JP2015005459A - 機器・センサの設置位置登録の方法 - Google Patents

機器・センサの設置位置登録の方法 Download PDF

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Abstract

【課題】、機器・センサの設置施工時に、設置施工された機器・センサの機器IDと機器・センサが設置される場所の3次元位置情報とを紐付けて施工マスタファイルに登録する方法を提供すること。
【解決手段】
施工者が、機器・センサ1の設置施工時に、レーザ発光器を用いて機器・センサ1にレーザ光を照射するとともに、端末装置3の画面上において機器・センサ1を指定する。次に、レーザ光を受信した機器・センサ1から送信された機器IDを端末装置3で受信し、受信した機器IDと指定した機器・センサの3次元位置情報とを紐付けて施工マスタファイルに登録する。
【選択図】図6

Description

本発明は、建物の天井等の3次元空間に設置されるセンサ及び/又は機器(以下、「機器・センサ」という。)の設置位置の登録方法に関し、特に、設置施工時に、機器・センサの機器IDとその設置場所の3次元位置情報とを紐付けて登録する方法に関する。
建物の天井等の3次元空間に設置される機器・センサは一体化されていたり、センサを空間に1個のみ配置して機器を制御等したりしているが、3次元空間の精緻な制御は技術的・コスト的に難しかった。
省エネ、快適、健康増進等高まるユーザニーズに対応するには、多センサ、多機器による3次元空間の精緻な制御が必要である。これを実現するには、進展する無線通信技術とともに、機器・センサの空間での3次元の空間位置を確定し、制御システムに当該機器・センサの位置情報を登録する必要がある。
しかしながら、従来、機器・センサの空間での位置を登録して、より精緻な制御をするという仕組みがなかった。
複数の照明器具に関しては下記の特許文献1があるが、この発明の目的は施工図通り実際の照明設置工事を管理するものである。照明器具の位置は大まかな2次元的位置でよいため、照明からの可視光に器具識別情報を重畳し、それを設置現場において受信し、設置場所情報と器具識別情報とを紐付けて登録している。
特開2009−238537号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の発明における照明器具の設置場所情報は、照明器具自身の設置場所情報ではなく、照明器具の器具識別情報を受信する端末装置が存在する場所の位置情報である。このため、個々の照明器具の正確な位置情報を登録することは不可能であった。
従って、機器・センサの機器IDとその設置位置の3次元位置情報とを紐付けて登録する仕組みが必要となるが、当該機器・センサの製造出荷時に、予め設置予定の場所の3次元位置情報と機器IDを紐付けしておき、それに従って設置施工することは、施工現場の情報を製造段階でハンドリングする困難を伴うので現実的ではない。
そこで、機器・センサの設置施工時に、当該機器・センサの機器IDと設置場所の3次元位置情報とを紐付けて登録する方法が求められる。
本発明は、上述のような問題に鑑み為されたものであり、機器・センサの設置施工時に、当該機器・センサの機器IDと、その設置場所の3次元位置情報とを紐付けて登録する方法と、その方法の実施に使用可能な機器・センサを提供することを目的とする。
本発明は、建物の天井等の3次元空間に設置される機器・センサに関し、本発明の上記目的は、通信部、記憶部、トリガ信号受信部及び制御部を備えるとともに、前記通信部は、外部装置との間で無線若しくは有線での通信が可能な手段を備え、上記記憶部は、上記機器・センサ固有の識別情報である機器IDを記憶し、上記トリガ信号受信部は、外部からのトリガ信号を受信する手段と、該トリガ信号を受信した時に上記通信部を介して上記機器IDを上記外部装置に送信する手段とを備え、上記制御部は、上記通信部、上記記憶部及び上記トリガ信号受信部を含む上記機器・センサ全体の動作を、所定のプログラムに従って制御することを特徴とする機器・センサによって達成される。
