JP2015007500A - グランドフレア - Google Patents

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Abstract

【課題】安定した火炎を形成するバーナを備え、これによって低周波音の発生や火炎長さの増大を防止したグランドフレアを提供する。
【解決手段】煙突と、煙突の下端部に配設されたバーナ3と、煙突の下端部及びバーナ3を囲って配置された風防と、を備えたグランドフレアである。バーナ3が、燃焼ガス供給源に接続するスタンドパイプ11と、スタンドパイプ11の側部に放射状に設けられてスタンドパイプ11に連通し、上部に開口15を有するバーナベーン12と、バーナベーン12から離間してその上方に配置され、開口15を直接覆うことなく間接的に覆う保炎板13と、有して構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明はグランドフレアに関する。
従来、可燃性排ガスを燃焼処理する処理装置として、オープンフレアやグランドフレアが知られている。
オープンフレアは、大気中に燃料を排出し、点火装置により可燃ガス(燃焼ガス)を燃焼させる装置であり、燃料の排出口は煙突(フレアスタック)の高い位置に配置される。したがって、燃焼用の空気は周囲からの自然吸気により供給されるので、空気送風装置が不要であり、コストが安くなる。しかし、火炎が曝露状態にあるため、周囲への輻射による火災発生、火炎の燃焼音による騒音、火炎が目視できることによる景観不調和の問題がある。
一方、グランドフレアは、煙突の下端を開放し、煙突の下端部に可燃性ガス燃焼用のバーナを設置するとともに、煙突下端部の周囲を風防で囲っている(たとえば、特許文献1、特許文献2参照)。このようなグランドフレアは、火炎が煙突や風防に囲まれて外部から見えないことや、燃焼騒音が煙突により低減されるなどの点でオープンフレアに比べ有利になっている。したがって、グランドフレアは、例えばLNGタンクにおいて定期修理のためプラントを停止する際や、地震発生時などにプラントが停止した際に、タンク内のボイルオフガス(BOG)を安全に燃焼処理するために用いられている。
このようなグランドフレアにおける燃焼用のバーナは、スタンドパイプの上端側側壁部にスリットを介して複数のバーナベーンを放射状に接続して構成されている。そして、スタンドパイプに供給された燃焼ガスをバーナベーンの上端部に形成された燃焼ガス排出用の開口から排出し、開口の上方に配置された保炎板によって排出した燃焼ガスをバーナベーンの側方に流し、開口の近傍部に流入してきた空気と混合させることで燃焼ガスを燃焼させている。
特開2009−103432号公報 特公平04−80287号公報
ところで、前記のグランドフレアにおける燃焼用のバーナでは、バーナベーンの開口の上方に配置されてこれを覆う保炎板の外側端に保炎端部板が設けられている。この保炎端部板をバーナベーンの上部外側端に固定することで、バーナは保炎板をその長さ方向での熱膨張、熱収縮による伸縮が可能な状態で、バーナベーン上に保持している。
しかしながら、前記構成のバーナでは、バーナベーン内において特に外側と内側とで燃焼ガスの流速に大きな差が生じ、これに起因して燃焼ガスの流速が大きい部位では燃焼ガスが開口から排出した際にその周囲の空気と良好に混合されず、燃焼位置が上方にリフトすることがある。すると、このリフト燃焼により、燃焼量の時間変化によって燃焼振動による低周波音が発生したり、火炎長さが増大することで煙突上に火炎が目視されるおそれがある。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、安定した火炎を形成するバーナを備え、これによって低周波音の発生や火炎長さの増大を防止したグランドフレアを提供することにある。
本発明者は前記目的を達成するべく鋭意検討した結果、バーナベーン内において特に外側と内側とで燃焼ガスの流速に大きな差が生じるのは、バーナベーンの開口の上方に配置した保炎板を、その外側端に設けた保炎端部板をバーナベーンの上部外側端に固定することで、バーナベーン上に保持していることによるとの知見を得た。そして、このような知見に基づいてさらに検討を重ねた結果、本発明を完成させた。
