に、ロータマグネット2の貫通孔と同軸となる位置に設けられている。
そして、ロータマグネット2の中間部で離間するようにロータマグネット2の軸方向両端部にロータヨーク3、4を嵌合させることでシャフト7を受け入れる貫通孔を有する回転子用部材5が形成される。
なお、ロータヨーク3、4は、複数の電磁鋼板を積層することで形成されており、具体的には、外周面に歯を形成するための凹凸を有し、内径が制振合金6の外径と略等しい複数枚の電磁鋼板からなる円環状のリングと、内径部分だけがロータマグネット2の外径と略等しい複数枚の電磁鋼板からなる円環状のリングとを、歯を形成するための凹凸の位置関係を合わせて積層することで形成されている。
図2のロータヨーク3、4に見られる縦筋は、上述した円環状のリングの電磁鋼板を積層した状態を示している。
次に、第1実施形態のHB型ステッピングモータ用ロータ1の具体的な製造方法の一例を説明すると、上記のようにして形成したロータヨーク3、4と、シャフト7の外径と略等しい内径の貫通孔を有する制振合金6と、制振合金6の外径と略等しい内径の貫通孔を有するロータマグネット2とを準備する。
そして、制振合金6の外周に接着や圧入によりロータマグネット2とロータヨーク3、4からなる回転子用部材5を固定し、回転子用部材5の貫通孔内に制振合金6が配置された部材を作製する。
最後に、出来上がった部材の制振合金6の貫通孔にシャフト7を圧入等で適正な位置に固定し、本発明のHB型ステッピングモータ用ロータ1が完成する。
なお、図1に示すように、ロータヨーク3、4の横筋は歯を示した筋であり、第1実施形態のHB型ステッピングモータ用ロータ1も、図1の歯を示す筋の関係を見るとわかるとおり、一般的なHB型ステッピングモータ用ロータと同様に、ロータヨーク3とロータヨーク4との歯の配置の関係は、周方向に1/2ピッチずれるようにされている。
上記のような第1実施形態のHB型ステッピングモータ用ロータ1は、回転子用部材5とシャフト7との間に制振合金6が配置されており、制振合金6は振動等を減衰させる機能が高いため、回転子用部材5からの回転ムラや振動が制振合金6で低減され、回転ムラや振動のシャフト7への伝達を抑制できる。
また、制振合金6はゴム等の弾性体のように変形(伸縮)しないので、回転子用部材とシャフトとの間で、変形(伸縮)に伴う位相が生じることはなく、停止時間も長くなることが無い。
さらに、第1実施形態の構成では、ロータマグネット2とロータヨーク3、4との間に間隙もないことから、磁気損失が発生しトルクが低下することもない。
ところで、シャフト7は、上記のような回転子用部材5に固定する際やギア・プーリを固定する際に圧入作業が行われることが多いため、曲がりが発生しない強度が求められる。
また、シャフト7の直径を小さくできれば、そのシャフト7の外周に設けられる部品も順次小さくできるのでHB型ステッピングモータ用ロータ1を小型化することが可能となるが、シャフト7の直径を小さくするとシャフト7の強度が低下する。
上記のことから、直径が小さくても高い強度が保てるシャフト7が望ましい。
そこで、強度を高めるための焼き入れ加工が行い易い磁性材料を採用し、焼き入れ加工を施したシャフト7を用いることが好適である。
また、ロータマグネット2から磁性材料のシャフト7への磁路を遮断することで磁気損失の抑制ができることから、制振合金6には非磁性材料であるものを用いることが望ましい。
例えば、非磁性材料の制振合金6としては、大同特殊鋼株式会社製の「スターサイレント(登録商標)」のような市販されているものを用いることができる。
なお、制振合金6に非磁性材料を用いて、磁路を遮断するには、制振合金6の肉厚を厚くすることが有利であり、また、振動等の抑制効果の点からも有利である。
しかしながら、肉厚を厚くしていくと制振合金6自体の外径も大きくなるため、振動等の抑制効果や磁路の遮断効果等を考慮して適切な厚みを選択することが好ましい。
(HB型ステッピングモータの全体構成)
図3は本発明の第1実施形態のHB型ステッピングモータ8の断面図である。
なお、図3は、第1実施形態のHB型ステッピングモータ8のロータマグネット2とロータヨーク3又は4がある部分の断面を示したものである。
上記で詳細に説明した第1実施形態のHB型ステッピングモータ用ロータ1の外周にステータ9が設けられることでHB型ステッピングモータ8が構成される。
図3に示すように、ステータ9は、励磁コイル10を有する複数の磁極11を有しており、ステータ9の各磁極11にも歯12が形成されている。