また、本発明は、上記の機器・センサと、上記機器・センサが設置される場所の3次元位置情報を含む施工マスタファイルを格納するサーバと、該施工マスタファイルの3次元位置情報に基づいて上記機器・センサの設置場所が画面上に視覚的に表示される施工者の端末装置とがネットワークを介して相互に通信可能に接続され、上記機器・センサの設置施工時に、上記設置施工される機器・センサの上記機器IDと上記機器・センサが設置される場所の3次元位置情報とを紐付けて上記施工マスタファイルに登録する方法に関し、該方法は、上記施工者が、上記端末装置の画面上において上記機器・センサを指定するとともに、上記機器・センサの上記トリガ信号受信部を狙ってトリガ信号を送信するステップと、上記トリガ信号受信部が上記トリガ信号を受信すると上記機器IDを送信するステップと、上記端末装置で上記機器IDを受信し、該受信した機器IDと上記指定した機器・センサの上記3次元位置情報とを紐付けて上記施工マスタファイルに登録するステップと、上記機器IDと上記3次元位置情報とが紐付けられた上記施工マスタファイルによって、上記ネットワークを介して上記サーバ内の施工マスタファイルを更新するステップとを備えたことを特徴とするものである。
以上の構成により、機器・センサの設置施工時に、当該機器・センサの機器IDと、その設置場所の3次元位置情報とを紐付けて登録することが容易にかつ確実にできるようになる。
本発明に係る機器・サンサの構成の一例を示すブロック図である。 機器・センサが設置される建物の天井の見取り図である。 本発明に係る、機器・センサの設置施工時に、当該機器・センサの機器IDとその設置場所の3次元位置情報とを紐付けて登録する方法の流れを説明するための図である。 施工マスタファイルの一例を示す図である。 機器・センサの設置施工時のネットワーク接続の状態を示すブロック図である。 機器・センサの設置施工時に、当該機器・センサの機器IDとその設置場所の3次元位置情報とを紐付けて登録する作業について分かり易く説明するための図である。 図3のフローチャートのステップS4の処理をさらに詳細に展開したフローチャートである。 端末装置の画面表示の一例を示す図である。 本発明に係る方法の変形例のフローチャートである。 本発明に係る方法の変形例の作業について分かり易く説明するための図である。 本発明に係る方法の変形例における施工マスタファイルの一例を示すものである。 本発明に係る方法の変形例における3次元位置計測装置の他の例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明に係る機器・センサ1の構成の一例を示すブロック図である。図1において、機器・センサ1は、センサ10(明るさセンサ、人感センサ、温湿度センサ等)、機器20(照明器具、空調機器、防災機器等)及び通信制御部30を備えている。(A)は、センサ10と機器20が独立した装置として存在し、それらを制御する通信制御部30にそれぞれ接続される場合を示すものである。なお、通信制御部30は、センサ10又は機器20に内蔵されていてもよいし、独立したユニットとして構成してもよい。
また、(B)はセンサ10と通信制御部30が機器20の中に組み込まれて、全体として機器・センサ1を構成する場合を示したものである。
図1において、通信制御部30は、I/F31、通信部32、記憶部33、受光部(トリガ信号受信部の実施例)34、LED35(報知手段の実施例)及び制御部36を備えている。
I/F31は、センサ10及び機器20と制御部36とのインタフェースである。例えばコネクタ等である。
通信部32は、外部装置との間で無線若しくは有線での通信が可能な手段を備えている。例えば、イーサネット(登録商標)や無線LANが利用可能である。
記憶部33は、機器・センサ1の固有の識別情報である機器IDと、親/子情報(無線によるポーリング通信の場合のみ)が製造時に記憶される不揮発性メモリである。後述の3次元位置情報は、所定の場所に設置される時に、必要に応じて無線通信によってここに書き込まれる。
受光部34は、後述の施工ツール(レーザ発光器)から発信されたトリガ信号の一例である光(例えばレーザ)を受光可能な手段(例えばフォトトランジスタ等)を備え、レーザ光を受光した際に通信部32を介して、記憶部33内の機器IDを外部装置に送信する機能を備えている。
なお、光はレーザ光に限らず、日常の太陽光や照明光よりも強く、外光ノイズと区別ができるものであれば何でもよい。
また、レーザ光にパルス変調をかけることで、受光時の強い外光ノイズを除去したり、変調周波数を変えることによって、複数の施工ツールでの同時施工を可能とし、施工の確実性、施工時間の短縮等を図ることができる。
受光部34に付属する集光レンズは、レーザ光の入射角によらず、確実にレーザ光を受光するために設けられるものである。
LED35は、受光部34でレーザ光を受光した際に、点灯又は点滅することによってトリガ信号を受信したことを施工者(作業者)に報知する報知手段の実施例である。