すなわち、本発明のグランドフレアは、煙突と、該煙突の下端部に配設されたバーナと、前記煙突の下端部及び前記バーナを囲って配置された風防と、を備えたグランドフレアにおいて、前記バーナが、燃焼ガス供給源に接続するスタンドパイプと、該スタンドパイプの側部に放射状に設けられて該スタンドパイプに連通し、上部に開口を有するバーナベーンと、該バーナベーンから離間してその上方に配置され、前記開口を直接覆うことなく間接的に覆う保炎板と、を有して構成されていることを特徴とする。
また、前記グランドフレアにおいて、前記バーナベーンは、前記スタンドパイプと反対の側の外側に下から上に行くに連れて漸次外側に向かう斜辺を有して形成され、前記保炎板には、前記スタンドパイプと反対の側の外側端部に、前記バーナベーンの開口の外側端に向かって延びる端部板が前記バーナベーンから離間して設けられていることが好ましい。
さらに、このグランドフレアにおいて、前記保炎板は、該保炎板に固定され、かつ前記バーナベーンに固定された一つの固定型サポートによって前記バーナベーンに間接的に固定され、前記固定型サポートは、前記バーナベーンの上部の、前記スタンドパイプ側に配置されていることが好ましい。
また、前記グランドフレアにおいて、前記バーナベーン内には、燃焼ガスの流れ方向に沿って該燃焼ガスの流速を整える整流板が設けられていることが好ましい。
本発明のグランドフレアによれば、保炎板を、バーナベーンから離間してその開口を直接覆うことなく間接的に覆うようにバーナベーンの上方に配置しているので、燃料ガスをバーナベーンの開口外側からも排出するようになり、したがって従来に比べバーナベーンの開口内側での燃焼ガスの流速を小さくすることができる。よって、バーナベーンの開口の外側と内側との間で燃焼ガスの流速に大きな差が生じるのを抑えて安定した火炎を形成することができ、これによってバーナベーン開口の内側でのリフト燃焼を緩和して低周波音の発生や火炎長さの増大を防止することができる。また、バーナベーンの開口の外側での、従来ほとんど利用されなかった空気を利用することができるため、燃焼ガスと空気との乱流混合を促進して燃焼を効率良く、安定させて行うことができる。
本発明のグランドフレアの第1実施形態を示す側断面図である。 バーナの配置を模式的に示すグランドフレアの要部平面図である。 (a)はバーナの要部側断面図、(b)はバーナの平面図である。 保炎板の側面図である。 (a)は固定型サポートとその近傍部を示す、図3(a)におけるA−A線矢視図、(b)は誘導型サポートとその近傍部を示す、図3(a)におけるB−B線矢視図である。 本発明のグランドフレアの第2実施形態に係るバーナの要部側断面図である。
以下、図面を参照して本発明のグランドフレアを詳しく説明する。なお、以下の図面においては、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
(第1実施形態)
図1は、本発明のグランドフレアの第1実施形態を示す側断面図であり、図1中符号1はグランドフレアである。このグランドフレア1は、例えばLNGプラントにおいてLNGタンクに配管を介して接続され、定期修理のためプラントを停止する際や、地震発生時などにプラントが停止した際に、LNGタンク内のボイルオフガス(BOG)を安全に燃焼処理するために用いられる。
このグランドフレア1は、円筒状の煙突(スタック)2と、該煙突2内の下端部に配設された複数のバーナ3と、煙突2の下端部及びバーナ3を囲って配置された円筒状の風防4と、を備えて構成されている。
煙突2は、バーナ3によって形成される火炎を囲ってこれが外部から視認できないよう、バーナ3の高さより充分に高い高さ(例えば10m〜30m程度)に形成されている。また、その下端部には、外側の空気を煙突2内に導入するための空気導入口5が、煙突2の周方向に沿って複数形成されている。
風防4は、煙突2とほぼ同心円状に形成されたもので、煙突2の空気導入口5の側方を確実に覆うことができるよう、空気導入口5の形成位置より充分に高い高さに形成されている。このような高さに形成されることにより、空気導入口5内のバーナ3が外部から見えず、また、風防4の外側を流れる風の影響がバーナ3に直接的に及び、バーナ3での燃焼が不安定になるのが防止されている。
なお、これら風防4や煙突2は、地中に設けられた基礎30上に形成されている。
バーナ3は、煙突2内の下端部で、前記基礎30上に配置されたもので、グランドフレア1の要部平面図である図2に示すように、本実施形態では7つ設けられている。これら7つのバーナ3は、第1ステージから第3ステージまでグループ分けされており、第1ステージを構成する1つのバーナ3aは、煙突2のほぼ中心に配置されている。また、第2ステージを構成する3つのバーナ3bは、バーナ3aの一方の側に配置されており、第3ステージを構成する3つのバーナ3cは、バーナ3aの他方の側に配置されている。