そして、励磁コイル10は、HB型ステッピングモータ用ロータ1を挟んで向かい合った2つの磁極11で1つの相となるように構成されており、各相に順次通電することでステータの各磁極11を順次励磁すると、その励磁されたステータ9の磁極11の歯12とロータヨーク3(4)の歯13との間で反発や引合う作用が発生する。
ステータ9の磁極11の歯12とロータヨーク3(4)の歯の配置の関係は、磁極11を順次励磁していくと、上記反発や引合う作用によってHB型ステッピングモータ用ロータ1が一定方向(時計回り、若しくは、反時計回り)に回転するようにされており、これによって、HB型ステッピングモータ用ロータ1が回転する。
なお、シャフト7と回転子用部材5との間に制振合金6を設けているが、それによって、ステータ9等の設計に影響はないのでステータ9等の構成は、従来のHB型ステッピングモータと同じでよい。
本発明の第2実施形態について説明する。
図4は本発明の第2実施形態のインナーロータ型ブラシレスモータ用ロータ14を示す断面図である。
第1実施形態からわかるとおり、本発明は、シャフト7と回転子用部材5との間に制振合金6を介在させるが、シャフト7と回転子用部材5とは制振合金6を介して固定状態を保つことが可能である。
従って、シャフトと回転子用部材との間で回転を許容するような手法とは異なり、従来のロータマグネットのみからなる回転子用部材がシャフトに固定されているインナーロータ型ブラシレスモータ用ロータにも適用が可能である。
具体的には、シャフト7の外径と略等しい内径の貫通孔を有する制振合金6と、制振合金6の外径と略等しい内径の貫通孔を有するロータマグネット15(5)とを作製し、ロータマグネット15(5)の貫通孔に接着若しくは圧入で制振合金6を固定した後に、制振合金6の貫通孔にシャフト7を圧入等で適正な位置に固定することで、図4に示す第2実施形態のインナーロータ型ブラシレスモータ用ロータ14が完成する。
第2実施形態においても第1実施形態で説明したのと同じ効果が得られる。
また、第1実施形態で述べたように、シャフト7を磁性材料とするとともに焼き入れ加工を施して強度を高めたシャフトを好適に用いることができ、制振合金6を非磁性材料とすることで磁気損失を抑制することが可能である。
第2実施形態でもシャフト7と回転子用部材5との間に制振合金6を設けているが、上記第1実施形態で述べたのと同様に、それによって、ステータ等の設計に影響はないので従来のインナーロータ型ブラシレスモータのステータ等の構成を適用することでインナーロータ型ブラシレスモータとすることができる。
本発明の第3実施形態について説明する。
図5は本発明の第3実施形態のVR型ステッピングモータ用ロータ16を示す斜視図である。
上記第2実施形態で述べた通り、本発明は、シャフト7と回転子用部材5との間に制振合金6を介在させるが、シャフト7と回転子用部材5とは制振合金6を介して固定状態を保つことが可能である。
従って、従来のロータヨーク単独の回転子用部材がシャフトに固定されているVR型ステッピングモータ用ロータにも適用が可能である。
具体的には、シャフト7の外径と略等しい内径の貫通孔を有する制振合金6と、制振合金6の外径と略等しい内径の貫通孔を有し、外周面に歯が形成されたロータヨーク17(5)とを作製し、ロータヨーク17(5)の貫通孔に接着若しくは圧入で制振合金6を固定した後に、制振合金6の貫通孔にシャフト7を圧入等で適正な位置に固定することで、図5に示す第3実施形態のVR型ステッピングモータ用ロータ16が完成する。
第3実施形態においても第1実施形態で説明したのと同じ効果が得られる。
また、第1実施形態で述べたように、シャフト7を磁性材料とするとともに焼き入れ加工を施して強度を高めたシャフト7を好適に用いることができ、制振合金6として非磁性材料のものを用いてもよい。
第3実施形態でもシャフト7と回転子用部材5との間に制振合金6を設けているが、それによって、ステータ等の設計に影響はないので従来のVR型ステッピングモータのステータ等の構成を適用することでVR型ステッピングモータとすることができる。
本発明の第4実施形態について説明する。
図6は本発明の第4実施形態のPM型ステッピングモータ用ロータ18を示す斜視図である。
上記第2、3実施形態でも述べた通り、本発明は、シャフト7と回転子用部材5との間に制振合金6を介在させるが、シャフト7と回転子用部材5とは制振合金6を介して固定状態を保つことが可能である。