制御部36は、演算制御を行うCPU、所定のプログラムを格納するROM、作業用メモリであるRAMを備え、通信部32、記憶部33及び受光部34及びLED35を含む機器・センサ1全体の動作を、所定のプログラムに従って制御する機能を備える。
図2は、機器・センサ1が設置される建物の天井の見取り図である。一般には、梁や柱など、建物を支持する支点間の距離を「スパン」と言うが、この明細書では、柱等で区分けされた区域を指すものとする。この実施例では、1スパンは7.5m×7.5mの大きさである。
そして、各スパンの中における機器・センサの位置を示す座標の原点(X0,Y0)を、各スパンの左上隅の座標で表す。図2の左下の表に示すように、たとえば、「スパン1」の原点は(0,0)、スパン8の原点は(7.5,7.5)である。
また、各階の床の絶対座標のZ座標(Z0)は、地表からの高さで表され、図2の右下の表のようになる。
このように、各階のスパンの原点の座標が定義されるので、各スパンにおける機器・センサの位置は、各スパンの原点の座標(X0,Y0)と、各機器・センサの各スパン内における相対的位置座標(X,Y)を用いて表すことができる。
すなわち、各機器・センサの絶対的な位置座標のXY座標は、(X0+X,Y0+Y)となる。
また、各階の天井の床面からの高さZ(例えば、3.65m)と各階の床面の絶対座標のZ座標(Z0)を用いると、各階の天井面のZ座標(絶対座標)は(Z0+3.65)となる。
図3は、本発明に係る、機器・センサの設置施工時に、当該機器・センサの機器IDとその設置場所の3次元位置情報とを紐付けて登録する方法の流れを説明するための図である。
まず、施工管理者が、設置しようとする機器・センサの施工マスタファイルを作成し、ネットワーク接続の設定を行う(ステップS1)。
ここで、「施工マスタファイル」の一例を図4に示す。この施工マスタファイルは、実際に機器・センサを施工する際に、設置される機器・センサの親子関係(ポーリング通信の場合に限る。)やグループ分けの設定並びに無線通信のためのチャンネルの設定を、設置位置の情報とともにテーブル化したものである。図4において、親/子の設定は、機器IDとともに、出荷時にすでに機器・センサ1の記憶部33に書き込まれている。また、無線通信のチャンネルは、施工時に機器・センサに付属されたディップスイッチで設定するか、施工後に通信ネットワークを介してあらためて設定し直してもよい。
また、図4における位置情報(X,Y)は各スパンの原点からの相対的な位置の座標であり、(Z)は5階の床面から天井までの高さを表す。
なお、図4の施工マスタファイルの機器IDの欄が空欄になっているが、後述のように、施工者が機器・センサから送信された機器IDを端末装置で受信し、ここに登録することにより、機器IDと位置情報が紐付けられる。
図3に戻って、施工者が施工マスタファイルに記載された通りの場所に、機器・センサの設置施工を行う(ステップS2)。
次に、施工者が機器・センサの電源をONし、ネットワーク接続を開通させる(ステップS3)。
そして、ネットワークを介して、機器・センサ1の記憶部33に格納されている機器IDを後述の端末装置3で受信し、施工マスタファイルの当該機器・センサの位置情報と紐付けて登録し、必要な場合にはその機器・センサ1の位置情報をネットワークを介して機器・センサ1の記憶部33に書き込む。そして、機器IDがすべて書き込まれた施工マスタファイルを後述のサーバ4に送り、保存/更新する(ステップS4)。なお、ステップS4の詳細な手順については後述する。
図5は、機器・センサ1の設置施工時のネットワーク接続の状態を示すブロック図である。グループごとに親機/子機の関係が設定され、親機1はゲートウェイ2を介してルータ5に接続される。ルータ5はネットワーク6に接続され、外部の機器・センサの制御端末に接続される。ネットワーク6は、例えばLANやインターネット等のWANが利用可能である。
また、ルータ5にはサーバ4も接続されており、サーバ4には施工マスタファイルが格納されている。
端末装置3は、ネットワークを介して機器・センサ1及びサーバ4との通信を行い、機器・センサ1から機器IDを受信したり、機器・センサ1に位置情報を送信したり、さらには、サーバに格納されている施工マスタファイルを読み出して更新したりする機能を備える。端末装置3のハードウェアとしては、無線通信機能を備えたPDA(Personal Digital Assistants)やノートパソコン、あるいはスマートホン等が利用可能である。
図6は、施工者が、機器・センサの設置施工時に、当該機器・センサの機器IDとその設置場所の3次元位置情報とを紐付けて登録するとともに、サーバ4にある施工マスタファイルを更新する作業について分かり易く説明するための図である。