これらバーナ3(3a、3b、3c)は、LNGタンク(図示せず)に接続してこのタンク内で生じているBOG(燃焼ガス)を排出するための供給管(燃焼ガス供給源)6に接続している。供給管6には、第1分岐管6a、第2分岐管6b、第3分岐管6cがそれぞれ接続されており、第1分岐管6aには第1ステージのバーナ3aが接続され、第2分岐管6bには第2ステージの3つのバーナ3bが接続され、第3分岐管6cには第3ステージの3つのバーナ3cが接続されている。
供給管6には、第1制御弁7が設けられている。また、第2分岐管6bには第2制御弁8が、第3分岐管6cには第3制御弁9がそれぞれ設けられている。第1制御弁7は、定常時には閉じられており、定期修理時や地震発生時などでプラントを停止する際に、LNGタンク内のBOGをグランドフレア1側に排気するために開くように設定されている。第2制御弁8は、第1制御弁7が開かれて第1ステージのバーナ3aのみでBOGの燃焼処理が行われるまでは閉じられるが、LNGタンク側からのBOGの排出量が多くなり、第1ステージのバーナ3aで処理しきれなくなった際に開かれるように設定されている。これにより、BOGの排出量が多くなって第1ステージのバーナ3aで処理しきれなくなった際、第2ステージのバーナ3bでもBOGの燃焼処理が行われるようになっている。
また、第3制御弁9は、第2制御弁8も開かれて第1ステージのバーナ3a、第2ステージのバーナ3bでそれぞれBOGの燃焼処理が行われるまでは閉じられるが、LNGタンク側からのBOGの排出量がさらに多くなり、第1ステージ、第2ステージのバーナ3a、3bで処理しきれなくなった際に開かれるように設定されている。これにより、BOGの排出量がさらに多くなって第1ステージ、第2ステージのバーナ3a、3bで処理しきれなくなった際、第3ステージのバーナ3cでもBOGの燃焼処理が行われるようになっている。
図2に示すように第1ステージのバーナ3aの近傍には、パイロットバーナ10が配設されており、このパイロットバーナ10によって第1ステージのバーナ3aが着火されるようになっている。また、第1ステージのバーナ3aは、第2ステージのバーナ3b、第3ステージのバーナ3cに対して助燃バーナとして機能し、これら第2ステージのバーナ3bや第3ステージのバーナ3cに対して燃え移らせ、着火するようになっている。
バーナ3(3a、3b、3c)は、その要部側断面図である図3(a)、及び平面図である図3(b)に示すように、前記各分岐管6a〜6cに接続するスタンドパイプ11と、このスタンドパイプ11の側部に放射状に設けられた複数枚(本実施形態では10枚)のバーナベーン12と、バーナベーン12から離間してその上方に配置された保炎板13と、を有して構成されている。
スタンドパイプ11は、鉛直方向に立てられた円筒状のもので、その下端側にて前記各分岐管6a〜6cに接続し、該分岐管6a〜6cによって供給された燃焼ガスとしてのBOGを上方に案内する。ただし、このスタンドパイプ11はその上端が開口せずに蓋部材(図示せず)によって閉塞されており、その上端側の側部、すなわち上端側の側壁にスリット11aを形成している。スリット11aは、バーナベーン12に対応して10箇所に形成されており、これらスリット11aは、スタンドパイプ11の周方向に等間隔で形成されている。
なお、スタンドパイプ11には、図3(a)に示すようにその下端部における前記分岐管6a(6b、6c)との接続箇所より上方に、相対向する一対のフランジ部31a、31bが設けられている。これらフランジ部31a、31b間には、分岐管6a(6b、6c)から供給されたBOGの流速の分布を調整して均一化するための、多数の孔を有した整流用の多孔板(図示せず)が挟持されている。
バーナベーン12は、正面及び背面が略三角形状(実際には五角形状)に形成された扁平な筒状のもので、図3(b)に示すようにスタンドパイプ11を中心にして放射状に配置されている。これらバーナベーン12は、図3(a)に示すように内側辺12a側がスタンドパイプ11のスリット11a内に嵌め込まれ、その状態で溶接等によってスタンドパイプ11に気密に固定されている。すなわち、スリット11aの外側とバーナベーン12の内側辺12a側との間が溶接等によって気密に接合固定され、これによってこれらの接合部からBOGが漏れ出ないようになっている。