従って、従来の表面の周方向に複数のマグネットが設けられたスリーブからなる回転子用部材がシャフトに固定されているPM型ステッピングモータ用ロータにも適用が可能である。
具体的には、シャフト7の外径と略等しい内径の貫通孔を有する制振合金6と、制振合金6の外径と略等しい内径の貫通孔を有するスリーブ19を用意する。
そして、スリーブ19の貫通孔に接着若しくは圧入で制振合金6を固定した後に、制振合金6の貫通孔にシャフト7を圧入等で適正な位置に固定する。
その後、スリーブ19の外周に複数のマグネット20を接着等で固定することで、図6に示すPM型ステッピングモータ用ロータ18が完成する。
なお、上記では、最後に複数のマグネット20が取り付けられる手順で説明したが、スリーブ19の外周に複数のマフネット20を接着等で固定した回転子用部材5を、はじめに、準備しておいて、その回転子用部材5に順次、制振合金6、シャフト7を取り付けるようにしてもよい。
また、スリーブ19の外周に複数のマグネット20を接着等で固定するのではなく、スリーブ19の外表面近傍にマグネット20を埋め込んだ構成としていてもよい。
例えば、スリーブ19を射出成形で形成する場合には、金型内の適切な位置に複数のマグネット20を配置して射出成形を行えば、スリーブ19の外表面近傍にマグネット20が埋め込まれた回転子用部材5とすることができる。
第4実施形態においても第1実施形態で説明したのと同じ効果が得られる。
また、第1実施形態で述べたように、シャフト7を磁性材料とするとともに焼き入れ加工を施して強度を高めたシャフト7を好適に用いることができ、制振合金6として非磁性材料のものを用いてもよい。
第4実施形態でもシャフト7と回転子用部材5との間に制振合金6を設けているが、それによって、ステータ等の設計に影響はないので従来のPM型ステッピングモータのステータ等の構成を適用することでPM型ステッピングモータとすることができる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 HB型ステッピングモータ用ロータ
2 ロータマグネット
3 ロータヨーク
4 ロータヨーク
5 回転子用部材
6 制振合金
7 シャフト
8 HB型ステッピングモータ
9 ステータ
10 励磁コイル
11 磁極
12 磁極の歯
13 ロータヨークの歯
14 インナーロータ型ブラシレスモータ用ロータ
15 ロータマグネット
16 VR型ステッピングモータ用ロータ
17 ロータヨーク
18 PM型ステッピングモータ用ロータ
19 スリーブ
20 マグネット

Claims (12)

  1. シャフトと、
    前記シャフトを受け入れる貫通孔を有する回転子用部材と、
    前記貫通孔内に設けられ、前記シャフトと前記回転子用部材との間に配置される制振合金とを備えることを特徴とするモータ用ロータ。
  2. 前記制振合金は、非磁性材料であることを特徴とする請求項1に記載のロータ。
  3. 前記シャフトは、磁性材料であることを特徴とする請求項1又は2に記載のロータ。
  4. 前記シャフトは、焼き入れ加工されていることを特徴とする請求項3に記載のロータ。
  5. 前記回転子用部材は、ロータヨークとロータマグネットからなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のロータ。
  6. 前記回転子用部材は、ロータマグネットであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のロータ。
  7. 前記回転子用部材は、ロータヨークであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のロータ。
  8. 前記回転子用部材は、スペーサとスペーサの外表面、若しくは、外表面近傍のスペーサ内に、マグネットが外周方向に複数設けられた部材であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のロータ。
  9. 請求項5に記載のロータを用いたことを特徴とするHB型ステッピングモータ。
  10. 請求項5又は請求項6に記載のロータを用いたことを特徴とするインナーロータ型ブラシレスモータ。
  11. 請求項7に記載のロータを用いたことを特徴とするVR型ステッピングモータ。
  12. 請求項8に記載のロータを用いたことを特徴とするPM型ステッピングモータ。
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