図7は、図3のフローチャートのステップS4の処理をさらに詳細に展開したフローチャートである。
以下、適宜図6を参照しながら、図7に基づいて、本発明に係る機器・センサの設置施工時に、当該機器・センサの機器IDとその設置場所の3次元位置情報とを紐付けて登録する方法の流れを詳細に説明する。
まず、施工者が図6の施工ツール(レーザ発光器)を用いて、機器・センサ1の受光部34を狙ってレーザ光を照射するとともに、端末装置3の画面上において、その機器・センサ1を指定する(ステップS41)。
図8は、端末装置3の画面表示の一例を示す図である。端末装置3は、施工マスタファイルを読み込み、その位置情報のデータに基づいて、図8(A)のように機器・センサ1の設置レイアウト図を表示する。端末装置3の画面はタッチパネルになっている。
図8(A)の画面において、施工者が、例えば、スパン1の3番の機器・センサをタッチして指定すると、3番の機器・センサが特徴的に表示される(例えば緑色に変わる等)。
そして、図6のように施工ツールを用いて、3番の位置にある機器・センサ1の受光部34を狙ってレーザ光を照射すると、受光した機器・センサ1の受光部34にあるLED(報知手段)35が点灯あるいは点滅する。このようにLED点灯(又は点滅)で確認することにより、画面上で指定した機器・センサ1の位置と、実際にレーザ光を照射した機器・センサの位置が一致していることを確認することができる。もし、レーザ光を照射する機器・センサを間違えて、隣の機器・センサに照射してしまった場合は、隣の機器・センサのLEDが発光するので、図8(A)の画面で「キャンセル」ボタンを押下して、ステップS41からの処理をやり直す。
次に、レーザ光を受信した機器・センサ1は、ネットワークを介して機器IDを送信する(ステップS42)。図6では分かり易いように、機器・センサ1と端末装置3が直接無線通信を行っているように記載している。なお、図6のように端末装置3と機器・センサ1が直接無線通信を行うようにしてもよいことは言うまでもない。
端末装置3が、機器・センサ1から機器IDを受信すると(ステップS43)、図8(A)に示すように、受信した機器IDが画面に表示される。
そこで、端末装置3が受信した機器ID(例えば、「H0013」)と、指定した機器・センサ1の3次元位置情報とを紐付けて施工マスタファイルに登録する(ステップS44)。
これを具体的に説明する。図8(A)において、受信した機器IDが画面上に表示されたことを確認した施工者が、図8(A)において「登録」ボタンを押下すると、図8(B)の画面が表示され、3番の機器・センサ(No.1003)の機器IDの欄に「H0013」と入力され、これを確認することができる。
図8(B)の施工マスタファイルの所定の欄に機器IDが書き込まれたことを確認した施工者が、必要に応じて「位置情報送信」ボタンを押下すると、端末装置3からネットワークを介して、機器・センサ1に対して3次元位置情報が送信され、記憶部33に3次元位置情報が書き込まれる(ステップS45)。3次元位置情報とは、例えば、図8(B)に示すような、「階、天井高さ(3.65)、スパンNo.、スパンの原点からの相対位置座標(X,Y)等である。
1台の機器・センサに対しての上記ステップS41〜S45の処理が終了すると、図8(B)の画面において「戻る」ボタンを押下し、図8(A)の画面に戻り、次の機器・センサに対してステップS41〜S45の処理を行う。
なお、この実施形態では、ステップS45において、端末装置3からネットワークを介して、機器・センサ1に対して3次元位置情報を送信し、記憶部33に3次元位置情報を書き込む処理を行っているが、これは必要に応じて行うものであるので、省略が可能である。
「必要に応じて」とは、例えば、後日、施工マスタファイルが壊れたりしたときに、機器・センサの記憶部33に記憶されている機器IDと3次元位置情報を読み出して施工マスタファイルを修復できるように書き込んでおく場合や、何らかの制御上のトラブルが起きたときに、ある機器IDを持つ機器・センサが間違いなくその位置に設置されているかどうかを確認できるように3次元位置情報を書き込んでおく場合である。
また、実際の設置位置と予め施工マスタファイルに登録されている位置情報との間にズレがある場合は、実際の設置位置を計測し、図8(B)の画面において、「位置情報修正」ボタンを押してデータを修正する。