また、バーナベーン12の内側辺12aにも、その長さ全体にスリット14が形成されている。これにより、筒状のバーナベーン12はスタンドパイプ11内に連通し、スタンドパイプ11内を上昇してきたBOGを互いのスリット(11a、14)を介してバーナベーン12内に流入させるようになっている。バーナベーン12の内側辺12aは、下から上に行くに連れて漸次内側(スタンドパイプ11の中心軸側)に向かう斜辺に形成されている。また、バーナベーン12には、その上部に位置して水平方向に延びる上辺12bに、開口15が形成されている。この開口15は、バーナベーン12内に流入したBOGを排気するための排気口となっており、前記上辺12bの長さ方向に沿って水平方向に形成されている。
また、バーナベーン12は、スタンドパイプ11と反対の側の外側に、下から上に行くに連れて漸次外側に向かう外側斜辺12cを有し、スタンドパイプ11側となる内側に、下から上に行くに連れて漸次外側に向かう内側斜辺12dを有している。外側斜辺12cの外側端には、鉛直方向上方に延びる外側辺12eが外側斜辺12cに連続して形成されている。これら外側斜辺12cと外側辺12e、および内側斜辺12dには開口が形成されずに閉じられている。したがってバーナベーン12は、内側辺12aに形成されたスリット14と、上辺12bに形成された開口15によってのみ外部に通じた、筒状体となっている。
このような構成のもとにスタンドパイプ11は、これを中心にして放射状に配置された10個のバーナベーン12に、BOGを排出するようになっており、バーナベーン12は、それぞれの開口15からBOGを排気するようになっている。したがって、スタンドパイプ11に供給されたBOGを10個のバーナベーン12に分散させ、しかもそれぞれのバーナベーン12の開口15を、スタンドパイプ11を中心にして放射状に長く形成しているため、10個のバーナベーン12はBOGを略円柱状に広範囲に排気するようになっている。
また、バーナベーン12には、本実施形態ではその内部に、図3(a)に示すように2枚の整流板16、16が設けられている。これら整流板16、16は、バーナベーン12内を流れるBOGの流速を整えるためのもので、前記内側辺12aのスリット14と上辺12bの開口15との間において、BOGの流れ方向に沿って配置されている。そして、これら整流板16、16は、スリット14と開口15との間を、ほぼ三分割するように形成配置されている。すなわち、スタンドパイプ11からスリット14内に流入したBOGを3等分するように、スリット14の長さをほぼ3等分し、かつ、開口15の長さをほぼ3等分するように配置されている。
これにより、スタンドパイプ11からバーナベーン12に流入するBOGは、2枚の整流板16、16によって区画された3つの流路にほぼ均等に流入し、したがってバーナベーン12内を流れるBOGの流速が安定してほぼ均一になる。なお、整流板16、16は、その上端部、すなわちバーナベーン12の開口15側が、バーナベーン12の外側辺12eと同様に鉛直方向上方に向かって折曲して形成されている。これにより、開口15から排気されるBOGの一部は、その流れ方向が上方に向くように調整されている。
保炎板13は、前記バーナベーン12から離間してその上方に配置され、これによって開口15を直接覆うことなく間接的に覆うように形成されている。すなわち、図3(b)に示すように平面視した状態で開口15(バーナベーン12の上辺12b)の長さ方向に沿ってその直上に配置されている。この保炎板13は、図4に示すように側面が直角二等辺三角形の、直角を形成する2辺に対応した形状となっており、その直角部を上方に凸となるようにしてバーナベーン12の開口15の上方に配置されている。
この保炎板13には、図3(a)に示すようにスタンドパイプ11と反対の側の外側端部に、バーナベーン12の開口15の外側端に向かって延びる端部板13aが、バーナベーン12から離間して設けられている。この端部板13aは、図4に示すように直角を形成する2辺の間に設けられた直角二等辺三角形状のもので、後述するようにバーナベーン12の外側斜辺12c側を流れてきたBOGをここに衝突させ、縦渦を形成して空気との混合を促進するようになっている。
また、図3(a)に示すようにスタンドパイプ11側にも、前記端部板13aと同じ形状の三角板13bが設けられている。この三角板13bは、バーナベーン12の内側斜辺12d側を流れてきたBOGをここで堰き止めることにより、BOGがスタンドパイプ11側に集中するのを抑えるためのものである。
このような保炎板13は、固定型サポート17によってバーナベーン12に間接的に固定されている。固定型サポート17は、その側面図である図5(a)に示すように、バーナベーン12の一方の面あるいは他方の面の上端部に固定され、かつ、保炎板13の一方の辺(面)側あるいは他方の辺(面)側の上面に固定された一対のサポート板17a、17aによって形成されている。これらサポート板17a、17aは、例えば溶接によってバーナベーン12および保炎板13に固定されている。
このようなサポート板17a、17aからなる固定型サポート17は、図3(a)に示すようにバーナベーン12の上部の、スタンドパイプ11側、すなわちバーナベーン12の上辺12bの、長さ方向の中間点よりスタンドパイプ11側に配置されている。また、保炎板13はバーナベーン12の上辺12bとほぼ同じ長さに形成されて、該上辺12bに対応してその直上に配置されており、したがって固定型サポート17はこの保炎板13に対しても、その長さ方向の中間点よりスタンドパイプ11側に配置されている。
また、保炎板13は、誘導型サポート18によってバーナベーン12に間接的に保持されている。誘導型サポート18は、その側面図である図5(b)に示すように、保炎板13の下端を支持することで保炎板13をその長さ方向に移動可能に保持する四角筒状の保持部18aと、保持部18aから下降してバーナベーン12の両面にそれぞれ固定された一対の固定部18b、18bとによって形成されている。一対の固定部18b、18bは、例えば溶接によってバーナベーン12に固定されている。このような誘導型サポート18は、バーナベーン12の上部の、スタンドパイプ11と反対の側、すなわち前記固定型サポート17よりバーナベーン12の外側端側に配置されている。
ここで、保炎板13やバーナベーン12は、バーナ3の運転時、すなわちBOGの燃焼時において熱膨張する。特に、保炎板13は火炎側に位置するため、バーナベーン12に比べて熱膨張が大きく、したがって熱膨張時にバーナベーン12に対して、その上辺12bの長さ方向により大きく伸長する。そのため、バーナベーン12に対する保炎板13の熱膨張(伸長)を容易にするべく、保炎板13はバーナベーン12に対して固定型サポート17のみで固定されている。
すなわち、誘導型サポート18は保炎板13を単に支持しているだけで、その長さ方向の移動(伸長)を可能にしている。そのため、バーナ3が停止状態(非燃焼状態)から運転状態(燃焼状態)に移行して保炎板13が熱膨張し、長さ方向に伸長した際、保炎板13は固定型サポート17を固定点としてその両側に伸長することができる。したがって、保炎板13が熱膨張により伸長しても、あるいはその後運転を停止することで熱収縮し、短縮しても、このような保炎板13の伸縮がバーナベーン12に対して負荷とならないようになっている。
また、固定型サポート17は、バーナベーン12の上部の、スタンドパイプ11側に配置されているため、熱膨張時に保炎板13はスタンドパイプ11と反対の側、すなわち外側端側でより多く伸長する。したがって、保炎板13の端部板13aがバーナベーン12の開口15より外側に変位するため、後述する端部板13aによる縦渦効果がより得られ易くなるとともに、BOGが内側に多く流れるのが抑制される。
なお、誘導型サポート18によって保炎板13を支持しているので、固定型サポート17のみで保炎板13を片持ち状に支持する場合に比べ、保炎板13を安定して保持することができる。したがって、保炎板13が傾くのを防止し、バーナベーン12から流出したBOGを保炎板13によってその側方に安定して導くことができる。
このような構成のグランドフレア1にあっては、定期修理のためプラントを停止する際や、地震発生時などにLNGプラントが停止した際、第1制御弁7が開かれることによってLNGタンク内のBOGが第1ステージのバーナ3aに供給される。そして、パイロットバーナ10によって着火されることにより、バーナ3aから排気されたBOGは燃焼し、火炎を形成する。また、LNGタンク内から供給されるBOGが多くなると、第2制御弁8、第3制御弁9がこの順に開かれ、第2ステージのバーナ3b、第3ステージのバーナ3cにBOGが順次供給され、燃焼に供される。
その際、スタンドパイプ11を通って各バーナベーン12に流入したBOGは、バーナベーン12内に設けられた整流板16、16によって流速が均一になるように整流され、したがって開口15からほぼ均一に排出される。そして、開口15から排出されたBOGは、その直上に位置する保炎板13に衝突してその両側に回り込み、これによってバーナベーン12、12間を流れて上昇してきた空気と混合される。これにより、BOGは前記したように着火して燃焼し、火炎を形成する。