ステップS41〜S45の処理を、設置施工するすべての機器・センサに対して行い、それが完了したら(ステップS46のYES)、図8(B)の画面において、「ファイルの保存」ボタンを押下し、ネットワークを介してサーバ内の施工マスタファイルを更新する(ステップS47)。そして、図8(A)の画面に戻り、「終了」ボタンを押下して処理を終了する。
図9は、施工後に、新たに機器・センサを追加設置する場合若しくは設置位置を変更する場合、又は最初から施工マスタファイルには位置情報を登録しておかないで、施工時に現場で設置位置を計測して登録するような場合における処理の流れを示すフローチャートであり、本発明に係る方法の変形例である。また、図10はその作業について分かり易く説明するための図である。
図10と図6の違いは、3次元位置を計測する3次元位置計測装置がレーザ発光器を内蔵している点である。すなわち、3次元位置計測装置が機器・センサに対してレーザ光を照射するとともに、当該機器・センサの3次元位置を計測し、その3次元位置情報を端末装置に送信する機能を備えている点である。
さらに、図11は、この場合における施工マスタファイルの一例を示すものであり、図8(B)の画面と異なる点は、位置情報の(X,Y)のデータが記載されていないことである。
以下、本発明に係る方法の変形例について、図9を参照しつつ説明する。
まず、施工者が、3次元位置計測装置に内蔵されたレーザ発光器を用いて、機器・センサ1の受光部34を狙ってレーザ光を照射する(ステップS51)。
受光部34がレーザ光を受光すると、当該機器・センサが機器IDを送信する(ステップS52)。
次に、端末装置3が機器IDを受信すると(ステップS53)、その画面上に機器IDが表示される。
このとき、図10のように、レーザ光を受光した機器・センサ1の受光部34にあるLED(報知手段)35が点灯あるいは点滅しているので、施工者は、3次元位置計測装置を用いて、LED35が点灯あるいは点滅している機器・センサの3次元位置を計測する。計測した位置情報は3次元位置計測装置から無線(又は有線)によって端末装置3に送信される(ステップS54)。
端末装置3が計測された3次元位置情報を受信すると、すでに受信した機器IDと紐付けて、図11の施工マスタファイルに書き込む(ステップS55)。
次に、施工者が必要に応じて端末装置3から当該機器・センサに対して3次元位置情報を送信し、機器・センサ1の記憶部33に3次元位置情報を書き込む(ステップS56)。これは端末装置3からネットワーク6を介してでもよいし、端末装置3から直接無線通信によって機器・センサ1の通信部32を介して記憶部33に書き込んでもよい。
なお、この実施形態では、ステップS56において、端末装置3から機器・センサ1に対して3次元位置情報を送信し、記憶部33に3次元位置情報を書き込む処理を行っているが、これは必要に応じて行うものであるので、省略が可能である。
ステップS51〜S56の処理を、設置施工されたすべての機器・センサに対して行い、それが完了したら(ステップS57のYES)、ネットワークを介してサーバ内の施工マスタファイルを更新する(ステップS58)。
図12は、本発明に係る方法の変形例における3次元位置計測装置の他の例を示す図である。これは施工の効率化を図るため、サーバ4への通信機能と3次元スキャン機能を持つ電子セオドライト、トータルソリューション等のレーザ照射式測距・測角儀を利用し、機器・センサ1へのレーザ光照射と3次元位置計測を自動化したものである。
なお、施工マスタファイルを用いて、機器・センサ1を制御する方法には、下記のような形態が考えられるが、これに限定されないことは言うまでもない。
(1)施工マスタファイルがサーバ4にあり、これを使ってルータ5の下の機器を制御する。
(2)施工マスタファイルの一部をゲートウェイ2内の不揮発性メモリ(不図示)に書込み、ゲートウェイ2の下の機器をこの情報で制御する。
(3)施工マスタファイルの一部を親機1の記憶部33に書込み親機−子機の制御をこの情報で行う。
(4)施工マスタファイルの機器IDに対応する3次元位置情報を、その機器IDを持つ機器・センサの記憶部33に書込み、この情報で制御する。
上記の実施例では、機器・センサが天井に取り付けられた状態での処理について述べているが、機器・センサを取り付ける前に当該機器・センサから機器IDを読み出して施工マスタファイルに登録して紐付けしてもよいことは言うまでもない。
以上で実施形態の説明を終了するが、この発明において、各装置の具体的な構成、処理の内容、データの構成等は、実施形態で説明したものに限るものではない。本発明の主旨を損なわない範囲で変更することが可能である。