また、特に保炎板13を、バーナベーン12から離間してその開口15を直接覆うことなく間接的に覆うようにバーナベーン12の上方に配置しているので、従来と異なり、BOGがバーナベーン12の開口15の外側端側からも、他の部位と同様に排出されるようになる。したがって、従来に比べバーナベーン12の開口15の内側でのBOGの流速が相対的に小さくなり、これによってバーナベーン12の開口15の外側と内側との間でBOGの流速に大きな差が生じるのが抑えられ、安定した火炎が形成されるようになる。
また、図3(a)中矢印で示すようにバーナベーン12の外側斜辺12cに沿って上昇してきたBOGは、前記したようにバーナベーン12の開口15の外側端側から排出されるが、その一部は斜め外方に流れて保炎板13の端部板13aに衝突し、矢印で示すようにこの端部板13aを回り込んで外方に流れる。このように端部板13aを回り込んで外方に流れるBOGは、縦渦を形成することで空気とより良好に混合され、効率良く燃焼する。
すなわち、バーナベーン12から排出されたBOGは、基本的に保炎板13の側方、つまり隣り合うバーナベーン12、12間の上方で燃焼し、火炎を形成する。そのため、バーナベーン12、12間ではバーナベーン12の外方に比べて空気(酸素)が相対的に多く消費され、したがってバーナベーン12の外方ではバーナベーン12、12間に比べて相対的に空気が多くなる。よって、このようなバーナベーン12の外方側で端部板13aにより縦渦が形成されることにより、バーナベーン12の外方側では空気が多い環境にて縦渦によりBOGが空気に効率良く混合されるため、BOGはより良好に燃焼する。
本実施形態のグランドフレア1にあっては、保炎板13を、バーナベーン12から離間してその開口15を直接覆うことなく間接的に覆うようにバーナベーン12の上方に配置したので、前記したようにバーナベーン12の開口15の外側と内側との間でBOGの流速に大きな差が生じるのを抑えて安定した火炎を形成することができる。したがって、バーナベーン12の開口15の内側でのリフト燃焼を緩和して低周波音の発生や火炎長さの増大を防止することができる。また、バーナベーン12の開口15の外側での、従来ほとんど利用されなかった空気を利用することができるため、BOGと空気との乱流混合を促進して燃焼を効率良く、安定させて行うことができる。
また、保炎板13の、スタンドパイプ11と反対の側の外側端部に端部板13aを設けたので、前記したようにバーナベーン12の外側斜辺12cに沿って上昇してきたBOGが、端部板13aを回り込んで外方に流れることで縦渦を形成するようになる。したがって、このように端部板13aを回り込んで外方に流れるBOGは、縦渦を形成することで空気とより良好に混合されるため、効率良く燃焼して安定した火炎を形成する。
また、保炎板13を、バーナベーン12上部のスタンドパイプ11側にて固定型サポート17で固定しているので、熱膨張時に保炎板13を、その外側端側でより多く伸長させることができる。したがって、保炎板13の端部板13aをバーナベーン12の開口15より外側に変位させることができ、前記の端部板13aによる縦渦効果を高めることができる。さらに、保炎板13の、スタンドパイプ11側(内側)への伸長を抑えているので、BOGが内側に多く流れるのを抑制し、バーナベーン12開口15の内側でのリフト燃焼を緩和することができる。
また、バーナベーン12内に整流板16、16を設けているので、BOGの流速を整えてバーナベーン12の開口15から排出されたBOGの流速をほぼ均一にすることができる。したがって、バーナベーン12の開口15の外側と内側との間で安定した火炎を形成することができ、バーナベーン12開口15の内側でのリフト燃焼を緩和することができる。
(第2実施形態)
図6は、本発明のグランドフレアの第2実施形態に係るバーナの要部側断面図であり、図6中符号40はバーナである。このバーナ40が図3(a)に示した第1実施形態に係るバーナ3と主に異なるところは、バーナベーン41の形状と、保炎板42の長さ、整流板46の形態にある。
すなわち、バーナ40は、前記バーナ3と同様に、前記各分岐管6a〜6cに接続するスタンドパイプ11と、このスタンドパイプ11の側部に放射状に設けられた複数枚(本実施形態では10枚)のバーナベーン41と、バーナベーン41から離間してその上方に配置された保炎板42と、を有して構成されている。
スタンドパイプ11は、第1実施形態と同様に、その上端側の側壁にスリット11aを形成している。
バーナベーン41は、正面及び背面が略三角形状(実際には四角形状)に形成された扁平な筒状のもので、図3(b)に示した第1実施形態と同様に、スタンドパイプ11を中心にして放射状に配置されている。これらバーナベーン41も、内側辺41a側がスタンドパイプ11のスリット11a内に嵌め込まれ、その状態で溶接等によってスタンドパイプ11に気密に固定されている。
バーナベーン41の内側辺41aには、スタンドパイプ11のスリット11aに嵌め込まれた範囲に、スリット43が形成されている。これにより、筒状のバーナベーン41はスタンドパイプ11内に連通し、スタンドパイプ11内を上昇してきたBOGを互いのスリット(11a、43)を介してバーナベーン41内に流入させるようになっている。バーナベーン41の内側辺41aは、下から上に行くに連れて漸次内側(スタンドパイプ11の中心軸側)に向かう斜辺に形成されている。また、バーナベーン41には、その上部に位置して水平方向に延びる上辺41bに、開口44が形成されている。この開口44も、バーナベーン41内に流入したBOGを排気するための排気口となっており、前記上辺41bの長さ方向に沿って水平方向に形成されている。
また、バーナベーン41には、スタンドパイプ11と反対の側の外側に、下から上に行くに連れて漸次外側に向かう外側斜辺41cが形成され、さらに外側斜辺41cの外側端に、鉛直方向上方に延びる外側辺41dが該外側斜辺41cに連続して形成されている。外側斜辺41cには開口が形成されずに閉じられている。一方、外側辺41dにはBOGを排気するための開口45が形成されている。したがって、バーナベーン41は、内側辺41aに形成されたスリット43と、上辺41bに形成された開口44および外側辺41dに形成された開口45によってのみ外部に通じた、筒状体となっている。
このような構成のもとにスタンドパイプ11は、これを中心にして放射状に配置された10個のバーナベーン41に、BOGを排出するようになっており、バーナベーン41は、それぞれの開口44、45からBOGを排気するようになっている。したがって、第1実施形態と同様に、スタンドパイプ11に供給されたBOGを10個のバーナベーン41に分散させ、しかもそれぞれのバーナベーン41の開口44、45を、スタンドパイプ11を中心にして放射状に長く形成しているため、10個のバーナベーン41はBOGを略円柱状に広範囲に排気するようになっている。
また、バーナベーン41には、本実施形態ではその内部に、2枚の整流板46、46が設けられている。これら整流板46、46は、前記上辺41bをほぼ三分割する位置に設けられ、鉛直方向下方に向けて配設されている。これにより、スタンドパイプ11からスリット43内に流入したBOGをほぼ3等分するようになっている。
保炎板42は、第1実施形態と同様にバーナベーン41から離間してその上方に配置され、これによって開口44を直接覆うことなく間接的に覆うように形成されている。この保炎板42は、図4に示した第1実施形態の保炎板13とほぼ同様の構成からなっており、この第1実施形態の保炎板13と異なるところは、バーナベーン41の上辺41bより長く形成されている点である。
すなわち、本実施形態の保炎板42は、図6に示すようにその外側端がバーナベーン41の上辺41bの外側端より外側に延び出て形成されている。そして、この外側端には、ここから下降した状態に端部板42aが設けられている。端部板42aは、図4に示した保炎板13の端部板13aと異なり、保炎板42の下端より下方に延び出て形成されている。すなわち、この端部板42aは、その下端がバーナベーン41の外側斜辺41cの延長線上に位置するように形成配置されている。
このような構成のもとに端部板42aは、バーナベーン41の外側斜辺41c側を流れ、開口45から流出してきたBOGをここに衝突させ、縦渦を形成して空気との混合を促進するようになっている。すなわち、第1実施形態の端部板13aに比べて下方に延び出させ、バーナベーン41の外側辺41dに開口45を形成しているため、本実施形態の端部板42aは開口45から流出してきた比較的大流量のBOGをここに衝突させ、より大きな縦渦を形成して空気との混合を促進するようにしている。
なお、本実施形態にあっても、保炎板42にはそのスタンドパイプ11側に三角板(図示せず)が設けられており、これによってBOGがスタンドパイプ11側に集中するのを抑えている。