1:機器・センサ、3:端末装置、4:サーバ、6:ネットワーク、10:センサ、20:機器、30:通信制御部、31:I/F(インタフェース)、32:通信部、33:記憶部、34:受光部、35:LED(報知手段)

Claims (7)

  1. 建物の天井等の3次元空間に設置されるセンサ及び/又は機器(以下、「機器・センサ」という。)であって、該機器・センサは、
    通信部、記憶部、トリガ信号受信部及び制御部を備えるとともに、
    前記通信部は、外部装置との間で無線若しくは有線での通信が可能な手段を備え、
    前記記憶部は、前記機器・センサ固有の識別情報である機器IDを記憶し、
    前記トリガ信号受信部は、外部からのトリガ信号を受信する手段と、該トリガ信号を受信した時に前記通信部を介して前記機器IDを前記外部装置に送信する手段とを備え、
    前記制御部は、前記通信部、前記記憶部及び前記トリガ信号受信部を含む前記機器・センサ全体の動作を、所定のプログラムに従って制御することを特徴とする機器・センサ。
  2. 前記トリガ信号受信部が光を受信する受光手段を備え、さらに、前記トリガ信号を受信した際に光の点灯又は点滅によって受信を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の機器・センサ。
  3. 前記受光手段が、さらに集光手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の機器・センサ。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の機器・センサと、
    前記機器・センサが設置される場所の3次元位置情報を含む施工マスタファイルを格納するサーバと、
    該施工マスタファイルの3次元位置情報に基づいて前記機器・センサの設置場所が画面上に視覚的に表示される施工者の端末装置とがネットワークを介して相互に通信可能に接続され、
    前記機器・センサの設置施工時に、前記設置施工される機器・センサの前記機器IDと前記機器・センサが設置される場所の3次元位置情報とを紐付けて前記施工マスタファイルに登録する方法であって、
    該方法は、
    前記施工者が、前記端末装置の画面上において前記機器・センサを指定するとともに、前記機器・センサの前記トリガ信号受信部を狙ってトリガ信号を送信するステップと、
    前記トリガ信号受信部が前記トリガ信号を受信すると前記機器IDを送信するステップと、
    前記端末装置で前記機器IDを受信し、該受信した機器IDと前記指定した機器・センサの前記3次元位置情報とを紐付けて前記施工マスタファイルに登録するステップと、
    前記機器IDと前記3次元位置情報とが紐付けられた前記施工マスタファイルによって、前記ネットワークを介して前記サーバ内の施工マスタファイルを更新するステップとを備えたことを特徴とする方法。
  5. 請求項1乃至3のいずれかに記載の機器・センサと、
    前記機器・センサが設置される場所の3次元位置を計測する手段を備えた3次元位置計測装置と、
    前記機器・センサが設置される場所の前記3次元位置情報と前記機器IDとを紐付けて登録するための施工者の端末装置とがネットワークを介して相互に通信可能に接続され、
    前記機器・センサの設置施工時に、前記機器・センサの機器IDと前記3次元位置情報とを紐付けて登録する方法であって、
    該方法は、
    前記施工者が、前記機器・センサの前記トリガ信号受信部を狙ってトリガ信号を送信するステップと、
    前記トリガ信号受信部が前記トリガ信号を受信すると前記機器IDを送信するステップと、
    前記端末装置が前記機器IDを受信するステップと、
    前記3次元位置計測装置を用いて、前記機器IDを有する前記機器・センサの3次元位置を計測するステップと、
    前記端末装置が前記計測された3次元位置情報を受信し、受信した前記機器IDと前記計測された3次元位置情報とを紐付けて登録するステップとを備えたことを特徴とする方法。
  6. さらに、前記端末装置から前記ネットワークを介して、前記機器IDを持つ前記機器・センサに対して前記紐付けられた3次元位置情報を送信し、前記機器・センサの記憶部に前記3次元位置情報を前記機器IDと紐付けて書き込むステップを備えたことを特徴とする請求項4又は5に記載の方法。
  7. 前記3次元位置計測装置がトリガ信号発生手段を備え、該トリガ信号発生手段によって前記トリガ信号を送信することを特徴とする請求項5に記載の方法。

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