また、保炎板42は、第1実施形態と同様に固定型サポート17によってバーナベーン41に間接的に固定され、かつ、誘導型サポート18によってバーナベーン41に間接的に保持されている。すなわち、保炎板42は、固定型サポート17を固定点として熱膨張時にその両側に伸長するようになっている。なお、熱膨張時に保炎板42はその外側端側でより多く伸長するのは、第1実施形態と同様である。
本実施形態にあっても、保炎板42を、バーナベーン41から離間してその開口44、45を直接覆うことなく間接的に覆うようにバーナベーン41の上方に配置したので、特にバーナベーン41の開口44の外側と内側との間でBOGの流速に大きな差が生じるのを抑えて安定した火炎を形成することができる。したがって、バーナベーン41の開口44の内側でのリフト燃焼を緩和して低周波音の発生や火炎長さの増大を防止することができる。また、バーナベーン41の開口44の外側での、従来ほとんど利用されなかった空気を利用することができるため、BOGと空気との乱流混合を促進して燃焼を効率良く、安定させて行うことができる。
また、保炎板42の、スタンドパイプ11と反対の側の外側端部に、保炎板42より下方に延び出た状態に端部板42aを設け、バーナベーン41の外側辺41dに開口45を形成しているので、開口45から流出してきた比較的大流量のBOGをここに衝突させ、より大きな縦渦を形成して空気との混合を促進することができる。したがって、BOGを効率良く燃焼させて安定した火炎を形成することができる。
また、バーナベーン41内に整流板46、46を設けているので、BOGの流速を整えてバーナベーン41の開口44、45から排出されたBOGの流速をほぼ均一にすることができる。したがって、特にバーナベーン41の開口44の外側と内側との間で安定した火炎を形成することができ、バーナベーン41開口44の内側でのリフト燃焼を緩和することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では本発明のグランドフレアを、LNGプラントにおいて非定常時にLNGタンクから排出されるBOGを燃焼するグランドフレアに適用した場合について説明したが、他に例えば、石油精製工業、石油化学工業、製鉄工業などにおける各種プラントから放出される処理ガス(燃焼ガス)を燃焼処理するグランドフレアにも適用可能である。
また、設置するバーナの数や一つのバーナにおけるバーナベーンの数、バーナベーン内に配置する整流板の数などは、燃焼ガスの処理量等に応じて適宜に設定される。
1…グランドフレア、2…煙突、3、3a、3b、3c…バーナ、4…風防、6…供給管(燃焼ガス供給源)、11…スタンドパイプ、11a…スリット、12…バーナベーン、12b…上辺(上部)、12c…外側斜辺(斜辺)、13…保炎板、13a…端部板、14…スリット、15…開口、16…整流板、17…固定型サポート、40…バーナ、41 …バーナベーン、41b…上辺(上部)、41c…外側斜辺(斜辺)、42…保炎板、42a…端部板、43…スリット、44…開口、45…開口、46…整流板

Claims (4)

  1. 煙突と、該煙突の下端部に配設されたバーナと、前記煙突の下端部及び前記バーナを囲って配置された風防と、を備えたグランドフレアにおいて、
    前記バーナが、燃焼ガス供給源に接続するスタンドパイプと、該スタンドパイプの側部に放射状に設けられて該スタンドパイプに連通し、上部に開口を有するバーナベーンと、該バーナベーンから離間してその上方に配置され、前記開口を直接覆うことなく間接的に覆う保炎板と、を有して構成されていることを特徴とするグランドフレア。
  2. 前記バーナベーンは、前記スタンドパイプと反対の側の外側に下から上に行くに連れて漸次外側に向かう斜辺を有して形成され、
    前記保炎板には、前記スタンドパイプと反対の側の外側端部に、前記バーナベーンの開口の外側端に向かって延びる端部板が前記バーナベーンから離間して設けられていることを特徴とする請求項1記載のグランドフレア。
  3. 前記保炎板は、該保炎板に固定され、かつ前記バーナベーンに固定された一つの固定型サポートによって前記バーナベーンに間接的に固定され、前記固定型サポートは、前記バーナベーンの上部の、前記スタンドパイプ側に配置されていることを特徴とする請求項2記載のグランドフレア。
  4. 前記バーナベーン内には、燃焼ガスの流れ方向に沿って該燃焼ガスの流速を整える整流板が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のグランドフレア。
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